JPS62146373A - 解錠装置 - Google Patents

解錠装置

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JPS62146373A
JPS62146373A JP60286332A JP28633285A JPS62146373A JP S62146373 A JPS62146373 A JP S62146373A JP 60286332 A JP60286332 A JP 60286332A JP 28633285 A JP28633285 A JP 28633285A JP S62146373 A JPS62146373 A JP S62146373A
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key
rotor
microcomputer
pattern
input
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孝 木村
密雄 森
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車のイグニッションスイッチ装置等に好適
する解錠装置に関する。
[従来技術] 例えば、自動車のイグニッションスイッチ装置は、ロー
タのキ一孔に正規のキーを挿入することによりロータと
シリンダケースとのタンブラを介する係合を解除してそ
のロータを回動可能とし、ロータをキーを介して回動さ
せることによりイグニッションスイッチ及びスタータス
イッチをオンさせてエンジンを始動させるように構成さ
れている。従って、上記従来の構成では、正規のキーで
なくても何らかの手段によりロータを強制的に回動させ
れば、エンジンを始動させることができるという聞届が
ある。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、ロータに正規のキーが挿入されたか否かを電気的
に検出して確実に判断し得る解錠装置を提供するにある
[発明の要約1 本発明は、ロータに並設された複数本のタンブラの内の
適宜のタンブラに対応するようにして複数個のスイッチ
を設けて、これらのスイッチを前記ロータに対するキー
の挿入によりタンブラが往復移動することに応じてオン
オフさせ、これらのスイッチのオンオフに応じた電気信
号により前記ロータへのキーの挿入状態に基づく複数の
入力パターンを読取りその複数の入力パターン相互間の
変化態様と予め記憶されたキーパターンの置数の変化態
様とを比較して該入力パターンの変化態様の一部若しく
は全部がキーパターンの置数の変化態様の全部と一致し
た時に解錠許容信号を出力する制御回路を設ける構成に
特徴を有する。
[実施例] 以下本発明を自動車のイグニッションスイッチ装置に適
用した一実施例につき図面を参照しながら説明する。
先ず、第1図及び第2図並びに第6図に従って全体の構
成につき述べる。1はシリンダケースであり、その内周
面の上、下部には係合溝2.3が形成されている。4は
このシリンダケース1内に回動可能に挿入された例えば
ダイカスト製のロータであり、これの中心部には前端か
ら後方に延びるスリット状のキ一孔5が形成されている
。6乃至11は前記ロータ4にキ一孔5と直角に交差し
て形成された複数個たる6個のスリット状の挿入孔で、
これらの両端は上、下に開放されている。
そして、このロータ4の挿入孔6乃至11には夫々金属
製の板材からなるタンブラ12乃至17が往復移動可能
に挿入されていて、常には図示しないスプリングにより
矢印X方向に付勢されて基端部(第1図において下端部
)が係合溝3に挿入係合されている。又、これらのタン
ブラ12乃至17には基端部から先端部(第1図におい
て上端部)方向に延びるスリット状の溝が形成されるこ
とにより作用縁部12a乃至17aが形成されており、
これらの作用縁部12a乃至17aの位置は適宜設定さ
れている。第1図においては、タンブラ12.15及び
16の作用縁部12a、15a及び16aは同一レベル
位置にあり、タンブラ13゜14及び170作用縁部1
3a、14a及び17aは作用縁部12a、15a及び
16aよりも高い同一レベル位置にあるように設定され
ている。
18乃至22はタンブラ12乃至17の内の5個のタン
ブラ12乃至16に夫々対応してシリンダケース1に設
けられた機械的なスイッチであり、これらは、タンブラ
12乃至16の先端部と対向して上下動可能なアクチュ
エータ18a乃至22aと、これらのアクチュエータ1
8a乃至22aの近訪に位置する固定接片18b乃至2
2bと、前記アクチュエータf8a乃至22aの上方を
横切る可動接片1gc乃至22cとから構成され、常に
は可動接片18c乃至22cが固定接片18b乃至22
bに接触してオンしており、アクチュエータ18a乃至
22aが上方に移動されると可動接片18c乃至22c
が上方に押圧されて固定接片18b乃至22bから離間
してオフするようになっている。23はキーであり、こ
れには、第6図に示すように、中心線Zoから突出寸法
I。
■、■及び■の4段階の山部の内から選択されて山部2
4乃至30が形成されており、この場合に、山部24.
