JPS62146676A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPS62146676A
JPS62146676A JP60287067A JP28706785A JPS62146676A JP S62146676 A JPS62146676 A JP S62146676A JP 60287067 A JP60287067 A JP 60287067A JP 28706785 A JP28706785 A JP 28706785A JP S62146676 A JPS62146676 A JP S62146676A
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JP
Japan
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group
heat
recording material
diazo compound
sensitive recording
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Application number
JP60287067A
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English (en)
Inventor
Masato Satomura
里村 正人
Ken Iwakura
岩倉 謙
Kimio Ichikawa
紀美雄 市川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62146676A publication Critical patent/JPS62146676A/ja
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/337Additives; Binders
    • B41M5/3375Non-macromolecular compounds

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は感熱記録材料に関するものであり、待て定着可
能なジアゾ系感熱記録材料に関するものである。更に詳
しくは、熱記録前の保存性が優れ、しかも熱記録時の発
色濃度が高く、熱記録検光定着が可能な感熱記録材料に
関するものである。
「従来の技術」 感熱記録方法に用いられる記録材料として通常ロイコ発
色型感熱記録材料が用いられている。(7かしながら、
この感熱記録材料は記録後の過酷な取り扱いや加熱ある
いは溶剤類の付着により予期しない所に発色し、記録画
像を汚してしまう欠点を持っている。このような欠点の
ない感熱記録材料として、近年ジアゾ発色型感熱記録材
料の研究が活発に行われている。例えば特開昭j7−/
230/に号、画像電子学会誌、//、xqo(/9J
J)等に開示されているが、ジアゾ化合物、カップリン
グ成分及び塩基性成分(熱によって塩基性となる物質も
ふくむ)を用いた記録材料に熱記録し、そのあと光照射
を行って未反応のジアゾ化合物を分解して発色を停止さ
せるものである。
確かに、この方法によれば記録不要な部分の発色を停止
(以下、定着と呼ぶ)させる事が出来る。
しかしこの記録材料も保存中にプレカップリングが徐々
に進み、好ましくない着色(カブリ)が発生することが
ある。このために発色成分の内いずれか7種を不連続状
の粒子(固体分散粒子)の形で存在させることばより、
成分間の接触を防ぎ、プレカップリングを防止すること
が行われている。
が、記録材料の保存性(以下、生保存性と呼ぶ)がまだ
充分でないうえ熱発色性が低下するという欠点がある。
他の対策として成分間の接触を最小にするために、ジア
ゾ化合物とカップリング成分とを別層として分離するこ
とが知られている(例えば前記の、特開昭J7−/、!
3θ16号に記載)。
この方法は生保存性は良好に改善されるものの熱発色性
の低下が大きく、・ξルス巾の短い高速記録には応答で
きず実用的ではない。更に生保存性と熱発色性の両方を
満足させる方法としてカップリング成分及び塩基性物質
のいずれかを非極性ワックス状物質(特開昭17−4t
&/4t/号、特開昭ff17−/gコt3A号)や、
疎水性高分子物質(特開昭37−/9コ9クグ号)でカ
プセル化することにより他の成分と隔離することが知ら
れている。しかしこれらのカプセル北方法ハ、ワックス
あるいは高分子物質をそれらの溶媒で溶解し、それらの
溶液中に発色成分を溶解するかあるいは分散してカプセ
ルを形成するものであって芯物質の回りを殻でおおった
通常のカプセルとはその機能が異なる。そのために発色
成分を溶解して形成した場合は、発色成分がカプセルの
芯物質とならずにカプセル化物質と均一に混合し、カプ
セルの壁界面で保存中にプレカップリングが徐々に進行
して充分な生保存性が得られらい。また発色成分を分散
して形成した場合は、カプセルの璧が熱融解しないと発
色反応を生じないので熱発色性が低下する。更にカプセ
ルを形成した後ワックスあるいは高分子物質を溶解する
のに用いた溶媒を除去しなければならないという製造上
の問題があり充分満足されるものではない。
そこで、これらの問題を解決するため種々検討を行った
結果、発色反応にかかわる成分のうちの少なくとも7種
を芯物質に含有し、この芯物質の周囲に重合によって壁
を形成してマイクロカプセル化する方法によって優れた
感熱記録材料が得られることを見いだした。
「発明が解決しようとしてする問題点」ところが、この
マイクロカプセル化の方法による感熱記録材料において
も、熱記録後の長期保存によシ、画像記録部分の光学濃
度が見かけ上低下する場合があること、又、より早い熱
応答性を賦与することなど更に改善が望まれていた。
「発明の目的」 そこで、本発明の第7の目的は、生保存性が優れ、熱応
答性が早くかつ熱発色性が高くその上熱記録後の長期保
存による、記録画像濃度の低下が少ない感熱記録材料を
提供することにある。
本発明の第2の目的は、熱記録後未反応のジアゾ化合物
を光分解して、定着することができる感熱記録材料を提
供することにある。
本発明の第3の目的は、製造適性の優れた感熱記録材料
を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明者等は鋭意研究の結果、支持体上にジアゾ化合物
及びカップリング成分を含有する記録層を塗設した感熱
記録材料において、芳香族エーテル又はエステルの少く
とも一種以上を該記録層中に含むことを特徴とする感熱
記録材料によって解決した。なお、該ジアゾ化合物もし
くはカップリング成分のいずれか一方はマイクロカプセ
ル中に含有されていることが好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、従来の記録材料に用いら
