JPS62140920A - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JPS62140920A
JPS62140920A JP27998285A JP27998285A JPS62140920A JP S62140920 A JPS62140920 A JP S62140920A JP 27998285 A JP27998285 A JP 27998285A JP 27998285 A JP27998285 A JP 27998285A JP S62140920 A JPS62140920 A JP S62140920A
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bowl
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discharge port
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弘 斎藤
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松野 晋
Masayuki Kito
昌之 鬼頭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプラスチック、セラミック、金属等の粉体を、
微小時間、例えば100分の1秒当りの流量を一定に、
かつ連続的に供給するための粉体供給装置に関するもの
である。この粉体供給装置は粉状物*<粒状・顆粒状物
質を含む)を取り扱かう産業では常に用いられている装
置であり、その供給量が毎分当り数トンのオーダーの大
量のものから、毎分当り0.1グラムのオーダーの微少
量のものまで広範囲に亘っている。
本発明の粉体供給装置は、粉状物質を毎分当り数〜のオ
ーダーで取り扱かう分野、毎分当、!l) 0.11の
オーダーの微少量を取υ扱う分野、そしてこの中間の分
野にて利用されるものである。
従来の技術 上述のような粉体供給装置として、従来がら存在する振
動部品供給機をそのま\利用することが考えられている
が、その振動部品供給機は一般にはパーツフィーダーと
呼ばれているものであゃ、その本体は構造上町動部と固
定部に大別され、可動部はボウルとこれを取付ける可動
台、および可動コアから成っている。スパイラル式のパ
ーツフィーダーでは該ボウルの内側にスパイラル状にト
ラックが形成されている。固定部は丈流電掠により周期
的に吸引磁力を生せしめる電磁コイル、固定コア、固定
台から成っている。可動部と固定部は板ばねによって連
結され、固定台は、十分大きな剛体基礎に完全に固定さ
れるか又は、取扱いの簡便さ、防振の問題から例えばゴ
ム足のような防振材を用いて架台上に据えつけられる。
電磁コイルに父流電流を通ずることにより、固定コアと
可動コアとの間に周期的に吸引力が発生し、板ばねが介
在することにより、ボウルが上下方向及び円周方向に振
動し、ボウル内部にスパイラル状に形成されているトラ
ックの上の部品が移送力を受けて、スパイラル状に下部
より上部に移動するものである。
このスパイラル式のパーツフィーダーのボウル内に上記
部品の代りに粉体を入れ、電磁コイルに電圧を印加する
と、パーツが上述の移送力を受けるのと同じように粉体
も振動により移送力を受け、トラック上をスパイラル状
に下部よシ上部に移動し、ボウル上部のトラック端より
ボウル外部に排出される。そこで、排出される粉体を久
の工程に導く手段を構することにより、スパイラル式の
パーツフィーダーを振動粉体供給機としても使用できる
が、元来がパーツの供給機として使用されてきたものな
ので、粉体の供給機として利用する場合にはいくつかの
問題が発生する。
発明が解決しようとする問題点 パーツフィーダーを粉体供給装置として使用する場合に
生ずる第1の問題点は、ボウル内の粉体量が変動すると
粉体供給量も変動し、定量性が保たれないことである。
