JPS62136456A - フイルム巻製品の製造方法 - Google Patents

フイルム巻製品の製造方法

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JPS62136456A
JPS62136456A JP27503585A JP27503585A JPS62136456A JP S62136456 A JPS62136456 A JP S62136456A JP 27503585 A JP27503585 A JP 27503585A JP 27503585 A JP27503585 A JP 27503585A JP S62136456 A JPS62136456 A JP S62136456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
protection sheet
protective sheet
product
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP27503585A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hirano
平野 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙、セロフ7Jン2合成樹脂フィルム等(以
下フィルムと総称する)の製品、半製品。
加工製品をフィルムロールに巻上げたフィルム巻製品の
製造方法に係る。殊にフィルム巻製品をフィルムよりも
やや厚い保護材料で包装、梱包する場合に簡便かつ効率
よく処理できるフィルム巻製品の巻上げ、包装による製
造方法に関する。
従来技術の問題点 合成樹脂フィルム等を巻芯に巻付けて巻製品を造る技術
は公知でおる。フィルムの巻取に際し、巻芯の形状、材
質、フィルムの繰出し張力1巻取張力2巻取中の押えロ
ールのtrA貿、硬さ、フィルムロールへの接圧等々の
操業諸条件を設定し、巻姿(フィルムロールの外観)が
良好である巻製品を得る技術は既に概ね完成している。
しかしながら、最近フィルムの薄物化、フィルム表面の
平坦化、平滑化などの要求があり、これらのフィルム特
性を満足させようとすると、好適な条件範囲が狭く、且
つ薄いフィルムでは巻取中に不測の高張力が生じると破
断し易いこと、薄いフィルムからなるフィルムロール(
巻製品)を放置しておくとロール表面に皺が発生し易い
こと等の巻取や巻製品に問題が起きることがある。また
正常な巻製品を巻上げて、フィルムを切断すると表層の
フィルムがゆるみシワなどの欠点が非常に発生し易くな
る。またフィルムにおいて高密度磁気記録材料用途では
薄い磁性層を形成するため基材としてのフィルム表面は
高度の平滑性が望まれるか、このようなフィルムは滑り
性が悪く、取扱いが極めて困難となる。従って、フィル
ムに新しい用途が求められると、巻取や巻装品で知られ
ていなかった問題か現れてくることがおる。更に、高品
位の製品の要求に伴い、表面の平滑度、平面性1機械的
強度等の要求される品質レベルも当然高いものが求めら
れている。
本発明は、表層に皺などの欠点のない巻装品を効率よく
製造する技術を提供するものである。本発明では巻取の
最終段階において包装材料となり1qる保護シートをフ
ィルム層間に挟持されるようにして巻付けるものであっ
て、保護シートで保護された巻装品は表面キズなどが無
く、しかも長時間放置しても吸湿等に起因する経時皺の
発生がないものが得られる。
発明の構成 本発明は、合成樹脂フィルム等の巻芯にロール状に巻上
げる最終工程において、巻取中のフィルム張力を緩める
ことなく、そのフィルムに所定寸法の保護シー1〜を重
ねるように巻込み、その保護シー1〜の全部又は一部が
フィルムロールを構成するフィルムの層間に挿入される
ようにし、かつその保護シートか前記フィルムロールに
少くとも1周巻付けられていることを条件とするフィル
ム巻製品の′jA造方法である。
本発明を説明する。
本発明が適用できるフィルムには、合成紙、レロファン
、酢酸セルロースなどと、芳香族ポリエステル、芳香族
ポリアミド、芳香族ポリエーテル。
芳香族ポリチオエーテル、ポリオレフィン等の合成樹脂
を原料とするキレスト未延伸フィルム、−軸又は二軸延
伸フィルムを包含し、前記の未延伸又は延伸フィルムの
積層加工2表面加工を施したものも含まれる。本発明は
巻装品として表面層に皺などの欠点が生じ易い38μm
以下(更に25μm以下)の薄い、表面平滑な(Raが
0.01μm以下の乙の)フィルムに有効な技術である
が、フィルム厚さには特に制限されない。
ロール状に巻上げる最終工程とは、巻装品として所定の
巻長に巻上げてフィルムの端部を切断して巻終る最終段
階を含む工程である。特に本発明では巻装品を構成する
フィルムの最後の数層(数周)の巻取と、次に説明する
保護シートの巻込み巻上げとを包含する作業をロール状
に巻上げる最終工程という。
本発明では、フィルムと保護シートとから巻装品を造る
最終工程において、巻取中のフィルムを緊張状態を保っ
たままで保護シートを重ねることは肝要である。従来技
術では巻装品(保護シートが挿入されない状態で得られ
たもの)を保護シート、包装材料で包装するものでおっ
たが、このような処理方法では巻装品を構成するフィル
ム表層が弛緩しているため薄物フィルムでは経時シワが
発生し易かった。本発明ではフィルムを巻上げて巻装品
を形成させ、フィルムの切断(フィルム端部)によって
も表層状態か崩れないようにフィル□   ム張力を緩
めることなく、保護シーi〜をもって巻装量中のフィル
ムを覆うものである。従って、本発明において、「フィ
ルム張力を緩めることなく」とはフィルムがたるむよう
な無緊張状態でないことを意味し、僅かでも張力が付さ
れて実質的に緊張されている状態をいう。
本発明において保護シートとはフィルムと同質又は異質
のシート状物をいう。フィルムよりも厚い同一材質のも
のが適当な保護シートとなる。例えば10μm程度のポ
リエチレンテレフタレートフィルムの巻装品を造る際に
使用する保護シートは10〜100μm程度のフィルム
厚さをもつポリエチレンテレフタレートフィルムが好ま
しい。勿論、透湿性の低い防湿紙や防湿シート、帯電防
止処理されて静電気による汚れを防由できる材料保護シ
ートも利用できる。保護シートとして防湿祠や帯電防市
材(例えばアルミニウム蒸着処理シートは両方の機能を
備えている)を用いない場合はフィルムと同質の素材に