れているように熱や圧力によって破壊してマイクロカプ
セルの芯に含有されている反応性物質とマイクロカプセ
ル外の反応性物質を接触させて発色反応を生じさせるも
のではなく、マイクロカプセルの芯及び外に存在する反
応性物質を加熱することによって、主としてマイクロカ
プセル壁を透過して反応させるものである。
本発明者らは、このような篤イクロカプセルを用いた感
熱記録材料を鋭意研究した結果、生保存性が優れ、熱発
色性を良好にし、かつ熱記録後の長期保存による記録画
像の光学濃度の低下をなくする為に、前記ジアゾ成分及
びカップリング成分の他に層内に芳香族エーテル又はエ
ステルの少くとも一種以上を含ませることが極めて効果
的であることを見出した。
本発明におけるこれらの化合物の好ましいものの例とし
ては、次の一般式(I)で示される化合物が挙げられる
本発明における芳香族エーテル又はエステルトしては次
の一般式(1)で示される化合物がある。
Ar−0−Y(1) 上式中Arは置換基を有していてもよいアリール基を、
Yは置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル
基、アリール基、アシル基、アルキルスルホニル基また
はアリールスルホニル基を表わす。
上記一般式(1)で表わされる熱可融性物質のうち下記
一般式(1−a)〜(1−d)で表わされるものが好ま
しい。
上記一般式(1−a) 〜(1−C)中、R1およびR
2は同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル
基、アルコキシ基、アシルオキノ基、アシル基、ハロゲ
ン原子、シアン基、アリール基、アシルオキシ基、置換
カルバモイル基、置換スルファモル基、アシルアミノ基
、置換スルホニルアミノ基、アルキルアミノ基、アルキ
ルオキシカルボニル基またはアリールオキシカルボニル
基を衣わす。またR1とR2が連結して環を形成しても
よい。R′は置換基を有していてもよいアルキル基、ア
ラルキル基またはアリール基を、RH−o−1−s−を
含んでいてもよいアルキレンはアルキレン基を表わす)
を、Xは−0−9−8−または −e−o−を、R“およびR″′は同一でも異なっても
よく、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキ
ル基またはアリール基を表わす。
上記一般式(1−a)〜(1−(りにおいてR1および
R2で表わされる置換基のうち、水素原子、炭素原子数
/−Qのアルキル基、炭素原子数/〜グのアルコキシ基
、炭素原子数〕〜≦のアシル基、フッ素原子、塩素原子
、フェニル基、アルコキシ置換フェニル基、炭素原子数
コ〜にのアルキルオキシカルボニル基または炭素原子数
g〜10のアリールオキシカルボニル基が特に好ましく
、R1とR2が連結して環を形成する場合は、ナフタレ
ン環が特に好ましい。
R′で表わされる置換基のうち、ハロゲン原子またはシ
アン基で置換されてもよい炭素原子数/〜10のアルキ
ル基、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基または
シアン基で置換されてもよい炭素原子数7〜10のアラ
ルキル基、まだはハロゲン原子、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基捷たはアルキル基で置換されてもよい炭素原
子数6〜/θのアリール基が特に好ましい。Rで表わさ
れる置換基のうち7〜2ケの一〇−、−S−を含んでい
てもよい炭素原子数/〜10のアルキレン基、−(CH
2)m−〇−C−0−(CH2)m−。
−(CH2)m−0−C−C−0−(CH2)m−また
は(m、nは/〜乙の整数が特に好ましい。
R“およびR“′で表わされる置換基のうち、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子−tたけアリー
ル基で置換されてもよい炭素原子数/〜70のアルキル
基、またはアルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基ま
たはハロゲン原子で置換されでもよい炭素原子数6〜/
2のアリール基が特に好ましい。
上記の熱可融性物質の中グ0〜lto 0cの融点を有
するものが好ましく、特に♂θ〜/l oocの融点を
有するものが好ましい。
上記の熱可融性物質の中、分子量が/jO〜4θθのも
のが好ましく、特に200,4tjOのものが好ましい
上記の熱可融性物質の中、730°Cにおける溶融粘度
が2Qセンチポイズ以下のものが好ましく、特に/−t
センチポイズ以下のものが好ましい。
次に本発明に係る一般式(1)で示される熱可融性物質
の具体例を示すが本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
/)   −2−ベンジルオキシナフタレン2)/−p
−ビフェニルオキシ−2−フェニルエタン 3)2−フェノキシアセチルオキシナフタレン<z)2
−p−クロロペンジルオキシナフタレンり/−ヒドロキ
シ−2−フェノキシカルボニルナフタレン ≦)  、2−ベンゾイルオキシナフタレン7)   
/、、!−ジフェノキシエタン♂)/−フェノキシ−コ
ール−エテルフェノキシエタン 9)/−7エノキシ〜2− p−クロロフェノキシエタ
ン /θ)/−7二ノキシー2−p−メトキシフェノキシエ
タン //)/−7二ノキシー2−1)−トリルオキシエタン /、2)/、2−ビス−m−)リルオキシェタン/3)
 /lダービスフェノキシブタン/リ  ビス(フェノ
キシエチル)カーボネート/j)ビス(フェノキシエテ
ル)オギザレート7g)p−ビフェニル−β−メトキシ
エチルエーテル /7)  P−ビフェニル−β−シクロヘキシルオキシ
エチルエーテル /♂) p−シクロヘキシルフェニル−β−メトキシエ
チルエーテル /9)ビス(p−メチルフェノキシエチル)カーボネー
ト ro)  /、r−ビス(β−フェノキシエトキシカル
ボニル)エタン 、2/)/、&−ビス(β−フェノキシエトキシカルボ
ニル)ブタン 22’l/、4t−ビス(β−p−トリルオキシエトキ
シカルボニル)ブタン 、2J)  /−ヘンジイルオキシ−2−p−ビツエニ
ルオキシエタン u&)/−p−メチルベンゾイルオキ7−2−p−ビフ
ェニルオキ/エタン 26)/−p−クロロペンソイルオキンーλ−β−ナフ
チルオキシエタン コに)/−p−ビフェニルオキシーコープロビオニルオ
キシエタン 27)2.2−ビス(9−β−フェノキシエトキシフェ
ニル)プロ/2ン コl)2.2−ビス(ダーβ−o−)ジルオキシエトキ
シフェニル)フロノ2 y 29)ペンジルオキシ力ルポニルオギシーp−ビフェニ
ル 30)インプロポキシカルボニルオキシ−p−ビフェニ
ル 3/)β−クロロエトキシナフタレン 32)β−シアノエトキシナフタレン 33)β−クロロエトキシ−p−ビフェニルJ&)、!
