JPS6214941A - フエノ−ルの気相アルキル化用触媒 - Google Patents
フエノ−ルの気相アルキル化用触媒Info
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- JPS6214941A JPS6214941A JP61158095A JP15809586A JPS6214941A JP S6214941 A JPS6214941 A JP S6214941A JP 61158095 A JP61158095 A JP 61158095A JP 15809586 A JP15809586 A JP 15809586A JP S6214941 A JPS6214941 A JP S6214941A
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- Japan
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- catalyst
- weight
- phenol
- phase alkylation
- graphite
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/11—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms
- C07C37/16—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by reactions increasing the number of carbon atoms by condensation involving hydroxy groups of phenols or alcohols or the ether or mineral ester group derived therefrom
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/02—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the alkali- or alkaline earth metals or beryllium
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/20—Carbon compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J37/00—Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
- B01J37/0009—Use of binding agents; Moulding; Pressing; Powdering; Granulating; Addition of materials ameliorating the mechanical properties of the product catalyst
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルコールの気相アルキル化法及びこの方法
に適する触媒に関する。この気相アルキル化は、一方及
び/又は両方のオルト位に水素原子を有するフェノール
を、前記の触媒の存在下にアルコールと反応させてオル
ト位でアルキル化された相当するフェノールを生成する
ことにより行われる。
に適する触媒に関する。この気相アルキル化は、一方及
び/又は両方のオルト位に水素原子を有するフェノール
を、前記の触媒の存在下にアルコールと反応させてオル
ト位でアルキル化された相当するフェノールを生成する
ことにより行われる。
文献には、このアルキル化を触媒とする多数の系が記載
されている。しかし既知の触媒系は、少なくとも下記の
特性に関して常に欠点を有している。
されている。しかし既知の触媒系は、少なくとも下記の
特性に関して常に欠点を有している。
活性
オルト選択率(すなわち反応したフェノールに対するオ
ルト位のアルキル化について、の収率)アルカナール選
択率 寿命 触媒管の最大太さ 機械的安定性 触媒又は供給物への添加物(不活性材料)の必要性 米国特許3446856号明細書には、寿命がわずか7
