JPS62147159A - トロイダル型無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機の変速制御装置

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JPS62147159A
JPS62147159A JP28272085A JP28272085A JPS62147159A JP S62147159 A JPS62147159 A JP S62147159A JP 28272085 A JP28272085 A JP 28272085A JP 28272085 A JP28272085 A JP 28272085A JP S62147159 A JPS62147159 A JP S62147159A
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cone
toroidal
rollers
continuously variable
speed change
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Masaki Nakano
正樹 中野
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
    • F16H2015/383Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces with two or more sets of toroid gearings arranged in parallel

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  • Friction Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトロイダル型無段変速機、特にトロイダル式伝
動ユニットを複数組具えるこの種無段変速はの変速制御
装置に関するものである。
(従来の技術) トロイダル式伝動ユニットは、入力軸により駆動され、
出力軸上に回転自在に支持したインプットコーンディス
クと、このインプットコーンディスクに同軸対向させて
出力軸に結合したアウトプットコーンディスクと、これ
らコーンディスクの対向コーン面に摩擦係合してインプ
ットコーンディスクの回転をアウトプットコーンディス
クに伝達する一対のコーンローラとからなり、入力軸か
らの動力をインプットコーンディスク、コーンローラ及
びアウトプットコーンディスクを介して出力軸に伝達す
るものである。
通常のトロイダル型無段変速機はこの種伝動ユニットを
1組具え、両コーンローラを夫々の回転軸線が出力軸の
中心線と交わる中立位置において、自己の回転軸線と直
交する首振り軸線周りに首振り回動させることで上記対
向コーン面に対するコーンローラの摩擦係合位置を変え
、これにより変速を行うよう構成する。
ところでこの種無段変速機においては、コーンローラが
上記中立位置から首振り軸線方向へオフセットされると
コーンディスクから首振り回動力を受けて自から首振り
回動しく方向はオフセットの方向で決まる)、中立位置
に戻されるとこの首振り回動力を受けず中立位置に戻さ
れた時の首振り位置を保つことから、当該無段変速機の
変速制御は変速時コーンローラを要求(アップシフトか
、ダウンシフトか)に応じて対応する方向へオフセット
し、変速完了時コーンローラを中立位置に戻す方式を採
用するのが普通である。
そのための変速制御装置としては従来、特開昭60−4
4657号公報に記載の如きものが知られており、この
装置は、同種の変速を得るための両コーンローラのオフ
セット方向が互に逆向きであるため、かかるオフセット
が可能となるよう各コーンローラに2個づつ油圧シリン
ダを設けると共に、合計4個の油圧シリンダに対する油
圧の給排を4個の電磁開閉弁により行うようにしたもの
である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこのような油圧による変速制御では、一方のコー
ンローラが外乱によりオフセットした時も他方のコーン
ローラが中立位置を保ち得るため、オフセットしたコー
ンローラのみが首振り回動により変速を行い、伝動系に
捩り力が発生したり、滑りが発生して耐久性のみならず
伝動効率を著しく損なう。しかもこの現象は、オフセッ
トしたコーンローラの首振り回動を助長するような力を
生じ、上記の現象がもっとひどくなるといった悪循環を
ともない、最後はオフセットしたコーンローラがコーン
面から外れて伝動機能を果たし得なくなる。
そこでワイヤにより、両コーンローラのオフセットを行
うようになすことも考えられるが、この方式は、トロイ
