JPS62137120A - 熱間溶接管の製造方法 - Google Patents

熱間溶接管の製造方法

Info

Publication number
JPS62137120A
JPS62137120A JP27587085A JP27587085A JPS62137120A JP S62137120 A JPS62137120 A JP S62137120A JP 27587085 A JP27587085 A JP 27587085A JP 27587085 A JP27587085 A JP 27587085A JP S62137120 A JPS62137120 A JP S62137120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skelp
edge
pipe
heated
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27587085A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Hasegawa
長谷川 勝弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP27587085A priority Critical patent/JPS62137120A/ja
Publication of JPS62137120A publication Critical patent/JPS62137120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加熱したスケルプをオープン管状に成形し、ス
ケルプエツジを高周波電気抵抗溶接法等によって加熱圧
接した後、所定の外径に縮径して溶接管を熱間で製造す
る熱間溶接管の製造方法に関するものである。
〈従来の技術) 従来の熱間溶接管の連続的製造方法は、特開昭58−9
714号公報、特開昭58−122121号公報、およ
び特開昭59−27788号公報に記載されているよう
に、スケルプ加熱炉より例えば500〜700℃程度で
抽出したスケルプを直ちに管成形装置でオープン管状に
成形し、その開口部で対向するスケルプエツジを誘導加
熱し、スクイズロールによって圧接し、内外ビードを除
去した後、ストレッチレデューサ−により縮径して所定
外径の溶接管を熱間で製造するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来の熱間溶接管の製造方法では、電気抵抗溶接
した債の溶接管をストレッチレデューサ−等によって縮
径することによって比較的広い範囲で直径が異なる小径
管を製造することが可能である。
しかしながら、製造された管の肉厚は使用するスケルプ
の板厚によってほぼ決定され、ストレッチレデューサー
の各絞りロールスタンドのロール回転数の変更および管
長手方向張力の変更等によって成る程度肉厚に変化を生
ぜしめることはできるが、現状の20〜30基の絞りロ
ールスタンドよりなるストレッチレデューサ−による圧
延技術では管内面側の角張などの品質上の問題から、製
造可能範囲が、外径絞り率の配分、肉厚配分、およびロ
ールカリバー形状などにより影響を受けて制限され、例
えば同一外径の製品の肉厚はスケルプ厚さの約0.8〜
1.2倍の範囲内でしか変更させることができないとさ
れている。従って、上記範囲以外の製品肉厚の溶接管を
製造する場合には、板厚が異なるスケルプを用いること
が必要である。
ところが、板厚が異なるスケルプを製造ラインを停止せ
ず連続使用した場合、スケルプ炉内でのスケルプ温度が
一定しないため、ストレッチレデューサ−による絞り圧
延工程で管肉厚のばらつきが大きくなり肉厚不良を生じ
やすいという問題がある。また、板厚が異なるスケルプ
ごとに帯通しを行なって管を製造する場合には、帯通し
ロスによる小止低下、生産性の低下、およびスケルプ類
の燃料ロスが生じるという問題がある。
本発明は上述した問題に鑑み、同一板厚および板幅のス
ケルプをスケルプ加熱炉に連続的に送入して製品肉厚の
バラツキ、肉厚不良、および溶接不良等の問題のない優
れた品質の肉厚の異なる多種類の熱間溶接管を、製造ラ
インを停止することなく、連続的に製造し得る方法を提
供することを目的どする。
(問題を解決するための手段) 本発明によれば、スケルプをスケルプ加熱炉により加熱
し、加熱したスケルプを管成形装置によりオープン管状
に成形し、管開口部において対向するスケルプエツジを
加熱圧接して溶接した後、ストレッチレデューサ−によ
り所定外径に縮径する熱間溶接管の製造方法において、
スケルプ加熱炉から抽出したスケルプをスケルプ圧延機
により所望の管肉厚に対応する板厚に圧延し、スケルプ
エツジを成形して所定板幅にした後、管成形装置により
オープン管状に成形することを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、スケルプ加熱炉から抽出したスケルプ
をスケルプ圧延機により圧延し、そのスケルプエツジを
成形することによって、一定温度の板厚の異なるスケル
プを製造ラインの停止なしに、連続的に管成形装置に送
ることができる。したがって、肉厚が広範囲で相違する
多種類の熱間溶接管の小暑生産をも同一製造ラインで連
続的に能率良く行なうことが可能である。
(実施例) 次に、本発明の好適実施例を図面につき説明する。
本実施例は、幅380mm 、厚さ7.Ommのスケル
プを用いて直径60.5mm、肉厚3.8mmの機械構
造用炭素鋼m管STKM11Aを連続的に製造する例を
示す。
第1図に示すように、スケルプ1をスケルプ加熱炉2内
で加熱して、スケルプ加熱炉2から600℃以上、例え
ば、980℃で抽出する。3はスケルプ加熱炉から抽出
されたスケルプの温度を測定するスケルプ温度計を示す
スケルプ加熱炉2から抽出した幅380mm 、厚さ7
、On+mのスケルプ1をスケルプ圧延機4によって幅
377111111 、厚さ3.8mmに圧延する。ス
ケルプ圧延機4は後述の絞り圧延装置での圧延に必要な
所定の母管厚さにスケルプを圧延するもので、その圧下
量、およびロール回転数の制御が可能で、熱間圧延ライ
ンの仕上圧延機に用いられるような構造を有し、通常、
4〜5スタンド程度のものを好適に用いることができる
次に、圧延俊のスケルプ1をエツジ成形装置5によりス
ケルプ幅を375m+nに成形して仕上げる。
この工程は、スケルプ圧延機4により圧延されたスケル
プ1にはわずかな圧延温度の変動、スケルプ長手方向張
力変動などによりバルジなどのエツジ形状不良、板幅の
バラツキが通常ギじており、したがってエツジ不良を成
形すると共に所定の寸法の母管を製造するために成形、
