JPS6214046Y2 - - Google Patents

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JPS6214046Y2
JPS6214046Y2 JP1986078909U JP7890986U JPS6214046Y2 JP S6214046 Y2 JPS6214046 Y2 JP S6214046Y2 JP 1986078909 U JP1986078909 U JP 1986078909U JP 7890986 U JP7890986 U JP 7890986U JP S6214046 Y2 JPS6214046 Y2 JP S6214046Y2
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JP
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yarn
roll
thread
shoulder
stroke
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JP1986078909U
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JPS61206562U (ja
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Publication of JPS6214046Y2 publication Critical patent/JPS6214046Y2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2806Traversing devices driven by cam
    • B65H54/2809Traversing devices driven by cam rotating grooved cam
    • B65H54/2812Traversing devices driven by cam rotating grooved cam with a traversing guide running in the groove
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は一般に糸捲取装置、特に二重横動装置
をもつた捲取装置の改良に関する。 糸のパツケージを廻転させるために中央駆動又
は表面駆動を用いる型の実質的に平らな端を有す
る一般的に円筒形のパツケージをつくる糸捲取装
置において、右手及び左手の螺線部分をもつバレ
ル型横動カムから成る糸横動機構を用いることが
普通であり、この二つの螺線部分は一緒になつた
横動カム・ホロアーと平行な固定案内レールの間
で前後に動く糸案内を駆動するための彎曲した反
転部によつて連結されている。カム反転部分は通
常できるだけ短かく保たれ、糸パツケージ上に肩
部で隆起したり或いは他のパツケージの悪い生成
が起るのを最小にするために、加速の横動案内速
度と加速の変化速度とを合致させるようにする。
実際、これによつて糸を捲く速度に上限が課され
る。何故ならば設計速度より速い速度で操作する
と、横動カム・ホロアーが早く破壊されるであろ
う。 バレルのカム横動部において高い加速が起る効
果はシパーズ(Schippers)らの米国特許第
3797767号及び同第3861607号に一般に記載された
二重モード横動部を用いることである。これは往
復運動可能な駆動糸案内の他に、その案内の横動
ストロークの各端の近くに糸の横動ストローク上
方に取付けられた、溝付きの横動ロールの形をし
た第二の横動装置を用いる。同期駆動によつてこ
の二つの横動機構を段階的に保持することができ
る。 シパーズの装置は次のような欠点をもつてい
る。即ち溝付きの横動ロールは溝付きの形状をも
ち、一定の長さの糸(「コントロール不能の糸の
長さ」、UYLと云われる)は横動ロール上のコン
トロール接触点からパツケージ面上の実際の沈積
点まで延びている。このことは溝付きの反転部が
鋭い、即ち小さい半径をもつているという事実に
も拘らず、パツケージの反転部中の糸の沈積点の
実際のパターンは比較的大きな半径を有し、それ
に伴つてストロークの損失が起り、中間部分に比
べパツケージの各端において糸が多く沈積するよ
うになる。さらに米国特許第3861607号記載のシ
パーズの装置においては、パツケージ表面は他の
ロールから駆動される溝付ロールからかなりの間
隔がある。従つてコントロール不能の糸の長さは
幾分長くなる。 この種の従来法の捲取機においては、短い糸沈
