JPS62137368A - 垂直循環式駐車設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分ｃＲ） 本発明は、尚さの異なる高・低２橿の車両を収容しＣ酔
る４直循環式駐車設備に関する。

（従来の技術とそれの間頌点） 近時、ハイルーフ車と称する一般晋通屯よりかなり車高
の高い車両が普及している。しかし、ノ１イルーフ車の
台数は一般ａ通卓よりはるかに少ないため、樗用効率の
点を考えると、ハイルーフ車専用の駐車設備よりハイル
ーフ車および一般普通車の双方を格納できる駐車設備が
好ましい。

例えば、下部乗人形垂直着環式駐車設備において、ハイ
ルーフ車用の高さの高いケージと普通車用の低いケージ
を必要最小限のピッチで混合して吊下した場合、最下部
の車両乗入場所に停止するケージの車台高さ位置が題い
ケージと低いケージで異なるため、車両東人部床に傾斜
昇降可能な乗入デツキを設け、最下部到達のケージの車
台と地上床とを車両乗入可能に接続しなければならない
。しかしながら、ハイルーフ車と普通車では、車高差が
約４５０１１１１程度あるため、この高さ分を昇降傾斜
して高・低両方のケージへの車両網入れを可能とするに
は、はぼ車両１台の車長分の長さの乗入デツキが必要と
なり、入出匝口同部にあまり余裕のない駐車設備にあっ
ては到底実施不能であるのみならず、設備費も相当高価
′となるものである。

（問題点解決のための手段） 本発明の垂直循環式駐車設備は、　７％イルーフ車用（
以下、高車両用と称す）と汗通車用（以下、低車両用と
称）の２種のケージを混合配置し、低車両用ケージ同士
が隣接する吊下ピッチを高車両用ケージ同士または高・
低車両用ケージが隣接する吊下ピッチより小さクシ、低
車両用ケージの少くとも人出ｊ［ｉ［口側の吊下部材は
懸吊軸を該吊下部材の先端方向に移動可能に支持し、ケ
ージ詳の下°　旋回部において低車両ケージの懸吊軸を
吊下部材の基部側所定吊下位置に保持案内する案内手段
を設け、該案内手段が前記下皮回部の中央部を下方に分
離可能とした昇降部材を具備し、該昇降部材に対する昇
降作動手段を設備固定部に設けたものから成る。

（作用） 低車両用ケージは、最下部車両乗入場所に停止すると、
懸吊軸の前・後の鵠延長部が丁度昇降部材に係合する。

このとき、懸吊軸は吊下部材に対し先端方向即ち下方に
移動可Ｉ目な状態となるものの該確延長部が昇降部材に
より支えられているため、該低車両用ケージの車台はま
だ乗入固定床よ。

り上方に位置する。次いで、昇降作動手段の作動により
、昇降部材は軸延長部を係合支持したまま下降するため
、低車両用ケージ全体が下降する。

やがて前記低車両用ケージは車台の車両進入路が乗入固
定床と面一の状態で停止し、該ケージに対する入出庫が
可【泪となる。

高車両用ケージの場合は、最下部の車両乗入場所に停止
すると、該ケージ車台の車両進入路が自ずと乗入固定床
に面一となり、入出庫が０Ｊｖ＠どなる。

（実施例） 図の実施例につき説明するが、説明の便宜上第１．４．
６図における左・右を「左」・「右」。

第２．３．５図における右・左を「罰」・「後」と呼称
する。

１は建屋２内に設けた下部乗入形の垂直循環式駐車設備
で、上・下に９！ｒ２個宛配置した上部および下部スプ
ロケット３・４により２本の無端ｌＩ５を張設し、上部
スプロケット３に連係した駆動源Ｍにより垂直方向に循
環するごとくしである。

