JPS6213585A - 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法 - Google Patents
2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法Info
- Publication number
- JPS6213585A JPS6213585A JP60153307A JP15330785A JPS6213585A JP S6213585 A JPS6213585 A JP S6213585A JP 60153307 A JP60153307 A JP 60153307A JP 15330785 A JP15330785 A JP 15330785A JP S6213585 A JPS6213585 A JP S6213585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butyl
- methylphenol
- potassium ferricyanide
- tert
- potassium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
14立夏
本発明は、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ールの間接電解酸化法に関する。
ールの間接電解酸化法に関する。
l米狭監
2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール圓
偽
ナル・オブ・オーガニックケミストリー」(J、δrg
。
。
Chat、)、 22.1439 (1957)に総説
があり、ベンゾイルパーオキサイド、二酸化鉛あるいは
フェリシアン化カリウムを酸化剤として用い、3.3’
。
があり、ベンゾイルパーオキサイド、二酸化鉛あるいは
フェリシアン化カリウムを酸化剤として用い、3.3’
。
5.5′−テトラ−t〜ブチル−4,4′−スチルベン
キノンス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ、ドロキシ
フェニル)工物として得られる例が報告されているが、
いずれの酸化剤の場合も収率が低く、また多量の酸化剤
を要するため、使用した酸化剤の後処理が煩雑となり、
工業的実施に適した方法とはいい難い。3.3’ 、5
.5’−テトラ−t−ブチル−4,4′−スチルベンキ
ノン及び1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)エタンが2,6−ジ−t−ブチ県 生成することは、[ラバー・ケミカル・テクノロジーJ
(Rubber Cham、 Technol、) 、
46.1134 (1973)等に示されており、同
誌で述べられている様に、過去60年にわたり、2,6
−ジ−t−ブチル−p−キノンメチド単離の努力がなさ
れたが、溶液中でしか存在せず、しかも容易に二量化し
て3.3’、5.5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−スチルベンキノンと1,2−ビス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタンに変化するた
め、不成功に終っている。
キノンス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ、ドロキシ
フェニル)工物として得られる例が報告されているが、
いずれの酸化剤の場合も収率が低く、また多量の酸化剤
を要するため、使用した酸化剤の後処理が煩雑となり、
工業的実施に適した方法とはいい難い。3.3’ 、5
.5’−テトラ−t−ブチル−4,4′−スチルベンキ
ノン及び1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)エタンが2,6−ジ−t−ブチ県 生成することは、[ラバー・ケミカル・テクノロジーJ
(Rubber Cham、 Technol、) 、
46.1134 (1973)等に示されており、同
誌で述べられている様に、過去60年にわたり、2,6
−ジ−t−ブチル−p−キノンメチド単離の努力がなさ
れたが、溶液中でしか存在せず、しかも容易に二量化し
て3.3’、5.5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−スチルベンキノンと1,2−ビス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタンに変化するた
め、不成功に終っている。
2.6−ジ−t−ブチル−ρ−キノンメチドの二量化物
である3、3’ 、5.5’−テトラ−t−ブチル−4
,4′−スチルベンキノン及び1.2−ビス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタンは酸
化防止剤あるいはポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂
等の原料あるいは改質剤として極めて有望視される物質
である。前述の総説、「ジャーナル・オブ・オーガニッ
クケミストリーJ (J、 Org、 Chew、)、
22゜1439 (1957)中、フェリシアン化カ
リウムによる2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの酸化の実施例は「ジャーナル・オブ・アメリカ
ンケミカルソサイエテイJ (J 、 Am、 Ch
ew、 Soc、)。
である3、3’ 、5.5’−テトラ−t−ブチル−4
,4′−スチルベンキノン及び1.2−ビス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタンは酸
