JPS62147051A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPS62147051A
JPS62147051A JP28723085A JP28723085A JPS62147051A JP S62147051 A JPS62147051 A JP S62147051A JP 28723085 A JP28723085 A JP 28723085A JP 28723085 A JP28723085 A JP 28723085A JP S62147051 A JPS62147051 A JP S62147051A
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capacitor
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Hideki Yugawa
湯川 秀樹
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Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の回転速度が設定値を超えないよう
にする機能を備えた内燃機関用点火装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 内燃機関の過回転を防止する機能を備えた内燃機関用点
火装置として、機関の回転速度が設定値を超えた時に点
火動作を停止させて懇関を完全に失火させるようにした
ものがあるが、このように構成した場合にはd関の回転
速度が設定値に達した時にいきなり機関が完全失火する
ため、1幾関が急に減速し、運転者に不快な感触を与え
るという問題があった。そこで特公昭53−13740
号に示されているように、橢関の回転速度が設定値以上
になった時に、所定の点火サイクル毎には関を失火させ
て、1なわ151回置きまたは数回置きに機関を失火さ
せるようにした点火装置が提案された。
[発明が解決しようとする問題点1 上記従来の内燃様関用点火装@(特公昭53−1374
0号)では、発電コイルの出力により一定の時定数で定
電圧充電される第1のコンデンサとこの第1のコンデン
サより」−分大きな容セを有して第1のコンデンサの電
荷により一定の時定数で充電される第2のコンデンサと
からなるポンプアップ回路により速度検出回路を構成し
ていたため、速度検出回路の時定数が相当に大きく、回
転速度の変化に対する応答性が悪くなるという問題があ
った。
本発明の目的は、回転速度の変化に対する応答性を高め
た過回転防止機能付の内燃機関用点火装置を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、その実施例を示す第1図に見られるように、
点火コイル1と点火フィル1の1次電流を制御して点火
コイルの2次側に高電圧を誘起させる1次電流制御回路
2とからなる点火回路3と、トリガされた際に1次電流
制御回路2の一部を短絡または開放して点火動作を阻止
する点火動作阻止用スイッチ4と、内燃機関の回転速度
が設定値以上になった時に点火動作阻止用スイッチ4を
所定の点火サイクル毎にトリガする点火動作阻止用トリ
ガ回路5とを備えた内燃機関用点火装置において、回転
速度に対する応答性を高めたものである。
本発明においては、点火動作阻止用トリガ回路5が、点
火コイル1の1次コイルに誘起電圧が発生した時に一定
の電圧まで充電される積分コンデンサ7と、積分コンデ
ンサ7を一定の時定数で放電させる放電回路8と、積分
コンデンサ7の両端の電圧が設定値以上ある時に点火動
作阻止用スイッチ4にトリガ信号を供給するトリガ信号
供給回路9とにより構成される。
[発明の作用] 上記の点火装置において、点火動作が行われると、点火
コイルの1次コイルに誘起電圧が生じるため積分コンデ
ンサが一定の電圧まで充電され、該積分コンデンサの電
荷は放電回路を通して一定の時定数で放電する。内燃機
関の回転速度が設定値未満の場合には、各点火サイクル
において積分コンデンサ7の放電が充分に行われ、各点
火時期に積分コンデンサの端子電圧が設定値未満になっ
ているため、点火動作阻止用スイッチ4にはトリガ信号
が供給されない。これに対し、機関の回転速度が設定値
以上になると、各点火時期に積分コンデンサ7の端子電
圧が設定値以上になっている状態になるため、トリガ信
号供給回路9が点火動作阻止用スイッチにトリガ信号を
供給して機関の点火動作を停止させ、点火火花を間引く
このようにして点火動作が阻止されると積分コンデンサ
が充電されないため、次の点火時期以降の点火時期に積
