JP3067482U - 流し台 - Google Patents
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- JP3067482U JP3067482U JP1999007092U JP709299U JP3067482U JP 3067482 U JP3067482 U JP 3067482U JP 1999007092 U JP1999007092 U JP 1999007092U JP 709299 U JP709299 U JP 709299U JP 3067482 U JP3067482 U JP 3067482U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 野菜の下処理作業が効率良く行えると共に節
水もできる流し台(50)を提供すること。 【解決手段】 複数の独立したシンク部(1)(2)(3) が連
続して配設されているシンク群を具備し、前記各シンク
部(1)(2)(3) の構成壁のうち、次のシンク部との境界壁
(11)(21)(31)には、前記構成壁の他の部分よりも低く設
定されたオーバーフロー部(16)(26)(36)が設けられてお
り、前記シンク群の一方端に位置する第1シンク部(1)
から他方端に位置する最終シンク部(4) までの各オーバ
ーフロー部は(16)(26)(36)順次低くなるように設定され
ているとともに、第1シンク部(1)にのみ給水されるよ
うにしたこと。
水もできる流し台(50)を提供すること。 【解決手段】 複数の独立したシンク部(1)(2)(3) が連
続して配設されているシンク群を具備し、前記各シンク
部(1)(2)(3) の構成壁のうち、次のシンク部との境界壁
(11)(21)(31)には、前記構成壁の他の部分よりも低く設
定されたオーバーフロー部(16)(26)(36)が設けられてお
り、前記シンク群の一方端に位置する第1シンク部(1)
から他方端に位置する最終シンク部(4) までの各オーバ
ーフロー部は(16)(26)(36)順次低くなるように設定され
ているとともに、第1シンク部(1)にのみ給水されるよ
うにしたこと。
Description
【0001】
この考案は流し台、特に、複数のシンク部を具備する業務用の流し台に関する ものである。
【0002】
ホテルや飲食店等の厨房内に配設されている従来の流し台で、野菜の下処理を する際には、まず、前記流し台に設けられているシンクに水を張り、野菜の一次 洗いを行う。この時、野菜についている土や泥を洗い落とすと共に不要な葉や根 等を取り除き、廃棄する。そして、前記シンク内の水を全て排水すると共にシン ク内に付着した土や泥等を洗い流し、その後、再度同じシンクに水を溜めて二次 洗いが行われる。さらに、必要な場合は、シンク内の水を再度入れ替えて、三次 、四次洗い等が行われる。
【0003】
上記のような従来の流し台では、溜め水でいくつもの野菜の一次洗いを行うた め、シンクに溜めた水はすぐに汚くなってしまい、何度もシンクに溜めた水を入 れ替えなければならない。このように、従来の流し台では、野菜の一次洗いから 仕上洗いまでの下処理作業段階で、野菜を洗う作業を一次中断して、シンクに溜 めた水を排水してシンクを洗う作業と、前記シンクに水を溜める作業とを、何度 も繰り返して行わなければならない。このため、野菜の下処理に時間がかかり、 効率が悪い上に、野菜を洗うために大量の水が必要であるから不経済であるとい う問題がある。
【0004】 本考案は、野菜の下処理作業が効率良く行えると共に節水もできる流し台を提 供することを課題とする。 <1項>
【0005】
前述した課題を解決するために講じた本考案の解決手段は、『複数の独立した シンク部が連続して配設されているシンク群を具備し、前記各シンク部の構成壁 のうち、次のシンク部との境界壁には、前記構成壁の他の部分よりも低く設定さ れたオーバーフロー部が設けられており、前記シンク群の一方端に位置する第1 シンク部から他方端に位置する最終シンク部までの各オーバーフロー部は順次低 くなるように設定されていると共に、前記第1シンク部に給水されるようにした 』ことである。
【0006】 上記解決手段はつぎのように作用する。 前記第1シンク部に給水して水を溜める。第1シンク部を構成している構成壁 のうち、次の第2シンク部との境界壁には他の構成壁よりも低く設定されている オーバーフロー部が形成されているから、第1シンク部に溜った水はこのオーバ ーフロー部を越えて前記第2シンク部内へ流れ込む。このように、第1シンク部 側が上流端となり、これに給水された水は、各オーバーフロー部を順に越えなが ら、下流端に位置する最終シンク部にまで順に流れていくこととなる。尚、前記 オーバーフロー部は、前記境界壁全体に設けられる構成でも、境界壁の一部分に 設けられる構成でもどちらでも良い。前者の場合は、境界壁全体がオーバーフロ ー部として機能することとなる。
