JPS6214042A - 缶内部モニタ装置 - Google Patents

缶内部モニタ装置

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Publication number
JPS6214042A
JPS6214042A JP15387385A JP15387385A JPS6214042A JP S6214042 A JPS6214042 A JP S6214042A JP 15387385 A JP15387385 A JP 15387385A JP 15387385 A JP15387385 A JP 15387385A JP S6214042 A JPS6214042 A JP S6214042A
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JP
Japan
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mirror
light
laser light
optical sensor
monitoring device
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Pending
Application number
JP15387385A
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English (en)
Inventor
Masato Ashina
正人 芦名
Hiroo Maruoka
丸岡 浩夫
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製缶オートメーション等において適宜に形
成され表面塗装の施された缶の、特に内部における缶皺
、座屈、異物付着、汚れ、あるいは接着剤のはみ出し等
の異常の有無を自動モニタするに好適な缶内部モニタ装
置に関する。
〔従来技術〕
こうしたモニタが特に必要とされる缶としては例えば接
合部がある。すなわち接合部とは、例えば第6図に示す
ように、アルミニウム等の材料から所要の容積の容器と
して打ち抜かれるなどした後に、絞り機によりその縁の
周囲が内側に所要に絞られて形成されるボディーBDY
に、同じくアルミニウム等の材料から筒状に打ち抜いて
これもまた絞り機等により所要の形状に整形したドーム
DOMをその縁同士が重なるよう嵌合せしめ、ざらに該
嵌合部を適宜の接着剤にて接着固定して1つの缶CAM
に形成される。このようにして製缶された接合部におけ
る接合部UCNの拡大断面図を第7図に示す。
すなわち第7図は、第6図に示した円A部の拡大断面図
に相当するもので、同第7図中、MTIおよびMT2は
それぞれ上記ボディーBDYおよびドームDOMを構成
するアルミニウム等の金属材料を、PAL、PA2.P
A3およびPA4はこれら金属材料MTIおよびMT2
の表面に上述した接合以前に予め塗装される塗料を、P
RTは同じく接合以前にボディーBDY表面に付着され
る印刷膜を、VNHはさらにこの印刷膜PRTの上に塗
布される仕上ニスを、BNDは上述した接合以前(ただ
しプライマーとしての上記塗料PA2が塗装された後)
にボディーBDYの前記絞り縁周囲に予めフィルムとし
て付着されるなどし、ドームDOMとの接合時ζこ加熱
溶融されてこれらボディーBDYとドームDOMとの接
合部UCNを接着固定する接着剤(例えばナイロン系の
接着剤)をそれぞれ示している。なお、上記金属材料M
TIおよびMT2がいわゆるブリキなどからなる場合は
、特に缶内面に塗装される塗料PAIおよびPA3につ
いてこれを二重に施すこともある。
さて、このようにして形成される接合部CAMζこおい
ては、特に上記絞り機によるボディーBDYの絞り縁A
R8(第2図参照)形成時に同絞り縁AR8に皺が入る
ことがある。この皺の原因は種々あって、例えば上記絞
り機自身の欠陥や一時的な動作不要、あるいは絞り縁未
形成の缶が同絞り機に装填されるときの該缶の態勢不良
などがあげられるが、このようにボディーBDYの絞り
縁ARSに皺が入ってしまうと、オートメーションにお
けるこの後の工程で上記ドームDOMを接合しようとし
た際ζこ、その微妙な寸法誤差からこの密封性を阻害し
て、内容物の不良をも招く恐れがある。したがって、上
記皺の発生を未然に防止することも勿論必要ではあるが
、このような皺の入ったまま接合されてしまった缶を後