5〜100時間で、そのメタノール選択率が40〜50
%に過ぎない酸化マグネシウムを基礎とする触媒が記載
されている。米国特許2448942号明細書に記載の
酸化アルミニウムを基礎とする触媒は、小さいオルト選
択率を有する点で不利である。英国特許1034500
号明細書には、500℃以上の反応温度を有し、すなわ
ち活性の低い酸化マグネシウム触媒が記載されている。
ルト位のアルキル化について、の収率)アルカナール選
択率 寿命 触媒管の最大太さ 機械的安定性 触媒又は供給物への添加物(不活性材料)の必要性 米国特許3446856号明細書には、寿命がわずか7
5〜100時間で、そのメタノール選択率が40〜50
%に過ぎない酸化マグネシウムを基礎とする触媒が記載
されている。米国特許2448942号明細書に記載の
酸化アルミニウムを基礎とする触媒は、小さいオルト選
択率を有する点で不利である。英国特許1034500
号明細書には、500℃以上の反応温度を有し、すなわ
ち活性の低い酸化マグネシウム触媒が記載されている。
西独特許出願Al263010号明細書による酸化マグ
ネシウム触媒は、機械的に安定な形にすることができな
い点で不利である。Fe / Sl / Crを基礎と
する触媒例えば西独特許出願A2428[]556号明
細に記載のものは、毒性について考慮を要する。西独特
許出願A3228713号明細書によるFe / S
i / Mgからの触媒系は、反応を等温的に行いうる
ために多数の帯域において加熱される炉に使用できる。
ネシウム触媒は、機械的に安定な形にすることができな
い点で不利である。Fe / Sl / Crを基礎と
する触媒例えば西独特許出願A2428[]556号明
細に記載のものは、毒性について考慮を要する。西独特
許出願A3228713号明細書によるFe / S
i / Mgからの触媒系は、反応を等温的に行いうる
ために多数の帯域において加熱される炉に使用できる。
西独特許出願人3149022号明細書には、Fe /
Cr / Ceからの触媒系が記載されており、この
場合はメタノールの分解を避けるため温度差を特別の手
段により小さく(5°C以下)保持しなげればならない
。
Cr / Ceからの触媒系が記載されており、この
場合はメタノールの分解を避けるため温度差を特別の手
段により小さく(5°C以下)保持しなげればならない
。
この手段は、管の狭い横断面((50mm )、それぞ
れ不活性材料による触媒の希釈及び生成物の希釈である
。西独特許出願03012357号明細書の触媒系は、
Fe / Si / Cr /アルカリ土類金属からの
複雑な四成分系であって、フェノールに対し大過剰のメ
タノールを用いなければならないことが欠点である。さ
らにメタノールの分解も起こる。西独特許出願A285
3452号明細書には、Mn / Si /アルカリ土
類金属からの触媒系が記載されており、この場合は反応
を円滑に進行させるために適当な不活性ガス例えば窒素
又は二酸化炭素を添加しなければならない。これは仕上
げ処理を困難にする。
れ不活性材料による触媒の希釈及び生成物の希釈である
。西独特許出願03012357号明細書の触媒系は、
Fe / Si / Cr /アルカリ土類金属からの
複雑な四成分系であって、フェノールに対し大過剰のメ
タノールを用いなければならないことが欠点である。さ
らにメタノールの分解も起こる。西独特許出願A285
3452号明細書には、Mn / Si /アルカリ土
類金属からの触媒系が記載されており、この場合は反応
を円滑に進行させるために適当な不活性ガス例えば窒素
又は二酸化炭素を添加しなければならない。これは仕上
げ処理を困難にする。
欧州特許出願B19476号明細書には、鉄及びガリウ
ムからの触媒系が記載されており、この場合はメタノー
ル選択率が70%より小さいことが欠点である。米国特
許4283574号によるMg / Ti /硫酸塩か
らの触媒系はオルト選択率が低い。西独特許出願人27
16055号明細書は銅及びクロムからの触媒に関し、
この場合は低い温度(250〜300°C)において活
性の小さいことが欠点である。変化率を高めるために温
度を高めると(例えば625°C)、メタノールがほと
んど完全に分解する。英国特許出願82089343号
明細書に記載のFe/Cu及びクロムからの触媒は、短
