JPS62138403A - 植物に対する生長促進剤 - Google Patents

植物に対する生長促進剤

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JPS62138403A
JPS62138403A JP27859985A JP27859985A JPS62138403A JP S62138403 A JPS62138403 A JP S62138403A JP 27859985 A JP27859985 A JP 27859985A JP 27859985 A JP27859985 A JP 27859985A JP S62138403 A JPS62138403 A JP S62138403A
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JP
Japan
Prior art keywords
plant
promoter
cysteine
leaves
growth
Prior art date
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Pending
Application number
JP27859985A
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English (en)
Inventor
Fukuju Tanaka
田中 福寿
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Individual
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分骨) 本発明は植物、たとえば、農園芸用の植物の生長促進剤
に関する。
(従来の技術) 植物に対する生長促進剤としては、従来オーキシン、ジ
ベレリン、サイト力イン、インドール酢酸、ビタミンB
1、ニコチン酸アミド等多くの物質がすでに知られてい
る。
しかしながら、これらの物質は、たとえば入手困難とか
、余り効果がないとか、効果が背丈の伸長などに局限さ
れるとか、あるいは効果が不定であるなどの欠点を有す
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者は入手容易でかつ植物の生長に真に有効な物質
を得ようと多年に渉って研究を続けて来た結果本発明を
確立するに至った。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、L−システイン、L−シスチンの少くとも一
つを含有させることを特徴とする植物に対する生長促進
剤である。
本発明の生長促進剤は植物の芽生えや挿し芽または移植
時に、根あるいは葉に撒布するのがよい。
撒布は水溶液の形で行うのが一般に好ましく、L−シス
テインやL−シスチンの好ましい濃度は5〜100 p
pmであり、さらに好ましくは10〜30ppmである
本発明の生長促進剤はL−システインやL−シスチンだ
けで、あるいは、所望により他の生長促進剤、ビタミン
類、肥料などとの混合剤として用いられる。それはたと
えば、水溶液、けん濁製剤、水溶剤、水和剤、粉剤、粒
剤などの剤形に調製することかでき、必要に応じて適当
な担体、分散剤、展着剤などが加えられる、高濃度にL
−システインやL−シスチンを含有する製剤を盃要家に
供給し、用に臨んで希釈して使用するようにしてもよい
(作用) 本発明の生長促進剤は植物の根や葉面から植物体内に吸
収されることにより植物の生長活動を促進し、そめ結果
、たとえば発根が盛んになり、苗の丈が延び、生存期間
を長くする作用を有する。
(実施例) 以下本発明を実施例の形で説明する。
本発明者は多年にわたり、種々の農園芸植物の生育促進
作用物質について研究を重ねて来たが、個体差の少い均
一な植物の苗を多数準備することは非常に難しい。水稲
の籾はこの点で便利に使用でき、また小豆も他の種子に
比べて比較的均等な幼苗を生じやすいので実施例におい
ては水稲の籾および小豆を用いた。
実施例1 個体差がなるべく少くなるように外観、粒の大きさなど
を揃えて選んだ同−味の籾を、fjj紙を敷いたシャー
レに入れ、常水(水道水を煮沸して塩素を除去し、冷却
したもの。以下同じ)を撒布し、比較的暗い場所に約1
0[]間放1ffj して発芽生長させ、多数の幼苗を
用意した。
一方、容量20.、+7の試験管(径21、長さ7.5
C11I)多数を用意し、試剤一種類(L−システイン
塩酸塩またはL−シスチンの一定濃度毎に一種類とする
)につき、試験管3本ないし5本を一組とし、これに常
水のみまたはシスティンの帆1%常水溶液0.05ない
し1.04と常水を種々の濃度になるように加えた。シ
スチンは水に難溶性なのでシスチン0.01%、炭酸水
素ナトリウム0.04%の混合常水溶液として用いた。
いずれの場合も試験管内の水の量は常に12rnlにな
るようにした。
幼苗は種子から菜の先端までの長さが5〜81の時なる
べく同じ程度の長さの幼苗を選び、−葉および二乗の長
さを測定しておいた。
種子と根のついたま\の幼苗を各試験管にl+ずつ入れ
、60W螢光燈付恒温器に入れ、26〜30°C間の一
定の温度に保った。恒温槽内の動画の位置は光源から約
20C11で照度約2.000ルクスであった。
10〜14日後、生長した苗を取出し、−葉、二乗、三
乗の長さを測定して多葉の長さを加算した。
常水のみの場合はしばしば葉が淡緑色となり、あるいは
黄変することもあるが、システィンまたはシスチン添加
の場合は常に美しい緑色を呈した。
常水のみの場合、種子上の葉の長さは約9〜11c!l
(加算せず)であるが、システィンの場合は15〜18
