JPS6213647B2 - - Google Patents
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- JPS6213647B2 JPS6213647B2 JP56109208A JP10920881A JPS6213647B2 JP S6213647 B2 JPS6213647 B2 JP S6213647B2 JP 56109208 A JP56109208 A JP 56109208A JP 10920881 A JP10920881 A JP 10920881A JP S6213647 B2 JPS6213647 B2 JP S6213647B2
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- optical cable
- submarine
- seawater
- cable
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/44384—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
本発明は浸入した海水のケーブル長手方向への
移動を防止するようにした海底光ケーブルに関す
る。 光フアイバ心線を伝送媒体とする海底光ケーブ
ルは、金属導体心線を伝送媒体とする従来の海底
同軸ケーブルなどと同様に潮流・波浪などによる
海底岩石あるいはサンゴ礁との摩擦，漁具・船錨
などとの接触などに起因してケーブル外装などが
破損する場合がある。このため破損部分を通して
海水が海底光ケーブルに浸入し、光フアイバ心線
に沿つてケーブル長手方向に進入し続けることと
なる。したがつて、光フアイバ心線は海水中に浸
漬された状態となり、伝送損失の増加など伝送特
性の低下や機械特性の大幅な低下が起り、伝送媒
体としての用に供し得なくなる。 そこで、従来から海底に布設する海底ケーブル
には、金属導体心線などの伝送媒体間およびその
周囲の隙間にポリブテンなどを主成分とするゼリ
ー状またはグリース状充てん材を充てんすること
によつてケーブル内に浸入した海水が伝送媒体に
沿つてケーブル長手方向に移動すること、すなわ
ち、水走りを防止する機能が付与されているが、
水走りを完全に防止するためにはこの種の充てん
材を伝送媒体間およびその周囲の隙間に完全に充
てんしておく必要がある。しかし、この種の充て
ん材はいずれも粘度が高く、充てん材中に気泡を
含んだまま充てんされることが多く、十分に水走
りを防止できないという欠点があつた。そこで、
このような欠点を解消するため充てん材を加熱ま
たは／および加圧して充てんする方法もとられる
が、冷却固化にともなう体積収縮による空隙の発
生があり水走り防止性が損なわれてしまうととも
に光フアイバを伝送媒体とする海底光ケーブルに
適用する場合には加圧時の圧力によつて伝送損失
の増加を招くなどの欠点があり、そのまま適用す
ることはできない。 また、金属導体心線を有する海底光ケーブルで
は、ゼリー状またはグリース状充てん材の代わり
に水と接触することで水走り防止隔壁を形成する
粉末状充てん材を使用するものも種々提案されて
いるが、粉末状充てん材が水と接触した場合に気
体を発生するもの、例えば特公昭54―22828号や
特開昭49―83887号では、これを海底光ケーブル
に適用すると発生する気体によつて光フアイバ心
線にマイクロベンデイングが生じ伝送損失の増加
の原因となつてしまう。また、疎水処理した炭酸
カルシウム粒を用いるもの、例えば特開昭51―
110676号や特開昭53―8786号では、これを海底光
ケーブルに適用すると海底光ケーブルを曲げた場
合に光フアイバ心線のマイクロベンデイングの原
因となり伝送損失の増加を招いてしまう。 また、水と接触して膨潤し、水走り防止隔壁を
形成する材料としてポリサツカライドやポリビニ
ルアルコールなどを金属導体心線間およびその周
囲の隙間に20〜30％充てんすることも提案されて
いる（特公昭46―43872号）が、これら材料は、
水と接触・膨潤した後の体積膨張が低温では小さ
く、特に海底下のような高水圧下で海水が浸入し
た場合には十分な水走り防止がなされない。 本発明はかかる従来技術に鑑みてなされたもの
で光フアイバ心線にマイクロベンデイング等を生
じることなくしかも高水圧下で十分水走りを防止
できる海底光ケーブルの提供を目的とする。 かかる目的を達成する本発明の構成は、光フア
イバ心線間およびその周囲の隙間に水との接触に
より膨潤・体積膨張して止水隔壁を形成するポリ
アクリルアミド粉末を高密度で充てんして成るこ
とを特徴とする。 以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 本発明の海底光ケーブルの一実施例は、その横
断面を表わす第１図のように、中心抗張力体１の
周囲に伝送媒体としての光フアイバ心線２が６本
設けられ、この光フアイバ心線２を覆うように水
圧保護用の銅パイプ３が設けてある。また、この
銅パイプ３の外周に機械的強度を向上させるため
の外装鋼線４が多数本配置され最外周のポリエチ
レン被覆層５で覆われている。このような断面構
造の海底光ケーブルの光フアイバ心線２間および
その周囲の隙間６に水と接触・膨潤し体積膨張し
て止水隔壁を形成する粉末状充てん材としてのポ
リアクリルアミド粉末７が充てんしてある。この
ポリアクリルアミド粉末７は隙間６を完全に満た
す必要はないが、高水圧下での海水の浸入によつ
て流出することがなく、水走り距離を短かくする
ため高密度に充てんする必要があるとともに海底
光ケーブルを曲げた場合にも伝送損失の増加を招
かない程度の充てん密度とする必要がある。 そこで、第１図に示したような６心の石英系光
