JPS62134620A

JPS62134620A - 表示装置

Info

Publication number: JPS62134620A
Application number: JP27531785A
Authority: JP
Inventors: Yoneji Takubo; 米治田窪
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-12-06
Filing date: 1985-12-06
Publication date: 1987-06-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、情報出力端末機器として利用して有効であり
、情報の直接記録１表示、保持及び消去が出来る、非常
に簡易な、低コスト、低消費電力の表示装置に関するも
のである。

従来の技術近年、光通信、高度通信システム（ＩＮＳ）。

付加価値通信網（ＶＡＮ）等、情報通（３技術かで速に
発達している。それに伴なうＯＡ化、ＨＡ化により、情
報の出力端末機器の開発が非常に注目を浴びている。現
在、出力端末機器として利用され、また、開発がさかん
に行なわれているものは、ＣＲＴや液晶等のディスプレ
イで代表されるソフトコピーと、プリンター等のハード
コピーである。

ＣＲＴやｌＰｉ品ディスプレイには、それ自身には記憶
機能がないので、出力された’ｌ１７（’［３を必要時
間表示したままにしておきたい場合は、電源をオンにし
た状態にしておかなければならず、電力を必要とする。

また、ＣＲＴディスプレイは、大型の装置となり、持ち
運びが困雅である。逆に、液晶等を用いた平板型のディ
スプレイでは、Ｗｉｆｆの小型化が可能であるが、表示
品質が悪く、一画面の情ｆｕｆｔも少ない。また、マト
リックス駆動などで液晶を駆動する場合は、一画面の情
ｆ［１ｆｆｉを増加させると、駆動回路が増大し、非常
にコストの高いものとなる。

一方、プリンターなどの出力ａ器では、情報容貴、解像
度等は十分であり、情報の直接記録、保持も出来るが、
インク、トナー等のメンテナンスが必要であり、かつ、
一度情報を出力したハードコピーは再生出来ない。

発明が解決しようとする問題点上述のように、従来の情報出力端末機器には、ＣＲＴ、
液晶などのディスプレイのように、情報の書換えは出来
るが、それ自身にはメモリー性がなく、また、一画面の
情報容置も不足しているものと、プリンターのように、
情報の記録、保持は容易であるが、メンテナンスの必要
性や、書換えが出来ないものとが存在する。しかし、両
者の機能を兼ね備えたものはない。

本発明は、ＣＲＴ等のソフトコピーの持つ、画質不足、
高コスト、非メモリー性と、ブリンク−等のハードコピ
ーの持つ、メンテナンスの必要性。

非書換え性を解決し、低コスト低消費電力で、必要な情
報を、必要な時間、十分な画質で記録。

表示、保持が出来、かつ、書換えが出来る表示装置に関
するものである。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために、本発明の表示装置は、表
面に偏光板を有した電圧制御のカー効果を有する板状透
光性磁器と、前記透光性磁器の裏面に、該磁器に接触し
ないように配置された代数の帯状電極を有するシートと
、前記シートの裏面より、該シートの任意の部分に圧力
を加えて、前記透光性磁器と前記シートとを接触させる
ことが出来る加圧ヘッドより構成したものである。

作用本発明は、上記した構成のように、電圧制御のカー効果
を有する板状透光性磁器の裏面に、複数の帯状電極を有
するシートを前記透光性磁器に接触しないように配置し
、前記帯状電極に信号を与えるとともに、前記シートの
裏面より、該シートの任意の部分に圧力を加えて透光性
磁器に接触させ、前記透光性磁器の任意の部分に電位差
を与えて複屈折を発生させ、偏光板を通して光の強度を
変化させ表示を行なうものである。さらに、加圧部を元
の状態に戻すことにより、帯状電極と透光性磁器が非接
触となり、電位を保持させることが出来る。つまり、表
示された情報を保持出来る訳である。また、帯状電極に
電圧を加えずに、表示された部分に圧力を加えて、シー
トと透光性Ｌ１１２＆を接触させることによって消去出
来る。

これにより、情報の直接記録９表示２保持、消去が出来
、情報のＳ込み、消去、保持を通してほとんど電力を／
ｉ′４費せず、非常にｉｔな構成のものとなる。

実施例以下、本発明の実施例の表示装置について、図面を参（
ｊαしながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例における表示装置の構成図
を示すものである。第１図において、ｌは、電気光学効
果を有する透光性磁器である。本実施例においては、ラ
ンタン添加のチタン酸ジルコン酸鉛（ＰＬＺＴ）の、カ
ー効果の大きな組成（Ｌａ／Ｚｒ／Ｔｉ＝９／６５／３
５）のものを用い、裏面に幅５０（μｍ）、深さ３０（
μｍ）の溝を、ピンチ１５０　（μｍ）で形成した。２
は、ＰＬＺＴ平板工平板面に、ＰＬＺＴ平板１に接触し
ないように配置された透明ソートである。３は、透明シ
ート２の上に形成された透明な帯状電極群を示している
。４は、偏光膜を示しており、本実施例ではコントラス
トを上げるために、上記偏光膜をＰＬＺＴ平板１、及び
透明シート２の表裏に配置した。また、各々の偏光膜の
偏光軸は、帯状電極群３の長手方向に対して４５°の角
度に配置されている。５は反射膜であり、本実施例では
、偏光膜４の裏面に、アルミニウムを蒸着して作製した
。６は、反射膜５の裏面より、透明シート２、及び透明
帯状電極群３に圧力を加え、店明帯状電極群３の一部を
、ＰＬＺＴ平板１に、接触させるだめの加圧用ヘッドで
ある。７は、透明帯状電極群３に信号を与え、かつ、加
圧用ヘッド６を走査させるための制御回路である。本実
施例においては、透明帯状電極群３の１つおきの電極を
０Ｍとし、他の帯状電極の任意の部分に電圧を与えるよ
うにした。また、本実施例で作製した透明帯状電圧電極
３は、電橿幅５０（μｍ）、電極間隔１５０　（μｍ）
である。以上のように構成された表示装置について、以
下にその動作を説明する。

