JPS62148734A - シンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野〕 本発明は、台所の流し台に備えて調理の際の水洗いを行
うシンクに関する。

〔従来の技術〕

従来、流し台のシンクの一般的な構成として、一つのシ
ンクを備えるシングルシンクの外に、第４図に示すよう
に大シンク５０と小シンク５１を並設したダブルシンク
がある。

このダブルシンク型では、大、小シンク５０．５１の双
方に給水できるように、水栓５２をそれぞれの中間位置
に配置することが通常である。また、大シンク５０の排
水口５３は小シンク５１の排水配管との関係から小シン
ク５１側に偏った位置に設けることが一般的である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようなシンク構造において、大シンク５０を使用す
る場合にはその中に洗いボール５４をセットし、これに
水を溜めて食器や野菜、果物等の食品類を洗う作業を行
う。そして、粗洗いから仕上げ洗いまでの間に、洗いポ
ール５４内の水を廃棄するとともに、新しい水を水栓５
２から給水する手順が通常である。

しかし、洗いボール５４に水栓５２から給水するために
は、この洗いボール５４を水栓５２側に寄せる必要があ
り、このときには洗いボール５４は小シンク５１側に偏
っている排水口５３の上に位置することになる。したが
って、食器洗いの後に洗いボール５４からの水を廃棄し
て再び水栓５２から給水する場合には、洗いボール５４
が排水口５３の上を被覆する状態となっているので、排
水口５３からの排水が速やかでなく、大シンク５０内に
滞留する時間が長くなる。

このように、排水に時間がかかると、滞留水の水はねに
よって〆先いポール５４内の水が汚れてしまう結果とな
り、衛生面で不適当であり、快適な流し台作業に支障を
きたす。

また、水栓５２からの給水によって、食器や食品を流し
洗いする場合、排水口５３の排水金具に蓋をしていない
ときにこれらを落としてしまうと、排水口５３に溜まっ
ている汚物が付着したり、傷を付けてしまうという問題
もある。

本発明は以上のような問題に鑑みて案出されたものであ
り、シンクでの水洗い作業において、排水口からの排水
が速やかに行え、食器や食品を水栓からの水で流し洗い
しているときに落としてもそのｌη染や破損を防止する
ことを目的とする。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、以
上の目的を達成するために、シンク後部の左右いずれか
一方に片寄せして水栓を配置し、かつ該水栓とは逆方向
に片寄せして排水口を設けたことを特徴とする。

このようなシンクに対する水栓と排水口との位置関係に
よって、水栓からの給水を受ける洗いボールが排水口を
被ｍＬない状態とし、廃棄水を速やかに排水口から排出
できろ。

〔実施例〕

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。

第１図は本発明に係るノンクの平面図、第２図は一部切
欠正面図である。

シンク１は大シンク２と小シンク３とを持つダブルシン
ク型で、両シンク２．３間には給水用の水栓４を立設し
、小シンク３の排水口５は該小シンク３の略中央に位置
している。

大シンク２の排水口６は咳大シンク３の中央部よりも小
シンク３から離れる側に偏って位置し、底壁７をこの排
水口６が最低レヘルとなるように傾斜状態に形成してい
る。なお、両シンク２，３の排水口５．６にはそれぞれ
排水管に接続する排水金具（図示せず）を連結する。

大シンク２で食器や食品類を水洗いする場合、従来例で
も述べたようにその中に洗いポール八をセットし、水栓
４から給水し、粗洗いから仕上げ洗いまでの間に水を何
度か入れ換える。

この作業において、本発明の大シンク２では、水栓４か
ら給水可能な位置となるように洗いボールＡをセットす
ると、排水口６は図示のように洗いボールＡから離れた
位置にあり、その上方は開放状態となる。したがって、
洗いボールΔからの水を大シンク２内に廃棄して直ぐに
洗いボールＡを元の位置にセットしても、排水口６はこ
の洗いボール八で被覆されることはなく、排水を速やか
に行うことができる。

このように、排水口６を水栓４より離れた位置に設けた
ことによって、洗いボールＡを用いての流し作業では、
大シンク２内に水が滞留することがないので、衛生的に
食器や食品類を取り扱うことができる。

また、洗いボールＡを大シンク２内に置かずに水栓４か
ら流し水で食器や食品を洗う場合に、これらを落として
もその洗浄位置の下には排水口６は位置していないので
、排水口６の１６ａを閉じ忘れていたとしても、食器や
食品が内部に至ることはない。したがって、食器及び食
品に汚物が付着したり傷が付いたりする心配は全くなく
、安全にかつ衛生的に作業できる。

第３図はシングルシンク型の場合を示す平面図で、これ
は前記の大シンク２と同様に排水口６を水栓４部分から
離れるようにシンク中央部よりも偏って設けたもので、
第１図において小シンク３を切除したものと同様の構成
となっている。

なお、以上の実施例において、水栓４はシンク１に立設
する構成としたが、背部の壁面に固定した水栓としても
よい。

〔発明の効果〕

本発明のシンクにおいては、洗いボールを用いる流し作
業の場合には、この洗いボールが排水口を被覆すること
がないので、廃棄した水を速やかに排出でき、また滞留
水による汚染を伴うことなく即時に洗いボールに給水で
きるので、衛生的にかつ効率良く作業できる。更に、水
栓からの水により品物を流し洗いする場合、水栓の直下
には排水口が位置しないので、排水口内に入り込むこと
はなく、破損等を生しることなく作業できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシンクの平面図、第２図は同一部
切欠正面図、第３図は他の実施例を示す平面図、第４図
は従来例の平面図である。 １：シンク　　　　　２：大シンク ３：小シンク　　　　４：水栓 ５．６：排水口　　　７：底壁 Ａ：洗いポール 特許出願人　　　　　東陶機器株式会社代理人　　手掘
　益（ほか２名） 第１図 第　２　＠ 第３図 第４因 ＤＩ　　　　５Ｑ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、シンク後部の左右いずれか一方に片寄せして水栓を
   配置し、かつ該水栓とは逆方向に片寄せして排水口を設
   けたことを特徴とするシンク。