JPS6214684Y2 - - Google Patents

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JPS6214684Y2
JPS6214684Y2 JP1981053030U JP5303081U JPS6214684Y2 JP S6214684 Y2 JPS6214684 Y2 JP S6214684Y2 JP 1981053030 U JP1981053030 U JP 1981053030U JP 5303081 U JP5303081 U JP 5303081U JP S6214684 Y2 JPS6214684 Y2 JP S6214684Y2
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JP
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oven
duct
nitrogen
outlet
heat
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JP1981053030U
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JPS57166339U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体ウエハー表面へのフオトレジス
ト塗布及び現像後に使用するベークオーブンの改
良に関するものである。従来のベークオーブンに
おいては第1図イ,ロ,ハに示すように、半導体
ウエハー1はシリコンゴムベルト2によつて搬送
され、ウエハー温度を熱電対5によつて制御させ
ながらヒーター4の輻射熱によつて加熱されるよ
うになつている。オーブンカバー8は保温のため
断熱材6をその上部に備えており、オーブンの内
部を窒素雰囲気にするための窒素をパイプ3より
導入し、パイプ10より窒素を外部に排気するよ
うにさせている。しかし、この構造ではヒーター
4の表面とウエハー1との距離が長くかつ室温の
窒素ガスをパイプ3より流すため熱効率が悪いも
のであつた。またオーブンに半導体ウエハー1を
搬入、搬出させるために設けた開口部9が広いた
め室温の空気がオーブン内に流れ込みやすくオー
ブン内の温度の安定性も悪いという欠点があつ
た。そこで、第1図のベークオーブンの欠点を解
決する第2図に示すようなベークオーブンが存在
している。このものにおいては、半導体ウエハー
21はステンレス平ベルト22によつて搬送さ
れ、ウエハ温度を熱電対26によつて制御させな
がらヒーター24、均熱板25からの伝導熱によ
つて加熱されるようになつている。オーブンカバ
ー201は保温のため断熱材29をその上部に備
えており、オーブンの内部を窒素雰囲気にするた
めの窒素をパイプ27よりダクト28内に導入
し、予熱した窒素をオーブンの入口および出口側
に設けたカーテン状の吹出し口23から吹き出
し、その窒素をパイプ202から排気させてい
る。しかしこの構造では均熱板25とステンレス
平ベルト22とがこすれてゴミ等が発生し、しか
も摩擦によりステンレス平ベルト22に発生する
熱により半導体ウエハーが反りを生じて搬送中に
ずれてしまいオーブン内で重なることもあつた。
さらに窒素がオーブン出・入口の吹出し口23の
みからしか吹き出さないためオーブンの内部を完
全な窒素雰囲気にすることが困難であるという欠
点もあつた。本考案は前記問題点を解消するもの
で、ヒータと、その表面に備えた均熱板と、該均
熱板に沿つて半導体ウエハーを搬送する搬送ベル
トとを有し、その上方空間をオーブンカバーで覆
つたベークオーブンにおいて、前記均熱板の上面
に、前記搬送用ベルトを無接触で受け入れる溝を
設け、オーブンカバーの内面に窒素の予熱室を形
成する2室に区画されたダクトを配設し、オーブ
ンの入口および出口に対して下向きに、オーブン
内の両側に前記搬送ベルトのウエハー搬送ライに
向けてそれぞれ列状に配列したガス吹出し口を設
け、ダクトの一室を出入口の一方およびオーブン
内のガス吹出し口に、ダクトの他室を出入口の他
方のガス吹出し口にそれぞれ連通させ、両ダクト
をそれぞれ別系統の窒素供給配管に接続したこと
を特徴とするベークオーブンである。
次に本考案の実施例を図面によつて説明する。
第3図イ,ハに示すように、パネルヒータ35
を水平方向に配設し、該パネルヒータ35上に均
熱板37を取付け、該均熱板37にはウエハー温
度を制御させる熱電対36を取付ける。均熱板3
7の上面にはその長さ方向に沿つて上部を開口し
た溝304を設け、均熱板37の溝304内にシ
リコンゴムベルト32を、その一部を均熱板37
上方に露出させて無接触状態で収容し(第3図
ハ,ニ)、シリコンゴムベルト32のたるみをな
くすローラ305を各ヒータ35間に取付ける
(第3図ロ)。
302はオーブンカバーで、オーブンカバー3
02の上部には断熱材301を取付け、その内側
には仕切板48により仕切られたダクト39及び
ダクト40を取付け、オーブンの入口を横切る方
向に列状に配列した吹出し口43(第4図ハ)に
ダクト40を接続し、しかもオーブンの出口を横
切る方向に列状に配列した吹出し口45(第4図
ハ)及びオーブンカバー302の内側下端に水平
方向に列状に配列した吹出し口44にダクト39
を接続する。各ダクト39,40はそれぞれ配管
41,42により窒素の供給源に接続する。30
3はオーブン内を排気させるパイプであり、吹出
し口43,44と吹出し口45とに向けた流路は
独立しているから、単独に流量を調節可能となつ
ている。
次に本考案の動作について説明する。半導体ウ
エハー31はシリコンベルト32によつてオーブ
ン内に搬送され、ヒータ35、均熱板37からの
輻射熱によつて加熱され、ウエハー温度は熱電対
36により制御される。均熱板37上のシリコン
ベルト32が通る部分に、溝304が設けられて
いるから、溝304内をベルト32を通過させる
ことにより半導体ウエハー31を均熱板37に接
近させることができ、熱効率が良くなる。しかも
半導体ウエハー31と均熱板37とを接近させて
もベルト32と均熱板37との接触が溝304に
