JPS62136113A - シングル・ミキサ - Google Patents
シングル・ミキサInfo
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- JPS62136113A JPS62136113A JP27631285A JP27631285A JPS62136113A JP S62136113 A JPS62136113 A JP S62136113A JP 27631285 A JP27631285 A JP 27631285A JP 27631285 A JP27631285 A JP 27631285A JP S62136113 A JPS62136113 A JP S62136113A
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- Japan
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- frequency signal
- intermediate frequency
- circuit
- mixer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はストリップ線路あるいはマイクロストリップ線
路等の平面回路を用いたミキサに関し、特にマイクロ波
帯において低雑音特性が広帯域にわたり得られるマイク
ロ波集積回路(MIC)化シングル・ミキサに関するも
のである。
路等の平面回路を用いたミキサに関し、特にマイクロ波
帯において低雑音特性が広帯域にわたり得られるマイク
ロ波集積回路(MIC)化シングル・ミキサに関するも
のである。
従来の技術
MICを用いた従来のミキサでは、中間周波信号を取り
出す方法として第7図あるいは第8図(特願昭56−1
02842号)に示すような回路が使われていた。
出す方法として第7図あるいは第8図(特願昭56−1
02842号)に示すような回路が使われていた。
第7図において、高周波信号入力端子1から入力された
高周波信号は主線路2を伝播してミキサ・ダイオード3
に印加されるっ一方、端子4がら入力された局部発振信
号は主線路2と高周波的に結合し、局部発振信号のみを
選択通過させる局発信号用帯域通過フィルタ(局発BP
F)5を通過してミキサ・ダイオード3に印加される。
高周波信号は主線路2を伝播してミキサ・ダイオード3
に印加されるっ一方、端子4がら入力された局部発振信
号は主線路2と高周波的に結合し、局部発振信号のみを
選択通過させる局発信号用帯域通過フィルタ(局発BP
F)5を通過してミキサ・ダイオード3に印加される。
6は低域通過フィルタで、高周波信号と局部発振信号の
差の周波数成分である中間周波信号を取り出すと同時に
高周波信号や局部発振信号に対してはミキサ・ダイオー
ド3の端子人を高周波的に短絡させるために設けられた
長さが高周波信号や局部発振信号の一、波長(−4)の
終端開放スタブと直列インダクタンスとから構成されて
いる。7は中間周波信号に対してミキサ・ダイオード3
の端子Bを短絡させるための中間周波信号短絡回路で、
特性インピーダンスの尚い1/4波長(−)線路で構成
された終端が接地短絡された低域通過フィルタである。
差の周波数成分である中間周波信号を取り出すと同時に
高周波信号や局部発振信号に対してはミキサ・ダイオー
ド3の端子人を高周波的に短絡させるために設けられた
長さが高周波信号や局部発振信号の一、波長(−4)の
終端開放スタブと直列インダクタンスとから構成されて
いる。7は中間周波信号に対してミキサ・ダイオード3
の端子Bを短絡させるための中間周波信号短絡回路で、
特性インピーダンスの尚い1/4波長(−)線路で構成
された終端が接地短絡された低域通過フィルタである。
8はミキサ・ダイオード3で発生した中間周波信号で取
り出す中間周波信号出力端子である。
り出す中間周波信号出力端子である。
このような従来の、終端が接地短絡された低域通過フィ
ルタによる中間周波信号短絡回路7では、中間周波信号
周波数が比較的低い場合には問題はなかったが、中間周
波信号周波数が高くなるに従って中間周波信号短絡回路
7の有するインピーダンスが無視できなくなり、もはや
短絡回路とは見なされない。このとき、中間周波信号短
絡回路7のインピーダンスはある有限の大きさをもつイ
ンダクタンス回路の性質を示すようになる。この中間周
波信号短絡回路7は出力端子8からみればミキサ・ダイ
オード3と直列に入るため、中間周波信号短絡回路7の
インピーダンスが大きくなるに従い中間周波信号側から
の整合帯域幅が制限され、結局ミキサの帯域幅を制限す
る。同時にミキサ・ダイオード3の端子Bには主線路2
が接続されているため、中間周波信号短絡回路7のイン
ピーダンスが大きくなると、主線路2の入力端子1側に
接続される回路の状態により中間周波信号出力端子8か
らミキサ・ダイオード3側を見たインピーダンスが大き
く影響を受け、中間周波信号での出力インピーダンスの
不整合などにょるミキサの性能を低下させるとともに、
中間周波信号での出力インピーダンス整合を、高周波信
号側の整合回路から独立して設計することが困難である
などの欠点があった。
ルタによる中間周波信号短絡回路7では、中間周波信号
周波数が比較的低い場合には問題はなかったが、中間周
波信号周波数が高くなるに従って中間周波信号短絡回路
7の有するインピーダンスが無視できなくなり、もはや
短絡回路とは見なされない。このとき、中間周波信号短
絡回路7のインピーダンスはある有限の大きさをもつイ
ンダクタンス回路の性質を示すようになる。この中間周
波信号短絡回路7は出力端子8からみればミキサ・ダイ
オード3と直列に入るため、中間周波信号短絡回路7の
インピーダンスが大きくなるに従い中間周波信号側から
の整合帯域幅が制限され、結局ミキサの帯域幅を制限す
る。同時にミキサ・ダイオード3の端子Bには主線路2
が接続されているため、中間周波信号短絡回路7のイン
ピーダンスが大きくなると、主線路2の入力端子1側に
接続される回路の状態により中間周波信号出力端子8か
らミキサ・ダイオード3側を見たインピーダンスが大き
く影響を受け、中間周波信号での出力インピーダンスの
不整合などにょるミキサの性能を低下させるとともに、
中間周波信号での出力インピーダンス整合を、高周波信
号側の整合回路から独立して設計することが困難である
などの欠点があった。
この欠点を軽減しようとして中間周波信号短絡回路7の
インピーダンスを小さくするため、中間周波信号短絡回
路7を構成するストリップ線路の幅を広くして特性イン
ピーダンスを低くする方法が考えられるが、線路の幅を
広くすると今度は中間周波信号短絡回路7が主線路2の
線路インピーダンスを大きく乱したシ、伝搬損失を増大
させるという問題が新たに生じる欠点があった。
インピーダンスを小さくするため、中間周波信号短絡回
路7を構成するストリップ線路の幅を広くして特性イン
ピーダンスを低くする方法が考えられるが、線路の幅を
広くすると今度は中間周波信号短絡回路7が主線路2の
線路インピーダンスを大きく乱したシ、伝搬損失を増大
させるという問題が新たに生じる欠点があった。
第8図には別の従来例を示すが第7図と同一箇所には同
一番号を付して説明する。端子1から入力された高周波
信号は主線路2を伝播してミキサ・ダイオード3に印加
される。端子4から入力された局部発振信号は主線路2
と高周波的に結合し、局部発振信号を選択通過させる局
発BPF5を通過してミキサ・ダイオード3に印加され
る。6は低域通過フィルタで、中間周波信号を取り出す
と同時に、高周波信号や局部発振信号に対してはミキサ
・ダイオード3の端子人を高周波的に短絡させるために
設けられた長さが高周波信号や局部発λ 振信号の1/4波長(−)の終端開放スタブと直列イン
ダクタンスとから構成されている。8はミキサ・ダイオ
ード3で発生した中間周波信号を取り出す中間周波信号
出力端子である。9は高周波信号に対しては通過特性を
示すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイオード3か
ら中間周波信1 λif 号の1/4波長(□)の距離に設けられている。
一番号を付して説明する。端子1から入力された高周波
信号は主線路2を伝播してミキサ・ダイオード3に印加
される。端子4から入力された局部発振信号は主線路2
と高周波的に結合し、局部発振信号を選択通過させる局
発BPF5を通過してミキサ・ダイオード3に印加され
る。6は低域通過フィルタで、中間周波信号を取り出す
と同時に、高周波信号や局部発振信号に対してはミキサ
・ダイオード3の端子人を高周波的に短絡させるために
設けられた長さが高周波信号や局部発λ 振信号の1/4波長(−)の終端開放スタブと直列イン
ダクタンスとから構成されている。8はミキサ・ダイオ
ード3で発生した中間周波信号を取り出す中間周波信号
出力端子である。9は高周波信号に対しては通過特性を
示すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイオード3か
ら中間周波信1 λif 号の1/4波長(□)の距離に設けられている。
従って、ミキサ・ダイオード3の端子Bは中間周波信号
で高周波的に短絡されている。
で高周波的に短絡されている。
このような第8図の従来例では、ダイオード族λir
荷点Bを中間周波信号の1/4波長(□)の長さの終端
が中間周波信号周波数で開放されたストリップ線路を用
いて高周波的に短絡しているため、中間周波信号周波数
が低いと主線路が長くなり、主線路を伝搬する高周波信
号の伝搬損失の増大によるミキサの性能が低下したり、
回路寸法が大きくなる欠点があった。更に、ダイオード
装荷点Bの中間周波信号での短絡状態が主線路2上に設
けられるフ、イルタ等の回路形状により大きく影響を受
けるため、中間周波信号での出力インピーダンス整合を
高周波信号側の整合回路から独立して設計することが困
難であるなどの欠点があった。
が中間周波信号周波数で開放されたストリップ線路を用
いて高周波的に短絡しているため、中間周波信号周波数
が低いと主線路が長くなり、主線路を伝搬する高周波信
号の伝搬損失の増大によるミキサの性能が低下したり、
回路寸法が大きくなる欠点があった。更に、ダイオード
装荷点Bの中間周波信号での短絡状態が主線路2上に設
けられるフ、イルタ等の回路形状により大きく影響を受
けるため、中間周波信号での出力インピーダンス整合を
高周波信号側の整合回路から独立して設計することが困
難であるなどの欠点があった。
本発明が解決しようとする問題点
以上のような従来の、終端が接地短絡された低域通過フ
ィルタによる中間周波信号短絡回路7や、終端が中間周
波信号周波数で開放された中間周波で、ダイオード装荷
点Bを短絡する方法では、中間周波信号周波数が1GH
z以下の比較的低い場合や、中間周波信号周波数が1G
Hz以上の比較的高い場合にはダイオード装荷点Bを中
間周波信号周波数で短絡する方法には問題がなかったが
、中間周波信号周波数が1GHz 前後の低くもなく高
くもない場合や、中間周波信号周波数が1GHz前後の
周波数範囲を含む比較的低い周波数から比較的高い周波
数までの広帯域にわたる場合には、従来のダイオード装
荷点の短絡方法を利用して中間周波信号での出力インピ
ーダンス整合をとり、中間周波信号出力端子より中間周
波信号を取り出す方法では、第7図では主線路2の線路
インピーダンスを中間周波信号短絡回路7が大きく乱し
たり、第8図では、主線路2が長くなるため回路寸法が
大きくなったり、高周波信号の伝搬損失の増大によりミ
キサの性能が低下したりする欠点があった。特に最大の
欠点は第7図、第8図ともに広帯域な整合条件を中間周
波信号で実現することが困難なことであった。更に、実
際の回路では主線路2上に様々な機能をもった回路(特
にフィルタ)が設けられるため、中間周波信号での出力
インピーダンス整合が高周波信号側の回路形状に大きく
影響され、中間周波信号での出力整合回路の設計゛が困
難になるという欠点も大きな問題点であった。
ィルタによる中間周波信号短絡回路7や、終端が中間周
波信号周波数で開放された中間周波で、ダイオード装荷
点Bを短絡する方法では、中間周波信号周波数が1GH
z以下の比較的低い場合や、中間周波信号周波数が1G
Hz以上の比較的高い場合にはダイオード装荷点Bを中
間周波信号周波数で短絡する方法には問題がなかったが
、中間周波信号周波数が1GHz 前後の低くもなく高
くもない場合や、中間周波信号周波数が1GHz前後の
周波数範囲を含む比較的低い周波数から比較的高い周波
数までの広帯域にわたる場合には、従来のダイオード装
荷点の短絡方法を利用して中間周波信号での出力インピ
ーダンス整合をとり、中間周波信号出力端子より中間周
波信号を取り出す方法では、第7図では主線路2の線路
インピーダンスを中間周波信号短絡回路7が大きく乱し
たり、第8図では、主線路2が長くなるため回路寸法が
大きくなったり、高周波信号の伝搬損失の増大によりミ
キサの性能が低下したりする欠点があった。特に最大の
欠点は第7図、第8図ともに広帯域な整合条件を中間周
波信号で実現することが困難なことであった。更に、実
際の回路では主線路2上に様々な機能をもった回路(特
にフィルタ)が設けられるため、中間周波信号での出力
インピーダンス整合が高周波信号側の回路形状に大きく
影響され、中間周波信号での出力整合回路の設計゛が困
難になるという欠点も大きな問題点であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、ダイオード
装荷点を低い周波数から高い周波数まで接地短絡すると
ともに、I GHz以下の低い中間周波信号周波数から
1GHz以上の高い中間周波信号周波数までの広帯域に
わたり整合条件を満足でき、しかも中間周波信号での出
力インピーダンス整合を高周波信号側の回路形状に大き
く依存しない、ンングル・ミキサの回路構成を提供する
ことを目的とする。
装荷点を低い周波数から高い周波数まで接地短絡すると
ともに、I GHz以下の低い中間周波信号周波数から
1GHz以上の高い中間周波信号周波数までの広帯域に
わたり整合条件を満足でき、しかも中間周波信号での出
力インピーダンス整合を高周波信号側の回路形状に大き
く依存しない、ンングル・ミキサの回路構成を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は高周波信号に対しては通過特性を示すが中間周
波信号に対しては開放インピーダンスを示す中間周波信
号阻止回路を、ミキサ・ダイオードの近傍の主線路上に
設け、ミキサ・ダイオードの他端を高周波信号1局部発
振信号および中間周波信号で接地短絡し、ミキサ・ダイ
オードの近傍の主線路に低域通過フィルタを接続したも
のである。
波信号に対しては開放インピーダンスを示す中間周波信
号阻止回路を、ミキサ・ダイオードの近傍の主線路上に
設け、ミキサ・ダイオードの他端を高周波信号1局部発
振信号および中間周波信号で接地短絡し、ミキサ・ダイ
オードの近傍の主線路に低域通過フィルタを接続したも
のである。
作用
本発明は上記した構成により、低い周波数から高い周波
数までの広帯域にわたり中間周波信号で出力インピーダ
ンス整合が実現できる。しかも中間周波信号での出力イ
ンピーダンス整合が高周波信号側の回路形状に大きく依
存しない。
数までの広帯域にわたり中間周波信号で出力インピーダ
ンス整合が実現できる。しかも中間周波信号での出力イ
ンピーダンス整合が高周波信号側の回路形状に大きく依
存しない。
実施例
第1図は本発明の第1の実施例である。第1図において
、高周波信号入力端子11から入力された高周波信号は
主線路12を伝曜してミキサ・ダイオード13に印加さ
れる。局部発掘信号入力端子14から入力された局部発
振信号は主線路12と高周波的に結合し、局部発振信号
を選択通過させる局発BPF15を通過してミキサ・ダ
イオード13に印加される。16は中間周波信号を取り
出す低域通過フィルタで、長さが高周波信号や局λ 部発振信号の1/4波長(−)の終端開放スタブと直列