−フエノキシフェニルオキシヵルポニルフェノール 3t)、!−p−ビフェニルオキシカルボニルフェノー
ル 3に)−−β−ナフチルオキシカルボニルフェノール 32) ビス(−2−p−メトキシフェノキシエチル)
エーテル 3♂)ビス(−!−p−エトキシフェノキシエチル)エ
ーテル 39) ビス(−2−p−メトキシフェノキシエタンシ
)メタン 4t0)ビス(2−p−エトキシフェノキシエトキシ)
メタン <t/)  (3−オキサ−j−フェノキシペンチルオ
キシ)ナフタレン 4t2)(3−オキサ−!−フェノキシペンチルオキシ
)−p−ビフェニル 173)  /、、?−ビスナフチルオキシーコークロ
ロプロパン 4te)  /−フェノキフーコーβ−ナフチルオキシ
プロパン <zt)  ビスーm−トリルオギザレート4tg) 
 /−フェナシルオキシナフタレンg7)  /−ヘン
シルオキシナフタレンq♂)2−フェナシルオキシナフ
タレン<tq)/、2−ビス−p−クロロフェノキシエ
タン !0)  /、2−ビス−p−メトキシフェノキシエタ
ン 3/)  /、2−ビス−m−アセチルフェノキシエタ
ン j2) /12−ビス−m−N−メチルカルバモイルフ
ェノキシエタン !3)  /−フェノキシ−2−p−シアノフェノキシ
エタン j4t)7.2−ビス−p−シアノフェノキシエタン SS)  /−フェノキシ−λ−p−メトキ/カルボニ
ルフェノキシエタン st)  /、2−ビス−ルーメト、キシカルボニルフ
ェノキシエタン !2)/−フェノキシ−コール−N−メチルスルファモ
イルフェノキシエタン !♂) /12−ビス−p−N−メチルスルファモイル
フェノキシエタン t9)i−フェノキシ−2−p−ペンジルオキノフエノ
キシエタン to)/−フェノキシ−2−p−アセチルオキ/フェノ
キシエタン に/)/−フェノキシ−J−p−アセチルアミノフェノ
キシエタン 4u)  /−フェノキシ−2−p−メチルスルホニル
アミノフェノキシエタン 等 これらは単独もしくは2種以上選択して用いられる。
本発明に用いられるジアゾ化合物は、一般式ArN2 
 X  (式中、Arは芳香族部分を表わし、N2 は
ジアゾニウム基を表わし、X−は酸アニオンを表わす。
)で示されるジアゾニウム塩であり、カップリング成分
とカップリング反応を起して発色することができるし、
また光によって分解することができる化合物である。
芳香族部分としては、具体的には下記一般式の′ものが
好ましい。
式中、Yは水素原子、置換アミン基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アリールチオ基、アルキルチオ基又は
、アシルアミノ基を表し、Rは水素原子、アルキル基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アリールアミノ基又
は、ノ・ロゲン(1゜Br、α、F)を表す。nは/又
は2を表わす。
Yの置換アミン基としては、モノアルキルアミノ基、ジ
アルキルアミノ基、アリールアミノ基、モルホリノ基、
ピペリジノ基、ピロリジノ基等が好ましい。
塩を形成するジアゾニウムの具体例としては、<1−シ
アソーノージメチルアミノベンゼン、g −ジアゾ−/
−ジエチルアミノベンゼン、q−シアソー/−ジプロピ
ルアミノベンゼン、タージアゾ−/−メチルベンジルア
ミノベンゼン、q−ジアゾ−/−ジベンジルアミノベン
ゼン、グージアゾ−/−エチルヒドロキシエチルアミン
ベンゼン、グージアゾ−/−ジエチルアミン−3−メチ
ルベンゼン、グージアゾ−/−ジメチルアミン−2−メ
チルベンゼン、11−シアソー/−ヘンソイルアミツー
−9!−ジェトキシベンゼン、グージアゾ−7−モルホ
リノベンゼン、グージアゾ−/−モルホリノ−,2,s
−ジェトキシベンゼン、ク−ジアゾ−/−モルホリノ−
2,!−ジプドキンベンゼン、グーシアソー/−アニリ
ノベンゼン、グージアゾ−/−トルイルメルカプ)−2
,3−ジェトキシベンゼン、な−ジアソー/、&−メト
キシベンゾイルアミノ−2,j−ジェトキシベンゼン、
グージアゾ−7−ピロリジノーコーエテルベンゼン等が
挙げられる。
酸アニオンの具体例としては、CnF2n+IC0O−
(nば3〜9の整数)、CmF2m+l5O3(mは2
〜?の整数)、(ClFzl+tSOz)zCH−(1
!は/〜//の整数)、 (nは3〜9の整数) BF4LPF6−等が挙げられる。
特に酸アニオンとしては、パーフルオロアルキル基もし
くはパーフルオロアルケニル基?、含んだもの、あるい
はPF6−が生保存中におけるカプリの増加が少なく好
ましい。
ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の具体例としては、例
えば下記の例が挙げられる。
C(CH3)3 0C4H9 本発明に用いられるカップリング成分としては塩基性雰
囲気でジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)とカップリング
して色素を形成するものであり、4体例としてはレゾル
シン、フロログルシン、−93−ジヒドロキシナフタレ
ン−6−スルホン酸ナトリウム、l−ヒドロキシーコー
ナフトエ酸モルホリノプロピルアミド、/、!−ジヒド
ロキンナフタレン、2.3−ジヒドロキ7ナフタレン、
2゜3−ジヒドロキシ−6−スルファニルナフタレン、
コーヒドロキシー3−ナフトエ酸モルホリノプロピルア
ミド、−一ヒドロキシー3−ナフトエ酸ア二+’)ド、
コーヒドロキシー3−ナフトエ酸−2′−メチルアニリ
ド、ノーヒドロキシ−3−ナフトエ酸エタノールアミド
、ノーヒドロキシ−3−ナフトエ酸オクチルアミド、コ
ーヒドロキシー3−ナフトエ酸−N−ドデシル−オキシ
−プロビルアミド、コーヒドロキシー3−ナフトエ酸テ
トラデシルアミド、アセトアニリド、アセトアセトアニ
リド、ベンゾイルアセトアニリド、/−フェニル−3−
