JPS62144776A

JPS62144776A - 塗布装置

Info

Publication number: JPS62144776A
Application number: JP28426985A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Murata; 弘村田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-12-19
Filing date: 1985-12-19
Publication date: 1987-06-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、印刷配線基板へのフラックス塗布などに用
いられる塗布装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

第３図に印刷配線基板にフラックスを塗布する従来のフ
ラックス塗布装置を示す。この塗布装置は、上端が開口
したフラックス収納容器■と、この容器の内に設けられ
て、平面からなる上面がフラックス面から出没するよう
に矢印（Ａ）方向に駆動されるフラックス供給部■と、
フラックス面上に突出したこのフラックス供給部■の上
面に対して、矢印（Ｂ）で示すように矢印（Ａ）と直交
する方向に移動して、上記上面に被着したフラックスを
一定厚さに整面化する整面部■と、先端部にスポンジ状
部材に）が取り付けられ、矢印（Ｃ）、（Ｄ）で示され
るように上下方向およびこれと直交する所定方向に駆動
されるスタンプヘッド部■とを有する。

印刷配線基板へのフラックス塗布は、整面部■によりフ
ラックス供給部■の上面のフラックスを一定厚さにした
のち、スタンプヘッド部■を下降させてその先端部のス
ポンジ部材（へ）に上記フラックス供給部■上面のフラ
ックスを転写し、この転写されたフラックスをスタンプ
ヘッド部■の（Ｃ）および（Ｄ）方向の移動により、印
刷配線基板の所要部に転写することによりおこなわれる
。

しかし、上記のように構成されたフラックス塗布装置を
用いると、フラックス収納容器■の上端が開口している
ため、粘度調整のため添加されている溶剤が蒸発して、
その粘度、比重が変化し、好ましいはんだ付けが困難に
なる。このフラックスの粘度、比重を一定に維持するた
めには、たとえば比重管理装置０をフラックス収納容器
α）に接続して管理しなければならない。また、このよ
うなフラックス塗布装置は、フラックス収納容器■、お
よびこれに付属するフラックス供給部■、整面部■など
をスタンプヘッド部■の近くに設置しなければならず、
しかもフラックス供給部■や整面部■を動かす昇降機構
やスライド機構が必要であり、装置が大形化し、それを
設置する大きなスペースが必要となる。

〔発明の目的〕

この発明は１組成変化が少くかつ大きなスペースを必要
としない塗布装置を構成することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、液体を塗布する塗布装置において、液体を
密閉容器からなる液体収納部に収納し、この液体収納部
と塗布ヘッドとを可撓性チューブで接続して、定量吐出
装置により液体収納部から塗布ヘッドに一定量づつ液体
を吐出させることにより、液体の組成変化がおこらない
ようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。

第１図にこの発明の一実施例である印刷配線基板の所要
部にフラックスを塗布する塗布装置を、また第２図にそ
のｎ−ｎ断面図を示す。この塗布装置は、液状フラック
スを収納する筒状の容器本体（１０）と、この容器本体
（１０）の上端開口を密閉するふた体（１１）とからな
るフラックス収納部（１２）を有する。上記容器本体（
１０）の底部には、本体（１０）より径小のフラックス
吐出部（１３）が設けられ、このフラックス吐出部（１
３）に、ゴム、合成樹脂などからなる可撓性チューブ（
１４）の一端が接続されている。このチューブ（１４）
の他端部側は、筒状支持体（１５）を貫通して止め金（
１６）により保持され、その先端は、上記支持体（１５
）に取り付けられたフラックス塗布ヘッド（１７）に接
続されている。また、上記支持体（１５）は、この支持
体（１５）に取り付けられたフラックス塗布ヘッド（１
７）の向きを調整できるように、回転自在かつ任意回転
角で固定できるようにフレーム（１８）に支持されてい
る。

上記フラックス塗布ヘッド（１７）は、支持体（１５）
の先端部に取り付けられる第１ヘッド部（２０）とこの
第１ヘッド部（２０）に組合わせ固定される第２ヘッド
部（２１）とを有する。

上記第１ヘッド部（２０）は、複数の段部をもつ段付き
筒状に形成され、その基端部中央には、上記支持体（１
５）の先端部を嵌合する凹孔が設けられており、またこ
の凹孔底部中央には、上記チューブ（１４）先端部を嵌
合する孔が設けられている。またこの第１ヘッド部（２
０）の先端部側には、円錐状の凹部（２２）が設けられ
、上記チューブ（１４）先端部を嵌合する孔は、この円
錐状凹部（２２）の頂部に開口している。

第２ヘッド部（２１）は、・基端部周辺部に、上記第１
ヘッド部（２０）の先端部の段付き部に嵌合する環状突
起部（２３）が形成され、その内側には、この環状突起
部（２３）との間に一定幅の環状平坦部（２４）を残し
て、上記第１ヘッド部（２０）の円錐状凹部（２２）と
同形状の円錐状の突起部（２５）が設けられている。

