JPS62142637A - フエノ−ルフオ−ムを芯材とするサンドイツチパネルの製造方法 - Google Patents

フエノ−ルフオ−ムを芯材とするサンドイツチパネルの製造方法

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JPS62142637A
JPS62142637A JP61282889A JP28288986A JPS62142637A JP S62142637 A JPS62142637 A JP S62142637A JP 61282889 A JP61282889 A JP 61282889A JP 28288986 A JP28288986 A JP 28288986A JP S62142637 A JPS62142637 A JP S62142637A
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JP
Japan
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foam
sandwich panel
core material
adhesive
foaming
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JP61282889A
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滝口 英喜
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IG Technical Research Inc
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IG Technical Research Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面材となる金属薄板等からなる硬質基材と裏
面材間に未発泡のフェノールフオーム用原料を供給し、
この原料の反応、発泡の際の自己接着性によって両部材
を接着すると共に、両部材間にフェノールフオームから
なる芯材を一体に形成したサンドイッチパネルの製造方
法に関するものである。
一般に、熱硬化性合成樹脂原料、例えばフェノールフオ
ームは反応の際に自己接着性をある程度発揮することが
よく知られている。そして、これに発泡剤、例えばトリ
クロロモノフルオロメタン(所謂、フレオン1))を添
加して発泡性フェノールフオーム用原料を製造し、これ
を表、裏面材間に供給し、反応、発泡させてフェノール
フオームとすると共に、フェノールフオームからなる芯
材と硬質基材を一体に固着したパネルも周知である。
この場合、硬質基材と芯材間には接着剤を全く介在させ
ないのが普通である。しかしながら、硬質基材、例えば
金属板の表面に離形性のプライマー処理が施されていた
り、ポリエチレンの合成樹脂板被膜が被着されていたり
、テフロン製基材であると、芯材分散ムラによる変形と
硬質基材パネル切断時による変形によって剥離する現象
が見られる。殊に第1図に示すような断面で、硬質基材
上が金属薄板(板厚が0.27〜0.35mm位で、広
幅であると矢印イ方向の外力、あるいは裏面材5の伸縮
によって硬質基材上の化粧面2が凹凸状に変形する欠点
があった。さらに説明すると、硬質基材上としてカラー
鋼板(板厚0.27m1)を成形して幅りが360m、
高さtを15龍とした樋状に成形し、その樋状部3にポ
リウレタンフォーム形成用の原料をスプレーし、芯材4
を形成し、その上に裏面材5、例えばクラフト紙を積層
してサンドイッチパネルを製造したものである。そして
、この種断面のパネルを20印長さに切断し、これを数
日間曝露すると2点鎖線α、またはβで示す断面に変形
していた。これは、裏面材5が吸水、または吸湿によっ
て伸びると共に、これと一体に固着させている芯材4も
その変形に応じて追従させられ、その結果として接着力
に劣るカラー鋼板上の化粧面2が2点鎖線βで示すよう
に変形し、追従できないところで化粧面2から芯材4が
剥離するためである。また、裏面材5が乾燥した際は、
化粧面2が2点鎖線αのようになり、これに追従できな
い化粧面2が芯材4から剥離するものである。そして、
このような現象が四季に亘って繰り返し行われるため、
下記するような欠点があった。すなわち、■パネルとし
ての機械強度が低減する。■カラー鋼板等の角部の塗料
および素材自体が破壊され、耐候性が劣化する。■化粧
面における美観が損なわれる。■化粧面と芯材間に剥離
が生じ、しかもこの空隙に結露が発生し、金属薄板を腐
食する一因にもなっている。■さらに、この凹凸がはげ
しくなると、このパネルを打ちつけている釘を引き抜く
等の最悪の現象を招来する不利があった。■この種芯材
原料は反応、発泡中、およびこれらが十分に完了するま
モの温度条件が接着性、発泡組織、発泡倍率に大きく影
響するにも拘わらず、従来はこれらの要因が全く無視さ
れていて、接着力、物性、コストに欠ける不利があった
本発明はこのような欠点を除去するため、少なくとも硬
質基材と芯材間に対し、両部材との接着が良好で、かつ
、中和性、接着性、吸水性、相溶性のある接着剤、例え
ばスラリー状、アメ状、フィルム状、ゼリー状の接着剤
を介在させて、硬質基材、フェノールフオームを強力に
結合すると共に、フェノールフオーム、裏面材を一体化
したものである。さらに、美しい形状の外観となり、そ
の上、結露の発生個所もなく、釘の引き抜きも生じない
サンドイッチパネルを製造する方法を提供するものであ
る。
以下に、図面を用いて本発明に係る合成樹脂発泡体を芯
材とするサンドイッチパネルの製造方法について詳細に
説明する。なお、第1図と相応する部材は同一符号を付
す。第2図は上記方法により製造されたサンドイッチパ
ネルの一実施例を示す断面図であり、上は金属薄板、合
成樹脂薄板等の1種からなる硬質基材で化粧面2を有す
る樋状部3に成形し、その左右に雄、雌型の連結部を形
成したものである。4はフェノールフオーム(以下、単
にフオームという)で発泡体形成時に自己接着性を有す
るベンジリックエーテルタイプ、ノボラックタイプのい
ずれかからなるフェノールフオーム用樹脂、あるいはそ
の変性フオームの1種からなるものである。5は裏面材
で例えばクラフト紙、アスベスト紙、合成樹脂シート、
アスファルトルーフィング、アルミ箔、およびこれらの
2種以上を積層したシート状物の1つ、まはた硬質基材
と同質な材料の1つからなるものである。6は接着剤で
化粧面2の裏面に、図示しないがフィルム状、滴状、線
状、または帯状の分散状態の1種で塗布するものである
。さらに説明すると、接着剤6は硬質基材上とよく接着
し、かつ、フオーム4の原料が反応、発泡する際に発生
する縮合水を吸水したり、その影響を抑制したり、フオ
ーム4と硬質基材1間に分離帯を形成し、防錆効果を向
上し、ホルマリン臭を抑制し、酸硬化剤の硬質基材1に
対する酸化を防止すると共に、硬質基材1の裏面形状、
フオーム4の形状に左右されずに一体に結合するための
ものである。その具体例としては、例えば熱硬化性接着
剤、熱可塑性接着剤、ゴム系接着剤、混合型接着剤等で
ある。その具体的な一例を列挙すると、エポキシ樹脂系
、エポキシ−ポリアミド系、アクリル樹脂系、ネオプレ
ーン系、イソシアネート樹脂系などである。なお、この
接着剤6の被着量はその用途によって異なるものである
。また、第3図は本発明に係るフェノールフオームを芯
材とするサンドイッチパネルの製造に供する装置の一例
を示す説明図であり、図において10.1)はステンレ
ス類のエンドレスベルト、12.13は駆動輪、14.
15は従動輪、16は芯材原料供給機、17は接着剤塗
布機、18は型である。
なお、型18はフオームの原料を十分に反応、発泡させ
て、すぐれた接着力、均質発泡組織、高い発泡倍率を得
られるようにエンドレスベルト10.1)を保温できる
ものである。そこで、本発明に係るフオームを芯材とす
るサンドイッチパネルの製造方法について詳細に説明す
る。すなわち、本発明は送給される硬質基材上の裏面に
接着剤6を塗布し、その後で、未硬化状態のアクリル樹
脂エマルジョン被膜上にフオーム4の原料を吐出し、未
発泡の状態、所謂原料状態で供給し、次にこの上に裏面
材5を積層して型18内で原料を反応、発泡させると共
に、所定形状に成形し、かつ、硬質基材上と裏面材5と
を一体に固着し、サンドイッチパネルとして型1日の出
口から送出するようにしたものである。なお、硬質基材
上と接着剤6とフオーム4間の接着はアクリルエマルジ
ョンが親水性であるため、フオーム1の反応時に出る縮
合水をフオーム内に吸収するため、水分の存在による接
着力の低下を排除できるものであると推測される。
次に実施例について説明する。
実施例1 硬質基材上910.厚さ0.27mmカラー鋼板(芯材
供給面。ポリスチレン系ブライマー処 理あり) 接着剤6 、、、、、、クルードMDIフオーム4..
..レゾールタイプフオーム形成用原料 裏面材5 、、、、、、クラフト紙(両面をポリエチレ
ンラミネートで防水処理済) 実施例2 硬質基材上690.実施例1と同じ 接ll 6 、、、、、、エポキシ−アミン系接着剤フ
オーム4.、、、ベンジリックエーテルタイ、プフォー
ム原料 裏面材5.、、、、、アルミニウム箔とアスベスト紙を
ラミネートし、さらにアスベスト 紙をフオーム面に接着した。
上記部材、フオーム原料を用いて第2図に示すサンドイ
ッチパネルを本発明に係る製造方法によって製造した。
なお、そのサントイ・ノチパネルの寸法は厚さ15mm
(フオーム) 、L= 3601重、接着剤6はフィル
ム状で化粧面2の裏面全面に塗布し、その厚さは約0.
2■1である。なお、この場合の型18の温度は70℃
で、エンドレスベルト10.1)の速度が20 m/m
in 、型18の長さは30mであった。
比較例 硬質基材、芯材、裏面材は実施例1と同じであり、型温
は20℃で、約10m/minの速度で約5mの長さで
あった。
そこで、このようにして製造した両サンドイッチパネル
について、硬質基材上とフオーム4間の接着力、剥離試
験を行なった。
1、接着力試験 まず、サンドイッチパネルを1辺20cmとした正方形
にダイヤモンドカッタで切断し、裏面材5に水をスプレ
ーし、次にこれを50℃で乾燥するサイクルを3回繰り
返す。
2.90’剥離試験(ピーリング試験)まず、サンドイ
ッチパネルの化粧面を長さ方向に30cmの正方形に切
断し、硬質基材の一端を1Qca+たけ剥離し、これを
外方へ90°に折り曲げ、次にこの一端を折り曲げた方
向(垂直方向)に引っ張ったときに25鰭だけ剥離した
ときの重さを測定する。その結果は、下表のようであっ
た。
3、吸水性試験 するサンドイッチパネルの製造方法によれレボ、硬質基
材と硬質基材上で反応、発泡により形成されるフオーム
からなる芯材間に接着剤を介在させ、しかも、フオーム
原料の反応、発泡が十分に1〒われるように50〜90
℃の型内でキュアして外気に送出したため、硬質基材と
フオーム間の剥離を大幅に低減した特徴がある。また、
フオーム自体の接着力の強化と均一な発泡組織の形成に
よる機械強度の向上とコストダウン(原料の有効発泡)
を図り得る特徴がある。さらに、フライアビリティのあ
るフオーム構成材間の接着が接着剤の使用によって強化
され、しかもフオームの物性も均質となるため、サンド
イッチパネルの変形が少なくなり、化粧面の変形がない
美しい外観となる特徴がある。
また、フオーム原料の分散は接着剤上では硬質基材上よ
りも容易となり、縮合水の蒸散もより容易となり、結果
として接着力が強化された特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサンドイッチパネルの一例を示す説明図
、第2図は本発明に係る製造方法によって製造したサン
ドイッチパネルの一例を示す縦断面図、第3図は本発明
に係るサンドイッチパネルの製造に供する装置の一例を
示す構成略図である。 上・・・硬質基材、3・・・樋状部、4・・・芯材、5
・・・裏面材、6・・・接着剤。 入 ν 名/図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属薄板等の硬質基材の裏面に反応、発泡の際に
    自己接着性を有する未発泡のフェノール樹脂原料を供給
    し、その上に裏面材を積層すると共に、上記原料を反応
    、発泡させてフェノールフォームからなる芯材を有する
    サンドイッチパネルを製造するに当たり、前記金属薄板
    等の硬質基材の少なくとも裏面に、該裏面、および前記
    フォーム原料と接着良好であると共に、未発泡のフェノ
    ールフォーム原料の反応、発泡を阻害せず、上記原料が
    反応、発泡する際の縮合水を反応、吸水するような接着
    剤を塗布した後に未発泡のフェノールフォーム原料を供
    給し、上記フェノールフォーム原料を50〜90℃の型
    内で反応、発泡させたことを特徴とするフェノールフォ
    ームを芯材とするサンドイッチパネルの製造方法。
JP61282889A 1986-11-26 1986-11-26 フエノ−ルフオ−ムを芯材とするサンドイツチパネルの製造方法 Pending JPS62142637A (ja)

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JP61282889A JPS62142637A (ja) 1986-11-26 1986-11-26 フエノ−ルフオ−ムを芯材とするサンドイツチパネルの製造方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927581A (ja) * 1972-07-11 1974-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927581A (ja) * 1972-07-11 1974-03-12

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