JPS62136B2 - - Google Patents

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JPS62136B2
JPS62136B2 JP58107262A JP10726283A JPS62136B2 JP S62136 B2 JPS62136 B2 JP S62136B2 JP 58107262 A JP58107262 A JP 58107262A JP 10726283 A JP10726283 A JP 10726283A JP S62136 B2 JPS62136 B2 JP S62136B2
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JP
Japan
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ethylphenol
vinylphenol
cresol
phenol
raw material
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JP58107262A
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JPS601146A (ja
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Hiroshi Fujiwara
Hatsutaro Yamazaki
Kazuo Ozawa
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KOSUMO SEKYU KK
Original Assignee
KOSUMO SEKYU KK
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Priority to EP83304977A priority patent/EP0128984B1/en
Priority to DE8383304977T priority patent/DE3368598D1/de
Priority to CA000435835A priority patent/CA1204786A/en
Priority to US06/528,839 priority patent/US4503271A/en
Publication of JPS601146A publication Critical patent/JPS601146A/ja
Publication of JPS62136B2 publication Critical patent/JPS62136B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/001Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by modification in a side chain

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、p−エチルフエノールの脱水素によ
りp−ビニルフエノールを製造する方法に係り、
さらに詳しくはp−エチルフエノールを希釈剤の
存在下に気相で脱水素触媒と接触させて脱水素せ
しめてp−ビニルフエノールを製造するに際し、
フエノールおよび/またはp−クレゾールを共在
せしめることにより、p−ビニルフエノールへの
選択率を向上させる方法に係る。
エチルフエノール類を、例えば水、ベンゼンあ
るいは窒素、炭酸ガス等の希釈剤の存在下に気相
で脱水素触媒と接触させて脱水素せしめ、ビニル
フエノール類を製造する方法は、特公昭49−
41183号、特公昭53−43491号、特開昭54−55529
号、特開昭55−28958号等に示されており、従来
から知られている。
p−エチルフエノールを原料とし、これから上
記方法によつてp−ビニルフエノールを製造する
際、適切な反応条件を選べば、p−ビニルフエノ
ールへの選択率を90〜95%以上にすることも可能
ではある。しかし、大型装置を用いる工業的生産
においては、例えば大型固定床式反応器を用いる
場合、当該脱水素反応が吸熱反応であるための触
媒層の温度の不均一あるいは触媒層内の流れの不
均一等種々の問題があつて、反応系内全体を最適
条件に保持することは困難であり、p−ビニルフ
エノールへの選択率はせいぜい80〜85%で、それ
以上高くすることは困難であつた。
一方、p−ビニルフエノールの製造において、
その製造コストに占める原料p−エチルフエノー
ルの割合は大きいものであるので、その工業的生
産においては、原料p−エチルフエノールの損失
を減少させることが重要である。
そこで、本発明者らは、大型装置を用いる工業
的生産において目的物p−ビニルフエノールへの
選択率を改善させ得る方法について鋭意検討した
結果、当該脱水素反応系内にフエノールおよび/
またはP−クレゾールを一定量存在させると該選
択率が向上されることを見出した。p−エチルフ
エノールを脱水素せしめる際、副反応物としてア
ルキル基の脱離したフエノール、p−クレゾー
ル、さらには水酸基の脱離したベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン等が一部生成するが、あらか