メチル−!−ピラゾロン、/−(コ/ 、 4t/。
t’−ト+)クロロフェニル) −3−ペンスアミトー
!−ピラゾロン、/  (,2/ 、 4(/ 、 t
 /   )リクロロフェニル)−3−アニリノ−!−
ヒラゾロン、l−フェニル−3−フェニルアセトアミド
−!−ピラゾロン等が挙げられる。更にこれらのカップ
リング成分を2種以上併用することによって任意の色調
の画像を得ることができる。
本発明の感熱記録材料には発色を促進するために塩基性
物質を添加することが好ましいが、塩基性物質としては
、水難溶性ないしは、水不溶性の塩基性物質や加熱によ
りアルカリを発生する物質が用いられる。
塩基性物質としては、無機及び有機アンモニウム塩、有
機アミン、アミド、尿素やチオ尿素及びその銹導体、チ
アゾール類、ビロール類、ピリミジン類、ピはシリン頌
、グアニジ/類、インドール類、イミダゾール類、イミ
ダシリン類、トリアゾール類、モルホリン類、ビはリジ
ン類、アミジン類、フォルムアジン類、ピリジン類等の
含窒素化合物が挙げられる。これらの具体例としては、
例えハ酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミン、
トリベンジルアミン、オクタデシルベンジルアミン、ス
テアリルアミン、アリル尿素、チオ尿素、メチルチオ尿
素、アリルチオ尿素、エチレンチオ尿L−2−ベンジル
イミダゾール、グーフェニルイミダゾール、コーフェニ
ルーグーメチルーイミダゾール、コーウンデシルーイミ
ダゾリン、コ、4t、j−)リフジルーコーイミダゾリ
ン、/。
コーシフェニル−g、4t −ジメチルーコーイミタソ
リン、コーフェニル=コーイミダゾリン、/。
J、J−トリフェニルグアニジン、/、2−ジトリルグ
アニジン、/、2−ジシクロへキシルグアニジン、/、
2.3−)ジシクロへキシルグアニジン、グアニジント
リクロロ酢酸塩、N、N’−ジペンジルピはシリン、g
、4t’−ジチオモルホリン、モルホリニウムトリクロ
ロ酢酸塩、コーアミノ−ベンゾチアゾール、N、N’−
ジフェニルペンツアミジン、−一ペンゾイルヒドラジノ
ーペンゾチアゾールがある。これらの塩基性物質は、2
種以上併用して用いることもできる。
本発明は、マイクロカプセルの芯物質に含有する反応性
物質を水に不溶性の有機溶媒によって溶解または分散し
、乳化した後その回りにマイクロカプセル壁を重合によ
って形成するが、有機溶媒としては/7080以上の沸
点のものが好ましい。
具体的には、リン酸エステル、フタル酸エステル、その
他のカルボン酸エステル、脂肪酸アミド、アルキル化ビ
フェニル、アルキル化ターフェニル、塩素化パラフィン
、アルキル化ナフタレン、ジアリールエタン等が用いら
れる。具体例としてはリン酸トリクレジル、リン酸トリ
オクチル、リン酸オクチルジフェニル、リン酸トリシク
ロヘキシ/ヘフタル酸ジプチル、フタル酸ジオクチル、
フタル酸ジラウリル、フタル酸ジシクロヘキシル、オレ
イン酸ブチル、ジエチレングリコールジベンゾエート、
セパシン酸ジオクチル、セパシン酸ジブチル、アジピン
酸ジオクチル、トリメリット酸トリオクチル、クエン酸
アセチルトリエチル、マレイン酸オクチル、マレイン酸
ジプチル、インプロピルビフェニル、インアミルビフェ
ニル、塩素化パラフィン、ジインプロピルナフタレン、
/I/′−ジトリルエタン、J14t−ジターシャリア
ミノフェノール、N、N−ジプチル−2−ブトキシ−よ
−ターシャリオクチルアニリン等が挙げられる。
これらのうち、フタル酸ジプチル、リン酸トリクレジル
、フタル酸ジエチル、マレイン酸ジプチル等のエステル
系の溶媒が特に好ましい。
本発明のマイクロカプセルは、反応性物質を含有した芯
物質を乳化した後、その油滴の周囲に高分子物質の壁を
形成して作られる。高分子物質を形成するりアクタント
は油滴の内部及び/又は油滴の外部に添加される。高分
子物質の具体例としては、ポリウレタン、ポリウレア、
ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、尿素−
ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン、
スチレンメタクリレート共重合体、スチレン−アクリレ
ート共重合体、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール等が挙げられる。
高分子物質は2種以上併用することもできる。
好ましい高分子物質はポリウレタン、ポリウレア、ポリ
アミド、ポリエステル、ポリカーボネートであり、更に
好ましくはポリウレタン及びポリウレアである。
本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては特に油滴
内部からのりアクタントの重合によるマイクロカプセル
化法を使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間
内に1均一な粒径をもち、生保存性にすぐれた記録材料
として好ましいカプセルを得ることができる。
この手法および、化合物の具体例については米国特許3
.72j 、r04を号、同3.29g、に乙9号の明
細書に記載されている。
例えばポリウレタンをカプセル壁材として用いる場合に
は多価インシアネート及びそれと反応しカプセル壁を形
成する第一の物質(たとえばポリオール)をカプセル化
すべき油性液体中に混合し水中に乳化分散し次に温度を
上昇することより、油滴界面で高分子形成反応を起して
、マイクロカプセル壁を形成する。このとき油性液体中
に低沸点の溶解力の強い補助溶剤を用いることができる
この場合に、用いるポリイソシアネートおよびそれと反
応する相手のポリオール、ポリアミンについては米国特
許3コ♂/3♂3号、同3773乙9!号、同3793
26♂号、特公昭4t、r−gθ34t7号、同4t?