化防止剤あるいはポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂
等の原料あるいは改質剤として極めて有望視される物質
である。前述の総説、「ジャーナル・オブ・オーガニッ
クケミストリーJ (J、 Org、 Chew、)、
22゜1439 (1957)中、フェリシアン化カ
リウムによる2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの酸化の実施例は「ジャーナル・オブ・アメリカ
ンケミカルソサイエテイJ (J 、 Am、 Ch
ew、 Soc、)。
77、1783(1955)に報告されているが、大量
のフェリシアン化カリウム(対2,6−ジ−t−ブチル
ー4−メチルフエノール6.1倍モル)を使用し、生成
物として3.3’ 、5.5’−テトラ−t−ブチル−
4,4t−スチルベンキノン55% と1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タン20%を得ている。
のフェリシアン化カリウム(対2,6−ジ−t−ブチル
ー4−メチルフエノール6.1倍モル)を使用し、生成
物として3.3’ 、5.5’−テトラ−t−ブチル−
4,4t−スチルベンキノン55% と1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タン20%を得ている。
このように、従来の方法では下記のような問題がある。
(イ)2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
に対しフェリシアン化カリウムを下記(1)式に示した
ように理論上2倍モルのところを実際には約6倍モルと
多量の酸化剤を必要とし、酸化剤の価格からみて経済性
の面で大きな欠陥がある。
に対しフェリシアン化カリウムを下記(1)式に示した
ように理論上2倍モルのところを実際には約6倍モルと
多量の酸化剤を必要とし、酸化剤の価格からみて経済性
の面で大きな欠陥がある。
(ロ)また、フェロシアン及び/又はフェリシアンイオ
ンを含む排水にはシアンイオンを含む排水と同等の法規
制(シアンイオン排出基準=1 mg/l)があり、酸
化排液からこれ等の除去あるいは回収が不可欠で、その
ための付帯設備を必要とする。
ンを含む排水にはシアンイオンを含む排水と同等の法規
制(シアンイオン排出基準=1 mg/l)があり、酸
化排液からこれ等の除去あるいは回収が不可欠で、その
ための付帯設備を必要とする。
(ハ)さらに、生成物の合計収率も少なく必ずしも満足
すべきものでない等の理由で工業的実施には問題がある
。
すべきものでない等の理由で工業的実施には問題がある
。
一
2に4Ft3(CN)! + 2H,OΣ−2に、Fe
(CN)、 + 2KOH+H,(2)α、
CH。
(CN)、 + 2KOH+H,(2)α、
CH。
目 的
本発明は従来の欠点を克服した2、6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノールの酸化法を提供することを目的
とするものである。
−4−メチルフェノールの酸化法を提供することを目的
とするものである。
量−一双
本発明者等は前記目的を達成するために鋭意研究した結
果、前記(1)式に示した2、6−ジ−t−ブチル−4
−メチルフェノールの酸化反応を電解酸化槽の中で通電
下に行なうと、フェリシアン化カリウムが酸化剤として
作用した結果生じるフェロシアン化カリウムが前記(2
)式のようにフェリシアン化カリウムに容易に再生され
ることを見出し、この知見を利用し全体としては見掛は
上、前記(3)式に示したように少量のフェリシアン化
カリウムの存在下に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチ
ルフェノールを間接的に電解酸化することにより2,6
−ジ−t−ブチル−p−キノンメチドを高転化率、高選
択率で得るという新しい酸化手法を開発し本発明を完成
するに至った。
果、前記(1)式に示した2、6−ジ−t−ブチル−4
−メチルフェノールの酸化反応を電解酸化槽の中で通電
下に行なうと、フェリシアン化カリウムが酸化剤として
作用した結果生じるフェロシアン化カリウムが前記(2
)式のようにフェリシアン化カリウムに容易に再生され
ることを見出し、この知見を利用し全体としては見掛は
上、前記(3)式に示したように少量のフェリシアン化
カリウムの存在下に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチ
ルフェノールを間接的に電解酸化することにより2,6
−ジ−t−ブチル−p−キノンメチドを高転化率、高選
択率で得るという新しい酸化手法を開発し本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェノールをフェリシアン化カリウムで酸化する反
応及び当該酸化により副生ずるフェロシアン化カリウム
を支持電解質の存在下に陽極酸化してフェリシアン化カ
リウムに再生する反応とを同一電解槽内で並行して行な
い、フェリシアン化カリウムの再生を繰返しなから゛、
2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸
化することを特徴とする。
チルフェノールをフェリシアン化カリウムで酸化する反
応及び当該酸化により副生ずるフェロシアン化カリウム
を支持電解質の存在下に陽極酸化してフェリシアン化カ
リウムに再生する反応とを同一電解槽内で並行して行な
い、フェリシアン化カリウムの再生を繰返しなから゛、
2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸
化することを特徴とする。
本発明の方法は、上述のようにフェリシアン化カリウム