ダル式伝動ユニットを要求トルク伝達容量に合せて複数
組設ける無段変速機の場合、コーンローラが4個以上と
なって全てのコーンローラに対するワイヤの配索が実際
上できず、採用不能である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、複数組のトロイダル式伝動ユニットを具え、
全てのコーンローラを中立位置から相隣れるもの同士逆
向きにオフセットさせる間無段変速が行われるようにし
たトロイダル型無段変速機の場合、全てのコーンローラ
をリンク結合させることで上述の問題を解決し得るとの
観点からこの着想を具体化したもので、 各トロイダル式伝動ユニットにおける一対のコーンロー
ラ首振軸線とで平行リンク@溝を構成するリンクを設け
ると共に、各トロイダル式1云動ユニツトの少なくとも
一方のリンクをその中央において枢支し、 相隣れるトロイダル式伝動ユニットと隣り合ったリンク
の隣接端を連節する少なくとも1個の連節棒を設けると
共に、該連節棒をその中央において枢支し、 前記リンク及び連節棒を介し前記全てのコーンローラの
オフセットを行う少なくとも1個の変速アクチュエータ
を設けた構成に特徴づけられる。
((乍  用) 各トロイダル式伝動ユニットの一対のコーンローラは夫
々対応するインプットコーンディスクへの入力軸回転を
対応するアウトプットコーンディスフを介して共通な出
力軸に伝達する。この伝動中、変速アクチュエータによ
りリンク又は連節棒を枢動させると、これらリンク及び
連節棒は全てのコーンローラを夫々の回転軸線が出力軸
の中心線と交わる中立位置から、自己のコーンローラ回
転軸線と直交する首振り軸線方向へ相隣れるコーンロー
ラ同士逆向きにオフセットさせる。これらコーンローラ
はそのオフセットにともない対応する方向へ首振り回動
じ、インプットコーンディスク及びアウトプットコーン
ディスクに対する摩擦係合位置を変更されて、対応する
トロイダル式伝動ユニットを同方向へ無段変速させる。
これにより所望の変速比に達したところで、変速アクチ
ュエータによりリンク又は連節棒を元の位置に枢動復帰
させると、全てのコーンローラは中立位置に戻されてこ
の時の首振り回動位置を保ち、所望の変速比を保持する
ことができる。
ところで、この変速に当り全てのコーンローラを自己の
首振り軸線方向へ相隣れるもの同士逆向きにオフセット
し、その後中立位置へ戻すために、各トロイダル式伝動
ユニ7)における一対のコーンローラを平行リンク機構
によりリンク結合し、又相隣れるトロイダル式伝動ユニ
ットを連節棒により相関させる構成としたため、1個の
コーンローラが外乱により中立位置からオフセットされ
る時、他のコーンローラも平行リンク機構及び連節棒を
介して相隣れるもの同士逆向きにオフセットされること
となり、全てのコーンローラが同じ変速位置になって伝
動系に捩り力や滑りを発生することがなく、トロイダル
型無段変速機の耐久性及び伝動効率が損なわれるのを防
止し得る。
又、このように全てのコーンローラが外乱による影響を
同期して同傾向に受けるため、外乱にともなうずれの修
正を個々のコーンローラにおいて行う必要がなく、共通
な変速アクチユエータのストローク補正のみで外乱によ
る影響を排除でき、制御系を簡単化し得る。
更に、全てのコーンローラを平行リンク機構及び連節棒
により相関させるため、これらコーンローラを変速に当
りオフセットさせるための変速アクチュエータがトロイ
ダル式伝動ユニットの数に関係なく1個のみで足り、こ
の点でも制御系の簡単化を図ることができる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図は、第3図に模式的に示すトロイダル型無段変速
機に本発明変速制御装置を組込んだもので、第2図は本
発明装置の要部を構成するコーンローラ用リンク機構を
示す。
先ず第3図の無段変速機を説明するに、これは入力軸1
、出力軸2、この出力軸上に設けた2組のトロイダル式
伝動ユニット3,4、ファイナルドライブシャフト5、
及び前後進切換機構6を具える。入力軸1はエンジンク
ランクシャフト7によりトルクコンバータ等の流体伝動
手段8を介してエンジン駆動し、入力軸1に前進用人力
ギヤ9及び後進用人力ギヤ10を結着する。
出力軸2は入力軸1に平行に配し、この出力軸上に入力
ギヤ9と噛合するディスク駆動ギヤ11を回転自在に支
持する。
トロイダル式伝動ユニット3.4は夫々、インプットコ
ーンディスク12.13 と、これに同軸配置したアウ
トプットコーンディスク14.15 と、これらコーン
ディスクの対向コーン面12a、 14a及び13a。
15aに摩擦係合する一対のコーンローラ16,177
Nび18.19 とで構成する。インプットコーンディ
スク12.13はディスク駆動ギヤ11の両側に配して
出力軸2上に回転自在に支持し、アウトプットコーンデ