６・６′は高車両用ケージと低車両用ケージで、前後方
向に細長く左・右２条の凹状車両進入路６ｍ＋　　・６
ａ、′を形成した水平状の車台６ａ・５ｍ’と、該車台
６＆・５　ａ　Ｉの前拳後部左・右側面に左右両脚６ｂ
ｔ　　・６ｂｔ　、６ｂ＋　’・６ｂ、′下端を固定し
全体に上方に向うに従い前後に互いに離反するように傾
斜させた前後１対の逆Ｕ字状ケージ枠６ｂ・６ｂ、６ｂ
’　・６ｂ’と％前後ケージ枠６ｂ、６ｂ、６ｂ’　、
６ｂ’の上部間を相互に連結した懸吊軸６ｃ・６ｃ′と
から構成しである。

前記車両進入路６＆、・Ｑ　ａｌ／の上面から各ケージ
枠６ｂ・６ｂ’の上部水平部下面までの高さ距ｇｉ　Ｈ
ｔ　、　Ｈｔをそれぞれ高車両ｗ１の車高および低車両
Ｗ２の車高より若干高く設定しである前記懸吊軸５ｃ、
６Ｃ’は、それぞれ前・後ケージＦ！？Ｉ６ｂ・６ｂ；
６ｂ’　　・６ｂ’の上部中央に固設したプラケット６
ｄ・５ｄ　；　５ｄ’　・５ｄ’間に＠後方向水平にぼ
通支持し、懸吊軸５ｃ’のみ前・後方向に延長し、軸延
長部６Ｃ５′　・６０１′を形成している。

７・７′はそれぞれ高車両用および低車両用ケージ６・
６′を吊下するための複数の吊下部材で、谷々基部を前
記無＠ｉ４５に止着し左・右垂直移動経路にあるときそ
れぞれ先端部を左・右方向、′水平に延びるように形成
しである。そして吊下部材７の先端部には面記過吊軸６
Ｃ枢看用の穴７ａを穿設しである。ｌ配出下部材７′は
吊下部材７のほぼ２ｆｔの長さとするとともに中間部か
ら先端部に渉って前記懸吊軸６Ｃ′遊揮用の長穴７ａ／
を削設してあり、該長大７　ａ　Ｉの基部側端部７ａ１
′のみ長穴７ａ’の全体の幅より若干太き（拡大しであ
る。そして長大７　ａ／の全長は前記高さ距離Ｈ，，Ｈ
，の差ΔＨ以上に長（し、基部の前記止看部から前記基
部側端部７ａ＋’までの距離を吊下部材７における基部
の前記化１部から前記穴７ａまでの距離に等しくしであ
る。

しかして、市・後に対応する２個の吊下部材７・７の穴
７ａ・７ａには前記懸吊軸６Ｃのｌ−後端部を枢着しで
ある。同様にｌ・後に対応する２個の吊下部材７′　・
７′の長穴７ａ’　・７　ａ　ｆには削記懸吊軸５ｃ’
の削・後端部を遊挿して回記軸延長部６０１′　・６Ｃ
１′を前・後方向に延長してあり、常時は懸吊軸６Ｃ′
を前記基部側端部７ａ１′に係合した状態となっている
。また第１図に示すように、吊下部材７・７′が左・右
垂直移動経路にある状態において、低車両用ケージ６′
同士が隣接するときの吊下ピッチＰ、は、高車両用ケー
ジ６同士が隣接するときおよび高車両用ケージ６と低車
両用ケージ６′が隣接するときの吊下ピッチＰ、より小
さく設定し、上下に隣接するケージ６・６′を必要最小
限に詰めである。

８は建屋２の地上部後壁２ｂに設けた入出庫口、９は達
屋２内地上の乗入固定床１０に固設した浅いピットで、
高車両用ケージ６が入出庫口８に対面してケージ６・６
′群の循環経路最下部に設定した車両乗入場所ＳＰに到
達した際車台６ａ部分が該ビット９に嵌入し、車両進入
路５ａ、が乗入固定床１０と面一になるようにしである
。

