JPS62147321A - 静電容量式重量検知器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、静電容量式重量検知器に関する。

従来の技術 従来のこの種の静電容量式重量検知器は、第７図に示す
ように電気絶縁性基台１の上面中央部に電極２を設は周
辺部にスペーサ３を設け、前記スペーサ上に、裏面に電
極４を有する電気絶縁性ダイアフラム５を固着し静電容
量式重量検知器としていた。

重量を検知する場合、第８図に示すような先端が円錐状
の重量伝達棒６を、摺動抵抗の小さいテフロンなどから
なる支持部７を介して、・重量伝達棒の先端部が重量検
知器のダイアフラム５の中央部にくるように調整し、重
量伝達棒６に固定された秤量皿８に荷重９を載置してい
た。このとき、ダイアフラム５が重量により変形し、重
量検知器の電極２．４間の静電容量が変化する。この変
化を検出し、荷重を検知していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、重量伝達棒６の先
端がダイアフラムの中央部からずれたり、あるいは重量
伝達棒６のダイアフラム５との垂直度がずれたりするだ
め、精確な重量が検知できないという問題点を有してい
た。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、精確な
重量が検知できる静電容量式重量検知器を提供すること
を目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明の静電容量式重量検知器は、ダイアフラム中央部
上面に、」二部が凸面、下部が平面からなる円柱体、す
なわち砲弾形の荷重点を固定されてなる構成を備えだも
のである。

作　　　用 本発明は、上記構成によるため、重量伝達棒の先端部を
水平にしておけば、重量伝達棒の位置が、重量検知器の
中央部よりずれても、重量伝達棒の先′＠部が前記荷重
点の凸面状の先端部にさえ接触していれば、精確な重量
を検知することが出来る。

また、重量伝達棒とダイアフラムとの垂直度がずれた場
合においても、荷重点の上部が凸面状であり、重量伝達
棒の下部が水平面状であるため、秤量皿に印加された荷
重は精確に重量検知器のダイアフラムに伝えられること
になる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明に基つく静電容量式重量検知器の一部
破断斜視図を示す。同図において、１１はアルミナから
なる〆３０朋、１．０ｍＭｔの電気絶縁性基台、１２は
、前記基台１１の中央部に設けられた０２３朋の焼付電
極、１３は、ｍＪ記基台１１の周囲０２４朋からｉ　２
８　Ｍｍにわたって設けられた高さ５０μｍの封着ガラ
スからなるスペーサ、１５はスペーサ１３上に接着され
た。ｍ３０門、ＣＬ６１Ｎ１１１のアルミナからなる電
気絶縁性ダイアフラム。

１４はダイアフラム１５の裏面に設けられた０２３朋の
焼付電極を示す。１６は、ダイアフラム１５の中央部に
エポキシ樹脂により接着された上部が凸面状の、下部が
平面状のｇ　５　ｍｙｒの円柱からなるＳＵＳからなる
荷重点を示す。

このような構成の静電容量式重量検知器を用いて、荷重
を検知する場合、第２図に示すように先端が平面状のｐ
　ｌ　２　Ｉ！１１の重量伝達棒１７、を摺動抵抗の小
さいテフロンからなる支持部１８を介して、はぼ垂直に
なるよう支持し１重量伝達棒の水平面上の下端に、重量
検知器を荷重点１６が接触するよう設置する。重量伝達
棒１８に固定された秤量皿１９に荷重２０を載置し、重
量検知器の電極１２．１４間の静電容量の変化より、前
記荷重２０の重量を検知する。

第３図に本発明による静電容量式重量検知器の重量検知
例を示す。従来例の結果も併せて示す。

荷重は５ｋｌ？を用いた。同図の横軸は、重量伝達棒の
中心と、重量検知器のダイアフラムの中心との位置ずれ
を示し、縦軸に検知重量番示す。白丸２０は本発明によ
る静電容量式重量検知器による結果を、黒丸２１ば、従
来の静電容量式重量検知器による結果を示す。従来の重
量検知器においては、位置ずれ４朋において、５ｋｇの
荷重において、約４００９の誤差を生じていたが、本発
明の重量検知器においては、４朋の位置すれに対して、
３０１以下という非常に小さい誤差にすぎないという効
果があった。

