JPS62144222A - 静電容量式キ−ボ−ドスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は静電容量式キーボードスイッチに関するもので
ある。

従来の技術 従来より可変容量式スイッチを用いた静電容量式キーボ
ードスイッチが提供されている。このキーボードスイッ
チは同じＮキーロールオーバーを実現するのに、ダイオ
ードを用いて逆流防止をしたものに比べ部品点数の削減
がはかれる効果がある。

例えばラッチ回路を用いた静電容量式キーボードの構成
例を第６図、第６図において説明する。

制御手段２０はドライブ回路２２に走査制御信号２１を
与え、セレクタ２６に受信制御信号２７を与え、ラッチ
回路３１の出力を読み取りかつ、リセット信号３２を出
力する。２１の走査制御信号をドライバー２２は受け、
可変容量スイッチマトリクス２４の走査線群２３のうち
の１本に交流信号を印加する。時を同じくしてセレクタ
２６は受信制御信号２７を受け、受信線群２５のうちの
１本を選択し、出力２８．を出す。この出力２８は選択
されたスイッチが押下された状態〔第６図（ｂ）〕と、
押下されてない状態〔第６図（ａ）〕とでは出力レベル
に差が生じるが、それらの絶対値は小さい為線形増幅器
２９で増幅した後ディジタル信号すとして出力される。

このディジタル信号３０をラッチ回路３１で受け、制御
手段２０でこの出力を読み取り、選択されたスイッチの
操作状態を認識するものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の静電容量式キーボードスイッ
チでは出力信号２８に雑音が入るとディジタル信号３ｏ
にスパイク雑音が発生し、ラッチ回路３１が誤動作する
問題と、又、制御信号系が複雑になる問題があった。本
発明はこのような従来の問題を解決することのできる静
電容量式キーボードスイッチを提供する事を目的とする
。

問題点を解決するための手段 本発明の静電容量式キーボードスイッチはキー押下によ
り静電容量の変化するキーマトリクス部と、このキーマ
トリクス部の走査線に交流スキャン信号を印加するドラ
イバーと、上記キーマトリクス部の受信線から順次１本
のラインを選択するセレクタと、この選択したライン上
に流れる交流信号を全波高値を検出かつ保持し、増幅す
る増幅器と、この増幅された信号のレベル差を識別する
識別器と、上記ドライバー及び上記セレクタを制御し、
上記識別器の出力信号を読みとる手段を備えたものであ
る。

作　　用 本発明によれば全波高値を検出保持し、増幅する増幅器
を用いる事で従来例に存在したラッチ回路をなくす事が
できる。よって雑音によるラッチ回路の誤動作がなくな
る為雑音に対し耐力が増加し、かつラッチ回路をリセッ
トするための制御線が・不必要となり制御信号系が簡略
化できる。

実施例 本発明では第１図の様な回路構成とする。第１図で第６
図と同一の番号は同一部分を示す。３６は全波高値検出
保持機能をもった増幅器、３８は増幅器３６の出力３ア
を識別する識別器である。

ここで増幅器３６は第２図のような回路構成となりてお
シ、又識別器３８は第３図のような回路構成となってい
る。

以下動作を説明する。セレクタ２６の出力信号２８は第
４図ａ、ｂに示す様な波形となる。ａは走査制御信号２
１と受信制御信号２７で選択されたキーが押下状態にな
い時の波形を、又すは前記キーが押下状態にある時の波
形を示すものである。

この出力信号２８が増幅器３６の入力端子に入力され、
第２図のトランジスタ４ｏでインピーダンス変換され、
ダイオード４１．４２によりピーク検出が行なわれ、こ
のピーク値を抵抗４３とコンデンサ４４からなる積分回
路で保持され、４６のオペアンプに入力され、出力３７
の波形は第４図のａ、ｄのような波形となる。Ｃはａに
対応し、ｄはｂに対応する波形である。この増幅器３６
の出力信号３７は抵抗４６〜４８及びＯＰアンプ４９か
ら構成される識別器３８に入力され、所定基準電圧以上
のレベルの信号のみが識別される。本発明では第４図の
ｄの波形のみが識別される。

以上の様に本発明では増幅器の中に全波高値検出保持機
能をもたせ、所定の基準電圧で識別する識別器を用いる
事で従来の如きラッチ回路が不必要となシ、ラッチ回路
をリセットする制御線がなくなり、装置全体の構成が極
めて簡単となる。又ラッチ回路がなくなる事によりラッ
チ回路の誤動作はなくなり雑音に対する耐力が増加する
。

発明の効果 本発明によれば全波高値を検出保持し、増幅する増幅器
と、識別器を用いる事で雑音に強く、制御信号系の簡単
化された静電容量式キーボードを構成する事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による静電容量式キーボード
スイッチのブロック図、第２図は本実施例に用いられる
増幅器の具体的構成を示す回路図、第３図は本実施例に
用いられる識別器の具体的構成を示す回路図、第４図は
各部波形図、第６図は従来の静電容量式キーボードスイ
ッチのブロック図、第６図は第５図の各部波形図である
。 ２ｏ・・・・・・制御手段、２１・・・・・・走査制御
信号、２２・・・・・・ドライブ回路、２３・・・・・
・走査線群、２４・・・・・・スイッチマトリクス、２
５・・・・・・受信線群、２６・・・・・・セレクタ、
２了・・・・・・受信制御信号、２８・・・・・・出力
、３６・・・・・・増幅器、３７・・・・・・出力、３
８・・・・・・識別器、３９・・・・・・出力。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ３６漕答葛。 第３図 Ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　Ｊ第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キー押下により静電容量の変化するキーマトリクス部と
   、このキーマトリクス部の走査線に交流スキャン信号を
   印加するドライバーと、上記キーマトリクス部の受信線
   から順次１本のラインを選択するセレクタと、この選択
   したライン上に流れる交流信号を全波高値を検出かつ保
   持し、増幅する増幅器と、この増幅された信号のレベル
   差を識別する識別器と、上記ドライバー及び上記セレク
   タを制御し、上記識別器の出力信号を読みとる手段を備
   えたことを特徴とする静電容量式キーボードスイッチ。