JPS62136246A - ハニカム構造体の製造法 - Google Patents

ハニカム構造体の製造法

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JPS62136246A
JPS62136246A JP60276047A JP27604785A JPS62136246A JP S62136246 A JPS62136246 A JP S62136246A JP 60276047 A JP60276047 A JP 60276047A JP 27604785 A JP27604785 A JP 27604785A JP S62136246 A JPS62136246 A JP S62136246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheets
sheet
titanium oxide
honeycomb
heat resistant
Prior art date
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Pending
Application number
JP60276047A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Hanada
花田 正幸
Kiyoshi Nagano
長野 清
Masataka Nakano
中野 政剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd filed Critical Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明はハニカム触媒又はその担体として使用可能なハ
ニカム構造体の製造方法にI!lする。
E従来の技術J 排ガスに含まれる有害物質を接触反応によって除去する
場合、例えば排ガス中のNOXをアンモニア併用の接触
還元反応によって除去する場合には、排ガス中のダスト
による触媒床の閉塞を防止するため、ハニカム触媒が一
般に使用されている。ハニカム触媒は他の固体触媒と同
様、触媒単位体積当りの外部表面積が大きいは゛ど活性
が高い。従ってハニカム触媒では壁厚をできるだけ薄ク
シて外部表面積を大きくする努力が払われている。
ところで、ハニカム触媒の壁厚を薄くする方法の一つと
して、波形に加工した耐熱性シート同志、又は波形状シ
ートと平板状の耐熱性シートをそれぞれ複数枚交互に重
ね合わせて接合することによりハニカム構造体を形成さ
せ、このハニカム構造体に触媒活性成分を適当な手段で
担持させることが知られている。この場合の耐熱性シー
トには、アスベスト、ガラス組LセラミックJJ!Mな
どを主成分とする厚さ0.4〜1.5#m+程度のシー
1−が使用され、シート同志を接合するためのバインダ
ーとしては、有機系のものを用いる場合もあるが、耐熱
性の観点から、一般にはコロイダルシリカ、リン酸系、
ケイM塩などの無機系バインダーが使用されている。そ
してシートを接合するに際しては、シート自体にも剛性
を付与する目的で、バインダーを含む溶液にシートを浸
漬して接合に供するのが通常である。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の如き耐熱性シートを用いて製造されるハニカム構
造体は、壁厚が薄い点で外部表面積の大きいハニカム触
媒を得る際の担体として好適である。しかしながら、シ
ート同志の接合に従来使用されてきた態様系のバインダ
ーは、結合強度が必ずしも充分でなく、加えて触媒活性
を阻害する欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は従来の無償系バインダーに代わる新しい無機系
バインダーを使用して、n(熱性シート同志の接合が強
固であり、しかもハニカム触媒又はその担体に用いた場
合でも、触媒活性を阻害することのないハニカム構造体
の製造方法を提案するものであって、その方法は波形の
耐熱性シート(A)同志又はシート(A)と平板上の耐
熱性シート(B)を、それぞれ複数枚交互に積層させて
ハニカム構造体を製造する方法に於て、少なくともシー
ト(A)同志又はシート(A>とシート(B)とが接触
する部分を酸化1Ii1酸チタンにて接合させることを
特徴とする。
本発明をさらに詳述すると、本発明の耐熱性シー1−と
しては、従来のハニカム構造体の素材に使用されて来た
耐熱性シートがいずれも使用可能であって、これにはア
スベスト、ガラス繊維、セラミック繊維などのいずれか
を主成分とするシートが包含される。本発明のシート(
B)は平板状であるが、シート(A)は波形シートであ
って、ここに言う波形には正弦波、三角波、矩形波など
が含まれる。壁厚の薄いハニカム構造体を製造せんとす
る場合、シートの厚さは(A)、(B)とも0.4〜1
.5am程度であることが好ましく、波形シート(A)
に於ける波の振幅は3〜4 mrtr程度、波長は4〜
8Mmが適当である。しかし、本発明はこれに限定され
るものではない。
本発明に於いてバインダーとして機能する酸化1ii!
111!チタンは、 T i SO4・nHz O(n=1.8〜2.2)な
る分子式を有する結晶物質であって、水に可溶である。
このものは、酸化チタンを過剰の硫酸とともに90〜1
30℃に加温して、晶析させることにより針状結晶とし
て得ることができる。バインダーに用いる場合は水に溶
かして使用するが、その際の温度はTiSO4として少
なくとも20wt%であることが好ましり、一般的には
25〜4Qwt%の濃度で使用される。
本発明の方法によれば、波形シート(Δ)と平板状シー
ト(B)とが接触する部分に、酸化チタンの水溶液から
なるバインダー液を塗布しながら、両シートを所望の枚
数で交互に積層させ、次いで必要ならば積層物を乾燥後
、400〜700℃の温度で焼成することにより、目的
のハニカム構造体を得ることができる。
また別法として、予め波形シート(A)と平板状シート
(B)の全面に、本発明のバインダー液をドブ漬けなど
の手段で含浸させてから、両シートを交互にv4層させ
る方法を採用することもできる。この方法はシート自体
の剛性を補強できる利点がある。
本発明の方法で製造されたハニカム構造体を触媒担体と
して利用する場合、触媒活性成分を含有する水溶液又は
水性スラリーに、当該ハニカム構造体を常法通り浸漬し
てハニカムの孔壁に触媒活性成分を(=J着させ、次い
でハニカム構造体を乾燥後、焼成することにより、保形
性に優れ、しかも触媒活性がバインダーによって阻害さ