１１・１１は達屋２の地上部付近の前・後壁２ａ・２ｂ
に設けた前記懸吊軸５　ｃ　／に対する前後１対の案内
手段で、ｌ−後共同一構成のため、以下開側の案内手段
１１について説明する。

前記案内手段１１は、吊下部材７・７′の下旋回部に沿
って前壁２ａに固設し罰記ドスプロケット４の中心直下
部で若干距離離間した円弧状の左・右案内レール１１凰
・ｌｌｂおよび後述する昇降作動手段１２により該左・
右案内レールｌｌａ・ｌｌｂ間を補填するように昇降可
能に支持した短尺の昇降部材ｌｉｅから成る。そして、
ケージ６・６′群が下旋回部で旋回する際、懸吊軸６０
′のみ軸延長部６Ｃ８′が全体として半円弧軌道を形成
する左・右案内レールｌｌａ・ｌｌｂおよび昇降部材ｌ
ｉｅの内向に係合して常時憑吊軸６Ｃ′を長穴７　ａ　
／の基部側端部７ａ、′に係合した状態に保持する。

前記昇降作動手段１２は、Ｏｉ］壁２ａに垂直状に設置
した作動シリンダ１２ａと、上端を該作動シリング１２
ａの下方に伸縮し得るロッド１２ａ工の先端に取着し下
端にｉｉ前記昇降部材ｌｉｅを固定した昇降ロッド１２
ｂと、該昇降ロッド１２ｂを嵌挿させ該昇降ロッド１２
ｂの垂直昇降時の案内を行うように前壁２ａに固設した
垂直案内部材１２ｃとから成る。しかして常時はロッド
１２ａ１短縮により昇降ロッド１２ｂおよび昇降部材１
１Ｃを一体に引き上げ、既述の通り該昇降部材１１Ｃが
左・右案内レールｌｌａ・ｌｌｂ間を補填した状態を維
持する。

次に作用につき説明する。ケージ６・６′群の循環時、
高車両用ケージ６は前記案内手段１１に係合しないで下
旋回部を旋回し、低重両川ケージ６′は下旋回部におい
て４吊軸５　ｃ　ｒの軸延長部６Ｃ１′を前記案内手段
１１に係合案内され該懸吊軸５ｃ’を前記長穴７　ａ／
の基部側端部７ａ１に係合した状態を維持しながら下旋
回部を旋回する。

高車両用ケージ６が車両乗入場所ＳＰに停止したときは
、車台６＆の車両進入路５ａ、が乗入固電床１０と而−
になるため、そのまま該ケージ６に対する高卓両Ｗ１の
入出庫が可１１目である（第５図参照）。

また低車両用ケージ６′が車両乗入場所ＳＰに停止する
と、前記軸延長部６ｃ、′は丁度昇降部材ｌｉｅ上に係
合支持され、車台６ａ′は乗入固定床１０より上方に位
置する（第１．２．３区部点鎖＠）。次いで、前・後の
作動シリンダ１２１・１２ａが同時に作動して、ロッド
１２ａｔ　　・１２ａ、を下方に伸長する。従って、昇
降ロッド１２ｂ・１２ｂおよび昇降部材ｌｉｅが一体に
下降し、これに伴いケージ６′も下降する。この下降・
　動作中、懸吊軸６ｃ′、は前記基部側端部７　、　、
　ｐから下方に離反して長穴７　ａｔに案内されて下降
する。そして前記ケージ６′は丁度回記差△Ｈ−ｊ降し
たところで作動シリンダ１２＆の作動停止により停止し
、車台６．ｔの車両進入路６ａ、′が乗入固定床１０と
面一になり２該低車両用ケージ６′に対する低車両Ｗ２
の入出庫が可能となる。

（第１．２，３．４図実ｉり。この入出庫後１作動シリ
ンダ１２ａのロッド１２ａ１短縮復帰作動により、ケー
ジ６′は元位置に上昇復帰し、昇降部材ｌｉｅが左・右
案内レールｌｌａ・Ｉｌｂ間を補填した状態となり、再
びケージ６・６′群の盾環が可能となる。