【0007】 そして、最終シンク部に溜った水で、野菜等の一次洗いを行う。一次洗いを終 えた前記野菜は、前記最終シンク部から一つ上流側寄りのシンク部に移動させ、 その中に溜った水で二次洗いを行う。この作業を繰り返しながら、最終的に最上 流端に位置する第1シンク部内で仕上げ洗いが行われる。下流側に位置するシン ク部の水は上流側に位置するシンク部内へ逆流することはないから、上流側に位 置するシンク部の水は、その下流側に位置するシンク部の水よりも常にきれいな 水が用意された状態となる。
【0008】 <2項> 上記1項の発明において、『前記最終シンク部のさらに下流側にくず入れ部を 設けると共に、前記くず入れ部の底面に排水口を設けた』ものでは、前記最終シ ンク部で一次洗いの際に生じた野菜くず等は、そのさらに下流側に設けられたく ず入れ部に廃棄する。前記くず入れ部には、最終シンク部から使用済みの汚水が 流れ込んで来るが、くず入れ部の底面には排水口を設けてあるから、くず入れ部 に流れ込んで来る前記汚水は排水口から外部に排出させることができる。
【0009】 <3項> 前記1項又は2項の発明において、『各シンク部各々に給水口及び排水口が設 けられている』ものでは、各シンク部毎に給水及び排水が可能であるから、各シ ンク部各々を通常のシンクとして個別に使用することができる上に、各シンク部 毎を洗浄することができる。
【0010】 <4項> 前記1項、2項又は3項の発明において、『前記シンク群を構成する各シンク 部の大きさ形状は、全て同一とした』ものでは、構成壁のうち境界壁の全部又は 一部がオーバーフロー部として他の部分よりも低く構成された形状の同じ大きさ の複数のシンク部を連続して配設させることにより前記したようなシンク群が構 成されることとなる。例えば、上流側のシンク部のオーバーフロー部に、その下 流側に位置させる次のシンク部の境界壁以外の他の構成壁の上辺を一致させるよ うにして、複数のシンク部を順に配設させていく。これにより、下流側に位置す るシンク部は、その上流側に隣接するシンク部よりも、各シンク部のオーバーフ ロー部と他の構成壁との高さの差に相当する長さだけ、下方に順にずれた態様で 配設されることとなる。
【0011】 <5項> 前記各項の発明において、『前記各オーバーフロー部に沿って、下流側のシン ク部に張り出す廂部がそれぞれ設けられている』ものでは、例えば、最終シンク 部内で野菜の一次洗いの作業中に、野菜に付着していた泥や洗浄後の汚水等が上 流側に位置する次の二次洗い用のシンク部側へ撥ねた場合でも、これら泥や汚水 は、両者の境界壁のオーバーフロー部に沿って、前記最終シンク部内に張り出す ように設けられている廂部に当たって撥ね返ることとなり、上流側に位置する次 のシンク部内に入ることはない。尚、境界壁全域がオーバーフロー部として機能 させる場合には、前記境界壁の全域に沿って廂部が設けられ、前記境界壁の一部 分にのみオーバーフロー部を設ける構成の場合は、そのオーバーフロー部形成域 にのみ前記廂部を設けておけば良い。 又、前記廂部は、水平に張り出すように設ける他、各シンク部の内方に向かっ て上昇又は降下する傾斜面によって構成されるものとしても良い。
【0012】
本考案は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。 下流端に位置する最終シンク部から上流端に位置する第1シンク部まで、野菜 等を順に移動させながら各シンク部内に溜った水で、一次洗いから最終的な仕上 洗いまでを連続して行うことができるから、ホテルやレストラン等の厨房内にお いて野菜の下処理が連続して効率よく短時間で行えることとなる。又、上流側に 位置するシンク部内にはそれよりも下流側に位置するシンク部内の水よりも常に きれいな水が用意されている上に、水は連続的に流れており、各シンク部には汚 水が貯留したままとなることはないから、衛生的に処理することができる。さら に、下流側のシンク部に溜まる水は上流側のシンク部からオーバーフローして来 た水を利用する構成となっているから、水に無駄がなく、節水効果も生じること となる。
【0013】 2項の発明では、最終シンク部で一次洗いを行うと同時に使用できない葉や根 等の野菜くずを、その下流側のくず入れ部に捨てることができるから、下処理が さらに効率的に行うことができる。又、このくず入れ部には、最終シンク部から の汚水が流れてくるが、この汚水はくず入れ部に設けられた排水口から外部に排 出することができるから、くず入れ部に汚水が溜ることがない。
【0014】 3項の発明では、各シンク部の用途が野菜の下処理に限定されるものではなく 、さらに使い勝手の良い流し台を提供することができる。