ィスク14.15は出力軸2に固着する。そして、ディ
スク駆動ギヤ11とインプットコーンディスク12、1
3間に、前者から後者への動力伝達を司ると共に伝達ト
ルクに応じたスラスト力をインプットコーンディスク1
2.13 に付与するローディングカム20.21を介
在させる。このスラスト力はコーンローラ16.17を
夫々対向コーン面12a、 14a間及び13a、 1
5a間に挟圧し、コーンローラ16.17を対向コーン
面に摩擦係合させる用をなす。
ファイナルドライブシャフト5は出力軸に同軸対向させ
て配置し、前後進切換機構6は出力軸2及びファイナル
ドライブシャフト5間を適宜直結する前進クラッチ22
と、プラネタリギヤ23と、後進ブレーキ24とで構成
する。プラネタリギヤ23はそのサンギヤ23Sをファ
イナルドライブシャフト5上に回転自在に支持して後進
ブレーキ24により適宜固定可能とし、リングギヤ23
Rを人力ギヤ10に噛合させ、ピニオンキャリヤ23C
をファイナルドライブシャフト5に結着して構成する。
かかる無段変速機においては、クランクシャフト7から
流体伝動手段8を経て入力軸1に達したエンジン動力が
一方で人力ギヤ9からディスク駆動ギヤ11に、他方で
人力ギヤ10からリングギヤ23Rに伝達されている。
ここで後進走行を希望して後進ブレーキ24を作動し、
前進クラッチ22を非作動にすると、リングギヤ23R
からの回転のみがプラネタリギヤ23を介し減速されて
逆転下にファイナルドライブシャフト5に伝達され、後
進走行を可能にする。又、前進走行を希望して前進クラ
ッチ22を作動し、後進ブレーキ24を非作動にすると
、リングギヤ23Rからの回転はファイナルドライブシ
ャフト5に伝わらず、ディスク駆動ギヤ11からの回転
が以下の如くにファイナルドライブシャフト5に伝わり
、その正転によって前進走行が可能である。
即ち、ギヤ11の回転はローディングカム20.21を
介してインプットコーンディスク12.13 に伝わり
、ディスク12はコーンローラ16を回転しつつアウト
プットコーンディクス14を駆動し、ディスク13はコ
ーンローラ18を回転しつつアウトプットコーンディス
ク15を駆動する。従って、ギヤ11の回転は伝動ユニ
ット3,4を介して出力軸2に伝わり、その後クラッチ
22を介してファイナルドライブシャフト5に正転下に
伝達され、前進走行可能となる。この動力伝達中、ロー
ディングカム20.21は夫々インプットコーンディス
ク12.13 に伝達トルクに応じたスラスト力を付与
してコーンローラ16〜19を対応コーン面に摩擦係合
させ、上記の動力伝達をいかなる伝達、トルクのもとで
も可能にする。
そして、コーンローラ16〜19を夫々自己の回転軸線
と直交する首振り軸線の周りに第3図中矢印方向へ同角
速度で首振り回動させると、伝動ユニット3,4は同じ
速度でアップシフト方向へ無段変速し、コーンローラ1
6〜19を夫々逆きに同角速度で首振り回動させると、
伝動ユニット3.4は同じ速度でダウンシフト方向へ無
段変速し、これによって変速機を全体として無段変速さ
せることができる。
ところで上記コーンローラ16〜19は夫々、自己の回
転軸線が出力軸2の中心線と交わる中立位置から首振り
軸線方向へオフセットさせる間対応するコーンディスク
から首振り回動力を受けて自から首振り回動する。第3
図中矢印方向の首振り回動を(尋るためには、コーンロ
ーラ16の場合これを中立位置から図面直角方向向こう
側へ、コーンローラ17の場合これを中立位置から図面
直角方向手前側へ、コーンローラ18の場合これを中立
位置から図面直角方向手前側へ、又コーンローラ19の
場合これを中立位置から図面直角方向向こう側へ夫々オ
フセットさせることで目的を達し得る。更に、コーンロ
ーラ16〜19を第3図中矢印と逆方向に首振り回動さ
せるためにはこれらを中立位置から逆向きにオフセット
させる。なお、コーンローラ16〜19は中立位置に戻
すと、この時の首振り角度を保ち、変速比を不変に保持
することができる。
従って、前記の変速に当ってはコーンローラ16〜19
を同種の変速が同速度で行われるようオフセット制御し
、希望の変速比になった時コーンローラ16〜19を中
立位置に戻すが、そのための変速制御装置を本発明にお
いては例えば第1図及び第2図の如き構成とする。
第1図において25は変速機ケースを示し、その内部に
前記の動力伝達列を組込むが、この図では本発明の変速
制御部分のみを示し、この変速制御部分を第2図に明示
した。これら図に示すように本発明では、コーンローラ
16〜19を夫々自己の回転軸線と直交する方向に延在
するコーンローラ支持棒26〜29に回転自在に(黄架
する。支持棒26〜29は全て同じ長さとし、伝動ユニ
ット3に係わる支持棒26.27の上端間及び下端間に
ポールジョイント30〜33を介し等長のリンク34.
