JP2945640B2 - 冷却用細管洗浄装置 - Google Patents

冷却用細管洗浄装置

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JP2945640B2
JP2945640B2 JP9194808A JP19480897A JP2945640B2 JP 2945640 B2 JP2945640 B2 JP 2945640B2 JP 9194808 A JP9194808 A JP 9194808A JP 19480897 A JP19480897 A JP 19480897A JP 2945640 B2 JP2945640 B2 JP 2945640B2
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cooling
balls
cooling water
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却用細管洗浄装
置に関し、詳しくは、生分解性プラスチック製スポンジ
ボールを用いた冷却用細管洗浄装置に関し、更に詳しく
は、火力、原子力発電所の復水器や臨海コンビナートの
熱交換器に適用する前記スポンジボールを用いた冷却用
細管洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、火力、原子力発電所の復
水器は、タービンで仕事を終えた蒸気を海水等で冷却・
凝縮し、真空をつくると共に復水として回収する装置で
ある。
【0003】ところで、この火力、原子力発電所では、
低いタービン排気圧力を得ることができ、復水がボイラ
ー給水として回収できる表面復水器が採用されている。
【0004】その構造は、胴の両端の管板間に水平に取
付けた多数の冷却用細管と、この管板を囲む冷却水水室
および復水溜と、からなっている。
【0005】この冷却水水室は軟鋼にゴムライニングさ
れており、タービン排気流路である復水器上部胴は、蒸
気タービンとゴム製伸縮継手とで接続されている。
【0006】前記冷却用細管は、通常25.4mmφ、
厚さ0.5〜1.2mmのものが使用されており、冷却
海水流速は2m/s弱で設計されている。例えば、出力
600MWの火力発電所の冷却用細管数は約2万本程度
である。
【0007】かかる冷却用細管には、アルミニウム黄銅
(銅に亜鉛が22%、アルミニウムが2%、砒素が0.
04%になるように添加した合金)が、管板にはネーバ
ル黄銅がそれぞれ多く採用され、管板にあけた穴に細管
の管端をベルマウス状に拡管して取付ける。
【0008】最近では、防食対策上有利なことから全チ
タン製復水器も多く採用され始めている。この場合に
は、チタン管はチタン製管板に溶接で取付けられる。
【0009】ところで、復水器の性能を低下させる要因
としては、海水の温度上昇と冷却用細管内面の汚れ(生
物汚れ)とがあって、特に、生物汚れの除去は生物皮膜
除去といわれている。
【0010】かかる生物皮膜除去やスライム除去は、火
力発電所などで運転中に行なう代表的なものとしてスポ
ンジボール式洗浄があり、休止期間を利用して行なうも
のとしてジェット洗浄やブラシ洗浄やゴム弾打ちなどが
ある。
【0011】このうち、復水器の冷却用細管の内面に付
着した生物皮膜やスライムの除去対策の一つとしての,
前記スポンジボール式洗浄は、当該冷却用細管の出入口
の差圧を0.2kg/cm以上必要とするものの、復
水器の運転中に連続洗浄ができる特徴を有している。
【0012】すなわち、このスポンジボール式洗浄は、
冷却水と共にスポンジボールを当該冷却用細管に導入し
てスポンジボールの循環により、細管の内面の生物皮膜
やスライムを除去するもので、ボール循環路やボール捕
捉装置などから構成されており、スポンジボールの材質
は、天然ゴムまたは合成ゴムの連続気泡のスポンジゴム
材質であり、その直径は細管の内径より1〜3mm大き
く、比重は水と略同一にして水中で均等分配を図ってい
る(例えば、特開昭58−210500号公報、特開昭
59−24197号公報、特開昭60−295号公報、
特開昭60−69497号公報、特開昭60−8969
5号公報等参照)。
【0013】かかるスポンジボール式洗浄装置につい
て、前掲の特開昭60−69497号公報に基づき更に
述べる。
【0014】図2において、1は発電所用復水器で、多
数の冷却用細管2,2…が横設されている。
【0015】これらの細管2,2…は入口側管板2Aと
出口側管板2Bによって支持され、入口側管板2Aは入