−24t/j9号、特開昭9f−70/9/号、同4t
/ −/r4tOrt号に開示されており、それらを使
用することもできる。
又、ウレタン化反応を促進するためにすず塩などを併用
することもできる。
特に、第1の壁膜形成物質に多価イソシアネートを、第
2の壁膜形成物質にポリオールを用いると、生保存性が
良く好ましい。又、両者を組合せる事によって、反応性
物質の熱透過性を注意に変える事もできる。
第1の壁膜形成物質である多価インシアネートとしては
、例えば、m−フエニレンジイソシアネ−ト、p−フエ
ニレンジイソシアネー)、J、、g−トリレンジイソシ
アネート1.2.&−トリレンジイソシアネート、ナフ
タレン−/、4t−ジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンーダ、9′−ジイソシアネート、3,3′−ジメトキ
シーグ、グ′−ビフェニル−ジイソシアネート、3.3
’−ジメチルジフェニルメタン−g 、 4t’−ジイ
ソシアネート、キシリレン−/14t−ジイソシアネー
ト、り、y′−ジフェニルプロノξンジイソシアネート
、トリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、プロピレン−7,2−ジイソシアネート
、ブチレン−7,2−ジイソシアネート、シクロヘキシ
レン−/、2−ジイン7アネート、シクロヘキシレン−
/、&−ジイソシアネート等のジイソシアネート、q、
q′、4t“−トリフェニルメタントリイソシアネート
、トルエン−2゜&、4−)ジイソシアネートのごとき
トリイソシアネー)、&、<7’−ジメチルジフェニル
メタン=2,2’、!、j’−テトラインシアネートの
ごときテトラインシアネート、ヘキサメチレンジインシ
アネートとトリメチロールプロ・?/の付加物、コ、ク
ートリレンジイソ7アネートとトリメチロールプロパン
の付加物、キシリレンジイソシアネートとトリメチロー
ルプロパンの付加物、トリレンジイソシアネートとヘキ
サントリオールの付加物のごときインシアネートプレポ
リマーがある。
第コの壁膜形成物質であるポリオールとしては、脂肪族
、芳香族の多価アルコール、ヒドロキシポリエステル、
ヒドロキシポリアルキレンエーテルのごときものがある
。好ましいポリオールとしては、2個の水酸基の間に下
記(1)、(It)、(III)又は(IV)の基を分
子構造中に有する分子量が5ooo以下のポリヒドロキ
シ化合物があげられる。
(1)  炭素数2〜lの脂肪族炭化水素基(iV )
   −0−Ar −C−Ar −0−ここで、(II
)、(II[)、(IV)の・Arは置換あるいは、無
置換の芳香族部分を表わし、(I)の脂肪族炭化水素基
とは、−CnH2n−を基本骨格とし、水素基が他の元
素と置換されていてもよい。
その具体例をあげる′と、(■)の例としては、エチレ
ングリコール、/、3−プロパンジオール、/、4t−
7”タンジオール、/、j−はメタンジオール、/、6
−ヘキサンジオール、/、2−ヘプタンシノール、/、
/−オクタンジオール、プロピレングリコール、s、3
−ジヒドロキシブタン、/、2−ジヒドロキシブタン、
/、3−ジヒドロキシブタン、2.2−ジメチル−/、
3−プロパンジオール、コ、な一ベンタンジオール、λ
、!−ヘキサンジオール、3−メチル−/ 、 j−−
:メタンジオール、/、4t−シクロヘキサンジメタツ
ール、ジヒドロキシシクロヘキサン、ジエチレングリコ
ール、/、、2.、<−トリヒドロキシヘキサン、フェ
ニルエチレングリコール、/、/、/−トリメチロール
プロパン、ヘキサント’) オー /l/、はンタエリ
スリトール、グリセリンなどがあげられる。
(II)の例としては、/、<7−ジ(2−ヒドロキシ
エトキシ)ベンゼン、レゾルシノールジヒドロキシエチ
ルエーテル等の芳香族多価アルコールとアルキレンオキ
サイドとの縮合生成物があげられる。
(In)の例としては、p−キシリレングリコール、m
−キシリレングリコール、α、α′−ジヒドロキシーp
−ジイソプロピルベンゼン等があげられる。
(IV)の例としては、<t、t’−ジヒドロキシ−ジ
フェニルメタン、’(p+p’−ジヒドロキシジフェニ
ルメチル)ベンジルアルコール、ビスフェノールAにエ
チレンオキサイドの付加物、ビスフェノールAにプロピ
レンオキサイドの付加物などがあげられる。ポリオール
はイソシアネート基1モルに対して、水酸基の割合が0
.02〜2モルで使用するのが好ましい。
マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子を用いる
ことができるが水溶性高分子は水溶性のアニオン性高分
子、ノニオン性高分子、両性高分子のいずれでも良い。
アニオン性高分子としては、天然のものでも合成のもの
でも用いることができ、例えは−COO−1−8O3−
基等を有するものが挙げられる。具体的なアニオン性の
天然高分子としてはアラビヤゴム、アルギン酸などがあ
り、半合成品トしてはカルボキンメチルセルローズ、フ
タル化ゼラチン、硫酸化デンプン、硫酸化セルロース、
リグニンスルホン酸などがある。
又合成品としては無水マレイノ酸系(加水分解したもの
も含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸系も含
む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸系
重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ールなどがある。
ノニオン性高分子としては、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等がある
両性の化合物としてはゼラチン等がある。
これらの水溶性高分子は0.0/〜10wt%の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径はコθμ以
下に調整される。一般に粒径が20μを越えると印字画
質が劣りやすい。
特に、サーマルヘッドによる加熱を塗布層側から行う場
合には圧力カプリを避けるために♂μ以下が好ましい。
本発明に用いられる主成分であるジアゾ化合物、カップ
リング成分及び必要KJり用いる塩基性物質は、その内
のいずれか/徨をマイクロカプセルの芯物質として用い
るか、あるいは2種を用いるか、あるいは3種を用いる
ことが出来る。2種をマイクロカプセルの芯物質に含有
させる場合は、同一のマイクロカプセルでも、別々のマ
イクロカプセルでも良い。又、3種をマイクロカプセル
の芯物質に含有させる場合は、同一のマイクロカプセル
に3種を同時に含有させることは出来ないが、色々な組