より回避されることになる。
また、窒素は配管41,42からダクト39,
40に供給されて予熱され、予熱された窒素は吹
出し口43,44と吹出し口45とに供給され
る。吹出し口43,45から吹出された窒素はオ
ーブンの入口、出口側にエアーカーテンを形成す
ることになるから、外気の混入を防ぎ、しかも水
平方向に配置した吹出し口44から予熱された窒
素が供給されるので、オーブン内が十分に窒素雰
囲気に維持されることになる。
また、吹出し口43,44,45から供給され
る窒素は予熱されているから、オーブン内の温度
に影響を及ぼすことがなく、熱効率を低下させる
ことがない。
以上のように本考案によれば均熱板上に搬送ベ
ルト通過用の溝を設けたので、搬送ベルトと均熱
板とを接近させることができ、熱効率を向上で
き、しかもベルトと均熱板との接触をなくすこと
ができ、ゴミの発生を防止できる。さらに、オー
ブンの出入口側及びその内側から窒素を供給する
ようにしたので、オーブン内部を十分窒素雰囲気
にすることができ、しかも、入口側と出口側の吹
出し口から流出する窒素の流量を個別に制御し、
ダクト内で予熱された窒素のエアカーテンを形成
して外気の混入も防止でき、安定した均熱長が得
られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは従来のベークオーブンの構
成図であり、第1図イは主要部を断面した正面
図、第1図ロは第1図イの平面図、第1図ハは第
1図イの側面図、第2図イ,ロ,ハは従来のベー
クオーブンの構成図であり、第2図イは主要部を
断面した正面図、第2図ロは第2図イの平面図、
第2図ハは第2図イの側面図、第3図イ,ロ,
ハ,ニは本考案の実施例を示す構成図であり、第
3図イは主要部を断面した正面図、第3図ロは第
3図イの平面図、第3図ハは第3図イの側面図、
第3図ニは均熱板とベルとの関係を示す正面図、
第4図イ,ロ,ハ,ニはオーブンカバーを示すも
のであつて、第4図イは主要部を断面した正面
図、第4図ロは第4図イの平面図、第4図ハは第
4図イの底面図、第4図ニは第4図イのA−A線
断面図である。 32……シリコンゴムベルト(搬送ベルト)、
37……均熱板、304……溝、43,44,4
5……吹出し口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータと、その表面に備えた均熱板と、該均熱
    板に沿つて半導体ウエハーを搬送する搬送ベルト
    とを有し、その上方空間をオーブンカバーで覆つ
    たベークオーブンにおいて、前記均熱板の上面
    に、前記搬送用ベルトを無接触で受け入れる溝を
    設け、オーブンカバーの内面に窒素の予熱室を形
    成する2室に区画されたダクトを配設し、オーブ
    ンの入口および出口に対して下向きに、オーブン
    内の両側に前記搬送ベルトのウエハー搬送ライン
    に向けてそれぞれ列状に配列したガス吹出し口を
    設け、ダクトの一室を出入口の一方およびオーブ
    ン内のガス吹出し口に、ダクトの他室を出入口の
    他方のガス吹出し口にそれぞれ連通させ、両ダク
    トをそれぞれ別系統の窒素供給配管に接続したこ
    とを特徴とするベークオーブン。
JP1981053030U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6214684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981053030U JPS6214684Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981053030U JPS6214684Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57166339U JPS57166339U (ja) 1982-10-20
JPS6214684Y2 true JPS6214684Y2 (ja) 1987-04-15

Family

ID=29849685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981053030U Expired JPS6214684Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

Country Status (1)

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JP (1) JPS6214684Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484503U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19
JPS5314574A (en) * 1976-07-26 1978-02-09 Hitachi Ltd Clean bench
JPS54158445A (en) * 1978-06-05 1979-12-14 Mitsubishi Electric Corp Sintering of photosensitive resin

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484503U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19
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JPS54158445A (en) * 1978-06-05 1979-12-14 Mitsubishi Electric Corp Sintering of photosensitive resin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57166339U (ja) 1982-10-20

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