JPS62148429A - 血糖値低下剤 - Google Patents
血糖値低下剤Info
- Publication number
- JPS62148429A JPS62148429A JP60289802A JP28980285A JPS62148429A JP S62148429 A JPS62148429 A JP S62148429A JP 60289802 A JP60289802 A JP 60289802A JP 28980285 A JP28980285 A JP 28980285A JP S62148429 A JPS62148429 A JP S62148429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood sugar
- reaction
- lowering agent
- melanoidine
- diabetes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は血糖値低下剤に関する。
糖尿病は、インスリ/の作用不足によって引き起こされ
た物質代謝の異常状態であり、かつ遺伝的背景を基盤と
して発症因子が加って発症する遺伝性疾患で、冒血糖、
尿糖及び血管合併症によって特徴づけられる。
た物質代謝の異常状態であり、かつ遺伝的背景を基盤と
して発症因子が加って発症する遺伝性疾患で、冒血糖、
尿糖及び血管合併症によって特徴づけられる。
従来、糖尿病とは1口渇、多床、多食、全身の倦怠感な
どを主な症状とする病気で、尿を調べるとブドウ糖の存
在が確認され、しかも明らかな高血糖が認められるもの
を相称した。しかし1元来糖尿病は一つの独立した本体
をもっているわけではなく、多面性をもった症候群であ
るとも考えられており、若年型糖尿病(インスリン依存
性糖尿病)、成人型糖尿病(インスリン非依存性)に分
類されている。
どを主な症状とする病気で、尿を調べるとブドウ糖の存
在が確認され、しかも明らかな高血糖が認められるもの
を相称した。しかし1元来糖尿病は一つの独立した本体
をもっているわけではなく、多面性をもった症候群であ
るとも考えられており、若年型糖尿病(インスリン依存
性糖尿病)、成人型糖尿病(インスリン非依存性)に分
類されている。
これら疾患は進行するに従い糖尿病性腎症、糖尿病性網
膜症、糖尿病性神経障害を合併し、最終的に死にいたる
こともある。
膜症、糖尿病性神経障害を合併し、最終的に死にいたる
こともある。
而して、糖尿病の原因としては、肥満、成長。
加齢、感染、ストレス、甲状腺機能光進症、先端肥大症
、クツン/グ症候群等の内分泌異常が考えられている。
、クツン/グ症候群等の内分泌異常が考えられている。
これらの症状の一時的な緩和法として、イアスリン注射
治療がある。イノスリンの注射にエリ血糖値が低下し、
すみやかに症状が軽減する。しかし治療を中正すると再
ひもとの症状が出現する。
治療がある。イノスリンの注射にエリ血糖値が低下し、
すみやかに症状が軽減する。しかし治療を中正すると再
ひもとの症状が出現する。
この治療法は、特に若年型糖尿病、すなわちイ/スリン
依存型糖尿病に有効であるが、はんの一時的な症状緩和
にすぎない。
依存型糖尿病に有効であるが、はんの一時的な症状緩和
にすぎない。
また、生活療法として食事療法及び運動療法があるが、
いずれも満足な予防、治療法ではない。
いずれも満足な予防、治療法ではない。
従って、単なる一時的な症状の緩和ではなく。
効果に持続性のある血糖値低下剤の開発が望まれていた
。
。
斯かる実状において1本発明者らは上記問題点を解決す
べく鋭意研究を行なったところ、メラノイジン若しくは
その前駆物質に優れた持続性血糖低下作用があることを
見出し、不発明を完成した。
べく鋭意研究を行なったところ、メラノイジン若しくは
その前駆物質に優れた持続性血糖低下作用があることを
見出し、不発明を完成した。
すなわち本発明は、有効成分としてメラノイジン若しく
はその前駆物質を含有する血糖値低下剤を提供するもの
である。
はその前駆物質を含有する血糖値低下剤を提供するもの
である。
本発明で使用するメラノイジンとは1次に示すアミノカ
ルボニル反応(メイラード反応ともいう)によって生成
する最終生成物をいい、またその前駆物質とは、この反
応において生成する中間生成物をいうつ (a) 初期アミノカルボニル反応 (bl 中期アミノカルボニル反応 レダクトン すなわちアミノカルボニル反応は、アミン基を含有する
化合物とカルボニル基を含有する化合物との反応である