み合わせがある。マイクロカプセルの芯物質に含有され
ない他の成分は、マイクロカプセルの外の感熱層に用い
られる。
本発明の一般式(1)の化合物は、マイクロカプセルの
芯にあっても、外にあっても良い。
マイクロカプセルを作るとき、マイクロカプセル化すべ
き成分を0..2wt4以上含有した乳化液から作るこ
とができる。
本発明に用いられるジアゾ化合物、カップリング成分、
及び必要により用いる塩基性物質は、マイクロカプセル
の内部に含有されても、あるいはマイクロカプセルの外
部の感熱層に含有されても、ジアゾ化合物1重量部に対
してカップリング成分は0./〜lOM量部、塩基性物
質は0.7〜−〇Iit部の割合いで使用することが好
ましい。またジアゾ化合物はO9θj−j、Og/m2
塗布することが好ましい。
本発明に用いるジアゾ化合物、カップリング成分及び塩
基性物質はマイクロカプセル化されないときは、サンド
ミル等により水溶性高分子と共に固体分散して用いるの
がよい。好ましい水溶性高分子としてはマイクロカプセ
ルを作るトキに用イられる水溶性高分子が挙げられる。
このとき水溶性高分子の濃度は2〜30wt%であり、
この水溶性高分子溶液に対してジアゾ化合物、カップリ
ング成分、塩基性物質は、それぞれj −Qθwt俤に
なるように投入される。
分散された粒子サイズは10μ以下が好ましい。
本発明の感熱記録材料には、更に熱発色性を向上させる
目的で更にカルバミン酸エステル化合物を加えることが
できる。これらの化合物は、カップリング成分あるいは
塩基性物質の融点を低下させるか、あるいはマイクロカ
プセル壁の熱透過性を向上させ、その結果実用濃度が高
くなるものと考えられる。
カルバミン酸エステル化合物の具体例としては、N−フ
ェニルカルバミン酸エチルエステル、N−フェニルカル
バミン酸ベンジルエステル、N−フェニルカルバミン酸
フェネチルエステル、カルバミン酸ベンジルエステル、
カルバミン酸ブチルエステル、カルバミン酸イソプロピ
ルエステル、等が挙げられる。
これらの化合物は、マイクロカプセルの芯物質と共にマ
イクロカプセルを作るか、あるいは感熱記録材料の塗布
液に添加してマイクロカプセルの外に存在させて用いる
ことができるが、芯物質と共にマイクロカプセルを作る
方が好ましい。いずれの場合も使用量は、カップリング
成分/重量部に対して0.07〜70重量部、好ましく
はθ。
/、1重量部であるが、所望の発色濃度に調節するため
に、適宜選べばよい。
前述の芳香族エーテル又はエステルはカップリング成分
7重量部あたり、jOないしθ、1倍程度、好ましくは
、10ないし2倍程度用いられる。
記録材料としては塗布層/平方mあたり、0.7ないし
70g好ましくは0.3ないしjg程程度−ることが好
ましい。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的で光重合性組成物等に用いられる遊離基
発生剤(光照射により遊離基を発生される化合物)を加
えることができる。遊離基発生剤としては、芳香族ケト
ン類(例えばベンゾフェノン、≠、参′−ビス(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、μ、μ′−ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、弘−メトキシ−≠′(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、μ、4!′−ジメトキシベ
ンゾフェノン、弘−ジメチルアミノベンゾフェノン、弘
−メトキシ、3.3′−ジメチルベンゾフェノン、l−
ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、μmジメチ
ルアミノアセトフェノン、2−メチル−/−[弘−(メ
チルチオ]フェニル]−λ−モルホリノ−プロパノン−
7−アセトフェノン、ベンジル)、環状芳香族ケトン類
(例えば、フルオレノン、アントロン、キサントン、チ
オキサントン、コークロルチオキサントン、2.≠−ジ
メチルチオキサントン、29μmジエチルチオキサント
ン、アクリドン、N−エチルアクリドン、ベンズアント
ロン)、キノン類(例えば、ベンゾキノン、λ、j、j
−)ジメチル−6−プロモベンゾキノン、λ、6−ジー
n−゛デシルベンゾキノン、11μmナフトキノン、2
−インプロポキシ−/、U−ナフトキノン、l、2−ナ
フトキノン、アントラキノン、λ−クロルーアントラキ
ノン、2−メチルアントラキノン、J−tert−ブチ
ルアントラキノン、フエナントラキノン)、ベンゾイン
、ベンゾインエーテル類(例えばベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、λ。
λ−ジメトキシー2−フェニルアセトフェノン、α−メ
チロールベンゾインメチルエーテル)、芳香族多環炭化
水素類(例えば、ナフタレン、アントラセン、フェナン
スレン、ピレン)、アゾ化合物(例えば、アゾビスイソ
ブチロニトリル、α−アゾ−7−シクロヘキサンカルボ
ニトリル、アゾビスバレロニトリル)、有機ジスルフィ
ド類(例えば、チウラムジスルフィド)、アシルオキシ
ムエステル類(例えば、ベンジル−(0−エトキシカル
ボニル)−α−モノオキシム)が挙げられる。
添加する量は、ジアゾニウム化合物/重量部て対して、
遊離基発生剤をo、oi〜!重量部が好ましい。更に好
ましくは0./−/重責部の範囲である。
ジアゾニウム塩と共に該遊離基発生剤をマイクロカプセ
ルの芯物質として内包することにより前述の光定着後の
地肌部の黄着色を軽減することができる。
本発明の感熱記録材料には、光定着後の地肌部の黄着色
を軽減する目的でエチレン性不飽和結合を有する重合可
能な化合物(以下、ビニルモノマーと呼ぶ)を用いるこ
とができる。ビニルモノマーとは、その化学構造中に少
なくとも1個のエチレン性不飽和結合(ビニル基、ビニ
リデン基等)を有する化合物であって、モノマー、プレ
ポリマー、すなわち271体、3#、体および他のオリ
ゴマーそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの
化学的形態をもつものである。それらの例としては不飽
和カルボン酸およびその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族
多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸
と脂肪族多価アミン化合物とのアミド等があげられる。
ビニルモノマーはジアゾ化合物1重量部に対して0.2
〜20重1部の割合いで用いる。好昔しくに7〜70重
量部の割合いである。
ビニルモノマーはジアゾ化合物と共にマイクロカプセル
