JPS62134257A - リ−ドバルブ用弁板 - Google Patents
リ−ドバルブ用弁板Info
- Publication number
- JPS62134257A JPS62134257A JP60274431A JP27443185A JPS62134257A JP S62134257 A JPS62134257 A JP S62134257A JP 60274431 A JP60274431 A JP 60274431A JP 27443185 A JP27443185 A JP 27443185A JP S62134257 A JPS62134257 A JP S62134257A
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- JP
- Japan
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- valve plate
- valve
- weight
- reed
- epoxy resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は内燃機関などの吸気制御に使用するリードバル
ブ用の改良された弁板に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、エンジンの高速運転における追従
性を損うことなく、使用耐久性の改良された繊維強化プ
ラスチツク製リードバルブ用弁板に関するものである。
ブ用の改良された弁板に関するものである。さらに詳し
くいえば、本発明は、エンジンの高速運転における追従
性を損うことなく、使用耐久性の改良された繊維強化プ
ラスチツク製リードバルブ用弁板に関するものである。
従来の技術
2サイクルエンジンなどの内燃機関には通常吸気制御用
のリードバルブが設けられており、このリードバルブに
用いられる弁板は、エンジンの性能を向上させるために
は、高い固有振動数を有することが必要である。
のリードバルブが設けられており、このリードバルブに
用いられる弁板は、エンジンの性能を向上させるために
は、高い固有振動数を有することが必要である。
従来、前記リードバルブ用弁板として、金属製弁板が用
いられていたが、このものは、厚みを増して固有振動数
を高めようとすると、開弁抵抗も増加して、リードバル
ブが開きにくくなるなど、追従性が悪くなるという欠点
があった。これに対し、繊維強化プラスチツク製弁板は
、前記金属製弁板に比べて、同厚み、同サイズの場合、
比弾性率(弾性率/比重)が大きくて、エンジンの高速
運転における追従性がよいという特徴を有することから
、近年該金属製弁板に変わって広く用いられてきている
。この繊維期化プラスチック製IJ−ドパルプ用弁板と
しては、例えば補強用繊維を一方向に配列させ、これに
プラスチックを含浸させた7−トと、該繊維によるクロ
ス織にプラスチックを含浸させた布織ンートとを一体化
した複合材から成るものが知られている(実開昭57−
63162号公報)。
いられていたが、このものは、厚みを増して固有振動数
を高めようとすると、開弁抵抗も増加して、リードバル
ブが開きにくくなるなど、追従性が悪くなるという欠点
があった。これに対し、繊維強化プラスチツク製弁板は
、前記金属製弁板に比べて、同厚み、同サイズの場合、
比弾性率(弾性率/比重)が大きくて、エンジンの高速
運転における追従性がよいという特徴を有することから
、近年該金属製弁板に変わって広く用いられてきている
。この繊維期化プラスチック製IJ−ドパルプ用弁板と
しては、例えば補強用繊維を一方向に配列させ、これに
プラスチックを含浸させた7−トと、該繊維によるクロ
ス織にプラスチックを含浸させた布織ンートとを一体化
した複合材から成るものが知られている(実開昭57−
63162号公報)。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、これまでの繊維強化プラスチツク製リー
ドバルブ用弁板においては、プレス加工や打抜きあるい
は切削加工時に、繊維とプラスチック間に微小な不完全
接着部や剥離部が生じやすく、運転中にこの不完全接着
部や剥離部からさらに亀裂や剥離が進行して破損を生じ
、また、たとえプレス加工や打抜きあるいは切削加工時
に該不完全接着部や剥離部が生じなくても、長期間運転
すると、亀裂や内部層間の剥離を生じて破損するなど、