積曲率(この場合コントロール不能の糸の長さは
長い)をつくろうとするためには、溝孔のストロ
ークを増加し、溝孔の反転部の半径を鋭くし、
「カツトバツク」(溝孔の螺線角の増加)を反転部
の凹み側につけることが含まれる。このような目
安はパツケージ上に沈積される糸の曲率半径を減
少させることによつて部分的に達成されるが、溝
孔の径路が否んでいるために往復横動案内により
糸を溝孔の中に沈積させることが困難になる。 さらにこのような従来法の捲取機においては、
溝付き横動ロールは一般的に第一の往復横動部材
の下方に置かれ、横動案内から溝付ロール上の第
一の接触点までの糸の長さが非常に大きく、溝孔
又は溝孔付きのロールの中に往復横動させながら
糸を通す問題がさらに困難になる。この場合も、
横動部材の間のコントロール不能の糸の長さが長
い効果は、糸が溝付きロールに入る点での糸のス
トロークを減少させ、往復運動案内により生じる
糸の沈積曲率半径を変化させ増加させる。それに
より往復案内によつて溝付きロール上に沈積する
糸のもつゆるい反転曲線並びに短いストローク
と、鋭い曲線並びに増加したストローク、及び溝
孔のカツトバツクの間にうまくマツチングがとれ
ず、従つて糸は溝孔から外側へはい出す傾向があ
る。この傾向に拮抗する方法としては、、ストロ
ークを増加させ、横動カムのトラツク反転部の曲
率を鋭くし、近接部及び/又は凹みの所にカツト
バツクを附加する方法などがあるが、これらすべ
ての方法は往復案内にかかる力を増加させ、従つ
て高速におけるその寿命が減少させる。さらに他
の考えられた改善法としてはロールの溝孔を幅広
く深くし、糸の捕獲と保持とを行なう方法である
が、これも前述の如くロールからパツケージまで
のコントロール不能の糸の長さを増加させ、糸が
溝孔の縁を通る時横方向の摩擦の原因となる。従
つてこのような一般的な設計は自己矛盾がある。 さらにロールの他の部分の溝孔の深さに関し反
転区域の所で溝孔を深くすると、反転部における
糸の張力は溝孔の摩擦効果が変化するために増加
し(張力の増加は極めて望ましくない)、溝孔の
底の表面速度は半径の減少に比例して減少する。 本考案によれば往復ストロークにおいて一般的
に円筒形の交叉捲き糸パツケージを捲取るための
糸捲取装置が提供される。該装置はストロークの
中間範囲を超えて糸を案内する往復可能糸案内を
有する第一の横動装置、及びストロークの各端に
おいて糸を案内し案内された糸にストロークの反
転を与えるための溝孔装置をもつた廻転駆動円筒
形ローラを具体化した第二の横動装置を含み、該
溝孔装置は順次螺線反転曲線を有し該ローラの表
面に螺線部分をもつている。該溝孔装置はローラ
の軸を通り長手方向に延びた面内にとられた断面
の輪郭にストロークの中心から外側へ面しローラ
の表面の一端からその軸の方へと延びた肩、該肩
の他端へと混り合つた谷の部分、及び該谷から外
側へローラの軸から遠去かるように延びたローラ
の表面と交叉しているランプから成つている。 第1図及び第2図を参照すれば、本考案が適用
できる典型的な捲取機には、一般的に螺線形の
「無端」の溝(図示せず)を有するバレル形の横
動カム10が含まれ、これは機械の枠12に固定
された固定軸受11に取付けられ、一般に一対の
固定レール13の間でカム・フオロアー糸案内1
4を駆動するようになつている。横動機構の直前
には一般的に円筒形のロール15があり、その一
部を下記に詳細に説明するが、これも機械の枠1
2上の軸受け16に取付けられている。横動カム
10とロール15は例えば共通のモーター(図示
せず)の方へ走行する歯のついたタイミング・ベ
ルトにより特定の関係(後述)で動力駆動される
ようになつている。 ロール15の下方にそれと駆動接触し、軸受上
の適当なチヤツク(いずれも図示せず)に取付け
られたボビン又は管17があり、これは振動アー
ム18によつて支持され、このアームは機械枠1
2上にピボツト廻転するように取付けられ、管又
は糸パツケージを、例えばバネ(図示せず)によ
り、捲取期間中ロール15に押しつけて接触させ
るようになつている。別法として、必要に応じパ
ツケージはロール15から僅かに引離し独立に駆
動することもできる。 第3〜10図を参照すれば、本考案の改良装置
は1個又はそれ以上の肩付き溝孔19から成り、
この溝孔は螺線部、曲線部及び第二の螺線部から
成つている。これらの溝孔は後で詳細に説明する
ように捲かれるパツケージの端を規定する位置で
ロール15の表面上に切られている。ロール15
の反対側の端に別の溝孔20が1個又はそれ以上
切られている。2個の溝孔を有するロールの表面
21が第3図に見られるような全周面をもつ場
合、溝孔19,20は螺線22と一緒になる各端