【0015】 4項の発明では、シンク群を構成する各シンク部は全て同じ大きさ形状のシン ク部を採用することができるから、流し台を安価に製作することができる上に、 どのシンク部においても、同じ要領で野菜等を洗うことができるので、一層、使 い勝手が良いものとなる。
【0016】 5項の発明では、下流側のシンク部内の汚水によって、その上流側のシンク部 内の水が不用意に汚染される不都合を確実に防止することができる。
【0017】
以下、本願考案の実施の形態を、図示例と共に説明する。 図1は本発明の実施の形態の流し台(50)の正面図であり、図2はその平面図、 さらに、図3は、図1の右側面図を示している。
【0018】 本発明の実施の形態の流し台(50)は、1つの大きな横長の大シンク(5) 内に3 つの第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) と、1つの残菜入れ部(4) を組み込ん だ形式のもので、大シンク(5) の後端側には給水機構が内蔵されたパネル部(51) が直立している。
【0019】 尚、この実施の形態の流し台(50)では、図1の向かって右端のシンク部が第1 シンク部(1) 、第1シンク部(1) の左隣が第2シンク部(2) 、さらにその左隣が 第3シンク部(3) となっており、前記第3シンク部(3) の左隣には、残菜入れ部 (4) が設けられている。そして、パネル部(51)の正面板のうち、第1シンク部(1 ) の中央に相当する箇所、第2シンク部(2) と第3シンク部(3) との間に相当す る箇所のそれぞれに、給水用のカラン(10)(20)が設けられており、第3シンク部 (3) の後方に対応する大シンク(5) の後面側構成壁(53)の上面には、給水及び給 湯用のプレリンスシャワー(30)が配設されている。
【0020】 前記カラン(10)(20)は180度回動自在とし、プレリンスシャワー(30)は大シ ンク(5) 内全域に給水或は給湯可能とする。 又、各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) 及び残菜入れ部(4) の底面には、 それぞれ排水口(13)(23)(33)(43)が設けられている。
【0021】 第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) は、図2に示すように、横幅及び奥行き は各々540mmの平面正方形状に設定されており、大シンク(5) の上端から各 シンク部の底部までの深さは、第1シンク部(1) が250mm、第2シンク部(2 ) が290mm、第3シンク部(3) と残菜入れ部(4) がそれぞれ330mmと、 図1に示すように、順に40mmずつ深くなるように構成されている。
【0022】 各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) 各々の向かって右側の構成壁(12)(22) (32)の高さは全て250mmに設定されており、これに対向し且それぞれの左側 に隣接する次のシンク部(2)(3)及び残菜入れ部(4) との境界壁(11)(21)(31)の高 さは、前記右側の構成壁(12)(22)(32)よりも全域的にそれぞれ40mm低く構成 されている。
【0023】 尚、第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) の前面側構成壁(52)及び後面側構成 壁(53)としては、大シンク(5) のそれらを共有する関係とする。
【0024】 具体的には、第1シンク部(1) の右側の構成壁(12)の上辺は、大シンク(5) の 右端上辺部に一致しており、第1シンク部(1) の境界壁(11)の上辺と第2シンク 部(2) の右側の構成壁(22)の上辺とは、第1連結片部(14)を介して連結されてお り、第2シンク部(2) の境界壁(21)の上辺と第3シンク部(3) の右側の構成壁(3 2)とは、第2連結片部(24)を介して連結されており、さらには、第3シンク部(3 ) の境界壁(31)の上辺と残菜入れ部(4) の右側の構成壁(42)の上辺とは、第3連 結片部(34)を介して連結された構成となっている。
【0025】 尚、第1、第2、第3連結片部(14)(24)(34)は、それぞれ水平に設けられてい ると共に、第2シンク部(2) 、第3シンク部(3) 、残菜入れ部(4) の内方へ張り 出すようにそれぞれ延長しており、その延長片部は、それぞれ、第1、第2、第 3廂部(15)(25)(35)として機能することとなる。