の工程に転送してしまうことも絶対に避けなければなら
ない。またこうした避けなければならない異常としては
、他に座屈、ゴブ、異物付着、汚れ、接着剤のはみ出し
等もあげられる。上述した接合部以外の缶においても大
旨実扉巽通ずる。
しかし従来は、こうした缶の、特に内部における異常の
有無についてこれを有効にモニタし得る装置はなかった
〔発明の目的〕
この発明は、上述した缶の内部の様子を有効にモニタす
ることのできる缶内部モニタ装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
この発明では、上記缶の搬送路等にこれら缶を1乃至複
数毎に回転せしめる再回転機構を設けて所要の形状ζこ
形成されかつ表面塗装の施された缶を当該缶の中心軸を
回転軸として回転せしめるとともに、この回転している
缶のモニタ対象とする内部壁面に光照射しさらにこの反
射光を適宜な受光手段によって受光してこれを光電変換
し、核光電変換された電気信号の変化態様に基づいて前
述した各種異常の有無をモニタするようにする。この結
果、異常有りと判定された缶についてはこれを上記搬送
路から強制排除するなどし、当該缶が次の工程へ転送さ
れることを禁止するようにすれば、内容物の安全が確保
されることは勿論、無駄のない良好な工程運営が実現さ
れるようになる。
〔発明の効果〕
このように、この発明にかかる缶内部モニタ装置によれ
ば、製缶の途上に何らかの原因で前述した倍散、座屈、
ゴブ、異物付着、汚れ、接着剤はみ出し等の異常が生じ
たとしても、これを有効にモニタして当該缶を排除する
ことができ、ひいては製品の歩留りも大幅に向上するこ
とができる。
またこの発明では、光学的な手段を用いて上記皺の有無
を検出するようにしたことから、ブリキ缶であれアルミ
ニウム缶であれ開缶の材料を問わずして有効かつ的確な
検出を行うことができる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に、この発明にかかる缶内部モニタ装
置の一実施例を示す。ただしにでは、−例として前記接
合部の接合部における倍散の有無をモニタする場合につ
いて示す。
第3図は、このモニタ装置を含む全体的な機械構成につ
いてその概略を示したものであり、はじめに同第3図を
参照してこの実施例モニタ装置の概略を説明する。
第3図1こおいて、1は搬送機、2aおよび2bは該搬
送機1に図示の如く取り付けられて搬送すべく接合部C
AMをその中心軸を回転軸として自在に回転し得るよう
把持するがイドローラであり、前述した絞り機(図示せ
ず)により所要の絞りが施されかつ前記ボディーBDY
とドームDOMとが接合された上記接合部CAMは、図
中の矢印F1およびF2方向から同装置に転送され、搬
送機1の図中矢印F3方向への回動に伴なって順次図示
の如くガイドローラ2aおよび2bに装填されていくと
する。
また同図において、3aおよび3bは、以下に説明する
接合部自動弁別を実施するにあたって対象とする接合部
CAMが実際に上記搬送機1(正確にはこのガイドロー
ラ2aおよび2b)に装填されているか否かを検知する
ためのセンサ(例えばリミットスイッチや光センサ等に
よって構成される)、4aおよび4bは、それぞれ連動
して図中矢印F4方向に回転して、これらセンサ3aお
よび3bにより存在が確認された接合部CAMをそれぞ
れの中心軸を回転軸として図中矢印F5の如く回転せし
める再回転ローラ、5aおよび5bは、これら再回転ロ
ーラ4aおよび4bにより上記の回転が与えられている
接合臼CAMの前記絞りfiAR8(第2図参照)に内
側から光を照射する光照射手段およびこの照射された光
の反射光を受光してこれを光電変換する受光手段を具え
た当該接合臼CAMの皺検出用光センサ、6は、これら
光センサ5aおよび5bの上記受光手段による光電変換
出力を受入しこの出力の変化態様に基づいて上記当該接
合臼CANの皺の有無を判別する判別回路、そして7a
および7bは、この判別回路6による判定に基づいて、
上記当該接合臼CAMが皺の無い良品の缶であった場合
は図中実線で示す位置にありてそれぞれ次の工程に転送
するための搬送路であるとする矢印F5aおよびF5b
の方向に当該接合臼CAMを排出し、また上記接合臼C
AMが皺の有る不良品の缶であった場合は図中破線で示
す位置となって当該接合臼CAMを上記搬送路から矢印
F7aおよびF7bの如く排除するりジェツタである。
なお、この第3図に示した機械は、12ポケツトダブル
