JPS62134559A - 血液細胞自動分析方法および装置 - Google Patents
血液細胞自動分析方法および装置Info
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- JPS62134559A JPS62134559A JP60275491A JP27549185A JPS62134559A JP S62134559 A JPS62134559 A JP S62134559A JP 60275491 A JP60275491 A JP 60275491A JP 27549185 A JP27549185 A JP 27549185A JP S62134559 A JPS62134559 A JP S62134559A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
産業上の利用分野
この弁明1は、臨床医学、遺伝子工学、生化学等の分野
においてヒト等の生体の血液細胞を分析する方法および
装置に関し、将に各種の血液細胞を含む試料中から特定
の種類の細胞を選別してその特定の種類の細胞の陽[1
率を判定する方法および装置に関するものである。 従来の技術 周知のように、ヒト等の生体の血液について、1伺えば
リンツマ球等の特定の(手順の血)1りf田胞の閾1生
率を調べることは、その生体の疾病その他の情報を得る
ために↑(めて璽要てめり、従来から臨2味医学等の分
野において広く適用されている。−a!ここのような血
)々細胞の陽性率の判定は、モノクロナール抗体等に特
異蛍光発色剤を付加した試薬を血液に添加して、その血
液細胞の蛍光強度を調べることによって行なわれる。 血液中の細胞としては、赤血球のほか、白血球として代
表的にはリンパ球、犀球、果粒法が含まれ、これらのう
ち例えばリンパ球について陽j生≦を判定したい場合、
予め赤血球を溶血剤によつ−C破壊してあけば、残りの
血液細胞(リンパ耐(、単球、果粒法)については、そ
れらの大きざ、構造が異なるから、光学的に選別子るこ
とか可能でめる。 このように血液中の各血液細胞、将にリンパ球、単球、
果粒法を光学的に選別する装置としては、最近に至りフ
ローサイトメータと称される装置か開発されている。 フローサイトメータの原理的な、溝成を第13図に示す
。第13図において、円筒状をなしかつ先端の中心軸線
延長位置にノズル部2が形成されたフローセル1内にそ
の周囲から生理食塩水等の不活性液(シース液〉3をh
目皿して送り込み、一方前記フローセル1内の中心@線
位置に配設された試料供恰管4を介して多数の血液細胞
を含む試料5をn0圧供給して、その試料5をフローセ
ル1内において中心@線に沿って流れる@流となし、こ
れにより試料5中の各血液細胞が1個ずつ分離された状
態でノズル部2を流れるようにし、さらにそのノズル部
2を通過する各血液細胞にレーザ光8、東6から雫−波
長のレーザ光を照則し一部、2種以上の散乱光強度、す
なわら代表的には前方散乱光(微小角散乱光)および9
0°敗乱光と、蛍光強度を;測定する。 上述のようなフローサイメータにおいて、前方散乱光強
度は血液細胞の犬ぎさの゛同報を与え、また90°散乱
光強度は血液細胞の構造に関する情報を与え、したかっ
て両者の組合から、リンパ球、単球、果粒法を識別する
ことができ、ざらに蛍光強度から各細胞についての陽匪
率を求めることができる。 このようにしてフローサイトメータを用いて、各種の血
液細胞か含まれる試料中の必る佳の血液辛田胞19:]
えばワンノマエ求を識別し、ざら(こそのlリンツマ球
の陽性率を判定するための従来の方法について次に説明
する。 前述のようにして多数の血液細胞を含む訊科(但し既に
赤血球は)afIIl剤によって破壊己れ−Cいるもの
)についてフローサイトメータて各血GT田胞の前方散
乱光強度、90°敗乱光強度および蛍光強度を測定し、
これをリストモードて記旧する。 その試料中に含まれる全血液細胞についてiii’1定
が終了した後、前方散乱光強度および90°敗乱光強度
に応じた血液細胞の頻度分布表、すなわちサイトグラム
を作成する。例えば90°散乱光強度を横軸(×@)、
前方散乱光強度を縦軸(y@)とし、そのx−y平面上
における各点の血液細胞出現頻度を高さくZ@)として
三次元のサイトグラムを作成ターる。但し実際のCRT
ディスプレー上の画面あるいはプリンタにより出力され
た表においてはx−y平面に対して血液細胞の出現頻度
が黒点の(且密問るいはi賛さ−Cめられされる。この
よう(こして1昇られたサイトグラムの一例を第14図
に示す。この図は一般的なヒトの正富な血)夜について
最も典型的な例を示ブもので必り、一般にサイトグラム
上において血液細胞はいくつかの群(し、V1、G)に
分離され、Lの群はリンパ球に相当し、N1の詳は単球
に相当し、Gの群は果粒球に相当する。なお第14図に
おいて下はこれらの血液細胞以外の夾雑物群である。し
たがって例えば第14図中に破線で示すようにLの群の
部分にX値、y直の範囲によって定まる二次元の判別領
域(ウィンドウ)Wを設定し、そのウィンドウW内に含
まれる血液細胞をリンパ球と判別づることができる。 そしてこのようにリンパ球と判別された各血液細胞、す
なわちウィンドウW内に含まれる各面)々細胞(以下こ
れを便宜的にリンパ球と記ず)についてその蛍光強度を
読出して陽性率を算出する。例えば第15図に示すよう
に@軸を蛍光強度、縦軸を頻度(リンパ丹(の1円数)
とずれば、相対的に蛍光強度か昌い陽i生のリンパ球と
、゛実演的に自然蛍光のみ(こよる1氏い蛍光弓条度の
陰;生のワンツマ王木とか分わtされるから、塩1tピ
ークと1局′1生ビーりとの間のめる蛍光強度を陽;生
、・陽性ギ11別漠界晒とし1、その境界−よりも蛍光
強度か高いリンパ球を壜、寸のリンパ球と判別して全リ
ンパ床中に含まれる陽’j′l:リンパ球教の91合を
リンパ球の陽゛a品として出力する。 発明か解)夫すべき間93点 前述のような分析過程にあい−C、サイトグラム上にお
けるリンパ球の群りの泣言(,1、測定対象とされるヒ
トの個人差、病因、:浅域、細胞処理状態、経過時間等
によって異なるのか過密て必り、したかって陽性率を求
めるべきリンパ球を判別するためのウィンドウWの位置
は、従来はサイトグラムをCRTディスプレイ上で操作
員が断視しながら設定していた。しかしなからこのよう
な従来のウィンドウ設定方法で(は操作員の監視を要り
るとともに、ウィンドウ設定のために熟練を要戻る等の
問題があり、さらには操作員の個人差によって判別精度
のばらつきも大きくなる等の問題もあった。 そこで、サイトグラム上において陽性率を求めるべき特
定の種類の血液を判別するだめのウィンドウを、操作員
の竪視−手動入力によらずに、自動的に設定し得る方法
および装置の開発が強く望まれている。 また従来は、試料をフローサイトメータに供給する過程
から最終的にリンパ球等の特定細胞の陽性≧を算出ずろ
過程までを全自動で行なう方法、装置はなく、したかっ
て省力化等のためにその全過程を自動的に行なう方法、
装置の開発か望まれている。 この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、試
料中の血液細胞についての2種の散乱光強度と血液細胞
出現頻度によって定まるサイトグラム上において、陽性
率を判定すべき特定種類の血液細胞を判別するための判
別領域(ウィンドウ)の設定について、ディスプレー画
面上での艷視に基づく手作業での設定を行なうことなく
、自動的に設定するようになし、しかもそればかりてな
く試料のフローサイトメータへの供給から将定血仮細胞
の陽性率の算出までを全て自動的に行なうようにした方
法および装置を提イ共することを目的とするもので必る
。 問題点を解決するための手段 この発明の血液細胞自動分析方法は、暴風的lこは、複
数の種類の多数の血液細胞を含む試料を吸引してこれを
フローサイトメータへ送給する試料供給過程と、前記試
料中の各血液紬暇について少なくとも2種の散乱光強度
と蛍光強度とをフローサイトメータにより順次)111
定する;測定過程と、前記測定過程により測定されTこ
各測定1面を各血:睨細胞について)頃次記・屏で゛る
測定側聞″旧過程と、前記測定過程および兆’i’l
ilN記1.憑過程終了者、各ilす定)血のうち、2
種の敗乱光強喰測定11σ゛[貴報を各面)汐細胞につ
いて読出し−C1その2種の散乱光強度滑1定1直の4
目関によるサイトグラムを1乍成する過(呈と、前記サ
イトグラム内の一部に所要の判別領域を設定する判別領
域設定過程と、前記2種の肢乱光強喰)411定11N
か前記判別領域内にある多数の血液細胞についで、各血
;々抽q程の蛍光強度を読出し−C1それらの血)浚細
胞の陽IJ率を判定する陽性率判定過程とを有し、前記
判別領域設定過程においては、予め紀IE、されている
復故伸頌の領域パターンに塞いて、陽性率を判定yへき
特定種類の血液細胞群に適合する判別領域を定めるよう
になし、かつ前記試料供給過程から陽性率判定過程まで
を自動的に(1ない、しかも面配測定値記源過程終了後
から陽斗率刊゛ボ過程終了後までのいずれかの段階て次
の試1′旧こついての試料供給過程を自1り的に開始ざ
ぜるようにしたこと(!−持特赦するものである。 まTここの発明の血:fRlie胞自動分析装置は、暴
風的には、試料中に含まれる各面241 irl’!胞
について少なくとも2種の散乱光強度と蛍光強度とを順
次測定7るフローサイトメータと、多数の異なる試料を
′1H次吸引してこれを前記フローサイトメータへ送給
するオートサンプラと、前記フローサイトメータにより
測定された各測定1日を各血液細胞についてリストモー
ドで記はする記′臣手段と、前記各測定値のうら2仔の
駿乱光強度測定1面を’f4i 、id 7d :息手
段から同一試料中の各面)内輔、胞について技量して、
その試料について旧聞2種の散乱光強度’+’All
’、Fl碩によるサイ1〜グラムを作成するとともに、
そのサイトクラム内の一部に所要の判別領域を股だし、
さらにその判別領域内に市る多数の血))ダ細胞の蛍光
強度油IT値を前記記゛巳手段から読出し−Cそれらの
多数の血液細胞の陽性率を再出フる判別辺理手段とを有
してなることを1寺i斂とするものてめる。 作 用 この発明の方法および装置に6いては、先す1.ノンパ
球、単球、果粒法などの復数の多数の血液’j’in胞
を含むヒト等の血液試料(は、フローサイトメータへ供
給己れ、このフローサイトメータによって少なくとも2
種の散乱光強度、例えば前方散乱光強度(微小角散乱光
強度)および90’歌乱光強度と、蛍光強度とか各血液
細胞について順次1Ii11定される。そしてその各血
液細胞の測定直は例えばリストモードで順次配・旧され
る。次いでその記i徴されたmlり定値のうち、血液細
胞の種項を決定するために荷動な血液細胞の@造、大ぎ