本発明は前述実施例以外に下記する変形もまた実施可能
である。

（１）前述実遣例における吊下部材７′の長大７ａ′は
基部側端部７ａｌ′を全体の幅より若干太き（拡大し、
吊下部材７′が左・右垂直移動経路にあるとき、懸吊軸
５　ｃ　／端部を該基部側端部７ａ、′に係合させて左
右移動を阻止するようにしたが、第１図に二点鎖線およ
び第１３図に示すように％前述左・右案内レールｌｌａ
・ｌｌｂを左・右垂直移動経路の全長に渉って延長し垂
直案内レール部１１１１１・１１１ｂを形成すれば、前
述基部側端部７　ａ　、　／は特に拡大する必要はない
。勿論、基部側端部７ａ１′を拡大した穴のままとし、
前記垂直案内レール部１１１ａ・１１１ｂを付加しても
よい。

（１）前述吊下部材７′を第１０乃至１２図に示すよう
な吊下部材１１７′に変形してもよい。即ち、吊下部材
１１７′の長穴１１７ｍ’は基部側端部を拡大円形穴１
１７ａ、’とし、長穴１１７ａ′に遊挿する低車両用ケ
ージ１０６′の懸吊軸１０６０′は拡大円形穴１１７ａ
−８’より若干小さく且つ長穴１１７ａ’の幅Ｂより若
干大きい直径となすとともに長穴１１７ａ’に係合する
部分のみ左右方向に縮小部１０６ｃ、’を形成し、該部
分の左右幅Ｂ′を前記幅Ｂより若干小さくしである。

従って、吊下部材１１７′が左・右垂直移動経路にある
とき、長＊１１７ａ’が左右方向に延びているため、縮
小部１０６ｃ！′は左右方向に移動を阻止される（第１
０図参照）。前記吊下部材１１７′が下旋回部に至ると
、・鰻吊軸１０６Ｃ’の端部が左または右案内レールｌ
ｌａ・Ｉｌｂに係合支持され、ケージ６′が車両乗入場
所ＳＰに停止ヒすると、懸吊＠　１０６　ｃ　’端部は
昇降部材１１Ｃに係合支持される（第１１図参照）。こ
のとき、長穴１１７ＪＬ’が垂直状となるため、昇降軌
道１１ｃを下降させれば前記縮小部１０６ｃ、’は拡大
円形穴１１７ａ□′から離脱し長穴１１７ａ′に沿って
下降し得る（第１２図参照）。

（１）前述実施例では、低車両用ケージ６′は車両乗入
場所ＳＰにおいて水平状態のまま下降させて車台５　ａ
ｔの車両進入路６ａ、′を乗入固定床１０と面一にする
ようにしたが、第１４図に示すようにケージ６′の人出
４日８側のみ下降させるだけでも実施可能である。即ち
、第１４図において、低車両用ケージ６′は懸吊軸５　
ｃ　／の前・後端をそれぞれ前述吊下部材７・７′と同
一構成の吊下部材２０７・２０７′に支持し、建屋２の
後壁２ｂにのみ前述案内手段１工および昇降作動手段１
２と面一構成の案内手段２１１および昇降作動手段２１
２を設ける。

このような構成とすれば、ケージ６′は二点鎖線で示す
ように水平状態のまま車両乗入場所ＳＰに序１１：する
と、作動シリンダ２１２ａのロッド２１２ａ、伸長作動
により、昇降ロッド２１２ｂおよび昇降部材２１１Ｃが
懸吊軸６Ｃ′を支えた状態で下降するため、ケージ６′
全体は後方下り傾斜に傾斜し、実線で示すように車台５
　ａ　／の車両進入路６ａ１′後端縁が乗入固定床１０
と而−になり、低車両Ｗ２の入出庫が可能となる。