において螺線部を有している。線22は溝孔の走
出し部を超えて破線として示されており、それは
ロール15に実際の対応部をもたないためであ
る。第3図の展開図がロール15の周の周りに捲
付けられた時、螺線状の破線22は合致して閉
じ、バレルのカムにおけるように無端の右巻き及
び左巻きの螺線になる。 第6図において溝孔19,20は外側に向いた
肩部23を有し、これは約0.25mmの半径により一
緒になつて谷26になつている。この半径の反対
側の端は傾斜ランプ27と接し、このランプは糸
のロール軸25に対する実効配置角(例えば約15
゜)よりも僅かに大きい角度Bで存在する。ロー
ル15上の軸前方上においてランプ27の外部端
は、半径約1.25mmでロールの外周面の中に混り合
い、肩部23は約0.1mmの遥かに小さい半径で、
即ち殆ど“鋭い”角をなしてロール面に混り合つ
ている。 第5図及び第6図を参照すれば、溝孔19,2
0は約2.5mmの溝孔の径路に垂直に肩部23から
測定し幅Wを有しており、これは反転部全体を通
して実質的に一定である。この幅は「走り出し」
区域において溝孔の端において減少して0にな
り、茲で溝孔も減少し深さは0になる。これらの
「走り出し」区域の間で溝孔は約0.6mmの一定の深
さDを有している。半径約98mmのロール上におい
て、溝孔のこの一定の深さの部分は例えば周方向
に測定し約150〜250mmの間に延び、走り出し部分
の各々は長さが約12mmである。 他の具体化例第7図においては、溝孔19′の
肩部34は0〜約15゜の範囲にある角度Kにより
示されるように、動径線24に対し(横方向のス
トロークの中心の方へ)内側に角度をつけられて
いる。 第8図は他の具体化例を示し、溝孔19″にお
いて傾斜ランプ27(第6図)の代りに比較的大
きな半径(例えば18mm)の凸面の曲つたランプ3
5が用いられ、ランプの傾斜Eは曲つたランプの
「外側」(右側)における0゜から谷26へと徐々
に増加し、こゝで角度E′は有効糸配置角(例え
ば約15゜)より僅かに大きくなつている。 第10図にはさらに別の具体化例が示され、茲
で溝孔19はロール15の表面21から次第に
傾斜Eが大きくなつた交叉した角度をもつランプ
27a,27b,及び27cの組合わせから成る
ランプをもつている。 第6,7,8及び10図を参照すれば、ロール
15の軸25に垂直に引いた線24は肩23の少
くとも一部と一致している。(或いは角度付きの
肩34の場合には、実質的に接している。)頂点
においてこれは反転点を規定し、特定の溝孔の最
大「ストローク」の位置を規定している。このス
トロークという概念は後述するように他のストロ
ークの長さと比較したものである。 溝孔19,20の面を含むロール15の面の仕
上げは糸に対する摩擦係数が最小になるように選
ばれる。満足すべき他の面は酸化クロムであつ
て、これはアール・ピー・ステイジン(Steijn)
の米国特許第3080135号に一般的に記載されたマ
ツト仕上げである。必要に応じロール15の異つ
た区域を異つた方法で仕上げすることができる。
例えばロール15の主部又は円筒部を上述のよう
なマツト仕上げを有し、傾斜ランプ27は一般的
に第9図で示されるような機械仕上げによつて得
られる低摩擦波形仕上げであり、この場合曲つた
波形模様(スカロツプ(scallop)模様)36の
多数は半径の小さい(例えば0.8mm)のボール形
ミーリング・カツターをロールの表面へ半径方向
に、何回も順次平行に且つ互いに交叉するような
切断を行なうように前進させ、溝孔19,20の
中にランプ27の面をつくり、同時に溝孔の肩2
3を切るようにすることができる。隣接した波形
模様の間の交叉線は滑かであるが、研磨又は砂吹
付け仕上げによつては完全に凹凸がとれてはおら
ず、必要に応じメツキ又は被覆することができ
る。 操作する場合糸28を扇状案内29から横動案
内14を通して一般に螺線状の径路でロール15
の周りの中途に下ろし、次いで管17上のパツケ
ージ30に到らしめる(第1図)。横動カム10
及びロール15の駆動はタイミングがとられ同期
されていなければならない。同期はこれらを積極
的に駆動することにより、例えばタイミング・ベ
ルトにより共通のモーターから駆動することによ
り容易に行なわれ、タイミングはその相対的な角
度位置を調節することによりとることができる。 反転のピークにおける横動案内14のストロー
クは、反転させるべき螺線形から偏倚させるべき
糸が、肩部23の位置を超えてはいるが、好まし
くは溝孔19,20の外縁部を超えないような最
高位置に運ばれるようなものである。即ち溝孔付
きのロール15の「ストローク」は横動案内14
により、ロール15上に沈積された糸のストロー