じめ反応系内に一定量のフエノールおよび/また
はp−クレゾールを存在せしめておくと、かかる
副反応物を生成する副反応が抑制されて、目的物
p−ビニルフエノールへの選択率が向上される。
また、フエノールおよび/またはp−クレゾール
の存在量を多くするほど副反応抑制効果は大きく
なる傾向にあるが、反面原料p−エチルフエノー
ルの転化率が低下し、その存在量をあまり多くす
ると目的物p−ビニルフエノールの収量が少なく
なる。したがつて、フエノールおよび/またはp
−クレゾールを存在せしめる量は、原料p−エチ
ルフエノールの転化率低下の観点よりその上限が
規制される。すなわち、本発明者らは、フエノー
ルおよび/またはp−クレゾールを存在せしめる
量を一定の範囲内とすれば、目的物への選択率の
向上が原料の転化率の低下を上回つて、目的物の
収量も増加させ得るということをも見出した。本
発明はこれらの知見に基き完成されたものであ
る。
したがつて、本発明の要旨は、p−エチルフエ
ノールを、触媒および希釈剤の存在下に気相で脱
水素せしめてp−ビニルフエノールを製造する方
法において、フエノールおよび/またはp−クレ
ゾールをp−エチルフエノールに対し5〜50重量
%の範囲の量で存在せしめて当該脱水素を行なう
ことを特徴とするp−ビニルフエノールの製造方
法に存する。
本発明に従えば、目的物p−ビニルフエノール
への選択率が従来より高く、すなわち原料p−エ
チルフエノールの副反応による損失が従来より少
なく、かつ原料p−エチルフエノールの反応系1
回通過当りの目的物p−ビニルフエノールの収量
が従来と同程度ないしそれを上回つて、工業的規
膜にてp−ビニルフエノールを製造することがで
きる。また、本発明に従えば、上記のとおり目的
物p−ビニルフエノールへの選択率が高いのであ
るから、原料p−エチルフエノールの未反応分を
繰返し反応系に通過させることによつて、原料p
−エチルフエノールの副反応による損失を抑制し
てほとんどの原料p−エチルフエノールを目的物
p−ビニルフエノールに転化し得ることは無論で
ある。
本発明の実施に当つては、フエノールおよび/
またはp−クレゾールを、原料のp−エチルフエ
ノールに対して5〜50重量%、好ましくは7〜40
重量%の範囲の量反応系内に存在せしめて反応が
行なわれる。フエノールおよび/またはp−クレ
ゾールの存在量が原料のp−エチルフエノールに
対して5重量%未満では、所期の副反応抑制効果
は少なく、所期の高い目的物p−ビニルフエノー
ルへの選択率は得られない。従来のp−エチルフ
エノールを脱水素してp−ビニルフエノールを製
造する方法においては、場合によつては原料p−
エチルフエノールに不純物として2〜3重量%ま
でのフエノールおよびp−クレゾールが含有され
ているようなこともあつたが、そのような少量の
フエノールおよびp−クレゾールの存在量では所
期の副反応抑制効果は見出されていなかつた。ま
た、フエノールおよび/またはp−クレゾールの
存在量が原料のp−エチルフエノールに対して50
重量%を超えると、原料のp−エチルフエノール
と触媒との接触時間が短縮されたりして原料p−
エチルフエノールの転化率の低下が著しくなり、
結局原料p−エチルフエノールの反応系1回通過
当りの目的物p−ビニルフエノールの収量が減少
して好ましくない。原料p−エチルフエノールの
反応系1回通過当りの目的物p−ビニルフエノー
ルの収量の増減は、目的物p−ビニルフエノール
への選択率の向上と、原料p−エチルフエノール
の転化率の低下との兼合によつて定まり、またこ
の選択率の向上と転化率の低下の度合は反応条件
によつて変化するものではあるが、通常フエノー
ルおよび/またはp−クレゾールの存在量が原料
p−エチルフエノールに対して5〜50重量%の範
囲においては、選択率の向上が転化率の低下を補
うに充分であるかそれを補なつて余りあるもので
あつて、目的物p−ビニルフエノールの収量は従
来と同程度ないしそれを上回るものとなる。ま
た、本発明の実施に際しては、フエノールおよび
p−クレゾールのうちいずれか一方のみを反応系
内に存在せしめてもよいが、この両者を共に存在
せしめる方が効果上好ましく、この両者をフエノ
ール:p−クレゾール=1:1〜3の重量比にて
共存せしめることがさらに好ましい。さらにま
た、このフエノールおよび/またはp−クレゾー
ルを反応系内に存在せしめるには、通常これらを
あらかじめ原料p−エチルフエノールに含有させ
て反応系に供給するのが操作が簡単で好ましい
が、これらと原料p−エチルフエノールとをそれ
ぞれ別途に反応系に供給することもできる。ま
た、このフエノールおよび/またはp−クレゾー
ルは、積極的に添加されたものであつてもよい
し、原料p−エチルフエノールの取得工程から該
p−エチルフエノールに含有されているものを利
用するものであつてもよい。例えば、原料p−エ
チルフエノールが実質的にフエノールおよび/ま
たはp−クレゾールを含有しない精製されたもの
であるときは、上記規定の範囲の量のフエノール
および/またはp−クレゾールを積極的に添加す
ればよいし、原料p−エチルフエノールが不純物
としてフエノールおよびp−クレゾールを2〜3
重量%含有するようなものであるときは、この原
料p−エチルフエノールに含有されているフエノ