35を架設することにより平行リンク機構を構成すると
共に、支持棒26,27、従ってコーンローラ16.1
7を夫々ボールジョイン) 30.32の中心を結ぶ首
振り軸線及びボールジヨイント31.33の中心を結ぶ
首振り軸線の周りに首振り回動可能とする。又伝動ユニ
ット4に係わる支持棒28.29の上端間及び下端間に
ボールジヨイント36〜39を介しリンク34.35と
同じ長さのリンク40.41を架設することにより平行
リンク機構を構成すると共に、支持棒28,29、従っ
てコーンローラ1g、 19を夫々ボールジヨイント3
6゜38の中心を結ぶ首振り軸線及びボールジヨイント
37、39を結ぶ首振り軸線の周りに首振り回動可能と
する。
そして、ボールジヨイント30.36間及びボールジヨ
イント33.39間に夫々連節棒42.43を架設し、
これら連節棒は夫々中程に伸縮ジョイン) 44.45
を有して対応するボールジヨイント間の間隔変化を吸収
し得るようにする。又、伸縮ジヨイント44゜45の中
央、従って連節棒42.43の中央にボール及びソケッ
ト型式の枢支ジョイン) 46.47を設け、これらを
介して連節棒42.43の中央を変速機ケース25に枢
支する。
各リンク34.35.40.41の中央にも同様な枢支
ジヨイント48〜51を設け、これらを介して対応する
リンクの中央を変速機ケース25に枢支する。なお、上
記の如く枢支ジヨイント46〜51を介して変速機ケー
ス25に取付けられた第2図のリンク機構は、アップシ
フト用変速アクチ;エータ52(第2図では作動方向を
表す矢印で示した)及びダウンシフト用変速アクチュエ
ータ53(第1図では図示を省略した)により作動させ
るようにし、これらアクチュエータはボールジヨイント
30.31を介してコーンローラを支持棒26.27に
実線矢印及び点線矢印方向へ変位させるものとする。
上記実施例における変速制御を次に説明する。
各コーンローラ16〜19の回転軸線が出力軸2の中心
線と交わる中立位置にあって成る変速比が保たれている
状態よりアップシフト変速を希望する場合、ダウンシフ
ト用変速アクチュエータ53を非作動にし、アンプシフ
ト用変速アクチュエータ52を作動させる。これにより
コーンローラ支持棒26は第2図中実線矢印方向へ変位
され、コーンローラ16を中立位置から第3図の図面直
角方向向こう側へ、つまり第1図中下方へオフセットさ
せる。
かかるコーンローラ支持棒21の変位は同時に、枢支ジ
ヨイント48.49の周りに回動されるリンク34゜3
5を介してコーンローラ支持棒27を第2図中実線矢印
方向へ同距離変位させると共に、枢支ジヨイント46の
周りに回動される連節棒42を介してコーンローラ支持
棒28を第2図中実線矢印方向へ同距離変位させる。又
、コーンローラ支持棒27の上記変位は枢支ジヨイント
47の周りに回動される連節棒43を介して、更にコー
ンローラ支持棒28の上記変位は枢支ジヨイント50.