。原料化合物でるるアミン基金含有する化合物としては
1例えばリジン、メチオニン、トリプトファン、ロイ/
ン、プロリン、グルタミン酸、アスパラギ/酸、アラニ
ノ、バリ/。
ルボニル反応(メイラード反応ともいう)によって生成
する最終生成物をいい、またその前駆物質とは、この反
応において生成する中間生成物をいうつ (a) 初期アミノカルボニル反応 (bl 中期アミノカルボニル反応 レダクトン すなわちアミノカルボニル反応は、アミン基を含有する
化合物とカルボニル基を含有する化合物との反応である
。原料化合物でるるアミン基金含有する化合物としては
1例えばリジン、メチオニン、トリプトファン、ロイ/
ン、プロリン、グルタミン酸、アスパラギ/酸、アラニ
ノ、バリ/。
イソロイシン、グリフy等のアミノ酸、及びこれらアミ
ノ酸のアミノ酸残基分有するペプチド、り/バク質、含
窒素配糖体等が挙げられる。また。
ノ酸のアミノ酸残基分有するペプチド、り/バク質、含
窒素配糖体等が挙げられる。また。
カルボニル基金含有する化合物としては、グルコース、
マルトース、フルクトース、ラクトース等の還元糖、脂
質、及び酸化されてカルボキシル基を生じるアスコルビ
ン酸等が挙げられる0アミノ力ルボニル反応は、常法に
従って行なうことができるが、カルボニル基を含有する
化合物の種類に応じて反応条件を次の如く選択するのが
好ましい。すなわちカルボニル基を含有する化合物がグ
ルコース等の還元糖の場合、アミノ基金有する化合物と
還元糖を混合し、30℃以上で放置する。放置のみで容
易に反応は進行し、アルカリ条件下はど速やかに進行す
る。脂質の場合は、アミノ基を有する化合物と脂質を混
合し、40℃以上で放置する。放置のみで反応は進行す
る。反応温度1に10℃上げると反応速度は3〜5倍増
加する。また、アスコルビン酸の場合は、加熱の有無に
かかわらずアミノ基を含有する化合物とアスコルビン酸
を単に混合すれば容易に反応は進行する。
マルトース、フルクトース、ラクトース等の還元糖、脂
質、及び酸化されてカルボキシル基を生じるアスコルビ
ン酸等が挙げられる0アミノ力ルボニル反応は、常法に
従って行なうことができるが、カルボニル基を含有する
化合物の種類に応じて反応条件を次の如く選択するのが
好ましい。すなわちカルボニル基を含有する化合物がグ
ルコース等の還元糖の場合、アミノ基金有する化合物と
還元糖を混合し、30℃以上で放置する。放置のみで容
易に反応は進行し、アルカリ条件下はど速やかに進行す
る。脂質の場合は、アミノ基を有する化合物と脂質を混
合し、40℃以上で放置する。放置のみで反応は進行す
る。反応温度1に10℃上げると反応速度は3〜5倍増
加する。また、アスコルビン酸の場合は、加熱の有無に
かかわらずアミノ基を含有する化合物とアスコルビン酸
を単に混合すれば容易に反応は進行する。
斯くして得られるアミノカルボニル反応生成物は9反応
時間によって異なり、一般にメラノイジン及びその種々
の前駆物質の混合物である。本発明で使用するメラノイ
ジ7及びその前駆物質は。
時間によって異なり、一般にメラノイジン及びその種々
の前駆物質の混合物である。本発明で使用するメラノイ
ジ7及びその前駆物質は。
アミノカルボニル反応生成物であればいずれの段階のも
のでも工いが、 1ullえげメラノイジン及びアマト
リ化合物が好ましい。また、アミノ基を含有する化合物
としては、カゼイ/、アルブミン、大豆タンパク質等の
精製タンパク質、就中カゼインが、カルボニル基を含有
する化合物としては、グルコース、マルトース、フルク
トース、ラクトース等の還元糖、就中グルコースを用い
たものが特に好ましい。
のでも工いが、 1ullえげメラノイジン及びアマト
リ化合物が好ましい。また、アミノ基を含有する化合物
としては、カゼイ/、アルブミン、大豆タンパク質等の
精製タンパク質、就中カゼインが、カルボニル基を含有
する化合物としては、グルコース、マルトース、フルク
トース、ラクトース等の還元糖、就中グルコースを用い
たものが特に好ましい。
アミノカルボニル反応ハ、バ/、コーヒー、クツキー、
みそ、しよう油の芳香成分の生成、適度の焼色、抗酸化
性の発現など1食品によい性質を付与することが知られ
ている。アミノカルボニル反応は、現存する食品の栄養
素間で容易に生じろ反応であり、その生成物は一般に毒
性は極めて少い0 投与量は、疾病の種類及び程度により異なるし。
みそ、しよう油の芳香成分の生成、適度の焼色、抗酸化
性の発現など1食品によい性質を付与することが知られ
ている。アミノカルボニル反応は、現存する食品の栄養