による2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
の酸化をフェリシアン化カリウムの再生をしながら行な
うので酸化剤フェリシアン化カリウムの使用量は従来法
とは比較にならないほどの少量で足りること及び酸化反
応の処理が容易な点に特徴がある。すなわち、2,6−
ジ−t−ブチル−p−キノンメチドを主成分とする酸化
生成物は、使用した有機溶媒層に含まれるフェロ及び/
又はフェリシアン化カリウム及び支持電解質を含む水層
から分液後、これを加熱し、あるいは有機溶媒を留去す
ることで二量体である3、3’ 、5.5’−テトラ−
t−ブチル−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エタンに転化される。一方。
による2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
の酸化をフェリシアン化カリウムの再生をしながら行な
うので酸化剤フェリシアン化カリウムの使用量は従来法
とは比較にならないほどの少量で足りること及び酸化反
応の処理が容易な点に特徴がある。すなわち、2,6−
ジ−t−ブチル−p−キノンメチドを主成分とする酸化
生成物は、使用した有機溶媒層に含まれるフェロ及び/
又はフェリシアン化カリウム及び支持電解質を含む水層
から分液後、これを加熱し、あるいは有機溶媒を留去す
ることで二量体である3、3’ 、5.5’−テトラ−
t−ブチル−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)エタンに転化される。一方。
分液された水層は何ら処理することなく再び2゜6−ジ
−t−ブチル−4−メチルフェノールの酸化反応に繰返
し使用される。実際10回にわたって水層の繰返し使用
を行なったが2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの転化率は97−99%、2.6−ジ−t−ブチ
ル−p−キノンメチドの選択率は88−90%でその酸
化能力はほとんど変っていなかった(実施例5参照)、
このため本発明の方法はフェロシアン化カリウムをフェ
リシアン化カリウムに転換するための特別な再生工程と
か回収または除去のための処理工程を必要と□せず設備
、操作面で大幅な軽減を可能とする点で工業的に極めて
有利な酸化法を提供するものである。
−t−ブチル−4−メチルフェノールの酸化反応に繰返
し使用される。実際10回にわたって水層の繰返し使用
を行なったが2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの転化率は97−99%、2.6−ジ−t−ブチ
ル−p−キノンメチドの選択率は88−90%でその酸
化能力はほとんど変っていなかった(実施例5参照)、
このため本発明の方法はフェロシアン化カリウムをフェ
リシアン化カリウムに転換するための特別な再生工程と
か回収または除去のための処理工程を必要と□せず設備
、操作面で大幅な軽減を可能とする点で工業的に極めて
有利な酸化法を提供するものである。
酸化剤フェリシアン化カリウムは第一図にしめしたよう
に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸
化し、自らはフェロシアン化;リウムに還元さhるが、
電解酸化により再びフェリシアン化カリウムに再生され
る。従って、本発明における酸化剤はフェリシアン化カ
リウムに代えて、フェロシアン化カリウムを用いても、
2゜6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールの酸化
を何ら支障なく行なうことがセきる0本発明の方法は、
具体的には2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ールを有機溶媒に溶かした有機層と、フェリシアン化カ
リウム及び電気化学的には支持電解質としてのアルカリ
金属水酸化物を含む水層とを電解槽内で機械的に攪拌し
ながら通電することにより行なわれる。
に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸
化し、自らはフェロシアン化;リウムに還元さhるが、
電解酸化により再びフェリシアン化カリウムに再生され
る。従って、本発明における酸化剤はフェリシアン化カ
リウムに代えて、フェロシアン化カリウムを用いても、
2゜6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールの酸化
を何ら支障なく行なうことがセきる0本発明の方法は、
具体的には2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ールを有機溶媒に溶かした有機層と、フェリシアン化カ
リウム及び電気化学的には支持電解質としてのアルカリ
金属水酸化物を含む水層とを電解槽内で機械的に攪拌し
ながら通電することにより行なわれる。
本発明に使用される有機溶媒は、反応条件下に電気化学
反応を受けに<<、シかも原料物質である2、6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール及び酸化生成物であ
る2、6−ジ−t−ブチル−p−キノンメチド及びそれ
から生じる3、3’ 、5.5’−テトラ−を−ブチル
−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−ビス(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン
のいずれとも顕著には反応せず、かつこれらの化合物に
対し溶解度が大きく水には不溶の性質を有するものから