25.28及び29は突出寸法■ををし、山部26.2
7及び30は突出寸法Iを有する。尚、4段階の突出寸
法I、n、I[及び■の各相互間の突出間隔寸法は等し
くtである。而して、このように形成されたキー(正規
のキー)23をロータ4のキ一孔5に最後まで挿入した
m6図の状態においては、タンブラ12,13,14,
15.16及び17の作用縁部12a、13a、14 
a、  15 a、  16 a及び17aがキー23
の山部30,29.28,27.26及び25に当接し
、以て、各タンブラ12乃至17の先端部端面がロータ
4の外周面たる解錠レベル色1と一致するようになって
おり、この時には各タンブラ12乃至17の基端部も係
合溝3から抜は出していて、ロータ4が回動可能な状態
になるように設定されている。又、各タンブラ12乃至
16は、解錠レベル(1より寸法2tだけ上方の作用レ
ベル1.2まで移動されると、各アクチュエータ18a
乃至22aをに方に押圧してスイッチ18乃至22を夫
々オフさせるように設定されている。
さて、第3図に従って電気的構成について述べる。前記
スイッチ18乃至22の各回定接片18b乃至22bは
アースされているとともに、スイッチ18乃至22の各
可動接片18c乃至22cは制御回路たるマイクロコン
ピュータ31の5ビツトの入力ボートA乃至Eに接続さ
れており、又、これらの入力ボートA乃至Eはプルアッ
プ抵抗32乃至36を夫々介して直流電圧Vccが印加
された直流電源線37に接続されている。38はシリン
ダケース1に取付けられたキー抜き忘れ検出スイッチで
あり、これはキー23がロータ4のキ一孔5に挿入され
るとオンしてハイレベルの検出信号S3Bを出力するよ
うになっており、この検出信号S38がマイクロコンピ
ュータ31の人カポ−)Itに与えられるようになって
いる。39はシリンダケース1に取付けられたイグニッ
ションスイッチであり、これは、ロータ4がオン位置ま
で回転されるとオンしてハイレベルのオン信号S39を
出力するようになっており、このオン信号S39がマイ
クロコンピュータ31の入力ポート■2に与えられるよ
うになっている。而して、マイクロコンピュータ31は
後述するように動作して出力端子Oから解錠許容信号た
るスタート許可コード信号S31を出力するようになっ
ており、このスタート許可コード信号S31がエンジン
制御用マイクロコンピュータ40に与えられるようにな
っている。そして、エンジン制御用マイクロコンピュー
タ40は、前記ロータ4がスタート位置まで回動されて
スタータスイッチ(図示せず)がオンしてスタート信号
を出力すると、前記スタート許可コード信号S31が与
えられていることを条件にエンジンを始動させるように
なっている。
次に、本実施例の作用につき第4図乃至第8図をも参照
しながら説明する。
先ず、マイクロコンピュータ31に動作を開始(スター
ト)させると、そのマイクロコンピュータ31は、「バ
ッファ←100」の処理行程(イ)でマイクロコンピュ
ータ31内のバッファの内容を例えば10進数でrl 
00Jにプリセットし、次いで、「データファイル−〇
」の処理行程(ロ)でマイクロコンピュータ31内のデ
ータファイルの内容を「0」にリセットする。尚、この
データファイルはDFo、DPI 、・・・DFnのn
個分の記憶エリアを有していてn個の数値(最大数値は
r64J )を記憶できるRAMから構成されている。
その後は、マイクロコンピュータ31は「838有りか
?」の判断行程(ハ)に移行し、ロータ4のキ一孔5に
キー23が挿入されてキー抜き忘れ検出スイッチ38が
検出信号S38を出力するまでrNOJの判断を繰返し
て行なうことになる。
而して、キー23をロータ4のキ一孔5に挿入すると、
第1図に示す初期状態たる第「0」状態から、その挿入
の進行に応じてキー23の山部25がタンブラ12,1
3,14.15.16及び17の作用縁部12a、13
a、14a、15a。
16a及び17aに順次対応する第「1」、第「2」、
第「3」、第「4」、第「5」及び第「6」の状態へと
変化する。例えばキー23の山部25がタンブラ12の
作用縁部12aに対応する第4図に示す第「1」の状態
においては、山部25によりタンブラ12が作用レベル
1.2まで移動されてスイッチ18をオフさせるように
なり、従って、第7図に示すように、マイクロコンピュ
ータ31における入力ボートAの人力電気信号はハイレ
ベルrHJとなり、残りの入力ポートB。
C,D及びEの入力電気信号はロウレベルrLJとなり
、全体として入力パターンは10進数で「1」となる。
同様にして、キー23の山部25がタンブラ16の作用
縁部16Hに対応する第5図に示す第「5」の状態にお
いては、山部25及び29によりタンブラ16及び12
が作用レベル(2まで移動されるようになり、スイッチ
22及び18がオフされて、第7図に示すように、マイ
クロコンピュータ31の入力ボートA及びEの入力電気