ざに関する2種の散乱光強度測定値、例えば前方散乱光
強度あよひ゛90°敗乱光強度が読出され、それらの相
関によるサイトグラムか作成される。丁なわち例えばX
相を90°敗乱光強度、y!Iを前方散乱光強度とする
平面上に、血液細胞の出現頻度をZ軸方向にとったサイ
1〜グラムを作成する。次いでこのサイトグラム上の平
面(x−y平面)上に、陽性率を判定丁べき特定種類の
血液細胞群に適合する判定領域(ウィン1−ウ)が設定
されるが、この際には、予め記匣己れている復数種類の
領域パターンに基いて最適なウィンドウが自動的に設定
される。このようにして最適なウィンドウが設定されれ
ば、そのワイントウ内に存在覆る()なわち各散乱光強
度かウィンドウ内の債に相当覆る)特定種類の血液細胞
の蛍光強度か読出されて、蛍光強度からその特定種類の
血液細胞の陽性率が判定される。 そしてこれらの−浬の過程は自動的に行なわれ、かつ次
の試料についての分析も自動的に開始される。 上述のように、サイトグラム上におけるウィンドウの設
定は予め記巴されている複数伸頂の領域パターンに塁い
て自動的になされるから、ウィンドウの設定に必たって
はディスプレー画面上ての直視に嬌づく手作業ての設定
か不要となり、したかって省力化か連成てきるとともに
、操作員に熟練を要することもなく、かつ個人差による
判別清度のばらつきも解消される。ざらに、上記のウィ
ンドウ設定のみならず、試料の供給から最終的な陽性率
の範囲まで全て自動的になされるため、操作員の手数を
煩わすことなく、著しい省力化か図れ、しかも操作員の
経験や熟練を不要とすることかできるのである。 実施例 第1図にこの発明の血液細胞自動分析方法を実施するた
めの装置の仝体慣成の一例を概略的に示す。 第1図においてオートサンプラ10は、復だでの種類の
多数の血液細胞を含有する多数の血)(全試料を順次1
試料ずつ吸引し一部これをフローサイトメ−夕11へ自
動的に送給するためのものでおり、フローサイメータ1
1は前述のように試料中の各血液fffl胞について少
なくとも2種の散乱光強度、代表的には前方散乱光強度
(微小角散乱光強度)あよひ90°散乱光強度と、蛍光
強度(例えば緑色蛍光強度および/′または赤色蛍光強
度)を同時的に’、i!j ’iする。これらの沖1定
値信号は判別処理手段12に付設された記・阻手段13
において各血液細胞についてリストモードで順次記憶さ
れる。判別君理手段12では、同一試料についての測定
修了1な、前記各測¥頃のうち2種の散乱光強度測定値
を前配記憶手段13から同一試料中の各血液細胞につい
一部読出し−C1その試料について前記2種の散乱光強
度によるサイトグラムを作成するとともに、そのサイト
グラム内の一部に所要の判別領域(ウィンドウ)を設定
し、さらにそのウィンドウ内におる血液細胞の蛍光強度
測定IBを前記記゛臣手段13から読出してそれらの血
液細胞の陽性率を痺出するためのもので市る。なお第1
図において14は前記サイトグラム等を表示するための
ディスプレー装置−Cおる。 前記オートサンプラ10の具体的構成は持に限定しない
か、19(えば第2図に示すように構成することかてき
る。丁なわら試料容器支持・移動装置15内に、試験管
等の試料゛容器16を複数不完支持する容器支持枠17
を多数配列保持させ、かつその試料゛容器支持・移動装
置15は前記写器支(1伜17を順次移動8ぜ冑るよう
に構成yる。またその試料容器支持・移動装置15は、
各試料容器16内の試料温度を例えば4〜io’c程度
に保持し1仔るように1盾I來C亘温?曹18に連結し
ておく。ざらに試料容器支持・移動装置15の所定の位
置には、その位置のに1′1各器16内の試料を吸引吸
引してこれをフローサイトメータへ送るための試料吸引
装置19を設けておぎ、また試ね容器支持・移動装置1
5の他の位置には、血)々細胞の蛍光発色のための試薬
を注入するための分注装置20を配設し−Cおく。 前記フローサイトメータ11は、既にjホべた第13図
のような構成と同じ構成とずれば良い。また前記判別逃
理手段12はコンピュータによって4R成することが一
部きる。 次にこの発明の方法における判別領域設定過程について
説明する。 既に述べたように、試料(こ含まれる各血液細胞につい
゛(測定した2種の散乱光強度、代表的には90°敗乱
光強度および前方散乱光強度によって例えばX%+を9
0’散乱光強度、y@を前方散乱光強、度とし、高さ方
向(2軸)を血液細胞の出現@度としたサイトグラムが
作成される。この時、サイトグラムにあられれる血液細
胞は、例えばリンパ球群し、単球群M、果粒球群Gに分
離され、さらに一部には夾雑物群下もあられれる。その
典型例は既に第14図に示した通りであるが、ここでリ
ンパ球群りのみを選別したい場合、そのリンパ球群を含
むような判別領域(ウィン1〜つ)Wを設定すれば良い
か、リンパ球群りと認められる群の位置や拡がりは既に
迩ぺたように個人差、病因等によって異なるから、ウィ
ンドウWは一義的に定めることはできない。そこでこの
発明の方法では第3図のW1〜W4で示すように、予め
異なる榎故の領域パターン(ウィンドウパターン>W1
〜〜■4を記憶させておき、それらのウィンドウパター
ンW1〜W4を基準としてウィンドウを定める。 その具体的なウィンドウ設定手法としては例えば次の(
イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)また1ハ(へ)
に記すような手法を用いることかてぎる。 (イ) 先ず前述のように予め記憶されている復数のウ
ィンドウパターン〜■1〜W4のうち、適宜のものを仮
のウィンドウWpとする。 この仮のウィンドウWpとしでは、リンパ球群しに概略
適合づるウィンドウパターンを設定することが望ましく
、そのためには例えばそれまでの測定において最も適合
度か高かったパターンを仮のウィンドウ設定のための第
1準泣のパ傘−ンとし、先ずその第1県位のパターンを
呼出して仮のウィンドウとすれば良い。またもちろん経
歴的に最も適合する可能性が高いと思われるパターンを
第1隼位のパターンとしておいても良い。このようにし
て仮のウィンドウ〜VDを設定した後、第4図(A>ま
たは第4図(B)に示すようにその仮のウィンドウWp
内における血液細胞出現頻度の最大i直Zn1aXを求
め、その最大値Z maxに対し予め定めた0、1以下
の係数kを乗じてその値Zk (Zk =Zmax
xk)を境界値とする。 なおここで係数には0.1以下の小さい故であれば任意
に設定できるが、実用上は0.05以下、望ましくは0
.02〜0.03程度に設定する。続いて前記仮ウィン
ドウWp1こ6ける境界線上のすべての位置での血液細
胞出現頻度Zpか前記境界値Zk以下もしくは境界値Z
1(未満てめるか否かを判定し、その条件か満足されて
いる場合(Zp≦ZkもしくはZp <Zk :第4図
(A>の場合)には、その仮ウィンドウWpを真のウィ
ンドウとして次の陽性率判定過程へ進む。 このような操作は、換言すれば第4図(A)、(B)に
あい−C境界1血Zkの個の血彼+fi胞田現項度の等
高線Cを描ぎ、その等幅線Cか金−c h、r2のパタ
ーンWl)(7)境界線よりも内iQ’i (1旦し等
高線上を含んても良い)にあるか否かを判定することと
同して市る。 −万、最初に設定された仮つィンドウWl)について上
述の条件か満足されない場合、すなわち仮つィンドウW
pの境界線上の血液細胞出現頻度Zpが一部でも前記境
界IIIZkより大きいかまたはそれ以上である場合に
は、その仮ウィンドウ〜■pをウィンドウとし−Cは不
適当と判定する。そして予め記′庶されているウィンド
ウパターンのうちから新たに別のウィンドウパターンを
仮のウィンドウとして、上記と同峠な操作を行なう。最
終的に全てのウィンドウパターンが前記条件に適合せず
に不適当と判定された場合には、俊)ホするようにその
血液細胞のデータを一旦保存し、別の試料の分析へ移1
′:f¥る。 (ロ) 前記(イ)の場合と同様に予め記′慮されてい
るウィンドウパターンW1〜W4のうちから仮のウィン
ドウWpを設定し、(イ)と同様にその仮つィンドウW
p内における最大値Z maxを求め、係数kを乗じて
そのfaZk (= Zmax x k )を境界値
とし、仮ウィンドウWpにおける境界線上のすべての位
置での血液細胞出現頻度Zpか前記境界値Zk以下(も
しくは来訪)であるか否かを判定する。そして仮ウィン
ドウWpの境界線上の位置の頻度Zpか一部でも境界値
Zkを越え(あるいはZk以上)である場合にはその仮
ウィンドウWpを不適当と判定し、新たな別のウィンド
ウパターンを仮ウィンドウとして同様な操作を行なう。 ここまでは(イ)の場合と同じであるが、(ロ)場合に
は仮ウィンドウWpにおける境界線上のすへての位置に
おける出現頻度Zρが前記境界値Zk以下(もしくは未
満)でめった場合でも、直らにはその仮ウィンドウWD
を真のウィンドウとせず、ざらに次のような条件ての判
定を行なう。すなわちその仮つィンドウWp同における
血液細胞数r)を求め、そのnが予め定めた最小値Nm
1n (HBえば500)から最大値\max(例え
ば2000)までの範囲内にあるか否かを判定し、nが
その範囲内である場合にはその仮ウィンドウWpを真の
ウィンドウとし−C次の陽性坐〒11定過程へ進む。一
方nか\m i n〜\maxの範囲外である場合にl
よその仮ウィンドウ’vVl)を不適当と判定し、新た
な別のウィンドウパターンを仮ウィンドウと設定し一部
、以上の操作を慄返丁か、必るいはその時点で8IQ定
データを異當と判定してそのデータを保存し、別の試料
の分析へ移行する。このように仮つィンドウWVJ内の
血液細胞数nが\min〜N maXの範囲内にあるか
否かを判定することは、その故nかリンパ球の常識的な
故と予想される範囲内におるか否かを判定づることを恩
吠する。すなわちnか:\m!n未)菌ではそのウィン
ドウの信頼性が乏しく、一方「)がNmaXを越える二
i合は何らかの@富゛か必る場合と考えられる。 (ハ) 前記(イ)、(ロ)の場合と同様に、予め記・
げされている神放の1ツイントウパターン〜\t1〜W
4のうちから仮のウィンドウ〜Vpを設定し、その仮つ
ィンドウWp内における最大値7 maxを求め、係数
kを乗じてその埴Zkを境界値とし、仮ウィンドウWp
の境界線上のすべての位置の血液細胞出現頻度Zpか前
記境界値Zkの値以下(もしくは未満)であるか否かを
判定りる。 そして仮ウィンドウ〜■pの境界線上の位置での頻度Z
pか一部でも境界+m Z kを毬え(勺るい
においてヒト等の生体の血液細胞を分析する方法および
装置に関し、将に各種の血液細胞を含む試料中から特定
の種類の細胞を選別してその特定の種類の細胞の陽[1
率を判定する方法および装置に関するものである。 従来の技術 周知のように、ヒト等の生体の血液について、1伺えば
リンツマ球等の特定の(手順の血)1りf田胞の閾1生