フアイバ心線を有する海底光ケーブルを用いて、
第１表に示す各項目について充てん密度、すなわ
ち隙間の体積１ml当りの充てん量（ｇ）を変化さ
せて3.5％食塩水を用いた人工海水で実験を行な
つた。尚、第１表中、体積膨張率とは、浸水前の
体積に対する浸水後の体積の割合である。 第１表から明らかなように、ポリアクリルアミ
ド粉末の充てん密度が0.7〜0.8ｇ／mlにおいて浸
水距離、伝送損失の増加量とも十分に小さ
移動を防止するようにした海底光ケーブルに関す
る。 光フアイバ心線を伝送媒体とする海底光ケーブ
ルは、金属導体心線を伝送媒体とする従来の海底
同軸ケーブルなどと同様に潮流・波浪などによる
海底岩石あるいはサンゴ礁との摩擦，漁具・船錨
などとの接触などに起因してケーブル外装などが
破損する場合がある。このため破損部分を通して
海水が海底光ケーブルに浸入し、光フアイバ心線
に沿つてケーブル長手方向に進入し続けることと
なる。したがつて、光フアイバ心線は海水中に浸
漬された状態となり、伝送損失の増加など伝送特
性の低下や機械特性の大幅な低下が起り、伝送媒
体としての用に供し得なくなる。 そこで、従来から海底に布設する海底ケーブル
には、金属導体心線などの伝送媒体間およびその
周囲の隙間にポリブテンなどを主成分とするゼリ
ー状またはグリース状充てん材を充てんすること
によつてケーブル内に浸入した海水が伝送媒体に
沿つてケーブル長手方向に移動すること、すなわ
ち、水走りを防止する機能が付与されているが、
水走りを完全に防止するためにはこの種の充てん
材を伝送媒体間およびその周囲の隙間に完全に充
てんしておく必要がある。しかし、この種の充て
ん材はいずれも粘度が高く、充てん材中に気泡を
含んだまま充てんされることが多く、十分に水走
りを防止できないという欠点があつた。そこで、
このような欠点を解消するため充てん材を加熱ま
たは／および加圧して充てんする方法もとられる
が、冷却固化にともなう体積収縮による空隙の発
生があり水走り防止性が損なわれてしまうととも
に光フアイバを伝送媒体とする海底光ケーブルに
適用する場合には加圧時の圧力によつて伝送損失
の増加を招くなどの欠点があり、そのまま適用す
ることはできない。 また、金属導体心線を有する海底光ケーブルで
は、ゼリー状またはグリース状充てん材の代わり
に水と接触することで水走り防止隔壁を形成する
粉末状充てん材を使用するものも種々提案されて
いるが、粉末状充てん材が水と接触した場合に気
体を発生するもの、例えば特公昭54―22828号や
特開昭49―83887号では、これを海底光ケーブル
に適用すると発生する気体によつて光フアイバ心
線にマイクロベンデイングが生じ伝送損失の増加
の原因となつてしまう。また、疎水処理した炭酸
カルシウム粒を用いるもの、例えば特開昭51―
110676号や特開昭53―8786号では、これを海底光
ケーブルに適用すると海底光ケーブルを曲げた場
合に光フアイバ心線のマイクロベンデイングの原
因となり伝送損失の増加を招いてしまう。 また、水と接触して膨潤し、水走り防止隔壁を
形成する材料としてポリサツカライドやポリビニ
ルアルコールなどを金属導体心線間およびその周
囲の隙間に20〜30％充てんすることも提案されて
いる（特公昭46―43872号）が、これら材料は、
水と接触・膨潤した後の体積膨張が低温では小さ
く、特に海底下のような高水圧下で海水が浸入し
た場合には十分な水走り防止がなされない。 本発明はかかる従来技術に鑑みてなされたもの
で光フアイバ心線にマイクロベンデイング等を生
じることなくしかも高水圧下で十分水走りを防止
できる海底光ケーブルの提供を目的とする。 かかる目的を達成する本発明の構成は、光フア
イバ心線間およびその周囲の隙間に水との接触に
より膨潤・体積膨張して止水隔壁を形成するポリ
アクリルアミド粉末を高密度で充てんして成るこ
とを特徴とする。 以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 本発明の海底光ケーブルの一実施例は、その横
断面を表わす第１図のように、中心抗張力体１の
周囲に伝送媒体としての光フアイバ心線２が６本
設けられ、この光フアイバ心線２を覆うように水
圧保護用の銅パイプ３が設けてある。また、この
銅パイプ３の外周に機械的強度を向上させるため
の外装鋼線４が多数本配置され最外周のポリエチ
レン被覆層５で覆われている。このような断面構
造の海底光ケーブルの光フアイバ心線２間および
その周囲の隙間６に水と接触・膨潤し体積膨張し
て止水隔壁を形成する粉末状充てん材としてのポ
リアクリルアミド粉末７が充てんしてある。この
ポリアクリルアミド粉末７は隙間６を完全に満た
す必要はないが、高水圧下での海水の浸入によつ
て流出することがなく、水走り距離を短かくする
ため高密度に充てんする必要があるとともに海底
光ケーブルを曲げた場合にも伝送損失の増加を招
かない程度の充てん密度とする必要がある。 そこで、第１図に示したような６心の石英系光
フアイバ心線を有する海底光ケーブルを用いて、
第１表に示す各項目について充てん密度、すなわ
ち隙間の体積１ml当りの充てん量（ｇ）を変化さ
せて3.5％食塩水を用いた人工海水で実験を行な
つた。尚、第１表中、体積膨張率とは、浸水前の
体積に対する浸水後の体積の割合である。 第１表から明らかなように、ポリアクリルアミ
ド粉末の充てん密度が0.7〜0.8ｇ／mlにおいて浸
水距離、伝送損失の増加量とも十分に小さ
【表】
く、浸水後も伝送媒体として用いるのに十分な特
性を有している。この結果からポリアクリルアミ
ド粉末の充てん密度は隙間１ml当り0.7〜0.8ｇが
適当であり、水走りを防止できるとともに伝送損