選ばれる。このような溶媒としてはベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、シクロヘキサン、ヘ
キサン、ペンタン等の脂肪族炭化水素類を挙げることが
でき、これらの中では特にベンゼン、シクロヘキサンが
好ましい。
反応を受けに<<、シかも原料物質である2、6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール及び酸化生成物であ
る2、6−ジ−t−ブチル−p−キノンメチド及びそれ
から生じる3、3’ 、5.5’−テトラ−を−ブチル
−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−ビス(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタン
のいずれとも顕著には反応せず、かつこれらの化合物に
対し溶解度が大きく水には不溶の性質を有するものから
選ばれる。このような溶媒としてはベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素類、シクロヘキサン、ヘ
キサン、ペンタン等の脂肪族炭化水素類を挙げることが
でき、これらの中では特にベンゼン、シクロヘキサンが
好ましい。
2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールの仕込
濃度は有機溶媒に対して通常0.01−2.0モル/l
の範囲で、好ましくは0.1−1.0モル11の範囲で
ある。
濃度は有機溶媒に対して通常0.01−2.0モル/l
の範囲で、好ましくは0.1−1.0モル11の範囲で
ある。
フェリシアン化カリウムの使用量は前記(1)式の上で
は少なくとも2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの2倍モル(理論量)が必要であるが1本発明の
方法は、フェリシアン化カリウムを再生しながら2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸化する方
法なので2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ルに対し2倍モル以下で足り、0.1−1.9倍モルの
範囲、好ましくは0.5−1.5倍モルの範囲から選ば
れる。
は少なくとも2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールの2倍モル(理論量)が必要であるが1本発明の
方法は、フェリシアン化カリウムを再生しながら2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを酸化する方
法なので2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ルに対し2倍モル以下で足り、0.1−1.9倍モルの
範囲、好ましくは0.5−1.5倍モルの範囲から選ば
れる。
フェリシアン化カリウムは飽和濃度以下の水溶液として
用いられ、通常0.015−2.5モル/1の範囲、好
ましくは0.15−1.0モルへの範囲から選ばれる。
用いられ、通常0.015−2.5モル/1の範囲、好
ましくは0.15−1.0モルへの範囲から選ばれる。
支持電解質としてはアルカリ金属水酸化物類例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等が用いられる。特に限
定されるものではないが反応系組成を複雑にしない点で
水酸化カリウムを使用することが好ましい。アルカリ金
属水酸化物は、電気化学的な支持電解質としての作用に
加え、化学的には反応系をアルカリ性に保つことでフェ
ロシアン化カリウムの分解によるシアン化水素の発生を
抑制する作用をなすのでフェリシアン化カリウムと同モ
ル以上が使用される。
化ナトリウム、水酸化カリウム等が用いられる。特に限
定されるものではないが反応系組成を複雑にしない点で
水酸化カリウムを使用することが好ましい。アルカリ金
属水酸化物は、電気化学的な支持電解質としての作用に
加え、化学的には反応系をアルカリ性に保つことでフェ
ロシアン化カリウムの分解によるシアン化水素の発生を
抑制する作用をなすのでフェリシアン化カリウムと同モ
ル以上が使用される。
水に対する濃度は通常0.015−3.0モル/lの範
囲、好ましくは0.15−1.5モル/1の範囲から選
ばれる。
囲、好ましくは0.15−1.5モル/1の範囲から選
ばれる。
反応温度は使用する有機溶媒の2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール及びその酸化生成物に対する溶
解性を考慮して決定され、5−80℃の範囲から選ばれ
る。更に付言すれば加熱あるいは冷却を必要としない常
温下の実施でも反応は十分速かに進行する0反応温度が
高い場合、酸化生成物である2、6−ジ−t−ブチル−
p−キノンメチドは低温での反応に比べより早く二量化
を起こす。
−4−メチルフェノール及びその酸化生成物に対する溶
解性を考慮して決定され、5−80℃の範囲から選ばれ
る。更に付言すれば加熱あるいは冷却を必要としない常
温下の実施でも反応は十分速かに進行する0反応温度が
高い場合、酸化生成物である2、6−ジ−t−ブチル−
p−キノンメチドは低温での反応に比べより早く二量化
を起こす。
電解槽様式としては、陽陰両極を同一槽中に対峙させた
非分離型槽も使用可能であるが、陽極におけるフェロリ
フエリの酸化反応と、陰極におけるフェリ→フェロの還
元反応とが並行して起き電流効率が悪くなる。電流効率
を良くするため、陽陰極を素焼き磁性材等の多孔質膜、
イオン交換膜等の隔膜で区画した分離型槽を使用するこ
とが好ましい。
非分離型槽も使用可能であるが、陽極におけるフェロリ
フエリの酸化反応と、陰極におけるフェリ→フェロの還