つまり、ボウル内の粉体量が多い場合には振動されるボ
ウルが重くなるのでボウルの振巾が小さく、その結果、
粉体の移送力が弱くなり、ボウル内の粉体量が少ない場
合にはボウルの振巾が大きく、粉体の移送力が強くなる
。つまりボウル内に粉体を入れ、ボウルを振動させて粉
体を移送し、ボウル上端の出口よシ粉体を排出し続ける
と、時間のつまり粉体供給量が時間の経過と共に増加す
ることになる。この現象は粉体の定量供給と云う観点か
ら見ると非常に大きな問題点である。
又、スパイラル式パーツフィーダーでは、電磁コイルに
印加する電圧を調整することにより、粉体のフィード量
を調整している0つまシ、電圧を高くするとフィード量
は増加し、低くするとフィード量は減少する。電圧が高
い場合には、ボウルの振動やトラック上の粉体の流れか
安定でありボウル内の粉体量が一定であれば定量性を保
つことができる。一方、電圧を低くしてゆき粉体のフィ
ード量を減少させてゆくとトラック上の粉体の流れが不
安定になると云う現象が生ずるようになり定量性を確保
することが困難となる。つまり在来のスパイラル式パー
ツフィーダーでは、粉体を少量っつ安定供給することが
出来ないことが第2の問題点である。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされ、スパイラル式の
パーツフィーダーを用いて、粉体(粒体、顆粒体を含む
)を一定の速度で、精度よく次工程に供給することので
きる粉体供給装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 振動により部品や粉体を移送させるようにしたスパイラ
ル式のパーツフィーダーに於いて、スパイラル状にトラ
ックが内側に形成されているボウルと;粉体を貯え下部
に粉体排出口を有するホッパーをこのボウルの上方に設
け、これらをボウルの振動がホッパーに直接伝わらぬよ
うに独立に、かつ、ボウル内側の底面とホッパー下部の
粉体排出口が一定の隙まを有するように保持する。
粉体の流動性が良くなく、粉体がホッパー内部で詰まっ
たり、ホッパー〇中心軸に沿った部分にある粉体のみが
排出され、他の粉体はホッパー内に残り、排出されなく
なると云う現象(所謂ラットホールの形成)が生じ粉体
が安定に供給されない場合には、ホッパー内部に円錐状
の陣傘を設置するか、或はホッパー内部の粉体を攪拌す
る。
粉体を少量供給しようとして、電磁コイルに印加する電
圧を下げてくると、トラック上の粉体の流れが不安定に
なり、安定供給が不能になると云う現象が生じることは
既述の通υである。
そこで、粉体を少量安定供給する場合には、ボウルの内
側にスパイラル状に形成きれているトラックの上に、開
口部を有する邪ま板を設置する0 前述の邪ま板でかき落とされる粉体の量が、開口部を通
過する粉体の量よりも多すぎる為に、開口部で詰まりが
発生する場合には、邪ま板を複数個配置し、粉体が移送
される流れの上流側に配置された邪ま板は、下流側に配
置された邪ま板よりも、開口部の巾を広くとる。
粉体を次工程へホースなどを使って、搬送ガスで圧送す
る為に、粉体供給装置を気密に保たねばならぬ場合には
、ボウル上面と、ホッパー外面とを、防振性を有する膜
にて、気密比を有するように連結し;ホッパー上面を気
密性を有するように蓋をし;ボウル内側の上部とホッパ
ー内側の上部とはほぼ同圧となるようにホースなどを使
って連結し;ボウル内側の上部に搬送ガスを供給する導
入口とニドラック上端部付近に搬送ガス・粉体をボウル
内より外部に排出する吐出口とを設置する。
前述の粉体供給装置を気密に保つ場合で、搬送ガスの圧
力が高い場合には、粉体供給装置の底部と架台との間に
、粉体供給装置の中心(転)に対し、はぼ放射状となる
ように3枚以上の板ばねを配列して防機材とする。
作  用 振動により、粉体がボウル内より外へ排出されるに連れ
て、ボウル底面にある粉体のレベルが低下し、該隙まを
通して、ホッパー下部の粉体排出口より粉体が出やすく
