JPS6214872Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214872Y2 JPS6214872Y2 JP1982191203U JP19120382U JPS6214872Y2 JP S6214872 Y2 JPS6214872 Y2 JP S6214872Y2 JP 1982191203 U JP1982191203 U JP 1982191203U JP 19120382 U JP19120382 U JP 19120382U JP S6214872 Y2 JPS6214872 Y2 JP S6214872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- section
- alternating current
- supply device
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010891 electric arc Methods 0.000 claims description 9
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- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アーク放電を利用した光線治療器の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来、炭素棒をアーク放電させてアークの連続
発光による光線を適宜の患部に照射し治療する光
線治療器が知られているが、その外観は第1図の
ようである。
発光による光線を適宜の患部に照射し治療する光
線治療器が知られているが、その外観は第1図の
ようである。
すなわち図において、1′は放射器本体、2′は
炭素棒、3′は電源装置、4′はハンドル、5′は
スライドセツト、6′はスタンド、7′,7″はコ
ード、8′は操作パネルで、アーク放電は実用上
交流100V、50Hz〜60Hzによつて行なわれてお
り、電流が正から負(又は負から正)への切り替
え時(つまり一方向への放電開始時)の高い電圧
を得るため、第2図のようにチヨーク(リアクト
ル)9′を使用し、遅れ電流を流して電流ゼロ時
の電圧を高くするようにしている。
炭素棒、3′は電源装置、4′はハンドル、5′は
スライドセツト、6′はスタンド、7′,7″はコ
ード、8′は操作パネルで、アーク放電は実用上
交流100V、50Hz〜60Hzによつて行なわれてお
り、電流が正から負(又は負から正)への切り替
え時(つまり一方向への放電開始時)の高い電圧
を得るため、第2図のようにチヨーク(リアクト
ル)9′を使用し、遅れ電流を流して電流ゼロ時
の電圧を高くするようにしている。
ところが、このような治療器では、使用時にブ
ーンという燃焼音が発生するため使用者に耳ざわ
りで不快感を与えるし、このような唸りの発生は
電気エネルギの無駄を招く。また、その電源装置
の重量・寸法が大きく、高齢者等にとつては器具
の移動、取扱いが不便となる問題点もあり、この
問題点を解消するためには放射器本体1′と前記
電源装置3′とを分離しコード7″によりこれらを
接続しなければならないし、アーク燃焼も不安定
で斑があり、治療効果も不充分になり勝ちである
などの問題点のあるものであつた。
ーンという燃焼音が発生するため使用者に耳ざわ
りで不快感を与えるし、このような唸りの発生は
電気エネルギの無駄を招く。また、その電源装置
の重量・寸法が大きく、高齢者等にとつては器具
の移動、取扱いが不便となる問題点もあり、この
問題点を解消するためには放射器本体1′と前記
電源装置3′とを分離しコード7″によりこれらを
接続しなければならないし、アーク燃焼も不安定
で斑があり、治療効果も不充分になり勝ちである
などの問題点のあるものであつた。
本考案は、従来のものの上記諸々の問題点を適
確に排除し、不快音が発生せず小型・軽量化が可
能で、しかもアーク放電も安定して行なえる、高
性能で取扱いが簡便な光線治療器を提供するもの
であり、前記唸り音の発生防止のため種々実験を
重ねる過程で得られた知見に基づき完成されたも
のである。
確に排除し、不快音が発生せず小型・軽量化が可
能で、しかもアーク放電も安定して行なえる、高
性能で取扱いが簡便な光線治療器を提供するもの
であり、前記唸り音の発生防止のため種々実験を
重ねる過程で得られた知見に基づき完成されたも
のである。
すなわち本考案は、アーク放電を行なわせるた
めの電極燃焼部を備えた灯体と、該電極燃焼部に
所定の交流電圧をかけるための交流電源装置とを
備えて成り、該交流電源装置はコンバータ部とイ
ンバータ部とを備え、交流を一旦直流に変換した
のち該直流を高周波の交流に変換し、さらに該高
周波の交流を前記電極燃焼部に与えるように構成
されていることを特徴とする光線治療器である。
めの電極燃焼部を備えた灯体と、該電極燃焼部に
所定の交流電圧をかけるための交流電源装置とを