インデツクス(150’停止)タイプのものを想定して
おり、上記光センサ5aおよび5bの接合臼CANへの
押入にかかる動作やこれら光センサ5aおよび5bによ
る皺検出にかかる動作さらには上記リジェクタ7aおよ
び7bによる上述した弁別動作等は、このマシンタイミ
ングに基づいて適宜に制御されるものとする。
次に、この発明の主要部をなす上記光センサ5aまたは
5b(以下まとめて光センサ5という)および判別回路
6について第1乃至第2図および第4図を参照して詳述
する。
はじめに、第4図を参照して、これら光センサ5および
判別回路6による接合臼の皺検出原理(前述した他の異
常内容の検出についても共通する)について説明する。
第4図(a)において、ランプLおよび照射ヘッドH1
からなる部分が上記光センサ5の上述した光照射手段、
また受光ヘッドH2および受光素子FDからなる部分が
同光センサ5の上述した受光手段であり、同図中のIW
は接合臼CAMの特に前記絞り縁AR8における内壁で
あるとする。
したがっていま、上記内壁IWを矢印F5の如く移動さ
せながら、すなわち当該接合臼CANを回転させながら
(第3図参照)上記受光素子FDの出力を抽出し、これ
を第4図(b)に示すような電気回路に入力したとする
と、上記内壁IWに第4図(a)に示したような皺cr
があったときだけ乱反射が生じてその都度上記受光手段
における受光量が大きく減少することから、第4図(b
Jの電気回路の入力信号は同図中iこ示す信号Slのよ
うな態様で変化することとなる。さらにこれから同回路
のフィルタとして機能するコンデンサC,でその変化分
だけを抽出し、この抽出信号S2を増幅器AMPJこよ
り所定に増幅した後、コンデンサC2でピークホールド
したとすると、最終的にこの電気回路からは信号S3の
特にP部におけるような上記皺C「の最大のものに対応
した電圧レベルを有する信号が得られる。したがって、
予め経験的に許容できる大きさの皺に対応したレベルの
電圧を知ってこれを適宜な電圧設定器に設定しておき、
該設定した電圧レベルと上記採取された信号の電圧レベ
ルとを比較器によって随時比較するようにすれば、この
比較器出力に基づいて当該接合臼CAMが良品であるか
不良品であるかを的確に判別することができるようにな
る。
第1図は、上述した原理に基づいて構成した光センサ5
の具体例、および同じく上記原理に基づいて構成した判
別回路6の具体例をそれぞれ示したものである。また第
2図は、第1図に示した光センサ5の缶CAN底側から
見た場合の構造を示している。
はじめに、光センサ5の構成について詳述する。
この先センサ5は、これら第1図および第2図に示すよ
うに、缶CAHの口部から自在に挿入および離脱できる
径を有する筒状の支持体50に、前記ランプLに相当す
る光源であるレーザ光源51と、前記受光素子FDに相
当する太陽電池52と、略中央部に微小孔opが設けら
れていて上記レーザ光源51から発せられたレーザ光B
1を該微小孔opを通じて透過するとともに、これと逆
方向から照射されてかつ該微小孔OPよりもビーム径の
大きい光についてはこれを略垂直方向に偏向してこの偏
向光B6を同図に示す如く上記太陽電池52に受光せし
めるミラー53と、該ミラー53を透過したレーザ光B
2を略垂直方向に偏向してこの偏向光B3を矢印F5の
如く回転している缶CAHの接合部UCNにおける絞り
縁内面に照射せしめるとともに、この絞り縁内面からの
反射光B4を同様に偏向してこの偏向光B5を図示の如
く上記ミラー53に帰還照射せしめるミラー54とを一
体に配設固定した構造となっている。なお、支持体50
には上記ミラー54および太陽電池52にそれぞれ対応
した位置に窓WDlおよびWD2が設けてあり、これら
窓WDIおよびWD2を介して上記光B3およびB4の
ミラー54と絞り縁内面との間での照、反射、並びに上
記光B6の太陽電池52への受光が行われる。しかして
、上記レーザ光源51力1ら発せられたレーザ光B!は
、上記モニタの対象となる絞り縁に缶皺が無かった場合
に、すなわち当該接合部CAMが良品でありた場合に、 ■ ミラー53の上記微小孔OPを介して光B2として
ミラー54に照射される。
■ 該ミラー54にて偏向されて光B3として当の絞り
縁内面に照射される。
■ 該絞り縁内面で反射されて光B4としてミラー54
に帰還照射される。ただしこの反射の際、該反射光B4
は、前記絞り縁内面に塗装されている塗料FAI(第7
図参照)によって図示の如く少々ながら拡散されること