率を調べることは、その生体の疾病その他の情報を得る
ために↑(めて璽要てめり、従来から臨2味医学等の分
野において広く適用されている。−a!ここのような血
)々細胞の陽性率の判定は、モノクロナール抗体等に特
異蛍光発色剤を付加した試薬を血液に添加して、その血
液細胞の蛍光強度を調べることによって行なわれる。 血液中の細胞としては、赤血球のほか、白血球として代
表的にはリンパ球、犀球、果粒法が含まれ、これらのう
ち例えばリンパ球について陽j生≦を判定したい場合、
予め赤血球を溶血剤によつ−C破壊してあけば、残りの
血液細胞(リンパ耐(、単球、果粒法)については、そ
れらの大きざ、構造が異なるから、光学的に選別子るこ
とか可能でめる。 このように血液中の各血液細胞、将にリンパ球、単球、
果粒法を光学的に選別する装置としては、最近に至りフ
ローサイトメータと称される装置か開発されている。 フローサイトメータの原理的な、溝成を第13図に示す
。第13図において、円筒状をなしかつ先端の中心軸線
延長位置にノズル部2が形成されたフローセル1内にそ
の周囲から生理食塩水等の不活性液(シース液〉3をh
目皿して送り込み、一方前記フローセル1内の中心@線
位置に配設された試料供恰管4を介して多数の血液細胞
を含む試料5をn0圧供給して、その試料5をフローセ
ル1内において中心@線に沿って流れる@流となし、こ
れにより試料5中の各血液細胞が1個ずつ分離された状
態でノズル部2を流れるようにし、さらにそのノズル部
2を通過する各血液細胞にレーザ光8、東6から雫−波
長のレーザ光を照則し一部、2種以上の散乱光強度、す
なわら代表的には前方散乱光(微小角散乱光)および9
0°敗乱光と、蛍光強度を;測定する。 上述のようなフローサイメータにおいて、前方散乱光強
度は血液細胞の犬ぎさの゛同報を与え、また90°散乱
光強度は血液細胞の構造に関する情報を与え、したかっ
て両者の組合から、リンパ球、単球、果粒法を識別する
ことができ、ざらに蛍光強度から各細胞についての陽匪
率を求めることができる。 このようにしてフローサイトメータを用いて、各種の血
液細胞か含まれる試料中の必る佳の血液辛田胞19:]
えばワンノマエ求を識別し、ざら(こそのlリンツマ球
の陽性率を判定するための従来の方法について次に説明
する。 前述のようにして多数の血液細胞を含む訊科(但し既に
赤血球は)afIIl剤によって破壊己れ−Cいるもの
)についてフローサイトメータて各血GT田胞の前方散
乱光強度、90°敗乱光強度および蛍光強度を測定し、
これをリストモードて記旧する。 その試料中に含まれる全血液細胞についてiii’1定
が終了した後、前方散乱光強度および90°敗乱光強度
に応じた血液細胞の頻度分布表、すなわちサイトグラム
を作成する。例えば90°散乱光強度を横軸(×@)、
前方散乱光強度を縦軸(y@)とし、そのx−y平面上
における各点の血液細胞出現頻度を高さくZ@)として
三次元のサイトグラムを作成ターる。但し実際のCRT
ディスプレー上の画面あるいはプリンタにより出力され
た表においてはx−y平面に対して血液細胞の出現頻度
が黒点の(且密問るいはi賛さ−Cめられされる。この
よう(こして1昇られたサイトグラムの一例を第14図
に示す。この図は一般的なヒトの正富な血)夜について
最も典型的な例を示ブもので必り、一般にサイトグラム
上において血液細胞はいくつかの群(し、V1、G)に
分離され、Lの群はリンパ球に相当し、N1の詳は単球
に相当し、Gの群は果粒球に相当する。なお第14図に
おいて下はこれらの血液細胞以外の夾雑物群である。し
たがって例えば第14図中に破線で示すようにLの群の
部分にX値、y直の範囲によって定まる二次元の判別領
域(ウィンドウ)Wを設定し、そのウィンドウW内に含
まれる血液細胞をリンパ球と判別づることができる。 そしてこのようにリンパ球と判別された各血液細胞、す
なわちウィンドウW内に含まれる各面)々細胞(以下こ
れを便宜的にリンパ球と記ず)についてその蛍光強度を
読出して陽性率を算出する。例えば第15図に示すよう
に@軸を蛍光強度、縦軸を頻度(リンパ丹(の1円数)
とずれば、相対的に蛍光強度か昌い陽i生のリンパ球と
、゛実演的に自然蛍光のみ(こよる1氏い蛍光弓条度の
陰;生のワンツマ王木とか分わtされるから、塩1tピ
ークと1局′1生ビーりとの間のめる蛍光強度を陽;生
、・陽性ギ11別漠界晒とし1、その境界−よりも蛍光
強度か高いリンパ球を壜、寸のリンパ球と判別して全リ
ンパ床中に含まれる陽’j′l:リンパ球教の91合を
リンパ球の陽゛a品として出力する。 発明か解)夫すべき間93点 前述のような分析過程にあい−C、サイトグラム上にお
けるリンパ球の群りの泣言(,1、測定対象とされるヒ
トの個人差、病因、:浅域、細胞処理状態、経過時間等
によって異なるのか過密て必り、したかって陽性率を求
めるべきリンパ球を判別するためのウィンドウWの位置
は、従来はサイトグラムをCRTディスプレイ上で操作
員が断視しながら設定していた。しかしなからこのよう
な従来のウィンドウ設定方法で(は操作員の監視を要り
るとともに、ウィンドウ設定のために熟練を要戻る等の
問題があり、さらには操作員の個人差によって判別精度
のばらつきも大きくなる等の問題もあった。 そこで、サイトグラム上において陽性率を求めるべき特
定の種類の血液を判別するだめのウィンドウを、操作員
の竪視−手動入力によらずに、自動的に設定し得る方法
および装置の開発が強く望まれている。 また従来は、試料をフローサイトメータに供給する過程
から最終的にリンパ球等の特定細胞の陽性≧を算出ずろ
過程までを全自動で行なう方法、装置はなく、したかっ
て省力化等のためにその全過程を自動的に行なう方法、
装置の開発か望まれている。 この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、試
料中の血液細胞についての2種の散乱光強度と血液細胞
出現頻度によって定まるサイトグラム上において、陽性
率を判定すべき特定種類の血液細胞を判別するための判
別領域(ウィンドウ)の設定について、ディスプレー画
面上での艷視に基づく手作業での設定を行なうことなく
、自動的に設定するようになし、しかもそればかりてな
く試料のフローサイトメータへの供給から将定血仮細胞
の陽性率の算出までを全て自動的に行なうようにした方
法および装置を提イ共することを目的とするもので必る
。 問題点を解決するための手段 この発明の血液細胞自動分析方法は、暴風的lこは、複
数の種類の多数の血液細胞を含む試料を吸引してこれを
フローサイトメータへ送給する試料供給過程と、前記試
料中の各血液紬暇について少なくとも2種の散乱光強度
と蛍光強度とをフローサイトメータにより順次)111
定する;測定過程と、前記測定過程により測定されTこ
各測定1面を各血:睨細胞について)頃次記・屏で゛る
測定側聞″旧過程と、前記測定過程および兆’i’l
ilN記1.憑過程終了者、各ilす定)血のうち、2
種の敗乱光強喰測定11σ゛[貴報を各面)汐細胞につ
いて読出し−C1その2種の散乱光強度滑1定1直の4
目関によるサイトグラムを1乍成する過(呈と、前記サ
イトグラム内の一部に所要の判別領域を設定する判別領
域設定過程と、前記2種の肢乱光強喰)411定11N
か前記判別領域内にある多数の血液細胞についで、各血
;々抽q程の蛍光強度を読出し−C1それらの血)浚細
胞の陽IJ率を判定する陽性率判定過程とを有し、前記
判別領域設定過程においては、予め紀IE、されている
復故伸頌の領域パターンに塞いて、陽性率を判定yへき
特定種類の血液細胞群に適合する判別領域を定めるよう
になし、かつ前記試料供給過程から陽性率判定過程まで
を自動的に(1ない、しかも面配測定値記源過程終了後
から陽斗率刊゛ボ過程終了後までのいずれかの段階て次
の試1′旧こついての試料供給過程を自1り的に開始ざ
ぜるようにしたこと(!−持特赦するものである。 まTここの発明の血:fRlie胞自動分析装置は、暴
風的には、試料中に含まれる各面241 irl’!胞
について少なくとも2種の散乱光強度と蛍光強度とを順
次測定7るフローサイトメータと、多数の異なる試料を
′1H次吸引してこれを前記フローサイトメータへ送給
するオートサンプラと、前記フローサイトメータにより
測定された各測定1日を各血液細胞についてリストモー
ドで記はする記′臣手段と、前記各測定値のうら2仔の
駿乱光強度測定1面を’f4i 、id 7d :息手
段から同一試料中の各面)内輔、胞について技量して、
その試料について旧聞2種の散乱光強度’+’All
’、Fl碩によるサイ1〜グラムを作成するとともに、
そのサイトクラム内の一部に所要の判別領域を股だし、
さらにその判別領域内に市る多数の血))ダ細胞の蛍光
強度油IT値を前記記゛巳手段から読出し−Cそれらの
多数の血液細胞の陽性率を再出フる判別辺理手段とを有
してなることを1寺i斂とするものてめる。 作 用 この発明の方法および装置に6いては、先す1.ノンパ
球、単球、果粒法などの復数の多数の血液’j’in胞
を含むヒト等の血液試料(は、フローサイトメータへ供
給己れ、このフローサイトメータによって少なくとも2
種の散乱光強度、例えば前方散乱光強度(微小角散乱光
強度)および90’歌乱光強度と、蛍光強度とか各血液
細胞について順次1Ii11定される。そしてその各血
液細胞の測定直は例えばリストモードで順次配・旧され
る。次いでその記i徴されたmlり定値のうち、血液細
胞の種項を決定するために荷動な血液細胞の@造、大ぎ
ざに関する2種の散乱光強度測定値、例えば前方散乱光
強度あよひ゛90°敗乱光強度が読出され、それらの相
関によるサイトグラムか作成される。丁なわち例えばX
相を90°敗乱光強度、y!Iを前方散乱光強度とする
平面上に、血液細胞の出現頻度をZ軸方向にとったサイ
1〜グラムを作成する。次いでこのサイトグラム上の平
面(x−y平面)上に、陽性率を判定丁べき特定種類の
血液細胞群に適合する判定領域(ウィン1−ウ)が設定
されるが、この際には、予め記匣己れている復数種類の
領域パターンに基いて最適なウィンドウが自動的に設定
される。このようにして最適なウィンドウが設定されれ
ば、そのワイントウ内に存在覆る()なわち各散乱光強
度かウィンドウ内の債に相当覆る)特定種類の血液細胞
の蛍光強度か読出されて、蛍光強度からその特定種類の
血液細胞の陽性率が判定される。 そしてこれらの−浬の過程は自動的に行なわれ、かつ次
の試料についての分析も自動的に開始される。 上述のように、サイトグラム上におけるウィンドウの設
定は予め記巴されている複数伸頂の領域パターンに塁い
て自動的になされるから、ウィンドウの設定に必たって
はディスプレー画面上ての直視に嬌づく手作業ての設定
か不要となり、したかって省力化か連成てきるとともに
、操作員に熟練を要することもなく、かつ個人差による