口側冷却水水室3の一部を構成し、出口側管板2Bは出
口側冷却水水室5の一部を構成している。
【0016】これらの入口側冷却水水室3に、海水等の
取水口(不図示)からの冷却水が矢印のように導入さ
れ、出口側冷却水水室5からの冷却水は矢印のように海
域へ放流される。
【0017】ここにおいて、入口側冷却水水室3には、
冷却水の流れに逆向きに開口したボール供給ノズル4が
設けられ、出口側冷却水水室5には漏斗状または傾斜板
状のボール捕捉用ストレーナ(ボール捕捉装置)6が設
けられている。
【0018】これらのボール供給ノズル4とボール捕捉
用ストレーナ6とはボール戻し導管(ボール循環路)7
で連通連結され、このボール戻し導管7にはボール用モ
ニター8、ボール供給取出タンク(ボール貯留装置)9
およびボール循環用ポンプ16を介在している。
【0019】このボール用モニター8は、ボール戻し導
管7の途中に設けたボール運動量測定装置11による、
スポンジボール10の質量と速度の積である力積を測定
して、記憶装置12、比較装置13、および、表示装置
14によって、スポンジボール10の摩損を検出する。
なお、15はアジャスターを示す。
【0020】したがって、小粒で多数個のスポンジボー
ル10は、ボール循環ポンプ16によりボール供給ノズ
ル4から供給され、入口側冷却水と共に多数の冷却用細
管2に分配されて通過した後、出口側冷却水水室5のボ
ール捕集用ストレーナ6で捕捉・回収され、再び連続的
に循環する。
【0021】そして、このスポンジボール式洗浄装置の
操作の1つとして、スポンジボール10の個数は、冷却
用細管2の本数の10〜15%程度とし、5分毎に冷却
用細管2を通過させるようにしている。
【0022】ところで、一般に洗浄は、熱効率向上のた
めには頻繁に行なうことが望ましいが、頻度が高すぎる
と防食皮膜まで除去されるので、復水器の冷却用細管の
材質等も考慮して防食皮膜の確保と生物皮膜除去の両方
を満足する適正な洗浄頻度を選定する必要がある。した
がって、銅合金製の冷却用細管では防食皮膜の確保のた
めに、通常5回/日に抑えられている。
【0023】また、洗浄効果をあげるためには、ボール
循環を良好に行なわなければならないが、異物(例え
ば、脱落貝)による管づまりがあるとこの循環が妨げら
れる。この管づまりを防ぐために、逆洗装置または除貝
装置との併用が望ましい。
【0024】なお、スポンジボール10が摩損すると、
ボール用モニター8により検出してボール供給・取出タ
ンク9において補給する。
【0025】このボール供給・取出タンク9は、スポン
ジボール10を通さない回収用ストレーナ23で上下に
区劃され、通常のスポンジボール10の循環ではボール
循環休止用バルブ18を閉じた状態で、ボール循環運転
用バルブ17を開にしているが、スポンジボール10の
回収時には、バルブ17を閉じた状態で、バルブ18を
開にして循環用ポンプ16を作動させると、冷却水は循
環するがスポンジボール10のみはボール供給・取出タ
ンク9の回収用ストレーナ23上に貯溜・回収する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、冷却用
細管2の洗浄は、スポンジボール10によって数回/日
の間欠運転をとっており、洗浄しないときは、復水器1
への冷却水を導入する冷却水供給ポンプの出力を抑える
ために、ボール捕集用ストレーナ6は全開にしているの
で、入口側冷却水水室3や出口側冷却水水室5やボール
戻し導管7等で残留していたスポンジボール10がすり
抜け(大略全体量の2〜5%)、周辺海域に流出するこ
とがある。
【0027】殊に、取水路や復水器等に付着する海生物
の付着、例えば、貝の付着を抑制するため従来において
は、毒性塗料や塩素注入を行なってきたが、環境汚染の
防止のため、これらの禁止や制限等により貝の付着を抑
制できなくなり、ひいては、脱落貝が多くなり、その流
入時にはボール捕集用ストレーナ6を全開する必要があ
り、しかも、この全開操作を頻繁に行なうようになった
ことから、併せてスポンジボール10の流出が多くなっ
てきた。
【0028】ところで、国際的な海洋汚染防止条約や国
内法の海洋投棄規制法によりプラスチックをそのまま海
域に投棄することが禁止されているが、以上の事情によ
りスポンジボール10が海域へ流出すると不法投棄的な
そしりを受けることになる。
【0029】そのため、ボール捕集装置を改善する方法
や、冷却水の放水路、放水口でボール回収を行なう方法
が考えられるが、これらの方法では小粒で多数個のスポ