【0026】 各境界壁(11)(21)(31)の高さは、上記したように、各第1、第2、第3シンク 部(1)(2)(3) における右側の構成壁(12)(22)(32)の高さよりも40mm低く設定 されていると共に、第1シンク部(1) の境界壁(11)は第2シンク部(2) の構成壁 (22)と、第2シンク部(2) の境界壁(21)は第3シンク部(3) の構成壁(32)と、第 3シンク部(3) の境界壁(31)は残菜入れ部(4) の構成壁(42)と、それぞれ水平な 第1、第2、第3連結片部(14)(24)(34)で連結された構成となっているから、第 1連結片部(14)は大シンク(5) の上辺部よりも、第2連結片部(24)は第1連結片 部(14)よりも、第3連結片部(34)は第2連結片部(24)よりもそれぞれ40mmず つ低く位置するように構成されることとなる。これに応じて、各シンク部(1)(2) (3) の底面も、図3に示すように、順に40mmずつ下方にずれて位置するよう に配設されることとなる。
【0027】 言い換えれば、各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) の前面側構成壁(52)及 び後面側構成壁(53)の上辺は、全て同じ高さであることから、前面側構成壁(52) 及び後面側構成壁(53)の上端から、第1、第2、第3連結片部(14)(24)(34)まで の深さは、40mmずつ深く位置する関係となる。これら第1、第2、第3連結 片部(14)(24)(34)全域が、大シンク(5) 内における、各第1、第2、第3シンク 部(1)(2)(3) のオーバーフロー部(16)(26)(36)としてそれぞれ機能することとな る。 尚、残菜入れ部(4) の底面は、前記第3シンク部(3) の底面と同じ水平位置と なるように、その深さは設定されているものとする。
【0028】 この実施の形態の大シンク(5) で、野菜の下処理を行うには、カラン(10)から 第1シンク部(1) 内に給水し、第1シンク部(1) 内に水を溜める。第1シンク部 (1) 内に溜った水は、他の構成壁よりも低く位置する前記第1連結片部(14)(オ ーバーフロー部(16))を越えて、第2シンク部(2) 内へ溢れ出る。そして、第1 シンク部(1) からの溢れ出た水が第2シンク部(2) 内に溜ると、前記と同様に、 他の構成壁よりも低く形成されている第2連結片部(24)(オーバーフロー部(26) )を越えて水は第3シンク部(3) に溜っていくこととなる。
【0029】 この第3シンク部(3) に溜った水を利用して、野菜の一次洗いを行う。この一 次洗いで、野菜に付着している土や泥を洗い落とすと同時に、余分な葉や根等を 取り除き、それら残菜は残菜入れ部(4) 内に廃棄する。
【0030】 残菜入れ部(4) 内には、前記第3シンク部(3) の第3連結片部(34)を越えた水 が流れ込むこととなるが、残菜入れ部(4) の排水口(43)を開状態としておけば、 第3シンク部(3) から第3連結片部(34)(オーバーフロー部(36))を介して残菜 入れ部(4) へ流れ込んだ水は、前記排水口(43)から外部へ排水させることができ る。
【0031】 第3シンク部(3) で一次洗いが完了した野菜は、第3シンク部(3) から第2シ ンク部(2) に移され、第2シンク部(2) 内に溜っている水で二次洗いが行われる 。その後、さらに、第2シンク部(2) から第1シンク部(1) へ移されて、第1シ ンク部(1) 内で仕上洗いが行われる。
【0032】 この実施の形態の流し台(50)では、第3シンク部(3) から第1シンク部(1) へ 野菜を順に移動させるだけで、野菜の一次洗いから仕上洗いまでの一連の下処理 作業が連続して行うことができるから、使い勝手が良いものとなる。又、第2シ ンク部(2) への給水は第1シンク部(1) からのオーバーフロー水を利用し、第3 シンク部(3) への給水は第2シンク部(2) からのオーバーフロー水を利用してい るから、水に無駄がない上に、上流側のシンク部には下流側のシンク部よりも常 にきれいな水が溜っており、これが逆流することはないから、衛生的である。
【0033】 さらに、第2、第3シンク部(2)(3)又は残菜入れ部(4) の上流側の上方には、 第1、第2、第3廂部(15)(25)(35)がそれぞれ張り出しており、これら廂部(15) (25)(35)によって、下流側に位置する残菜入れ部(4) 又は第3、第2シンク部(3 )(2)内から、泥等の汚物や汚水が上流側に撥ねた場合でも、その上流側にそれぞ れ位置する第3、第2、第1シンク部(3)(2)(1) 内の水が汚染されるといった不 都合を確実に防止することができる。
【0034】 特に、最も汚れた水が溜る残菜入れ部(4) 内へ張り出させた第3廂部(35)は他 の第1、第2廂部(15)(25)よりも大きく張り出すように構成されており、残菜入 れ部(4) の汚水や泥等の第3シンク部(3) 内への侵入を確実に防止している。
【0035】 使用後は、各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) の排水口(13)(23)(33)をそ れぞれ開いて、内部に溜った水を排水させる。そして、各第1、第2、第3シン ク部(1)(2)(3) 内を洗浄液で洗浄した後、プレリンスシャワー (30) からのシャ ワー水で、各シンク部内の洗浄液を洗い流せば良い。
