JPS62147298A - 熱交換器冷却水系統の異物処理システム - Google Patents

熱交換器冷却水系統の異物処理システム

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JPS62147298A
JPS62147298A JP60288017A JP28801785A JPS62147298A JP S62147298 A JPS62147298 A JP S62147298A JP 60288017 A JP60288017 A JP 60288017A JP 28801785 A JP28801785 A JP 28801785A JP S62147298 A JPS62147298 A JP S62147298A
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JP
Japan
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water
foreign material
foreign matter
cooling
heat exchanger
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Application number
JP60288017A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kaneko
俊彦 金子
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、多管式熱交換器の冷却水系統に使用ずろ異物
除去装置に係り、該装置において、分離排出した異物と
随伴水との処理方法に関する。
〔発明の背景〕
化学プラント、石油プラント、火力・原子力発電プラン
トなどで使用されろ多管式熱交換器め冷却水として海水
、河川水または湖水など自然のま\の水を利用する場合
、これらの冷却水の中に台土れろ貝類、藻類、魚類、木
片およびビニール・ノートなどの異物が熱交換器冷却管
を閉塞して伝熱性能を低下させたり、冷却管を腐食させ
るなど有害な働きをする。このため、冷却水の取水口に
スクリーンを設置してこれらを除去しているが、この装
置で完全に異物除去を行うことが困?Itなこと、およ
び取水口から熱交換器までの導水管内で海棲生物が繁殖
し、これが’All離して熱交換器に流入することなど
があろtコめこの対策として熱交換1摺の前に異物除去
装置を設置して、熱交換器への異物の流入を防止する対
策がとられろことがある4、このシステムに於いては、
異物を異物除去装置においてfan果し、一部の冷却水
に随伴させて系外に排出するが、従来の技術ではこの異
物と随伴水を、第3図に示すごとく、熱交換器出口冷却
管に連接して、出口水の中に注入するか、あるいは、異
物除去装置近傍の排水管に連接して海または河川に放流
している。一方、導水管内で海棲生物が繁殖するのを防
止するための技術としては塩素注入を行う対策が知られ
ているが、この方法は海や河川の生態系を変え、自然破
壊につながることから好ましくなり、゛徐々に採用され
なくなって来ている。そのために、導水管内で海棲生物
の繁殖がはげしくなってきており、これらが剥離して冷
却水と共に流過すると大量の異物が海や河川に放流され
ることになる。よって、これを、注意深く観察してみる
と、多量のTI6棄物を海中または河川に投棄している
のと何等変らないことになり、新しい自然汚染をおこす
原因となりつ−ある。
〔発明の目的〕
本発明の目的の第1は、冷却水中に含まれる異物を異物
除去装置を用いて一部の冷却水に随伴させて系外に取り
出した後異物を回収し、自然の)り染を防止するシステ
ム技術を提供することにある。
発明の第2の目的は、前記異物の取り出しのtコめに用
いた一部の冷却水を再度冷却水として有効活用するシス
テム技術を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明では、多管式熱交換器の入口に異物除去装置を設
置して、取水口に設置したスクリーンを通過した異物や
、導水管内で繁殖剥離しt、:海棲生物などを冷却水の
一部と共に冷却系統外に取り出し、これらを異物回収装
置において異物と水とに分離し、異物は系外に取り出し
た後、焼却処理するか、あるいは、発酵処理を行ってコ
ンポスト化し、有効活用するもので、公知のシステムの
技術的問題点を改善し、海や河川の自然が汚染ずろのを
防止するためのものである。一段に、前記の取水口から
熱交換器に至る導水管の管内流速は巨類などの海棲生物
が繁殖するのに適した流速(1,5m / s前後)に
なっているため、大形プラントにおいては年間に数百立
方米の貝類が繁殖すると報告されており、これらを自然