よっ−てコンタミネーション防止を図ることが好ましい
。保護シートとしては、厚さが上述のように70〜10
0μmの範囲1巻装品とするフィルムの少くとも1.5
倍の厚さのものが扱い易い。博すざると、巻装品のフィ
ルムを切断したl)に発生ずる張力低下によって生ずる
皺に抗しきれないこと、または挿入する時に皺なく重ね
合わせて巻込むことができにくい。また保護シートの寸
法は、巻装品の幅とほぼ同程度の幅のものが取扱いと保
護効果から望ましい。例えば、フィルム幅と全く同一幅
か僅かに狭い幅の保護シートを使用すると巻装品を造る
際にフィルム両側端から保護シートがハミ出ざないため
取扱いが容易となる。フィルム幅より広いものでも両側
端を折曲げることができることから保護シートは広幅で
も作業性が劣らなければよい。従って、保護シー1〜に
は100μm以下の厚さで、フィルム幅より僅かに狭い
か同幅以上のものが好ましいといえる。
次に保護シートはフィルム巻製品を少くとも1周覆うも
のであることが必要でおる。巻装品の全周表面を被覆す
ることは最小限必要であることは、防湿効果(防湿によ
る経時シワ防止効果)、保管中の表面キズの発生防止効
果からも自明であろう。
巻装量中で保護シートの一端部(挿入端)は、保護シー
1〜が厚ずさ゛るとフィルム幅方向に段差(厚さに応じ
た段差)が生じ、これが転写されて歪みをもたらl危惧
かおるか、保護シートが100μm以下の厚さでおれば
問題はない。
発明の効果 巻装品の巻終了直前に保護シートを介在させて、巻装品
の保護シートによる包装及び保護をすることにより巻装
品の表面層に発生する皺などの欠点を防止する効果があ
る。
夫施叢1−北教■ユ 固有語1go、sgのポリエチレンテレフタレートで平
均粒径0.23μmのカオリン含有(0,2ffi量%
)二軸延伸フィルム(フィルム厚さ8μm、中心線平均
表面粗ざRa O,008μm)を650mm巾にスリ
ットして巻装品に巻上げた。最終工程で75μmの厚さ
の保護シート(ポリエチレンテレフタレートフィルム)
を挿入し、約2周巻付けて巻装品として完成した。巻装
品を26〜32°Cの温度変化、55〜78%RHの湿
度変化のおる室内に7日間放置したが巻装品には何らシ
ワが発生しなかった。
比較のために、75μmの保護シートを全く使用しない
ものは長さ150mにわたりシワが発生していた。
実施例2.比較例2 実施例1の75μmの保護シートに代えて、50μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに約300Aの厚
さにアルミニウムを真空蒸着したものを保護フィルムと
して実施例1と同様に巻装品を得、実施例1と同一条件
の雰囲気下に放置したが、この巻装品し経時シワの発生
は全くなかった。
比較例2として、保護シートを挿入せずに巻装品を得た
のちアルミニウム蒸着シートで包装し、実施例1と同一
の雰囲気下に放置したものは、表、  面層に2〜3個
所/巾のミミズ様のシワ(長さ数mm−数cm)が発生
していた。保護シートを巻付ける前にフィルムを切断し
て巻装品を製造するとシワが発生し易いことが判る。
また保護シー(〜を挿入覆る前に、フィルム張力を緩め
て同じアルミニウム蒸着シートで同様に包装した巻装品
を実施例1と同一の雰囲気下に放置したものは、表面に
比較例2とほぼ同程度のミミズ様のシワか発生していた
保護シートを巻付ける前にフィルム張力を緩めて巻装品
を製)青するとシワか発生し易いことが判る。
実施例3.比較例3 固有粘度0.55のポリエチレンテレフタレート(平均
粒径0.6μmのチタニアを0.25st%含有)の二
軸延伸スリットフィルム(厚さ10μmJ?a =0゜
02μm)を100μm厚さ及び125μmの厚さの保
護シート(二軸延伸ポリエヂレンテレフタレ−1へシー
ト)をフィルム層間に挿入して巻装晶を1嬰漬し、実施
例1と同様に温湿度の変化のある雰囲気下に7日間放置
した。その結果いずれの巻装品も経時シワの発生がなか
ったが、125μmの保護シーi〜を用いた巻装品は巻
装品の周長を単位とする幅方向のスジか発生してしまっ
た。これは厚手の保護シー1〜によってフィルムに周期
的な歪(変形)が転写されたためである。
比較例4 実茄例3に用いたポリエステルフィルムがどの程度の経
時シワの発生する製品であるか否かを確かめるために、
保護シートを使用せずに巻装品を造った場合には、比較
例1と同程度のシワの発生がおった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルムをロール状に巻上げる最終工程において、巻取
    中のフィルム張力を緩めることなく該フィルムに保護シ
    ートを重ねて巻き、該保護シートの全部又は一部がロー
    ル状フィルムの層間に挿入されかつ該保護シートが該ロ
    ール状フィルムに少なくとも1周巻かれることからなる
    フィルム巻製品の製造方法。
JP27503585A 1985-12-09 1985-12-09 フイルム巻製品の製造方法 Pending JPS62136456A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27503585A JPS62136456A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 フイルム巻製品の製造方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27503585A JPS62136456A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 フイルム巻製品の製造方法

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JPS62136456A true JPS62136456A (ja) 1987-06-19

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ID=17549958

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JP27503585A Pending JPS62136456A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 フイルム巻製品の製造方法

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