となり、そのビーム径は上記照射光B3に比べてやや大
きいものとなる。
■ 該ミラー54にて上記同様に偏向されて先の微小孔
opの透過光B2よりビーム径の大きい光B、としてミ
ラー53に帰還照射される。
■ 該ミラー53にてこの微小孔OPの径よりビーム径
の大きい分だけ偏向反射される。
といった過程を経て、この偏向反射光が上記光B6とし
て太陽電池52に受光される。もしも当該接合部CAM
が上記絞り縁に缶皺を有する不良缶であったなら、該缶
CAMの前記矢印F5のような回転に伴なってモニタ位
置(光B3の照射位置)がこの缶皺に遭遇したとき、上
記の■の過程でその照射光B3は乱反射されることとな
り、ひいては同第1図および第2図に示した反射光B4
のようにはミラー54に帰還しなくなってその太陽電池
52への受光もおぼつかなくなる。これは先の原理にお
いて説明した通りである。また上記支持体50は、図示
しない適宜なカム機構を通じて同第1図に示す矢印F8
の如く移動し、これによって被検出時における少なくと
も上記ミラー54および窓WD1部分の接合部CANへ
の挿入、および非検出時(すなわち缶搬送時)における
同部分の接合部からの離脱が制御されるとする。因みに
、該光センサ5について試作したもののデータの大旨を
示すと以下のようである。
特にミラー53の微小孔径およびレーザ光のビーム径を
こうした値に設定することで、上述した良品の缶につい
ては太陽電池52への良好なる受光が達成されることが
確認された。
次に、同第1図に示す判別回路6についてその構成およ
び機能を説明する。   − この判別回路6において、60は、上述した缶皺の有無
の判別、および該判別に基づく前記リジェクタ7aおよ
び7b(第3図参照)の制御等を総合的に司どるCPU
(中央演算処理装置)、61は、適宜に増幅された上記
光センサ5の太陽電池52出力のうち上述した缶皺の有
無に対応する受光量の変化分のみを抽出するフィルター
、62は、先に説明した原理に基づいて該フィルター6
1による抽出出力をピークホールドするとともにCPU
60によってそのリセットタイミングが制御されるピー
クホールド回路、63は、このピークホールドされた信
号をA/D変換して上記CPU60に伝送するA/Dコ
ンバータ、64は、上記ピークホールドされる信号に対
応してモニタ対象である前記絞り縁の許容缶皺範囲に対
応したレベル情報が予設定された設定器、さらに65は
、第3図に示した搬送機械のマシンタイミングを検出す
るセンサ、66は、上記CPU60からの指令に基づい
てそれぞれ前記リジェクタ7aまたは7b(第3図参照
)の駆動を制御するりジェクトソレノイド、67は、上
記マシンタイミングやりジェツタ7aまたは7bの駆動
態様、さらには当該接合部CAHの良、不良等を適宜に
可視表示する表示器、そして68は、上記レーザ光源5
1を実駆動するレーザ用発振器であり、同判定回路6の
中枢をなす上記CPU5Qは、上記A/Dコンバータ6
3の出力、すなわち当該接合部CANの接合部絞り縁に
おける最大皺の検出情報と上記設定器64に予設定され
たレベル情報とをそれぞれ比較し、採取した最大皺の検
出情報が予設定されたレベル情報を越えるものがあった
とき、当該接合部CANが前述した機械から排出される
時点で、上記ソレノイド66を介して前記リジェクタ7
aまたは7bのうち該当する方を駆動して、当該接合部
CAMを前記搬送路(矢印F5a、F5b−第3図参照
)から排除するよう動作する。
このように、上述した実施例モニタ装置によれば、皺の
無い、また有っても許容内である良品缶と、許容以上の
皺が有る不曳品缶とを的確に判別することができる。
なお、この実施例において、第3図に示した搬送機1の
構造やネックイン缶CANの搬出方法および排出方法等
は任意であり、実情に応じた適宜な構造および方法を自
由に選定することができる。
また、上記皺の検出方法およびこの判定方法も上述した
実施例による方法に限られるものではない。すなわち要
は、光センサとしては、前述の如く回転している接合部
の接合部における前記絞り縁内面に適宜の光を照射する
とともに、この照射した光の反射光を一定の位置で受光
してこれを光電変換し得るものであればよく、また判別
回路としても、この光電変換された光センサ出力の電気
レベルに基づいて前記倍散の有無を監視できる構成のも
のであればよいことから、例えば光センサにおける光の
経路や支持体の構造、また判別回路における信号の処理
態様等はこうした範囲内で自由に設定することができる
