JPS62138509A - エチレン・α−オレフイン系共重合体ゴム - Google Patents

エチレン・α−オレフイン系共重合体ゴム

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JPS62138509A
JPS62138509A JP60279918A JP27991885A JPS62138509A JP S62138509 A JPS62138509 A JP S62138509A JP 60279918 A JP60279918 A JP 60279918A JP 27991885 A JP27991885 A JP 27991885A JP S62138509 A JPS62138509 A JP S62138509A
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ethylene
molecular weight
olefin
copolymer rubber
rubber
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Hiromi Takao
高尾 宏美
Hiroyuki Harada
博之 原田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • C08F210/18Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers with non-conjugated dienes, e.g. EPT rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers

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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エチレン・a−オレフィン系共重合体ゴムに
関するものである。
更に詳しくは、分子量分布が広くその分布が特異であり
、優れた加工性および物性を有スルエチレン・a−オレ
フィン系共重合体ゴムに関するものである。
〔従来の技術〕
エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムは、耐候性、
耐オゾン性、耐熱性などに優れた特性を示す事が知られ
ている。α−オレフィンとしては主としてプロピレン又
は1−ブテンが最もよく利用されており、これらの共重
合体ゴムは自動車用材料、建築用材料、工業部品用材料
、電線用材料、樹脂とのブレンドによる樹脂改質用材料
などに利用されている。
これら用途に使用されるエチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムは、物性が優れると共に加工性が良好な事が
要求される。加工性を良好にするためには分子量分布が
広いことが必要であることはよく知られている。
このため広い分子量分布を有するポリマー及びその製造
方法が提案されているが、オイル等の添加剤を添加、し
ないか、又は少量添加する場合には、分子量分布が広い
だけでは加工性、特に押出加工性の改良は充分ではなく
、良好なエツジ、押出肌は得られない。
また、加工性改良のために多量のオイル等の1m剤を添
加する方法が提案されているが、多量のオイルの添加に
よる物性の低下等の問題が指摘されている。
[発明が解決しようとする問題点〕 本発明9目的は、かかる問題点を解決し、極めて優れた
加工性および物性を有するエチレン・a−オレフィン系
共重合体ゴムを提供することにある。
E問題点を解決するための手段〕 本願発明者らは、加工性の侵れたエチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴムについて種々検討した結果、ある限
定された、低分子量部を特徴的に多く含有し、分子量分
布曲線に特徴をもつエチレン・α−オレフィン系共重合
体ゴムが極めて優れた加工性と物性を示すことを見い出
した。
即ち、本発明はエチレン、炭素数8ないし6のα−オレ
フィン又はエチレン、炭素数8ないし6のa−オレフィ
ン及び非共役ポリエンとからなり、エチレン/ミーオレ
フィン比しン中で測定した瓶隈粘度が0.8ないし6.