（ｆｆ）前記実施例では、懸吊軸５　ｃ　／の軸延長部
６ｃ、／を直接に左・右案内レール１１ａ・ｌｌｂおよ
び昇降部材ｌｉｅに係合させるようにしたが、回記軸延
長部６Ｃ１′に自在回転の小ローラを軸支し、該小ロー
ラを前記レール１ｌａ−ｆｌｂおよび昇降部材１１Ｃに
転勤係合させてもよい。

（発明の効果） 本発明においては、ケージを高・低車両用２種とし、低
車両ケージ同士が隣接する吊下ピッチを高車両用ケージ
同士または高・低車両用ケージが隣接する吊下ピッチよ
り小さくしたため、塔内に無駄な空間が生じず、すべて
高車両用ケージのみを吊下した場合に比し、ケージ吊下
数が増加して駐車効率の高い駐車設備とすることができ
る。また入出庫口の乗入固定床は高車両用ケージが最下
部の車両乗入場所に停止した際に該ケージの車台と而−
になるように設定し、低車両用ケージが車両乗入場所に
停止した際のみ該ケージをＦ降させてケージ車台を乗入
固定床と而−にし、入出庫可能としたため、傾斜昇降乗
入デツキのように入出庫口部に大きなスペースをとる毘
圃な床向合わせ装置は一切不要となる等、比較的簡単且
つ安価な機構で大きな効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の垂直端環式駐車設備の正面図、第２図
はＷ１図のＩ−１矢視側面図、第３・５図はそれぞれ車
両乗入場所に停止した低車両用ケージおよび高車両用ケ
ージの詳細を示す側面図、第４・６図はそれぞれ＠３φ
５図の■〜■および■〜■矢視図、第７図は第１図のｖ
皿部拡大詳細図、第８・９図は作用説明図、第１０乃至
１２図は別実旭例の吊Ｆ部材の作用説明図、第１３図は
さらに別実施例の吊下部材を示す要部正面図、第１４図
は別実施例における低車両用ケージの第３図同様の側面
図である。 図中、６は高車両用ケージ、６′は低車両用ケージ、５
ａｅ５ａ’は車台、５ｃｓ５ｃ’は懸吊軸、７・７′は
吊下部材、８は入出庫口、１１は案内手段、１２は昇降
ｆ′１１″動手段である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）垂直方向に循環する前後１対の無端鎖に間隔を隔
   てて取着した吊下部材により多数の車両搭載用ケージを
   連鎖状に吊下し、最下部に設定した車両乗入場所に対面
   して入出庫口を設け、前記ケージを、水平状の車台と、
   該車台の前・後側部に左右両脚下端を固定した前後１対
   の逆Ｕ字状ケージ枠と、該両ケージ枠の上部間を相互に
   連結するとともに前・後外方端部を前後に対応する１対
   の前記吊下部材に支持させた懸吊軸とにより構成した垂
   直循環式駐車設備において、前記ケージは高さの異なる
   高・低２種の車両用を混合配置し、低車両用ケージ同士
   が隣接する吊下ピッチを高車両用ケージ同士または高・
   低車両用ケージが隣接する吊下ピッチより小さくし、低
   車両用ケージの少くとも入出庫口側の吊下部材が懸吊軸
   を該吊下部材の先端方向に移動可能に支持し、ケージ群
   の下旋回部において低車両ケージの懸吊軸を吊下部材の
   基部側所定吊下位置に保持案内する案内手段を設け、該
   案内手段が前記下旋回部の中央部を下方に分離可能とし
   た昇降部材を具備し、該昇降部材に対する昇降作動手段
   を設備固定部に設け、低車両用ケージが車両乗入場所に
   停止した際懸吊軸が前記昇降部材に係合し前記昇降作動
   手段の作動により該係合状態のまま昇降部材を下降させ
   て車台の少なくとも入出庫口側端部を乗入固定床に面一
   とするごとくしたことを特徴とする垂直循環式駐車設備