クだけ、例えば各端において約1.0mmだけ超えて
いる。反転の他の区域(即ちピークをはずれた
所)においては、横動案内14は糸を肩23を超
えた所に位置させるが、糸と肩23との軸間距離
はかなり変動することができる。 さらに本考案に従えば、横動カム10の輪郭は
糸をロール15へ供給するように配置され、一定
の方法で溝孔19,20の肩23へと供給するよ
うに配置される。反転部へ近付くか又は入つて来
る糸が肩23の外側でロール15上に沈積される
ようにするためには、糸の螺線角は瞬間的にはロ
ール15上に沈積された糸の螺線角に対して増加
させなければならない。即ち横動案内は便宜上正
の加速と呼ばれるストローク長を増加する方向に
瞬間的に外側に加速しなければならない。これを
第11図に模式的に示す。この場合破線22はロ
ール15上の純粋に螺線状の糸径路を表わし、図
の斜線をつけた部分は反転部における糸の所望の
形状を規定する肩部23の面の部分を描いてい
る。例えば半径Rの肩の曲面は点37aから37
bへと延び、螺線22と各端において接して一緒
になつている。この図において糸は先ず底部、即
ち下方に動く(矢印40の方向)ロール15の面
に沈積する。図の底部から始まり、糸は線39
(明瞭にするために線22の1端に対して僅かに
示されている)に沿つて螺線22に従い、横動案
内14により螺線状の径路へと案内される。点4
1から出発し、肩23上の点37aから約75mm〜
100mm(ロール15上で周方向に測定)の所で、
糸を螺線径路から、カム10により線39aに沿
つて分散させ、正の方向にカム・フオロアー糸案
内14の加速を開始する。 正の加速(即ち第11図の右側へ)の期間は次
の二つの理由により非常に短時間(例えばロール
15の前進方向に数度)しか保持されない。第一
に実際の糸の径路は螺線22及び肩部23によつ
て表わされる所望の径路から下記に説明するよう
に約4mm以上軸方向に分散させるべきではない。
第二に横動案内14の正方向の速度の増加率は最
終的には負の方向の加速によつて対抗され、少く
ともそれに対応した速度の減少を起さなければな
らない。従つて本考案の一態様に従えば、横方向
の反転部に近付くにつれ(従つて糸が反転する
際)、純粋に螺線状の径路からの軸方向のずれの
初期値は一定の小さい値に保たれる。糸のずれは
横方向の変位を僅かに遅れさせる。 糸が分散線に沿つて運ばれてゆくにつれ、正の
加速は減少して0になり、略々点42の所で始ま
るカム10により糸案内14の負の加速が起り、
ロール15の上に沈積し反転区域43に入つて来
る糸の部分は一般的に半径R1の曲つた径路中に
入るようにある。R1は一般に半径Rより大きい
が、必ずしも一定でなくてもよく、糸の反転点に
おいて順次減少して最小になることができる。こ
の反転区域の接近側において、カム・フオロアー
糸案内14の負方向の加速は案内14の速度を減
少し続け、遂にその正の速度が0に達し、案内の
反転が起る。案内14の負の方向の加速が続く
と、その負方向の速度が次第に増加する。勿論糸
は案内に運ばれ、点44の所で小さい遅れをもつ
て実際に糸が反転し、従つて糸は線45によつて
示される径路へと導かれ、螺線22−肩23の最
終的な径路の外側で糸が沈積しつづける。糸案内
14は同時に案内の負の速度が増加して略々点4
6の所まで到り、こゝですべての加速が瞬間的に
止まり、横方向の(また瞬間的な)速度が一定に
なり、この点において螺線角が所望の螺線22よ
りも僅かに大きくなるような減少速度で減少し続
ける。点46(第11図)のすぐ上で次に正の加
速が短時間かけられ、螺線角を減少させて糸を所
望の径路に動かし、しかる後それ以上加速はかけ
られず、次の反転が起るまで一定の横動速度−一
定の螺線角の糸径路が保持される。 前述の如く糸の沈積を行なう場合、糸をロール
15上の特定の径路に置くばかりでなく、糸をロ
ール15に関し軸方向に移動させ、螺線22と肩
23により規定される極めて望ましい形にするこ
とが望ましい。一般にこれは捲取操作に固有の糸
の張力によつて達成されるが、本考案によれば角
度のついたランプ及び/又は溝孔19,20の凸
面の半径をもつ部分によつて増強される。角度付
きランプ型の溝孔19,20の中又はその付近に
おける糸の挙動を考えると、全体としてとられた
糸は径路39a,42,43,45,46に沿い
螺線22及び肩23から非常に遠い所(1.0〜3.5
mm)で慎重に沈積され、このことは第6図を参照
すれば、糸が略々点53から内側に(即ち左側
に)種々の位置を占め得ることを意味する。 接近側の糸の径路(第11図)は螺線22及び
肩23から発散し点42の近傍で2.5〜約3.5mmの