0dl/f、GPC測定によるQ値(重量平均分子量/
数平均分子ji)が4ないし2G、および分子量分布曲
線から得られるピーク特性数” t P (i) e人
(i)及びム(ロ)が各々ム(→> A u)の範囲で
工≧2でかつ1.5≦ム(1)≦3.0である事を特徴
とするエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムに関す
るものである。
本発明のエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムを使
用すれば、オイル等の可塑剤を全く添加しないか、ある
いは少量添加するだけで、極めて良好な加工性(ロール
加工性、押出し加工性)を示し、更に引張強度等の物性
も良好である。
本発明におけるエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴ
ムとは、エチレン・α−オレフィンまたはエチレン・α
−オレフィン・非共役ポリエンからなる二元、三元、ま
たは多元共重合体ゴムをいう。これらを以下EPRと略
称する。
本発明のEPRの成分の1つである炭素数8ないし6の
α−オレフィンとしてはプロピレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン及
びこれらの混合物などを例示する事ができるが、プロピ
レン、又は1−ブテンが特に好ましい。
また非共役ポリエンとしては、1.4−ヘキサジエン、
1.6−オクタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジ
エンといった鎖状非共役ジエン、シクロヘキサジエン、
ジシクロペンタジェン、メチルテトラヒドロインデン、
5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボ
ルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン等の
様な環状非共役ジエン、2.8−ジイソプロピリデン−
6−ノルボルネン、2−プロペニル−2,2−ノルボル
ナジエン、1.3.7−オクタトリエン等のトリエン類
を例示する事ができるが、ジシクロペンタジェン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、1.4−ヘキサジエン
等が特に好ましく、これらは単独で又は混合して使用さ
れる。
EPR中のエチレンとα−オレフィンとの比は広い範囲
で変えることができるが、一般にはエチレンとa−オレ
フィンとの比はモル比で40/60ないし96/6の範
囲で、共重合体がゴム状となる範囲が選ばれる。
例えばα−オレフィンがプロピレンの場合は上記範囲が
40/60ないし85/15の範囲が好ましく、α−オ
レフィンの炭素数が4以上の場合は上記の比が65/8
5ないし95/6、待に75/25ないし9515の範
囲が好ましい。
なおこれらの比は赤外分光光度計又は1BO−NMRに
より求める事ができる。
またEPR中の非共役ポリエンの含量は広い範囲で変え
ることができるが、通常は共重合体中に0〜26重凰%
含有するのが好ましい。なお非共役ジエンの含量は次式
で計算される。
本発明におけるEPRの極限粘度は0.8ないし5.0
 dL/f 、好ましくは1.0ないし4.Odt/1
/の範囲である。極限粘度が0.8 dL/1未満では
、低分子量のためロール加工が困難となる。また5、0
dl/fを越えると混線及び加工性(ロール、カレンダ
ー、押出し等)が悪くなる。
なお、極限粘度の測定はキシレン中70℃にて、周知の
8点法で測定される。
EPRの加工性の良否を示す重要な因子である。
本発明において、GPOとはGel Pearmeat
ionChrotnatography (ゲル透過り
ovトゲラフイー)であり、Q値はM量平均分子盪MW
と数平均分子量MNの比であり、Q:MW/MNで表わ
される。Q値の大小は分子量分布の広い狭いをめられす
。0PO9J定条件は以下の通りである。
<J P O: Waters社製 150C型カラム
:昭和電工■製 8hodex  80MAサンカレ鰍
 : 800μt(ポリマー濃度 0.2 wt%)流