なり、また粉体排出口よりボウル内に出てくる粉体量が
、ボウル内から外へ排出される粉体量よりも多くなると
、ボウル底面にある粉体のレベルが高くなり、該隙まを
通してボウル内に粉体が出にくくなるので、ボウル内に
供給される粉体量と、ボウル内より外へ排出される粉体
量は等しくなシ、この結果、ボウル内の粉体量は平衡し
て一定となる。
また、ボウルとホッパーとが直結されていないので、ボ
ウルの振巾がポツパーの重さにより減殺されない。
ホッパー内部の粉体を攪拌することにより、ホッパー内
部での粉体の詰まりや、ラットホールの形成を防ぐこと
が出来る。また陣傘をホッパーの下方に設置することに
より、撹拌による粉体の流れの一時的な乱れがホッパー
下部の粉体排出口に直接に影響を及ぼすことを防ぐこと
が出来る。
トラック上の粉体の流れが十分に安定である電圧を電磁
コイルに印加し、トラック上に所望の供給量より多い粉
体を安定に移送し、トラック上に設置された開口部を有
する邪ま板により移送されてくる粉体をひき落とし、開
口部より一部を通過せしむることにより、少量の粉体を
安定に供給する。
邪ま板を複数個設置するので、1個の邪ま板で、極端に
粉体の移送量を絞ることは必要なく、上流より下流側に
向けて、段階的に邪ま板の開口部の巾を狭くしていくこ
とにより、粉体は邪ま板で段階的にカットされるので、
詰まりを発生させずに最終段で所望の粉体供給量が得ら
れる0 ボウル上面とホッパー外面とを、防振性を有する膜にて
、気密性を有するように連結することにより、ボウルの
振巾を減殺することなしに、つty粉体の供給能力を損
なわずに、独立に保持されているボウルと、ホッパーと
の間に気密性を持たせる。またホッパー上面を、気密性
を有するように蓋をすることにより、ボウル内部及びホ
ッパー内部を気密に保つ。一方、粉体の供給につれて、
ホッパー内粉体量の減少によるホッパー上部空間の容積
の増加と、ホッパー内粉体層の気密性によりホッパー上
部空間の圧力が、ボウル内側の圧力よりも低くなると云
う現象が生ずる。ホッパー上部の空間の圧力がボウル内
の圧力よりも低くなると、ホッパー内部の粉体には、ボ
ウルからホッパー内部に向けて、圧力差による力が作用
するので、ホッパー下部の粉体排出口よυ粉体がスムー
ズに排出されなくなると云う障害が発生する。そこで、
ボウル内側の上部とホッパー内11!Iの上部とを、は
ぼ同圧となるように連絡することにより、この障害を発
生させない。粉体の搬送ガスを、ホースなどで導入口よ
りボウル内に供給し、ボウルの振動により、粉体を吐出
口より搬送ガスとともに、次工程へホースなどで安定に
供給する。
パーツフィーダーの防振材としては一般に防振ゴムや、
防振コイルはねが使われているが、粉体供給装置として
使用する場合には、これらのはね定数が大きいと粉体の
供給能力が億端に低下すると云う現象が生ずる。そこで
、防振ゴムや防振コイルばねを、粉体供給能力の高い粉
体供給装置の防振材として使用する場合には、はね定数
を小さくする必要がある。一方、搬送ガスの圧力が高い
と、ボウルは防振材によりホッパーに連結されているた
めに、ボウル内のガス圧により下方に押しつけられる力
を受け、はね定数の小さな防振材は圧縮され、その結果
、ボウル内側底面と、ホッパー下部粉体排出口との間の
隙まが拡大し、定量供給に大きな障害となると同時に、
搬送ガスの供給を停止したり減少したりして、ボウル内
のガス圧力を低下せしめると、拡大していた該隙まが狭
くな9、粉体排出口付近の粉体が圧縮され、詰まり発生
の大きな原因となる。本発明考は防振材として板はねを
採用し、粉体供給装にの中心軸に対しほぼ放射状となる
ように3枚以上を配列することにより、粉体供給装置の
中心軸に沼った方向のはね定数は大きいが、円周方向の
はね定数を小さくすることによって、粉体の供給能力が
高くなることを実験によって見出し、かつ実際の装置に
適用して確認している。板はねをこの様に防振材として
設置することにより、搬送ガスの圧力を高めても、粉体