い操業期間ののちに活性及び選択率が失われることが欠
点である。
ムからの触媒系が記載されており、この場合はメタノー
ル選択率が70%より小さいことが欠点である。米国特
許4283574号によるMg / Ti /硫酸塩か
らの触媒系はオルト選択率が低い。西独特許出願人27
16055号明細書は銅及びクロムからの触媒に関し、
この場合は低い温度(250〜300°C)において活
性の小さいことが欠点である。変化率を高めるために温
度を高めると(例えば625°C)、メタノールがほと
んど完全に分解する。英国特許出願82089343号
明細書に記載のFe/Cu及びクロムからの触媒は、短
い操業期間ののちに活性及び選択率が失われることが欠
点である。
本発明の課題は、前記の欠点を有せず、そして活性の損
失なしに特に高い収率及び選択率において長い寿命を有
する、酸化マグネシウムを基礎とするフェノールの気相
アルキル化用触媒を提供することである。さらにこの触
媒を用いるフェノールの気相アルキル化法も本発明の対
象である。
失なしに特に高い収率及び選択率において長い寿命を有
する、酸化マグネシウムを基礎とするフェノールの気相
アルキル化用触媒を提供することである。さらにこの触
媒を用いるフェノールの気相アルキル化法も本発明の対
象である。
本発明はこの課題を解決するもので、アルカリ金属酸化
物として0.4重量%以下のアルカリを含有し、そして
グラファイト1〜8M量%(それぞれの量は触媒の全重
量に対する)により強 機械的に45i、、、化され、成形されそして熱処理さ
れたものであることを特徴とする、酸化マグネシウムを
基礎とするフェノニルの気相アルキル化用触媒である。
物として0.4重量%以下のアルカリを含有し、そして
グラファイト1〜8M量%(それぞれの量は触媒の全重
量に対する)により強 機械的に45i、、、化され、成形されそして熱処理さ
れたものであることを特徴とする、酸化マグネシウムを
基礎とするフェノニルの気相アルキル化用触媒である。
気相アルキル化法においては、水酸基に対し一方又は両
方のオルト位に水素原子を有するフェノールが用いられ
、これを酸化マグネシウムを基礎とする本発明の触媒を
用いてアルコールと反応させる。
方のオルト位に水素原子を有するフェノールが用いられ
、これを酸化マグネシウムを基礎とする本発明の触媒を
用いてアルコールと反応させる。
本発明の触媒の好ましい実施態様によれば、アルカリ金
属酸化物含量は触媒の全重量に対し0.05〜0.2重
量%特に0.1重量%である。
属酸化物含量は触媒の全重量に対し0.05〜0.2重
量%特に0.1重量%である。
好ましいアルカリ成分はナトリウムイオンである。しか
し他のアルカリイオン例えばリチウム、カリウム、ルビ
ジウム及びセシウムを用いることもできる。
し他のアルカリイオン例えばリチウム、カリウム、ルビ
ジウム及びセシウムを用いることもできる。
2重量%含有することが好ましい。
触媒は全体として普通の形、例えば環、ペレット、球又
は円錐の形を有していてよい。
は円錐の形を有していてよい。
本発明の触媒の成形は、好ましくは錠剤化により行われ
る。次いでこれを550〜700℃好ましくは600〜
650℃において充分な時間好ましくは1時間熱処理す
る。
る。次いでこれを550〜700℃好ましくは600〜
650℃において充分な時間好ましくは1時間熱処理す
る。
本発明の触媒は意外にも、技術水準に関して冒頭に記載
された欠点を有しない。変化率はほとんど定量的であり
、高いオルト選択率が保証される。触媒の寿命は著しく
長い。2000時間の操業時間ののちにも、活性の認め
うる低下は起こらず、選択率は不変である。
された欠点を有しない。変化率はほとんど定量的であり
、高いオルト選択率が保証される。触媒の寿命は著しく
長い。2000時間の操業時間ののちにも、活性の認め
うる低下は起こらず、選択率は不変である。
組成が前記の範囲外になると触媒の性質が劣化する。ア
ルカリ含量がより低いと寿命が短(なる一方、アルカリ
含量がより高いと活性及びメタノール選択率が低下する
。
ルカリ含量がより低いと寿命が短(なる一方、アルカリ
含量がより高いと活性及びメタノール選択率が低下する
。
グラファイト含量が前記の量より少ないと錠剤化が困難
になる。より高いグラファイト含量は、寿命、活性及び
オルト選択率を低下させる。