備えて成り、該交流電源装置はコンバータ部とイ
ンバータ部とを備え、交流を一旦直流に変換した
のち該直流を高周波の交流に変換し、さらに該高
周波の交流を前記電極燃焼部に与えるように構成
されていることを特徴とする光線治療器である。
アーク放電を行なわせる方法としては、上記従
来方法のほかに、通常は低電圧にしておいて瞬間
的に電圧を高くする方法もとられてはいるが、リ
アクトルが不要となる代わりにかなり複雑な高電
圧発生用の電子回路を必要とする欠点が伴う。
来方法のほかに、通常は低電圧にしておいて瞬間
的に電圧を高くする方法もとられてはいるが、リ
アクトルが不要となる代わりにかなり複雑な高電
圧発生用の電子回路を必要とする欠点が伴う。
これに対し本考案は、一般家庭用に供給される
交流を一旦直流に整流し、この直流を更に高周波
の交流に変換したものを炭素棒に供給するように
高周波回路を組み込んで交流電源装置と成し、該
装置と、炭素棒を有する電極燃焼部を備えた灯体
とを組み合わせて構成した光線治療器である。
交流を一旦直流に整流し、この直流を更に高周波
の交流に変換したものを炭素棒に供給するように
高周波回路を組み込んで交流電源装置と成し、該
装置と、炭素棒を有する電極燃焼部を備えた灯体
とを組み合わせて構成した光線治療器である。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第3図は光線治療器全体の電気回路図を示
しており、一般家庭用に供給されるAC100Vをダ
イオードとコンデンサを備えたコンバータ回路2
1によつて140Vの直流に変換し、これをIC回路
22、センタタツプのトランス23、及びGTO
又は2個のパワートランジスタ24を備えたイン
バータ回路25によつて上記直流を左右にスイツ
チングし、第5図に示すような矩形波を作り、ト
ランス23の巻数比を変えることにより第6図の
ような25Vの矩形波高周波を作り、この高周波の
交流電圧を電極燃焼部たる炭素棒2,2に付加す
るものである。
ると、第3図は光線治療器全体の電気回路図を示
しており、一般家庭用に供給されるAC100Vをダ
イオードとコンデンサを備えたコンバータ回路2
1によつて140Vの直流に変換し、これをIC回路
22、センタタツプのトランス23、及びGTO
又は2個のパワートランジスタ24を備えたイン
バータ回路25によつて上記直流を左右にスイツ
チングし、第5図に示すような矩形波を作り、ト
ランス23の巻数比を変えることにより第6図の
ような25Vの矩形波高周波を作り、この高周波の
交流電圧を電極燃焼部たる炭素棒2,2に付加す
るものである。
このような回路により、約20KHzの高周波が形
成され、従来のAC100Vに比べはるかに静かで安
定なアーク放電が得られる。なお、コンバータ回
路21にコンデンサを組み込まないと、高周波の
最大電圧が刻々変動してしまい波打つた形(へび
が複数のたまごを呑み込んだ形状)となり、アー
ク放電が不安定になり実用にならない。
成され、従来のAC100Vに比べはるかに静かで安
定なアーク放電が得られる。なお、コンバータ回
路21にコンデンサを組み込まないと、高周波の
最大電圧が刻々変動してしまい波打つた形(へび
が複数のたまごを呑み込んだ形状)となり、アー
ク放電が不安定になり実用にならない。
次に、本考案の効果を具体的に列挙すると、唸
り音についてはこれが殆ど感じられなくなり、ア
ーク放電の回数が飛躍的に増大し、放射される光
線は均一で安定したものとなり治療効果も向上す
るうえ、電気エネルギの光エネルギへの変換率も
著しく増大して省エネルギ的治療が行なえると共
に、装置が熱を帯びて部品を損傷したり火傷をし
たりする必配も無くなるので装置の使用寿命も長
くなる。また本考案の装置では、第4図のように
電源装置3の寸法・重量とも第1図の従来のもの
に比べ1/10〜1/20と著しく小型・軽量化され(従
来装置では、電源装置3だけでも約10Kgとな
る)、この結果、片手で容易に装置全体を移動さ
せることができるようになり、使い勝手も大幅に
改善される。
り音についてはこれが殆ど感じられなくなり、ア
ーク放電の回数が飛躍的に増大し、放射される光
線は均一で安定したものとなり治療効果も向上す
るうえ、電気エネルギの光エネルギへの変換率も
著しく増大して省エネルギ的治療が行なえると共
に、装置が熱を帯びて部品を損傷したり火傷をし
たりする必配も無くなるので装置の使用寿命も長
くなる。また本考案の装置では、第4図のように
電源装置3の寸法・重量とも第1図の従来のもの
に比べ1/10〜1/20と著しく小型・軽量化され(従
来装置では、電源装置3だけでも約10Kgとな
る)、この結果、片手で容易に装置全体を移動さ
せることができるようになり、使い勝手も大幅に
改善される。
なお、第4図において1は放射器本体、4はハ
ンドル、6はスタンド、7はコード、8は操作パ
ネルであり、従来の電源装置3′は著しく小型・
軽量化された電源装置3に改良されている。