最大距離になり、次に糸の曲率半径R1が肩23
の糸の曲率半径Rより大きいため、糸は反転ピー
クの付近において(一般に区域43の所)約0.2
〜約1.0mmの肩23からの距離まで肩23の方へ
と集約する。従つて接近区域の糸は瞬間的にロー
ル15上で曲つた径路をとり、一般的には不安定
であつて、このような曲つた形状の糸は張力を受
けて短かい径路長をとろうとするという意味で不
安定であると云われる。この張力の効果だけで糸
は側面へと移動する。本発明によればこの効果
は、糸がランプ27の傾斜面に沈積し移動した場
合、通常糸は谷26の方へ移動又は滑り込み、肩
23と接触し、実質的に螺線径路22と並ぶとい
う点で増強される。凹みをもつた側における糸の
挙動は区域43から始まつて線45に沿い、点4
6を通るまで同様である。即ち最初外側に曲る
が、直ちに短かい径路をとろうとし、その長さ全
体に亘つて反転が完了した所で肩23及び螺線径
路22の方へ移動する。さらに下手の糸は順次ロ
ール15からパツケージ30へと移動する。 上述の具体化例において、糸が安定な状態の方
へ滑つてゆくにつれ、糸の張力の横方向の成分
は、最初は大きいが、摩擦のために糸の所望の横
方向への移動が完了しなくなる程度に減少する傾
向がある。このような状況は溝孔の面が凸面の曲
面のランプであるような第8図に示す型の具体化
例により避けることができる。同様な具体化例
(図示せず)においては、このような凸面のラン
プは浅い角度でロールの円筒面と交叉することが
できる。見ればわかるように、ランプ35に接す
る傾斜E′は左側へ行く程大きくなつている。従
つて大きな傾斜をもつ曲面のランプの一部の上に
ある張力のかかつた糸の部分は、張力が減少して
も傾斜の小さい部分の上にある糸に比べ左側へよ
けいに移動しようとする。第10図の具体化例も
左側へ順次傾斜を大にすることにより同様な働き
をする。 換言すれば、最初傾斜の上にある糸を横方向に
移動させようとする糸の張力の横方向の成分を小
さくし、次いで糸を傾斜の大きい区域へと動かす
ことが必要である。糸が肩23を除いて安定な又
は定常的な状態になるのを防ぐためには、角度
E′(第8図)を糸の有効配置角よりも大きく、
例えば多くのフイラメント糸に適当な約15゜に選
ぶ。 有効配置角とはロールの軸から測定し、速度、
張力、糸の表面上の摩擦、糸の径路の形等の瞬間
的な条件下において糸が側方へと滑らない表面の
最大角度を意味する。実際のロール上において、
この角度はランプ上の種々の位置で変り得るが、
あまり大きくてはいけない。何故ならそのために
溝の深さが大きくなりすぎるからである。 反転区域43(図11)においては、糸は最初
肩23から間隔のある関係に置かれる。横動カム
10のストロークをできるだけ短かくするために
は、この間隔は小さくしなければならないが、溝
孔19,20の左方、即ち肩23の左方のロール
15の円筒面上に糸が沈積できるように、あまり
小さくてはいけない。従つてこの間隔は約0.2〜
約1.0mmに選ばれる。 今糸パツケージがロール15と駆動接触してい
る時、溝孔の深さDに理想的には処理すべき糸の
束の厚さに等しい。しかし実際にはこのような値
は小さすぎて実用にはならない。第8図を参照す
れば、約0.6mmの深さが後で説明するように軽な
いし中程度のデニールの糸に対して効果的であ
る。角度Eを15゜とし、半径R2を約18mmとすれ
ば、幅Wは約5mmとなる。 第4図及び第12図からわかるように、糸が溝
孔付きのロールからパツケージへと移されると、
糸はロールからパツケージへと張りわたされ、こ
の間糸は「コントロール不能」になる。このこと
はある一定長の糸がどんな方向でも案内又は拘束
されないことを意味し、これをコントロール不能
の糸の長さという。事実この空間における糸の真
の長さは僅かに長く(反転のピークの所を防
く)、点32から点Jまでの距離を瞬間的な糸の
螺線角の余弦で割つた値に等しい。螺線角は通常
小さいから、補正値は小さく無視できる。便宜上
点32から点J(第12図)までの距離をUYL
と云う。後で二つの別々の場合について詳細に説
明するように、このUYLはパツケージ30とロ
ール15とが表面で接触している(第4図)第一
の場合には最小にすることができ、パツケージ3
0とロール15との間に間隔がある(第12図)
第二の場合にはUYLは最適値にすることができ
る。 第一の場合(表面接触)には肩23の深さをで
きるだけ小さくし(第6図、深さD)、しかも糸
を保持できる程十分に大きくし、且つ内側の肩2
3がロール15の外側の円筒面と交叉する隅を鋭
く(非常に小さい半径)実質的に90゜にすること
により、UYLを最小にすることができる。隅を