判別清度のばらつきも解消される。ざらに、上記のウィ
ンドウ設定のみならず、試料の供給から最終的な陽性率
の範囲まで全て自動的になされるため、操作員の手数を
煩わすことなく、著しい省力化か図れ、しかも操作員の
経験や熟練を不要とすることかできるのである。 実施例 第1図にこの発明の血液細胞自動分析方法を実施するた
めの装置の仝体慣成の一例を概略的に示す。 第1図においてオートサンプラ10は、復だでの種類の
多数の血液細胞を含有する多数の血)(全試料を順次1
試料ずつ吸引し一部これをフローサイトメ−夕11へ自
動的に送給するためのものでおり、フローサイメータ1
1は前述のように試料中の各血液fffl胞について少
なくとも2種の散乱光強度、代表的には前方散乱光強度
(微小角散乱光強度)あよひ90°散乱光強度と、蛍光
強度(例えば緑色蛍光強度および/′または赤色蛍光強
度)を同時的に’、i!j ’iする。これらの沖1定
値信号は判別処理手段12に付設された記・阻手段13
において各血液細胞についてリストモードで順次記憶さ
れる。判別君理手段12では、同一試料についての測定
修了1な、前記各測¥頃のうち2種の散乱光強度測定値
を前配記憶手段13から同一試料中の各血液細胞につい
一部読出し−C1その試料について前記2種の散乱光強
度によるサイトグラムを作成するとともに、そのサイト
グラム内の一部に所要の判別領域(ウィンドウ)を設定
し、さらにそのウィンドウ内におる血液細胞の蛍光強度
測定IBを前記記゛臣手段13から読出してそれらの血
液細胞の陽性率を痺出するためのもので市る。なお第1
図において14は前記サイトグラム等を表示するための
ディスプレー装置−Cおる。 前記オートサンプラ10の具体的構成は持に限定しない
か、19(えば第2図に示すように構成することかてき
る。丁なわら試料容器支持・移動装置15内に、試験管
等の試料゛容器16を複数不完支持する容器支持枠17
を多数配列保持させ、かつその試料゛容器支持・移動装
置15は前記写器支(1伜17を順次移動8ぜ冑るよう
に構成yる。またその試料容器支持・移動装置15は、
各試料容器16内の試料温度を例えば4〜io’c程度
に保持し1仔るように1盾I來C亘温?曹18に連結し
ておく。ざらに試料容器支持・移動装置15の所定の位
置には、その位置のに1′1各器16内の試料を吸引吸
引してこれをフローサイトメータへ送るための試料吸引
装置19を設けておぎ、また試ね容器支持・移動装置1
5の他の位置には、血)々細胞の蛍光発色のための試薬
を注入するための分注装置20を配設し−Cおく。 前記フローサイトメータ11は、既にjホべた第13図
のような構成と同じ構成とずれば良い。また前記判別逃
理手段12はコンピュータによって4R成することが一
部きる。 次にこの発明の方法における判別領域設定過程について
説明する。 既に述べたように、試料(こ含まれる各血液細胞につい
゛(測定した2種の散乱光強度、代表的には90°敗乱
光強度および前方散乱光強度によって例えばX%+を9
0’散乱光強度、y@を前方散乱光強、度とし、高さ方
向(2軸)を血液細胞の出現@度としたサイトグラムが
作成される。この時、サイトグラムにあられれる血液細
胞は、例えばリンパ球群し、単球群M、果粒球群Gに分
離され、さらに一部には夾雑物群下もあられれる。その
典型例は既に第14図に示した通りであるが、ここでリ
ンパ球群りのみを選別したい場合、そのリンパ球群を含
むような判別領域(ウィン1〜つ)Wを設定すれば良い
か、リンパ球群りと認められる群の位置や拡がりは既に
迩ぺたように個人差、病因等によって異なるから、ウィ
ンドウWは一義的に定めることはできない。そこでこの
発明の方法では第3図のW1〜W4で示すように、予め
異なる榎故の領域パターン(ウィンドウパターン>W1
〜〜■4を記憶させておき、それらのウィンドウパター
ンW1〜W4を基準としてウィンドウを定める。 その具体的なウィンドウ設定手法としては例えば次の(
イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)また1ハ(へ)
に記すような手法を用いることかてぎる。 (イ) 先ず前述のように予め記憶されている復数のウ
ィンドウパターン〜■1〜W4のうち、適宜のものを仮
のウィンドウWpとする。 この仮のウィンドウWpとしでは、リンパ球群しに概略
適合づるウィンドウパターンを設定することが望ましく
、そのためには例えばそれまでの測定において最も適合
度か高かったパターンを仮のウィンドウ設定のための第
1準泣のパ傘−ンとし、先ずその第1県位のパターンを
呼出して仮のウィンドウとすれば良い。またもちろん経
歴的に最も適合する可能性が高いと思われるパターンを
第1隼位のパターンとしておいても良い。このようにし
て仮のウィンドウ〜VDを設定した後、第4図(A>ま
たは第4図(B)に示すようにその仮のウィンドウWp
内における血液細胞出現頻度の最大i直Zn1aXを求
め、その最大値Z maxに対し予め定めた0、1以下
の係数kを乗じてその値Zk (Zk =Zmax
xk)を境界値とする。 なおここで係数には0.1以下の小さい故であれば任意
に設定できるが、実用上は0.05以下、望ましくは0
.02〜0.03程度に設定する。続いて前記仮ウィン
ドウWp1こ6ける境界線上のすべての位置での血液細
胞出現頻度Zpか前記境界値Zk以下もしくは境界値Z
1(未満てめるか否かを判定し、その条件か満足されて
いる場合(Zp≦ZkもしくはZp <Zk :第4図
(A>の場合)には、その仮ウィンドウWpを真のウィ
ンドウとして次の陽性率判定過程へ進む。 このような操作は、換言すれば第4図(A)、(B)に
あい−C境界1血Zkの個の血彼+fi胞田現項度の等
高線Cを描ぎ、その等幅線Cか金−c h、r2のパタ
ーンWl)(7)境界線よりも内iQ’i (1旦し等
高線上を含んても良い)にあるか否かを判定することと
同して市る。 −万、最初に設定された仮つィンドウWl)について上
述の条件か満足されない場合、すなわち仮つィンドウW
pの境界線上の血液細胞出現頻度Zpが一部でも前記境
界IIIZkより大きいかまたはそれ以上である場合に
は、その仮ウィンドウ〜■pをウィンドウとし−Cは不
適当と判定する。そして予め記′庶されているウィンド
ウパターンのうちから新たに別のウィンドウパターンを
仮のウィンドウとして、上記と同峠な操作を行なう。最
終的に全てのウィンドウパターンが前記条件に適合せず
に不適当と判定された場合には、俊)ホするようにその
血液細胞のデータを一旦保存し、別の試料の分析へ移1
′:f¥る。 (ロ) 前記(イ)の場合と同様に予め記′慮されてい
るウィンドウパターンW1〜W4のうちから仮のウィン
ドウWpを設定し、(イ)と同様にその仮つィンドウW
p内における最大値Z maxを求め、係数kを乗じて
そのfaZk (= Zmax x k )を境界値
とし、仮ウィンドウWpにおける境界線上のすべての位
置での血液細胞出現頻度Zpか前記境界値Zk以下(も
しくは来訪)であるか否かを判定する。そして仮ウィン
ドウWpの境界線上の位置の頻度Zpか一部でも境界値
Zkを越え(あるいはZk以上)である場合にはその仮
ウィンドウWpを不適当と判定し、新たな別のウィンド
ウパターンを仮ウィンドウとして同様な操作を行なう。 ここまでは(イ)の場合と同じであるが、(ロ)場合に
は仮ウィンドウWpにおける境界線上のすへての位置に
おける出現頻度Zρが前記境界値Zk以下(もしくは未
満)でめった場合でも、直らにはその仮ウィンドウWD
を真のウィンドウとせず、ざらに次のような条件ての判
定を行なう。すなわちその仮つィンドウWp同における
血液細胞数r)を求め、そのnが予め定めた最小値Nm
1n (HBえば500)から最大値\max(例え
ば2000)までの範囲内にあるか否かを判定し、nが
その範囲内である場合にはその仮ウィンドウWpを真の
ウィンドウとし−C次の陽性坐〒11定過程へ進む。一
方nか\m i n〜\maxの範囲外である場合にl
よその仮ウィンドウ’vVl)を不適当と判定し、新た
な別のウィンドウパターンを仮ウィンドウと設定し一部
、以上の操作を慄返丁か、必るいはその時点で8IQ定
データを異當と判定してそのデータを保存し、別の試料
の分析へ移行する。このように仮つィンドウWVJ内の
血液細胞数nが\min〜N maXの範囲内にあるか
否かを判定することは、その故nかリンパ球の常識的な
故と予想される範囲内におるか否かを判定づることを恩
吠する。すなわちnか:\m!n未)菌ではそのウィン
ドウの信頼性が乏しく、一方「)がNmaXを越える二
i合は何らかの@富゛か必る場合と考えられる。 (ハ) 前記(イ)、(ロ)の場合と同様に、予め記・
げされている神放の1ツイントウパターン〜\t1〜W
4のうちから仮のウィンドウ〜Vpを設定し、その仮つ
ィンドウWp内における最大値7 maxを求め、係数
kを乗じてその埴Zkを境界値とし、仮ウィンドウWp
の境界線上のすべての位置の血液細胞出現頻度Zpか前
記境界値Zkの値以下(もしくは未満)であるか否かを
判定りる。 そして仮ウィンドウ〜■pの境界線上の位置での頻度Z
pか一部でも境界+m Z kを毬え(勺るい
【よ以上
)である場合にはその仮ウィンドウWpを不適当と判定
し、新たな別のウィンドウパターンを仮ウィンドウとし
て同様な操作を行なう。−力板ウイントウ〜■pにおけ
る境界線上のすべての位置における出現士n度ZDか酌
記境界1旧zH<以下(もしくは未満)て必っだ場合に
は、前記(ロ)の場合と同様に仮つィンドウ〜Vrl内
の血液細胞の総数nを求める。一方第5図1こ示すよう
にサイトグラム上において仮ウィンドウWpを含みかつ
その仮ウィンドウよりも格段賑こ大きい領域を比較領域
〜VQと設定し、その比較領域WQ内の血液細胞の総数
NQを求め、仮ウィンド「りWQ内の血)a細胞数nと
の比(r)/’ l\q〉を求める。 そしてこの比の値(n/、NQ)が予め定めた範囲内で
ある場合にはその仮ウィンドウWpを真のウィンドウと
じ一〇次の陽性率判定過程へ進む。一方前記比の直が予
め定めた範囲外である場合にはその試料についてのデー
タを異常と判定してそのデータを保存し、次の試料の分
析へ移行するか、市るい1ハ新たなウィンドウパターン
により仮のウィンドウWpを設定し、上記同様な操作を
行なう。このように比較領域WQを設定しで仮のウィン
ドウWQ内の細胞数日と比較領域WQ内の細胞数NQと
の比を求めることは、仮のウィンドウWQ内のリンパ球
と予想される細胞の数が他の細胞と比較し−Cどの程度
の割合となっているかを調べることを意味する。すなわ
ち血液中のリンパ球の故と他の血液細胞例えば単球ヤ果
粒球の故との比は、正電゛な場合には常識的な範囲かあ
り、その常識的な範囲を逸脱している場合には、何らか
の異常かめるかまたは仮のウィンドウWpが適切でなか
ったと考えられる。そこて前)ボのように比較領域〜v