分コンデンサの端子電圧は設定値以下になり、再び点火
動作が行われるようになる。
点火動作が再開されると、積分コンデンサが再び充電さ
机、該コンデンサの電荷はt1i雷回路を通して一定の
時定数でfil電していく。この時機関の回転速度が未
だ設定値を超えていると、次の点火時期に積分コンデン
サの端子電圧が設定値以下あるため、再び点火動作阻止
用スイッチにトリガ信号が供給されて点火動作が阻止さ
れる。これらの動作の1返しにより機関の回転速度が設
定値以下に制限される。
本発明において、積分コンデンサの放電時定数は一定で
あるため、機関の回転速度が設定値を余り大きく超えて
いない場合には点火動作が1回置き程度に阻止され、回
転速度が設定値を大きく超えている場合には2回以上の
点火動作が続けて阻止される。
上記のように、点火コイルの1次コイルに誘起電圧が発
生した時に積分コンデンサを充電して該コンデンサを一
定の時定数で放電させ、該コンデンサの端子電圧が一定
値以上ある時に点火動作阻止用スイッチにトリガ信号を
供給するようにすると、各点火サイクル毎に回転速度を
チェックして回転速度が設定値以上ある場合に点火動作
を停止させることになるので、時定数が大きな速度検出
回路を用いていた従来の装置に比べて応答性を高めるこ
とができる。またコンデンサの放電時定数は一定である
ため、回転速度が高ければ高い程間引かれる点火火花の
数が多く、回転速度が設定値に近付くと間引かれる火花
の数が少なくなる。従って機関の回転速度が設定値を超
えた場合に過制御になること無く速やかに回転速度を設
定値以下に低下させて適確な過回転防止制御動作を行わ
せることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例の全体的構成を示したもので、
同図において、1は鉄心に1次コイル及び2次コイルを
巻装してなる公知の点火コイル、2は点火コイル1の1
次電流を制御することにより点火コイル1の2次コイル
に高電圧を発生させる1次電流制御回路であり、点火コ
イル1及び1次電流制御回路2により点火回路3が構成
されている。点火コイル1の2次コイルには機関の気筒
に取付けられた点火プラグPが接続され、点火コイル1
の2次コイルに高電圧が発生した時に点火プラグPに火
花が生じて機関が点火される。1次電流制御回路2は、
コンデンサ放電式の回路、電流遮断式の回路等種々の方
式のものが知られているが、本発明ではいずれの方式の
1次電流制御回路を用いてもよい。
4は点火動作阻止用スイッチで、このスイッチは、導通
した際に1次電流制御回路2の一部を短絡して点火動作
を阻止するように設けられている。
5は81goの回転速度が設定値に達した時に点火動作
阻止用スイッチ4をトリガする点火動作阻止用トリガ回
路で、このトリガ回路は、点火コイル1の1次コイルの
誘起電圧によりコンデンサ充電回路6を通して充電され
る積分コンデンサC2と、積分コンデンサC2を一定の
時定数で放電させる放電回路8と、積分コンデンサC2
の両端の電圧が設定値以上ある時に点火動作阻止用スイ
ッチ4に1−リガ信号を供給するトリガ信号供給回路9
とにより構成されている。
第2図は上記第1図の構成を具体化した実施例を示した
もので、この実施例では、1次電流制御回路2として、
点火エネルギー蓄積用コンデンサC1とダイオードD1
ないしD3とサイリスタS1と、抵抗R1と、信号コイ
ルLSと、機関により駆動される発電機内に設けられた
エキサイタコイルl−eとからなる公知のコンデンサ放
電式の回路が用いられている。この1次電流制御回路に
おいては、エキサイタコイルl−eの正の半サイクルの
出力でダイオードD1を通してコンデンサC1が図示の
極性に充電される。信号コイルしSが発生する正負の半
サイクルの信号電圧Vs  (第6図A)の内、正の半
サイクルの信号電圧が点火時期に点弧信号Vg(第6図
D)としてサイリスタS1のゲートに供給されるとサイ
リスタS1が導通してコンデンサC1の電荷をサイリス
タS1及び点火コイル1の1次コイルを通して放電させ
る。
したがってコンデンサC1の端子電圧Vc1は機関の回
転角度θに対して第6図Eのように変化し、点火時期に
コンデンサC1が放電すると点火コイル1の1次コイル
に第6図Fに示すように接地側が正極性になる電圧v1
が誘起する。この電圧V1が昇圧されて点火コイル1の
2次コイルに高電圧が誘起し、この高電圧により点火プ
ラグPに火花が生じて機関が点火される。
点火動作阻止用スイッチ4は、エミッタが接地されコレ
クタがサイリスタS1のゲートに接続されたNPNトラ
ンジスタTrlと、トランジスタTr1のペースエミッ