になる。より高いグラファイト含量は、寿命、活性及び
オルト選択率を低下させる。
他の有機の錠剤化助剤は同様に寿命及び活性を低下させ
る。無機の錠剤゛化助剤は不適当である。
る。無機の錠剤゛化助剤は不適当である。
棒状体は機械的に安定でない。低い温度での熱処理はオ
ルト選択率を低下させ、前記より高い温度では不活性化
が生じる。
ルト選択率を低下させ、前記より高い温度では不活性化
が生じる。
本発明による気相アルキル化法においては、フェノール
、アルコール及び場合により水からの出発混合物を常法
により蒸発させ、そして反応器に供給する。触媒は好ま
しくは管中に配置される。温度は加熱媒質例えば塩浴に
より、400〜500℃好ましくは420〜480℃に
される。
、アルコール及び場合により水からの出発混合物を常法
により蒸発させ、そして反応器に供給する。触媒は好ま
しくは管中に配置される。温度は加熱媒質例えば塩浴に
より、400〜500℃好ましくは420〜480℃に
される。
本発明の気相アルキル化法においては、なんら希釈しな
いでも又は追加の加熱帯域なしでも、強い温度上昇いわ
ゆる「熱点」が避けられる。
いでも又は追加の加熱帯域なしでも、強い温度上昇いわ
ゆる「熱点」が避けられる。
これにより例えばフェノールとメタノールの反応におい
て、公知方法の場合よりも高い85〜95%のメタノー
ル選択率が得られる。「熱点」が生じないので、50朋
より大きい直径を有する反応管を使用できる。
て、公知方法の場合よりも高い85〜95%のメタノー
ル選択率が得られる。「熱点」が生じないので、50朋
より大きい直径を有する反応管を使用できる。
本発明方法においてフェノール変化率はほとZ 1
+# c!:x Jl−ff+ −n 七−プ、
J−n、 L :W 七) 1+、+
OC01) M高く、数日間の操業時間ののちに
も97〜98%である。
+# c!:x Jl−ff+ −n 七−プ、
J−n、 L :W 七) 1+、+
OC01) M高く、数日間の操業時間ののちに
も97〜98%である。
本発明の触媒の活性は、きわめて長い操業時間ののちに
低下した場合には、反応管中で窒素/酸素混合物を用い
て再生することができる。
低下した場合には、反応管中で窒素/酸素混合物を用い
て再生することができる。
本発明の気相アルキル化法においては、水酸基に対し一
方又は両方のオルト位に水素原子を有するフェノールを
用いることができる。非置換フェノール、置換されたフ
ェノール、非置換ナフトール例えばα−ナフトール又は
置換されたナフトールを使用できる。非置換フェノール
が特に好ましい。
方又は両方のオルト位に水素原子を有するフェノールを
用いることができる。非置換フェノール、置換されたフ
ェノール、非置換ナフトール例えばα−ナフトール又は
置換されたナフトールを使用できる。非置換フェノール
が特に好ましい。
アルコールとしては、脂肪族の、飽和又は不飽和の一級
、二級又は三級アルコールが用いられる。その例はメタ
ノール、エタノール、n −プロパツール、インプロパ
ツール、n−ブタノール、イソブタノール、三級ブタノ
ール、二級ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
オクタツール及びデカノールである。メタノール、エタ
ノール及びインプロパツールが特に好ましい。
、二級又は三級アルコールが用いられる。その例はメタ
ノール、エタノール、n −プロパツール、インプロパ
ツール、n−ブタノール、イソブタノール、三級ブタノ
ール、二級ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
オクタツール及びデカノールである。メタノール、エタ
ノール及びインプロパツールが特に好ましい。
本発明方法により例えばメタノールを使用して、次のフ
ェノール類を相当する有価生成物に変えることができる
。フェノールからO−クレゾール及び/又は2.6−ジ
メチルフェノール、0−クレゾールカラ2,6−ジメチ
ルフェノール、m−クレゾール又は2,3−ジメチルフ
ェノールかう2.3.6− トリメチルフェノール、p
−フレチルフェノール、3.4−ジメチルフェノールか
ら2.4.5− )ジメチルフェノール、2,3.4−
トリメチルフェノールから2.3,4.6−チトラメチ
ルフエノール、2.5−ジメチルフェノールから2.3