インダクタンスとから構成されている。ミキサ・ダイオ
ード13の端子Cは主線路12の接地導体(図示せず)
に直接接続されており、ミキサ・ダイオード13で発生
した中間周波信号は中間周波信号出力端子18から取り
出される。19は高周波信号や局部発振信号に対しては
通過特性を示すが、中間周波信号に対しては開放インピ
ーダンスを示す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイ
オード13の近傍に設けられている。
、高周波信号入力端子11から入力された高周波信号は
主線路12を伝曜してミキサ・ダイオード13に印加さ
れる。局部発掘信号入力端子14から入力された局部発
振信号は主線路12と高周波的に結合し、局部発振信号
を選択通過させる局発BPF15を通過してミキサ・ダ
イオード13に印加される。16は中間周波信号を取り
出す低域通過フィルタで、長さが高周波信号や局λ 部発振信号の1/4波長(−)の終端開放スタブと直列
インダクタンスとから構成されている。ミキサ・ダイオ
ード13の端子Cは主線路12の接地導体(図示せず)
に直接接続されており、ミキサ・ダイオード13で発生
した中間周波信号は中間周波信号出力端子18から取り
出される。19は高周波信号や局部発振信号に対しては
通過特性を示すが、中間周波信号に対しては開放インピ
ーダンスを示す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイ
オード13の近傍に設けられている。
第1の実施例では、中間周波信号阻止回路19は中間周
波信号に対して開放インピーダンスを示し、しかも主線
路12に対して直列でミキサ・ダイオード13の近傍に
設けられているため中間周波信号での出力整合状態が、
端子11側に接続される回路および主線路上に設けられ
る回路から受ける影響を除去することができる。また、
ミキサ・ダイオード13の端子Cが主線路12の接地導
体に直接接続されているので、ミキサ・ダイオード13
の端子Cを接地する際に生じる寄生インダクタンスを十
分に小さくでき、中間周波信号で広帯域にわたり出力イ
ンピーダンス整合を実現できる。更に、主線路12上に
設けられた中間周波信号阻止回路19が、ミキサ・ダイ
オード13の近傍に設けであるので、ミキサ・ダイオー
ド13と中間周波信号阻止回路19の間にあり、主線路
12の一部分でもある整合線路12′は、中間周波信号
出力端子18からミキサ・ダイオード13側を見た時に
は低域通過フィルタ16の終端開放スタブと同程度の容
量値を有する容量性の整合回路素子として機能し、特に
、整合線路12′はミキサ・ダイオ−1−”i3に最も
近い整合回路素子となり中間周波信号で広帯域にわたり
インピーダンス整合を実現できる。実験によれば、整合
線路12′による容量値を低域通過フィルター6の終端
開放スタブ(線路インピーダンスは50Ω)による容量
値の2倍前後にした時が、最も広帯域にわたり出力イン
ピーダンス整合を中間周波信号で実現できた。更に、中
間周波信号阻止回路19はミキサ・ダイオード13の近
傍に設けられているため、中間周波信号での出力インピ
ーダンス整合は主線路12上に設けられる高周波信号側
の回路形状に影響されにくい。
波信号に対して開放インピーダンスを示し、しかも主線
路12に対して直列でミキサ・ダイオード13の近傍に
設けられているため中間周波信号での出力整合状態が、
端子11側に接続される回路および主線路上に設けられ
る回路から受ける影響を除去することができる。また、
ミキサ・ダイオード13の端子Cが主線路12の接地導
体に直接接続されているので、ミキサ・ダイオード13
の端子Cを接地する際に生じる寄生インダクタンスを十
分に小さくでき、中間周波信号で広帯域にわたり出力イ
ンピーダンス整合を実現できる。更に、主線路12上に
設けられた中間周波信号阻止回路19が、ミキサ・ダイ
オード13の近傍に設けであるので、ミキサ・ダイオー
ド13と中間周波信号阻止回路19の間にあり、主線路
12の一部分でもある整合線路12′は、中間周波信号
出力端子18からミキサ・ダイオード13側を見た時に
は低域通過フィルタ16の終端開放スタブと同程度の容
量値を有する容量性の整合回路素子として機能し、特に
、整合線路12′はミキサ・ダイオ−1−”i3に最も
近い整合回路素子となり中間周波信号で広帯域にわたり
インピーダンス整合を実現できる。実験によれば、整合
線路12′による容量値を低域通過フィルター6の終端
開放スタブ(線路インピーダンスは50Ω)による容量
値の2倍前後にした時が、最も広帯域にわたり出力イン
ピーダンス整合を中間周波信号で実現できた。更に、中
間周波信号阻止回路19はミキサ・ダイオード13の近
傍に設けられているため、中間周波信号での出力インピ
ーダンス整合は主線路12上に設けられる高周波信号側
の回路形状に影響されにくい。
第2図は本発明の第2の実施例であるが、第1図と同一
箇所には同一番号を付して説明する。端子11から入力
された高周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイ
オード13に印加される。
箇所には同一番号を付して説明する。端子11から入力
された高周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイ
オード13に印加される。
端子14から入力された局部発振信号は主線路12と高
周波的に結合し、局部発振信号を選択通過させる局発B
PF15を通過してミキサ・ダイオード13に印加され
る。16は中間周波信号を取り出す低域通過フィルタで
、長さが高周波信号λ や局部発振信号の1/4波長(=)の終端開放スタブと
直列インダクタンスとから構成されている。
周波的に結合し、局部発振信号を選択通過させる局発B
PF15を通過してミキサ・ダイオード13に印加され
る。16は中間周波信号を取り出す低域通過フィルタで
、長さが高周波信号λ や局部発振信号の1/4波長(=)の終端開放スタブと
直列インダクタンスとから構成されている。
17は高周波信号9局部発振信号および中間周波信号に
対してミキサ・ダイオード13の端子Cを短絡させるた
めのダイオード端子短絡回路で、特性インピーダンスの
低い1/4波長の終端開放スタブによる高周波信号短絡
回路17′と、終端が接地短詩性インピーダンスの高い
線路からなる中間周波信号短絡回路17′とから構成さ
れている。18はミキサ・ダイオード13で発生した中
間周波信号を取り出す中間周波信号出力端子である。1
9は高周波信号や局部発振信号に対しては通過特性を示
すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを示
す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイオード13の
近傍に設けられている。
対してミキサ・ダイオード13の端子Cを短絡させるた
めのダイオード端子短絡回路で、特性インピーダンスの
低い1/4波長の終端開放スタブによる高周波信号短絡
回路17′と、終端が接地短詩性インピーダンスの高い
線路からなる中間周波信号短絡回路17′とから構成さ
れている。18はミキサ・ダイオード13で発生した中
間周波信号を取り出す中間周波信号出力端子である。1
9は高周波信号や局部発振信号に対しては通過特性を示
すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを示
す中間周波信号阻止回路で、ミキサ・ダイオード13の
近傍に設けられている。
第2の実施例ではミー+す・ダイオード13の両端子と
も誘電体基板(図示せず)上のストリップ線路に接続さ
れるため、実装が容易になる。中間周波信号阻止回路1
9は中間周波信号に対して開放インピーダンスを示し、
しかも主線路12に対し直列に設けられているため中間
周波信号での出力インピーダンス整合状態が、主線路1
2上に設けられる高周波信号側の回路形状や端子11側