【0036】 尚、この実施の形態の流し台(50)のパネル部(51)には、カラン(10)(20)が設け られているから、各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) に個別に給水すること もできる。よって、第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) は必ずしも上記したよ うに、連続して使用する必要はなく、野菜の下処理以外にも利用することができ ることは言うまでもない。
【0037】 上記実施の形態の流し台(50)では、各第1、第2、第3シンク部(1)(2)(3) の 境界壁(11)(21)(31)全体を他の構成壁よりも低く設けて、各境界壁(11)(21)(31) の上辺に続く第1、第2、第3連結片部(14)(24)(34)全域をオーバーフロー部と したが、図4に示すように、第1、第2、第3連結片部(14)(24)(34)を前面側構 成壁(52)及び後面側構成壁(53)と同じ高さに設けると共にその一部分を低く構成 し、その低く構成された部分を、各々のオーバーフロー部(16)(26)(36)として機 能させても良い。この場合でも、オーバーフロー部(16)(26)(36)の高さは、第1 シンク部(1) から残菜入れ部(4) に向かって順に低くなるように設定されている ものとする。
【図1】本発明の実施の形態の流し台の正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】他の実施の形態の流し台の概略説明図。
(1) (2) (3) ・・・・・シンク部 (11)(21)(31)・・・・・境界壁 (16)(26)(36)・・・・・オーバーフロー部 (50)・・・・・・・・・流し台 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の独立したシンク部が連続して配設
されているシンク群を具備し、 前記各シンク部の構成壁のうち、次のシンク部との境界
壁には、前記構成壁の他の部分よりも低く設定されたオ
ーバーフロー部が設けられており、 前記シンク群の一方端に位置する第1シンク部から他方
端に位置する最終シンク部までの各オーバーフロー部は
順次低くなるように設定されていると共に、 前記第1シンク部に給水されるようにしたことを特徴と
する流し台。 - 【請求項2】 請求項1の記載の流し台において、前記
最終シンク部のさらに下流側にくず入れ部を設けると共
に、前記くず入れ部の底面に排水口を設けた流し台。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の流し台におい
て、各シンク部各々に給水口及び排水口が設けられてい
る流し台。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の流し台にお
いて、前記シンク群を構成する各シンク部の大きさ形状
は、全て同一とした流し台。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記載の流し台
において、前記各オーバーフロー部に沿って、下流側の
シンク部に張り出す廂部がそれぞれ設けられている流し
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007092U JP3067482U (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999007092U JP3067482U (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3067482U true JP3067482U (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=43201009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999007092U Expired - Lifetime JP3067482U (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 流し台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067482U (ja) |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP1999007092U patent/JP3067482U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |