JPS6214247B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6214247B2
JPS6214247B2 JP4272081A JP4272081A JPS6214247B2 JP S6214247 B2 JPS6214247 B2 JP S6214247B2 JP 4272081 A JP4272081 A JP 4272081A JP 4272081 A JP4272081 A JP 4272081A JP S6214247 B2 JPS6214247 B2 JP S6214247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
knife
skin
blood
real
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4272081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57155941A (en
Inventor
Tamotsu Ogiwara
Takahiko Kagawa
Hideo Iwawaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Shokuhin Kikai KK
Original Assignee
Toyo Shokuhin Kikai KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Shokuhin Kikai KK filed Critical Toyo Shokuhin Kikai KK
Priority to JP4272081A priority Critical patent/JPS57155941A/ja
Publication of JPS57155941A publication Critical patent/JPS57155941A/ja
Publication of JPS6214247B2 publication Critical patent/JPS6214247B2/ja
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鯖或いは大型の鰯等の重さ150g〜600
g程度の中型魚の正肉採取装置に関する。
近年漁業資源の減少により鯖、鰯等赤身魚の高
度利用が叫ばれている。赤身魚の魚体より正肉の
みを採取し、より利用範囲の広い製品を作るため
血合肉を除去することが望まれているが、その肉
片において皮と血合肉と正肉とが複雑な形状でつ
ながつているため、その除去は手作業による他な
く、従つて自動的かつ機械的に正肉を採取する装
置は従来なかつた。例えば皮と正肉間を切るため
の一平面内で回転ナイフと血合肉と正肉間を切る
ためのそれと直角の平面図で回転するナイフを用
いることが考えられたが、これでは構造が複雑と
なるばかりでなく位置合せもむずかしく正肉を皮
と血合肉よりうまく切断することができない。
本発明はかかる目的を達成するためになされた
もので、種々研究の結果血合肉と正肉間の接着力
は皮と正肉間の接着力に比較して弱いことを発見
し本発明を完成したものである。すなわち本発明
はナイフを血合肉と正肉の境界線に沿つて彎曲す
る形状の一対のL字型のブレードより構成しかつ
それを横方向すなわち皮と正肉間の方向に振動さ
せることにより正肉を皮と血合肉より切断するも
のである。
以下図面につき本発明の一実施例を詳細に説明
する。
第1図イ示のように魚体1をV字状のカツタに
より線2で長手方向に切断し、次にカツタで線3
により背びれに沿つて長手方向に切断して2片に
したフイーレ状の肉片4,4…………は第1図ロ
及び第2図示の魚体処理機5の出口部に人手又は
機械的に2列にしてその皮4aを上向きにかつ尾
部を先にしてネツトコンベヤ10に供給される。
又ネツトコンベヤ10の前方にはその先端部より
斜下前方に延びる一対の断面が半円をなす樋状の
シユート12,12を設け、これらのシユート1
2,12の前方には夫々一対のロール式センタリ
ング装置13,13を台14,14上に設ける。
第3図示のようにこのロール式センタリング装
置13においては、例えばステンレス、プラスチ
ツク等の耐蝕性材料よりなる4本の細長いロール
15,16,17,18を斜下方向に配置する。
第3図示のように各ロール15,16,17,1
8の上縁は上記フイーレ状の肉片4の下面の形状
に沿つて中窪みになるように配置し、各ロール1
5,16,17,18はその上部が中心に向つて
動くように回動する。すなわち第3図示のように
左側の2本のロール15,16は時計方向に右側
の2本のロール17,18は反時計方向に回動さ
せる。なお両側端のロール15,18は中央のロ
ール16,17より小径のものが好ましい。
上記ロール式センタリング装置13,13の前
方には正肉採取装置20,20を設ける。すなわ
ちロール式センタリング装置13,13の前方に
は多数の丸ゴムよりなるベルト21をロール2
2,22,23,23により基台24上に水平に
掛け渡し、前方に駆動する。このベルト21の前
部上方には表面を冷凍したフリージングドラム2
5をその下部がベルト21を下方に押圧するよう
に支持し、第1図において反時計方向に回動する
ように駆動する。
第1,4図示のようにこのフリージングドラム
25の前下部に対向する位置には一対の正肉そぎ
取り用のナイフ26,26をフリージングドラム
25の表面より略、皮4aの厚さだけ離間させて
支持する。このナイフ26は第6図示のように血
合肉4bと正肉4cの境界線に沿つて彎曲する形
状の一対のL字型のブレード27,27よりな
り、第5図示のようにこれらのナイフ26,26
を支持する基板28はリンク30を介して回転す
る偏心輪31よりなる振動装置32に連結する。
なお第5図中33はその偏心輪31の回転軸、3