ffi: 1m/min 温 度:185℃ 溶 媒: トリクロルベンゼン なお、検量線は東洋曹達■製の標準ポリスチレンを使用
し、常法により作成した。また、データ処理は東洋d達
■製データープロセッサー0P−8モデルmを使用した
本発明の最も重要な点は、このGPO測定齋ζよるQ値
が4ないし20、好ましくは5〜20であり、更に分子
量分布曲線から得られるピーク特性数1、A(1)、A
 (M)が、A(i)(A(ロ)の範囲で、工≧2、好
ましくは2≦工≦4であり、1.5≦A(1)≦8の範
囲、更に好ましくは、I=2でかつ1.7≦A(す≦2
.7を満足することである。
Q値が4未満であれば加工性が悪く、またQ値が20を
越えると、超低分子量部及び超高分子量部を含有するた
め加工性および物性に対し悪影響を及ぼす。
本発明における分子量分布曲線から得られるピーク特性
数は、工く2であれば、低分子量部の含有量が少ないた
めに、加工性が悪い。
また、ム(す<1.5であれば低分子量部の分子量が低
いため、物性が低下し、また、ム(1)〉3.0であれ
ば低分子量部の分子量が高(なり、加工性の改良効果が
認められない。
ここに分子量分布曲線から得られるピーク特性数A(M
)、I、ム(i)は次の様に定義される。
いま分子量分布曲線の主ピークを示す連鎖長の対数をA
(ロ)とする。更に分子量分布曲線は、横軸は、ポリス
チレン換算の連鎖長の対数(log [連鎖長])であ
り、縦軸は各分子鎖長を有する共重合体の相対濃度(H
)であるが、 こうして得られた微分値を縦軸に、連鎖長の対数を横軸
としてプロットすると、分子量分布曲線の微分曲線が得
られる。
0であるピークをpHこのピークを示す連鎖長の対数を
A (i)とする。
すなわち、連鎖長の対数の小さい方から順に、ピークP
I 、 P2 、・・・・・・Pi  に対応する連鎖
長の対数がそれぞれA(1) 、 A(2) 、・・・
・・・A(i)  となる。ただしPiはム(i)<A
(14の範囲にあるものとする。説明をわかりやすくす
るために、これらの関係を第3図に示す。こうして得ら
れたiの最大値を■とする。
本発明のEPRは、例えば一般式(I)R′mAlx8
−m(1) (式中、几は炭素数1〜10のアルキル、アリール、ア
ラルキル、アルキルアリール、シクロアルキルまたはア
ルコキシル基を、Xはハロゲン原子をそれぞれ示し、m
は8≧m〉0の実数である。) で示される有機アルミニウム化合物および一般式(n) VO(OR)nX、−n(1) (式中、ORは二級アルコール残基を、Xはハロゲン原
子をそれぞれ示し、nは3≧n)Qの実数である。) で示されるバナジン酸エステルの存在下に、非共役ポリ
エン化合物が共存することもあるエチレンおよび炭素数
8〜6のα−オレフィン類を共重合することにより製造
することができる。
以下、上記EPR[遣方法の一例について詳述する。
本製造方法において使用される触媒の一成分である有機
アルミニウム化合物は前記一般式(I)で示され、該式
においてWは炭素数1〜lOのアルキル、アリール、ア
ラルキル、アルキルアリール、シクロアルキル、アルコ
キシル基を示すが、特に炭素数1〜8のアルキル基が好
ましく、またXは塩素、臭素、ヨウ累などのハロゲン原
子であり、特に塩素が好ましい。mは8≧m>0の実数
であり、好まし、くは8≧m≧1である。
このような有機アルミニウム化合物としてはトリアルキ
ルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムハライド、ア
ルキルアルミニウムセスキハライド、アルキルアルミニ
ウムシバライドが好適であり、特にアルキルアルミニウ
ムセスキクロライドが好ましい。具体的にはトリヘキシ
ルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド、ジ
ブチルアルミニウムクロライド、エテルアルミニウムセ
スキクロライド、ブチルアルミニウムセスキクロライド
、エチルアルミニウムジクロライド、ブチルアルミニウ
ムジクロライト等が例示される。
これ等は単独で、あるいは混合して使用される。
触媒のもう一方の成分である一般式(I[)で示される
バナジン酸エステルは、たとえばVOUzsと二級アル
コールとを反応させることにより合成されるが、かかる
反応液から目的とするバナジン酸エステルを単離して使