元反応とが並行して起き電流効率が悪くなる。電流効率
を良くするため、陽陰極を素焼き磁性材等の多孔質膜、
イオン交換膜等の隔膜で区画した分離型槽を使用するこ
とが好ましい。
陽極材質としては、黒鉛等の炭素材の他、鉄、ステンレ
ス、ニッケル、銅、白金等の金属材が適している。特に
高電流密度で通電を行わない限り、陽極金属材からの金
属イオンの析出は起きないので(イ)電極の洗浄が容易
、1口)電極への反応液の含浸がさけられる、(ハ)安
価である等の利点を有するステンレスが好ましい、陰極
には、任意の適当な材料、例えば黒鉛等の炭素材、鉄、
ステンレス、白金等が用い得る。
ス、ニッケル、銅、白金等の金属材が適している。特に
高電流密度で通電を行わない限り、陽極金属材からの金
属イオンの析出は起きないので(イ)電極の洗浄が容易
、1口)電極への反応液の含浸がさけられる、(ハ)安
価である等の利点を有するステンレスが好ましい、陰極
には、任意の適当な材料、例えば黒鉛等の炭素材、鉄、
ステンレス、白金等が用い得る。
電流密度は通常O0工ないし5.OA/dmの範囲から
選択され、特に0.5ないし3.OA/drdの範囲が
好適である。電流密度が上記範囲を越えると。
選択され、特に0.5ないし3.OA/drdの範囲が
好適である。電流密度が上記範囲を越えると。
フェロシアン化カリウムをフェリシアン化カリウムへ再
生する反応の電流効率が低下する。
生する反応の電流効率が低下する。
通電量は電解槽に仕込んだ2,6−ジ−t−ブチル−4
−メチルフェノールとフェリシアン化カリウムのモル比
なよって変化するが、理論的には初めに仕込んだフェリ
シアン化カリウムと再生されたフェリシアン化カリウム
の総和が仕込2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールに対し2倍モルとなる迄通電すれば良いことにな
る。すなわち、フェリシアン化カリウムの繰返し再生に
要する電気量、換言すれば仕込んだフェリシアン化カリ
ウム1モル当たり ファラデーの電気量を供給すれば良い。
−メチルフェノールとフェリシアン化カリウムのモル比
なよって変化するが、理論的には初めに仕込んだフェリ
シアン化カリウムと再生されたフェリシアン化カリウム
の総和が仕込2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールに対し2倍モルとなる迄通電すれば良いことにな
る。すなわち、フェリシアン化カリウムの繰返し再生に
要する電気量、換言すれば仕込んだフェリシアン化カリ
ウム1モル当たり ファラデーの電気量を供給すれば良い。
フェリシアン化カリウムに代えてフェロシアン化カリウ
ムを初めに仕込んだ場合にはフェリシアン化カリウムに
転換するのに要する電気量、換言すれば仕込んだフェロ
シアン化カリウム1モル当たり ファラデーの電気量を供給すれば良い。
ムを初めに仕込んだ場合にはフェリシアン化カリウムに
転換するのに要する電気量、換言すれば仕込んだフェロ
シアン化カリウム1モル当たり ファラデーの電気量を供給すれば良い。
尚、当然のことながら通電量は必要に応じ理論量より過
剰とする場合もある0例えば、フェリシアン化カリウム
を2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールに対
し、同倍モル用いた場合には理論通電量の105%の通
電により、又、フェリシアン化カリウムを2.6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノールに対し、0.5倍モ
ル用いた場合には理論通電量の110%の通電で殆どす
べての2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
が酸化され、2,6−ジ−t−ブチル−p−キノンメチ
ドが高選択的に生成する(実施例1,2参照)。
剰とする場合もある0例えば、フェリシアン化カリウム
を2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールに対
し、同倍モル用いた場合には理論通電量の105%の通
電により、又、フェリシアン化カリウムを2.6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノールに対し、0.5倍モ
ル用いた場合には理論通電量の110%の通電で殆どす
べての2.6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
が酸化され、2,6−ジ−t−ブチル−p−キノンメチ
ドが高選択的に生成する(実施例1,2参照)。
以下実施例及び比較例をもって本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
実施例1
容量100■aのビーカー型電解槽中に容量14.2I
Qの素焼円筒(外径18mm、深さ78.4J11.厚
さ1.4mm)の温度計を取り付け、陽極として3c−
×30■のステンレス(sus 304)板電極2枚を
素焼円筒を間にはさんで平行に取り付けた。素焼円筒内
には陰極として直径4■、長さLoommのステンレス
(sum 304)棒を取り付けた。陰極室(以下、素
焼円筒内を陰極室とした)には3%水酸化カリウム水溶
液10m mを入れ、陽極室(以下、素焼同情外を陽極
室とした)には2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール2.20g (0,01モル)をベンゼン−d
S(重水素置換)50■aに溶解して、又フェリシアン
化カリウム3.29g (0,01モル)、水酸化カリ
ウム1.12g(0,02モル)を水40■aに溶解し
て入れた。室温で、陽極液を機械的に攪拌しながら電流
密度1.OA/dnlF(0,18A)の直流定電流を
1時間34分(理論通電量の105%)通電し反応を行
