JPS62139318A - 低温気相成長法 - Google Patents

低温気相成長法

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JPS62139318A
JPS62139318A JP27926385A JP27926385A JPS62139318A JP S62139318 A JPS62139318 A JP S62139318A JP 27926385 A JP27926385 A JP 27926385A JP 27926385 A JP27926385 A JP 27926385A JP S62139318 A JPS62139318 A JP S62139318A
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JP
Japan
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temperature
vapor phase
gas
growth
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP27926385A
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English (en)
Inventor
Ryokichi Takahashi
亮吉 高橋
Hironori Inoue
洋典 井上
Hideo Sunami
英夫 角南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、Si−H−CQ系のシリコン反応ガスを用い
て、エピタクシまたはCVD膜を形成する低温気相成長
法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来のシリコン・エピタクシを例にとると、5L(J4
+H,法により常圧1200℃でエピタクシを行う場合
、SiCQ4の濃度は約1モル%をとり、成長速度は約
1 /7Il/ +minである。SiCa4ソ一スガ
ス濃度を上げると成長速度は増大するが、一方、気相熱
分解も進行し結晶品質が低下する。減圧した場合には上
記気相熱分解が抑制されるので、実効濃度減少による成
長速度の低下を相殺するため、高濃度ソースガスを用い
るのが常法である(高橋他1発明協会公開技法、公技番
号7g −97)。
〔発明の目的〕
本発明は、気相熱分解がしにくいSLの高級塩化物を用
いて、低温で高品質のシリコン薄膜を形成する低温気相
成長法を得ることを目的とする。
〔発明の概要〕
5L−H−C(L系の化学平衡データについては、R,
F 、 Lever (アイビー二人、ジャーナル。
1964、 p460)をはじめとして色々の報告があ
る。
発明者らも減圧を対象として計算している(高橋他、特
開昭58−135633号)が、化学平衡データから過
飽和線図は第2図に示すようにV字型をしていることが
予想される。すなわち7字の低温側は5IC114また
はSiHC(L3により、また高温側は5LCJl、に
より構成される。化学平衡曲線の下側に属する濃度の下
にSiウェハがある場合には、上記ウェハはガスにより
エツチングされ気相濃度が平衡濃度に達するまで続く。
平衡曲線はV字型なので、エツチングの限界温度または
限界濃度は左右に2点存在する。また、S i −H−
CfLの3成分系であるから、相律により化学平衡値は
温度、圧力のほか濃度がパラメータになり、化学平衡曲
線のパラメータとしてCm/Hが存在し、上記比CIl
/Hによって化学平衡曲線がいくつも存在していること
になる。
過飽和曲線は、ここでは固体上に析出が開始される析出
曲線で表示されている。上記析出曲線は固体材質により
、また同一材質でも表面粗度により変化する。B lo
am (J 、 B loem et al、プロシー
ディンゲス・オン・ザ・セブンス・インターナショナル
・コンファランス・オン・ケミカル・ベーパー・ディポ
ジション、1979.241)はSi、Si、N、、 
Afl、C1、Sin、の順に析出し易いと報告してお
り、第2図に示すように、析出曲線はSin2の場合が
上方に位置していると考えられる。
化学平衡曲線と析出曲線との間の領域は、古くは準安定
領域と呼ばれており、81種結晶が存在するときだけ析
出が行われる範囲で、いわゆる選択エピタキシャル領域
である。
濃度が析出曲線の上方に位置するような大きな過飽和条
件では、いわゆる雪降り現象が起り結晶品質が低下する
。一方、他の81ソースであるSiHCI13、S x
 H2CQ 2.SiHce、、SiH4は、上記記載
順に気相熱分解を起し易くなり、SiCA、に比しH2
稀釈度を大きくとる必要がある。例えば常圧SiH4で
は0.1モル%、温度950℃の成長条件がとられてい
る。気相熱分解を起し易いSiソースは、反面結晶化も
起りやすいので、成長温度を低い条件にとるとこができ
る。
しかしながら、Si(J4.SiHCfl、の高級塩化
物にあっても、本発明によれば低温化が可能である。
常温で液体であるため減圧法では取扱い上不利な面があ
るが、常圧法では余り問題でなく、むしろ他のSiソー
スに比して高品質な結晶またはCVD膜を得やすい。
■字形化学平衡曲線の左側は主として5LCIlいSi
HCQ3などが主成分の場合であり、平衡濃度が温度の
上昇とともに小さくなるため、高温側で析出を生じる。
また■字形化学平衡曲線の右側はSiCA、が主成分の
場合で、上記平衡曲線の温度勾配が前者と逆であるため
、ガスを冷却することにより析出が起る。SiCI12
は1500” K以上の高温または減圧下で生成するの
で、常圧法による1500゜K以下の温度では、■字形
化学平衡曲線の左側だけを考えればよい。
一定a度の反応ガスを用いて、エツチングの開始温度か
ら化学平衡実測点を求め、また析出の開始温度から過飽
和曲線上の一つの析出点を実測することができ、第3図
はSin2Cm、+HCQ+H,系ガスを用いた常圧実
験データの一例を示したものである。ただし濃度はS 
i / CfL比で表示しである。
第4図はS i H2C立2+H2、SiC立う+H2
の2つの場合について、模式的に示した過飽和線図であ
る。
いま供給ガス流量がそれぞれ (1) SiH,C11,=0.15(Q/m1n)、
 H,=10(Q/win)(2)  SiCu4=0