ールおよびp−クレゾールの量に積極的に添加す
るフエノールおよび/またはp−クレゾールの量
を加えた合計が上記規定の範囲となるように、フ
エノールおよび/またはp−クレゾールを積極的
に添加すればよい。また、本発明においては、一
度本発明方法に付された未反応p−エチルフエノ
ールを原料として循環使用し得るが、原料とする
p−エチルフエノールがかかる循環使用する未反
応p−エチルフエノールであつて、フエノールお
よび/またはp−クレゾールを含有するものであ
る場合は、その含有量が上記規定の範囲であれ
ば、そのままフエノールおよび/またはp−クレ
ゾールを添加する要なく原料として用いることが
でき、その含有量が上記規定の範囲を超えた多量
であれば、実質的にフエノールおよび/またはp
−クレゾールを含有しなくなるまで高度に精製す
る要なく、その含有量が上記規定の範囲となるよ
う軽度の精製処理をして用いることができる。本
発明に従えば、原料p−エチルフエノールを、そ
れからフエノールおよび/またはp−クレゾール
を実質的に除去するように高度に精製する要がな
いという利点もある。
本発明における脱水素反応は、上記フエノール
および/またはp−クレゾールの存在下に、一般
に用いられる希釈剤および脱水素触媒を用い、気
相でp−エチルフエノールを該脱水素触媒と接触
させることによつて行なわれる。用いる希釈剤、
脱水素触媒、反応温度などの反応条件は、当該脱
水素反応を円滑に進行せしめ得るものならば特に
制限されない。希釈剤としては、例えば水、ベン
ゼン、窒素、炭酸ガス等が用いられ、特に水(水
蒸気)が好ましく用いられる。希釈剤の使用量
は、原料のp−エチルフエノール1モルに対し2
〜200モル、好ましくは3〜20モルが適当であ
る。脱水素触媒としては、例えば酸化鉄、酸化亜
鉛、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化スズ、
酸化チタン、酸化バリウム等が単独ないし混合物
として用いられる。原料p−エチルフエノールの
液時空間速度は0.2〜2.0hr-1程度が適当である。
また、反応温度は、400〜700℃、好ましくは500
〜600℃程度が適当であり、圧力は、減圧、常
圧、加圧のいずれでもよいが、通常常圧で行なう
のが好ましい。脱水素反応によつて得られた反応
生成物からは適宜目的物p−ビニルフエノールを
回収し、例えば、この反応生成物を重合工程に付
し、目的物p−ビニルフエノールを重合せしめて
重合物として回収し、残余の未反応p−エチルフ
エノールを含む留分は、そのまま、あるいは必要
に応じフエノールおよび/またはp−クレゾール
の含有量等を調整して脱水素反応の原料として用
いることができる。
以下に実施例および比較例を示して本発明を一
層具体的に説明するが、これらは単に例示であつ
て、本発明の範囲を限定するものではない。ま
た、下記実施例および比較例で用いた“部”およ
び“%”は、特記しない限り“重量部”および
“重量%”を意味する。
実施例 1 触媒容量170の反応装置を用い、p−エチル
フエノール100部に対してフエノール2部および
p−クレゾール3部を加えたものを、p−エチル
フエノールに対し10モル倍の水と共に、触媒とし
て酸化スズ()触媒を用いて常圧下、反応温度
550〜580℃、p−エチルフエノールのLHSV=
0.7、反応時間36時間の条件で脱水素反応を行な
わしめ、得られた生成物を室温に冷却して、p−
エチルフエノールの通液量に対して112%の油相
と135%の水相を得た。この油相の組成はフエノ
ール2.8%、p−クレゾール4.0%、p−ビニルフ
エノール26.1%、低重合体(p−ビニルフエノー
ルの低重合体)0.4%、未知物質0.4%、未反応p
−エチルフエノール58.3%、水8.0%であり、水
相の組成は、フエノール0.1%、p−クレゾール
0.1%、p−ビニルフエノール0.3%、p−エチル
フエノール0.5%、残り水であつた。
これは、p−エチルフエノールの転化率34.5
%、p−ビニルフエノールへの選択率85.5%、p
−ビニルフエノールの収率29.5%に相当した。
実施例 2 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル5部およびp−クレゾール10部を加えたものを
原料としたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
122%の油相と134%の水相を得た。この油相の組
成はフエノール4.7%、p−クレゾール8.9%、p
−ビニルフエノール23.9%、低重合体0.2%、未
知物質0.4%、未反応p−エチルフエノール53.6
%、水8.3%であり、水相の組成は、フエノール
0.2%、p−クレゾール0.2%、p−ビニルフエノ
ール0.4%、p−エチルフエノール0.5%、残り水
であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率33.7%、
p−ビニルフエノールへの選択率88.2%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.7%に相当した。
実施例 3 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル10部およびp−クレゾール20部を加えたものを