れることのないハニカム触媒を得ることができる。こう
したハニカム触媒を調製するに際し、触媒活性成分を含
有する水溶液又は水性スラリー、に、本発明のバインダ
ー液を配合しておくことは、触媒活性成分と担体との結
合力を強めるうえで有益である。
[実施例] 実施例1 アスベストを主成分とする厚さ0.7ttvnの波形シ
ー1−(A)[波形の振幅2.5rtas波長7mm]
と同種の平板状シート(B)とを、濃度40%の酸化1
ii[チタン水溶液に10分間浸漬した後、シート(A
>とシート(B)を交互に積層させて縦27#111.
横29履、長さくこれがハニカム孔の長さに相当する)
300Mの積層体を得た。
次いでこの積層体の周囲の必要箇所に、上記の酸化硫酸
チタン水溶液を塗布して平板状シートと同種のシートを
巻き付けた後、120℃の温度で12時間乾燥し、さら
に500℃で3時間焼成することにより、本発明のハニ
カム構造体を得た。
このハニカム構造体を、25wt%の酸化チタンを含む
チタニアゾルに浸漬後、110℃で乾燥し、次いで50
0℃で3時間焼成した。しかる後、硫酸バナジルとメタ
タングステン酸アンモンを含有する水溶液(バナジウム
をV2O5として5wt%、タングステンをW Osと
して10wt%含有)に、上記の酸化チタン担持ハニカ
ム構造体を浸漬し、110℃で乾燥してから450℃で
3時間焼成して脱硝用ハニカム触媒を得た。
アンモニアを還元剤として含有するN0X18001)
II、 N N3216DDm、 02 4.OX 、
 N2011、OX 、 N2バランスなる組成のガス
を、前記ハニカム触媒に反応温度350℃、空間速度1
0.000 1/hrの条件で接触させて脱硝反応を行
ったところ、90.0%のNOX除去率を得た。
実施例2 シリカアルミナ系セラミック繊維、バルブ、粘土及び有
機結合剤を水に分散させて充分撹拌した後、このスラリ
ーからシートを抄造し、セラミック繊維50wt%、バ
ルブ3Qwt%、粘土10wt%及び有機結合剤10w
t%からなる複数枚のシートを得た。得られたシートの
幾枚かに波形加工を施して振幅1.8rItR1波長5
.3mIRの波形シートとし、これと残りの平板状シー
1−を使用して、実施例1と同じ方法によりハニカム構
造体を製造した。
次にこのハニカム構造体を、メタタングステン酸アンモ
ン(W O3として7wt%)と硫酸バナジル(V2O
5として1.5wt%)を含有し、さらに35wt%の
酸化rA酸チタンを含有する水溶液に浸漬して110℃
で乾燥し、しかる後550℃で3時間焼成して脱硝用ハ
ニカム触媒を得た。そしてこの触媒を用いて実施例1と
同様な脱硝反応を行った結果、NOX除去率は96.7
%であった。
実施例3 酸化チタン粉末、シリカアルミナ系セラミック繊維及び
バルブを水に分散させた後、このスラリーからシートを
抄造して酸化チタン50wt%、セラミック繊維30w
t%、バルブ20wt%からなる複数枚のシートを得た
。17られたシートの幾枚かに波形加工を施して振幅1
.7sa、波長5.1mmの波形シートとし、これと残
りの平板状シートを使用して、実施例1ど同じ方法によ
りハニカム構造体を製造した。
次にこのハニカム構造体を、硫酸バナジル水溶液(バナ
ジウムをV2O5として8wt%含有)に浸漬した後、
110℃で乾燥し、さらに500℃で2時間焼成して脱
硝用ハニカム触媒を得た。この触媒を実施例1と同じ条
件で使用したところ、99.2%のNOX除去率が得ら
れた。
比較例 実施例1に於いて、酸化Ia酸チタン水溶液の代りに2
5wt%のシリカゾル水溶液を使用した以外は実施例1
と全く同じ方法でハニカム構造体を調製し、さらにその
ハニカム構造体から脱硝用ハニカム触媒を得た。この触
媒を実施例1と同様な脱硝反応に使用したところ、NO
X除去率は64%であった。
[発明の効果] 波形の耐熱性シートと平板状の耐熱性シートとを交互に
fa層させてハニカム4M造体を製造するに際し、シー
ト同志の接合に酸化硫酸チタンを使用すれば、従来の無
識系バインダーを使用した場合に比較して、シート同志
の接合力を高めることができる。また、従来の態別系バ
インダーとして代表的なコロイダルシリカを使用した場
合には、触媒活性の阻害が生じるうえ、コロイダルシリ
カの結合力を発揮させるために、シート積層体を高温焼
成しなければならないこともあるが、本発明のバインダ
ーを使用すれば、400〜700℃程度の焼成温度で結
合力を発揮させることができる。さらに本発明のバイン
ダーは脱硝触媒の触媒活性を阻害することがないので、
本発明で得られるハニカム構造体は、脱硝用ハニカム触
媒の担体として極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、波形の耐熱性シート(A)同志又はシート(A)と
    平板上の耐熱性シート(B)を、それぞれ複数枚交互に
    積層させてハニカム構造体を製造する方法に於て、少な
    くともシート(A)同志又はシート(A)とシート(B
    )とが接触する部分を、酸化硫酸チタンにて接合させる
    ことを特徴とするハニカム構造体の製造法。
JP60276047A 1985-12-10 1985-12-10 ハニカム構造体の製造法 Pending JPS62136246A (ja)

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JP60276047A JPS62136246A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 ハニカム構造体の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019513535A (ja) * 2016-03-09 2019-05-30 ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフトUmicore AG & Co.KG 不織繊維材料をベースとしたハニカム触媒の作製方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019513535A (ja) * 2016-03-09 2019-05-30 ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフトUmicore AG & Co.KG 不織繊維材料をベースとしたハニカム触媒の作製方法

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