鋭くすることは重要である。何故ならたとえ糸が
浅い谷26の底にあつて肩23に対抗していて
も、反転部で次第に方向を変えるから、ロール1
5からはぎ取られてパツケージ30へと行くにつ
れて隅31に接触し、従つて糸がロール15上に
おいてコントロールされながら接触している最後
の点は第4図及び第12図で点32として示され
るようにこの隅31に沿つているからである。従
つてUYLは点32から糸パツケージ30上の点
33にまで延びている。この幾何学的な形から、
第一の場合においてはUYLはできるだけ短かく
なることがわかるであろう。実際このことはパツ
ケージ30に移される時糸は反転の形及び/又は
ロール15上における曲率半径を失うことは非常
に少ないことがわかるであろう。 パツケージ30とロール15との間に有限では
あるが通常小さいクリアランスCが存在する第二
の場合(第12図)には、第一の場合の考察の一
つ、即ち鋭い隅31をつくる考え方を応用するこ
とができる。しかしUYLを決定又は最適化する
場合、その方法は少し複雑になる。というのは半
径Rrをもつある与えられた大きさのロールに対
しクリアランスCを一定に保つには、UYLは二
つの変数、即ち肩の深さDと半径Rpで表わされ
るパツケージ30の大きさとの関数であるからで
ある。糸28は一般に垂直にロール15の溝孔1
9,20に入り(図示されていない横方向の案内
14から)、溝孔の底(谷)の周りを約90゜又は
それ以上周つた後、点Hから糸がパツケージ30
に入る点Jに到る。溝孔19,20の中の糸がパ
ツケージへと移される横方向の反転を行なう間、
糸28は肩23に触れてはいるが、一般に隅31
と接触することによりコントロールされ(第一の
場合と同様)、UYLは点32(又は隅31)から
点Jまでの間となる。点H及びJにおいて糸28
は夫々溝孔19,20の谷及びパツケージ30の
周を表わす円と接し、従つてその接点において糸
28は動径線62及び63と垂直となる。この幾
何学的形状から次の式が導かれる。 UYL=√(+)〔2(+)+−〕 −√(2−) (1) 但し、Rr=ロール15の半径 D =溝孔19,20の肩の深さ Rp=パツケージ30の半径 C =ロールとパツケージとのクリア
ランス この式を用いてUYLの値を計算することがで
きる。実用的な捲取機では次の寸法を用いること
ができる。 ロール15の半径 Rr =98.0mm ボビンの半径、糸のない時 =42.5mm ロールとパツケージとのクリアランス=0.7mm 肩の深さ D =0.2〜4.0 mmまで可変 糸パツケージの半径Rpを増加させて計算した
UYLの値は第1表の通りである。
【表】
【表】 UYLのこれらの値を用い、第13図に横軸に
パツケージの半径をとつてUYLの曲線を、肩の
深さDの異つた値について描いた。このグラフか
ら深さを0.6mmにするとパツケージの大きさの広
い範囲に亘りUYLは最短になり、上記の捲取機
の寸法の時パツケージとロールとの間のクリアラ
ンスを0.7mmとした時、最適であることがわか
る。第13図においてまたパツケージの大きさが
小さい時にはD=0.2mmという非常に浅い谷の場
合にはUYLは比較的大きくなり、D=4.0mmとい
う深い肩の場合には、パツケージの大きさが小さ
い時にはUYLの許容値を与えるが、パツケージ
の大きさが大きい方の端で急上昇し、許容できな
い程大きくなることがわかる。 クリアランスを0まで減らすと(即ちパツケー
ジとロールとを接触させると)、式(1)は(2)式にな
る。 UYL=√〔2(+)− −√(2−) (2) 式(2)を用いてUYLの値を計算し第2表に掲げ
る。これをいくつかの深さDの値に対し破線で第
13図に描いた。第13図からパツケージとロー
ルとの間のクリアランスCが存在する場合に比べ
UYLは著しく小さいことがわかる。さらに肩の
深さの異つた値に対する曲線は互いに交叉せず、
従つて最適値が存在しないこともわかる。即ち肩
の深さDの最良の寸法は許容される溝孔Wを与え
(第6図及び第8図)、しかも糸を逃がすことがで
きるのに十分な程小さくはないような最小の値で
ある。即ち大部分の織物用デニールの糸に対しD
は約0.6mmである。非常に太い又は嵩性をもつた
糸に対しDは1.6mmで十分である。
【表】 本考案は多くの点で従来法と著しい対照をなし
ているが、その一つは第13図で見ることができ
る。二重モード横動捲取器に対する或種の従来法
の装置は深い糸の溝孔を用い、反転部において順
次深くなつてゆく糸の溝孔を用いることを示唆し
ているものさえある。しかし第13図を参照すれ
ば、ロールとパツケージのクリアランスが0.7mm
で溝孔の深さが4.0mm(第13図の一番上の線)