ンジボールの流出を零にすることは困難であり、その
上、脱落貝による閉塞状態も同時に発生することから、
この閉塞状態を長く続けると発電ユニット自体の出力制
限や出力停止事故にもつながり易く、ひいては、これら
の事故を回避しようとすると、スポンジボール10の流
出は避けられない、という致命的な問題を伏蔵してい
る。
【0030】一方、スポンジボール式洗浄装置における
ボール循環路に対する海生物付着防止方法として、ボー
ル循環運転中に、紫外線による滅菌処理した海水を混入
して、海生物の付着を防止しようとする提案がなされて
いる(特開昭62−294899号公報参照)。
【0031】しかしながら、かかる提案でスポンジボー
ルを、前記のような理由により、周辺海域へ流出させる
と、塩素注入や防汚塗料の問題程ではないにしても、依
然としてスポンジボールの海域への不法投棄のそしりは
免れ得ない。
【0032】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、かかる
諸問題を解決しようとして鋭意努力して創作されたもの
で、殊に、前記したような既存のスポンジボール式冷却
用細管洗浄装置を可及的に改変することなく、直ちに実
行できることを目的とするもので、その要旨とするとこ
ろは、1)入口側の冷却水と共に多数個のスポンジボー
ルを、多数の冷却用細管に分配して導入・通過させた
後、スポンジボールのみをボール捕集用ストレーナで捕
捉し、冷却水を海域へ放流させ、捕捉したスポンジボー
ルを再びボール循環路を介して前記冷却用細管に導入す
るようにした連続循環によって冷却用細管の内面の生物
皮膜やスライム等を除去する冷却用細管洗浄装置におい
て、前記スポンジボールを、生分解性プラスチック製ス
ポンジボールとすると共に、前記ボール循環路にボール
貯留装置を設け、該ボール貯留装置に、前記生分解性プ
ラスチック製スポンジボールに対し、その生分解による
洗浄機能劣化を抑制するための紫外線照射による滅菌装
置を内臓することにより、該スポンジボールに照射する
一方、万一、一部のスポンジボールが流出しても、これ
を容易に生分解させることを特徴とする冷却用細管洗浄
装置にあり、また、2)請求項1のスポンジボールを、
発電所の復水器の冷却用細管の内径より1〜3mm大き
くした連続発泡体とし、また、紫外線照射装置をボール
貯留装置に単に付加するだけで別個の配管をしないこと
を特徴とする冷却用細管洗浄装置にある。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示す実施の
形態例により詳細に述べる。
【0034】図1は、図2で示す従来例のボール供給・
取出タンク(単にボール貯留装置という)9と同じのボ
ール貯留装置20を示し、他の共通部分(発電所用復水
器1や冷却用細管2やボール捕捉用ストレーナ6等)
は、その図示および説明を省略する。
【0035】ボール貯留装置20は有底タンク体で構成
され、その上面には蓋21が開閉自在に設けられてい
る。この蓋21の下面に紫外線照射装置(例えば、光源
として低圧または中圧の水銀ランプで、石英のジャケッ
トのついたもの)22が既存の蓋にも容易に取付られる
ように設けられている。
【0036】このボール貯留装置20には、図2で示す
ように循環ポンプ16の吐出側配管24が臨んでいると
共に、ボール循環運転用バルブ17やボール循環休止用
バルブ18とがそれぞれ連通した配管25,26が臨ん
でいる。
【0037】そして、これらの吐出側配管24や配管2
5と、配管26とを区劃する回収用ストレーナ23が傾
斜して設けられている。
【0038】したがって、ボール循環休止時には、この
回収用ストレーナ23上に循環させる略全てのスポンジ
ボールが貯留するし、ボール循環運転時には、循環する
全てのスポンジボールは、この回収用ストレーナ23上
を通過することから、これらのスポンジボールに対し紫
外線照射装置22によって微生物の滅菌を行なう。
【0039】ここにおいて、本発明のスポンジボールに
は、従来の天然ゴムまたは合成ゴムを基材に連続気泡を
形成したスポンジボールでなく、生分解性プラスチック
を基材に連続発泡させたスポンジボールを用いる。
【0040】この生分解性プラスチックはいう迄もな
く、使用している間に優れた性能を持続的に発揮し、廃
棄後は自然界の微生物によって速やかに分解され、最終
的には土の有機物成分や二酸化炭素と水になるプラスチ
ックを指すが、特に、ポリ乳酸(生体内などに存在する
低分子量化合物(モノマー)の乳酸の重合体で、糖のグ