q /!!−設定して異常の有無や信頼性の有無を調べ
るので必る。ここで比較領域Wqは、 (第5図に示
しているように仮のウィンドウWQ内に含まれる血液細
胞の種類(例えばリンパ球)とは異なる種類の血液細胞
(例えば単球および/または果粒法)の群を含むように
設定することが望ましい(但し夾雅吻群は除いて〉か、
もちろん第5図の鎖線Wq゛で示すように、一般的に単
球や果粒法か含まれないと予想されるような比iり領域
〜VQ’を設定しても艮い。この比較領域〜■0°の場
合、1シ、1えば第5図のQの位置には正電−7:i:
場合には細胞かはと/Vど出現しない筈てめるか、何ら
かの異常てQの位置に多数の細胞が出現した場合、前記
比の1直(n、7′、\q)か小さくなり、その異常を
見出すことか−Cぎる。もらろん比較領域を2重に設定
(例えば゛第5図の〜vqおよびWq’)L−C1各比
較領域について前述のような比の値を求め、それぞれか
予め定めた範囲内にあるか否かを判定づることもで8る
。 二) 先ず前述のように予め配゛慮され−Cいる痩故の
ウィンドウパターン〜■1〜〜v4のうち、適宜のもの
を仮のウィンドウWpとする。 この仮つィンドウWDとして゛は、(イ)の場合と同様
にリンパ球群りに概略適合するウィンドウパターンを設
定することか望ましく、そのためには例えばそれま−こ
の)制定におい−〇最も適合度か高かったパターンを仮
ウィンドウ設定のための第1準イ立のパターンとし、先
ずその第]隼位のパターンを呼出して仮のウィンドウと
したり、必るい(,1経験的に最も適合する可能性か高
いと思われるパターンを第1準位のパターンとしておい
て+:)良い。このようにし−C仮のウィン1−ウWp
を設定した後、第6図に示づように仮ウィンドウ’II
VI)内における血液細胞出現頻度の最大Iazmax
を求め、その最大値Z maxに女・]シ予め定めた0
、1以下の係数2を乗じ、その’mZ’l (=Zma
x x& )の等凸線H!を境界線としてウィンドウ〜
■を定め、次の陽性率判定過程へ進む。なおここで係数
2は0.1以下であれば任意に定めることかできるか、
通常は0.05以下、望ましくは0.02〜0.03程
度に定めることか望ましい。 (不) 前記の(ニ)と同様に最初に仮のウィン[〜つ
Wpを定め、その内側での最大値ZmaXを求め、ぞれ
に係数2を乗じたz、g <=znlaxx)〉の等凸
線H2を求める。ここまで(は(ニ)の場合と同様て詰
るか、(爪)の場合にはその等高原ト12をただちにウ
ィンドウWとはぜず、6ら前記(ロ)の場合の使手の過
程と類似した手法により次のよに判定l゛る。すなわち
前記等凸線H!2内(こおける面)(りf;l胞係歎口
を求め、そのnが予め定めた最小須\旧口 (例えば5
00)から最大11引\1ilaX (i5Jえば2
000)までのml If−4t内にあるか否かを判定
し、nかその範囲内でめる場合には等c5線H2を真の
ウィンドウ〜■として次の陽性率判定過程へ進む。口/
〕)前記範囲外にある場合に(よデータを異常として保
存し、次の試1斗の分析l\進む。 (へ) このj場合も前記(ニ)と同様に最初に仮のウ
ィンドウNへll)を定め、その内側での最大値Z m
axを求め、それに係数2を乗じたZf (=Zmax
x& )の等凸線H2を求める。続い−C前記(ハ)
の後半の過程と項似した手法により次のように判定する
。すなわら前記等凸線H!内における血液細胞の係数「
)を求める一方、その等凸線Hfを含みかつその等傷線
H1内の領域よりも格段に広いサイトグラム上の領域を
比較領域Wqとして設定し、その比較領域Wp内の血液
細胞の総数NQを求める。そして前記等凸線ト1;2内
の故nと比較領VX’VV q内の数\qとの比n /
N Qが予め“尼めた範囲内て躬るj場合には等凸線
H1をウィンドウWとして次の陽性率判定過程へ進む。 一方n/″NOが予め定めた範囲を外れ−Cいる場合に
はそのデータを異常として保存し、別の試料の分析l\
移行する。 以上のような(イ)〜(へ)のいずれかの手法によりウ
ィンドウを設定するが、もちろんこのほか例えば(ロ)
と(ハ)を組合せたり、(ホ)と(へ)を組合せたりす
ることによって、より厳しい判定を行なってウィンドウ
をΔ2定しても良い。 次いでそのウィンドウ内に市る血液細胞、すなわち例え
ばリンパ球と考えられる血)汐細胞の蛍光強度を記′隠
手段から読出し、第7図に示すように蛍光強度の頻度分
イljについ=C、予め定めた蛍光強度を陽性/陰性判
定境界線Foとし、その境界線Foの蛍光強度以十ちし
く(よそれを越える蛍光強度を杓する細胞を陽I生、境
界線Foの蛍光強1咬禾局もしくはそれ以下の蛍光強度
を有する細胞を陽i1と判定し、下肥(1)式て示すよ
うに陽性の縮I]包故N+を、陽・1住結胞賓父\+と
μス1生キiu1危各父\−との和(すなわち総数)で
除した値を陽i生串として出力する。 陽性率(:≦) = \+ x 100:\
++N−・・・(1) ここ−C,陽性/′陰性判定境界線Foを設定する具体
的手法とし−Cは、経験的に最も適当とイえられる圃−
C設定しても良いが、より判定精度を高めるためには次
の(a)、(b)、(C)、または(d)に示すような
手法を用いることか望ましい。 (a)予め実質的に陰lの血液細胞のみを含む参照試f
′4、′?J−なわら1幻えば蛍光発色のための試梁を
添り目しなかった参照試料につい−にの発明のシステム
と同作なシステムで蛍光強度を調べ、例えば第8図に示
すように蛍光強度の頻度分1hを描く。そしてその頻度
分布におけるピーク〜1の蛍光強度よりK<j)sつピ
ークMの値に予め定めた0、05以下の係数U、例えば
0.001 (0,1%〉もしくは0.01 (1%
)を乗じた頻度Mo(=u・M)の蛍光強度を陽i生/
陰j生判定境界牟泉)でとする。 (1))前記の(a)と同様に実質的に陰性の細胞のみ
からなる試料を用いて頻度Moの位置を仮の陽性陰性判
定境界線FDとする。おるいはまた経験によって仮の陽
性陰性判定境界線Fpを定めておく。続い−C,第9図
に示すように実際の試料による蛍光強度の頻度分布にお
いて前記仮の境界線Fpの近1カでの頻度の最小圃もし
くは恒小値の位置を真の境界線Foとする。この場合、
実際には例えば仮の境界線Fpの前後にある範囲を設定
し、その範囲内での最小値となる位置を真の境界線Fo
とすれば良い。 (C)前記(a)の場合と同1葉に゛支質的(こ陰IA
rの4.■邸のみからなる訊1′1を、甲いてr@記穎
反\)1つのiフヨを仮の境界線Fpとするか、または
経験によって仮の境界線F pを定めておく。涜いて第
10図に示すように実際の試料による蛍光強度の頻度分
作において前記仮の境界線「pの近IAでしかもその実
際の試f」についでの陰性ピーク頻度、M゛の値に0.
05以下の所だの係数V、例えば0.01めるいは0.
001を乗じた頻度、\IiO’(−・’vlo’)の
位置を陽性7.陽1刊定境界線Foとする。この場合実
際の試f11こあげる前記頻度1°\/lo’は複数の
異なる蛍光強度のQ @−C′表われることか多いか、
それらの11置のうち最も仮の境界1;泉Fptこ近い
1q声を陽性、/陰件判定乃界1!N F Oとづれば
艮い。 (d)前記(a)の場合と同様に実質的に陰性の細胞の
みからなる試料を用いて前記頻度MOの位置を仮の境界
線Fpと】るかまたは経験によって仮の境界線Fpの位
置を定めておく。涜いて第11図に示すように実際の試
料による蛍光強度の頻度分布において前記仮の境界線F
pの近傍でしかも陽性ピーク側から克て頻度が零に近い
予め定めた故Wまで減少した位置を真の隔1生/′陰性
判定境界線FOとする。 以上のようないづ゛れかの手法によって実際の試1“1
の蛍光強度頻度分子Bについて陽性陰性判定境界線Fo
を定めれば、前記(1)式によって陽性率が求められる
。但し、上述の(b)、 (C)、 (d)の場合、仮
の境界V、9 F pの近IZで真の陽性/陰性判)E
境界線Foを決定することができない場合、りなわら実
際の試料につい=Cの蛍光強度分布において仮の境界線
Fpの前後のある範囲内に頻度極小飽((b)の場合)
や頻度MO’の位置((C)の場合)めるいは頻度Wの
位置((d)の場合)が存在しない場合に(は、そのデ
ータを異常と判断して、陽性率の判定を行なうことなく
そのデータを保存し、次の試料の分析へ移行することか
望ましい。 なお場合によっては試料に対して2種以上の試薬を添b
Oシて胃なる種類の蛍光、例えば緑色蛍光と赤色蛍光と
の両省を呈するようにし、かつフローサイトメータにお
いて各面)汐fifl胞についてそれらの2種以上の蛍
光強度を測定!れば、蛍光強度分布1】を多次元化する
ことかできる。例えば第12図に承りようにX軸に緑色
蛍光強度、y軸に赤色蛍光強度をとり、x−y平面にR
=jする高さ方向(z119)に血液細胞の頻度をとり
、緑色蛍光および赤色蛍光の両者についてそれぞれ陽I
生/陰性ギ11宇境界線FOI、FO2を鰻定丁れば、
緑色蛍光、赤色蛍光の両者について陰性の群FA、緑餡
蛍尤についてのみ陽性の群FB、赤色蛍光についCのみ
陽性の群FC1赤色蛍光および緑色蛍光の両尚について
陽性の?;¥FDに区分し−(、それぞれの1遇1生率
を求めることが−(8、したかつ−C試ギ11にヌ・1
ザる清報を豊富化することかできる。この場合の各陽性
/陰I生判定境界線FO1、FO2も前記と同作にして
設定することができる。 この発明の分析方法および装置におい−Cは、上述のよ
うな判別領1?y、股定過程と陽性率判定遊理とを含め
、分析の開始すむわら試料の吸引から最終的に陽性率を
判定してそのデータを出力するまでの間の全ての操作か
自動化されている。Vなわち、第1図に示1判別処理手
段12は通常はコンピュータ(こよって構成されるが、
このコンピュータはシステム金1小の制御手段を兼ねる
ことが−Cき、そのυJ’jD手段によって全自動化が
達成できる。例えばその制御手段から先すオートサンプ
ラ10の作動を開始ざゼる作動開始信号を発生させ、こ
の信号によりオートサンプラ10の試料吸引装置19の
吸引ノズル19Aか所定の吸引位置の試料容器1G内に
挿入されてその試料容器1G内の試料が吸引され、この
試料はフローサイトメータ11へ込恰され、既に第13
図について説明したように試料か暖流化されてその試料
中の血液細胞が1個1つ分極8れた状態でノズル部2を
通過し、ここで各散乱光強度および蛍光強度が測定され
、各血:碌細胞についてのそれらの測定データが記憶手
段1.3に入力されてリストモードで自動的に記・直さ
れる。そし−Cフローサイトメータ11から得られた測
定終了信号によって判別処理手段12が作動を開始し、
既に述べたようにして各面1iN flB胞についての
2種の散乱光強度を読出してそれによるサイトグラムを
作成するとともに、そのサイトグラムの一部にウィンド
ウ〈判別領域)を設定[・、そのウィンドウが設定され