耐久性に問題があった。
ドバルブ用弁板においては、プレス加工や打抜きあるい
は切削加工時に、繊維とプラスチック間に微小な不完全
接着部や剥離部が生じやすく、運転中にこの不完全接着
部や剥離部からさらに亀裂や剥離が進行して破損を生じ
、また、たとえプレス加工や打抜きあるいは切削加工時
に該不完全接着部や剥離部が生じなくても、長期間運転
すると、亀裂や内部層間の剥離を生じて破損するなど、
耐久性に問題があった。
したがって、より長期間にわたって使用しうる耐久性の
優れた繊維強化プラスチツク製リードバルブ用弁板の開
発が望まれていた。
優れた繊維強化プラスチツク製リードバルブ用弁板の開
発が望まれていた。
本発明の目的はこのような要望にこたえ、エンジンの高
速運転における追従性を損うことなく、使用耐久性の改
良された繊維強化プラスチック製す−ドパルプ用弁板金
提供することにある。
速運転における追従性を損うことなく、使用耐久性の改
良された繊維強化プラスチック製す−ドパルプ用弁板金
提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定の共重合体を
所定計含有する硬化性エポキシ樹脂組成物と強化用繊維
との熱硬化成形体から成るものが前記目的に適合しうろ
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
所定計含有する硬化性エポキシ樹脂組成物と強化用繊維
との熱硬化成形体から成るものが前記目的に適合しうろ
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は、(A)両末端にカルボキシル基を
有するブタジエン−アクリロニトリル共重合体を組成物
全量当I)5〜50重量係含有する硬化性エポキシ樹脂
組成物と、(B)強化用繊維との熱硬化成形体から成る
リードバルブ用弁板である。
有するブタジエン−アクリロニトリル共重合体を組成物
全量当I)5〜50重量係含有する硬化性エポキシ樹脂
組成物と、(B)強化用繊維との熱硬化成形体から成る
リードバルブ用弁板である。
本発明のリードバルブ用弁板に(A)成分として用いら
れる硬化性エポキシ樹脂組成物は(イ)エポキシ樹脂、
(ロ)両末端にカルボキシル基を有するブタジエン−ア
クリロニトリル共重合体及び(ハ)硬化剤を含有し、か
つ(ロ)成分の含有量が該組成物に対し5〜50重量%
の範囲にあるものである。
れる硬化性エポキシ樹脂組成物は(イ)エポキシ樹脂、
(ロ)両末端にカルボキシル基を有するブタジエン−ア
クリロニトリル共重合体及び(ハ)硬化剤を含有し、か
つ(ロ)成分の含有量が該組成物に対し5〜50重量%
の範囲にあるものである。
前記(イ)成分のエポキシ樹脂については特に制限はな
く、通常グリシジルアミン系エポキシ樹脂、ノボラック
系エポキシ樹脂、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、ウ
レタン変性ビスフェノールA系エポキシ樹脂、脂環式エ
ポキシ樹脂などが用いられるが、特にグリ7ジルアミン
系エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂及びビスフ
ェノールA系エポキシ樹脂が好適である。これらのエポ
キシ樹脂はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
く、通常グリシジルアミン系エポキシ樹脂、ノボラック
系エポキシ樹脂、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、ウ
レタン変性ビスフェノールA系エポキシ樹脂、脂環式エ
ポキシ樹脂などが用いられるが、特にグリ7ジルアミン
系エポキシ樹脂、ノボラック系エポキシ樹脂及びビスフ
ェノールA系エポキシ樹脂が好適である。これらのエポ
キシ樹脂はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
(ロ)成分の両末端にカルボキシル基を有するブタジエ
ン−アクリロニトリル共重合体は、通常アクリロニ)
IJル単位15〜30重量%及びカルボキシル基2〜3
重量%を含有し、かつ27℃の温度における粘度が10
0,000〜700,00.Ocpsの範囲にあるもの
が用いられる。このようなものとしては、例えばハイカ
ーCTBN 1300X8、同CTBN 1300X9
、同0TBN 1300X13、同CTBN 1300