用してもよいし、反応液をそのまま使用してもよく、反
応液をそのまま使用する場合には、不活性ガス等により
反応で生成したハロゲン化水素を除去しておくことが好
ましい。また、バナジン酸エステル単独で、あるいは混
合して使用される。例えば、反応を(IIl)式に示す
が、バナジン酸トリエステルVO(OR)sとVOOz
sとの混合では、各々を使用する直前に調合槽又はライ
ン中で混合して、反応器へ送るだけで充分な効果が得ら
れる。
■ 二級アルコールとしては炭素数8〜20゜更には炭素数
3〜12のアルコールが好ましい。このような二級アル
コールとして、具体的をこは2−プロパツール、2−ブ
タノール、2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−
ヘブタノール、2−オクタツール、2−デカール等が例
示される。
また、上記一般式(It)におけるハロゲン原子として
は塩素または臭素が好ましく、特に塩素が好ましい。n
の値は8≧n>0の範囲であれば有機アルミニウム化合
物とバナジン酸エステルの併用比は広い範囲で変化させ
得るが、一般にはht7v (原子比)は2〜20の範
囲が好ましく、更に8〜lOの範囲が特に好ましい。A
t1V比が2未満となれば正常な重合反応が起きず、ポ
リマーの生成が極めて少ないか、ゲル状ポリマーを生成
する。AL’V比が20を越しても使用は充分可能であ
るが、余り高くなりすぎると有機アルミニウム化合物の
還元力が強くなりすぎ、活性寿命が短くなりすぎたり、
原単位悪化による実用上の不都合が生じる。
本製造方法による触媒成分を用いて重合反応を行うには
一般に用いられている炭化水素もしくはハロゲン化炭化
水素溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタン、灯油、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、クロロホルム、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエタン等を用いて溶液重合で実施され
る。またポリマーを溶解しない溶媒、例えばプロピレン
、1,2−ジクロルエタン、メチレンクロライド等の溶
媒を用いて懸濁重合を行なう事もできる。
重合温度は広い範囲で変え得るが、通常は一50〜10
0℃で実施され、−80〜80゛Cが好ましく、更に8
0”0〜80℃が特に好ましい。重合は大気圧下もしく
は加圧下で実施され、1〜50 kLi/−の圧力下で
実施するのが好ましい。
また本製造方法において、生成する重合体の分子性を任
意にコントロールするために、通常用いられる分子量調
節剤を使用する事ができる。即ち、分子量調節剤として
ジエチルアニン、アリルクロライド、ピリジン−N−オ
キサイド、水素等がよく用いられるが、特に水素が好ま
しい。
本発明のEPRは、従来用いられているEPfLと同様
に単独で又は他のEPRlあるいは他の合成ゴム、天然
ゴムと混合して加硫する事により、従来加硫ゴムが使用
されている分野で使用する事ができる。
本発明によるEPRから成る加硫ゴムの用途としては、
例えば、スポンジ、ウェザ−ストリップ、ホース、グラ
スランラバー等の自動車部品、−電線、シート、ガスケ
ット等の建材、ベルト、チューブ、シール材等の工業部
品に使用できる。
[実施例] 以下、本発明を実施例で示す。
実施例1 攪拌器を備えたIQzのステンレス製のオートクレーブ
の下部より、毎時ヘキサンを4.5 kg、エチレンを
0.29 kg、プロピレンを0.9 kl!、5−エ
チリデン−2−ノルボルネン(ENB)を0.056 
kgの速度で、また水素を0.085 mo1%の割合
で供給し、触媒としてエチルアルミニウムセスキクロラ
イドおよびトリイソプロポキシパナデートを各々毎時0
.027モルおよび0.0027モルの速度で連続的に
供給した。重合温度は55”Cであった。
反応液は連続的に抜き出し、重合停止剤を添加した後、
スチームストリッピングにより共1合体を析出させ乾燥
した。
こうして毎時aaoyの共重合体を得た。
この共重合体はエチレン含1178モル%E N B 
7.8wt%、極限粘度は1.31であった。
まf: G P Oで測定した分子量分布のQ値は9.