の芯物質に含有して用いるが、このとき芯物質の溶媒(
もしくは分散媒)として用いられる有機溶媒の/fBま
たは全部をビニルモノマーに替えることができるが、芯
物質を硬化させる程添加する必要はない。
本発明の感熱記録材料においてジアゾ化合物を芯物質と
して含有する場合、マイクロカプセルの外にカップリン
グ反応失活剤を含有させることによって、水相に存在す
るジアゾ化合物及び不完全なカプセル内のジアゾ化合物
(すなわち、カプセル壁によって完全にはブロックされ
ていないジアゾ化合物)とカップリング反応失活剤とが
反応し、ジアゾ化合物がカップリング反応(発色反応)
能力を失わせ、カブリを防止することができる。
カップリング反応失活剤としては、ジアゾ化合物を溶解
した溶液の着色を減少させる物質であればよく、ジアゾ
化合物を水あるいは有機溶媒に溶解しておいて、これに
水あるいは有機溶媒に溶解し几他の化合物を加えてジア
ゾ化合物の色の変化を見るととKよって選択できる。
具体的には、ハイドロキノン、重亜硫酸す) l)ラム
、亜硝酸カリウム、次亜リン酸、塩化第1錫、ホルマリ
ン等が挙げられる。この他にに、 H。
5aundes rThe Aromatic  Di
az。
−Compounds  and Their  Te
chnicalApplicationsJ (Lon
don )/りlり年発行、io!頁〜304頁に記載
のものからも選ぶことができる。
カップリング反応失活剤は、好ましくは失活剤自体が着
色の少いものであり、副作用の少いものである。更に好
ましくは水溶性の物質である。
カップリング反応失活剤は、ジアゾ化合物の熱発色反応
を阻害しない程度に用いられるが、通常ジアゾ化合物1
モルに対して失活剤をo、oiモル乃至2モルの範囲で
用いられる。更に好ましくは0.02モル乃至1モルの
範囲で用いられる。
本発明のカップリング反応失活剤は、溶媒に溶かした後
ジアゾ化合物を含んだマイクロカプセルを分散し友液、
あるいはカップリング剤あるいは塩基性物質を分散した
液あるいは、これらの混合液に加えることKよって用い
られる。好ましくは。
失活剤を水溶液にして用いる。
本発明の感熱記録材料には熱ヘッドに対するスティッキ
ングの防止や筆記性を改良する目的で、シリカ、硫酸ノ
ζリウム、酸化チタン、水酸化アル、ミニラム、酸化亜
鉛、炭酸カルシウム等の顔料や。
スチレンピース、尿素−メラミン樹脂等の微粒末を使用
することができる。
また同様に、スティッキング防止のために金属石けん類
も使用することができる。これらの使用量としては0.
2〜797m2 が好ましい。
更に本発明の感熱記録材料には、熱記録濃度を上げるた
めに熱融解性物質を用いることができる。
熱融解性物質としては常温では固体で、サーマルヘッド
による加熱で融解する融点to、1so0cの物質であ
シ、ジアゾ化合物、カップリング成分あるいは塩基性物
質を溶かす物質である。熱融解性物質は0./〜10μ
の粒子状に分散して、固形分O6λ〜797m2の量で
使用される。熱融解性物質の具体例としては、N置換脂
肪酸アミド。
ケトン化合物、尿素化合物、エステル等が挙げられる。
本発明の感熱記録材料には適当なバインダーを用いて塗
工することができる。
バインダーとしてはポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、カル〆キシメチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、アラビヤゴム、ゼラチン、ポリビニル
ピロリドン、カゼイン、スチレン−ブタジェンラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジェンラテックス、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、の各種エマルジョンを用いることができ
る。使用量は固形分0.!;−!ff/m2である。
本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてりエン酸、
酒石酸、シュウ酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン醸、を添
加することができる。
本発明の感熱記録材料は、ジアゾ化合物、カップリング
成分、の主成分及び塩基性物質やその他の添加物を含有
した塗布液を作り、紙や合成脂肪フィルム等の支持体の
上にパー塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グラビ
ア塗布、ロールコーティング塗布、スプレー塗布、ディ
ップ塗布等の塗布法により塗布乾燥して固形分2.j−
コIf/m2の感熱層を設ける。ま次別な方法としてカ
ップリング成分、の主成分及び塩基性物質やその他の添
加物をマイクロカプセルの芯物質として添加するか、あ
るいは固体分散するか、あるいは水溶液として溶解した
後混合して塗布液を作り、支持体上に塗布、乾燥して周
形外λ〜lθf/m2のプレコート層を設け、更にその
上に主成分であるジアゾ化合物とその他の添加物をマイ
クロカプセルの芯物質として添加するか、あるいは固体
分散するかあるいは水溶液として溶解した後混合して作
った塗布液を塗布、乾燥して固形分/、/!?/m2の
塗布層を設けた積層型にすることも可能である。積層型
の感熱記録材料は積層の順序が前記の積層が逆のものも
可能であり、塗布方法としては積層の遂次塗布あるいは
同時塗布も可能である。この積層型の感熱記録材料は特
に長期の生保存性に優れた性能が得られる。
また支持体の上に%願昭jター/77tt9号明細書等
に記載した中間層を設けた後感熱層を塗布することもで
きる。
支持体に用いられる紙としてはアルキルケテンダイマー
等の中性サイズ剤によりサイジングされた熱抽出PH4
〜りの中性紙(vf開昭JJ−−/≠2r1号記載のも
の)を用いると経時保存性の点で有利である。
また紙への塗液の浸透を防ぎ、また、記録熱ヘッドと感
熱記録層との接触をよくするには、特開昭17−114
4117号に記載の、 (メートル坪量)2 かつ、ベック平滑度り0秒以上の紙が有利である。
ま九特開昭11−/344c92号に記載の光学的表面
粗さがtμ以下、かつ厚みが参〇〜7jμの紙、特開昭
!ざ−6り0り1号記載の密度θ。
り9/Crn3以下でかつ光学的接触率が/r(4以上
の紙、特開昭rr−+2097号に記載のカナダ標準炉
水度(JIS  Pr/λ/lで弘ooa:、以上に叩
解処理したパイプより抄造し、塗布液のしみ込みを防止
した紙、特開昭sr−+taり5号に記載の、ヤンキー
マシンにより抄造された原紙の光沢面を塗布面とし発色
一度及び解像力を改良するもの、特開昭j?−Jj??