った0反応後陽極室液の有機層をNMR及びガスクロマ
トグラフィーで分析したところ2゜6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノールの転化率は99%で、2,6−
ジ−t−ブチル−p−キノンメチド、3゜3’、5.5
’−テトラ−t−ブチル−4,4′−スチルベンキノン
及び1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)エタンの選択率は各々90%、1%。
Qの素焼円筒(外径18mm、深さ78.4J11.厚
さ1.4mm)の温度計を取り付け、陽極として3c−
×30■のステンレス(sus 304)板電極2枚を
素焼円筒を間にはさんで平行に取り付けた。素焼円筒内
には陰極として直径4■、長さLoommのステンレス
(sum 304)棒を取り付けた。陰極室(以下、素
焼円筒内を陰極室とした)には3%水酸化カリウム水溶
液10m mを入れ、陽極室(以下、素焼同情外を陽極
室とした)には2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール2.20g (0,01モル)をベンゼン−d
S(重水素置換)50■aに溶解して、又フェリシアン
化カリウム3.29g (0,01モル)、水酸化カリ
ウム1.12g(0,02モル)を水40■aに溶解し
て入れた。室温で、陽極液を機械的に攪拌しながら電流
密度1.OA/dnlF(0,18A)の直流定電流を
1時間34分(理論通電量の105%)通電し反応を行
った0反応後陽極室液の有機層をNMR及びガスクロマ
トグラフィーで分析したところ2゜6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノールの転化率は99%で、2,6−
ジ−t−ブチル−p−キノンメチド、3゜3’、5.5
’−テトラ−t−ブチル−4,4′−スチルベンキノン
及び1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)エタンの選択率は各々90%、1%。
1%であった(2.6−ジ−t−ブチル−p−キノンメ
チドは「ジャーナル・オブ・オーガニックケミストリー
J (J、 Org、 Cha+s、)、28.348
6 (1963)に記載のNMRデータと一致する)、
有機層を吸引分液し、少量の水で洗浄した後ロータリー
エバポレーターでベンゼンを留去して橙色の結晶2.1
9gを得た。ガスクロマトグラフィー内部標準法により
分析したところ2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール1%、3.3’ 、5.5’−テトラ−t−ブ
チル−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タンの収率は各45%、47%であった。
チドは「ジャーナル・オブ・オーガニックケミストリー
J (J、 Org、 Cha+s、)、28.348
6 (1963)に記載のNMRデータと一致する)、
有機層を吸引分液し、少量の水で洗浄した後ロータリー
エバポレーターでベンゼンを留去して橙色の結晶2.1
9gを得た。ガスクロマトグラフィー内部標準法により
分析したところ2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール1%、3.3’ 、5.5’−テトラ−t−ブ
チル−4,4′−スチルベンキノン及び1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タンの収率は各45%、47%であった。
実施例2〜3
実施例1と同じ電解槽を用いて、フェリシアン化カリウ
ム仕込量を実施例2においては1.65゜(0,005
モル)、実施例3においては0.82g(0,0025
モル)とし、ベンゼン−d6に代えてベンゼンを使用し
た以外は実施例1と同じ仕込みとし、実施例1と同じ様
に直流定電流を実施例2においては2時間28分(理論
通電量の110%)、実施例3においては3時間12分
(理論通電量の123%)通電した。
ム仕込量を実施例2においては1.65゜(0,005
モル)、実施例3においては0.82g(0,0025
モル)とし、ベンゼン−d6に代えてベンゼンを使用し
た以外は実施例1と同じ仕込みとし、実施例1と同じ様
に直流定電流を実施例2においては2時間28分(理論
通電量の110%)、実施例3においては3時間12分
(理論通電量の123%)通電した。
反応終了後の溶液中の2,6−ジ−t−ブチル−p−キ
ノンメチド、 3.3’ 、5.5’−テトラ−t−
ブチル−4,4’−スチルベンキノン、1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タンの選択率及び溶媒留去後の3.3’ 、5.5’−
テトラ−t−ブチル−4,4’−スチルベンキノン及び
1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)エタンの収率を実施例1の結果と合わせて
表1にまとめて示した。
ノンメチド、 3.3’ 、5.5’−テトラ−t−
ブチル−4,4’−スチルベンキノン、1,2−ビス(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エ
タンの選択率及び溶媒留去後の3.3’ 、5.5’−
テトラ−t−ブチル−4,4’−スチルベンキノン及び
1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)エタンの収率を実施例1の結果と合わせて
表1にまとめて示した。
(以下余白)
実施例4
実施例1と同じ電解槽を用いて、フェリシアン化カリウ
ムの代わりにフェロシアン化カリウム三水化物4.22