原料としたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
139%の油相と133%の水相を得た。この油相の組
成はフエノール7.3%、p−クレゾール14.7%、
p−ビニルフエノール20.8%、低重合体0.2%、
未知物質0.4%、未反応p−エチルフエノール
47.9%、水8.7%であり、水相の組成は、フエノ
ール0.3%、p−クレゾール0.3%、p−ビニルフ
エノール0.4%、p−エチルフエノール0.5%、残
り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率32.8%、
p−ビニルフエノールへの選択率90.0%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.5%に相当した。
実施例 4 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル17部およびp−クレゾール33部を加えたものを
原料としたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
160%の油相と132%の水相を得た。この油相の組
成はフエノール10.5%、p−クレゾール20.8%、
p−ビニルフエノール17.9%、低重合体0.2%、
未知物質0.3%、未反応p−エチルフエノール
42.3%、水8.0%であり、水相の組成は、フエノ
ール0.4%、p−クレゾール0.4%、p−ビニルフ
エノール0.4%、p−エチルフエノール0.5%、残
り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率31.7%、
p−ビニルフエノールへの選択率92.1%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.2%に相当した。
比較例 1 原料p−エチルフエノールにフエノールおよび
p−クレゾールを加えなかつたほかは実施例1と
同じ条件で反応を行ない、p−エチルフエノール
の通液量に対して108%の油相と135%の水相を得
た。この油相の組成はフエノール1.2%、p−ク
レゾール1.9%、p−ビニルフエノール26.8%、
低重合体0.5%、未知物質0.5%、未反応p−エチ
ルフエノール59.7%、水9.4%であり、水相の組
成は、フエノール0.1%、p−クレゾール0.1%、
p−ビニルフエノール0.3%、p−エチルフエノ
ール0.4%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率35.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率83.9%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.3%に相当した。
比較例 2 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル1部およびp−クレゾール2部を加えたものを
原料としたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
111%の油相と135%の水相を得た。この油相の組
成はフエノール2.1%、p−クレゾール3.6%、p
−ビニルフエノール26.1%、低重合体0.4%、未
知物質0.4%、未反応p−エチルフエノール58.3
%、水9.1%であり、水相の組成は、フエノール
0.1%、p−クレゾール0.1%、p−ビニルフエノ
ール0.3%、p−エチルフエノール0.4%、残り水
であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率34.8%、
p−ビニルフエノールへの選択率84.1%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.3%に相当した。
比較例 3 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル20部およびp−クレゾール40部を加えたものを
原料としたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
172%の油相と131%の水相を得た。この油相の組
成はフエノール11.5%、p−クレゾール23.2%、
p−ビニルフエノール16.4%、低重合体0.1%、
未知物質0.3%、未反応p−エチルフエノール
40.0%、水8.5%であり、水相の組成はフエノー
ル0.5%、p−クレゾール0.5%、p−ビニルフエ
ノール0.3%、p−エチルフエノール0.4%、残り
水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率30.8%、
p−ビニルフエノールへの選択率93.0%、p−ビ
ニルフエノールの収率28.6%に相当した。
比較例 4 p−エチルフエノール100部に対して、フエノ
ールおよびp−クレゾールの代りに水30部を追加
した(水の合計量はp−エチルフエノールに対し
て約11.4モル倍となる)ほかは実施例1と同じ条
件で反応を行ない、p−エチルフエノールの通液
量に対して107%の油相と165%の水相を得た。こ