に接続される回路から受ける影響を軽減あるいは除去す
ることができる。また、ミキサ・ダイオード13の端子
Cは高周波信号や局部発振信号に対しては高周波信号短
絡回路17′で高周波的に接地短絡され、中間周波信号
に対してはインダクタンスを十分に小さくした中間周波
信号短絡回路17″により接地短絡され、しかも、中間
周波信号短絡回路171は高周波信号短絡回路17′の
高周波的短絡端子Cに接続されているため、中間周波信
号短絡回路17#が高周波信号短絡回路17′の接地短
絡特性に与える影響を高周波信号や局部発振信号では除
去できる。その為、ミキサ・ダイオード13の端子Cを
中間周波信号で接地する際に生じる寄生インダクタンス
を小さくするために、中間周波信号短絡回路17″の線
路インピーダンスを小さくしても中間周波信号短絡回路
17″が高周波信号短絡回路17′に与える影響を著し
く小さくできる。更に主線路12上に設けられた中間周
波信号阻止回路19が、ミキサ・ダイオード13の近傍
に設けであるので、ミキサ・ダイオード13と中間周波
信号阻止回路19の間にある主線路12の一部分である
整合線路12′は中間周波信号での容量性の整合回路素
子として機能し、特に整合線路12′はミキサ・ダイオ
ード13に最も近い整合回路素子となり、中間周波信号
で広帯域にわたりインピーダンス整合を実現できる。こ
のことは実験的に確認されている。
も誘電体基板(図示せず)上のストリップ線路に接続さ
れるため、実装が容易になる。中間周波信号阻止回路1
9は中間周波信号に対して開放インピーダンスを示し、
しかも主線路12に対し直列に設けられているため中間
周波信号での出力インピーダンス整合状態が、主線路1
2上に設けられる高周波信号側の回路形状や端子11側
に接続される回路から受ける影響を軽減あるいは除去す
ることができる。また、ミキサ・ダイオード13の端子
Cは高周波信号や局部発振信号に対しては高周波信号短
絡回路17′で高周波的に接地短絡され、中間周波信号
に対してはインダクタンスを十分に小さくした中間周波
信号短絡回路17″により接地短絡され、しかも、中間
周波信号短絡回路171は高周波信号短絡回路17′の
高周波的短絡端子Cに接続されているため、中間周波信
号短絡回路17#が高周波信号短絡回路17′の接地短
絡特性に与える影響を高周波信号や局部発振信号では除
去できる。その為、ミキサ・ダイオード13の端子Cを
中間周波信号で接地する際に生じる寄生インダクタンス
を小さくするために、中間周波信号短絡回路17″の線
路インピーダンスを小さくしても中間周波信号短絡回路
17″が高周波信号短絡回路17′に与える影響を著し
く小さくできる。更に主線路12上に設けられた中間周
波信号阻止回路19が、ミキサ・ダイオード13の近傍
に設けであるので、ミキサ・ダイオード13と中間周波
信号阻止回路19の間にある主線路12の一部分である
整合線路12′は中間周波信号での容量性の整合回路素
子として機能し、特に整合線路12′はミキサ・ダイオ
ード13に最も近い整合回路素子となり、中間周波信号
で広帯域にわたりインピーダンス整合を実現できる。こ
のことは実験的に確認されている。
第3図は本発明の第3の実施例で第1図と同一箇所には
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。端子14から入力された局部発振信号
は主線路12と高周波的に結合し、局部発振信号を選択
通過させる局発BPF15を通過してミキサ・ダイオー
ド13に印加される。16は中間周波信号を取り出す低
域通過フィルタで、長さが高周波信号や局部発振ダクタ
ンスとから構成されている。ミキサ・ダイオード13の
端子Cは主線路12の接地導体(図示せず)に直接接続
されており、ミキサ・ダイオード13で発生した中間周
波信号は中間周波信号出力端子18から取り出される。
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。端子14から入力された局部発振信号
は主線路12と高周波的に結合し、局部発振信号を選択
通過させる局発BPF15を通過してミキサ・ダイオー
ド13に印加される。16は中間周波信号を取り出す低
域通過フィルタで、長さが高周波信号や局部発振ダクタ
ンスとから構成されている。ミキサ・ダイオード13の
端子Cは主線路12の接地導体(図示せず)に直接接続
されており、ミキサ・ダイオード13で発生した中間周
波信号は中間周波信号出力端子18から取り出される。
21は高周波信号や局部発振信号に対しては通過特性を
示すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示す中間周波信号阻止回路で、2本の終端開放のス長線
路結合形インタディジタル直流阻止回路がらなり、その
結合線路のインピーダンスは約50Ω路で、ミキサ・ダ
イオード13のインピーダンスが低い場合には線路の特
性インピーダンスを60Ωよりも低くして、端子11か
ら見た入力インピーダンスの整合を高周波信号周波数で
行なっている。同時に整合線路22は中間周波信号では
容量性の整合回路素子として機能している。2oは中間
層波信号整合回路で、中間周波信号出力端子18からミ
キサ・ダイオード13側を見たインピーダンスが整合条
件を満足するように構成される。
示すが、中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示す中間周波信号阻止回路で、2本の終端開放のス長線
路結合形インタディジタル直流阻止回路がらなり、その
結合線路のインピーダンスは約50Ω路で、ミキサ・ダ
イオード13のインピーダンスが低い場合には線路の特
性インピーダンスを60Ωよりも低くして、端子11か
ら見た入力インピーダンスの整合を高周波信号周波数で
行なっている。同時に整合線路22は中間周波信号では
容量性の整合回路素子として機能している。2oは中間
層波信号整合回路で、中間周波信号出力端子18からミ
キサ・ダイオード13側を見たインピーダンスが整合条
件を満足するように構成される。
特に中間周波信号整合回路2oは並列インダクタンス回
路20’を含み、この並列インダクタンス回路20′は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっているっ第3の実施例では、中間周
波信号阻止回路21は構成が簡単で寸法が小さく、高周
波信号や局部発振信号に対しては挿入損失が少なく、し
かも広帯域に帯域通過フィ゛ルタ特性を示す。一方、分
布結合する2本の終端開放ストリップ線路の結合ギャッ
プによるギヤツブ間容量は、例えば高周波信号周波数が
12GHz では普通o、1pFになり、中間周波信号
周波数がI GHz とするとギヤツブ間容量の示す
インピーダンスは約1.6にΩとなり、はぼ開放インピ
ーダンスに近い。従って、出力インピーダンスが主線路
12上に設けられる高周波信号側の回路形状や端子11
側に接続される回路から受ける影響を軽減あるいは除去
することができる。
路20’を含み、この並列インダクタンス回路20′は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっているっ第3の実施例では、中間周
波信号阻止回路21は構成が簡単で寸法が小さく、高周
波信号や局部発振信号に対しては挿入損失が少なく、し
かも広帯域に帯域通過フィ゛ルタ特性を示す。一方、分
布結合する2本の終端開放ストリップ線路の結合ギャッ
プによるギヤツブ間容量は、例えば高周波信号周波数が
12GHz では普通o、1pFになり、中間周波信号
周波数がI GHz とするとギヤツブ間容量の示す
インピーダンスは約1.6にΩとなり、はぼ開放インピ
ーダンスに近い。従って、出力インピーダンスが主線路
12上に設けられる高周波信号側の回路形状や端子11
側に接続される回路から受ける影響を軽減あるいは除去
することができる。
また、ミキサ・ダイオード13で発生した中間周波信号
は低域通過フィルター6および並列インダクタンス回路
