JPS62134585A - 数え落し補正による放射線計測方法 - Google Patents

数え落し補正による放射線計測方法

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JPS62134585A
JPS62134585A JP27520285A JP27520285A JPS62134585A JP S62134585 A JPS62134585 A JP S62134585A JP 27520285 A JP27520285 A JP 27520285A JP 27520285 A JP27520285 A JP 27520285A JP S62134585 A JPS62134585 A JP S62134585A
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JP
Japan
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counting
radiation
counting rate
radiation detecting
detecting pulse
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Application number
JP27520285A
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English (en)
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Yoshimi Goto
後藤 好美
Akihisa Kaihara
明久 海原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、高計数率時に放射線検出信号を数え落しても
、後に正しく計数率が補正されるようにした数え落し補
正による放射線計測方法に関するものである。
〔発明の背景〕
例えばKNOLLによる[放射線計測ハンドブック」(
日刊工業新聞社列)における第17章においては、ロジ
ックパルスの項(17・1・2)でパルス幅が最大計数
率を決める要因であると記載されている。しかしながら
、現実には放射線パルスがランダムパルスであることか
らパルス間間隔が問題とされ、通常5 X 10 ’c
ps (cps : countsperBθcond
 )以上になると誤差がしだいに大きくなっているのが
実状である。
また、山崎文男、他による「放射線J (共立出版(株
)刊)によれば、その「高計数率の場合の工夫」の項(
9・2・5)ではリニアパルスのパルス幅を狭くする方
法が各種記載されており、これら手法によってリニアパ
ルスの重なりは回避し得るものとなっている。しかしな
がら、リニアパルスの状態のままで計数率計(入力部は
ポンプ回路あるいはカウンタとして構成)には入力し得
なく、これがためにパルス幅一定(0,5μs 程度)
のディジタルパルス信号に変換される必要がある。
しかし、リニアパルスをパルス幅1μs程度のロジック
パルスに変換する場合は、その変換時点やロジックパル
スの伝送途中においてロジックパルスに重なりが生じた
り、伝送途中においてロジックパルスの間隔が小さくな
ってしまい精度良好にして放射線を計測し得ないという
ものである。
一般にパルス信号の長距離伝送においては伝送中にパル
スの波形が変化し、特にパルス幅が拡がるようになって
いる。したがって、伝送途中においてパルスの重なりが
生じたり、パルス間隔が小さくなるものである。一方、
計数率計においてはパルスに重なりが生じている場合に
はそれを判断し得ないことは勿論のこと、パルス間隔が
数10ns以下となる場合も2つのパルスを区別し得な
いものとなっている。これがために、これまでにあって
は放射線計測が良好に行ない得なかったものである。
ところで、既述の「放射線計測ハンドブック」における
項パ3・7・1 不感時間の振舞に対するモデル″には
、ランダムパルスの数え落しの考え方と真の計数率を求
めるための算出式が示されているが、非まひ形モデルに
より自動的に数え落しを補正する手段については何等言
及されていないものとなっている。ただ、項“3・7・
2 不感時間の測定法″′で述べられている方法で不感
時間を実測し、机上計算により補正が行なわれているに
過ぎないものとなっている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、高計数率の場合、即ち、高放射線レベ
ルの場合であっても確実な放射線計測を行ない得る数え
落し補正による放射線計測方法を供するにある。
〔発明の概要〕
この目的のため本発明は、放射線検出器からの放射線検
出パ′ルスは非まひ形モデルの放射線検出パルスに変換
されたうえ計数率計で計測されるようにするが、この計
測値を不感時間にもとづき自動的に補正することによっ
て、真の計数率が求められるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下1本発明を第1図から第4図により説明する。
先ず本発明に係る放射線計測システムについて説明すれ
ば、第1図はそのシステム構成を示したものである。図
示のように放射線検出器1からの放射線検出パルスは前
置増幅器2で増幅器本体2−1で所定に増幅された後、
ノイズ成分を除去すべく比較器2−2で一定しベルTH
と比較されるようになっている。ノイズ成分が除去され
た放射線検出パルスは次には波形整形回路2−3で所定
に波形整形されたうえ中央操作室等の放射線管理室に設
置の計数計3で単位時間当りのその数が自動的に計測さ
れた後、所定に補正されるようになっているものである
第2図は前置増幅器における波形整形回路の一例での具
体的構成を示したものである。これによるとワンショッ
ト回路(トリガ出力パルス幅はT1+T2)2−3−4
がトリガ出力を発していない限りにおいて、その出力は
インバータ2−3−3を介しアンドゲート2−3−1よ
り比較器2−2よりの出力が出力されることを許容して
おり、アンドゲート2−3−1からの比較器2−2の出
力によってはワンショット回路2−3−2.2−3−4
がともにトリガされるものとなっている。
したがって、ワンショット回路2−3−4が一旦トリガ