第５図に、重量伝達棒が傾斜した場合の結果を示す。同
図において、横軸は重量伝達棒の垂直からのずれ角を示
し、縦軸に検知重量を示す。白丸２２は本発明による重
量検知器による結果を、黒丸２３は、従来の重量検知器
による結果を示す。

尚、重量検知器は水平に設置した。重量伝達棒が垂直よ
り５度ずれた場合、従来の重量検知器では１５０、！ｉ
＋という大きい誤差を生じだが、本発明の重量検知器に
よれば誤差は５（ｌ以下と非常に小さいという著しい効
果があった。

尚、この際、荷重点１６をダイアフラム１５の中央部に
エポキシ樹脂で接着するとき、エポキシ樹脂が荷重点１
６の下部よりはみだし、実効的な荷重点の径が変動し、
検知重量が変化するという不都合が生じることもあった
。しかし、これは以下に示す他の実施例によシ解消する
ことができた。

以下に、本発明の他の実施例を図面を用いて説明する。

第５図ａは、第６図２５に示す上部が凸面状の荷重点を
位置ぎめするための金属板２４の斜視図を示す。第５図
すは第５図ａのＡ　−Ａ’断面を示す。荷重点２５は、
ｍＩ記全金属板２４中央部の穴２７に下よりはめ込み突
起部２８を、荷重点の首部２９にはめ込ませて固定する
。荷重点２５を固定された金属板２４を、重量検知器の
ダイアフラム１５の上部よりはめ込み、金属板２４の折
り返し部３０により重量検知器の基台１１、あるいは、
ダイアフラム１５の側面を保持する。このような構成を
用いることにより、接着剤エポキシ樹脂のはみだしなど
が無くなり、再現性のよい荷重点の固定手段が得られる
という効果があった。

さらに、接着ミスによる荷重点の位置ずれもなくなり作
業性が大幅に向上するという予期せぬ効果も得られた。

発明の詳細 な説明したように、本発明の静電容儀式重量検知器によ
れば次の効果が得られる。

（１）　　ダイアフラム中央部に砲弾形荷重点が固定さ
れているため、重量伝達棒と重量検知器との中心の位置
ずれが生じても、精確な検知重量を示すという効果があ
る。

（２）砲弾形荷重点を金属板で固定するため、接着ミス
による荷重点の位置ずれもなくなり、精確な検知重量が
得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における静電容量式重量検知
器の一部破断斜視図、第２図は同荷重を検知するだめの
重量検知器の配置を示すだめの断面図、第３図、第４図
はそれぞれ同静電容量式重量検知語の特性を示すだめの
特性図、第５図ａは荷重点を固定するための金属板の斜
視図、第５図すは同断面図、第６図ａは同首部を有する
砲弾形荷重点の斜視図、第６図すは同断面図、第７図は
従来の静電容量式重量検知器の一部破断斜視図、第８図
は荷重を検知するだめの重量検知器と荷重との断面図で
ある。 １１・・・・・・基台、１２．１４・・・・・電極、１
５・・・・・・ダイアフラム、１６・・・・・・荷重点
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１１
・−基台 １２、／４−−一電忌 第　ｌ　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１３・−・ズベーサ１５−　・ダイアフラム 第２図 ｚｏ、２２−Ｊｅ’月のメＣ科七シ′ｌｎテニタ￥ｈ　
　３　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　２１．２３−−−　惣ｐ−ｒ−７位１１°
Ｋ　ｌ、ｍｎＪ 第　４　口 傾＃＋馬（／Ｉ） ？４−−−参属放 ＪＯ 第６図 （ｕ　）　　　　　（ｂ） ７？５ 第７図 ！ 第８図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気絶縁性基台と、前記基台と所定の間隔を得る
   ように周辺部を前記基台に固着された電気絶縁性ダイア
   フラムと、両者の相対向する内面に形成された薄膜電極
   を備え、前記ダイアフラムの外面中央部に、上部が凸面
   、下部が平面からなる砲弾形の荷重点を設けた静電容量
   式重量検知器。
2. （２）周辺部を電気絶縁性ダイアフラムに固定された薄
   板の中央部にはめ合わされた荷重点からなる特許請求の
   範囲第１項記載の静電容量式重量検知器。