の供給能力を損なわずに、該vljAまを一定に保ち、
粉体を安定供給する。
実施例 以下、本発明の第1乃至第6実施例につき、図面を参照
して説明する。
第1図Fi第1実施例を示し、ボウル1の上方にホッパ
ー2を配置し、粉体排出口3とボウル1内側の底面との
間の隙ま4が、一定に保たれるように、ホッパー2はホ
ッパー支持具6を通して架台に、ボウル1はパーツフィ
ーダ一本体9底而に取9つけられた防振ゴム8を通して
、架台7にそれぞれ散りつけられた実施例の側面図、第
2−はこの実施例におけるボウルlとホッパー2の断面
図である。該パーツフィーダ一本体9の内部構造はwJ
l1図11図2図に示したものと(j−である。粉体は
ホッパー2に満たされ、ボウル1の矢印AI方向の振動
に伴ない、隙ま4よりボウル1内部に供給される。粉体
は振動により、スパイラル状に設けられたトラック10
上を、下方から上方に移送され、粉体出口5よりボウル
1の外部へと排出され、排出された粉体は次工程へと供
給される。隙ま4よりボウル1内へ供給される粉体の量
は、ボウルl底部にある粉体量が多い場合には出にくく
なυ減少するが、逆に粉体量が少ない場合には出やすく
なり、増加するので、ボウルl底面にある粉体量はほぼ
一定となシ、粉体出口5よジ排出される毎分当りの粉体
量と隙ま4よυホッパー2から供給される毎分当りの粉
体量とは平衡状態となり、ボウル1内部にある粉体量か
一定となるため定量供給が確保される。一方、粉体供給
装置を大型にするためにボウルlの外径を大きくシ、ホ
ッパーの内容量を大きくしても、基本的には何ら問題は
生じないが、隙ま4は粒体や顆粒体では広くとることが
望ましく、金属粉末などの比重の昼いものは、例えは側
腹粉末などの比重の低いものよりも、同レベルの供給量
では狭くすることが望ましい。
第3図は第2実施例を示し、ホッパ−2内部に粉体の授
拌棒12と降車13とを設置した場合の実施例を示す断
面囚である。只し、モーター15と、モーター固定台1
6の一部は側面図となっている。攪拌$12はモーター
15のシャフトに固定され、モーターの回転に連れてホ
ッパー2内を回転し、粉体を攪拌することにより、ホッ
パー内部で発生する粉体の詰iυや、ラットホールの形
成を防いでいる。降水13は降車支持棒14により、ホ
ッパー2の中心軸の付近に固定爆れている。降水の形は
ほぼ円踊状で、頂点が上側になるように固定されている
降水13は撹拌棒12の回転により生ずる粉体の流れの
一時的な乱れ、例えは形成されかけたラットホールが、
攪拌により消滅させられた場合の、粉体層の乱れなどが
粉体排出口3に直接及ぶのを防いでいる。本実施例では
撹拌棒は直径3鵡で毎分1回転の速度でホッパー内を攪
拌している。また降水13はホッパー内の粉体の重さが
直接ボウルlにかかるのを防ぐと云う作用も生せしめて
いる。降水13の径は、本実施例では、粉体排出口3の
内径に近くとっているが、径は粉体の流動性、比重など
を考慮して、わト出口3の内径の015〜2倍にとるこ
とが望ましい。降水の頂角は、狭すぎると、降水より上
部の粉体の流れの変動や粉体レベルの変動が粉体排出口
に伝わりやすいし、広すぎると粉体詰まりの原因となる
ので、45°〜150°の間にとることか望ましい。又
、降水を正確な円錐にすることは必要でなく、はぼ円錐
状でめれは上述の効果を生ぜしむることかできる。
第4.5.6図は第3実施例を示し、第1図と同一構成
の粉体供給装置でボウル1内に邪ま板20を1個取り付
けた場合の実施例に於けるボウル及び邪ま板の断面図で
ある。
第4図の実施例では邪ま板20の開口部21は高さ2膓
、巾5mであり、邪ま板の厚さは3鶴で図には示されて
いないが、ボウルにヒスでトラック10との間に隙まが
生じないように取付けられている。ボウル1の底からト
ラック10上を移送されてきた粉体の大部分は、この邪
ま板20でカットされ、粉体の一部が開口部21を通過
し、粉体出口5より久工程へと供給される0 本実施例では1個の邪ま板20にて、トラック10上を
