JP4520553B2 - 超短波治療器の出力制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、人体に超短波を照射して温熱治療を行う超短波治療器の制御方法に関し、特に出力電力の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
超短波治療器では従来より、人体の患部に与える実効的な温熱効果の制御方法として主に出力電力を変化させる方法が行われている。
出力電力の制御方法として、電力のピーク値を変える方法、出力時間(パルス幅)を変える方法および出力繰り返し周期を変える方法等が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上述のいずれの方法によっても出力電力を制御することが可能であるが、人体に与える温熱効果や危険度が把握されていないという課題があった。
【0004】
本発明はこのような背景の下になされたもので、人体の患部を有効に温熱治療することができる超短波治療器の出力電力制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、コードを介して接続された治療導子を人体の患部に当て、該導子から超短波を照射して温熱治療を行う超短波治療器の出力制御方法であって、
出力される超短波が小出力電力の範囲ではピ−ク出力値または所定の出力時間(パルス幅)の繰り返し周期を変えて平均電力を制御し、ピークパワーが最大値に達した後は前記繰り返し周期を変化させて平均電力を制御することを特徴とする。
【0006】
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の超短波治療器の出力制御方法において、前記繰り返し周期と前記出力時間(パルス幅)の制御は、CPUによる制御パルス列により高周波電力増幅回路のドライブ電源をON/OFFして行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実施形態による超短波治療器の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は超短波治療器本体であり、ここで生成された出力が治療導子2に給電され、温熱治療が行われる。
【0008】
超短波治療器1は、超短波周波数を発振する発振回路3、発振信号を増幅する増幅回路4、治療導子2に給電するための電力増幅を行う電力増幅回路5、給電回路のインピーダンス整合をとるためのインピーダンス整合回路6、電力増幅回路5に直流電力を供給する直流電源7、装置全体の制御を行うとともに直流電圧制御回路8を制御して電力増幅回路5に与える直流電圧のON/OFFおよび直流電圧の電圧値を制御する信号を与えるCPU9から構成されている。
【0009】
つぎに、図2によって出力のピーク値、出力時間、および繰り返し周波数(繰り返し周期)の関係について説明する。図のWpが出力のピーク値を表し、CPU9の指示で直流電圧制御回路8により電力増幅回路5に与える直流電圧の大きさを変化させることによって制御される。また、PWは出力時間(パルス幅)であり、この期間だけ直流電圧が電力増幅回路に与えられ、超短波が出力される。また、1/fは繰り返し周期であり、通常繰り返し周波数f(Hz)で表すことが多い。
以下、この発明の位置実施形態による超短波治療器の出力制御方法について説明する。
【0010】
▲1▼連続して出力される超短波のピーク出力値を変化させる連続モードによる出力制御方法;
この出力制御方法は、CPU9の指示で直流電圧制御回路8によって電力増幅回路に与える直流電圧の大きさを制御する方法である。
【0011】
▲2▼出力される超短波の所定の出力時間(パルス幅)と所定の繰り返し周期との組み合わせに対してピーク出力値を変化させるピークパワー可変パルスモードによる出力制御方法;
図3に、この出力制御方法の設定例を示す。出力設定(平均)に対し、繰り返し周波数は400(Hz)、出力時間(パルス幅)は500μsに固定され、ピーク出力Wpのみを変化させて出力制御を行う方法である。
【0012】
▲3▼出力される超短波のピーク出力値を最大値として固定し、段階的に設定された所定の繰り返し周期のうちいずれか一の前記周期に対して出力時間(パルス幅)を段階的に変化させる出力制御方法;