タ間に並列に接続された抵抗R2とからなり、トランジ
スタ4に所定のベース電流が与えられた時に該トランジ
スタが導通してサイリスタS1のゲートカソード間を短
絡するようになっている。
積分コンデンサC2の一端は接地され、該コンデンサC
2の非接地側端子は抵抗R3を通してツェナーダイオー
ドz1のカソードに接続されている。゛ンエナーダイオ
ードZ1のアノードは、カソードが点火コイル1の1次
コイルの非接地側端子に接続されたダイオードD4のア
ノードに)a続され、コンデンサC2の両端にカソード
を接地側に向けたツェナーダイオードZ2が接続されて
いる。
ツェナーダイオードZl 、 Z2 、抵抗R3、及び
ダイオードD4により、点火コイルの1次コイルに誘起
電圧V1が生じた時に積分コンデンサC2を一定の電圧
まで充電するコンデンサ充電回路6が構成されている。
コンデンサC2の両端には抵抗R4が並列接続され、こ
の抵抗R4によりコンデンサC2の放電回路8が構成さ
れている。
1へリガ信号供給回路9は、ソースが接地され、ドレイ
ンが抵抗R5を通して図示しない直流電源の非接地側端
子に接続された電界効果トランジスタF1を備え、この
電界効果トランジスタのゲートにコンデンサC2の非接
地側の端子が接続されている。電界効果トランジスタF
1のドレインにはツェナーダイオードZ3のカソードが
接続され、ツェナーダイオードZ3のアノードが点火動
作阻止用スイッチを構成するトランジスタTr1のベー
スに接続されている。電界効果トランジスタF1、抵抗
R5及びツェナーダイオードZ3によりトリガ信号供給
回路9が構成されている。
上記の実施例において、点火動作が行われると、積分コ
ンデンサC2が点火コイル1の1次コイルに誘起する電
圧v1により図示の極性に充電される。コンデンサC2
の端子電圧がツェナーダイオードZ2のツェナー電圧以
上になると、該ツェナーダイオードZ2が導通するため
、コンデンサC2はツェナーダイオードZ2のツェナー
電圧VZ2まで充電される。このコンデンサC2の電荷
は、抵抗R4を通して一定の時定数で放電するため、該
コンデンサC2の端子電圧VC2は一定の傾斜で低下し
ていく。この電圧は電界効果トランジスタF1により増
幅され、該電界効果トランジスタF1のドレインソース
間の電圧Vdsは第6図Cに示すように変化する。
機関の回転速度が設定値未満の時には、ある点火時期か
ら次の点火時期までの間の時間内に積分コンデンサC2
の端子電圧が設定値未満になり、電界効果トランジスタ
F1のドレインソース間の電圧Vdsがツェナーダイオ
ードZ3のツェナーダイオ−1z電圧VZ3未満になっ
ているため、トランジスタTr1はトリガされず、遮断
状態を保ったままである。従ってトランジスタTr1は
1次電流制御回路3に何の[Fも与えず、点火動作は支
障無く行われる。
機関の回転速度が設定値以上になると、点火時期におい
て積分コンデンサC2の端子電圧が設定値以上になって
いる状態になり、第6図Cに示したように、点火時期に
おいて電界効果トランジスタF1のドレインソース間電
圧■dSがツェナーダイオード73のツェナー電圧Vz
3以上になっている状態になる。従ってこの時ツェナー
ダイオードZ3が導通してトランジスタTr1にベース
電流が流れ(点火動作阻止用スイッチ4にトリガ信号が
与えられ)、トランジスタTrlが導通してサイリスタ
S1のゲートカソード間を短絡する。従って信号コイル
しSからサイリスタS1に点弧信号が供給されるのが阻
止され、点火動作が阻止される。
このようにして点火動作が阻止されると、点火コイル1
の1次コイルに電圧■1が誘起しないため、積分コンデ
ンサC2の充電が行われない。そのため次の点火時期以
降の点火時期に該積分コンデンナC2の端子電圧が設定
値未満になり、点火動作が再開される。点火動作が再開
されると点火コイル1の1次コイルに電圧v1が誘起す
るため、積分コンデンサC2が充電され、以後同様な動
作が繰返されて機関の回転速度が設定値以下に下がる。
このように、本発明の装置では、機関の回転速度が設定
値以上になった時に、1個またはそれ以上の点火火花が
間引かれ、機関の回転速度が設定値以下に制限される。
積分コンデン1すC2の放電時定数は一定であるため、
回転速度が高ければ高い程間引かれる点火火花の数が多
く、回転速度が設定値に近付くと間引かれる火花の数が
少なくなる。 第2図の実施例においては、点火動作阻
止用スイッチ4によりサイリスタS1のゲートカソード
間を短絡するようにしたが、このスイッチ4により信号
コイルLSを短絡するようにしてもよい。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので、この実施