。特に第1図に示した光センサでは、ミラー等の光学手
段を極力少なくできる構成としたが、支持体50の大き
さに余裕があるなどしてこうした光学手段を増設できる
のであれば、例えばミラー537こ前述した微小孔OP
など設けずともこれら光学手段と光源51との配置関係
を適宜1こ調整することで上述と同等の機能を持たせる
ことができる。また、同光センサについて第1図に示し
た光経路を実現するに、ミラー53としてハーフミラ−
を用いても勿論よく、こうすれば同ミラーへの上記微小
孔OPの配設も割愛することができる。ただし、前述し
たように、反射光84  (第1図および第2崗参照)
が適度に拡散されてそのビーム径が帰還時に増大される
ことを考えると、実施例で用いたミラー53のように通
常のミラーに微小孔opを設けるだけで十分であるとも
いえ、経済的にもこの方が有利である。
第5図は、同光センサ5に関して、上述した光学手段を
極力少なくするといった思想をさらに発展させて構成し
た他の例を示すものである(第1図に示したものと同一
部分には同一の符号を付して示している)。
すなわちこの第5図に示す光センサ5は、上記光学手段
として、レーザ光源51から発せられたレーザ光B、の
ビーム径と略同等ながら少なくとも該ビーム径よりは大
きな径(前述した試作例にたとえればこの径をXとする
と0.61JI< X < 2.5m翼の範囲で設定さ
れる径)の受光面を有して同レーザ光B!を略垂直方向
に偏向せしめ、かつこの偏向光を光B2として前記絞り
縁内面に照射せしめるミラー55のみを有して構成され
るもので、太陽電池52は同第5図に示す如く同面の前
述した塗料の作用によって適宜に拡散された反射光B3
をこのミラー55の背後で受光するよう配される。
勿論この場合、太陽電池52の受光面は上記ミラー55
の受光面よりも十分に大きい。また図示では、これら太
陽電池52とミラー55とが接合されているが、上述し
た受光条件が満たされるのであれば必ずしもこれらが接
合されている必要はない。すなわち太陽電池52は、レ
ーザ光B1と略平行に配設してもよいし、第1図に示し
たように適宜な窓を介して支持体50の外側番こ配設す
るようにしてもよい。
こうした構成によっても先と同様有効なるモニタを実現
することができる。
なお、以上は接合缶の接合部における倍散の有無をモニ
タする場合について示したが、間接合缶、あるいは他の
タイプの缶において前述した倍散、座屈、ゴブ、異物付
着、汚れ、接着剤はみ出し等の異常の有無をモニタする
場合にもこれら装置が同様に適用できることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるモニタ装置の一実施例を示す
略図、第2図は同実施例モニタ装置の光センサζこつい
てモニタ対象となる缶の底側からみた場合の構造を示す
略図、第3図はこの発明に力1かるモニタ装置を用いて
缶の良、不良を自動弁別する機械の一例を示す略図、第
4図はこの発明にかかるモニタ装置の缶異常検出原理を
示す説明図、第5図はこの発明にかかるモニタ装置の他
の実施例として特に光センサ構造の他の例を示す略図、
第6図は接合缶の一例を示す正面図、第7図は第1図に
示した接合缶の接合構造を示す一部拡大断面図、である
。 1・・・搬送機、2a、2b・・・ガイドローラ、3a
。 3b・・・搬送缶検出用センサ、4a、4b・・・再回
転ローラ、5・・・皺検出用光センサ、6・判別回路、
7a、7b・・・リジェクタ、50・・光センサ支持体
、51・・レーザ光源、52・・・太陽電池、53 、
54 。 55・・・ミラー、60・・・CPU、61・・・フィ
ルター、62・・・ヒークホールド回路、63・・A/
Dコンバータ、64・・・設定器、65・・マシンタイ
ミング検出用センサ、66・・・リジェクトソレノイド
、67・・・表示器、68・・・レーザ用発撮器第3図 第4図 TI

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)適宜の形状に形成され表面塗装の施された缶の、
    内部における缶皺、座屈、ゴブ、異物付着、汚れ、接着
    剤はみ出し等の異常の有無をモニタする缶内部モニタ装
    置であって、 前記缶の中心軸を回転軸としてこれを回転せしめる与回
    転機構と、 この回転している缶の内部壁面に光を照射するとともに
    、この照射した光の反射光を一定の位置で受光してこれ
    を光電変換する光センサと、この光電変換された光セン