4,34はその軸受、第4図中35はナイフ2
6,26の上方に設けた皮送出用シユート、第1
図ロ中36はスクレーパである。
次にこの装置の動作を説明する。
第1図イ示のように魚体1を線2,3で2片に
切断した一対の肉片4,4は魚体処理機出口部で
人手又は機械的にその皮4aを上向きにし、尾部
を先に夫々2列にしてネツトコンベヤ10に供給
され、ネツトコンベヤ10により、前斜上方に送
られる。次にその上端よりシユート12,12に
落下し、第1図ハ示のような状態でその下端より
ロール式センタリング装置13,13上に落下
し、そのロール15,16,17,18上を重力
により前斜下方に送られる。なおこの肉片4の前
進速度は各ロール15,16,17,18の傾斜
角度を変えることにより調節する。この間に第3
図示のように肉片4はロール15,16及び1
7,18により中心に向うように力を受け、若し
それが一側方に寄つていれば寄つた側の方から中
心に向つて作用する摩擦力が反対側の摩擦力より
強くなるので、中心に寄せられ、その下方におい
て肉片4はその血合肉4bが中心になるように正
確に中心の位置に規正される。かくして肉片4,
4は正肉採取装置20,20のベルト21上に落
下し、前方に送られる。而して肉片4,4がフリ
ージングドラム25の下方に到るとその皮4aが
フリージングドラム25に吸着され、上方に送ら
れ、振幅0.5mm〜2mm、毎秒周期30サイクルで横
方向に振動しているナイフ26,26を通過する
ときにその正肉4cはそぎ取られ、下方のベルト
21の後方部に落下し、送り出されるものであ
る。
一方、皮4a及び血合肉4bはフリージングド
ラム25により上方に送られ、その上部でスクレ
ーパ36によりフリージングドラム25より分離
され、皮送出用シユート35により排出されるも
のである。
なお上記実施例では肉片4をナイフ26,26
に送るため、フリージングドラム25を用いてい
るが、その代りにスパイクドラム、真空吸着ドラ
ム或いはベルト等、他の肉片保持送り装置を用い
てもよい。
以上のように本発明においてはナイフを血合肉
と正肉の境界線に沿つて彎曲する形状の一対のL
字型のブレードより構成し、かつそれを横方向す
なわち皮と正肉間の方向に振動させているので、
皮と正肉間は確実に切断され、また血合肉と正肉
間の接着力は弱いので、その間も切断され、正肉
のみを確実にそぎ取つて採取することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図イは魚体の切断状態を示す断面図、第1
図ロは本発明の一実施例の正面図、第1図ハはシ
ユート下部の拡大図、第2図は第1図ロに対する
平面図、第3図は第1図ロのA−A線断面図、第
4図は正肉採取装置のナイフの正面拡大図、第5
図は第4図B線よりみたそのナイフの背面図、第
6図は第4図C線よりみたナイフの側面図であ
る。 4……肉片、25……肉片保持送り装置、26
……正肉そぎ取り用ナイフ、4a……皮、4b…
…血合肉、4c……正肉、27……ブレード、3
2……振動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 肉片保持送り装置に対向する位置には正肉そ
    ぎ取り用のナイフをその表面より皮の厚さだけ離
    間させて支持し、このナイフは血合肉と正肉の境
    界線に沿つて彎曲する形状の一対のL字型のブレ
    ードより構成すると共にそれを振動装置に連結し
    てなる中型魚の正肉採取装置。
JP4272081A 1981-03-23 1981-03-23 Meat taking apparatus of middle size fish Granted JPS57155941A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272081A JPS57155941A (en) 1981-03-23 1981-03-23 Meat taking apparatus of middle size fish

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272081A JPS57155941A (en) 1981-03-23 1981-03-23 Meat taking apparatus of middle size fish

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57155941A JPS57155941A (en) 1982-09-27
JPS6214247B2 true JPS6214247B2 (ja) 1987-04-01

Family

ID=12643897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4272081A Granted JPS57155941A (en) 1981-03-23 1981-03-23 Meat taking apparatus of middle size fish

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JP (1) JPS57155941A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04330244A (ja) * 1991-04-26 1992-11-18 Kanae Kogyo Kk 魚肉の血合肉除去装置
JP5907128B2 (ja) * 2013-08-21 2016-04-20 株式会社デンソー 回転電機の固定子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57155941A (en) 1982-09-27

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