失の増加をともなわない範囲である。尚、従来使
用されていたポリビニルアルコール粉末（特公昭
46―43872）は、本発明のポリアクリルアミド粉
末に比べ、浸水距離が大きく、十分な水走り防止
用の止水隔壁が形成されていない。 以上、実施例とともに具体的に説明したように
本発明によれば、たとえケーブル外被の破損によ
り海水が浸入しても浸入した海水はポリアクリル
アミド粉末が海水と接触して形成する水走り防止
用の止水隔壁により光フアイバ心線の軸方向に沿
つた水走りが防止されるので伝送損失の増大を招
くことがなく伝送媒体としての使用に十分耐える
とともに海水の浸入部分は極めて狭まい部分だけ
とすることができ浸入していない部分は必要に応
じて再活用することも可能である。また、海底光
ケーブルを曲げた場合の伝送損失の増加も小さく
布設作業等も容易である。
性を有している。この結果からポリアクリルアミ
ド粉末の充てん密度は隙間１ml当り0.7〜0.8ｇが
適当であり、水走りを防止できるとともに伝送損
失の増加をともなわない範囲である。尚、従来使
用されていたポリビニルアルコール粉末（特公昭
46―43872）は、本発明のポリアクリルアミド粉
末に比べ、浸水距離が大きく、十分な水走り防止
用の止水隔壁が形成されていない。 以上、実施例とともに具体的に説明したように
本発明によれば、たとえケーブル外被の破損によ
り海水が浸入しても浸入した海水はポリアクリル
アミド粉末が海水と接触して形成する水走り防止
用の止水隔壁により光フアイバ心線の軸方向に沿
つた水走りが防止されるので伝送損失の増大を招
くことがなく伝送媒体としての使用に十分耐える
とともに海水の浸入部分は極めて狭まい部分だけ
とすることができ浸入していない部分は必要に応
じて再活用することも可能である。また、海底光
ケーブルを曲げた場合の伝送損失の増加も小さく
布設作業等も容易である。
第１図は本発明の海底光ケーブルの一実施例に
かかる横断面図である。 図面中、１は中心抗張力体、２は光フアイバ心
線、３は水圧保護用の銅パイプ、４は外装鋼線、
５はポリエチレン被覆層、６は隙間、７はポリア
クリルアミド粉末である。
かかる横断面図である。 図面中、１は中心抗張力体、２は光フアイバ心
線、３は水圧保護用の銅パイプ、４は外装鋼線、
５はポリエチレン被覆層、６は隙間、７はポリア
クリルアミド粉末である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 光フアイバ心線間およびその周囲の隙間に水
との接触により膨潤・体積膨張して止水隔壁を形
成するポリアクリルアミド粉末を高密度で充てん
して成ることを特徴とする海底光ケーブル。 ２ ポリアクリルアミド粉末を隙間の体積１ml当
り0.7〜0.8ｇ充てんすることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の海底光ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56109208A JPS5810703A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 海底光ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56109208A JPS5810703A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 海底光ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810703A JPS5810703A (ja) | 1983-01-21 |
| JPS6213647B2 true JPS6213647B2 (ja) | 1987-03-27 |
Family
ID=14504332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56109208A Granted JPS5810703A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 海底光ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810703A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6218917U (ja) * | 1985-07-17 | 1987-02-04 | ||
| JPH0644091B2 (ja) * | 1986-07-18 | 1994-06-08 | 日本バイリーン株式会社 | 走水防止形光ファイバケーブル |
| US4844575A (en) * | 1987-04-10 | 1989-07-04 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Optical fiber cable |
| EP1916554A1 (en) | 1997-11-13 | 2008-04-30 | Nexans | Indoor/outdoor dry optical fiber cable |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP56109208A patent/JPS5810703A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810703A (ja) | 1983-01-21 |
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