20′を含む中間周波信号整合回路2oを順次通過させ
て取り出す構成で、中間周波信号整合回路2oとしてミ
キサ・ダイオード13に流れるバイアス電流の帰還回路
を兼ねる並列インダクタンス回路20′を用いているた
め、新たにバイアス電流の帰還回路を形成する必要がな
いため、ミキサの回路構成が小形化、簡素化される。
は低域通過フィルター6および並列インダクタンス回路
20′を含む中間周波信号整合回路2oを順次通過させ
て取り出す構成で、中間周波信号整合回路2oとしてミ
キサ・ダイオード13に流れるバイアス電流の帰還回路
を兼ねる並列インダクタンス回路20′を用いているた
め、新たにバイアス電流の帰還回路を形成する必要がな
いため、ミキサの回路構成が小形化、簡素化される。
しかも、使用するミキサ・ダイオードは1個であるため
、ミキサの製造コストは安くなる。
、ミキサの製造コストは安くなる。
まだ、中間周波信号阻止回路21をミキサ・ダλ
イオード13から約1/4波長(2−)離れた位置に設
けているため、整合線路22は高周波信号に対する整合
回路としてだけではなく、中間周波信号に対しても有用
な容量性の整合回路素子として機能し、特に整合線路2
2はミキサ・ダイオード13に最も近い整合回路素子と
して中間周波信号周波数に対して出力インピーダンス整
合を広帯域に実現するのに不可欠な整合回路素子である
ことが実験的に確認されている。
けているため、整合線路22は高周波信号に対する整合
回路としてだけではなく、中間周波信号に対しても有用
な容量性の整合回路素子として機能し、特に整合線路2
2はミキサ・ダイオード13に最も近い整合回路素子と
して中間周波信号周波数に対して出力インピーダンス整
合を広帯域に実現するのに不可欠な整合回路素子である
ことが実験的に確認されている。
第4図は本発明の第4の実施例で第3図と同一箇所には
同一番号を付して説明する。23は高周波信号や局部発
振信号に対しては通過特性を示すが、中間周波信号に対
しては開放インピーダンスを示す中間周波信号阻止回路
で、2本の終端開放1/4波長線路結合形インタディジ
タル直流阻止回路周波信号阻止回路21の結合線路イン
ピーダンスが約5oΩに設定されているのに対して、第
4図の中間周波信号阻止回路22の結合線路インピーダ
ンス(結合線路の偶モードおよび奇モードのインビーダ
ン′;゛、3それぞれZevおよびZ。dとすると、結
合線路のインピーダンスは(Zev ”od )12
で与え+:、 、、、1する)は50Ωからずれた値に
設定され、整合線路22とともにミキサ・ダイオード1
3の高周波信号周波数での素子インピーダンスを6oΩ
にインピーダンス整合するだめの1/4波長線路インピ
ーダンス変換器としても機能している。
同一番号を付して説明する。23は高周波信号や局部発
振信号に対しては通過特性を示すが、中間周波信号に対
しては開放インピーダンスを示す中間周波信号阻止回路
で、2本の終端開放1/4波長線路結合形インタディジ
タル直流阻止回路周波信号阻止回路21の結合線路イン
ピーダンスが約5oΩに設定されているのに対して、第
4図の中間周波信号阻止回路22の結合線路インピーダ
ンス(結合線路の偶モードおよび奇モードのインビーダ
ン′;゛、3それぞれZevおよびZ。dとすると、結
合線路のインピーダンスは(Zev ”od )12
で与え+:、 、、、1する)は50Ωからずれた値に
設定され、整合線路22とともにミキサ・ダイオード1
3の高周波信号周波数での素子インピーダンスを6oΩ
にインピーダンス整合するだめの1/4波長線路インピ
ーダンス変換器としても機能している。
それ以外は第3の実施例と構成は全く同じである。
第4の実施例では、中間周波信号阻止回路22は、高周
波信号に対してはインピーダンス変換器として機能する
ため、端子11からミキサ・ダイオード13側を見た入
力インピーダンスの整合帯域幅を一層広帯域化できる効
果がある。それ以外の作用・効果は第3の実施例と全く
同じである。
波信号に対してはインピーダンス変換器として機能する
ため、端子11からミキサ・ダイオード13側を見た入
力インピーダンスの整合帯域幅を一層広帯域化できる効
果がある。それ以外の作用・効果は第3の実施例と全く
同じである。
第6図は本発明の第5の実施例で第3図と同一箇所には
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。24は高周波信号に対しては通過特性
を示すがイメージ信号は抑圧するフィルタで3段の終端
開放スタブで構成され、ミキサ・ダイオード13の端子
りからフィルタ24側を見たインピーダンスがイメージ
信号で短絡となる位置に設けられておυ、フィルタ24
とミキサ・ダイオード13との間の距離は、る。端子1
4から入力された局部発振信号は半波長ストリップ線路
共振器で構成された局発BPF15′を介してミキサ・
ダイオード13に印加されるが、局発B P F 15
’の主線路12に対する高周波的結合点Eは高周波的結
合点Eからミキサ・ダイオード13側を見たインピーダ
ンスが局部発振信号周波数で開放あるいは開放に近い状
態となる位置に設けられている。16は中間周波信号を
通過させる低域通過フィルタである。18はミキサ・ダ
イオード13で発生した中間周波信号を取り出す中間周
波信号出力端子である。20は中間周波信号整合回路で
、中間周波信号出力端子18からミキサ・ダイオード1
3側を見た出力インピーダンスが整合条件を満足するよ
うに構成される。
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。24は高周波信号に対しては通過特性
を示すがイメージ信号は抑圧するフィルタで3段の終端
開放スタブで構成され、ミキサ・ダイオード13の端子
りからフィルタ24側を見たインピーダンスがイメージ
信号で短絡となる位置に設けられておυ、フィルタ24
とミキサ・ダイオード13との間の距離は、る。端子1
4から入力された局部発振信号は半波長ストリップ線路
共振器で構成された局発BPF15′を介してミキサ・
ダイオード13に印加されるが、局発B P F 15
’の主線路12に対する高周波的結合点Eは高周波的結
合点Eからミキサ・ダイオード13側を見たインピーダ
ンスが局部発振信号周波数で開放あるいは開放に近い状
態となる位置に設けられている。16は中間周波信号を
通過させる低域通過フィルタである。18はミキサ・ダ
イオード13で発生した中間周波信号を取り出す中間周
波信号出力端子である。20は中間周波信号整合回路で
、中間周波信号出力端子18からミキサ・ダイオード1
3側を見た出力インピーダンスが整合条件を満足するよ
うに構成される。
特に中間周波信号整合回路20は並列インダクタンス回
路20’を含み、この並列インダクタンス回路20’は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっている。26は高周波信号や局部発
振信号に対しては通過特性を示すが中間周波信号に対し
ては開放インピーダンスを示す中間周波信号阻止回路で
、2本の終端開放ス) IJツブ線路が開放端から高周
波信号の約1/4波長(ニー)の長さにわたり分布結合
したi波長線路結合形インタディジタル直流阻止回路で
構λ 波長(2−)の距離に設けられている。中間周波信号阻
止回路25の結合線路インピーダンスは6oΩに設定さ
れるが、ミキサ・ダイオード13の素子インピーダンス
が低い場合には5oΩ以下に設定され、整合回路として
の機能をもたせることもある。22は整合線路で端子1
1からミキサ・ダイオード13側を見た入力インピーダ
ンスが高周波信号で整合がとれるように設けられており
、低インピーダンス線路で構成されている。低インピー
ダンス線路で構成される整合線路22はミキサ・ダイオ
ード13に最も近い容量性の整合回路素子として機能し
ている。
路20’を含み、この並列インダクタンス回路20’は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっている。26は高周波信号や局部発
