JPS6214013Y2 - - Google Patents

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JPS6214013Y2
JPS6214013Y2 JP16024181U JP16024181U JPS6214013Y2 JP S6214013 Y2 JPS6214013 Y2 JP S6214013Y2 JP 16024181 U JP16024181 U JP 16024181U JP 16024181 U JP16024181 U JP 16024181U JP S6214013 Y2 JPS6214013 Y2 JP S6214013Y2
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JP
Japan
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opening
closing plate
workpiece
chemical
processing tank
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JP16024181U
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JPS5867819U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、薬液を満たした加工槽内に薄板状の
被加工物を水平方向に送りこみ、薬液内を水平方
向に搬送しつつ加工を施した後、水平方向に送り
出す水平式デイツピング装置において、被加工物
を加工槽側板に穿たれた開口を通して搬入,搬出
する装置に関するものである。
薬液を満たした加工槽内に薄板状の被加工物を
浸漬して加工する操作は、各種のメツキやエツチ
ング等に広く用いられている。こうした操作にお
いて、被加工物の表面を万遍なく薬液に接触させ
るためデイツピング装置が用いられる。
従来のデイツピング装置は被加工物を保持して
加工槽内を上下方向に搬送するように構成されて
いたが、これでは構造が大変に複雑になるという
欠点があるので、本考案者は先に水平方向搬送式
のデイツピング装置を提案した。
第1図及び第2図は上記の水平式デイツピング
装置を示す。
1は薬液を入れた加工槽、2は薬液の液面であ
る。上記の液面下に送りローラ3,3,3と送り
ローラ4,4,4とがそれぞれ上下に対をなして
水平方向に列設されている。上記のうち下段側の
ローラ4,4は駆動モータ5により、チエン6,
スプロケツト7,ベベル元歯車8,同受歯車9を
介して右回り(第1図)方向に駆動される。上段
側の送りローラ3,3は下段側の送りローラと軽
く接触しつつ左回り方向に回転せしめられる。こ
れにより、双方のローラ3,4の間に挾まれた薄
板状の被加工物は第1図の左方から右方へ薬液中
を水平方向に搬送される。
被加工物を加工槽1の側板を通して槽内に搬
入,搬出するため、該側板に搬入用開口10およ
び搬出用開口11が穿たれている。
上記の開口10,11は液面2よりも下方に位
置するため、ここから薬液が流出する。上記の流
出薬液を受けて貯えるため、加工槽1の下方に薬
液貯槽12を設け、薬液貯槽12内の薬液をポン
プ13で吸入して加工槽1に汲み上げる。14は
吸入管、15は吐出管である。
上述のような水平式デイツピング装置は、被加
工物を上下に搬送する構成のデイツピング装置に
比して構造が簡単であるという長所が有るが、そ
の反面、次のような短所がある。
(a) 被加工物を開口10から加工槽内に搬入する
際、進行方向先頭の側は後尾の側よりも早く薬
液に触れ始める。また開口11から加工槽外に
搬出する際は先頭の側は後尾の側よりも早く薬
液に触れなくなる。加工槽1内を通過する時間
は先頭も後尾も同じではあるが加工を受ける程
度は必ずしも同じでなく、これにより加工ムラ
を生じる虞れがある。
(b) 開口10および同11から連続的に薬液が流
下するので、ポンプ13は上記の流下量に見合
つた流量で薬液を汲み上げねばならない。この
ように流下・汲み上げの循環を行なわせるため
ポンプ13を相当容量のものとしなければなら
ないので製造コストや運転コストが高くつき、
ポンプ等からの騒音発生も大きい。
本考案は以上の事情に鑑み、被加工物の加工ム
ラを軽減することができ、その上ポンプ容量を小
さくすることのできる水平式デイツピング装置用
の被加工物搬入,搬出装置を提供することを目的
とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、前述の
開口を覆う開閉板と、上記開閉板を開閉作動させ
る駆動手段と、被加工物が開口部に接近したこと
を検出するセンサとを設けるとともに、前記の送
りローラ列を構成する送りローラの少なくとも2