ルコースを乳酸菌で発酵してして生成した乳酸を化学的
に脱水重縮合反応させることにより製造されたもの)
で、例えば、このポリ乳酸樹脂繊維(例えば、鐘紡株式
会社製商品名「ラクトロン」)を基材として、連続発泡
させたスポンジボールを用いる。
【0041】勿論、エステル型ポリウレタン樹脂を基材
として連続発泡させたスポンジボールでもよい。
【0042】そして、従来の天然ゴムを基材としたスポ
ンジボールと、本発明のポリ乳酸繊維を基材としたスポ
ンジボールとを海域中で比較実験すると、前者は2〜3
年間その原形をとどめていたが、後者は8〜10ヵ月で
強度を失い、その原形の姿はなくなった。
【0043】そこで、この生分解性プラスチック製スポ
ンジボールを従来既存の復水器の冷却用細管洗浄に通常
通り用い、ボール貯留装置20において、5μW/cm
程度で5分間/時、紫外線を照射すると、スポンジボ
ールの微生物は滅菌される一方、その強度を保持して、
洗浄効果を損なうことは全くないが、一旦海域へ流出す
ると約半年で分解され、不法物投棄のそしりは解消でき
た。
【0044】そして、この生分解性プラスチック製スポ
ンジボールの表面に、必要により、金鋼砂や研磨剤片を
付着させるとよいが、この場合、プラスチック製なる
故、良好に付着することができる。
【0045】なお、チタン管を用いた復水器では、紫外
線滅菌の代りにオゾン注入による滅菌を行なってもよい
(「オゾン利用水処理技術」所載の東京湾鶴見発電プラ
ントの生物付着実験参照)。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、冷却用細管のスポンジ
ボール式洗浄に、生分解性プラスチック製スポンジボー
ルを用いたので、万一、小粒のスポンジボールの一部が
海域に流出しても、微生物により容易に分解され、海域
を汚染することがない。
【0047】特に、生分解性プラスチック製のスポンジ
ボールであるため、従来のスポンジボール式洗浄効果を
低下させず、また、例えば、実開昭59−140101
号公報や実開昭60−81493号公報で示すスポンジ
ボール成形方法もそのまま利用することができる。
【0048】また、既存のボール貯留装置に紫外線照射
装置を単に付加するだけで、スポンジボールに対する生
分解による洗浄機能劣化を防止できる。
【0049】殊に、既存のものに滅菌装置は付加できる
ので、優れた効果を得ながら、別個の配管等の心配もな
く安価にできると共に、スポンジボール自身の滅菌に最
適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部図である。
【図2】従来例である。
【符号の説明】
10…スポンジボール、20…ボール貯留装置、22…
紫外線照射装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28G 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側の冷却水と共に多数個のスポンジ
    ボールを、多数の冷却用細管に分配して導入・通過させ
    た後、スポンジボールのみをボール捕集用ストレーナで
    捕捉し、冷却水を海域へ放流させ、捕捉したスポンジボ
    ールを再びボール循環路を介して前記冷却用細管に導入
    するようにした連続循環によって冷却用細管の内面の生
    物皮膜やスライム等を除去する冷却用細管洗浄装置にお
    いて、前記スポンジボールを、生分解性プラスチック製
    スポンジボールとすると共に、前記ボール循環路にボー
    ル貯留装置を設け、該ボール貯留装置に、前記生分解性
    プラスチック製スポンジボールに対し、その生分解によ
    る洗浄機能劣化を抑制するための紫外線照射による滅菌
    装置を内臓することにより、該スポンジボールに照射す
    る一方、万一、一部のスポンジボールが流出しても、こ
    れを容易に生分解させることを特徴とする冷却用細管洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のスポンジボールを、発電所の
    復水器の冷却用細管の内径より1〜3mm大きくした連
    続発泡体とし、また、紫外線照射装置をボール貯留装置
    に単に付加するだけで別個の配管をしないことを特徴と
    する冷却用細管洗浄装置。
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