この円錐状突起部（２５）および上記平坦部（２４）は
、環状突起部（２３）を第１ヘッド部（２０）の先端部
に嵌合したとき、第１ヘッド部（２０）の対向面との間
に一定間隔の円錐状間隙を構成する。またこの第２ヘッ
ド部（２１）の先端部には、環状の凹部が形成されてい
る。この凹部は、印刷配線基板にフラックスを転写する
ためのスポンジ状部材（２６）を装着する溝であって、
この環状の凹部と円錐状間隙とは、それ°ら間に設けら
れた複数個の貫通孔（２７）で連通している。特に図面
には、環状の凹部を四角形状に形成し、この凹部に装着
される四角形環状のスポンジ状部材（２６）にフラック
スを均一に含浸できるように、複数個の貫通孔（２７）
をそのコーナ部に集中して設けられたものを示した。な
お、環状の凹部に装着されたスポンジ状部材（２６）は
、その内側に固定板（２８）を挿入し、この固定板（２
８）を第２ヘッド部（２１）の先端面にねじ止めなどに
より取り付けることにより、脱落しないように固定され
る。

さらに前記フラックス収納部（１２）は、そのふた体（
１１）に接続された可撓性チューブ（３０）を介して、
定量吐出装置（３１）に接続されている。この定量吐出
装置（３１）は、フラックス収納部（１２）に収納され
たフラックスを加圧して、フラックスを一定量づつ吐出
させるためのもので、その加圧を任意に調整できるよう
になっている。

なお、前記フレーム（１８）は、図示しない移動装置に
取り付けられ、塗布ヘッド（１７）を上下方向およびこ
れと直交する任意方向に移動できるようになっている。

このフラックス塗布装置は上記のように構成されている
ので、フラックス収納部（１２）から加撓性チューブ（
１４）を介してフラックス塗布ヘッド（１７）に一定量
づつフラックスを吐出させて、塗布部を構成するスポン
ジ状部材（２６）に含浸させ、このフラックス塗布ヘッ
ド（１７）を移動装置により移動することにより、印刷
配線基板の所要部に所要のフラックス塗布をおこなうこ
とができる。

ところでこのフラックス塗布装置は、フラックスを密閉
容器からなるフラックス収納部（１２）に収納するので
、上端が開放されている従来の塗布装置にくらべてフラ
ックスの組成変化をなくすことができ、塗布ヘッド（１
７）へ一定量づつ吐出することと相俟って、印刷配線基
板に所要のフラックスを塗布することができる。またこ
のフラックス塗布装置は、駆動部がフラックス塗布ヘッ
ド（１７）を動かす移動装置のみであるので、その構成
が簡単であり、小形に形成することができる。さらにこ
のフラックス塗布装置は、フラックス収納部（１２）が
フラックス塗布ヘッド（１７）の上方に位置し、はんだ
付は工程の上部任意空間を利用して設置できるので、そ
の設置に特別の制限を受けることがない。

以上、フラックス塗布装置の一例について述べたが、こ
の発明の塗布装置は、硬化速度の遅い接着剤など他の低
粘度液体の塗布にも用いることができる。

〔発明の効果〕

液体を密閉容器からなる液体収納部に収納して、この液
体収納部の液体を可撓性チューブを介して塗布ヘッドに
一定量づつ吐出するように構成したので、液体の組成変
化がなく、被塗布物に対して終始所要の液体塗布をおこ
なうことができる。またこの塗布装置は、その構成が簡
単であり、かつ小形に形成でき、さらに任意位置に設置
できるという利点をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である印刷配線基板の所要
部にフラックスを塗布する塗布装置の図、第２図はその
■−■断面矢視図、第３図は従来のフラックス塗布装置
の構成を示す斜視図である。（１０）・・・容器本体　　　（１１）・・・ふた体（
１２）・・・フラックス収納部　（１４）・・・チュー
ブ（１５）・・・支持体　（１７）・・・フラックス塗
布ヘッド（１８）・・・フレーム　　　（２０）・・・
第１ヘッド部（２１）・・・第２ヘッド部　（２２）・
・・円錐状の凹部（２５）・・・円錐状突起部　（２６
）・・・スポンジ状部材（２７）・・・貫通孔　　　　
（２８）・・・固定板（３１）・・・定量吐出装置

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一端に可撓性チューブが連通状態に接続された密
閉容器からなる液体収納部と、上記チューブの他端部に
接続された塗布ヘッドと、上記液体収納部に収納された
液体を上記チューブを介して上記塗布ヘッドに一定量づ
つ吐出させる定量吐出装置と、上記塗布ヘッドを移動さ
せる移動装置とを具備することを特徴とする塗布装置。
（２）塗布ヘッドはスポンジ状部材からなる塗布部と、
頂部がチューブの他端部に接続されて上記チューブを介
して吐出される液体を上記塗布部に導く円錐状の間隙と
を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
塗布装置。