X15(いずれも商品名でザ・ピー・エフ・グツドリッ
チケミカル社製)などが市販されている。
ン−アクリロニトリル共重合体は、通常アクリロニ)
IJル単位15〜30重量%及びカルボキシル基2〜3
重量%を含有し、かつ27℃の温度における粘度が10
0,000〜700,00.Ocpsの範囲にあるもの
が用いられる。このようなものとしては、例えばハイカ
ーCTBN 1300X8、同CTBN 1300X9
、同0TBN 1300X13、同CTBN 1300
X15(いずれも商品名でザ・ピー・エフ・グツドリッ
チケミカル社製)などが市販されている。
この両末端にカルボキシル基を有するブタジエン−アク
リロニトリル共重合体は、例えば特公昭43−2847
4号公報に記載されている方法に従い、第三ブタノール
中、アゾシフアノ吉草酸の存在下でブタジェンとアクリ
ロニトリルを共重合させることによって製造することが
できる。
リロニトリル共重合体は、例えば特公昭43−2847
4号公報に記載されている方法に従い、第三ブタノール
中、アゾシフアノ吉草酸の存在下でブタジェンとアクリ
ロニトリルを共重合させることによって製造することが
できる。
本発明においては、前記の両末端にカルボキシル基を有
するブタジエン−アクリロニトリル共重合体は、硬化性
エポキシ樹脂組成物中に5〜50重量%好ましくは10
〜40重量%の割合で含有させることが必要である。こ
の量が5重量%未満では耐久性に劣り、一方50重量%
を超えるとエンジン効率が低くなる。
するブタジエン−アクリロニトリル共重合体は、硬化性
エポキシ樹脂組成物中に5〜50重量%好ましくは10
〜40重量%の割合で含有させることが必要である。こ
の量が5重量%未満では耐久性に劣り、一方50重量%
を超えるとエンジン効率が低くなる。
また、(ハ)成分の硬化剤については、エポキシ樹脂硬
化用のものであれば特に制限はなく、例えば公知のアミ
ン系、酸無水物系、フェノール系、アミド系、イミダゾ
ール系、BF3アミンコンプレックス系などの硬化剤が
用いられるこれらの硬化剤は通常単独で用いてもよいが
、所望の硬化時間で硬化させるために、硬化促進剤とし
て、例えばイミダゾール系、BF、アミンコンプレック
ス系、第三級アミン系のものやジシアンジアミドなどと
併用してもよい。
化用のものであれば特に制限はなく、例えば公知のアミ
ン系、酸無水物系、フェノール系、アミド系、イミダゾ
ール系、BF3アミンコンプレックス系などの硬化剤が
用いられるこれらの硬化剤は通常単独で用いてもよいが
、所望の硬化時間で硬化させるために、硬化促進剤とし
て、例えばイミダゾール系、BF、アミンコンプレック
ス系、第三級アミン系のものやジシアンジアミドなどと
併用してもよい。
これらの(イ)成分、(ロ)成分及び(ハ)成分を用い
て(A)成分のエポキシ樹脂組成物を製造する好適な方
法の1例について説明すると、まず(ロ)成分のカルボ
キシル基て対して、(イ)成分のエポキシ基が2当量以
上となるように(イ)成分の一部と(ロ)成分とを反応
させ、次いでこの反応物に残シの(イ)成分と(ハ)成
分とを配合することによって、該エポキシ樹脂組成物が
得られる。
て(A)成分のエポキシ樹脂組成物を製造する好適な方
法の1例について説明すると、まず(ロ)成分のカルボ
キシル基て対して、(イ)成分のエポキシ基が2当量以
上となるように(イ)成分の一部と(ロ)成分とを反応
させ、次いでこの反応物に残シの(イ)成分と(ハ)成
分とを配合することによって、該エポキシ樹脂組成物が
得られる。
本発明のリードバルブ用弁仮において(B)成分として
用いる強化用繊維としては、炭素繊維、ポロン繊維、ガ
ラス繊維などの無機繊維や、アラミド繊維、全芳香族ポ
リエステル繊維などの有機繊維が挙げられるが、これら
の中で特に炭素繊維が好適である。
用いる強化用繊維としては、炭素繊維、ポロン繊維、ガ
ラス繊維などの無機繊維や、アラミド繊維、全芳香族ポ
リエステル繊維などの有機繊維が挙げられるが、これら
の中で特に炭素繊維が好適である。
次に、本発明のリードバルブ用弁板の好適な製造方法の
1例について説明すると、まず前記のようにして硬化性
エポキシ樹脂組成物を調製したのち、これを例えばアセ
トン、メチルエチルケト/、メチルセロソルブなどの溶
剤に溶かして溶液状となし、次いでこの溶液を前記強化
繊維に含浸させ、80〜130℃の温度で乾燥、半硬化
してプリプレグシートを作成したのち、このプリプレグ
