JPS62147703A - 高誘電率酸化物磁性材料 - Google Patents
高誘電率酸化物磁性材料Info
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- JPS62147703A JPS62147703A JP28890085A JP28890085A JPS62147703A JP S62147703 A JPS62147703 A JP S62147703A JP 28890085 A JP28890085 A JP 28890085A JP 28890085 A JP28890085 A JP 28890085A JP S62147703 A JPS62147703 A JP S62147703A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として、電子部品材料として用いられる高
riJ +、を率酸化物磁性材料に関するものである。
riJ +、を率酸化物磁性材料に関するものである。
(従来の技術)
電子部品材料の中で誘電材料および磁性材料の占める役
割は極めて大きく、前者は主にコンデンサ用材料、後者
は主にインダクタ用材料として広く用いられている。
割は極めて大きく、前者は主にコンデンサ用材料、後者
は主にインダクタ用材料として広く用いられている。
一般的に言うと、全ての物質は誘電率E=ε0・1r(
Eo:真空中の誘′Iヒ率、trC比誘電率)と透磁率
μ=μ。・μr(μ。:真空中の透磁率、μr:比透磁
4A)とをもっている。例えば、コンデンサ用材料はt
rが大きく、インダクタ用材料はμrか大きい材料であ
る。
Eo:真空中の誘′Iヒ率、trC比誘電率)と透磁率
μ=μ。・μr(μ。:真空中の透磁率、μr:比透磁
4A)とをもっている。例えば、コンデンサ用材料はt
rが大きく、インダクタ用材料はμrか大きい材料であ
る。
従来の材料について第1図を用いて説明する。
誘電材料はμr=lでtrが広い範囲にわたる直線a上
に分布している。また、磁性材料の中で特に電子部品材
料として広く用いられている酸化物磁性材料は、その多
くが9≦fr≦20でμrが広い範囲にわたる領域すに
分布している。しかしながら、文献1,2.3には、M
nZn系、Ni Zn系およびNi ZnにSnをドー
プしたフエライ1−において、誘電率が上記の20を越
すという報告があるが、この誘電率は周波数の増加とと
もに急激に減少し、同時に損失が増加するので、電子材
料として用いることができなかった。
に分布している。また、磁性材料の中で特に電子部品材
料として広く用いられている酸化物磁性材料は、その多
くが9≦fr≦20でμrが広い範囲にわたる領域すに
分布している。しかしながら、文献1,2.3には、M
nZn系、Ni Zn系およびNi ZnにSnをドー
プしたフエライ1−において、誘電率が上記の20を越
すという報告があるが、この誘電率は周波数の増加とと
もに急激に減少し、同時に損失が増加するので、電子材
料として用いることができなかった。
文献1:円(OCEECDINGS OF ’l’tl
E IR[0ctober 1956、Dielect
ric Properties of andCond
uctivity in l’errites。
E IR[0ctober 1956、Dielect
ric Properties of andCond
uctivity in l’errites。
LL:Gl(AND G、VAN uITERT文献2
: Proceedings of the 1nt
ernationalConference、 Se
ptember−October 1980. J
apan。
: Proceedings of the 1nt
ernationalConference、 Se
ptember−October 1980. J
apan。
Anomalous IELectricaJ、
[1ehaviour ofNickel−Zinc
Ferrites Doped with
TetravalentTin Tmpurit、y
、U、VAR5IILNEY、R,に、i’[JRI、
に、11.RΔ0゜and R,G、MENDIRA
TTA文献3:電子材料ハンドブック、朝食書店、1〕
501、 Datalo、11 すなわち、従来の電子部品材料の中のコンデンサ用材料
は、第1図の直線部aの中から選択され、またインダク
タ用材料は、領域すの中から選択され使用されていた。
[1ehaviour ofNickel−Zinc
Ferrites Doped with
TetravalentTin Tmpurit、y
、U、VAR5IILNEY、R,に、i’[JRI、
に、11.RΔ0゜and R,G、MENDIRA
TTA文献3:電子材料ハンドブック、朝食書店、1〕
501、 Datalo、11 すなわち、従来の電子部品材料の中のコンデンサ用材料
は、第1図の直線部aの中から選択され、またインダク
タ用材料は、領域すの中から選択され使用されていた。