の油相の組成はフエノール1.1%、P−クレゾー
ル1.7%、p−ビニルフエノール26.4%、低重合
体0.3%、未知物質0.7%、未反応p−エチルフエ
ノール60.8%、水9.0%、であり、水相の組成
は、フエノール0.1%、p−クレゾール0.1%、p
−ビニルフエノール0.3%、p−エチルフエノー
ル0.4%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率34.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率85.0%、p−ビ
ニルフエノールの収率28.9%に相当した。
比較例 5 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ルおよびp−クレゾールの代りに水60部を追加し
た(水の合計量はp−エチルフエノールに対して
約14.1モル倍になる)ほかは実施例1と同じ条件
で反応を行ない、p−エチルフエノールの通液量
に対して107%の油相と194%の水相を得た。この
油相の組成はフエノール1.0%、p−クレゾール
1.4%、p−ビニルフエノール25.9%、低重合体
0.2%、未知物質0.7%、未反応p−エチルフエノ
ール61.8%、水9.0%であり、水相の組成は、フ
エノール0.1%、p−クレゾール0.1%、p−ビニ
ルフエノール0.3%、p−エチルフエノール0.4
%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率33.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率86.2%、p−ビ
ニルフエノールの収率28.4%に相当した。
本発明の効果を理解する一助として、上記実施
例1〜4および比較例1〜5の結果を図示すれば
第1図のとおりである。すなわち、第1図は、横
軸にフエノールおよびp−クレゾールの合計の添
加量または追加の水の量をとり、縦軸にp−エチ
ルフエノールの転化率、p−ビニルフエノールへ
の選択率およびp−ビニルフエノールの収率をと
り、上記実施例および比較例のうちフエノールお
よびp−クレゾールの添加を行なつた実験例にお
けるp−エチルフエノールの転化率、p−ビニル
フエノールへの選択率およびp−ビニルフエノー
ルの収率をそれぞれ●印でプロツトし、それらの
添加を行なわなかつた実験室における上記各率を
それぞれΓ印でプロツトしたものである。
実施例 5 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル30部を加えたものを原料としたほかは実施例1
と同じ条件で反応を行ない、p−エチルフエノー
ルの通液量に対して140%の油相と132%の水相を
得た。この油相の組成はフエノール21.1%、p−
クレゾール1.2%、p−ビニルフエノール20.3
%、低重合体0.1%、未知物質0.5%、未反応p−
エチルフエノール47.6%、水9.2%であり、水相
の組成は、フエノール0.8%、p−クレゾール0.1
%、p−ビニルフエノール0.4%、p−エチルフ
エノール0.5%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率33.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率88.0%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.0%に相当した。
実施例 6 p−エチルフエノール100部に対してp−クレ
ゾール30部を加えたものを原料としたほかは実施
例1と同じ条件で反応を行ない、p−エチルフエ
ノールの通液量に対して139%の油相と133%の水
相を得た。この油相の組成はフエノール1.1%、
p−クレゾール21.6%、p−ビニルフエノール
20.5%、低重合体0.1%、未知物質0.5%、未反応
p−エチルフエノール47.7%、水8.5%であり、
水相の組成は、フエノール0.1%、p−クレゾー
ル0.4%、p−ビニルフエノール0.3%、p−エチ
ルフエノール0.5%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率32.9%、
p−ビニルフエノールへの選択率88.2%、p−ビ
ニルフエノールの収率29.0%に相当した。
比較例 6 p−エチルフエノール100部に対してベンゼン
30部を加えたものを原料としたほかは実施例1と
同じ条件で反応を行ない、p−エチルフエノール
の通液量に対して131%の油相と139%の水相を得
た。この油相の組成はフエノール0.9%、p−ク
レゾール1.4%、p−ビニルフエノール20.9%、
低重合体0.8%、未知物質0.2%、未反応p−エチ
ルフエノール50.5%、ベンゼン21.5%、水3.8%で
あり、水相の組成は、フエノール0.1%、p−ク
レゾール0.1%、p−ビニルフエノール0.1%、p
−エチルフエノール0.2%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率33.5%、
p−ビニルフエノールへの選択率82.1%、p−ビ
ニルフエノールの収率27.5%に相当した。
実施例 7 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル10部およびp−クレゾール20部を加えたものを