.6−トリメチルフェノール、4−三級ブチルフェノー
ルから2,6−シメチルー4−三級ブチルフェノール。
ェノール類を相当する有価生成物に変えることができる
。フェノールからO−クレゾール及び/又は2.6−ジ
メチルフェノール、0−クレゾールカラ2,6−ジメチ
ルフェノール、m−クレゾール又は2,3−ジメチルフ
ェノールかう2.3.6− トリメチルフェノール、p
−フレチルフェノール、3.4−ジメチルフェノールか
ら2.4.5− )ジメチルフェノール、2,3.4−
トリメチルフェノールから2.3,4.6−チトラメチ
ルフエノール、2.5−ジメチルフェノールから2.3
.6−トリメチルフェノール、4−三級ブチルフェノー
ルから2,6−シメチルー4−三級ブチルフェノール。
α−ナフトールとメタノールとの反応により、例えば2
−メチル−α−ナフトールを製造できる。フェノールを
エタノールと反応させると、例えば2−エチルフェノー
ル及び2.6−ジメチルフェノールを製造できる。フェ
ノールをイソプロパツールと反応させると、例えば2−
イソプロピルフェノールを製造できる。
−メチル−α−ナフトールを製造できる。フェノールを
エタノールと反応させると、例えば2−エチルフェノー
ル及び2.6−ジメチルフェノールを製造できる。フェ
ノールをイソプロパツールと反応させると、例えば2−
イソプロピルフェノールを製造できる。
フェノールからジアルキル誘導体を製造する場合は、最
初に生成したモノアルキル誘導体を反応器中に返送する
ことができる。
初に生成したモノアルキル誘導体を反応器中に返送する
ことができる。
本発明の触媒は、アルカリ金属酸化物として計算して、
触媒の全重量に対し0〜0.4重量ののアルカリを含有
する。
触媒の全重量に対し0〜0.4重量ののアルカリを含有
する。
実施例1
加熱しうる固定床反応器に、グラファイト2%を添加し
て錠剤化され(5朋の球状)、そして650℃で1時間
熱処理された0、1%のNa2O含量を有する酸化マグ
ネシウム450 mlを充填する。465℃の触媒温度
で、フェノール、0−クレゾール、メタノール及び水か
らのモル比1:1:10:4の混合物442.5 g/
時を蒸気の形で、長さ60c!rIの触媒帯域を通して
常圧で導通する。排出される反応混合物を凝縮し、主と
して水素、−酸化炭素、二酸化炭素から成るガス状成分
を除去する。メタノール及び水を蒸留除去したのち、下
記の組成の混合物が残留する。
て錠剤化され(5朋の球状)、そして650℃で1時間
熱処理された0、1%のNa2O含量を有する酸化マグ
ネシウム450 mlを充填する。465℃の触媒温度
で、フェノール、0−クレゾール、メタノール及び水か
らのモル比1:1:10:4の混合物442.5 g/
時を蒸気の形で、長さ60c!rIの触媒帯域を通して
常圧で導通する。排出される反応混合物を凝縮し、主と
して水素、−酸化炭素、二酸化炭素から成るガス状成分
を除去する。メタノール及び水を蒸留除去したのち、下
記の組成の混合物が残留する。
フェノール 1.6%0−クレゾー
ル 31.1%2.6−ジメチルフェノ
ール 66.9%オルト選択率及びメタノール選択率
は98%ならびに89%である。42日の操業期間のの
ち、この触媒はわずかな活性損失をも示さなかった。
ル 31.1%2.6−ジメチルフェノ
ール 66.9%オルト選択率及びメタノール選択率
は98%ならびに89%である。42日の操業期間のの
ち、この触媒はわずかな活性損失をも示さなかった。
比較例1
固定床反応器に、グラファイト2%を添加して錠剤化さ
れた(2〜3羽の球状)0.1%のNano含量を有す
る酸化マグネシウム(これは750°Cで1時間熱処理
された)5Qmlを充填した。長さ60mの触媒帯域を
通して、フェノール、0−クレゾール、メタノール及び
水からのモル比1:1:10:4の混合物59.4g/
hを蒸気状で導通した。触媒活性が低いため、触媒帯域
中の温度を520℃にしなければならない。凝集された
排出物を仕上げ処理したのち、下記の成分が得られた。
れた(2〜3羽の球状)0.1%のNano含量を有す
る酸化マグネシウム(これは750°Cで1時間熱処理
された)5Qmlを充填した。長さ60mの触媒帯域を
通して、フェノール、0−クレゾール、メタノール及び
水からのモル比1:1:10:4の混合物59.4g/