組を変速可能なものとし、上記のセンサが搬入用
の開口若しくは搬出用の開口に接近したことを検
知したとき、当該開口に設けた開閉板を自動的に
開くとともに当該開口に近接する送りローラを増
速させ、被加工物が開口を通過した直後に開閉板
を自動的に閉じるとともに送りローラを減速させ
るように構成したことを特徴とする。
次に本考案の一実施例を第3図及び第4図につ
いて説明する。第1図と同一の図面参照番号を附
した加工槽1、薬液面2、搬入用開口10、搬出
用開口11、および薬液貯槽12は第1図におけ
ると類似の構成部材であるから説明を省略する。
薬液汲上げ用ポンプ13′は第1図のポンプ13
と同様の役目を受け持つているが後述するごとく
ポンプ13に比して遥かに小容量のもので足り
る。
3a,4a,3b,4b、及び3c,4cはそ
れぞれ各1対の送りローラで、搬入用開口10と
搬出用開口11との間に適宜間隔で多数組を水平
に列設する。
搬入側(第3図の左方)の7組の送りローラ3
a,4a,3a,4a,3a,4a…(ハツチン
グを附して図示す)を駆動する駆動手段16aを
設ける。この駆動手段16aは自動制御装置17
aによつて抵速を高速とに2段切替される構造の
ものである。
同様に搬出側(第3図の右方)の7組の送りロ
ーラ3c,4c,3c,4c、…(ハツチングを
附して示す)を駆動する手段16cを設ける。こ
の駆動手段16cは自動制御装置17cによつて
高,低速2段に切替えられる。
送りローラ3a,4aと同3c,4cとの中間
に送りローラ3b,4a,3b,4b…を列設
し、これを所定の低速度で回転させる駆動手段1
6bを設ける。上記の所定の低速度とは、送りロ
ーラによつて搬送される被加工物が薬液によつて
加工処理されるに必要な時間をかけて加工槽1内
を通過する速度を言う。前述の高,低速切替可能
な駆動手段16a,16cにおける低速も上記所
定の低速と同意である。そして、これらの駆動手
段16a,16cにおける高速とは、高速搬送に
よつて何らかの不具合(たとえばシヨツク荷重に
よる変形,破損、又は滑りなど)を生じない範囲
で設定したなるべく速い速度を言う。
送りローラによつて搬送される被加工物が搬入
例の開口10若しくは搬出側の開口11に接近し
たことを検出するため非接触型のセンサ18a,
18cを設置し、検出信号をそれぞれ前記の自動
制御装置17a,17cに入力させる。
搬入側の開口10に、上記の自動制御装置17
aによつて作動せしめられる開閉板手段19aを
設ける。第4図は上記開閉板手段19aの詳細を
示す。
開口10を内側から覆う位置に、開口10と同
形の開口19a-1を穿つた開閉板19a-2を当てが
い、上下摺動自在なように案内レール19a-3
抑える。これにより、開閉板19a-2の上昇によ
つて開口10が塞がれ、開閉板19a-2の下降に
よつて開口10が開放される。
上記の開閉板19a-2を上下動させるエアーシ
リンダ19a-4を設け、電磁弁19a-5を介して圧
縮空気源AIRに接続する。上記の電磁弁19a-5
は自動制御装置17aによつて切替作動され、エ
アシリンダ19a-4を伸長,収縮せしめる。
(第3図参照)搬出側の開口11にも上述の開
閉板手段19aと同様の構成の開閉板手段19c
を設け、自動制御装置17cによつて開閉制御す
る。
前記の自動制御装置17a,17cはそれぞれ
タイマ機能を有するものとし、それぞれ次の如く
作動するようプログラムを組みこむ。
センサ18aが被加工物の接近を検知しないと
き、自動制御装置17aは開閉板手段19aによ
つて開口10を閉塞させ、駆動手段16aによつ
て送りローラ3a,4aを低速回転させる。
センサ18aが被加工物の接近を検知すると自
動制御装置17aに内蔵したタイマ機能が作動し
始め、被加工物が開口10の直前に達する時刻を
算定する。そして、上記時刻に達したとき開閉板
手段19aを開かせ、送りローラ3a,4a(7
組)を高速回転させる。
上記のようにして高速回転を開始すると同時に
再度タイマ機能が作動し始め、被加工物が開閉板
手段19aを通過し終る時刻を算定する。そして
上記時刻に達すると開閉板手段19aを閉じさ
せ、送りローラ3a,4aを低速回転に戻らせ
る。
搬出側の自動制御装置17cも前述の自動制御
装置17aと同様に作動し、被加工物が開閉板手
段19cの直前に達したとき開閉板手段19cを
開かせるとともに7組の送りローラ3c,4cを
早送りし、通過し終ると復元させる。
本考案装置は以上のように構成してあるので、
被加工物が開口10にさしかかると開閉板手段1
9aが開いて被加工物の通過を許すとともに送り
ローラ3a,4aが早送り作動をして速やかに通
過を終らせる。そして被加工物が通過し終ると開
閉板手段19aが閉じ、送りローラ3a,4aが
低速に復元する。
以上のように作動して、被加工物が開口10を
通過する時以外は開閉板手段19aが閉じられて
いるので加工槽1内の薬液が流下しない。そして