原料とし、脱水素触媒として酸化スズ−酸化バリ
ウム(金属として計算してSn:Ba重量比が90:
10のもの)を用いたほかは実施例1と同じ条件で
反応を行ない、p−エチルフエノールの通液量に
対して138%の油相と134%の水相を得た。この油
相の組成はフエノール7.1%、p−クレゾール
14.6%、p−ビニルフエノール22.4%、低重合体
0.4%、未知物質0.1%、未反応p−エチルフエノ
ール47.5%、水7.9%であり、水相の組成は、フ
エノール0.3%、p−クレゾール0.3%、p−ビニ
ルフエノール0.4%、p−エチルフエノール0.5
%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率33.8%、
p−ビニルフエノールへの選択率92.9%、p−ビ
ニルフエノールの収率31.4%に相当した。
比較例 7 p−エチルフエノールに対してフエノールおよ
びp−クレゾールを加えないものを原料とし、脱
水素触媒として実施例7で用いたと同じ酸化スズ
一酸化バリウムを用いたほかは実施例1と同じ条
件で反応を行ない、p−エチルフエノールの通液
量に対して107%の油相と135%の水相を得た。こ
の油相の組成はフエノール0.7%、p−クレゾー
ル1.4%、p−ビニルフエノール28.9%、低重合
体0.5%、未知物質0.5%、未反応p−エチルフエ
ノール59.5%、水8.5%であり水相の組成は、フ
エノール0.1%、p−クレゾール0.1%、p−ビニ
ルフエノール0.3%、p−エチルフエノール0.4
%、残り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率36.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率86.9%、p−ビ
ニルフエノールの収率31.3%に相当した。
実施例 8 p−エチルフエノール100部に対してフエノー
ル10部およびp−クレゾール20部を加えたものを
原料とし、脱水素触媒として、酸化クロム()
を用いたほかは実施例1と同じ条件で反応を行な
い、p−エチルフエノールの通液量に対して139
%の油相と134%の水相を得た。この油相の組成
はフエノール7.1%、p−クレゾール14.7%、p
−ビニルフエノール19.8%、低重合体0.3%、未
知物質0.2%、未反応p−エチルフエノール49.3
%、水8.6%であり、水相の組成は、フエノール
0.4%、p−クレゾール0.3%、p−ビニルフエノ
ール0.4%、p−エチルフエノール0.4%、残り水
であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率31.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率90.6%、p−ビ
ニルフエノールの収率28.1%に相当した。
比較例 8 p−エチルフエノールに対してフエノールおよ
びp−クレゾールを加えないものを原料とし、脱
水素触媒として実施例8で用いたと同じ酸化クロ
ムを用いたほかは実施例1と同じ条件で反応を行
ない、p−エチルフエノールの通液量に対して
10.7%の油相と135%の水相を得た。この油相の
組成はフエノール1.2%、p−クレゾール2.2%、
p−ビニルフエノール25.7%、低重合体0.6%、
未知物質0.6%、未反応p−エチルフエノール
61.3%、水8.4%であり、水相の組成は、フエノ
ール0.1%、p−クレゾール0.1%、p−ビニルフ
エノール0.3%、p−エチルフエノール0.4%、残
り水であつた。
これはp−エチルフエノールの転化率34.0%、
p−ビニルフエノールへの選択率82.1%、p−ビ
ニルフエノールの収率27.9%に相当した。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1〜4および比較例1〜5の結
果(p−エチルフエノールの転化率、p−ビニル
フエノールへの選択率、p−ビニルフエノールの
収率)を図示したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 p−エチルフエノールを、触媒および希釈剤
    の存在下に気相で脱水素せしめてp−ビニルフエ
    ノールを製造する方法において、フエノールおよ
    び/またはp−クレゾールをp−エチルフエノー
    ルに対し5〜50重量%の範囲の量で存在せしめて
    当該脱水素を行なうことを特徴とするp−ビニル
    フエノールの製造方法。
JP58107262A 1983-06-15 1983-06-15 p−エチルフエノ−ルの脱水素によるp−ビニルフエノ−ルの製造方法 Granted JPS601146A (ja)

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CA1204786A (en) 1986-05-20
DE3368598D1 (en) 1987-02-05
JPS601146A (ja) 1985-01-07
DE128984T1 (de) 1985-09-26
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