溶接に必要な所定幅に仕上げるために必要である。
第2図は、エツジ成形装置5の1例構造を示している。
エツジ成形装置5は圧延後のスケルプ1のエツジ形状不
良を成形除去し、更に、母管の溶接部近傍の偏肉を防止
し、スクイズロールでの圧接時、管外面、内面側のアプ
セット量が同一になる健全な溶接部を得るため、溶接衝
合形状を一般に言われている■型にするための所定幅の
スケルプを得るためのものである。この装置は第2図に
示すように成形工具6の前後に配置したピンチロール7
でスケルプ1を抑え、スケルプエツジを成形工具6で成
形する。成形工具の間隔は、駆動モーター8で調節でき
、開閉は油圧シリンダー9で行なわれる。成形工具6と
しては低グレード品に対してはローラー、寸法精度が厳
しいもの、あるいは優れた溶接強度が要求される高グレ
ード品には切削バイトまたはミーリングカッターを用い
るのがよい。
上述したように、スケルプ圧延機4およびエツジ成形装
置5によって所望寸法の溶接管を得るために最適の板幅
および板厚に熱間圧延およびエツジ成形した後の熱間加
エスケルブ1′を管成形装@10によりオープン管形状
に成形する。
管成形装置10は電縫管の製造に用いられる管成形装置
と同様に横型のブレークダウンロール10aと、竪型の
サイドロール10bと、横型のフィンパスロール10c
とによって構成され、管成形装置10に連続的に送り込
まれるスケルプ1を上記ロール群によって第3図および
第4図に示すように順次円弧状に成形し、オープン管状
の母管1″を成形する。
このようにしてオープン管状に成形した母管1″をロー
タリー型シームガイドロール11により案内してスクイ
ズロール12に送る。ロータリー型シームガイドロール
11は、第5図に示すように一対の上下孔型ロールの一
方にフィン13がロール長さ方向中心位置に設けられて
いる。このフィン13を母管1″のスケルプエツジ1a
、1a間の開口1bに挿入してこれらのスケルプエツジ
に掛合させ、これによりスケルプエツジia、ia間の
中心線1Cをスクイズロール12の中心に一致させるよ
う母管を案内するとともにスケルプエツジ1a。
1a間の間隔を予定の大きさに一定に保持する。
上述したように、シームガイドロール11によってスケ
ルプエツジを拘束したスケルプ管を、次に、周波数45
0kH2、出力800kwの高周波誘導加熱装置の誘導
加熱コイル14により開口で向い合う両スケルプエツジ
1a、1aを1450℃に高周波誘導加熱した後、スク
イズロール12により 3.5mmのアプセットを加え
て両スケルプエツジia、iaを互に圧接して外径12
0IIl+u 、肉厚3.8mmの母管1′ を製造す
る。15はスケルプエツジを溶接温度に効率的に加熱す
るため母管1″の内側に水冷支持棒16によって支持さ
れたインピーダー、17は溶接部温度計を示す。
上述のスクイズロール12によるスケルプエツジ1a、
1aの圧接により生じた内外面ビードを支持棒16によ
って管内側に支持された内面ビード除去装置18および
外面ビード除去装置19によってそれぞれ除去した後、
均熱のための冷却帯20で約900℃に管内周方向断面
を均熱し、ストレッチレデューサ−21で所定の肉厚を
確保しながら順次、外径を絞り、直径60.5mm、肉
厚3.8mmの製品に仕上げる。
ストレッチレデューサ−(絞り圧延機)21は交互に配
置された複数の竪型および横型絞りロール22を具え、
これらの絞りロール22よって所定の肉厚を確保しなが
ら順次外径を絞って縮径することができる。
上述した順次の工程は連続して行なわれ、したがって各
工程間でスケルプ1.1′および管1″。
1″′ に過大な張力がかかって、破断したり、あるい
は座屈が生じないようにスケルプ炉2.スケルプ圧延機
4、エツジ成形装置5、管成形装置10およびストレッ
チレデューサ−21のそれぞれの速度調整を行なうこと
勿論である。
(発明の効果) 本発明によれば、一種類ないし極く少数の種類の寸法の
スケルプを用いて寸法精度に優れた品質良好な種々の肉
厚の熱間溶接管を連続的に効率よく生産することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により熱間溶接管を製造する設 ′備の
概略図、 第2図はエツジ成形装置の正面図、 第3図は第1図の■−■線上の拡大断面図、第4図は第
1図のIV −IV綿線上拡大断面図、第5図は第1図
のv−■線上の拡大断面図である。 1・・・スケルプ     1′・・・熱間加工スケル
プ1”・・・オープン管状母管 1 ・・・熱間溶接管   2・・・スケルプ加熱炉4
・・・スケルプ圧延機  5・・・エツジ成形装置6・
・・成形工具     7・・・ピンチロール8・・・
モーター      9・・・油圧シリンダ10・・・
管成形装置11・・・シームガイドロール12・・・ス
クイズロール  13・・・フィン14・・・誘導加熱
コイル  15・・・インピーダー16・・・支持棒 18・・・内面ビード除去装置 19・・・外面ビード除去装置 20・・・冷却帯 21・・・ストレッヂレデコーサー 22・・・絞りロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、スケルプを加熱し、加熱したスケルプをオープン管
    状に成形し、管開口部において対向するスケルプエッジ
    を加熱圧接して溶接した後、ストレッチレデューサーに
    より所定外径に縮径する熱間溶接管の製造方法において
    、スケルプ加熱炉から抽出したスケルプをスケルプ圧延
    機により所望の管肉厚に対応する板厚に圧延し、スケル
    プエッジを成形して所定板幅にした後、管成形装置によ
    りオープン管状に成形することを特徴とする熱間溶接管
    の製造方法。
JP27587085A 1985-12-10 1985-12-10 熱間溶接管の製造方法 Pending JPS62137120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27587085A JPS62137120A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 熱間溶接管の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27587085A JPS62137120A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 熱間溶接管の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62137120A true JPS62137120A (ja) 1987-06-20