g(0,01モル)を用いた他は、実施例1と同じ仕込
みとし、実施例1と同様に。
ムの代わりにフェロシアン化カリウム三水化物4.22
g(0,01モル)を用いた他は、実施例1と同じ仕込
みとし、実施例1と同様に。
直流定電流を3時間17分(理論通電量の110%)通
電した。陽極室液の有機層をガスクロマトグラフィーで
分析したところ2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール転化率は93%、2,6−ジ−t−ブチル−p
−キノンメチド、3.3’ 、5.5’−テトラ−t−
ブチル−4,4′−スチルベンキノンおよび1,2−ビ
ス(3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
)エタンの選択率は各々80%、3%、2%であった。
電した。陽極室液の有機層をガスクロマトグラフィーで
分析したところ2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフ
ェノール転化率は93%、2,6−ジ−t−ブチル−p
−キノンメチド、3.3’ 、5.5’−テトラ−t−
ブチル−4,4′−スチルベンキノンおよび1,2−ビ
ス(3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
)エタンの選択率は各々80%、3%、2%であった。
溶媒留去後の3.3’ 、5.5’−テトラ−t−ブチ
ル−4,4’−スチルベンキノン及び1,2−ビス(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタ
ンの収率は各々40%、45%であった。
ル−4,4’−スチルベンキノン及び1,2−ビス(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)エタ
ンの収率は各々40%、45%であった。
実施例5
実施例1で用いた電解槽陽極室に残っている実施例1の
反応終了液分液水層に新たに2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフェノール2.20g(0,01モル)をベ
ンゼン50rn Qに溶解して仕込み、実施例1と同様
に電流密度1.OA/dn((0,18A)の直流定電
流を3時間8分(理論通電量の105%)通電した。
反応終了液分液水層に新たに2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフェノール2.20g(0,01モル)をベ
ンゼン50rn Qに溶解して仕込み、実施例1と同様
に電流密度1.OA/dn((0,18A)の直流定電
流を3時間8分(理論通電量の105%)通電した。
同じ操作を更に9回繰返し各々を実施例5−1〜10と
し、実施例1の結果と合わせて表2に示した。
し、実施例1の結果と合わせて表2に示した。
(以下余白)
比較例1
実施課1と同じ電解槽を用い、フェリシアン化カリウム
を加えない以外は実施例1と同様に電解槽の陽、陰極室
に仕込んだ。室温で陽極室液を機械的に攪拌しながら、
実施例1と同じく電流密度1.OA/drrr(0,1
8A)で1時間34分通電した。
を加えない以外は実施例1と同様に電解槽の陽、陰極室
に仕込んだ。室温で陽極室液を機械的に攪拌しながら、
実施例1と同じく電流密度1.OA/drrr(0,1
8A)で1時間34分通電した。
陽極室液の有機層の一部をガスクロマトグラフィーで分
析した結果2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール以外検出されなかった。
析した結果2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール以外検出されなかった。
免−一部
以上、述べたように本発明の方法によれば酸化剤フェリ
シアン化カリウムの使用量は従来法よりはるかに少量で
足り、酸化反応後の処理が容易であり、2,6−ジ−t
−ブチル−P−キノンメチドを高転化率、高選択率で得
ることができる。またフェロシアン化カリウムをフェリ
シアン化カリウムに転換するための特別に再生工程とか
回収または除去のための処理工程を必要とせず、設備、
操作面で経済的利点が大きい。
シアン化カリウムの使用量は従来法よりはるかに少量で
足り、酸化反応後の処理が容易であり、2,6−ジ−t
−ブチル−P−キノンメチドを高転化率、高選択率で得
ることができる。またフェロシアン化カリウムをフェリ
シアン化カリウムに転換するための特別に再生工程とか
回収または除去のための処理工程を必要とせず、設備、
操作面で経済的利点が大きい。
第1図は本発明の酸化法の機構を示すフローチャートで
ある。 特許出願人 本州化学工業株式会社 外2名
ある。 特許出願人 本州化学工業株式会社 外2名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールを
フェリシアン化カリウムで酸化する反応及び当該酸化に
より副生するフェロシアン化カリウムを支持電解質の存
在下に陽極酸化してフェリシアン化カリウムに再生する
反応とを同一電解槽内で並行して行ない、フェリシアン
化カリウムの再生を繰返しながら、2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノールを酸化することを特徴とす
る2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールの酸
化法。 2、前記支持電解質がアルカリ金属水酸化物類から選ば
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