上記の早送り作動によつて被加工物の開口通過時
間が短縮されるので、被加工物通過のため開閉板
手段19aが開いている間に加工槽1内の薬液が
開口10から流下する量は従来装置(第1図およ
び第2図)に比して著しく減少する。
同様の作用により、搬出側の開口11から流下
する薬液の量も著しく減少する。このため、本考
案装置における薬液汲み上げ用ポンプ13′の容
量は従来装置(第1図および第2図)におけるポ
ンプ13に比して格段に小容量のもので足りる。
また、前述のごとく被加工物が開口10および
同11を短時間で通過するので、開口通過中に薬
液によつて受ける不均一な加工が格段に減少す
る。
以上詳述した作用により、本考案を適用すると
水平式デイツピング装置における被加工物の加工
ムラを格段に減少させることができ、しかも薬液
汲み上げ用のポンプ容量が著しく小さいもので足
りるという優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来用いられている水平
式デイツピング装置を示し、第1図は被加工物搬
送方向の縦断面図、第2図は横断面図である。第
3図は本考案に係る被加工物の搬入搬出装置を備
えた水平式デイツピング装置の縦断面図、第4図
は同開閉板手段の拡大詳細図である。 1……加工槽、3,3a,3b,3c……送り
ローラ(上段側)、4,4a,4b,4c……送
りローラ(下段側)、10……被加工物の搬入用
開口、11……同搬出用開口、12……薬液貯
槽、13,13′……薬液汲み上げポンプ、16
a,16c……速度可変の駆動手段、16b……
所定速度の駆動手段、17a,17c……自動制
御装置、18a,18c……センサ、19a,1
9c……開閉板手段、19a-1……開口、19a-2
……開閉板、19a-3……案内レール、19a-4
…エアシリンダ、19a-5……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬液を満たした加工槽と、上記の加工槽内の薬
    液中に薄板状の被加工物を水平方向に搬送する送
    りローラ列と、上記の送りローラ列が加工槽の側
    板と交わる個所に穿たれた被加工物の搬入,搬出
    用の開口と、上記の開口から流出する薬液を貯え
    る薬液貯槽と薬液貯槽内の薬液を加工槽内に汲み
    上げる薬液ポンプとを備えた水平式デイツピング
    装置において、上記の開口を覆う開閉板と、上記
    開閉板を開閉作動させる駆動手段と、被加工物が
    開口部に接近したことを検出するセンサとを設け
    るとともに、前記の送りローラ列を構成する送り
    ローラのうち開口付近のローラを変速可能なもの
    とし、上記のセンサが搬入用の開口若しくは搬出
    用の開口に接近したことを検知したとき、当該開
    口に設けた開閉板を自動的に開くとともに当該開
    口に近接する送りローラを増速させ、被加工物が
    開口を通過した直後に開閉板を自動的に閉じると
    ともに開口付近の送りローラを中間ローラと同一
    速度に減速させるように構成したことを特徴とす
    る水平式デイツピング装置の被加工物搬入,搬出
    装置。
JP16024181U 1981-10-29 1981-10-29 水平式デイツピング装置の被加工物搬入,搬出装置 Granted JPS5867819U (ja)

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JP16024181U JPS5867819U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 水平式デイツピング装置の被加工物搬入,搬出装置

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JP16024181U JPS5867819U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 水平式デイツピング装置の被加工物搬入,搬出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5867819U JPS5867819U (ja) 1983-05-09
JPS6214013Y2 true JPS6214013Y2 (ja) 1987-04-10

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JP16024181U Granted JPS5867819U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 水平式デイツピング装置の被加工物搬入,搬出装置

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