JPS62146733A - 車両の内装部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両のインストルメントパネル或いはドアライ
ニング等の内装部品に関する。

（従来の技術） 車両のインストルメントパネル等の内装部品は一般に第
３図に示す構造をしている。

即ち、所定形状のファンデーション（１００）を成形し
、このファンデーション（１０１）の表面に樹脂発泡体
（１０１）からなる層を形成し、次いでこれらをビス（
ＩＯ２）　、ステー（１０４）等を介してダクト（１０
５）等の剛性に富んだ部材に取付けるようにしている。

また、ファンデーションを用いずに樹脂発泡体のみによ
ってインストルメントパネルを構成するようにしたもの
も特開昭５９−２３０８３１号として知られている。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したようにファンデーションを用いない場合には樹
脂発泡体を分割して成形し配線路及び配風路を形成する
必要があるため、複数の成形型が必要となり、且つ成形
後にダクト等の取付は及び各分割体の貼り合せを行わな
ければならず工程数が増加する。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決すべく本発明は、ダクト等の中空体の
外側に樹脂発泡体を一体的に設けるようにした。

（作用） 成形型内にダクト等の中空体をセットし、次いで、型内
に樹脂を充填して発泡せしめることで、中空体と樹脂発
泡体との一体成形品を得る。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付１４面に基いて説明する。

第１図は本発明を車両のインストルメントパネルに適用
した例を示す斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ［断面図
であり、インストルメントパネル（１）は車内側への膨
出部（ｌａ）を有し、この膨出部（１ａ）の上面右側に
メータ類の収納ボックス（２）が、左側下部にグローブ
ボックス取付部（３）が、更に中央部に空調器及び音響
装；１収納用ボックス部（４）が一体内に形成されてい
５５゜上記ボックス部（４）の構造は第２図に示すよう
に、冷暖気の通路としてのダクト（５）或いはケース（
８）の外側に樹脂発泡体（６）の層を一体的に形成し、
内部にはハーネス（８）を埋設している。

ここで、樹脂発泡体（６）の材料樹脂としてはスチロー
ル樹脂、ポリウレタン樹脂或いはポリプロピレン等任意
であり、また、上記インストルメントパネル（１）の製
造手順は、先ず成形型内にダクト（５）及びハーネス（
８）をセットし、次いで型内に発泡材（発泡ビーズ）を
充填し、これを加熱発泡せしめることで、ダクト（５）
、樹脂発泡体（８）、ハーネス（８）及びケース（９）
を一体成形する。

尚、実施例ではインストルメントパネルを車両の内装部
品の例として挙げたが、これに限らずドアライニング等
にも適用できる。

（発明の効果） 以上に説明した如く本発明によれば、ダクト等の中空体
の外側に樹脂発泡体を一体的に設けたため、従来の如く
ファンデーションを別工程で成形する必要がなく製作工
程が大巾に簡略化され、後工程でダクト等の部品を組付
ける必要がなく、組付は工数が削減され、軽量化も達成
でき、更にニアコンディショナーのダクトを利用した場
合にはダクト外側を断熱性に優れた樹脂発泡体で囲むこ
ととなるので、冷暖房の効率も高まる等多くの効果を発
揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る内装部品としてのインストルメン
トパネルの全体斜視図、第２図は第１図はＡ−Ａ線断面
図、第３図は従来のインストルメントパネルの縦断面図
である。 尚、図面中（１）はインストルメントパネル、（４）は
噴出部、（５）はダクト、（６）は樹脂発泡体である。 特　許　出　願　人　　木田技他工業株式会社代理人　
　弁理士　　　下　　１）　容一部間　　　弁理士　　
　大　　矯　　邦　　部同　　　弁理士　　　小　　山
　　　　右同　　　弁理士　　　野　　［［１茂 第１図 第２図　　　　第３図 ］○１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予め成形された中空体の中空部を残した状態で、中空体
   を樹脂発泡体内に埋設したことを特徴とする車両の内装
   部品。