された場合には、そのトリガ時点から時間T1+T2の
間は比較器2−2の出力は無視されるようになっている
ものである。
この場合ワンショット回路2−3−2のトリガ出力パル
ス幅はT1として設定されているが、したがって、放射
線検出パルスは一定時間T1+T2以上の時間間隔で、
しかもパルス幅T1として計数率計3に伝送されるよう
になっているものである。一方、計数率計3では前置増
幅器2からの放射線検出パルスはタイマ3−2によって
規定される一定時間Twの間カウンタ3−3で計数され
るようになっている。計数値を又とすれば、見掛上の計
数率r (cps )は以下のように求められるわけで
ある。
r = X / T w          ・・・(
1)このような演算や計数率計全体の制御は主記憶部3
−5に格納されているプログラムを実行するプロセッサ
3−1によっているが、プロセッサ3−1はまた式(1
)で得られる値を後述するように所定に補正したうえ表
示器3−8に表示するとともに、アナログ出力部3−6
を介しレコーダ出力として出力するようになっている。
補正された値が設定値以上となった場合はまた警報出力
部3−7を介し警報出力が出力されるようになっている
ものである。なお、符号3−4は制御・データバスを示
す。
第3図は以上述べた動作を一例での放射線検出パルス波
形に例を採って要部入出力波形を示したものである。こ
れについては既にこれまでの説明よりして明らかであり
、これ以上の説明を要しなしA。
さて、以上の説明より明らかなように、比較器2−2の
出力により一旦ワンショット回路2−3−4がトリガさ
れたならば、そのトリガ時点から一定時間T1+T2の
間は比較器2−2からの出力は無視されることから、カ
ウンタ3−3での放射線検出パルスの計数値による式(
1)の計数率は一般的に正しくはなく、補正する必要が
ある。
一般に放射線検出パルスはランダムパルスであり。
したがって、そのパルスの時間間隔もランダムとなって
いる。第4図はある放射線検出パルスが発生してから次
のものが発生されるまでの時間を横軸にとった場合の確
率分布曲線を示したものである(「放射線計測ハンドブ
ック」に明示)。図より明らかなようにパルスとパルス
の時間間隔は相当短かくなる可能性があり、これが数え
落しの原因となっているものである。
既述のように本発明では1つの放射線検出パルスが入力
した場合にパルス幅T1のパルスに波形整形するととも
に、波形整形後のパルスが立ち上がった後もなおT2の
時間の間後続の放射線検出パルスの入力が無効にされる
ことから、計数率が高くなる程にパルス幅T1のパルス
の発生頻度は飽和するところとなるが窒息(入力計数率
が高い程に算出される計数率が低くなる現象)は発生し
なく、入力計数率が高くなる程に、計数率は□の値に近
づくことは明らかである。即T1+T2 ち、入力計数率が高くなる程に式(1)による計数率は
不正確となり補正する必要があるというものである。こ
こで、T1+T2の時間内に放射線検出パルスを数え落
す確率は第4図より以下のように求められることになる
この値は換言すれば2つ目の放射線検出パルスが入力不
可能となる確率であり、この確率が高くなると数え落し
が大きくなるものである。この式(2)はまた数え落し
の有無の判定に供されることが可能となっている。即ち
1式(1)による計数率の測定値nを式(2)における
rに代入して1−e−0(it+rz)を算出し、この
値がある一風値(例えば、0.01=1%の数え落し)
となった場合には数え落しの警報ランプを点灯させるよ
うにすれば、操作員は数え落しの有無を容易に感知し得
るものである。
さて、この数え落しが発生した場合には以下のようにし
て補正が実行されるものとなっている。
即ち、1つの放射線検出パルスにつきT1+72秒間の
デッドタイム(不感時間)が生じ、1秒間では計数率の
計測値n (cps )を用いてn・(T1+T2)秒
間計測し得なくなる。したがって、数え落している割合
は平均的にn・(T1+T2)となるため、真の計数率
rは式(3)として求められるものである。
この関係を用いて計数率計3においては式(1)によっ
て入力パルス率(入力計数率)nが先ず求められたうえ
式(3)により真の計数率rに変換されるものとなって
いる。この真の計数率が表示や外部出力に供されるとこ
ろとなるわけである。
このようにして補正を行なう場合はこれまで困難であっ
た高計数率の計測も精度良好にして行なうことが可能と
なるものである。
〔発明の、効果〕
以上説明したように本発明による場合は、高放射線レベ
ル時にあっても、放射線の計測が精度良好にして行なわ
れ得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る放射線計測システムの一例での
システム構成を示す図、第2図は、そのシステム構成に
おける要部回路の一例での具体的構成を示す図、第3図
は、第2図に示す回路の動作を説明するための要部入出
力信号波形を示す図、第4図は、ある放射線検出パルス
が発生してから次のものが発生されるまでの時間に対す
る確率を示す図である。 1・・・放射線検出器、2・・・前置増幅器、2−1・
・・増幅器本体、2−2・・・比較器、2−3・・・波
形整形回路、3・・・計数率計、3−3・・・カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、放射線検出器からの放射線検出パルス信号を増幅し
    た後ノズル成分を除去したうえパルス幅一定のパルス信
    号に変換して遠隔設置の計数率計に伝送するとともに、
    上記パルス幅一定のパルス信号の発生時点より、該パル
    ス信号終了時点から一定時間経過するまでの間は後続の
    放射線検出パルス信号をインヒビツトし、上記計数率計
    においてはパルス幅一定のパルス信号の単位時間当りの
    数と、後続の放射線検出パルス信号がインヒビツトされ
    る時間とから自動的に真の計数率を求めることを特徴と
    する数え落し補正による放射線計測方法。
JP27520285A 1985-12-09 1985-12-09 数え落し補正による放射線計測方法 Pending JPS62134585A (ja)

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