。 3、前記陽極にステンレスを用いることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153307A JPS6213585A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153307A JPS6213585A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213585A true JPS6213585A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15559618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60153307A Pending JPS6213585A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008274135A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Fujifilm Corp | シクロオレフィン樹脂組成物、シクロオレフィン樹脂フィルムおよびこれを用いた偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP60153307A patent/JPS6213585A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008274135A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Fujifilm Corp | シクロオレフィン樹脂組成物、シクロオレフィン樹脂フィルムおよびこれを用いた偏光板、光学補償フィルム、反射防止フィルムおよび液晶表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4639298A (en) | Oxidation of organic compounds using ceric ions in aqueous methanesulfonic acid | |
Kariv-Miller et al. | Electroreductive dehalogenation of fluorobenzenes | |
US4670108A (en) | Oxidation of organic compounds using ceric methanesulfonate in an aqueous organic solution | |
JP2588695B2 (ja) | カルボニル基含有化合物の製造方法 | |
JPS6213585A (ja) | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ−ルの間接電解酸化法 | |
US3509031A (en) | Electrochemical oxidation of phenol | |
US3616323A (en) | Electrochemical conversion of phenol to hydroquinone | |
JPS59185787A (ja) | 電極酸化反応メデイエイタ−および酸化方法 | |
US3492207A (en) | Electrochemical reduction of benzene | |
EP0203851B1 (fr) | Procédé électrochimique de préparation de dérivés organiques trifluoro(ou chlorodifluoro ou dichlorofluoro) méthylés | |
HU203110B (en) | Process for producing d-arabinose | |
Sakurai et al. | Reduction of Acetophenone by an Electrolytic Method Using Raney Nickel as Catalyst | |
US3252878A (en) | Electrolytic production of carboxylic acids from aromatic hydrocarbons | |
US4462875A (en) | Preparation of nickel-oxide hydroxide electrode | |
US3493477A (en) | Electrochemical reduction of benzene | |
JPS6157818B2 (ja) | ||
JPH0243388A (ja) | 4,4’−ジヒドロキシビフェニル類の製造法 | |
JPS6342711B2 (ja) | ||
JPS62294191A (ja) | アルコキシ酢酸の製法 | |
US4643807A (en) | Process for electrochemically forming an aromatic compound containing one or more alpha-acyloxylated aliphatic substitutent(s) | |
SU132214A1 (ru) | Способ электрохимического восстановлени динитрила адипиновой кислоты | |
CA1169017A (en) | Process for electrochemical reduction of terephthalic acid | |
SU956467A1 (ru) | Способ получени аминосульфокислот нафталина | |
JPS6070193A (ja) | ピペロナ−ルの製造方法 | |
JP2599746B2 (ja) | エポキシケトンの開裂法 |