例では、1次電流制御回路2が信号コイルを省略した回
路からなっている。この実施例では、ダイオードD1の
アノードに接続されたエキサイタコイルleの一端がア
ノードを接地したダイオードD5のカソードに接続され
、エキサイタコイル[eの他端がアノードを接地したダ
イオードD6のカソードに接続されている。そしてエキ
サイタコイルLeの他端がダイオードD3を通してサイ
リスクS1のゲートに接続され、エキサイタコイル1e
に誘起する電圧■eの負の半サイクルの電圧(第3図に
破線矢印で示した極性の半サイクルの電圧)により、サ
イリスタS1に点弧信号が供給される。その他は第2図
に示した実施例と同様であり、サイリスタS1への点弧
信号の供給がエキサイタコイルの負の半サイクルの出力
で行われる点を除き第2図の実施例と同様の動作が行わ
れる。
第4図は本発明の更に他の実施例を示したちので、この
実施例の各部の電圧波形を第7図に示しである。この実
施例では、点火動作阻止用スイッチ4がカソードを接地
したナイリスタS2と該サイリスタS2のゲートカソー
ド間に接続された抵抗R5とからなり、サイリスタS2
のアノードがエキサイタコイルl−eの非接地側端子に
接続されている。その他の点は東2図の実施例と同様に
構成されている。
第4図の実施例においては、機関の回転速度が設定値以
上になって電界効果トランジスタF1のドレインソース
間電圧VdsがツェナーダイオードZ3のツェナーダイ
オード電圧Vz3以上になった時にサイリスタS2がト
リガされるため、■キサイタコイルleの出力Veの正
の半サイクルの電圧が発生する毎にサイリスクS2が導
通し、第7図りに示したようにエキサイタコイルの出力
Veの正の半サイクルの電圧がサイリスタS2により短
絡される。従ってコンデンサC1が充電されなくなり、
点火動作が阻止される。
上記の各実施例では積分コンデンサC2を点火コイルの
1次コイルの誘起電圧により充電したが、点火コイルの
1次コイルの誘起電圧によりトリガされるスイッチ回路
を通して別電源により積分コンデンサC2を充電するこ
ともできる。第5図はこのように構成した実施例を示し
たもので、この実施例では、積分コンデンサC2の非接
地側端子にPNPt−ランジスタTr2のコレクタが接
続され、i−ランジスタTr2のエミッタは図示しない
直流定電圧電源回路の非接地側出力端子[に接続されて
いる。トランジスタTr2のベースには抵抗R6及びR
7の一端が接続され、抵抗R6の他端はトランジスタT
r2のエミッタに接続されている。抵抗R7の他端はN
PNトランジスタTr3のコレクタに接続され、トラン
ジスタTr3のエミッタは接地されている。トランジス
タTr3のベースにはエミッタを接地したNPNトラン
ジスタTr4のコレクタが接続され、トランジスタTr
4のコレクタと電源端子との間に抵抗R9が接続されて
いる。トランジスタ7r4のベースエミッタ間にはアノ
ードを接地側に向けたダイオードD7が並列接続され、
該トランジスタTr4のベースは第2図の実施例と同様
に接続された抵抗R3とツェナーダイオードZ1とダイ
オードD4との直列回路を通して点火コイル1の1次コ
イルの非接地側端子に接続されている。
またこの実施例におい・では、トリガ信号供給回路9が
比較器CMIと抵抗RIOないしR12とにより構成さ
れている。抵抗R10及びR11は直列に接続されて図
示しない直流定電圧電源回路の出力端子間に接続され、
抵抗R11の両端に得られる基準電圧■rが比較器CM
1の逆相入力端子に入力されている。比較器CM1の正
相入力端子には積分コンデンサC2の両端の電圧VC2
が入力され、該比較器の出力端子が点火動作阻止用スイ
ッチ4のトランジスタTrlのベースに接続されている
。また比較器CMiの出力端子が抵抗R12を通して直
流電源回路の非接地側出力端子に接続され、比較器CM
Iの出力端子が非接地状態にある時に抵抗R12を通し
てトランジスタTr1にベース電流が供給されるように
なっている。
第5図の実施例においては、点火動作が行われていない
時にトランジスタJr4が導通状態にあり、トランジス
タTr2及びT r3が遮断状態にある。点火動作が行
われて点火コイル1の1次コイルに誘起電圧が生じると
、1次コイル→ダイオードD7→抵抗R3→ツェナーダ
イオードZ1→ダイA−ドD4→1次コイルの経路で電
流が流れる。この電流によりダイオードD7の両端に生
じる順方向電圧効果によりトランジスタTr4のペース
エミッタ間が逆バイアスされるため、該トランジスタT
r4が遮断状態になり、トランジスタTr3及びTr2
が導通状態になる。これにより積分コンデンサC2が瞬