のものに対して、UYLは約70mm以上のパツケー
ジ半径では取扱いできない程大きく、パツケージ
半径150mmで20mmにも達し、パツケージがこれよ
り大きくなると急速に悪化することがわかる。そ
の結果パツケージ上の糸の曲率半径は著しく増加
し、パツケージに比較的高い肩部が生じる。 UYLの増加の悪影響は第12,14及び15
図を参照すればわかる。好適な具体化例において
は、糸28はロール15の表面上でコントロール
されている最後の点32からUYLを横切つて接
点Jでパツケージに接触している。第14図にお
いてはパツケージ30上における糸の所望の径路
47の展開を実線47で示す。この場合接点52
で終つている一定の螺線角の近接部分49、点5
2から点56に到る半径Ryの反転曲線50、及
び点56から次の反転部(図示せず)に到る一定
の螺線角の凹み部分51が含まれている。点54
は糸の反転部のピークであり、点53と55は代
表的な中間点である。 所望の糸径路47をつくるためには、ロール1
5上のコントロール点(例えば第12図の点3
2)は一般にその対応する点52〜56は夫々、
今考えている特定の点から糸径路47への接線に
沿つてUYLに等しい距離だけ上方になければな
らない。即ち糸を瞬間的に点52へと(或いはそ
れを横切つて)案内する点64は点52における
接線上になければならず、この場合この接線は接
近49螺線径路の延長上にある。同様に糸を次々
に点53から56へと導くには、対応するコント
ロール点65〜68は反転曲線50の夫々の点5
3〜56へと引いた接線上にある。反転が完了す
ると、最後のコントロール点68は凹んだ螺線上
にあり、しかる後コントロール点は螺線に沿つて
次の反転部へと到らなければならない。コントロ
ール点64〜68の位置は従つてこれらの点を結
ぶ破線69に沿つている。 もし、例示のために、UYLを第1の場合より
も例えば3倍だけ大きくとると、正確に同じ糸径
器49,50,51を得るための対応するコント
ロール点は第15図のようになり、点70〜74
は夫々糸線の点52〜56に対応し、破線75に
沿つた点を決定するであろう。 第14図において、短かいUYLに対する点6
4〜68の位置69は所望の糸径路49,50,
51からほんの少しだけ異り、実際上その差は非
常に小さく無視できる。従つて小さいUYLに対
してはロール15の肩23は線47の形に加工さ
れる。しかし必要に応じこの僅かの差は肩23の
半径(第14図で図示せず)を所望の半径Ryよ
りも僅かに小さくとり、肩23の最大ストローク
が位置69のストロークに等しくなるように、例
えば反転部50の線47の僅かに右側に来るよう
にすることにより相殺される。 上の場合とは対照的に、第15図の大きな
UYLに対しては、点70〜74の位置75は7
0及び73における鋭い隅と“カツトバツク”と
によつて特徴付けられる所望の糸径路49,5
0,51を極端に不利に変形させる。もしこの線
75のコントロール用輪郭がロールの溝孔の1側
面(図示せず)を表わすならば、糸は左側の溝孔
の側面によつて点70から73で案内されるが、
反対側(右側)の壁では74で案内され、糸を螺
線径路へ戻すのに必要な糸の方向の急激な変化を
生じる。もし溝孔(図示せず)が幅広くつくられ
ていれば(糸を捕促するのを助けるため)、糸の
接触が溝孔の片側から他の側へと変化する径路の
部分において糸は全くコントロールされず、この
ような溝孔は糸を線47の所望の径路に置くこと
はできないであろう。従つて点71〜74の間で
糸を適切にコントロールするためには、溝孔(図
示せず)は非常に狭くなければならない。 線75の位置(第15図)を考察すれば、ロー
ルの溝孔に線に合うような工夫がなされている場
合でも、糸をこのような溝孔に置くように往復往
動させなければならないという別の問題が生じ
る。高速においては、横動案内の力及び“ジヤー
ク(jerk)”並びにカムの最大圧力角のために往
復案内の運動にある妥協点が必要であり、さらに
ロールの溝孔の形にも妥協が必要であつて、これ
らすべてはもし溝孔付きロールとパツケージとの
間のUYLが大きいか溝孔付きロールと横動案内
との間のUYLが大きい場合には駄目になり、そ
の結果パツケージ上の所望の最も鋭い糸の沈積曲
線を得ることができなくなる。 以上本発明を各糸線に対し別々の横動部材、及
びパツケージ駆動部をもつ糸捲取器について例示
したが、本考案は同様にこのような横動部材又は
パツケージ駆動部が2個又はそれ以上の糸線に対
して使用され、ポロツク(Pollock)の米国特許
第2647697号のように多数のパツケージを捲取る
糸捲取器の場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用できる捲取器の側立面図