c+1(加算せず)の長さに達することが多かった0 データをとるための葉の長さの測定は、−葉、二乗およ
び三乗の長さを加算したが、葉の黄変部分は測定せず、
緑色部分のみを測った。対照とした常水のみの場合は葉
が淡緑色化したものも止むを得ずそのま\長さを測る場
合もあった。
葉の幅は大体同程度で、時には広いものもあったが、葉
の面積や重量を測ることが困う!トなため、同じ幅と仮
定して長さのみを測った。
試験当初の幼苗の一葉と二乗の長さを加算し、3ないし
5本の平均値をとり、試験後の一葉、二乗および三乗の
長さを加算し、同様に平均値をとり、試験前後の各平均
値の比から生長倍数を算出した。
かくして、対照区(常水のみ)と試験区の生長倍数を出
し、対照区の生長倍数を100として試験区の生長率(
%)を算出した。その結果を第1表に示す。
第1表 −X−L−シスチンの濃度である。
実施例2 なるべく粒の大きさの揃った小豆を選び、例1と同様に
シャーレ上に播種し、発芽生長して茎の長さが15〜2
0−になったとき、同程度の太さと長さの苗を選び、先
端の葉より以下12C++1の長さの所で茎を切断して
種子および根を除去した。
残った葉のついた茎を容fi50m/のビーカーに1本
ずついれ、バーミキュライトを加えてビーカーを満した
1ビ〜カー当り、対照区では常水30rnlを、試験区
ではシスティン塩酸塩の0.1%常水溶液帆6−を常水
30−に加えた溶液をそれぞれ加えた。
対照区および試験区においてそれぞれビーカー5ケずつ
を用いた。
これを例1に記載した60W螢光燈付恒温(25〜26
°C)に入れ、−一定期間放置した。
最初に常水ならびにシスティン溶液を加えてがら3日後
バーミキュライトが乾いて来たので、さラニ各ヒーカー
に常水または同濃度のシスティン溶液30rnlずつを
加えた。その後はバーミキュライトが乾かないように各
ビーカーに常水ならびにシスティン溶液をそれぞれ10
m1ずつ2回注加した。その間に切断された茎の下端よ
り発根し、同時に茎葉も大いに生長した。
試験開始から3週間後、根を損傷しないように水中でバ
ーミキュライトを除いた。対照区では常に容易にバーミ
キュライトが洗い去られたが、試験区では根がバーミキ
ュライト抱き込んで張っているので水洗に時間がか\っ
た。結果は第1図の写真に示す通りである。第1園は実
物が115に縮小されている。対照区(第1図a)では
1本が発根せず枯死したので、4本となっている。対照
区と比べ、試験区では根が著るしく生長していることが
判る。
(発明の効果) 本発明によれば、入手容易なシスティンやシスチンを用
いて有効に植物の生長を促進することができ、生育によ
る効果が得られるばかりでなく、植物の生存期間を長く
し、勢いを良くし、葉のつやを良くするなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2に示される小豆の苗を用いた試験の結
果を示す写真で、同図aは対照区の、bはシスティン塩
酸塩0.2%水溶液を与えた試験区の生育状況を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L−システイン、L−シスチンの少くとも一つを含有さ
    せることを特徴とする植物に対する生長促進剤。
JP27859985A 1985-12-10 1985-12-10 植物に対する生長促進剤 Pending JPS62138403A (ja)

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JP27859985A JPS62138403A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 植物に対する生長促進剤

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JP27859985A JPS62138403A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 植物に対する生長促進剤

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JPS62138403A true JPS62138403A (ja) 1987-06-22

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0812130A4 (en) * 1995-02-28 2000-05-17 Purdue Research Foundation THIOL ACTIVATION OF CYTOTOXIC AGENTS AND STIMULATION OF RHIZOGENESIS
JP2001288010A (ja) * 2000-04-10 2001-10-16 Kao Corp 植物活力剤
JP2001288011A (ja) * 2000-04-10 2001-10-16 Kao Corp 植物活力剤
JP2003073210A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Daiwa Kasei Kk 植物の成長を促進するための組成物および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454873A (en) * 1977-09-29 1979-05-01 Montedison Spa Plant growth stimulating composition

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