図4に、この出力制御方法の設定例を示す。例えば、5Wの出力設定(平均)に対し、繰り返し周波数が25Hzから600Hzまで6段階に分類され、それぞれの繰り返し周波数に対応する出力時間(パルス幅)は2.5msから0.104msまでの組み合わせから選択することができる。
これは、同じデューティ比による同じ出力でも異なる効果を得るために行われる。
【0013】
▲4▼出力される超短波が小出力電力の範囲ではピ−ク出力値または所定の出力時間(パルス幅)の繰り返し周期を変えて平均電力を制御し、ピークパワーが最大値に達した後は前記繰り返し周期を変化させて平均電力を制御する出力制御方法;
図5に、この出力制御方法の設定例を示す。
出力設定「微」、平均出力が6Wのとき、出力時間(パルス幅)PWは500μsに固定され、ピーク出力Wpを15Wとし、繰り返し周波数を800Hzとする。
【0014】
出力設定「弱」、平均出力が15Wのときは、ピーク出力Wpを30Wとし、繰り返し周波数を1000Hzとして所定の出力を得る。
また、出力設定「中」、平均出力が30Wのときは、ピーク出力Wpを80Wとし、繰り返し周波数を750Hzとして所定の出力を得る。
さらに、出力設定「強」で平均出力が40Wのときは、ピーク出力Wpは80Wが最大値なのでこの値を使い、繰り返し周波数を1000Hzに上げて所定の出力を得る。
【0015】
以上、本発明の一実施形態の動作を図面を参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、図3から図5に示したピーク出力の値、繰り返し周波数、出力時間(パルス幅)等の設定値は、設定の一例を示したものであり、この設定値に限られるものではない。
【0016】
【発明の効果】
これまでに説明したように、この発明によれば、超短波出力のピーク値の制御と、出力パルスのデューティ比および繰り返し周波数を選択できるようにしたので、効率的に温熱治療を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による超短波治療器の構成を示すブロック図。
【図2】 超短波のピーク出力と出力時間(パルス幅)、繰り返し周波数を説明するための図。
【図3】 所定の出力時間(パルス幅)と所定の繰り返し周期との組み合わせに対してピーク出力値を変化させる場合の設定例を示す図表。
【図4】 ピーク出力値を最大値として固定し、段階的に設定された所定の繰り返し周期のうちいずれか一の前記周期に対して出力時間(パルス幅)を段階的に変化させる場合の設定例を示す図表。
【図5】 小出力電力の範囲ではピ−ク出力値または所定の出力時間(パルス幅)の繰り返し周期を変えて平均電力を制御し、ピークパワーが最大値に達した後は前記繰り返し周期を変化させて平均電力を制御する場合の設定例を示す図表。
【符号の説明】
1…超短波治療器
2…治療導子
3…発振回路
4…増幅回路
5…電力増幅回路
6…インピーダンス整合回路
7…直流電源
8…直流電圧制御回路
9…CPU

Claims (2)

  1. コードを介して接続された治療導子を人体の患部に当て、該導子から超短波を照射して温熱治療を行う超短波治療器の出力制御方法であって、
    (1)連続して出力される超短波のピーク出力値を変化させる連続モードによる出力制御方法;
    (2)出力される超短波の所定の出力時間(パルス幅)と所定の繰り返し周期との組み合わせに対してピーク出力値を変化させるピークパワー可変パルスモードによる出力制御方法;
    (3)出力される超短波のピーク出力値を最大値として固定し、段階的に設定された所定の繰り返し周期のうちいずれか一の前記周期に対して出力時間(パルス幅)を段階的に変化させる出力制御方法;
    (4)出力される超短波が小出力電力の範囲ではピ−ク出力値及び所定の出力時間(パルス幅)の繰り返し周期を変えて平均電力を制御し、ピークパワーが最大値に達した後は前記繰り返し周期を変化させて平均電力を制御する出力制御方法;のうち、いずれか一を選択できるようにした出力制御方法。
  2. 前記繰り返し周期と前記出力時間(パルス幅)の制御は、
    CPUによる制御パルス列により高周波電力増幅回路のドライブ電源をON/OFFして行うことを特徴とする請求項1に記載の出力制御方法。
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