j号に記載の、原紙にコロナ放電処理を施し、塗布適性
を改良しt紙等も本発明に用いられ、良好な結果を与え
る。
これらの他通常の感熱記録紙の分野で用いられる支持体
はいずれも本発明の支持体として使用することができる
本発明の感熱記録材料は、高速記録の歩了されるファク
シミリや電子計算機のプリンター用紙として用いること
ができ、しかも加熱印字後、露光して未反応のジアゾ化
合物を分解させることにより定着することができる。こ
の他に熱現像型複写紙としても用いることができる。
「実施例」 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。なお添加量を示す「部」は「重量部」を表わ
す。
「発明の実施例」 実施例/ 、 j 下記ジアゾ化合物J、4cj一部及びキシリレンジイソ
シアネートとトリメチロールプロパンの(3:/)付加
物lt部をリン酸トリクレジル、2弘部と酢酸エチル!
部の混合溶媒に添加し、溶解した。
このジアゾ化合物の溶液を、ポリビニルアルコールよ6
.2部が水!r部に溶解されている水浴液に混合し、2
00Cで乳化分散し、平均粒径λ、jμの乳化液を得た
。得られた乳化液に水100部を加え、攪拌しながらt
o 0(:に加温し、2時間後にジアゾ化合物を芯物質
に含有したカプセル液を得た。
(ジアゾ化合物) 次に、ユーヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド10部
とトリフェニルグアニジン10部を74ポリビニルアル
コ一ル水溶液100部に加えてサンドミルで約2≠時間
分散し、平均粒径3μのカップリング成分とトリフェニ
ルグアニジンの分散物を得た。
更に第1表に示す、前記一般式[I)のエーテル又はエ
ステル化合物20部をμ幅ポリビニルアルコール水溶液
ioo部、水ioo部を加えてペイントシェーカーで2
時間分散し平均粒径3μmのエーテル又はエステル分散
液を得た。
以上のようにして得られたジアゾ化合物のカプセル液S
O部にカップリング成分と、トリフェニルグアニジンの
分散物2弘部、エーテル又はエステルの分散物λを部を
加えて塗布液とし友。この塗布液を平滑な上實紙(j 
OS’ / m lにコーティングパーを用いて乾燥声
量1097m2になるように塗布し2!0CJO分間乾
燥し、感熱材料を得た。
比較例 実施例/のエーテル又はエステル分散赦を含まないほか
は、実施例1と同様にして感熱記録材料を得た。
(試験方法) 得られた感熱記録材料にGI[Iモードサーマルプリン
ター(ハイファックス 700;日立製作所■iJ)を
用いて熱記録し、次にリコピースーパードライ100(
リコー■製)を用いて全面露光して、定着し友。得られ
た記録画像をマクベス反射濃度計によりブルー濃度を測
定した。又、四じ〈地肌部の黄色濃度を測定した。それ
らの結果を第1表にしめす。一方、定着部分に対し再度
熱記録を行ったところいずれもl1lji!’記録きれ
ず定着されていることが確認てれた。
次に、生保存性をみるために、感熱記録材料の地肌濃度
(カブリ)と、更に感熱記録材料をaOOC1相対湿度
204RHの条件で暗所にλ≠時間保存し、強制劣化テ
ストを行った後のカブリをマクベス反射濃度計で測定し
、カブリの変化をみた。
次に、熱記録後の長期保存による発色部分の光学濃度の
低下を調べるために、感熱記録材料の記録画像を、to
ocの条件で暗所に/A時間保存し、強制劣化テストを
行なつ友後の記録画像の濃度の低下の度合を評価しfc
う その結果、地肌部の濃度および強制劣化テスト後の地肌
部の黄変濃度は各々いずれも0.0?及びo、ioであ
った。
また強制劣化テストの濃度低下は各れも10(4以下で
あった。
とれより、本発明の感熱記録材料は画像濃度の向上に著
るしくすぐれ、しかもカブリ、地肌部の黄変および強制
劣化テスト後の濃度低下の少ないことがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上にジアゾ化合物及びカップリング成分を含有す
    る記録層を塗設した感熱記録材料において、芳香族エー
    テル又はエステルの少くとも一種以上を該記録層中に含
    むことを特徴とする感熱記録材料。
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