51の周りに回動されるリンク40.41を介して夫々
コーンローラ支持棒29を第2図中実線矢印方向へ同距
離変位させる。
これがため支持棒27はコーンローラ17を中立位置か
ら第3図の図面直角方向手前側へ、つまり第1図中上方
へオフセットさせ、支持棒28はコーンローラ18を中
立位置から第3図の図面直角方向手前側へ、つまり第1
図中上方へオフセットさせ、支持棒29はコーンローラ
19を中立位置から第3図中図面直角方向向こう側へ、
つまり第1図中下方へオフセットさせ、これらオフセッ
トの量は全てコーンローラ16のそれに等しい。
コーンローラ16〜19は夫々上記のオフセット中対応
するコーンディスクから首振り回動力を受けて、自から
第3図中矢印方向へ同じ角速度で首振り回動する。この
時トロイダル式伝動ユニット3゜4は前述したように同
じ速度でアップシフト方向へ無段変速し、所定のア・y
プシフト変速を1辱ることができる。
これにより希望の変速比となったところで、アンプシフ
ト用変速アクチュエータ52を非作動にすると共にダウ
ンシフト用変速アクチュエータ53を作動させると、コ
ーンローラ支持棒27は第2図中点線矢印方向へ変位さ
れ、同時に他のコーンローラ支持棒26.28.29も
リンク及び連節棒を介し同速度で第2図中点線矢印方向
へ変位される。かくて、コーンローラ16〜19は中立
位置に復帰され、この時アップシフト用変速アクチュエ
ータ52も作動状態としてダウンシフト用変速アクチュ
エータ53の作動力と釣合せることによりコーンローラ
支持棒26〜29を停止させると、コーンローラ16〜
19は中立位置に保たれる。これによりトロイダル式伝
動ユニット3,4は希望の変速比を保持することができ
、上記のアップシフト変速を終了する。
次に、ダウンシフト変速を希望する場合、アップシフト
用変速アクチュエータ52を非作動にし、ダウンシフト
用変速アクチュエータ53を作動させる。この時、コー
ンローラ支持棒26〜29はコーンローラ16〜19を
中立位置から第2図中点線矢印方向にオフセットさせる
。コーンローラ16〜19は夫々このオフセット中対応
するコーンディスクから首振り回動力を受けて自から第
3図中矢印で示すとは逆の方向へ同角速度で首振り回動
する。これにらりトロイダル式伝動ユニット3.4は同
じ速度でダウンシフト方向へ無段変速し、所定のダウン
シフト変速を得ることができる。
これにより希望の変速比となったところで、ダウンシフ
ト用変速アクチュエータ53を非作動にすると共にアッ
プシフト用変速アクチュエータ52を作動させると、コ
ーンローラ支持棒26〜29は逆に第2図中実線矢印方
向へ変位され、コーンローラ16〜19を中立位置に戻
すことができる。ここでダウンシフト用変速アクチュエ
ータ53も作動状態としてアップシフト用変速アクチュ
ータ52の作動力と釣合せることによりコーンローラ支
持棒26〜29を停止させると、コーンローラ16〜1
9は中立位置に保たれ、希望の変速比を保持することが
でき、この時点でダウンシフト変速を終了する。
なお、上述の例では第2図のリンク機構に対する取付剛
性を確保するため、リンク34.35の双方及びリンク
40.41の双方を枢支ジヨイント48.49及び50
.51により変速機ケース25に取付けたが、リンク3
4.35の一方及びリンク40.41の一方のみを変速
機ケース25に枢支するだけでよい。又連節棒42.4
3についても、図示例の如く2本設ける必要は必ずしも
なく、1本のみで機能上回等差支えない。更に、図示例
では変速アクチュエータをアップシフト用のアクチュエ
ータ52と、ダウンシフト用のアクチュエータ53とに
分けて設けたが、複動アクチュエータであれば1個のみ
でもよく、この場合復動アクチュエータは第2図に示す
リンク(幾描の枢支ジヨイント46〜51を除くどこに
連結してもよい。
第4図は第1図及び体3図に示すトロイダル型無段変速
機にもう1個のトロイダル式伝動ユチット54を追加し
た場合の動力伝達列を示し、伝動ユニット54はアウト
プットコーンディスク15にコーン面15aと背中合わ
せになるよう形成したコーン面15b と、このコーン
面に対向するコーン面55aを持ち、出力軸2上に回動
自在に支持したインプットコーンディスク55と、コー
ン面15b、 55a間に介在させた一対のコーンロー
ラ56.57 とで構成する。そしてコーンディスク5