従来の材料を利用した回路の一例として、第2図に示す
共振回路を構成する場合を述入ると、例えば第1図の点
Cの特性を有する材料を用いたコンデンサと第1図の点
dの特性を有する材料を用いたインダクタとを組み合わ
せる事により構成していた。
共振回路を構成する場合を述入ると、例えば第1図の点
Cの特性を有する材料を用いたコンデンサと第1図の点
dの特性を有する材料を用いたインダクタとを組み合わ
せる事により構成していた。
また、特公昭60−50045号公報では、チップ形L
C%1合部品なるものも提案されている。このチップ
形LC複合部品は、フェライト粒子と有機バインダとを
もって成形したシー1〜形のセラミック磁性シートを複
数枚重ねたインダクタンス素子とチタン酸バリウムなど
の誘電体微粉末と有機バインダとをもって成形したシー
ト状セラミック誘′1tシートを複数枚重ねたキャパシ
タンス素子とを積層したものである。
C%1合部品なるものも提案されている。このチップ
形LC複合部品は、フェライト粒子と有機バインダとを
もって成形したシー1〜形のセラミック磁性シートを複
数枚重ねたインダクタンス素子とチタン酸バリウムなど
の誘電体微粉末と有機バインダとをもって成形したシー
ト状セラミック誘′1tシートを複数枚重ねたキャパシ
タンス素子とを積層したものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記したように従来は、コンデンサ部品とインダクタ部
品とは別々の材料を用いなければならなかった。
品とは別々の材料を用いなければならなかった。
しかし、例えば10MHz程度の高周波で第1図の点e
の特性を有する材料があれば、同一の材料でコンデンサ
もインダクタも構成することができ。
の特性を有する材料があれば、同一の材料でコンデンサ
もインダクタも構成することができ。
これまで製造されていた種々のコンデンサ、インダクタ
を別々の材料を用いなくても製造することが可能となる
。従って、例えば第2図に示した様な共振回路を単一の
材料にて構成することができる。
を別々の材料を用いなくても製造することが可能となる
。従って、例えば第2図に示した様な共振回路を単一の
材料にて構成することができる。
また、ある種のフェライトでは、上記したように20よ
り大きな誘電率を有するものもあるが、その誘電率は周
波数の増加とともに急激に減少し、実用的でなかった。
り大きな誘電率を有するものもあるが、その誘電率は周
波数の増加とともに急激に減少し、実用的でなかった。
また、複合チップ部品では、コンデンサ層とインダクタ
層との積層であるため、自由な形状を構成することは難
しく、製造も容易ではなかった。
層との積層であるため、自由な形状を構成することは難
しく、製造も容易ではなかった。
本発明は、′電子部品の主流をしめるところの。
いわゆるVl−I F、UHI”帯の高周波領域であっ
ても、第1図の領域fの特性を有する高誘電率酸化物磁
性材料を提供する事を目的とする。
ても、第1図の領域fの特性を有する高誘電率酸化物磁
性材料を提供する事を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、強誘電体と強磁性体との混合焼結体により、
誘電率が20より大きく、かつ透磁率を併せ持つ高誘電
率酸化物磁性材料を得るものである。
誘電率が20より大きく、かつ透磁率を併せ持つ高誘電
率酸化物磁性材料を得るものである。
(実施例)
本発明者は、強誘電体(Dとする)と強磁性体(Mとす
る)とを重量比でDXMI−Xの関係式で表わせる割合
になるように、混合し焼結した。
る)とを重量比でDXMI−Xの関係式で表わせる割合
になるように、混合し焼結した。
実jM例1
初透磁率が約1800のN i −Z n系フェライ1
−の仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約
8000の B a T i O3系誘電材料の焼結(
約1350℃)後の粉砕粉(粒径10〜100μm)を
第1表に示す混合比率で混合し、造粒し、リング形状(
外径16nn、内径8nu、高さ211111)及び円
板形状(直径12川、高さ2++n)に成形し、約12
00℃で2時間空気中にて焼成し、試料1〜5を得た(
試料1は比較例である。)。このリング状試料に10タ
ーンの巻線を施し、初透磁率μjを周波数10KHzで
測定し、また円板状試料の周平面に直径約10nwnの
Agの焼付けによる電極を設け、誘電率εrを周波数1
0M l肚で測定した。この測定結果を第1表に示す。
−の仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約
8000の B a T i O3系誘電材料の焼結(
約1350℃)後の粉砕粉(粒径10〜100μm)を
第1表に示す混合比率で混合し、造粒し、リング形状(
外径16nn、内径8nu、高さ211111)及び円
板形状(直径12川、高さ2++n)に成形し、約12