時に一定の電圧まで充電される。
機関の回転速度が設定値未満の時には点火時期までに積
分コンデンサC2が基準電圧Vr未満まで放電している
ので、各点火時期において比較器CM1の出力端子が接
地状態にあり、点火動作阻止用スイッチ4のトランジス
タTriのベースが接地電位に保たれている。従って各
点火時期において1〜ランジスタTr1は遮断状態に保
持され、点火動作は支障無く行われる。これに対し、機
関の回転速度が設定値以上になると、各点火時期におい
てコンデンサC2の端子電圧Vc2が基準電圧以上にな
っている状態になるため、比較器CM1の出力端子が非
接地状態になる。従って点火時期において抵抗R12を
通してトランジスタTr1にベース電流が与えられるた
め、該トランジスタTr1が導通し、このトランジスタ
の導通により点火動作が阻止される。
上記の説明では、点火動作阻止用スイッチがトリガされ
た時に導通して1次電流制御回路の一部を短絡するとし
たが、トリガされた際に開くスイッチを点火動作阻止用
スイッチとして用いて、この点火動作阻止用スイッチを
1次電流制御回路の一部に挿入することにより1次電流
制御回路の一部を開放して(切離して)点火動作を阻止
するようにしてもよい。
上記の各実施例では、1次電流1tlII御回路2とし
てコンデンサ放電式の回路を用いたが、電流遮断式の1
次電流制御回路が用いられる場合にも本発明を適用する
ことができる。
上記の各実施例では、積分コンデンサC2の放電回路8
を抵抗R4により構成したが、この放電回路8を定電流
回路により構成して、コンデンサC2を定電流で放電さ
せるようにしてもよい。
[発明の効果1 以上のように、本発明によれば、点火コイルの1次コイ
ルに誘起電圧が発生した時に積分コンデンサを充電して
該コンデンサを一定の時定τ(で放電させ、該コンデン
サの端子電圧が一定値以上ある時に点火動作阻止用スイ
ッチにトリガ信号を供給するようにしたので、各点火サ
イクル毎に回転速度をチェックして回転速度が設定値以
上ある場合に点火動作を停止させることができ、時定数
が大きな速度検出回路を用いていた従来の装置に比べて
応答性を高めることができる。また回転速度が高ければ
高い秤量引かれる点火火花の数が多く、回転速度が設定
値に近付くと間引かれる火花の数が少なくなるため、顆
間の回転速度が設定値を超えた場合に過制御になること
無く速やかに回転速度を設定値以下に低下させて適確な
過回転防止制御動作を行わせることができる利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体的構成を示したブロック
図、第2図ないし第4図はそれぞれ第1図の構成を具体
化した異なる実施例を示す回路図、第5図は本発明で用
いる積分コンデンサの充電回路とトリガ信号供給回路の
変形例を示す回路図、第6図は第2図の各部の電圧波形
を示した線図、第7図は第4図の各部の電圧波形を示し
た線図である。 1・・・点火コイル、2・・・1次電流制御回路、3・
・・点火回路、4・・・点火動作阻止用スイッチ、5・
・・点火動作阻止用トリガ回路、6・・・コンデンサ充
電回路、8・・・放電回路、9・・・トリガ信号供給回
路、C第2 図 パ5              と4  VC2第5
 図 M6 図 第7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 点火コイルと該点火コイルの1次電流を制御して点火コ
    イルの2次側に高電圧を誘起させる1次電流制御回路と
    からなる点火回路と、トリガされた際に前記1次電流制
    御回路の一部を短絡または開放して点火動作を阻止する
    点火動作阻止用スイッチと、内燃機関の回転速度が設定
    値以上になった時に前記点火動作阻止用スイッチを所定
    の点火サイクル毎にトリガする点火動作阻止用トリガ回
    路とを備えた内燃機関用点火装置において、前記点火動
    作阻止用トリガ回路は、 前記点火コイルの1次コイルに電圧が誘起した時に一定
    の電圧まで充電される積分コンデンサと、前記積分コン
    デンサを一定の時定数で放電させる放電回路と、前記積
    分コンデンサの両端の電圧が設定値以上ある時に前記点
    火動作阻止用スイッチにトリガ信号を供給するトリガ信
    号供給回路とを具備したことを特徴とする内燃機関用点
    火装置。
JP28723085A 1985-12-20 1985-12-20 内燃機関用点火装置 Granted JPS62147051A (ja)

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