Family

ID=17561580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27587085A Pending JPS62137120A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 熱間溶接管の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62137120A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0812633A1 (en) Method of and apparatus for producing steel pipes
US2959849A (en) Method and apparatus for making pipe
WO2020015556A1 (zh) 一种中小口径厚壁金属管及制备方法
US3075484A (en) Method of and apparatus for continuously producing small section welded steel tubes
US3159199A (en) Cluster roll assembly for tube mills
JP2003340525A (ja) 鋼帯端部の成形方法及び成形装置
US3263053A (en) Tube forming apparatus
JPS62137120A (ja) 熱間溶接管の製造方法
JP2000190020A (ja) 板又は条の製造方法及び溶接溝付管の製造方法
JP2722926B2 (ja) 溶接管の製造方法及びその装置
JP2000210714A (ja) 鋼管製造の設備列
JP3988639B2 (ja) エッジ・ベンド・ロール及びそのロール位置の初期設定方法
US2044491A (en) Manufacture of pipe or tubing
JPS6242683B2 (ja)
JPS6242682B2 (ja)
JPH1177148A (ja) 鋼管の製造設備列
JPH0229439B2 (ja)
JPH06304647A (ja) 寸法精度の良好な電気抵抗溶接鋼管の製造方法
SU1673237A1 (ru) Сварочный узел непрерывного трубоэлектросварочного стана
JPH0765101B2 (ja) チューブのアニール処理方法
RU2084300C1 (ru) Линия для производства труб повышенной точности
JPS6326283A (ja) 電縫管の製造方法
JPS63224814A (ja) 車輪のリム用溶接鋼管の製造方法
JPH0438516B2 (ja)
JPS63299864A (ja) 電縫鋼管の製造方法及び装置