第２図は、本発明にかかわる表示装置における、ＰＬＺ
Ｔ素子の機能を説明するための原理図である。第２図に
示したように、Ｐ　＋−Ｚ　Ｔ基板上に対向電極を形成
し、その電極間に電圧を印加すると、ＰＬＺＴ基板に複
屈折を生じる。従って、ＰＬＺＴ基板の上下に偏光膜を
配置すれば、複屈折を生じた部分とそれ以外の部分で明
暗ができる。（第２図（ａ）の状態）つまり、表示が出
来る訳である。

次に第２図（ｂ）に示したように、ＰＬＺＴ基板に電圧
を印加した状態でスイッチを開放状態にすると、ＰＬＺ
Ｔ基板に生じた複屈折は保持される。

つまり、記憶状態になる。これは、第３図＋ＣＩに示す
ように、電極間をノヨートすることによって消去出来る
。

以上述べたようなＰＬＺＴ素子の特性を利用し、第１図
に示した透明帯状電極群３の１つおきの電極をＯ＋ｖ＋
として、残りの電極に任意に電圧を印加し、それと同時
に加圧用ヘッド６を走査させ、表示状態と記憶状態を起
こさせる訳である。つまり、第１図に示した加圧用ヘッ
ド６によって、帯状電極群３の一部をＰＬＺＴ平板１の
裏面に接触させるようにし、上記ＰＬＺＴ平板ｌ上に、
局部的に電位差を発生させて表示状態を起こさせる。次
に、帯状電極群３に電位のかかったままの状態で、前記
加圧用ヘッド６を走査させると、帯状電極群３とＰＬＺ
Ｔ平板１の接触部が移動するが、そのｌｐｋ跡の部分は
、電圧が印加された後開放になった状態、つまり第２図
の（ｂ）の状態と同しとなる。従って、表示されるとと
もに、記憶されることになる。本実施例においては、記
憶状態のまま、室温で７日放置したが、その状態は変わ
らなかった。

このようにして、表示、記憶された情報は、透明帯状電
極群３の電圧を全て０（ｖ）とし、加圧用へ・７とを走
査させることによって消去できる。また、以上のように
して形成された表示パターンのｌドツトの大きさは、ノ
ート上に形成した帯状電極のピッチとＰＬＺＴに設けら
れた溝ピッチによって決り、それぞれのピンチを細かく
することによって解像度を上げることができる。

本実施例における表示部の表示コントラストは１０以上
であり、表示時に帯状電極群３に印加した電圧は、２０
０　！ｖｌが最適であった。

なお、本発明における実施例では、反射型の表示装置と
したが、第１図に示した構造において、反射膜５を除き
、透過型構造にしても同様の機能を有することは明らか
であり、反射型構造に限定するものではない。

発明の効果以上述べたように、本発明は、表面に偏光（反を存した
電圧制御のカー効果を有する板状透光性ＥＨ器と、前記
透光性磁器の裏面に、該磁器に接触しないように配置さ
れた複数の帯状電極を有するシートと、前記シートの裏
面より、該シートの任意の部分に圧力を加えて、前記透
光性磁器と前記ノートとを接触させることが出来る加圧
ヘッドより構成された表示装置であり、従来の表示装置
にはなかった、情報の直接記録１表示、保持及び書換え
が出来１．それらの全ての機能を通して、はとんど電力
を必要としないという非常に大きな！）、？　ｆｆｉを
持ったものである。また、本発明の表示装置は、ソステ
ムとして非常に前哨な構成で実現出来、表示品質も十分
である。

このような表示装置は、今後増々発達する高度情報化社
会における、簡易型の情報出力端末機としてその必要性
が増大すると考えられる。

【図面の簡単な説明】

第１回は、本発明にかかわる表示装置の構成図、第２図
は、本発明における表示装置の原理を説明するための模
式図である。１・・・・・・ＰＬＺＴ平板、２・・・・・・透明シー
ト、３・・・・・・透明帯状電極群、４・・・・・・偏
光膜、５・・・・・・反射膜、６・・・・・・加圧用ヘ
ッド、７・・・・・・制御回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）表面に偏光板を有した電圧制御のカー効果を有す
る板状透光性磁器と、前記透光性磁器の裏面に、該磁器
に接触しないように配置された複数の帯状電極を有する
シートと、前記シートの裏面より、該シートの任意の部
分に圧力を加えて、前記透光性磁器と前記シートとを接
触させることが出来る加圧ヘッドとより成る表示装置で
あって、前記透光性磁器の裏面に、前記帯状電極の長手
方向に対して垂直な方向に、周期的に複数の溝を形成し
て成ることを特徴とする表示装置。
（２）シートが、透明な帯状電極群と、反射膜を有した
偏光フィルムとより構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の表示装置。