振信号に対しては通過特性を示すが中間周波信号に対し
ては開放インピーダンスを示す中間周波信号阻止回路で
、2本の終端開放ス) IJツブ線路が開放端から高周
波信号の約1/4波長(ニー)の長さにわたり分布結合
したi波長線路結合形インタディジタル直流阻止回路で
構λ 波長(2−)の距離に設けられている。中間周波信号阻
止回路25の結合線路インピーダンスは6oΩに設定さ
れるが、ミキサ・ダイオード13の素子インピーダンス
が低い場合には5oΩ以下に設定され、整合回路として
の機能をもたせることもある。22は整合線路で端子1
1からミキサ・ダイオード13側を見た入力インピーダ
ンスが高周波信号で整合がとれるように設けられており
、低インピーダンス線路で構成されている。低インピー
ダンス線路で構成される整合線路22はミキサ・ダイオ
ード13に最も近い容量性の整合回路素子として機能し
ている。
第5の実施例では、高周波信号に対しては通過特性を示
すがイメージ信号は抑圧するフィルタとして、構成が簡
単で寸法が小さい3段の終端開放スタブフィルタ24を
用い、ミキサ・ダイオード13から端子11側を見たイ
ンピーダンスがイメージ信号で短絡となる位置に配して
いるので、端子11から入力された高周波信号は少ない
伝播損失でミキサ・ダイオード13に伝播し、ミキサ・
ダイオード13で発生するイメージ信号を再度中間周波
信号に効率よく変換せしめるだめ、変換損失の少ないミ
キサ特性が得られると同時に、イメージ抑圧比の大きい
ミキサ特性が得られる。
すがイメージ信号は抑圧するフィルタとして、構成が簡
単で寸法が小さい3段の終端開放スタブフィルタ24を
用い、ミキサ・ダイオード13から端子11側を見たイ
ンピーダンスがイメージ信号で短絡となる位置に配して
いるので、端子11から入力された高周波信号は少ない
伝播損失でミキサ・ダイオード13に伝播し、ミキサ・
ダイオード13で発生するイメージ信号を再度中間周波
信号に効率よく変換せしめるだめ、変換損失の少ないミ
キサ特性が得られると同時に、イメージ抑圧比の大きい
ミキサ特性が得られる。
また中間周波信号に対しては開放インピーダンスを示す
中間周波信号阻止回路26が主線路12に対し直列に設
けられているため、中間周波信号における出力整合状態
が主線路12上に設けられているフィルタ24の形状や
端子11側に接続される回路から受ける影響を除去する
ことができる。
中間周波信号阻止回路26が主線路12に対し直列に設
けられているため、中間周波信号における出力整合状態
が主線路12上に設けられているフィルタ24の形状や
端子11側に接続される回路から受ける影響を除去する
ことができる。
また中間周波信号阻止回路26がミキサ・ダイれだ位置
に設けられているため、整合線路22は中間周波信号に
対して容量性の整合回路素子として機能し、特に、ミキ
サ・ダイオード13に最も近い整合回路素子として中間
周波信号での出力インピーダンスの整合帯域幅を広帯域
化する効果がある。また、ミキサ・ダイオード13で発
生した中間周波信号は低域通過フィルタ16および並列
インダクタンス回路20′を含む中間周波信号整合回路
2oを順次通過させて取り出す構成で、中間周波信号整
合回路2oとしてミキサ・ダイオード13に流れるバイ
アス電流の帰還回路を兼ねる並列インダクタンス回路2
0’を用いているだめ、新たにバイアス電流の帰還回路
を形成する必要がないため、ミキサの回路構成が小型化
・簡素化される。しかも、使用するミキサ・ダイオード
は1個であるため、ミキサの製造コストは安くなる。
に設けられているため、整合線路22は中間周波信号に
対して容量性の整合回路素子として機能し、特に、ミキ
サ・ダイオード13に最も近い整合回路素子として中間
周波信号での出力インピーダンスの整合帯域幅を広帯域
化する効果がある。また、ミキサ・ダイオード13で発
生した中間周波信号は低域通過フィルタ16および並列
インダクタンス回路20′を含む中間周波信号整合回路
2oを順次通過させて取り出す構成で、中間周波信号整
合回路2oとしてミキサ・ダイオード13に流れるバイ
アス電流の帰還回路を兼ねる並列インダクタンス回路2
0’を用いているだめ、新たにバイアス電流の帰還回路
を形成する必要がないため、ミキサの回路構成が小型化
・簡素化される。しかも、使用するミキサ・ダイオード
は1個であるため、ミキサの製造コストは安くなる。
第6図は本発明の第6の実施例で第3図と同一箇所には
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。24′は高周波信号のみを選択通過さ
せる高周波信号用帯域通過フィルタ(高周波信号用BP
F)で両端開放の半波長ス) IJツブ線路共振器で構
成され、ミキサ・ダイオード13の端子りから端子11
側を見たインピーダンスがイメージ信号で開放となる位
置に設けられておシ、フィルタ24′とミキサ・ダされ
た局部発振信号は半波長ストリップ線路共振器で構成さ
れた局発B P F 1 B”を介してミキサ・ダイオ
ード13に印加される。16は中間周波信号を通過させ
る低域通過フィルタである。18はミキサ・ダイオード
13で発生した中間周波信号を取り出す中間周波信号出
力端子である。2oは中間周波信号整合回路で中間周波
信号出力端子18からミキサ・ダイオード13側を見た
インピーダンスが整合条件を満足するように構成される
。
同一番号を付して説明する。端子11から入力された高
周波信号は主線路12を伝播してミキサ・ダイオード1
3に印加される。24′は高周波信号のみを選択通過さ
せる高周波信号用帯域通過フィルタ(高周波信号用BP
F)で両端開放の半波長ス) IJツブ線路共振器で構
成され、ミキサ・ダイオード13の端子りから端子11
側を見たインピーダンスがイメージ信号で開放となる位
置に設けられておシ、フィルタ24′とミキサ・ダされ
た局部発振信号は半波長ストリップ線路共振器で構成さ
れた局発B P F 1 B”を介してミキサ・ダイオ
ード13に印加される。16は中間周波信号を通過させ
る低域通過フィルタである。18はミキサ・ダイオード
13で発生した中間周波信号を取り出す中間周波信号出
力端子である。2oは中間周波信号整合回路で中間周波
信号出力端子18からミキサ・ダイオード13側を見た
インピーダンスが整合条件を満足するように構成される
。
特に中間周波信号整合回路2oは並列インダクタンス回
路20′を含み、この並列インダクタンス回路20’は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっている。22は整合線路で端子11
からミキサ・ダイオード13側を見たインピーダンスが
高周波信号周波数で整合がとれるように設けられておシ
ー低インピーダンス線路で構成されている。低インピー
ダンス線路で構成される整合線路22は中間周波信号に
対してはミキサ・ダイオード13に最も近い容量性の整
合回路素子として機能している。
路20′を含み、この並列インダクタンス回路20’は
ミキサ・ダイオード13を流れるバイアス電流の帰還回
路の一部分にもなっている。22は整合線路で端子11
からミキサ・ダイオード13側を見たインピーダンスが
高周波信号周波数で整合がとれるように設けられておシ
ー低インピーダンス線路で構成されている。低インピー
ダンス線路で構成される整合線路22は中間周波信号に
対してはミキサ・ダイオード13に最も近い容量性の整
合回路素子として機能している。
第6の実施例では、フィルタ24′は終端開放の半波長
ストリップ線路共振器で構成されているため、フィルタ
24′は中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示し、中間周波信号における出力整合状態が端子11側
に接続される回路から受ける影響を除去することができ
る。
ストリップ線路共振器で構成されているため、フィルタ
24′は中間周波信号に対しては開放インピーダンスを
示し、中間周波信号における出力整合状態が端子11側
に接続される回路から受ける影響を除去することができ