5のコーン面55aから遠い佃jにディスク駆動ギヤ5
8を設け、これを出力軸2上に回転自在に支持すると共
に、ギヤ58及びコーンディスク55間にローディング
カム59を介在させる。ギヤ58に人力ギヤ60を噛合
させ、この入力ギヤ60を入力軸1に結合する。
かかる伝動ユニット54も、入力ギヤ60を経てギヤ5
8に伝達された入力軸1からの動力をローディングカム
59によりインプットコーンディスク55に伝達し、そ
の後この動力をコーンローラ56.57及びアウトプッ
トコーンディスク15を経て出力軸2に伝達することが
でき、伝動ユニット3,4と同様に動力伝達を行い得る
。そして、コーンローラ56、57をコーンローラ16
.17 と同様に図中矢印方向へ首振り回動させること
でアップシフト変速を行うことができ、コーンローラ5
6.57の逆方向首振り回動でダウンシフト変速を行う
ことができる。
かかるトロイダル型無没変速代の場合、変速制御装置を
本発明においては体5図に模式的に示す如く、第2図の
リンク機構に以下のリンク機構を付加して構成する。即
ち、コーンローラ56.57を夫々自己の回転軸線と直
交する方向に延在するコーンローラ支持棒6L 62に
回転自在に横架する。
そして、これら支持棒も池の支持棒26〜29と同じ長
さとし、支持棒61.62の一ヒ端聞及び下端間にリン
ク34.35.40.41 と同じ長さのリンク63.
64をボールジヨイント65〜68を介して架設するこ
とにより平行リンク機構を構成すると共に、支持棒61
゜62、従ってコーンローラ56.57を夫々ボールジ
ョイン) 65.67の中心を結ぶ首振り軸線及びボー
ルジョイン) 66、68の中心を結ぶ首振り軸線の周
りに首振り回動可能とする。
又、ボールジヨイント65.36間及び68.39間に
夫々連節棒69.70を架設し、これら連節棒は中程に
伸縮ジョイン)71.72を有して対応するボールジヨ
イント間の間隔変化を吸収し得るようにする。
更に伸縮ジョイン) 71.72の中央、したがんて連
節棒69.70の中央に枢支ジョイン) 73.74を
設け、これらを介して連節棒69.70を変速機ケース
25(第1図参照)に枢支する。更にリンク63.64
の中央にも夫々枢支ジョイン) 75.76を設け、こ
れらを介して対応するリンクを変速機ケース25(第1
図参照)に枢支する。
なお本例では、変速アクチュエータ52.53を中央の
トロイダル式伝動ユニット4に係わる平行リンク機構の
下側に突当てて配置し、これがためアップシフト用変速
アクチュエータ52をボールジヨイント38に、又ダウ
ンシフト用変速アクチュエータ53をボールジヨイント
39に夫々作用する。
変速に当っては、これらアクチュエータ52.53の前
記したと同様な作動制御によりコーンローラ16〜19
を同様にオフセット制御することで、又これに随伴して
コーンローラ56.57がコーンローラ16、17 と
同方向へ同距離オフセットされることで、所定の変速を
得ることができる。
(発明の効果) かくして本発明トロイダル型無段変速機の変速制御装置
は上述の如く、変速に際して全てのコーンローラを自己
の首振り軸線方向へ相隣れるコーンローラ同士逆向きに
オフセットし、その後中立位置へ戻すために、各トロイ
ダル式伝動ユニットにおける一対のコーンローラを平行
リンク機構によりリンク結合し、又相隣れるトロイダル
式伝動ユニットを連節棒により相関させる構成としだた
め、1個のコーンローラが外乱により中立位置からオフ
セットされる時、他のコーンローラも平行リンク機構及
び連節棒を介して相隣れるもの同士逆向きにオフセット
されることとなり、全てのコーンローラが同じ変速位置
になって伝動系に捩り力や滑りを発生することがなく、
トロイダル型無段変速機の耐久性及び伝動効率が損なわ
れるのを防止し得る。
又、このように全てのコーンローラが外乱による影響を
同期して同傾向に受けるため、外乱にともなうずれの修
正を個々のコーンローラについて行う必要がなく、共通
な変速アクチュエータのストローク補正のみで外乱によ
る影響を排除でき、制御系を簡単化し得る。
更に、全てのコーンローラを平行リンク機構及び連節棒
により相関させるため、これらコーンローラを変速に当
りオフセットさせるための変速アクチュエータがトロイ
ダル式伝動ユニットの数に関係なく1個のみで足り、こ