信号がハイレベルrHJとなり残りの人力ポートB、C
及びDの入力電気信号がロウレベルrLJとなり、全体
として入力パターンは10進数で「17」となる。そし
て、キー23の山部25がタンブラ17の作用縁部17
aに対応する第6図に示す最終状態の第「6」の状態に
おいては、タンブラ12乃至17は全て解錠レベル見1
となるので、スイッチ18乃至22は全てオンとなり、
第7図に示すように、マイクロコンピュータ31の人力
ポートA乃至Eの人力電気信号はロウレベルrLJとな
り、全体としての入力パターンは10進数で「0」とな
る。以上の原理に基づけば、キー23をロータ4のキ一
孔5に挿入することによるマイクロコンピュータ31の
入力パターンは第「0」乃至第「6」の状態の夫々にお
いて第7図に示す如くになる。
さて、キー23をロータ4のキ一孔5に挿入したことに
よりキー抜き忘れ検出スイッチ38が検出信号53Bを
出力すると、マイクロコンピュータ31は、判断行程(
ハ)でrYEsJと判断して次の「パターンサンプリン
グ」の処理行程(ニ)に移行し、先ず人力ポートA乃至
Eに与えられている第「0」の状態の入力パターンを読
込む。更に、マイクロコンピュータ31は、次の「バッ
ファ値−人力パターンか?」の判断行程(ホ)に移行し
、この時にはバッファがプリセットされていてそのバッ
ファ値は10進数でrlooJで入力パターンの10進
数「0」とは一致しないことから、ここで「NO」と判
断して次の「バッファー入力パターン」の処理行程(へ
)に移行し、バッファに第「0」の状態の入力パターン
(10進数で「0」)を書込み記憶させる。その後、マ
イクロコンピュータ31は、rDFn←バ、、ファ」の
処理行程(ト)に移行し、バッファに記憶された10進
数でrOJの値をデータファイルの最初の記憶エリアD
F、に書込み記憶させ、次のrn −n+1」の処理行
程(チ)に移行する。そして、マイクロコンピュータ3
1は、この処理行程(チ)ではバッファの次のデータを
データファイルの次の記憶エリアたるDFlに書込み記
憶し得るように指定する。その後、マイクロコンピュー
タ31は、次のrSss’fりか?」の判断行程(す)
に移行し、この時にはロータ4は回動不能状態にあって
イグニッションスイッチ39がオン信号S3、を出力す
ることはないことから、この判断行程(す)ではrNO
Jと判断して「パターンサンプリング」の処理行程(ニ
)に戻るようになる。尚、このように処理行程(ニ)に
戻った場合において、一般にはマイクロコンピュータ3
1の処理速度はキー23の挿入速度に比し著しく速いこ
とから、キー23の挿入進行により第「1」の状態に入
力パターンが変化するまでの間は、マイクロコンピュー
タ31は判断行程(ホ)でrYEsJ及び判断行程(す
)でrNOJと夫々判断することを繰返すことになる。
次に、キー23がロータ4のキ一孔5に第「1」の状態
まで挿入されると、マイクロコンピュータ31は、「パ
ターンサンプリング」の処理行程(ニ)で第「1」の状
態の入力パターンを読込む。更に、マイクロコンピュー
タ31は、次の「バッファ値−人力パターンか?」の判
断行程(ホ)に移行し、この時には、バッファの内容が
10進数で「0」で入力パターンの10進数「1」とは
一致しないことから、ここで「NO」と判断して次の「
バッファ←入力パターン」の処理行程(へ)に移行し、
バッファに第「1」の状態の入力パターン(10進数で
「1」)を書込み記憶させる。その後、マイクロコンピ
ュータ31は、rDFn←バッファ」の処理行程(ト)
に移行し、バッファに記憶された10進数で「1」の値
をデータファイルの記憶エリアDF1に書込み記憶させ
、次のl”n−n+IJの処理行程(チ)に移行する。
そして、マイクロコンピュータ31は、この処理行程(
チ)ではバッファの次のデータをデータファイルの次の
記憶エリアたるDF2に書込み記憶し得るように指定す
る。その後、マイクロコンピュータ31は、次の「S3
9有りか?」の判断行程(す)に移行し、この時にもロ
ータ4は回動不能状態にあってイグニッションスイッチ
39がオン信号S39を出力することはないことから、
この判断行程(す)では再びrNOJと判断して「パタ
ーンサンプリング」の処理行程(ニ)に戻るようになる
。以下、同様にしてキー23の挿入に応じて第「2」、
第「3」、第「4」、第「5」及び第「6」の状態のよ
うに入力バタ−ンが変化することにより、マイクロコン
ピュータ31はデータファイルの記憶エリアDF2.D
F3 、DF、、DF5及びDF6に10進数でrOJ
 、r8J 、r25J 、rl 7J及び「0」の入
力パターンを順次書込み記憶させるようになる。その後
、第6図に示すように回動可能状態になったロータ4が
キー23によって回動されてオン位置になると、イグニ
ッションスイッチ39がオンしてハイレベルのオン信号
S39を出力するので、マイクロコンピュータ31は、