hを蒸気状で導通した。触媒活性が低いため、触媒帯域
中の温度を520℃にしなければならない。凝集された
排出物を仕上げ処理したのち、下記の成分が得られた。
フェノール 13.8%0−クレゾ
ール 68.8%2.6−ジメチルフェ
ノール 15.5%オルト選択率及びメタノール選択
率は96%ならびに41%であった。この触媒はすでに
1で 5日の操業期間、輸次第に活性が低下し始めた。
ール 68.8%2.6−ジメチルフェ
ノール 15.5%オルト選択率及びメタノール選択
率は96%ならびに41%であった。この触媒はすでに
1で 5日の操業期間、輸次第に活性が低下し始めた。
゛比較例2
Na201.0%が添加され、グラファイト2%を添加
して錠剤化され、そして650℃で1時間熱処理された
酸化マグネシウムを使用した。
して錠剤化され、そして650℃で1時間熱処理された
酸化マグネシウムを使用した。
反応条件は比較例1と同様で、仕上げ処理された凝縮物
中に下記の成分が検出された。
中に下記の成分が検出された。
フェノール 26.9%0−クレゾー
ル 596%2.6−ジメチルフェノー
ル 7.7%オルト選択率及びメタノール選択率は
90.3%ならびに37%であった。この触媒は最初か
ら低い活性水準を5日の操業期間も保持できなかった。
ル 596%2.6−ジメチルフェノー
ル 7.7%オルト選択率及びメタノール選択率は
90.3%ならびに37%であった。この触媒は最初か
ら低い活性水準を5日の操業期間も保持できなかった。
比較例3
Na20含量が0.1%でグラファイト10%と共に錠
剤化されそして650℃で1時間熱処理された酸化マグ
ネシウムを触媒として、比較例1と同様にして、ただし
490℃で試験した。
剤化されそして650℃で1時間熱処理された酸化マグ
ネシウムを触媒として、比較例1と同様にして、ただし
490℃で試験した。
仕上げ処理された凝縮排出混合物中に下記の成分が検出
された。
された。
フェノール 5.2%0−クレゾー
ル 55.8%2.6−シメチルフエノ
ール 36.5%オルト選択率及びメタノール選択率
は96%ならびに42.2%であった。この触媒は30
日の操業期間中に著しい活性の低下を示した。
ル 55.8%2.6−シメチルフエノ
ール 36.5%オルト選択率及びメタノール選択率
は96%ならびに42.2%であった。この触媒は30
日の操業期間中に著しい活性の低下を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アルカリ金属酸化物として0.4重量%以下のアル
カリを含有し、そしてグラファイト1〜8重量%(それ
ぞれの量は触媒の全重量に対する)により機械的に強化
され、成形されそして熱処理されたものであることを特
徴とする、酸化マグネシウムを基礎とするフェノールの
気相アルキル化用触媒。 2、アルカリ金属酸化物含量が0.05〜0.2重量%
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
の触媒。 3、アルカリ成分としてナトリウムイオンを含有するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の触媒。 4、グラファイトを1.5〜3重量%含有することを特
徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の触媒。 5、550〜700℃において熱処理することにより得
られたものであることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項に記載の触媒。 6、錠剤化により成形されたものであることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載の触媒。 7、触媒が、アルカリ金属酸化物として0.4重量%以
下のアルカリを含有し、そしてグラファイト1〜8重量
%(それぞれの量は触媒の全重量に対する)により機械
的に強化され、成形されそして熱処理された酸化マグネ
シウムを基礎とする触媒を使用して、水酸基に対し一方
又は両方のオルト位に水素原子を有するフェノールを、
アルコールにより気相アルキル化する方法。
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