移送される粉体層の上面と側面とを、同時にカットして
いるが、同時にカットすることは必ずしも本質的な手段
ではなく、例えは2個の邪ま板を用い、まず移送される
粉体層の上面を1個の邪ま板でカットし、次いで側面を
2個めの邪ま板でカットしても良い。粉体が付着し易い
場合には邪ま板の材質は弗素樹脂、シリコン樹脂など粉
体の付着しにくいものが望ましい。また取り扱う粉体の
種類が多い場合、供給量の設定値が繁はんに変る場合に
は、邪ま板20の開口部21の巾を調節出来るようにし
ておくことが望ましい。
第7図は第4実施例を示し、第1及2図と同一構成の粉
体供給装置で、ボウル内に邪ま板を2個取りつけた場合
の実施例に於けるボウル及び邪ま板の断面図である。こ
こでトラック上を移送される粉体の流れの上流側に設け
られた邪ま板25の開口部は高さ3鵡、巾6wIhであ
υ、下流側に設けられた邪ま板26の開口部24は高さ
1.51111、巾3Mである。
本実施例では2個の邪ま板を用いているが粉体によって
は邪ま板の数を増して1個当シの邪ま板でカットする粉
体量を減じて邪ま板間口部に於ける粉体の詰まりを防止
することもある。
この場合にも、上流側に設けられた邪ま板の開口部は下
流側のものよりも広くとっている。
第8図は第5実施例を示し、ボウル内部、ホッパー内部
を外部に対し気密性にする場合の実施例の、ボウル及び
ホッパーの断面図を示す。
ボウル36とホッパー35との間を気密にし、且つボウ
ル36の振動がホッパー35に伝わるのを防ぐために気
密性を有し、且つ防振性も有するi30がボウル36上
面とホッパー351111面との間に張られている。本
実施例では厚さ1nのゴム製の膜を使用しているが、ボ
ウル36の振動は殆んどホッパー35に伝わらず、気密
性も十分に保たれている。ホッパー35の上面には蓋3
3がされている。ボウル36には搬送ガスの導入口31
と、粉体及び鐵送ガスの吐出口32が設けられている。
トラック上やボウル底部にある粉体を導入した搬送ガス
が吹きとは芒ないように、導入口31のボウル36内の
位置はボウル36の上部付近に設けることが望ましい。
また吐出口32がトラック上端付近に設けられているの
で第1A図に示す粉体排出口5は設けられておらず塞が
っている。ボウル36とホッパー35が独立に架台に設
置されていることは第1漬図と同様である。またボウル
36とホッパー35とは連結管37により連ながり、ホ
ッパ−35上部の空間とボウル36上部の空間との間に
圧力差が生じないようになっている。ボウル36の振動
がホッパー35に伝わるのを防ぐために、連結管37は
防振性のあるものが望ましく、本実施例ではビニールチ
ューブが用いられている。導入口31よシボクル36内
に導入された搬送ガスは、ボウル36及びホッパー35
が気密性になっているので、吐出口32のみを通ってボ
ウル36内より外へ吐出される。トラック上を移送され
てきた粉体は、トラック上端付近に設けられた吐出口3
2よシ落下するので、吐出口32からは粉体と搬送ガス
が吐出し、吐出口32に接続された給粉ホースなどによ
り、次の工程へと供給される。本実施例において、ボウ
ル36内の圧力を正負各れにとることも可能である。
第9図及第1O図は第6実施例を示し、ボウル及びホッ
パー内部を気密性にし、粉体を搬送ガスにより送給する
場合に、防振材として板ばねを使用している粉体供給装
置の実施例の側面図を第9図に、又板はね配置の断面図
を第10図に示す。本実施例でもボウル36とホッパー
35との間に、1m厚のゴム膜が張られ、ホッパ−35
上面にはバッキング34を介して蓋が取9つけられ、ボ
ウル36.ホッパー35内は気密性にされている。パー
ツフィーダ一本体41の底面にはパーツフィーダ一本体
41の中心軸に対して、はぼ放射状に4枚の防振板はね
40の上端が取りつけられ、防振板はね40の下端は架
台7に取りつけられている。防振板はね40は、パーツ
フィーダ一本体41を安定に架台7に取9つけるために
、パーツフィーダ一本体41の中心軸の近くよシも、外