の点でも制御系の簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明変速制御装置を具えたトロイダル型無段
変速機の要部切欠側面図、 。 第2図は本発明変速制御装置の要部であるコーンローラ
支持リンク機構の斜視図、 第3図は第1図に示す無段変速機の動力伝達系を示す模
式図、 第4図はトロイダル型無段変速機の他の例を示す第3図
と同様な模式図、 第5図は同側無段変速機に対する本発明変速制御装置を
示すコーンローラ支持リンク機構の斜視的模式図である
。 1・・・入力軸      2・・・出力軸3、4.5
4・・・トロイダル式伝動ユニット5・・・ファイナル
ドライブシャフト 6・・・前後進切換機構  8・・・流体伝動手段9.
60・・・前進入力ギヤ  10・・・後進入力ギヤ1
1、59・・・ディスク駆動ギヤ 12、13.55・・・インプットコーンディスク14
、15・・・アウトットコーンディスク12a、 13
a、 14a、 15a、 15b、 55a−:l−
7面16〜19.56.57・・・コーンローラ20、
21.59・・・ローディングカム25・・・変速機ケ
ース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力軸により駆動され、出力軸上に回転自在に支持
    したインプットコーンディスクと、このインプットコー
    ンディスクに同軸対向させて出力軸に結合したアウトプ
    ットコーンディスクと、これらコーンディスクの対向コ
    ーン面に摩擦係合してインプットコーンディスクの回転
    をアウトプットコーンディスクに伝達する一対のコーン
    ローラとからなるトロイダル式伝動ユニットを複数組具
    え、全てのコーンローラを夫々の回転軸線が出力軸の中
    心線と交わる中立位置から、自己の前記回転軸線と直交
    する首振り軸線方向へ相隣れるコントローラ同士逆向き
    にオフセットさせる間、無段変速が行われるようにした
    トロイダル型無段変速機において、 各トロイダル式伝動ユニットにおける一対のコーンロー
    ラ首振軸線とで平行リンク機構を構成するリンクを設け
    ると共に、各トロイダル式伝動ユニットの少なくとも一
    方のリンクをその中央において枢支し、 相隣れるトロイダル式伝動ユニットと隣り合ったリンク
    の隣接端を連節する少なくとも1個の連節棒を設けると
    共に、該連節棒をその中央において枢支し、 前記リンク及び連節棒を介し前記全てのコーンローラの
    オフセットを行う少なくとも1個の変速アクチュエータ
    を設け てなることを特徴とするトロイダル型無段変速機の変速
    制御装置。
JP28272085A 1985-12-18 1985-12-18 トロイダル型無段変速機の変速制御装置 Granted JPS62147159A (ja)

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JPH052853B2 JPH052853B2 (ja) 1993-01-13

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6419367A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Fuji Xerox Co Ltd Recording device
JPH02283949A (ja) * 1989-04-25 1990-11-21 Nissan Motor Co Ltd 摩擦車式無段変速機
US5308297A (en) * 1989-12-01 1994-05-03 Torotrak (Development) Limited Transmissions of the toroidal-race rolling-traction type
JP2007502393A (ja) * 2003-08-15 2007-02-08 ゲットラーク ゲットリーベ ウント ツァーンラトファブリーク ヘルマン ハーゲンマイアー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト バリエータ及びバリエータ構造

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