ればその苫艮定辛冬了1言号(こよつ゛Cウィンドウ内
の血液細胞の蛍光強度力弓先出され、既に述べた陽性7
・′陰性判定過程により陽四率が判定される。そしてそ
の試料についての陽性率か出力されれば、その信号に伴
なって例えば前記オートサンプラ10の試料容器支持・
移動装置15における駆動手段(図示せす)を作動8ぜ
て容器支持枠17をルテ定距h「移動σせ、次の試料容
器か吸引位置に至ったことを感知すれば、再び前記作動
開始信号か発せられて、その試料容器内の試料について
の測定か開始される。なあここて容器支持枠17の移動
は、前の試料についての吸引が終了した直後に行なつ−
(おいても良い。 なお、既に述べたように2種の散乱光強度によるサイト
グラム上において判別領域(ウィンドウ)設定するにあ
たって、予め記゛匣8れているウィンドウパターンの全
てが不適当とされた場合、おるいは仮のウィンドウWp
の判定に際してデータが異常と判断された場合、ざらに
は陽性率判定過程においてデータか異常と判断された場
合には、その時点で処理を停止してその試料についての
データを保存し、次の試料の71ijl定を開始される
。このようにし−C保存されたデータについ一部は熟練
者による目視による判定等に委ねれば良い。 な、6また、@迩の説明ではめる試料についての剣足過
程か金て終了してから(すなわち陽性率判定過程か終了
してから)次の試料についての測定を開始(丁なわち試
料供給過程を開始)するものとしたか、場合によっては
ある試料についてのフローサイトメータでの測定か終了
して全てのデータを記憶手段に記・巳させた後、ただち
に次の試料についての測定を開始(すなわち試料供給過
程を開始)しても良い。この場合は前の試料についての
データ処理(サイトグラム作成から陽性率判定まで)の
過程と次の試料についての測定とが併行して行なわれる
ことのなる。 発明の効果 この発明の方法によれば、試料のフローサイトメータへ
の供給から特定の種類の細胞の陽性率の判定までを全て
自動的に行なうことかでき、将に′l)定の種類の細胞
を選別するために2種の散乱光強度によるサイトグラム
上において判別領域(ウィンドウ)を設定するにあたっ
て操作員の監視−手動入力を行なうことなく、自動的に
最適なウィンドウを設定し−(−1判定]肯度の向上を
図ることかできる等種々の効果が得られる。またこの発
明の装置によれば上述のような方法を冥際的に芙廁する
ことか−Cきる。
)である場合にはその仮ウィンドウWpを不適当と判定
し、新たな別のウィンドウパターンを仮ウィンドウとし
て同様な操作を行なう。−力板ウイントウ〜■pにおけ
る境界線上のすべての位置における出現士n度ZDか酌
記境界1旧zH<以下(もしくは未満)て必っだ場合に
は、前記(ロ)の場合と同様に仮つィンドウ〜Vrl内
の血液細胞の総数nを求める。一方第5図1こ示すよう
にサイトグラム上において仮ウィンドウWpを含みかつ
その仮ウィンドウよりも格段賑こ大きい領域を比較領域
〜VQと設定し、その比較領域WQ内の血液細胞の総数
NQを求め、仮ウィンド「りWQ内の血)a細胞数nと
の比(r)/’ l\q〉を求める。 そしてこの比の値(n/、NQ)が予め定めた範囲内で
ある場合にはその仮ウィンドウWpを真のウィンドウと
じ一〇次の陽性率判定過程へ進む。一方前記比の直が予
め定めた範囲外である場合にはその試料についてのデー
タを異常と判定してそのデータを保存し、次の試料の分
析へ移行するか、市るい1ハ新たなウィンドウパターン
により仮のウィンドウWpを設定し、上記同様な操作を
行なう。このように比較領域WQを設定しで仮のウィン
ドウWQ内の細胞数日と比較領域WQ内の細胞数NQと
の比を求めることは、仮のウィンドウWQ内のリンパ球
と予想される細胞の数が他の細胞と比較し−Cどの程度
の割合となっているかを調べることを意味する。すなわ
ち血液中のリンパ球の故と他の血液細胞例えば単球ヤ果
粒球の故との比は、正電゛な場合には常識的な範囲かあ
り、その常識的な範囲を逸脱している場合には、何らか
の異常かめるかまたは仮のウィンドウWpが適切でなか
ったと考えられる。そこて前)ボのように比較領域〜v
q /!!−設定して異常の有無や信頼性の有無を調べ
るので必る。ここで比較領域Wqは、 (第5図に示
しているように仮のウィンドウWQ内に含まれる血液細
胞の種類(例えばリンパ球)とは異なる種類の血液細胞
(例えば単球および/または果粒法)の群を含むように
設定することが望ましい(但し夾雅吻群は除いて〉か、
もちろん第5図の鎖線Wq゛で示すように、一般的に単
球や果粒法か含まれないと予想されるような比iり領域
〜VQ’を設定しても艮い。この比較領域〜■0°の場
合、1シ、1えば第5図のQの位置には正電−7:i:
場合には細胞かはと/Vど出現しない筈てめるか、何ら
かの異常てQの位置に多数の細胞が出現した場合、前記
比の1直(n、7′、\q)か小さくなり、その異常を
見出すことか−Cぎる。もらろん比較領域を2重に設定
(例えば゛第5図の〜vqおよびWq’)L−C1各比
較領域について前述のような比の値を求め、それぞれか
予め定めた範囲内にあるか否かを判定づることもで8る
。 二) 先ず前述のように予め配゛慮され−Cいる痩故の
ウィンドウパターン〜■1〜〜v4のうち、適宜のもの
を仮のウィンドウWpとする。 この仮つィンドウWDとして゛は、(イ)の場合と同様
にリンパ球群りに概略適合するウィンドウパターンを設
定することか望ましく、そのためには例えばそれま−こ
の)制定におい−〇最も適合度か高かったパターンを仮
ウィンドウ設定のための第1準イ立のパターンとし、先
ずその第]隼位のパターンを呼出して仮のウィンドウと
したり、必るい(,1経験的に最も適合する可能性か高
いと思われるパターンを第1準位のパターンとしておい
て+:)良い。このようにし−C仮のウィン1−ウWp
を設定した後、第6図に示づように仮ウィンドウ’II
VI)内における血液細胞出現頻度の最大Iazmax
を求め、その最大値Z maxに女・]シ予め定めた0
、1以下の係数2を乗じ、その’mZ’l (=Zma
x x& )の等凸線H!を境界線としてウィンドウ〜
■を定め、次の陽性率判定過程へ進む。なおここで係数
2は0.1以下であれば任意に定めることかできるか、
通常は0.05以下、望ましくは0.02〜0.03程
度に定めることか望ましい。 (不) 前記の(ニ)と同様に最初に仮のウィン[〜つ
Wpを定め、その内側での最大値ZmaXを求め、ぞれ
に係数2を乗じたz、g <=znlaxx)〉の等凸
線H2を求める。ここまで(は(ニ)の場合と同様て詰
るか、(爪)の場合にはその等高原ト12をただちにウ
ィンドウWとはぜず、6ら前記(ロ)の場合の使手の過
程と類似した手法により次のよに判定l゛る。すなわち
前記等凸線H!2内(こおける面)(りf;l胞係歎口
を求め、そのnが予め定めた最小須\旧口 (例えば5
00)から最大11引\1ilaX (i5Jえば2
000)までのml If−4t内にあるか否かを判定
し、nかその範囲内でめる場合には等c5線H2を真の
ウィンドウ〜■として次の陽性率判定過程へ進む。口/
〕)前記範囲外にある場合に(よデータを異常として保
存し、次の試1斗の分析l\進む。 (へ) このj場合も前記(ニ)と同様に最初に仮のウ
ィンドウNへll)を定め、その内側での最大値Z m
axを求め、それに係数2を乗じたZf (=Zmax
x& )の等凸線H2を求める。続い−C前記(ハ)
の後半の過程と項似した手法により次のように判定する
。すなわら前記等凸線H!内における血液細胞の係数「
)を求める一方、その等凸線Hfを含みかつその等傷線
H1内の領域よりも格段に広いサイトグラム上の領域を
比較領域Wqとして設定し、その比較領域Wp内の血液
細胞の総数NQを求める。そして前記等凸線ト1;2内
の故nと比較領VX’VV q内の数\qとの比n /
N Qが予め“尼めた範囲内て躬るj場合には等凸線
H1をウィンドウWとして次の陽性率判定過程へ進む。 一方n/″NOが予め定めた範囲を外れ−Cいる場合に
はそのデータを異常として保存し、別の試料の分析l\
移行する。 以上のような(イ)〜(へ)のいずれかの手法によりウ
ィンドウを設定するが、もちろんこのほか例えば(ロ)
と(ハ)を組合せたり、(ホ)と(へ)を組合せたりす
ることによって、より厳しい判定を行なってウィンドウ
をΔ2定しても良い。 次いでそのウィンドウ内に市る血液細胞、すなわち例え
ばリンパ球と考えられる血)汐細胞の蛍光強度を記′隠
手段から読出し、第7図に示すように蛍光強度の頻度分
イljについ=C、予め定めた蛍光強度を陽性/陰性判
定境界線Foとし、その境界線Foの蛍光強度以十ちし
く(よそれを越える蛍光強度を杓する細胞を陽I生、境
界線Foの蛍光強1咬禾局もしくはそれ以下の蛍光強度
を有する細胞を陽i1と判定し、下肥(1)式て示すよ
うに陽性の縮I]包故N+を、陽・1住結胞賓父\+と
μス1生キiu1危各父\−との和(すなわち総数)で
除した値を陽i生串として出力する。 陽性率(:≦) = \+ x 100:\
++N−・・・(1) ここ−C,陽性/′陰性判定境界線Foを設定する具体
的手法とし−Cは、経験的に最も適当とイえられる圃−
C設定しても良いが、より判定精度を高めるためには次
の(a)、(b)、(C)、または(d)に示すような
手法を用いることか望ましい。 (a)予め実質的に陰lの血液細胞のみを含む参照試f
′4、′?J−なわら1幻えば蛍光発色のための試梁を
添り目しなかった参照試料につい−にの発明のシステム
と同作なシステムで蛍光強度を調べ、例えば第8図に示
すように蛍光強度の頻度分1hを描く。そしてその頻度
分布におけるピーク〜1の蛍光強度よりK<j)sつピ
ークMの値に予め定めた0、05以下の係数U、例えば
0.001 (0,1%〉もしくは0.01 (1%
)を乗じた頻度Mo(=u・M)の蛍光強度を陽i生/
陰j生判定境界牟泉)でとする。 (1))前記の(a)と同様に実質的に陰性の細胞のみ
からなる試料を用いて頻度Moの位置を仮の陽性陰性判
定境界線FDとする。おるいはまた経験によって仮の陽
性陰性判定境界線Fpを定めておく。続い−C,第9図
に示すように実際の試料による蛍光強度の頻度分布にお
いて前記仮の境界線Fpの近1カでの頻度の最小圃もし
くは恒小値の位置を真の境界線Foとする。この場合、
実際には例えば仮の境界線Fpの前後にある範囲を設定
し、その範囲内での最小値となる位置を真の境界線Fo
とすれば良い。 (C)前記(a)の場合と同1葉に゛支質的(こ陰IA
rの4.■邸のみからなる訊1′1を、甲いてr@記穎
反\)1つのiフヨを仮の境界線Fpとするか、または
経験によって仮の境界線F pを定めておく。涜いて第
10図に示すように実際の試料による蛍光強度の頻度分
作において前記仮の境界線「pの近IAでしかもその実
際の試f」についでの陰性ピーク頻度、M゛の値に0.