00℃で2時間空気中にて焼成し、試料1〜5を得た(
試料1は比較例である。)。このリング状試料に10タ
ーンの巻線を施し、初透磁率μjを周波数10KHzで
測定し、また円板状試料の周平面に直径約10nwnの
Agの焼付けによる電極を設け、誘電率εrを周波数1
0M l肚で測定した。この測定結果を第1表に示す。
第 1 表
実施例2
初透磁率が約1800のNi−Znn系フジイ1−の仮
焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約800
0の B a T i○3系誘電材料の焼結(約135
0℃)後の粉砕粉(粒径lO〜100μm)を5oれ%
混合し、造粒し、リング形状(外径160關、内径8n
mn、4さ2 nul+ )及び円板形状(直径12
nun、高さ2on)に成形し、約1200℃で4時間
N2雰囲気中にて焼成し、試料6を得た。この試料6を
実施例1と同様の条件によりdlす定したところ、εr
=21oo、μ1=68であった・ 実施例3 初透磁率が約i ooooのM n −Z n系フエラ
イ1−の仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μl11)に、誘
電率が約8000(7) B a Ti O3系誘電材
料の仮焼(約1000℃)後の粉砕粉(粒径1O−1o
oμIl)を10誓t%混合し、造粒し、リンク形状(
外径16nn、内径8 +nm、高さ2own)及び円
板形状(直径12 nga、高さ2mm)に成形し、約
1200℃で2時間N2雰囲気中にて焼成し、試料7を
得た。この試料7を実施例1と同様の条件により測定し
たところ、μ1=210、εr=210であった・ 実施例4 初透磁率が約10000のM n −Z n系フェライ
トの仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約
8000の BaTiO3系誘電材料の焼結(約135
0℃)後の粉砕粉(粒径10〜100μoI)を1oi
it%混合し。
焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約800
0の B a T i○3系誘電材料の焼結(約135
0℃)後の粉砕粉(粒径lO〜100μm)を5oれ%
混合し、造粒し、リング形状(外径160關、内径8n
mn、4さ2 nul+ )及び円板形状(直径12
nun、高さ2on)に成形し、約1200℃で4時間
N2雰囲気中にて焼成し、試料6を得た。この試料6を
実施例1と同様の条件によりdlす定したところ、εr
=21oo、μ1=68であった・ 実施例3 初透磁率が約i ooooのM n −Z n系フエラ
イ1−の仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μl11)に、誘
電率が約8000(7) B a Ti O3系誘電材
料の仮焼(約1000℃)後の粉砕粉(粒径1O−1o
oμIl)を10誓t%混合し、造粒し、リンク形状(
外径16nn、内径8 +nm、高さ2own)及び円
板形状(直径12 nga、高さ2mm)に成形し、約
1200℃で2時間N2雰囲気中にて焼成し、試料7を
得た。この試料7を実施例1と同様の条件により測定し
たところ、μ1=210、εr=210であった・ 実施例4 初透磁率が約10000のM n −Z n系フェライ
トの仮焼後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約
8000の BaTiO3系誘電材料の焼結(約135
0℃)後の粉砕粉(粒径10〜100μoI)を1oi
it%混合し。
造粒し、リング形状(外径16nwn、内径8m、高さ
2mm)及び円板形状(直径12nu、高さ2mm)に
成形し、約1200℃で4時間N2雰囲気中にて焼成し
、試料8を得た。この試料8を実施例1と同様の条件に
より?llり定したところ、p 1=320. t
r=510であった・ 実施例5 初透磁率が約640のNi−Zn系フェライトの仮焼後
の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の粉
砕粉(粒径10〜100μm)を30wt%混合し、造
粒し、リング形状(外径16nn+、内径811Ill
、高さ2mm)及び円板形状(直径12mm、高さ2m
m)に成形し、約1000℃で2時間Nz’8囲気中に
て焼成し、試料9を得た。この試料9を実施例1と同様
の条件により21I11定したところμ1=29、εr
:518であった。
2mm)及び円板形状(直径12nu、高さ2mm)に
成形し、約1200℃で4時間N2雰囲気中にて焼成し
、試料8を得た。この試料8を実施例1と同様の条件に
より?llり定したところ、p 1=320. t
r=510であった・ 実施例5 初透磁率が約640のNi−Zn系フェライトの仮焼後
の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の粉