.15((2/l!1in)、H,= 10(Q / 
m1n)であると、Si/C誌、CQ/H比は (1) Si/口=0.5、cn/ H=0.015(
2) Si/Cll =0.25、Cn/H=0.03
0となり、それぞれの化学平衡曲線はC1″、02″。
また祈出曲線はそれぞれcl”、c、”で示されること
になる。01″は02″の下側に位置するので、SiH
2C立2+H2系の方がSiC114よりも低温で析出
することが判る。しかしS i CQ 4 + H2系
でH2の流量を2倍にすると、SiH2Cm2+H2系
の化学平衡曲線に合致することになる。これは原理的に
H2の稀釈により析出温度が低下することを意味し、し
たがってSicQ4を用いた低温エピタクシを実現する
ことができる。ただしH2の稀釈により反応速度が低下
するため、大きな成長速度は期待できないという制限が
ある。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する6第1図
は本発明による低温気相成長法に用いたパンケーキ型回
転式S1エピタキシヤル装置の概要図である。石英製ペ
ルジャー型反応器1の中に設置された回転式加熱台2の
上に試料であるウェハ3が設けられている。上記回転式
加熱台2は反応器1の外周に沿って設けた高周波コイル
5によって加熱される。供給ガスはSiCIL4液体タ
ンク7を経て上記SiCI1.蒸気を輸送するキャリア
ガスH2゜稀釈H2ガスおよびドーピングガスよりなり
、これらはマスフロメータ6によりそれぞれ一定流量に
制限され、上記反応器1内のガス供給管4から流入して
、ウェハ3上で析出反応を行い排気管8から系外に排出
される。
通常、 SiCIL4を用いた常圧エピタキシャル法で
はSiCI1.濃度0.5〜1モル%が用いられ、成長
温度が1200℃〜1300℃であることがよく知られ
ている1例えば、S iCa、 =0.2 Q /wi
n、 H,=40 Q /ll1in (S 1C(L
、濃度0.5モル%)のとき、S i / (J =0
.25、Cfl/H=0.02の値になる。
本実施例では、まずSiCIL、=0.1ffi/wi
n、 H2= 50 Q / win、すなわちSiC
(L4濃度0.2モル%を用いた。この場合、S i 
/ Cn比は0.25であり前記の値と変らないが、C
ll / H比は0.004と非常に小さな値である。
第3図に示されたようにCm/H比が小さくなると、成
長温度が低下する。上記実施例では成長温度1020℃
で0.4#Il/+sinの成長速度が得られた。
さらに過剰なH2を用いたS 1cI14= 0,03
 Q / win、H2= 100 Q /win (
0,03モル%)の条件の下では。
成長速度が0.14/winに低下したが、成長温度は
850℃で良質のエピタキシャル薄膜が形成された。
通常のH22稀釈件としては1モル比0.5〜1.0%
が用いられているが、上記実施例に示すように、通常の
稀釈条件を超える0、5%以下のモル比となるように過
剰のH2を添加することにより、1000℃以下の低温
で良質のエピタキシャル薄膜を形成することができる。
上記のように本実施例によれば過剰のHよを添加するこ
とにより、低モル濃度のSiCA、を用いて、低い成長
温度のエピタキシャル膜を得たが、他のSiHCEL、
、SiH,CM、、SiH,ca、SiH,+HCfi
等のソースガスを用いても1通常のH22稀釈件以下に
過剰にH2を添加することにより、低温成長を可能にす
ることができる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による低温気相成長法は。
S i −H−(J系、特にSiC114などの高級塩
化物の反応ガスを用いる低温気相成長法において、通常
のH22稀釈件をこえて過剰にH2を添加した反応ガス
を用いたことにより、SiCQ、のような高級塩化物を
使用してもエピタキシャル温度を低下させることができ
るので、多層エピタキシャル層を必要とする半導体デバ
イスを高性能に作成することができる。また形成時にお
ける高周波発振器の容量を小さくできるため経済性が高
いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による低温気相成長法に用いるエピタキ
シャル装置の概要図、第2図はSi−H−CIA系の模
式的過飽和線図、第3図は過飽和線図の実測データ例を
示す図、第4図はSiH,C(L、+H2およびSiC
u4+H2系における過飽和線図の比較と、H2稀釈に
より析出温度の低下の原理を示す図である。 1・・・石英製ペルジャー型反応器 3・・・ウェハ      4・・・ガス供給管5・・
・高周波コイル   7・・・SiCIL、液体タ−ン
ク代理人弁理士  中 村 純之助 才1 福 1:石層4にへ゛ルジャーヤ万J在務 SiS周浪コイル 7:SノctayL4本夕〉7 1P2図 ミ&     屋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  Si−H−Cl系、特にSiCl_4などの高級塩化
    物の反応ガスを用いる低温気相成長法において、通常の
    H_2稀釈条件である0.5モル%をこえ過剰にH_2
    を添加した反応ガスを用いることを特徴とする低温気相
    成長法。
JP27926385A 1985-12-13 1985-12-13 低温気相成長法 Pending JPS62139318A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9062370B2 (en) 2009-04-02 2015-06-23 Spawnt Private S.A.R.L. Bodies coated by SiC and method for creating SiC-coated bodies

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9062370B2 (en) 2009-04-02 2015-06-23 Spawnt Private S.A.R.L. Bodies coated by SiC and method for creating SiC-coated bodies

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