であり、第2図は第1図の平面図である。第3図
は2個の反転溝孔を示す第2図の肩付きロール表
面の展開図、第4図は反転溝孔からパツケージへ
の糸径路を示すロール及びそれから捲取られた糸
パツケージの一部の横断面図、第5図は第3図の
ロールの溝孔の拡大立面図である。第6図は反転
ピークにおける第5図の線6−6に沿つてとられ
たロールの溝孔の断面図であつて肩付き溝孔の輪
郭及びランプを示し、第7図は溝孔の肩が角付き
であること以外第6図と同様なロールの溝孔の断
面図、第8図は溝孔が曲つたランプの輪郭を有す
ること以外第6図と同様なロールの溝孔の断面
図、第9図は溝孔の機械加工仕上げの詳細を示す
溝孔の一部の展開又は平面図、第10図は溝孔の
ランプの輪郭が3個の交叉した角度付きランプの
組合わせであること以外第6図と同様なロールの
溝孔の断面図である。第11図は隣接した糸径路
を示すロール上の肩の展開又は立面図、第12図
は糸径路の幾何学的解析に有用な溝孔付きロール
及び糸パツケージの側面模式的立面図、第13図
は肩の深さ及びロールとパツケージとの間のクリ
アランスの効果を示す横軸にパツケージの直径を
とつたコントロールされない糸の長さのグラフで
ある。第14図及び第15図は同じ形の反転部中
の糸の展開又は立面図であるが、糸径路に必要な
横動径路中の種々のコントロールされない糸の長
さの効果を示す。 10……横動カム、11……固定軸受、15…
…ロール、16……軸受、18……振動アーム、
25……ロール軸、27……ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 往復ストロークにおいて略円筒形の交叉捲き
    糸パツケージを捲き取るための糸捲取装置にお
    いて: 上記ストロークの中間領域を越えて上記糸を
    案内する往復可能な糸案内14を駆動する横カ
    ム10と、 ストロークの各々の終わりにて案内される糸
    にストローク反転を加えるように糸28を案内
    する表面21に形成された溝19,20を有す
    る回転可能な被駆動円筒状ロール15とを備え
    ており、 該溝19,20が、連続的な螺線状反転曲線
    43及び螺線部分を有し、 該溝19,20の、該ロールの軸線を介する
    長手方向に延びている平面の断面形状が、該ス
    トロークの中心から外側に面し且つ該ロールの
    表面からその一端からその軸線へと延びている
    肩23と、該肩23の他端に連続している谷部
    26とを有する 糸捲取装置において: 該ロールの軸線から離れるように、該谷部2
    6から徐々に外側に延びているランプ27を備
    えており、 該ランプ27が該ロールの表面と交叉してお
    り、 該円筒状ロール15の表面21の該溝19,
    20が、該横カム10によつて駆動される該往
    復可能糸案内14よりも小さなストローク長さ
    を有する ことを特徴とする糸捲取装置。 2 該肩は円筒の軸に実質的に垂直であり、該ラ
    ンプはローラの軸と約15゜の角度で上方に徐々
    に延びている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の装置。 3 該肩はローラの軸に実質的に垂直な面と約15
    ゜以下の角度で該谷から遠去かるように傾いて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置。 4 該ランプは一連の隣接した円弧の形をした波
    状面を有する実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の装置。 5 該ランプはローラの表面から次第に傾斜が大
    きくなつた一連の直線部分の表面を有する実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の装置。 6 該ランプは凸状である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の装置。 7 該ランプは該表面は流れ込んでいる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の装置。 8 該ローラの表面に関し該ランプの角度は糸の
    配置角より僅かに大きい実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の装置。
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