の海に放流するのを防止することは自然の汚染を守ろう
えでJ+4常に重要である。
また、該システムにより異物を除去した水は、熱交換器
出口冷却管に連接して海や河川に放流することが可能で
あるが、より有効な活用法として、この水をポンプを用
いて昇圧し、熱交換器入口冷却管に再注入して冷却水と
して有効利用するか、この水の有する圧力水頭を利用し
て別の熱交換器の冷却水として有効活用することも可能
である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1図
は本発明において、異物除去装置で異物と水を排出した
あと、異物回収装置で異物を分離し、水をポンプを用い
て昇圧し、再度冷却水系統に注入する場合のシステムの
実施例を示し、異物除去装置4、排出弁11、排出管1
2、異物[i収装置13、昇圧ポンプ15、配管16等
から成る。通常時は、冷却水は海水中に設置したスクリ
ーン1を通り、こ−で一部の異物は除去されるが、ある
異物はスクリーン]を通過ずろものがある。
その後冷却水は冷却水循環ポンプ2で昇圧され、導水管
3を通って異物除去値Fl14に流入ずろ。こ−で異物
は分離され多管式熱交換器9の入口水室6、冷却管7、
出口水室8および出口管10を通って、系外に流出する
が、この間熱交換器9で熱交換を行なう。−力木系統に
おいて、異物除去−に置4で分離された異物20は異物
の随伴水と共に排出弁11、排出管12を経て異物回収
113に流入する。異物回収器13の内部は小径の穴を
多数有する打抜板などで仕切られており、これを介して
異物20と水とが分離されろようになっており、水のみ
が昇圧ポンプ15で昇圧され、配rW:16を通って再
度冷却水に合流するため、異物を含まない冷却水として
有効に使用することが可能となり、熱交換器冷却管の閉
塞による性能劣化の問題がなくなると共にこの水をその
まま放流しても、自然を汚染することはなくなる。また
、異物回収器13で回収された異物20は、適宜、系外
に取り出し、産業廃棄物として焼却処理を行うか、異物
が多量の窒素分を含む場合には、コンボス!・処理を行
って有効活用を計ることが出来ろ。
第2図は、前記第1図の実施例に於いて、昇圧ポンプ1
5を設置せず、異物回収器13で異物を分離した水をそ
のま′>冷却水出口管10に連接してそのま\海や河川
に放流する場合のシステムを示ずが、本特許の意図する
自然を守る機能は第1図の実施例と同じである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、化学ブラント、火力・原子力発電所な
どの冷却水系統から大量に排出する異物を肋や河川に放
流することが、防止出来ろl:め、自然汚染の防止に貞
献することが可能になる。
型図面の簡単な説明± 第]図は本発明の″j1施例のうち、異物を除去した水
を昇圧して冷却水として再使用する場合の系統を、第2
図は、そのまま放水する場合のシステムを示す。また、
第3図は従来公知の技術で異物除去装置から排出した異
物と随伴水をそのま\放水する場合の系統を示す。
〔符号の説明〕
1−スクリーン、 2・・冷却水循環ポンプ、3 ・導
水管、 4・・異物除去装置、 6 人口氷室、 7・
・・冷却管、 8 ・出口氷室、 9 多官式熱交換器
、  10・出口管、  】1 ・tJI出弁、12・
排出管、  13 異物回収器、 15 ・昇圧ポンプ
、  20・・異物。
矛15!J 才2 図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、火力・原子力用発電所などにおいて使用される多管
    式熱交換器の冷却管が、冷却水中に含まれる異物によっ
    て閉塞され性能が劣化するのを防止するため、熱交換器
    入口に異物除去装置を設置し、異物とこれを取り出すた
    めの随伴水とを異物回収装置に導き、こゝで、異物と水
    とに分離し、水はそのまゝ排水管に流し、異物は外部に
    取り出して産業廃棄物として処理することを特徴とする
    熱交換器冷却水系統の異物処理システム。 2、前記第1項において、異物と随伴水との混合水を異
    物回収装置において異物と水とに分離したあと、水はポ
    ンプを用いて昇圧するか、あるいは水の有する圧力水頭
    を利用して、再度、熱交換器入口に注入して冷却水とし
    て利用し、異物は外部に取り出して産業廃棄物として処
    理することを特徴とする熱交換器冷却水系統の異物処理
    システム。
JP60288017A 1985-12-23 1985-12-23 熱交換器冷却水系統の異物処理システム Pending JPS62147298A (ja)

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