周の近くに取9つけることが望ましい。
防振板はね40として使用されている板はねは@4製で
巾3Qss1高さ80鵡、厚塙0.8鵬である。板ばね
は必ずしも@製でおる必要はなく、例えばFR,P製の
ものが使用されることもある。
本実施例では防振板はね40として版はねを4枚使用し
ているが、3枚をほぼ放射状となるようにパーツフィー
ダ一本体41の底面の外周の近くに取りつけても、パー
ツフィーダ一本体41は安定に架台に取9つけられるし
、粉体も安定に供給される。また板ばねを4枚以上使用
しても同様の効果が得られることは勿論である。
前述の第1実施例では、ボウルlの外径は200鯵、ホ
ッパー2の内容積は500 tJ 、隙ま4は3騰であ
る。粉体としてマグネシアスピネル(MgO・A7,0
.)  を用い、100Vの電圧を電磁コイルに印加し
た場合に粉体出口より排出されるマグネシアスピネルの
量と精度は30分間の測定において293±0.3//
1114+であり、満足すべき定量性が得られた。一方
、ホッパー2を設けずにボウル1にマグネシアスピネル
250Pを入れた場合には、運転のスタート時に於ける
粉体の排出量は26.1t/−であったが、運転の経過
とともに増加し、遂には33.0P/−にも達し、定量
性を確保することは出来力かった。
第2実施例においてマグネシア(MgO)粉体を攪拌手
段のないホッパーに満たし、ボウルを振動させ、連続的
に該粉体を次工程へ供給することを試みたが、ホッパー
内部で詰ま9が頻発し、安定供給は不能であった。一方
、本実施例に於いてはホッパー内のマグネシア粉体を攪
拌することにより詰まジが発生せず、安定供給を確保す
ることが出来た。
第3実施例ではマグネシア・スピネル粉体を  ゛用い
、80■の電圧を電磁コイルに印加した場合に、粉体出
口5.より排出されるマグネシア・スピネルの量と精度
は、30分間に亘る測定において5.4±0.IP/―
であった。一方、邪ま板を設けないボウルでは、電磁コ
イルに印加する電圧を下げ、マグネシア・スピネル粉体
の排出量を低下せしめても約8//―が安定に供給出来
る下限であり、5.4P/−と云うより少量の粉体量の
安定排出(供給)1は不能であった。
第4実施例でアルミナ粉体を用い、90■の電圧を電出
コイルに印加した場合に、粉体出口5よシ排出されるア
ルミナ粉体の量と精度は30分間に亘る測定において2
,6±0.0317mであυ、二つの邪ま板25.26
を設けた場合における粉体の詰まりは発生しなかった。
一方の邪ま板25を取り除き、他方の邪ま板22のみを
設けた場合には詰まりが開口部24にて発生し、定量供
給が不能であった。
第5実施例における運転に於いて、搬送ガスとして空気
をo、5t7−導入口よりボウル内に供給し、マグネシ
ア・スピネル粉体を1017−の供給量にて吐出口32
よ9次工程に安定に送ることが出来た。また、ボウルや
ホッパーから搬送空気が外部に漏れることはなかった。
第6実施例における運転の一例として、搬送ガス:酸素
、搬送ガス量: 1.21!/m 。
ボウル内圧カニ+250mH10゜ 粉体:ジルコニア、供給(i:30)/−にし、この条
件にて本粉体供給装置を断続運転(一定時間運転後一定
時間休止すると云う運転サイクル)したが、隙ま4が常
に一定距離を保っているのでジルコニアがホッパー下部
の粉体排出口3の近くにまで減少する間、定量供給を確
保することが出来た。一方、防振板はね40の代りに防
振坐としてコイルはねを用いた場合には、搬送ガスの酸
素をボウル内に導入すると、内圧によりボウル36が下
方に押され、結局はパーツフィーダ一本体41が下方に
押されるのでコイルばねが縮み、パーツフィーダ一本体
41が下がるのでNま4が拡大する。酸素の導入を止め
ると内圧が下がり、パーツフィーダ一本体41が上がり
、元の位置に戻シ隙ま4が狭くなるが、この時ボウル内
部底面と粉体排出口の間にある粉体は圧縮され固くなり
、粉体排出口付近で詰まった状態となる。上述と同一の