る。
またフィルタ24′がミキサ・ダイオード13かλ
ら高周波信号の約1/4波長(2−)離れた位置に設け
られているため、整合線路22は中間周波信号に対して
、ミキサ・ダイオード13に最も近い容量性の整合回路
素子として機能し、中間周波信号での出力インピーダン
スの整合帯域幅を広帯域化する効果がある。また中間周
波信号整合回路としの帰還回路を兼ねる並列インダクタ
ンス回路2σを用いているため、新たにバイアス電流の
帰還回路を形成する必要がなく、ミキサの回路構成が小
型化・簡素化される。しかも使用するミキサ・ダイオー
ドは1個であるため、ミキサの製造コストは安くなる。
られているため、整合線路22は中間周波信号に対して
、ミキサ・ダイオード13に最も近い容量性の整合回路
素子として機能し、中間周波信号での出力インピーダン
スの整合帯域幅を広帯域化する効果がある。また中間周
波信号整合回路としの帰還回路を兼ねる並列インダクタ
ンス回路2σを用いているため、新たにバイアス電流の
帰還回路を形成する必要がなく、ミキサの回路構成が小
型化・簡素化される。しかも使用するミキサ・ダイオー
ドは1個であるため、ミキサの製造コストは安くなる。
以上説明した実施例では、局部発振信号をミキサ・ダイ
オードに印加するのに、中間周波信号阻止回路と高周波
信号、入力端子との間で、主線路と高周波的に結合した
局発BPFを介して行なっているが、必ずしも実施例で
説明した方法によらなくてもよい。例えば、端子11か
ら高周波信号と同時に局部発振信号を入力するとか、ま
たは、整合線路12’、22あるいは、フィルタ24の
終端開放スタブと高周波的に結合した局発BPFを介し
てミキサ・ダイオードに局部発振信号を印加してもよい
ことは言うまでもない。
オードに印加するのに、中間周波信号阻止回路と高周波
信号、入力端子との間で、主線路と高周波的に結合した
局発BPFを介して行なっているが、必ずしも実施例で
説明した方法によらなくてもよい。例えば、端子11か
ら高周波信号と同時に局部発振信号を入力するとか、ま
たは、整合線路12’、22あるいは、フィルタ24の
終端開放スタブと高周波的に結合した局発BPFを介し
てミキサ・ダイオードに局部発振信号を印加してもよい
ことは言うまでもない。
発明の効果
示すが中間周波信号に対しては開放インピーダンスを示
す中間周波信号阻止回路を設けることにより、中間周波
信号における出力インピーダンス整合が高周波信号入力
端子側に接続される回路や主線路上に設けられるフィル
タ等の形状から受ける影響を除去することができるので
、中間周波信号での整合帯域が外部回路によって制限さ
れることがない。
す中間周波信号阻止回路を設けることにより、中間周波
信号における出力インピーダンス整合が高周波信号入力
端子側に接続される回路や主線路上に設けられるフィル
タ等の形状から受ける影響を除去することができるので
、中間周波信号での整合帯域が外部回路によって制限さ
れることがない。
(2)中間周波信号阻止回路がミキサ・ダイオードの近
傍に設けられているため、ミキサ・ダイオードに接続さ
れている整合線路が中間周波信号に対してはミキサ・ダ
イオードに最も近い容量性の整合回路素子として機能し
中間周波信号での出力インピーダンスの整合帯域幅を一
層広帯域化できる。
傍に設けられているため、ミキサ・ダイオードに接続さ
れている整合線路が中間周波信号に対してはミキサ・ダ
イオードに最も近い容量性の整合回路素子として機能し
中間周波信号での出力インピーダンスの整合帯域幅を一
層広帯域化できる。
(3) シングル・ミキサであるためミキサ・ダイオ
ードが1個でよく、ミキサの製造コストが安価にできる
。
ードが1個でよく、ミキサの製造コストが安価にできる
。
(4)中間周波信号阻止回路がミキサ・ダイオードの近
傍に設けられているだめ、高周波信号の入力整合回路と
中間周波信号の出力整合回路とは、重複する部分は少な
く整合線路の部分を除いては重複していないので、高周
波信号の入力整合回路と中間周波信号の出力整合回路と
をそれぞれ独立して設計することが容易になり、ミキサ
の入出力回路設計の自由度が大幅に向上する。
傍に設けられているだめ、高周波信号の入力整合回路と
中間周波信号の出力整合回路とは、重複する部分は少な
く整合線路の部分を除いては重複していないので、高周
波信号の入力整合回路と中間周波信号の出力整合回路と
をそれぞれ独立して設計することが容易になり、ミキサ
の入出力回路設計の自由度が大幅に向上する。
などの効果を有するものである。
第1図は本発明の第1の実施例におけるシングル・ミキ
サのパターン図、第2図は本発明の第2の実施例による
シン、グル・ミキサのパターン図、第3図および第4図
はそれぞれ本発明の第3および第4の実施例におけるシ
ングル・ミキサのパターン図、第5図および第6図はそ
れぞれ本発明の第5および第6の実施例におけるシング
ル・ミキサ回路のパターン図、第7図および第8図はそ
れぞれMICを用いた従来のシングル・ミキサのパター
ン図である。 11・・・・・・高周波信号入力端子、12・・・・・
・主線路、12′・・・・・・整合線路、13・・・・
・・ミキサ・ダイオード、14・・・・・・局部発振信
号入力端子、16 、15’、 15’・・・・・・局
発BPF、16・・・・・・低域通過フィルタ、17・
・・・・・ダイオード端子短絡回路、18・・・・・・
中間周波信号出力端子、19,21.23,25・・・
・・・中間周波信号阻止回路、2o・・・・・・中間周
波信号整合回路、20’・・・・・・並列インダクタン
ス回路、22・・・・・・整合線路、24・・・・・・
イメージ阻止フィルタ、24′・・・・・・高周波信号
用BPF0代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほ
か1名第5図 ?4 第6図 24′ 第7図 第8図
サのパターン図、第2図は本発明の第2の実施例による
シン、グル・ミキサのパターン図、第3図および第4図
はそれぞれ本発明の第3および第4の実施例におけるシ
ングル・ミキサのパターン図、第5図および第6図はそ
れぞれ本発明の第5および第6の実施例におけるシング
ル・ミキサ回路のパターン図、第7図および第8図はそ
れぞれMICを用いた従来のシングル・ミキサのパター
ン図である。 11・・・・・・高周波信号入力端子、12・・・・・
・主線路、12′・・・・・・整合線路、13・・・・
・・ミキサ・ダイオード、14・・・・・・局部発振信
号入力端子、16 、15’、 15’・・・・・・局
発BPF、16・・・・・・低域通過フィルタ、17・
・・・・・ダイオード端子短絡回路、18・・・・・・
中間周波信号出力端子、19,21.23,25・・・
・・・中間周波信号阻止回路、2o・・・・・・中間周
波信号整合回路、20’・・・・・・並列インダクタン
ス回路、22・・・・・・整合線路、24・・・・・・
イメージ阻止フィルタ、24′・・・・・・高周波信号
用BPF0代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほ
か1名第5図 ?4 第6図 24′ 第7図 第8図
Claims (8)
- (1)ストリップ線路あるいはマイクロストリップ線路
を基本構成とするマイクロ波集積回路を用いたシングル
・ミキサにおいて、高周波信号入力端子とミキサ・ダイ
オードの一端とを高周波信号を前記ミキサ・ダイオード
に伝達する主線路で接続し、前記ミキサ・ダイオードの
他端を接地するとともに、前記ミキサ・ダイオードに局
部発振信号を印加し、前記主線路上に前記ミキサ・ダイ
オードから高周波信号あるいは局部発振信号の約1/4
波長以下の長さの距離に中間周波信号に対しては開放イ
ンピーダンスを示す中間周波信号阻止回路を設け、前記
ミキサ・ダイオードの一端の近傍で、前記主線路に並列
に高周波信号と局部発振信号の差の周波数成分である中
間周波信号を取り出す低域通過フィルタを接続したこと
を特徴とするシングル・ミキサ。 - (2)ミキサ・ダイオードの他端に高周波信号あるいは