「S39有りか?」の判断行程(す)で「YESJと判
断して「変化態様読出し」の処理行程(ヌ)に移行する
。そして、マイクロコンピュータ31は、この処理行程
(ヌ)では、データファイルに書込み記憶された入力パ
ターンの10進数で示す「O」。
rlJ 、 rOJ 、 r8J 、 r25J 、 
rl 7J及びrOJの数値から「O→IJ、rl→O
J。
rO−8J 、  r8−25J 、  r25呻17
」及びrl7−OJの6つの変化態様を読出し組合せて
入力パターン用RAMに記憶させ、しかる後、次の「変
化態様一致か?」の判断行程(ル)に移行する。ところ
で、マイクロコンピュータ31は正規のキー23のキー
パターンの変化態様が記憶されたキーパターン用ROM
を備えており、そのキーパターンの変化態様は10進数
で示すと例えばrO−IJ、rl→OJ、rO−8J、
r8→25J、r25→17」及びrl7−OJの6つ
に設定されている。そしてマイクロコンピュータ31は
、「変化態様一致か?」の判断行程(ル)に移行すると
、入力パターン用RAMに書込み記憶された入力パター
ンの変化態様の一部若しくは全部がキーパターン用RO
Mに予め記憶されたキーパターンの変化態様の全部と一
致するか否かを判断するもので、この場合には、入力パ
ターン用RAMにはrO−IJ、rl→OJ、rO→8
」。
[8→25J 、  r25−17J及び「17→0」
の6つの変化態様が全て書込み記憶されていることがら
rYESJと判断して次の「S、工出力」の出力行程(
オ)に移行し、出力端子Oからスタート許可コード信号
S31を出力するようになる。
従って、その後においてロータ4がキー23によりスタ
ート位置まで回動されることによりスタータスイッチが
オンしてスタート信号を出力すると、エンジン制御用マ
イクロコンピュータ40はエンジンを始動させることに
なる。尚、入力パターン用RAMに書込み記憶された変
化態様がキーパターン用ROMに予め記憶された6つの
変化態様と一致しなかった場合には、マイクロコンピュ
ータ31は判断行程(ル)でrNOJと判断して終了(
エンド)となるものであり、従って、スタート許可コー
ド信号S31は出力されない。これにより、その後にお
いてロータ4がスタート位置まで回動されてスタータス
イッチがオンしたとしても、エンジン制御用マイクロコ
ンピュータ40はエンジンを始動させることはない。
ところで、キー23をロータ4のキ一孔5に挿入させる
場合においては、例えばキー23の挿入が円滑に行なえ
ない時等にはキー23を挿入の途中で少し引き戻した後
再度挿入するというようなことが往々にして行なわれる
。例えば、キー23を第「4」の状態まで挿入した後筒
「3」の状態まで戻し再度挿入するという場合について
考えてみる。この場合、キー23が第「4」の状態まで
挿入された時点ではマイクロコンピュータ31のデータ
ファイルのシ己憶エリアDFo、DF、、DF2.DF
3及びDF、には数値rOJ、rl。
rob、rlllJ及び「25」が書込み記憶されてお
り、キー23が第「3」の状態まで戻された時には処理
行程(ト)でデータファイルの記憶エリアDF、に再び
第「3」の状態の入力パターンの数値「8」が書込み記
憶され、そして、キー23が第「3」の状態から第「4
」の状態に再度挿入されると、処理行程(ト)でデータ
ファイルの記憶エリアDF6に再び第「4」の状態の入
力パターンの数値「25」が書込み記憶される。従って
、その後にキー23が第「6」の状態まで挿入された時
には、データファイルの記憶エリアDFo。
DFl 、DF2 、DF3 、DF、、DF、、DF
8+ DF7及びDF8には数値rOJ、rlJ。
rOJ 、r8J 、r25J 、r8J 、r25J
 。
「17」及び「0」が書込み記憶されていることになる
。これにより、マイクロコンピュータ31が「変化態様
読出し」の処理行程(ヌ)に移行した時には、入力パタ
ーン用RAMにはrO−IJ。
「1→OJ、ro−8j、r8→25j 、  r25
−8J、r8→25J 、  r25−17J及び「1
7−0」の8つの変化態様が書込み記憶されるようにな
るが、この8つの変化態様中にはキーパターン用ROM
に予め記憶された6つの変化態様rO−IJ、rl−O
J、rO→8J、r8→25J、r25→17」及び「
17→0」が全部含まれているので、マイクロコンピュ
ータ31は「変化態様一致か?」の判断行程(ル)では
「YESJと判断する。即ち、正規のキー23であれば
、ロータ4のキ一孔5中において挿入、戻しが繰返し行
なわれたとしても、最終の第「6」の状態まで挿入完了
した時には、複数の入力パターン相互間の変化態様中に
はキーパターン用ROMに記憶された6つの変化態様全
部が必ず含まれていることになり、スタート許可コード
信号S31が出力される。
このように本実施例によれば、キー23をロータ4のキ