素間で容易に生じろ反応であり、その生成物は一般に毒
性は極めて少い0 投与量は、疾病の種類及び程度により異なるし。
また反応生成物によっても異なる。還元糖と、アミノ酸
あるいはペプチド、り/バク質とのアミ7力ルボニル反
応生成物では0通常109〜l01OI/日/60に9
に経口投与するのが好ましい。
あるいはペプチド、り/バク質とのアミ7力ルボニル反
応生成物では0通常109〜l01OI/日/60に9
に経口投与するのが好ましい。
アミノカルボニル反応生成物であるメラノイジン及びそ
の前駆物質は、血糖値低下作用を有するが、いかにして
血糖値を低下するかは未だ解明されていない。
の前駆物質は、血糖値低下作用を有するが、いかにして
血糖値を低下するかは未だ解明されていない。
本発明の血糖値低下剤は、血糖値低下作用を有するメラ
ノイジン及びその前駆物質會含有するものであるため、
血糖値を下げることができ、糖尿病の予防あるいは治療
に有効である。しかも1本発明の血糖値低下剤は毒性が
全くなく1日々の食事の一部として投与可能であるので
、その効果に持続性を有する。
ノイジン及びその前駆物質會含有するものであるため、
血糖値を下げることができ、糖尿病の予防あるいは治療
に有効である。しかも1本発明の血糖値低下剤は毒性が
全くなく1日々の食事の一部として投与可能であるので
、その効果に持続性を有する。
カゼイytoo、!9を精製水5oomevcm解させ
た後、D−グルコースを31i添加溶解させ、水酸化ナ
トリウム水溶液でpH8,0に調整した。カゼイン−グ
ルコース水溶液はcXM乾燥させ、相対湿度65%、温
度50℃の環境下に1週間放置し、アミノカルボニル反
応生成物を得た。
た後、D−グルコースを31i添加溶解させ、水酸化ナ
トリウム水溶液でpH8,0に調整した。カゼイン−グ
ルコース水溶液はcXM乾燥させ、相対湿度65%、温
度50℃の環境下に1週間放置し、アミノカルボニル反
応生成物を得た。
得られたカゼイン−グルコースの7ミノ力ルボ二ル反応
生成物を下表1に示した工うに半合成飼料にカゼイン含
址で5%となるように添加し、ウィスター(Wista
r )基塩ラント、初体重200g前後に3週間摂食さ
せ、血糖[1−測定した。結果を表2に示す。
生成物を下表1に示した工うに半合成飼料にカゼイン含
址で5%となるように添加し、ウィスター(Wista
r )基塩ラント、初体重200g前後に3週間摂食さ
せ、血糖[1−測定した。結果を表2に示す。
表1
表2
表2に示す如く、@料へのカゼイン−グルコースのアミ
ノカルボニル反応生成物の添加はラット血糖fFiを有
意に低下させた。
ノカルボニル反応生成物の添加はラット血糖fFiを有
意に低下させた。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有効成分としてメラノイジン若しくはその前駆物質
を含有する血糖値低下剤。 2、メラノイジンがカゼインとグルコースの反応で生成
するメラノイジンである特許請求の範囲第1項記載の血
糖値低下剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289802A JPS62148429A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 血糖値低下剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60289802A JPS62148429A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 血糖値低下剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148429A true JPS62148429A (ja) | 1987-07-02 |
Family
ID=17747951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60289802A Pending JPS62148429A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 血糖値低下剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62148429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133313A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Tropical