局部発振信号の約1/4波長の終端開放線路を接続する
とともに、前記ミキサ・ダイオードの他端に終端が直流
的に接地短絡された長さが高周波信号の1/4波長より
も短かい線路を接続したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のシングル・ミキサ。 - (3)中間周波信号阻止回路として、2本の終端開放ス
トリップ線路がこの終端開放ストリップ線路の開放端か
ら高周波信号の約1/4波長の長さにわたり分布結合し
てなる1/4波長線路結合形インタディジタル直流阻止
回路で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のシングル・ミキサ。 - (4)ミキサ・ダイオードと中間周波信号阻止回路との
間にある主線路の線路インピーダンスを低くしたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシングル・ミキ
サ。 - (5)ミキサ・ダイオードの一端と1/4波長線路結合
形インタディジタル直流阻止回路との間にある主線路を
高周波信号に対する第1の整合回路として用い、前記1
/4波長線路結合形インタディジタル直流阻止回路を高
周波信号に対する第2の整合回路としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第3項記載のシングル・ミキサ。 - (6)主線路に並列に接続された複数段の終端開放スタ
ブで構成され、イメージ信号周波数では阻止域となり高
周波信号周波数では通過域となる帯域阻止フィルタを前
記主線路上に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のシングル・ミキサ。 - (7)平行結合形ストリップ線路で構成され、イメージ
信号周波数では阻止域となり高周波信号周波数では通過
域となる帯域通過フィルタを主線路上に設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のシングル・ミキサ
。 - (8)低域通過フィルタの出力側に中間周波信号整合回
路を設け、この中間周波信号整合回路を少なくとも1本
以上の終端が接地短絡された並列インダクタンスで構成
するとともに、この並列インダクタンスの少なくとも1
本をミキサ・ダイオードに流れるバイアス電流の帰還回
路として用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のシングル・ミキサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27631285A JPS62136113A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | シングル・ミキサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27631285A JPS62136113A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | シングル・ミキサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136113A true JPS62136113A (ja) | 1987-06-19 |
JPH0375096B2 JPH0375096B2 (ja) | 1991-11-29 |
Family
ID=17567698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27631285A Granted JPS62136113A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | シングル・ミキサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62136113A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02206901A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダイオード・マウントおよびミキサ回路 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038404A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-09 | ||
JPS5710507A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Mixer in microwave circuit integration |
JPS57166707A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | Nec Corp | Image reflection type frequency converter |
JPS585014A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シングル・ミキサ |
JPS58101510A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-16 | Nec Corp | マイクロ波集積回路周波数変換器 |
JPS60125008A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波周波数変換回路 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP27631285A patent/JPS62136113A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038404A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-09 | ||
JPS5710507A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Mixer in microwave circuit integration |
JPS57166707A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | Nec Corp | Image reflection type frequency converter |
JPS585014A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シングル・ミキサ |
JPS58101510A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-16 | Nec Corp | マイクロ波集積回路周波数変換器 |
JPS60125008A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波周波数変換回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02206901A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダイオード・マウントおよびミキサ回路 |
JPH0793521B2 (ja) * | 1989-02-07 | 1995-10-09 | 松下電器産業株式会社 | ダイオード・マウントおよびミキサ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0375096B2 (ja) | 1991-11-29 |
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