運転条件で、防振材としてコイルはねを用いた場合には
、粉体の詰tbが頻発し、定量供給を確保することは不
可能であった。このように、ボウルの内圧を高くして運
転する場合には、防振材として根ばねを使用することに
より、詰まりを防止して定量供給を確保することができ
る。
効果 本発明は上述のとおシであるので、微小時間当υの流量
が常に一定で、且つfi[よく矢の工程に供給すること
ができる。
又ボウル内の供給量が変動しても、粉体供給量が変動せ
ず、常に粉体を定量づ\連続的に供給することができる
更に、加振用の電磁コイルの電圧を低くして、粉体の供
給量を少量になるように調節した場合でも、それを安定
的に高い精度を以って供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の側面図、第2図は第1図
の一部分の縦断面図、第3図は第1図の一部分を変更し
た本発明の第2実砲例の縦断面図、第4図は第3図の一
部分を変更した第3実施例の縦断面図、第5図は第4図
の一部分の拡大正面図、第6図は第5図のvt−vti
部の断面図、第7図は本発明の第4実施例の縦断面図、
第8図は本発明の第5実施例の縦断面図、第9図は第6
実施例の縦断面図、第10図は第9図のx−xMA部の
断面図、第11図は従来の振動部品供給機をそのま\利
用した粉体供給装置の正面図、第12図は第11図の一
部分の縦断面図である。 1・・・・・・・・・ボウル 2・・・・・・・・・ホッパー 3・・・・・・・・・粉体排出口 4・・・・・・・・・隙間 5・・・・・・・・・粉体出口 6・・・・・・・・・ホッパー支持具 7・・・・・・・・・架 台 8・・・・・・・・・防振ゴム 9・・・・・・・・・パーツフィーダ一本体10・・・
・・・・・・トラック 11・・・・・・・・・隙間調整用ナット12・・・・
・・・・・撹拌棒 13・・・・・・・・・陣 傘 20・・・・・・・・・邪ま板 21.23.24・・・・・・開口部 30・・・・・・・・・防振膜 31・・・・・・・・・導入口 32・・・・・・・・・吐出口 33・・・・・・・・・蓋 37・・・・・・・・・連結管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動により粉体を移送させるようにしたスパイラ
    ル状のトラックが、内側に形成されているボウルと、該
    ボウル上部に粉体を貯え、下部に粉体排出口を有するホ
    ッパーを有し、該ボウルと該ホッパーとは独立に保持さ
    れ、該ボウル内側の底面と該ホッパー下部の粉体排出口
    との間に、該ホッパー内の粉体を該ボウル内に流入する
    ための隙まを形成したことを特徴とする粉体供給装置。
  2. (2)振動により粉体を移送させるようにしたスパイラ
    ル状のトラックが、内側に形成されているボウルと、該
    ボウル上部に粉体を貯え、下部に粉体排出口を有するホ
    ッパーと、該ホッパー内部に陣傘と粉体を攪拌する手段
    を有し、該ボウルと該ホッパーとは独立に保持され、該
    ボウル内側底面と該ホッパー下部の粉体排出口との間に
    ホッパー内の粉体を該ボウル内に流入するための隙まを
    形成したことを特徴とする粉体供給装置。
  3. (3)振動により粉体を移送させるようにしたスパイラ
    ル状のトラックが、内側に形成されているボウルと、該
    ボウル上部に粉体を貯え、下部に粉体排出口を有するホ
    ッパーを有し、該ボウルと該ホッパーとは独立に保持さ
    れ、該ボウル内側の底面と該ホッパー下部の粉体排出口
    との間に該ホッパー内の粉体を該ボウル内に流入するた
    めの隙まを形成し、該トラックにその上面を移送する粉
    体の一部のみを通過せしむるための開口部を有する邪ま
    板を配置したことを特徴とする粉体供給装置。
  4. (4)開口部を有する邪ま板が、移送方向に間隔をおい
    て複数個配置され、粉体が移送される流れの上流側に配