砕粉(粒径10〜100μm)を30wt%混合し、造
粒し、リング形状(外径16nn+、内径811Ill
、高さ2mm)及び円板形状(直径12mm、高さ2m
m)に成形し、約1000℃で2時間Nz’8囲気中に
て焼成し、試料9を得た。この試料9を実施例1と同様
の条件により21I11定したところμ1=29、εr
:518であった。
実施例6
初透磁率が約1000のNi−Zn系フェライトの仮焼
後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の
粉砕粉(粒径10〜iooμm)を30wt%混合し、
造粒し、リング形状(外径16nn、内径8+nm、高
さ2mm)及び円板形状(直径12冊、高さ21TI1
1)に成形し、約1200℃で2時間N2′8囲気中に
て焼成し、試料lOを得た。この試料10を実施例1と
同様の条件により測定したところμm:23、t r=
980であった。
後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の
粉砕粉(粒径10〜iooμm)を30wt%混合し、
造粒し、リング形状(外径16nn、内径8+nm、高
さ2mm)及び円板形状(直径12冊、高さ21TI1
1)に成形し、約1200℃で2時間N2′8囲気中に
て焼成し、試料lOを得た。この試料10を実施例1と
同様の条件により測定したところμm:23、t r=
980であった。
実施例7
初透磁率が約1800のNi−Zn系フェライトの仮焼
後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の
粉砕粉(粒径10〜lOOμm)を3(ht%混合し、
造粒し、リンク形状(外径16 own、内径8nI1
1、高さ2own)及び円板形状(直径12 nun、
高さ2no)に成形し、約1100℃で2時間Nz77
囲気中にて焼成し、試料11を得た。この試料11を実
施例1と同様の条件によりfllll定したところμ1
=25、i r=640であった。
後の粉砕粉(粒径1.2μm)に、誘電率が約480の
BaTi0.系誘電材料の焼結(約1350℃)後の
粉砕粉(粒径10〜lOOμm)を3(ht%混合し、
造粒し、リンク形状(外径16 own、内径8nI1
1、高さ2own)及び円板形状(直径12 nun、
高さ2no)に成形し、約1100℃で2時間Nz77
囲気中にて焼成し、試料11を得た。この試料11を実
施例1と同様の条件によりfllll定したところμ1
=25、i r=640であった。
実施例6と実施例7との誘電率の周波数特性を第6図に
示す。第6図においてグラフgは実施例6のグラフであ
り、グラフhは実施例7のグラフである。実施例6の1
00MI肚での誘電率は550であり、実施例7の10
0M1zでの誘電率は200であった。この第6図から
明らかに、本発明の材料は。
示す。第6図においてグラフgは実施例6のグラフであ
り、グラフhは実施例7のグラフである。実施例6の1
00MI肚での誘電率は550であり、実施例7の10
0M1zでの誘電率は200であった。この第6図から
明らかに、本発明の材料は。
100MIlzの周波数においても誘電率の急激な減少
はなく、高い誘電率を確保している。
はなく、高い誘電率を確保している。
以上の実施例の誘電率と透磁率との分布を、第1図に対
応して第5図に示す。この第5図において、各点の番号
は試料番号と同一である。
応して第5図に示す。この第5図において、各点の番号
は試料番号と同一である。
この実施例では、強誘電体としては、B a T iO
3系誘電体を用い、強磁性体としては、Ni −Zn系
フェライト及びM n −Z n系フェライトを用いた
が、その他の強誘電体材料及び強磁性体材料を用いても
本発明を実施できる。
3系誘電体を用い、強磁性体としては、Ni −Zn系
フェライト及びM n −Z n系フェライトを用いた
が、その他の強誘電体材料及び強磁性体材料を用いても
本発明を実施できる。
また、本発明の応用例の一つとしては、第2図に示した
様な従来の共振回路を単一の部品で構成することも可能
となり、フィルタ等各種電子回路に応用できる。もちろ
ん、第2図に示した共振回路以外の″11i子回路部品
が構成可能なことは言うまでもない。
様な従来の共振回路を単一の部品で構成することも可能
となり、フィルタ等各種電子回路に応用できる。もちろ
ん、第2図に示した共振回路以外の″11i子回路部品
が構成可能なことは言うまでもない。
また本発明を利用した具体的な構成例としては、第3図
に斜視図の形状を示す様に、本発明の材料にて円柱体1
02及び直方体101 を形成し、コンデンサ用の電極
103とコイル用巻線104とを設けることにより、共
振回路を構成するとか、又第4図に斜視図の形状を示す
様に、本発明の材料にて直方体201 を形成し、上平
面にコンデンサ用の電極202とコイル用配線203と
を設けることにより、共振回路を構成することが可能で