    サ出力の電気レベルに基づいて前記種々異常の有無を判
    別する判別回路と を具えた缶内部モニタ装置。
  2. (2)前記光センサは、 レーザ光源と、 太陽電池と、 前記レーザ光源から発せられたレーザ光を透過するとと
    もに、これと逆方向から照射される光についてはこれを
    略垂直方向に偏向して前記太陽電池に受光せしめる第1
    のミラーと、 該第1のミラーを透過したレーザ光を略垂直方向に偏向
    して前記缶内部における壁面に照射せしめるとともに、
    この壁面からの所定方向の反射光のみを同様に偏向して
    前記第1のミラーに帰還照射せしめる第2のミラーと、 これらレーザ光源および太陽電池および第1のミラーお
    よび第2のミラーを一体に支持して少なくとも前記第2
    のミラー部分が前記缶の口部から自在に挿入離脱される
    支持体と を具えて構成される特許請求の範囲第(1)項記載の缶
    内部モニタ装置。
  3. (3)前記第1のミラーは、前記レーザ光源から発せら
    れたレーザ光を透過するための微小孔が設けられたミラ
    ーである特許請求の範囲第(2)項記載の缶内部モニタ
    装置。
  4. (4)前記第1のミラーはハーフミラーである特許請求
    の範囲第(2)項記載の缶内部モニタ装置。
  5. (5)前記判定回路は、前記光電変換された当該缶1回
    転分の光センサ出力をピークホールドして該ホールド値
    と適宜に予設定した判定基準値とを比較し、同ホールド
    値がこの判定基準値を超えたとき異常有りと判定する特
    許請求の範囲第(1)項記載の缶内部モニタ装置。
  6. (6)前記光センサは、 レーザ光源と、 該光源から発せられたレーザ光のビーム径と略同等なが
    ら少なくとも該ビーム径よりは大きな径の受光面を有し
    て同レーザ光を略垂直方向に偏向せしめ、かつこれを前
    記缶内部における壁面に照射せしめるミラーと、 該ミラーよりも十分に大きな受光面を有して該ミラーの
    背後から前記壁面による反射光のうちの所定方向のもの
    だけを受光する太陽電池と、これらレーザ光源およびミ
    ラーおよび太陽電池を一体に支持して少なくとも前記ミ
    ラーの部分が前記缶の口部から自在に挿入離脱される支
    持体と を具えて構成される特許請求の範囲第(1)項記載の缶
    内部モニタ装置。
  7. (7)前記ミラーと前記太陽電池とは一体に接合される
    特許請求の範囲第(6)項記載の缶内部モニタ装置。
  8. (8)前記缶は、少なくとも2つの筒部材からなり一方
    の筒部材の絞り縁に他方の筒部材の縁が嵌合接合されて
    1つの缶を構成する接合缶であり、前記光センサが光照
    射する部位はこの接合部における絞り縁内面である特許
    請求の範囲第(2)項または第(6)項記載の缶内部モ
    ニタ装置。
JP15387385A 1985-07-12 1985-07-12 缶内部モニタ装置 Pending JPS6214042A (ja)

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JP15387385A JPS6214042A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 缶内部モニタ装置

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JP15387385A JPS6214042A (ja) 1985-07-12 1985-07-12 缶内部モニタ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102809874A (zh) * 2012-08-08 2012-12-05 吴江市博众精工科技有限公司 一种反光片补光装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626247B2 (ja) * 1974-01-02 1981-06-17
JPS5965708A (ja) * 1982-09-04 1984-04-14 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 自動表面検査用のゾンデ

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