Plant Resources Institute Inc | 非アルコール性脂肪性肝疾患および/または非アルコール性脂肪肝炎の治療薬 |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP60289802A patent/JPS62148429A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013133313A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Tropical Plant Resources Institute Inc | 非アルコール性脂肪性肝疾患および/または非アルコール性脂肪肝炎の治療薬 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20000048501A (ko) | 당뇨병 발병을 예방하기 위한 시부트라민 동족체의 용도 | |
KR101454196B1 (ko) | 신규한 키토산올리고당 조성물의 제조방법 및 이로부터 제조된 키토산올리고당 혼합물 | |
KR20040104560A (ko) | 철 결핍 빈혈 치료용 철 덱스트린 화합물 | |
JPS63303930A (ja) | インシユリンおよびインシユリン誘導体の混合結晶 | |
JP3581157B2 (ja) | 低耐糖能者用食品 | |
FR2511867A1 (fr) | Formulations pharmaceutiques comprenant de l'insuline et de la pro-insuline humaines | |
JP4808218B2 (ja) | 抗糖尿病作用を有する蛋白加水分解物 | |
EP1235835B1 (en) | Chromium-histidine complexes as nutrient supplements | |
JP3691685B2 (ja) | 血糖値上昇抑制剤 | |
AT502098B1 (de) | Diaminooxidase-hältige zusammensetzung | |
FI68970C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av en ny medicinskt anvaendbarhemin-foerening | |
KR101731252B1 (ko) | 항-당뇨 활성을 갖는 펩티드 및 그것의 용도 | |
JPS62148429A (ja) | 血糖値低下剤 | |
JP2010111646A (ja) | 潰瘍性大腸炎治療剤 | |
JP2947657B2 (ja) | 神経成長因子産生促進剤 | |
EP4331601A1 (en) | Food composition and pharmaceutical composition for preventing or alleviating sarcopenia, containing low-molecular-weight collagen as active ingredient | |
JP3563097B2 (ja) | 神経成長因子合成促進剤 | |
Bollman et al. | Action of glucose and insulin on free amino acids of the dehepatized dog | |
WO2002012177A1 (en) | Composition of metformin with succinic acid or salts thereof and method for treating diabetes | |
US6358999B2 (en) | Use of zinc tranexamate in the treatment of diabetes | |
JPH1084911A (ja) | 血糖上昇抑制用食品素材 | |
JP2001048794A (ja) | 桑の葉由来粉末およびカキ由来粉末の混合物を含むniddm治療用の医薬組成物および健康食品 | |
DE3446887A1 (de) | Verfahren zur herstellung eines neuen haeminkomplexes | |
CN114404568B (zh) | 一种丝胶蛋白多肽注射制剂及其应用 | |
JP4058133B2 (ja) | 抗糖尿病剤 |