ある。また、この第3図及び第4図に示した以外の回路
構成が可能なことも言うまでもない。
に斜視図の形状を示す様に、本発明の材料にて円柱体1
02及び直方体101 を形成し、コンデンサ用の電極
103とコイル用巻線104とを設けることにより、共
振回路を構成するとか、又第4図に斜視図の形状を示す
様に、本発明の材料にて直方体201 を形成し、上平
面にコンデンサ用の電極202とコイル用配線203と
を設けることにより、共振回路を構成することが可能で
ある。また、この第3図及び第4図に示した以外の回路
構成が可能なことも言うまでもない。
また別の応用例として、TV帯の電波の吸収体としても
利用できる。従来第1図の領域すの中の材料を用いた場
合約12nwnの厚さが必要であったが、本発明による
材料である実施例5のような材料を用いると、厚さが約
4mで同じ特性のものを得ることができ、建築材料等に
用いた場合極めて大きな効果がある。
利用できる。従来第1図の領域すの中の材料を用いた場
合約12nwnの厚さが必要であったが、本発明による
材料である実施例5のような材料を用いると、厚さが約
4mで同じ特性のものを得ることができ、建築材料等に
用いた場合極めて大きな効果がある。
本発明の材料は、現在、電子部品の主流をしめるところ
の、いわゆるVHF、UHF帯でも誘電率と透磁率とを
併せ持つ材料を磁性材料と誘゛市材料との混合焼結体に
より提供するものであって、従来技術とは明らかに異な
り、優れたものである。
の、いわゆるVHF、UHF帯でも誘電率と透磁率とを
併せ持つ材料を磁性材料と誘゛市材料との混合焼結体に
より提供するものであって、従来技術とは明らかに異な
り、優れたものである。
(発明の効果)
本発明は、いわゆるVHF’、UHF帯でも誘′屯率と
透磁率とを併せ持つ高誘電率磁性材料を提供するもので
あり、各種電子部品または電波吸収材などにおいて、小
型化、薄型化及び部品数の減少等を達成できるものであ
り、産業上極めて有益なものである。
透磁率とを併せ持つ高誘電率磁性材料を提供するもので
あり、各種電子部品または電波吸収材などにおいて、小
型化、薄型化及び部品数の減少等を達成できるものであ
り、産業上極めて有益なものである。
第1図は、誘電率と透磁率の特性グラフであり、第2図
は、従来の共振回路の一例であり、第3図及び第4図は
1本発明の応用例の斜視図であり、第5図は1本発明の
実施例の誘電率と透磁率とのグラフであり、第6図は、
本発明の実施例の誘電率の周波数特性のグラフである。 εr 第2図 第4図 第5図 εr 嶌す図 町亥牧(Ml−h)
は、従来の共振回路の一例であり、第3図及び第4図は
1本発明の応用例の斜視図であり、第5図は1本発明の
実施例の誘電率と透磁率とのグラフであり、第6図は、
本発明の実施例の誘電率の周波数特性のグラフである。 εr 第2図 第4図 第5図 εr 嶌す図 町亥牧(Ml−h)
Claims (1)
- 強誘電体と強磁性体との混合焼結体であって、誘電率
が20より大きく、かつ透磁率を併せ持つことを特徴と
する高誘電率酸化物磁性材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28890085A JPS62147703A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 高誘電率酸化物磁性材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28890085A JPS62147703A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 高誘電率酸化物磁性材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62147703A true JPS62147703A (ja) | 1987-07-01 |
Family
ID=17736235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28890085A Pending JPS62147703A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 高誘電率酸化物磁性材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62147703A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01291406A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-24 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 高誘電率磁性材料およびその製造方法 |
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