ンドル、6はスタンド、7はコード、8は操作パ
ネルであり、従来の電源装置3′は著しく小型・
軽量化された電源装置3に改良されている。
以上述べたように、本考案は交流電源装置を高
周波回路を組み込んで形成して構成したことによ
り、従来のチヨークを使用したものに比べて省エ
ネルギ的に、静かで安定したアーク燃焼が得られ
るうえ、小型・軽量で放射器本体との一体化が可
能となり、しかも取扱い及び保守・点検も簡便に
行なえるなどの実益がある。
周波回路を組み込んで形成して構成したことによ
り、従来のチヨークを使用したものに比べて省エ
ネルギ的に、静かで安定したアーク燃焼が得られ
るうえ、小型・軽量で放射器本体との一体化が可
能となり、しかも取扱い及び保守・点検も簡便に
行なえるなどの実益がある。
第1図は従来装置の側面図、第2図はその電気
回路図、第3図は本考案の実施列の電気回路図、
第4図はその側面図、第5図、第6図は高周波の
波形図である。 1……放射器本体、2……炭素棒、3……電源
装置、4……ハンドル、6……スタンド、7……
コード、8……操作パネル、21……コンバータ
回路、22……IC回路、23……トランス、2
4……パワートランジスタ、25……インバータ
回路。
回路図、第3図は本考案の実施列の電気回路図、
第4図はその側面図、第5図、第6図は高周波の
波形図である。 1……放射器本体、2……炭素棒、3……電源
装置、4……ハンドル、6……スタンド、7……
コード、8……操作パネル、21……コンバータ
回路、22……IC回路、23……トランス、2
4……パワートランジスタ、25……インバータ
回路。
Claims (1)
- アーク放電を行わせるための電極燃焼部を備え
た灯体と、該電極燃焼部に所定の交流電圧をかけ
るための交流電源装置とを備えて成り、該交流電
源装置はコンバータ部とインバータ部とを備え、
交流を一旦直流に変換したのち該直流を高周波の
交流に変換し、さらに該高周波の交流を前記電極
燃焼部に与えるように構成されていることを特徴
とする光線治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19120382U JPS5996041U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 光線治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19120382U JPS5996041U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 光線治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996041U JPS5996041U (ja) | 1984-06-29 |
JPS6214872Y2 true JPS6214872Y2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=30411798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19120382U Granted JPS5996041U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 光線治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996041U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51114949A (en) * | 1975-03-20 | 1976-10-09 | Dentsply Int Inc | Ultraviolet ray device |
JPH063820U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-18 | 晴幸 奥田 | 段ボール製容器 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP19120382U patent/JPS5996041U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51114949A (en) * | 1975-03-20 | 1976-10-09 | Dentsply Int Inc | Ultraviolet ray device |
JPH063820U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-18 | 晴幸 奥田 | 段ボール製容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996041U (ja) | 1984-06-29 |
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