一孔5に挿入した時にその挿入の進行状態に応じてタン
ブラ12乃至16を介してスイッチ18乃至22をオン
オフさせ、これらのスイッチ18乃至22のオンオフに
基づく電気信号からなる複数の入力パターンをマイクロ
コンピュータ31に人力させることによりそのデータフ
ァイルに順次書込み記憶させ、該データファイルに書込
み記憶された例えば10進数で示される数値相互間の変
化態様の一部若しくは全部と予め記憶されたキーパター
ンの複数例えば6つの変化態様とが一致した時にスター
ト許可コード信号S31を出力させるようにしたので、
正規のキー23を用いずに何らかの手段によりロータ4
が回動されてスタート信号が出力されたとしてもエンジ
ンが始動されることはなく、防犯上何ら問題がないもの
である。
尚、上記実施例では入力パターンの変化態様の一部若し
くは全部とキーパターンの変化態様の全部とが一致した
時にスタート許可コード信号S31をマイクロコンピュ
ータ31から出力させるようにしたが、代りに、例えば
ステア、リングホイールのロック装置のロックを解除す
る解錠許容信号たるロック解除信号を出力させるように
してもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば自動車のイグニッション
スイッチ装置にのみならずキーを用いる解錠装置全般に
適用し得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して
実施し得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明は以」二説明したように、キーをロータに挿入し
た時にその挿入の進行状態に応じて順次制御回路に入力
される電気信号からなる複数の入力パターン相互間の変
化態様によりロータに正規のキーが挿入されたか否かを
確実に判断するようにしたので、ロータが正規のキー以
外の何らかの手段により回動されても防犯上問題がない
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図はスイッチ部分の縦断面図、第3図は電気的構成説
明図、第4図、第5図及び第6図は夫々作用説明用の第
1図の部分図、第7図は入力パターンを示す図、第8図
はフローチャートである。 図面中、1はシリンダケース、2及び3は係合溝、4は
ロータ、5はキ一孔、12乃至17はタンブラ、18乃
至22はスイッチ、23はキー、24乃至30は山部、
31はマイクロコンピュータ(制御回路)、38はキー
抜き忘れ検出スイッチ、39はイグニッションスイッチ
、40はエンジン制御用マイクロコンピュータを示す。 出願人  株式会社東海理化電機製作所@1 図 第3図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、キーが挿入されるロータと、このロータに並設され
    該ロータに対するキーの挿入に応じて順次往復移動され
    る複数本のタンブラと、これらの複数本のタンブラの内
    の適宜のタンブラに対応して設けられその対応するタン
    ブラの往復移動に応じて順次オンオフされる複数個のス
    イッチと、これらのスイッチのオンオフに応じた電気信
    号により前記ロータへのキーの挿入状態に基づく複数の
    入力パターンを読取りその複数の入力パターン相互間の
    変化態様と予め記憶されたキーパターンの複数の変化態
    様とを比較して該入力パターンの変化態様の一部若しく
    は全部がキーパターンの複数の変化態様の全部と一致し
    た時に解錠許容信号を出力する制御回路とを具備してな
    る解錠装置。
JP60286332A 1985-12-19 1985-12-19 解錠装置 Granted JPS62146373A (ja)

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JP60286332A JPS62146373A (ja) 1985-12-19 1985-12-19 解錠装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313989A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd 車両用異常検知装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520830A (en) * 1978-07-31 1980-02-14 Tomoma Tani Lockkup device

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JPH0358625B2 (ja) 1991-09-06

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