8でありピーク特性数は、I=2、A(1)=2.8で
あった。
この共重合体を配合A1押出礪条件Aで押出加工性の評
価を行った。評価はA−10分加硫したところ、力0石
に物の物(y髭1よ破断強度  60kgf/− 破断伸び  430% であった。ζ丁ISにg:B)11’:よン」11個)
実施例2 バナジウム触媒としてバナジルクロライド(VOOti
)とトリイソブロポキシバナデートの2/1モル比の混
合物を使用した。毎時ヘキサンを3.5 kg 、エチ
レンを0.88〜、プロピレンを1.88 kg、EN
Dを0.056に9の速度で、また水素を0.009モ
ル%の割合で供給した。エチルアルミニウムセスキクロ
ライドとバナジウム触媒を各々毎時0.0175モル及
び0.005モルの速度で連続的に供給した。重合温度
は50℃であった。重合液の抜出し、後処理は実施例1
と同様に行った。こうして毎時490ノの共重合体を得
た。
この共重合体は エチレン含量 68モル%  ENB  7,4wt%
、極限粘度 2.11  ムーニー粘度MI11+41
00”C=101であった。
またGPCで測定した分子量分布のQ値は3.5であり
、ピーク特性数は、工=2、A(1)=2.2であった
この共重合体を配合B1押出機条件Bで押出加工性の評
価を行った。評価はA−10で押出肌、エツジ共に良好
であった。
また押出し速度をl m1secで押出し、ホットエア
ーで250℃、B、5分間加硫したところ、密度0.5
2の良好なスポンジを得た。
比較例1 実施例1と同様に実施した。ただしバナジウム触媒とし
て、バナジルクロライド(VOCl2 )とトリノルマ
ルブチルバナデート(VO(n−Bu)s)との271
モル比の混合物を使用した。
こうしてエチレン含量74モル%、ENB7、9 wt
96、極限粘度1,88、ムーニー粘度ML!+410
0℃=84の共重合体を得た。
またGPUで測定した分子量分布のQ値は11.8であ
り、ピーク特性数を測定したところ、■=l、ム(1)
 = 3.1であった。
この共重合体を実施例゛1と同様に押出加工性の評価を
行った。評価はB−f3で押出肌、エツジ共に実施例1
に比べ劣っていた。
なお第1図、及び第2図に、各々実施例1および比較例
1の共重合体の分子量分布曲縁の微分曲線を示した。
(押出加工性の評価法) 前記各実施例及び比較例におけるEPDMの押出し加工
性の評価はA8TMガーペダイを用い、A8TM−D−
2280−B  法によった。
く評 価〉 肌     A−F(良好〜不良) エツジ  10〜1  () 〃 [発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、従来に比べ、極
めて優れた加工性および物性を有fるエチレン・α−オ
レフィン系共重合体ゴムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(1)第1図は本発明によるエチレン・α−オレフィン
系共重合体ゴムのOf’0による分子量分布曲線の微分
曲線の一例をあられしたものである。 (2)  第2図は従来の技術によるエチレン・α−オ
【/フィン系共1合体ゴムのG I’ Cによる分子量
分布曲線の微分曲線の一例をあられしたものである。 (3)  第3図は、本発明をわかりやすく説明するた
めに、分子量分布曲線から得られるピーク特性数等の関
係を示したものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン、炭素数8ないし6のα−オレフィン又
    はエチレン、炭素数8ないし6のα−オレフィン及び非
    共役ポリエンとからなり、エチレン/α−オレフィン比
    (モル比)が 40/60ないし95/5、非共役ポリエンが0〜25
    重量%であり、70℃、キシレン中で測定した極限粘度
    が0.8ないし5.0dl/g、GPC測定によるQ値
    (重量平均分子量/数平均分子量)が4ないし20、お
    よび分子量分布曲線から得られるピーク特性数I及びA
    (1)が、1≧2でかつ1.5≦A(1)≦3.0 であることを特徴とするエチレン・α−オレフィン系共
    重合体ゴム。
  2. (2)α−オレフィンがプロピレンであり、エチレン/
    プロピレン比(モル比)が40/60ないし85/15
    である特許請求の範囲第1項記載のエチレン・α−オレ
    フィン系共重合体ゴム。
  3. (3)α−オレフィンが1−ブテンであり、エチレン/
    1−ブテン比(モル比)が65/35ないし95/5で
    ある特許請求の範囲第1項記載のエチレン・α−オレフ
    ィン系共重合体ゴム。
  4. (4)非共役ポリエンが、5−エチリデン−2−ノルボ
    ルネン、ジシクロペンタジエン、又は1,4−ヘキサジ
    エンである特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記
    載のエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム。
JP60279918A 1985-12-12 1985-12-12 エチレン・α−オレフイン系共重合体ゴム Pending JPS62138509A (ja)

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