05以下の所だの係数V、例えば0.01めるいは0.
001を乗じた頻度、\IiO’(−・’vlo’)の
位置を陽性7.陽1刊定境界線Foとする。この場合実
際の試f11こあげる前記頻度1°\/lo’は複数の
異なる蛍光強度のQ @−C′表われることか多いか、
それらの11置のうち最も仮の境界1;泉Fptこ近い
1q声を陽性、/陰件判定乃界1!N F Oとづれば
艮い。 (d)前記(a)の場合と同様に実質的に陰性の細胞の
みからなる試料を用いて前記頻度MOの位置を仮の境界
線Fpと】るかまたは経験によって仮の境界線Fpの位
置を定めておく。涜いて第11図に示すように実際の試
料による蛍光強度の頻度分布において前記仮の境界線F
pの近傍でしかも陽性ピーク側から克て頻度が零に近い
予め定めた故Wまで減少した位置を真の隔1生/′陰性
判定境界線FOとする。 以上のようないづ゛れかの手法によって実際の試1“1
の蛍光強度頻度分子Bについて陽性陰性判定境界線Fo
を定めれば、前記(1)式によって陽性率が求められる
。但し、上述の(b)、 (C)、 (d)の場合、仮
の境界V、9 F pの近IZで真の陽性/陰性判)E
境界線Foを決定することができない場合、りなわら実
際の試料につい=Cの蛍光強度分布において仮の境界線
Fpの前後のある範囲内に頻度極小飽((b)の場合)
や頻度MO’の位置((C)の場合)めるいは頻度Wの
位置((d)の場合)が存在しない場合に(は、そのデ
ータを異常と判断して、陽性率の判定を行なうことなく
そのデータを保存し、次の試料の分析へ移行することか
望ましい。 なお場合によっては試料に対して2種以上の試薬を添b
Oシて胃なる種類の蛍光、例えば緑色蛍光と赤色蛍光と
の両省を呈するようにし、かつフローサイトメータにお
いて各面)汐fifl胞についてそれらの2種以上の蛍
光強度を測定!れば、蛍光強度分布1】を多次元化する
ことかできる。例えば第12図に承りようにX軸に緑色
蛍光強度、y軸に赤色蛍光強度をとり、x−y平面にR
=jする高さ方向(z119)に血液細胞の頻度をとり
、緑色蛍光および赤色蛍光の両者についてそれぞれ陽I
生/陰性ギ11宇境界線FOI、FO2を鰻定丁れば、
緑色蛍光、赤色蛍光の両者について陰性の群FA、緑餡
蛍尤についてのみ陽性の群FB、赤色蛍光についCのみ
陽性の群FC1赤色蛍光および緑色蛍光の両尚について
陽性の?;¥FDに区分し−(、それぞれの1遇1生率
を求めることが−(8、したかつ−C試ギ11にヌ・1
ザる清報を豊富化することかできる。この場合の各陽性
/陰I生判定境界線FO1、FO2も前記と同作にして
設定することができる。 この発明の分析方法および装置におい−Cは、上述のよ
うな判別領1?y、股定過程と陽性率判定遊理とを含め
、分析の開始すむわら試料の吸引から最終的に陽性率を
判定してそのデータを出力するまでの間の全ての操作か
自動化されている。Vなわち、第1図に示1判別処理手
段12は通常はコンピュータ(こよって構成されるが、
このコンピュータはシステム金1小の制御手段を兼ねる
ことが−Cき、そのυJ’jD手段によって全自動化が
達成できる。例えばその制御手段から先すオートサンプ
ラ10の作動を開始ざゼる作動開始信号を発生させ、こ
の信号によりオートサンプラ10の試料吸引装置19の
吸引ノズル19Aか所定の吸引位置の試料容器1G内に
挿入されてその試料容器1G内の試料が吸引され、この
試料はフローサイトメータ11へ込恰され、既に第13
図について説明したように試料か暖流化されてその試料
中の血液細胞が1個1つ分極8れた状態でノズル部2を
通過し、ここで各散乱光強度および蛍光強度が測定され
、各血:碌細胞についてのそれらの測定データが記憶手
段1.3に入力されてリストモードで自動的に記・直さ
れる。そし−Cフローサイトメータ11から得られた測
定終了信号によって判別処理手段12が作動を開始し、
既に述べたようにして各面1iN flB胞についての
2種の散乱光強度を読出してそれによるサイトグラムを
作成するとともに、そのサイトグラムの一部にウィンド
ウ〈判別領域)を設定[・、そのウィンドウが設定され
ればその苫艮定辛冬了1言号(こよつ゛Cウィンドウ内
の血液細胞の蛍光強度力弓先出され、既に述べた陽性7
・′陰性判定過程により陽四率が判定される。そしてそ
の試料についての陽性率か出力されれば、その信号に伴
なって例えば前記オートサンプラ10の試料容器支持・
移動装置15における駆動手段(図示せす)を作動8ぜ
て容器支持枠17をルテ定距h「移動σせ、次の試料容
器か吸引位置に至ったことを感知すれば、再び前記作動
開始信号か発せられて、その試料容器内の試料について
の測定か開始される。なあここて容器支持枠17の移動
は、前の試料についての吸引が終了した直後に行なつ−
(おいても良い。 なお、既に述べたように2種の散乱光強度によるサイト
グラム上において判別領域(ウィンドウ)設定するにあ
たって、予め記゛匣8れているウィンドウパターンの全
てが不適当とされた場合、おるいは仮のウィンドウWp
の判定に際してデータが異常と判断された場合、ざらに
は陽性率判定過程においてデータか異常と判断された場
合には、その時点で処理を停止してその試料についての
データを保存し、次の試料の71ijl定を開始される
。このようにし−C保存されたデータについ一部は熟練
者による目視による判定等に委ねれば良い。 な、6また、@迩の説明ではめる試料についての剣足過
程か金て終了してから(すなわち陽性率判定過程か終了
してから)次の試料についての測定を開始(丁なわち試
料供給過程を開始)するものとしたか、場合によっては
ある試料についてのフローサイトメータでの測定か終了
して全てのデータを記憶手段に記・巳させた後、ただち
に次の試料についての測定を開始(すなわち試料供給過
程を開始)しても良い。この場合は前の試料についての
データ処理(サイトグラム作成から陽性率判定まで)の
過程と次の試料についての測定とが併行して行なわれる
ことのなる。 発明の効果 この発明の方法によれば、試料のフローサイトメータへ
の供給から特定の種類の細胞の陽性率の判定までを全て
自動的に行なうことかでき、将に′l)定の種類の細胞
を選別するために2種の散乱光強度によるサイトグラム
上において判別領域(ウィンドウ)を設定するにあたっ
て操作員の監視−手動入力を行なうことなく、自動的に
最適なウィンドウを設定し−(−1判定]肯度の向上を
図ることかできる等種々の効果が得られる。またこの発
明の装置によれば上述のような方法を冥際的に芙廁する
ことか−Cきる。
第1図はこの発明の血液細胞自動分析装置の全体、構成
を示すブロック図、第2図はこの発明の装置に使用され
るオートサンプラリ−例を示す略解的な平面図、第3図
はサイトグラム上におけるリンパ球群についてのウィン
ドウパターンの1911を示す模式図、第4図(A>、
(B)は判別領域(ウィンドウ)設定手法の一例を説明
づるための模式図、第5図はウィンドウ設定手法の他の
例を説明フ“るための、模式図、第6図はウィンドウ設
定手法のさらに他の1列を説明するための11式図、第
7図はリンパ球についての蛍光強度の頻度分布の一例を
承り分q5図、第8図から第11図まではそれぞれ蛍光
強度の頻度弁ihにおける陽円、陰性判定境界〒♀股T
手法の一例を説明するための模式図、第12図(よ2種
の蛍光強度を測定した場合の蛍光強度分布の一例を示1
分布図、第13図はフローサイトメータの一例を示す略
解図、第14図はヒトのffD液IFI胞の90’散乱
光強度および前方散乱光強度によるサイトグラムの一例
を示す図、第15図はリンパ球の蛍光強度分布の一例を
示す図で市る。 ′IQ・・・オートサンプラ、 11・・・フローサ
イトメータ、 12・・・ 判別鷺理手段、 13・・
・記′1急手段、 14・・・ディスプレー装置、 W
p・・・仮の領域パターン(ウィンドウパターン)、
W・・・判別領域(ウィンドウ)、 Fl)・・・仮の
陽性/陰性判定境界線、 FO・・・陽性/陰性判定境
界線。 第1図 第2図 ↑ 第3図 (A) 第4E (B) 第7図 9・R属i粱がべ 7
を示すブロック図、第2図はこの発明の装置に使用され
るオートサンプラリ−例を示す略解的な平面図、第3図
はサイトグラム上におけるリンパ球群についてのウィン
ドウパターンの1911を示す模式図、第4図(A>、
(B)は判別領域(ウィンドウ)設定手法の一例を説明
づるための模式図、第5図はウィンドウ設定手法の他の
例を説明フ“るための、模式図、第6図はウィンドウ設
定手法のさらに他の1列を説明するための11式図、第
7図はリンパ球についての蛍光強度の頻度分布の一例を
承り分q5図、第8図から第11図まではそれぞれ蛍光
強度の頻度弁ihにおける陽円、陰性判定境界〒♀股T
手法の一例を説明するための模式図、第12図(よ2種
の蛍光強度を測定した場合の蛍光強度分布の一例を示1
分布図、第13図はフローサイトメータの一例を示す略
解図、第14図はヒトのffD液IFI胞の90’散乱
光強度および前方散乱光強度によるサイトグラムの一例
を示す図、第15図はリンパ球の蛍光強度分布の一例を
示す図で市る。 ′IQ・・・オートサンプラ、 11・・・フローサ
イトメータ、 12・・・ 判別鷺理手段、 13・・
・記′1急手段、 14・・・ディスプレー装置、 W
p・・・仮の領域パターン(ウィンドウパターン)、
W・・・判別領域(ウィンドウ)、 Fl)・・・仮の
陽性/陰性判定境界線、 FO・・・陽性/陰性判定境
界線。 第1図 第2図 ↑ 第3図 (A) 第4E (B) 第7図 9・R属i粱がべ 7
Claims (15)
- (1)複数の種類の多数の血液細胞を含む試料を吸引し
てこれをフローサイトメータへ送給する試料供給過程と
、 前記試料中の各血液細胞について少なくとも2種の散乱
光強度と蛍光強度とをフローサイトメータにより順次測
定する測定過程と、 前記測定過程により測定された各測定値を各血液細胞に
ついて順次記憶する測定値記憶過程と、前記測定過程お
よび測定値記憶過程終了後、各測定値のうち、2種の散
乱光強度測定値情報を各血液細胞について読出して、そ
の2種の散乱光強度測定値の相関によるサイトグラムを
作成する過程と、 前記サイトグラム内の一部に所要の判別領域を設定する
判別領域設定過程と、 前記2種の散乱光強度測定値が前記判別領域内にある多
数の血液細胞について、各血液細胞の蛍光強度測定値を
読出して、それらの血液細胞の陽性率を判定する陽性率
判定過程とを有し、 前記判別領域設定過程においては、予め記憶されている
複数種類の領域パターンに基いて、陽性率を判定すべき
特定種類の血液細胞群に適合する判別領域を定めるよう
になし、かつ前記試料供給過程から陽性率判定過程まで
を自動的に行ない、しかも前記測定値記憶過程終了後か
ら陽性率判定過程終了後までのいずれかの段階で次の試
料についての試料供給過程を自動的に開始させるように
したことを特徴とする血液細胞自動分析方法。 - (2)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる異なる複数の領域パターンのうちある領域パターン
を仮の判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の
判別領域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最
大値を求め、その最大値に対し予め定めた0.1より小
さい係数を乗じた値を境界値とし、前記仮の判別領域の
境界線上での頻度が前記境界値以下もしくは境界値未満
である場合に前記仮の判別領域を真の判別領域と判定し
て、その判別領域により次の陽性率判定過程を実施する
特許請求の範囲第1項記載の血液細胞自動分析方法。 - (3)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる複数の領域パターンのうちある領域パターンを仮の
判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の判別領
域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最大値を
求め、その最大値に対し予め定めた係数を乗じた値を境
界値とし、前記仮の判別領域の境界線上での頻度が前記
境界値以下もしくは境界値未満であるか否かを判定し、
境界値以下もしくは境界値未満である場合には、さらに
その仮の判別領域内の血液細胞数を求めて、その血液細
胞数が予め設定した範囲内である場合に仮の判別領域を
真の判別領域と判定して、その判別領域により次の陽性
率判定過程を実施する特許請求の範囲第1項記載の血液
細胞自動分析方法。 - (4)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる複数の領域パターンのうちある領域パターンを仮の
判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の判別領
域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最大値を
求め、その最大値に対し予め定めた係数を乗じた値を境
界値とし、前記仮の判別領域の境界線上での頻度が前記
境界値以下もしくは境界値未満である場合に、さらにそ
の仮の判別領域内の血液細胞数を求め、一方前記サイト