    置された邪ま板の開口部の巾が下流側に配置された邪ま
    板のそれよりも広く形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲3項記載の粉体供給装置。
  5. (5)振動により粉体を移送させるようにしたスパイラ
    ル状にトラックが内側に形成されているボウルと;該ボ
    ウル上部に粉体を貯え、下部に粉体排出口を有するホッ
    パーと;該ホッパー内部に陣傘と粉体を攪拌する手段を
    有し;該ボウルと該ホッパーとは独立に保持され、該ボ
    ウル内側底面と該ホッパー下部の粉体排出口との間に、
    該ホッパー内の粉体をボウル内に送入するための隙まを
    形成し、該トラックにそのトラック上を移送する粉体の
    一部のみを通過せしむるための開口部を有する邪ま板を
    配置したことを特徴とする粉体供給装置。
  6. (6)開口部を有する邪ま板が、移送方向に間隔をおい
    て複数個配置され、粉体が移送される流れの上流側に配
    置された邪ま板の開口部の巾が下流側に配置された邪ま
    板のそれよりも広く形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲5項記載の粉体供給装置。
  7. (7)振動により粉体を移送させるため、スパイラル状
    のトラックが内側に形成されているボウルと;該ボウル
    上部に粉体を貯え下部に粉体排出口を有するホッパーを
    有し;該ボウルと該ホッパーとは独立に保持され、該ボ
    ウル内側の底面と該ホッパー下部粉体排出口との間に、
    粉体が該ボウル内に流入するための隙間を形成し、該ボ
    ウル上面と該ホッパー外面とを防振性を有する膜にて気
    密性を有するように連結し;該ホッパー上面を気密性を
    有するように蓋をし;該ボウル内側の上部と該ホッパー
    内側の上部とが同圧となるように連結する手段と、該ボ
    ウル内側の上部に搬送ガスを供給する導入口と、搬送ガ
    ス・粉体を該ボウル内より外部に排出する吐出口とを有
    することを特徴とする粉体供給装置。
  8. (8)振動により粉体を移送させるため、スパイラル状
    のトラックが内側に形成されているボウルと;該ボウル
    上部に粉体を貯え下部に粉体排出口を有するホッパーを
    有し;該ボウルと該ホッパーとは独立に保持され、該ボ
    ウル内側の底面と該ホッパー下部粉体排出口との間に、
    粉体が該ボウル内に流入するための隙間を形成し、該ボ
    ウル上面と該ホッパー外面とを防振性を有する膜にて気
    密性を有するように連結し、該ホッパー上面を気密性を
    有するように蓋をし;該ボウル内側の上部と該ホッパー
    内側の上部とが同圧となるように連結する手段と;該ボ
    ウル内側の上部に搬送ガスを供給する導入口と;搬送ガ
    ス・粉体を該ボウル内より外部に排出する吐出口とを有
    し、吐出口と;本体底部と架台との間に、本体の中心軸
    に対し放射状に3枚以上の板ばねを配列し、防振材とす
    ることを特徴とする粉体供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0162213U (ja) * 1987-10-15 1989-04-20
KR100769711B1 (ko) 2006-12-06 2007-10-23 주식회사 조웰 용접기용 너트공급장치
JP2013052344A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Toyo Tanso Kk 粉体処理装置
CN113976884A (zh) * 2021-11-09 2022-01-28 深圳市长盈精密技术股份有限公司 填粉机

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