グラム上に、前記仮の判別領域を含みかつそれより大き
い比較領域を設定して、その比較領域内の血液細胞数を
求め、前記仮の判別領域内の血液細胞の数と比較領域内
の血液細胞の数との比が予め定めた範囲内である場合に
仮の判別領域を真の判別領域として、その判別領域によ
り次の陽性率判定過程を実施することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の血液細胞自動分析方法。 - (5)前記仮の判別領域が真の判別領域と判定されなか
った場合に、予め記憶されている複数の領域パターンの
うち他の領域パターンを新たな仮の判別領域として、真
の判別領域と判定されるか否かの操作を繰返す特許請求
の範囲第2項、第3項、もしくは第4項記載の血液細胞
自動分析方法。 - (6)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる複数の領域パターンのうちある領域パターンを仮の
判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の判別領
域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最大値を
求めその最大値に対し0.1以下の予め定めた係数を乗
じてその値を境界値とし、サイトグラム上における各位
置での血液細胞の出現頻度の前記境界値に相当する等高
線を境界線として真の判別領域を定め、その判別領域に
より次の陽性率判定を実施する特許請求の範囲第1項記
載の血液細胞自動分析方法。 - (7)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる複数の領域パターンのうちある領域パターンを仮の
判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の判別領
域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最大値を
求めその最大値に対し0.1以下の予め定めた係数を乗
じてその値を境界値とし、サイトグラム上における各位
置での血液細胞の出現頻度の前記境界値に相当する等高
線を求めてその等高線内の血液細胞数を求め、その血液
細胞数が予め設定した範囲内である場合に前記等高線を
境界線として真の判別領域を定め、その判別領域により
次の陽性率判定過程を実施する特許請求の範囲第1項記
載の血液細胞自動分析方法。 - (8)前記判別領域設定過程において、予め記憶されて
いる複数の領域パターンのうちある領域パターンを仮の
判別領域とし、前記サイトグラム上における仮の判別領
域内の各位置での血液細胞の出現頻度のうちの最大値を
求めその最大値に対し0.1以下の予め定めた係数を乗
じてその値を境界値とし、サイトグラム上における各位
置での血液細胞の出現頻度の前記境界値に相当する等高
線を求めてその等高線内の血液細胞数を求め、一方前記
サイトグラム上に、前記等高線により囲まれる領域を含
みかつそれより大きい比較領域を設定して、その比較領
域内の血液細胞数を求め、前記等高線内の血液細胞の数
と比較領域内の血液細胞の数との比が予め定めた範囲内
である場合に前記等高線を境界線として真の判別領域を
定め、その判別領域により次の陽性率判定過程を実施す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の血液細
胞自動分析方法。 - (9)前記仮の判別領域が真の判別領域と判定されなか
った場合に、試料中の血液細胞についての測定値データ
を保存して、次の別の試料についての分析に移行する特
許請求の範囲第2項、第3項、第4項、第6項、第7項
、もしくは第8項記載の血液細胞自動分析方法。 - (10)前記陽性率判定過程において、前記判別領域内
にある血液細胞の蛍光強度の頻度分布に対し、予め定め
た蛍光強度を陽性/陰性判定境界線として、その境界線
の蛍光強度以上もしくはそれを越える蛍光強度を有する
血液細胞を陽性、境界線の蛍光強度未満もしくはそれ以
下の蛍光強度を有する血液細胞を陰性とし、陽性の血液
細胞の数と陰性の血液細胞の数とを求め、陽性血液細胞
の数を両者の和で除した値を陽性率として出力する特許
請求の範囲第1項記載の血液細胞自動分析方法。 - (11)前記陽性/陰性判定境界線を定めるにあたり、
予め実質的に陰性の血液細胞のみを含む参照試料につい
て蛍光強度分布を調べておき、その蛍光強度分布におけ
る頻度ピーク位置よりも蛍光強度か高い位置てあってし
かも頻度ピーク値に0.05以下の予め定めた係数を乗
じた頻度の位置の蛍光強度を陽性/陰性判定境界線とす
る特許請求範囲第10項記載の血液細胞自動分析方法。 - (12)前記陽性/陰性判定境界線を定めるにあたり、
予め実質的に陰性の血液細胞のみを含む参照試料につい
て蛍光強度分布を調べておき、その蛍光強度分布におけ
る頻度ピーク位置よりも蛍光強度が高い位置であってし
かもその頻度ピーク碩に0.05以下の所定の係数を乗
じた頻度の位置の蛍光強度を仮の陽性/陰性判定境界線
とするか、または経験則によって仮の陽性/陰性判定境
界線を定めておき、前記仮の陽性/陰性判定境界線の近
傍であってしかも実際の測定対象となる試料の血液細胞
についての蛍光強度分布の最小値の位置を真の陽性/陰
性判定境界線と定める特許請求の範囲第10項記載の血
液細胞自動分析方法。 - (13)前記陽性/陰性判定境界線を定めるにあたり、
予め実質的に陰性の血液細胞のみを含む参照試料につい
て蛍光強度分布を調べておき、その蛍光強度分布におけ
る頻度ピーク位置よりも蛍光強度か高い位置であってし
かもその頻度ピーク値に0.05以下の所定の係数を乗
じた頻度の位置の蛍光強度を仮の陽性/陰性判定境界線
とするか、または経験則によって仮の陽性/陰性判定境
界線を定めておき、前記仮の陽性/陰性判定境界線の近
傍であってしかも実際の測定対象となる試料の血液細胞
についての蛍光強度分布における陰性ピーク値に0.0
5以下の所定の係数を乗じた頻度の位置の蛍光強度を真
の陽性/陰性判定境界線と定める特許請求の範囲第10
項記載の血液細胞自動分析方法。 - (14)前記陽性/陰性判定境界線を定めるにあたり、
予め実質的に陰性の血液細胞のみを含む参照試料につい
て蛍光強度分布を調べておき、その蛍光強度分布におけ
る頻度ピーク位置よりも蛍光強度が高い位置であってし
かもその頻度ピーク値に0.05以下の所定の係数を乗
じた頻度の位置の蛍光強度を仮の陽性/陰性判定境界線
とするか、または経験則によって仮の陽性/陰性判定境
界線を定めておき、前記仮の陽性/陰性判定境界線の近
傍であってしかも実際の測定対象となる試料の血液細胞
についての蛍光強度分布において陰性ピーク側から見て
血液細胞の頻度が予め定めた零に近い数以下に減少した
位置の蛍光強度を真の陽性/陰性判定境界線と定める特
許請求の範囲第10項記載の血液細胞自動分析方法。 - (15)試料中に含まれる各血液細胞について少なくと
も2種の散乱光強度と蛍光強度とを順次測定するフロー
サイトメータと、 多数の異なる試料を順次吸引してこれを前記フローサイ
トメータへ送給するオートサンプラと、前記フローサイ
トメータにより測定された各測定値を各血液細胞につい
てリストモードで記憶する記憶手段と、 前記各測定値のうち2種の散乱光強度測定値を前記記憶
手段から同一試料中の各血液細胞について読出して、そ
の試料について前記2種の散乱光強度測定値によるサイ
トグラムを作成するとともに、そのサイトグラム内の一
部に所要の判別領域を設定し、さらにその判別領域内に
ある多数の血液細胞の蛍光強度測定値を前記記憶手段か
ら読出してそれらの多数の血液細胞の陽性率を算出する
判別処理手段とを有してなることを特徴とする血液細胞
自動分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275491A JPS62134559A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 血液細胞自動分析方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275491A JPS62134559A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 血液細胞自動分析方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134559A true JPS62134559A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17556249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60275491A Pending JPS62134559A (ja) | 1985-12-07 | 1985-12-07 | 血液細胞自動分析方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134559A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240557A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-09 | Omron Tateisi Electron Co | 細胞分析装置 |
JPH0242357A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-13 | Omron Tateisi Electron Co | 細胞分析装置 |
JPH02114147A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | Omron Tateisi Electron Co | 細胞分析装置 |
US5408307A (en) * | 1988-07-11 | 1995-04-18 | Omron Tateisi Electronics Co. | Cell analyzer |
JP2008533440A (ja) * | 2005-02-01 | 2008-08-21 | アムニス コーポレイション | イメージングフローサイトメータを使用した血液及び細胞の分析 |
JP2009533654A (ja) * | 2006-04-08 | 2009-09-17 | エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト | ヒストグラムを用いる光学データの解析 |
JP2013533472A (ja) * | 2010-06-07 | 2013-08-22 | エンバイロニクス オユ | 生物学的物質の検出方法および検出装置 |
US8885913B2 (en) | 1999-01-25 | 2014-11-11 | Amnis Corporation | Detection of circulating tumor cells using imaging flow cytometry |
WO2018110005A1 (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社堀場製作所 | 血液細胞に関するスキャッタグラムにおける分類境界線の決定方法、および当該方法を行うための処理部を有する血液分析装置 |
-
1985
- 1985-12-07 JP JP60275491A patent/JPS62134559A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5408307A (en) * | 1988-07-11 | 1995-04-18 | Omron Tateisi Electronics Co. | Cell analyzer |
JPH0240557A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-09 | Omron Tateisi Electron Co | 細胞分析装置 |
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JPH02114147A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | Omron Tateisi Electron Co | 細胞分析装置 |
US8885913B2 (en) | 1999-01-25 | 2014-11-11 | Amnis Corporation | Detection of circulating tumor cells using imaging flow cytometry |
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WO2018110005A1 (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社堀場製作所 | 血液細胞に関するスキャッタグラムにおける分類境界線の決定方法、および当該方法を行うための処理部を有する血液分析装置 |
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