シートを重ね合わせプレスで加圧し、120〜150℃
の温度で加熱硬化させて厚さ0.3 ran程度の積層
板とし、次に該積層板を切削加工により、所望形状の弁
板、例えば第1図に示すような形状のリードバルブ用弁
板を作成する。
1例について説明すると、まず前記のようにして硬化性
エポキシ樹脂組成物を調製したのち、これを例えばアセ
トン、メチルエチルケト/、メチルセロソルブなどの溶
剤に溶かして溶液状となし、次いでこの溶液を前記強化
繊維に含浸させ、80〜130℃の温度で乾燥、半硬化
してプリプレグシートを作成したのち、このプリプレグ
シートを重ね合わせプレスで加圧し、120〜150℃
の温度で加熱硬化させて厚さ0.3 ran程度の積層
板とし、次に該積層板を切削加工により、所望形状の弁
板、例えば第1図に示すような形状のリードバルブ用弁
板を作成する。
前記プリプレグシートを作成する際の強化用繊維の形態
としては、一方向にシート状に配列させたもの、平織織
物、朱子織織物、不織布などがあるが、本発明において
は、一方向にシート状に配列させたものから成るプリプ
レグシートと、平織織物、朱子織織物、不織布などから
成るプリプレグシートとを組み合わせて積層板を作成す
るのが好ましい。なお、一方向にシート状に繊維を配列
させたものを用いる場合、第1図に示すA−A方向に繊
維が配向されるように配置するのが望ましい。
としては、一方向にシート状に配列させたもの、平織織
物、朱子織織物、不織布などがあるが、本発明において
は、一方向にシート状に配列させたものから成るプリプ
レグシートと、平織織物、朱子織織物、不織布などから
成るプリプレグシートとを組み合わせて積層板を作成す
るのが好ましい。なお、一方向にシート状に繊維を配列
させたものを用いる場合、第1図に示すA−A方向に繊
維が配向されるように配置するのが望ましい。
また、プリプレグシート中の強化用繊維の含有量は通常
40〜70体積チ、好ましくは50〜65体積チの範囲
で選ばれる。
40〜70体積チ、好ましくは50〜65体積チの範囲
で選ばれる。
このようにして得られた弁板は、例えば2サイクルガソ
リンエンジンなどのリードバルブに取付は使用される。
リンエンジンなどのリードバルブに取付は使用される。
発明の効果
本発明のリードバルブ用弁板は繊維強化プラスチックか
ら成るものであって、マトリックス樹脂として両末端に
カルボキシル基を有するブタジエ/−アクリロニトリル
共重合体を特定量含有する硬化性エポキシ樹脂組成物を
用いているので、該組成物と強化用繊維との間の親和性
や接着性が優れていて、エンジンの高速運転における追
従性を損うことなく、使用耐久性が従来品に比べて改良
された実用的価値の高いものである。また、弁板作成工
程における打抜きあるいは切削加工時に、微小な亀裂が
打抜きあるいは切削部に発生しにくく、このことも該弁
板の使用耐久性の改良に寄与している。
ら成るものであって、マトリックス樹脂として両末端に
カルボキシル基を有するブタジエ/−アクリロニトリル
共重合体を特定量含有する硬化性エポキシ樹脂組成物を
用いているので、該組成物と強化用繊維との間の親和性
や接着性が優れていて、エンジンの高速運転における追
従性を損うことなく、使用耐久性が従来品に比べて改良
された実用的価値の高いものである。また、弁板作成工
程における打抜きあるいは切削加工時に、微小な亀裂が
打抜きあるいは切削部に発生しにくく、このことも該弁
板の使用耐久性の改良に寄与している。
実施例
次に実施例シてより本発明をさらに詳細に説明す実施例
1 ビスフェノールA系エポキシ樹脂エピコート828(油
化シェルエポキシ社製)75重量部、同エピコート10
01″(油化ンエルエポキシ社ff)10重量部、ノボ
ラック系エポキシ樹脂エピコート154(油化7工ルエ
ボキシ社製)10重計部、カルボキシル当量約1500
のノ)イカ−CTBN 1300X9(ザ・ビー・エフ
・グツトリ・ソチケミカル社製)12重量部とエポキシ
当量約190のエピコート8285霊歌部との反応物及
び2−エチル−3−シアノエチル−4−メチルイミダゾ
ール5重量部をメチルエチルケトンに溶解し、両末端に
カルボキシル基を有するブタジエン−アクリロニトリル
共重合体10重量%を含有する硬化性エポキシ樹脂組成
物の40重吐チ溶液を調製した。次いで、この溶液を一
方向に配列した炭素繊維シートに含浸させたのち、12
0℃で乾燥、半硬化して樹脂分45体積チ、厚み0.1
mmのプリプレグシートを作成した。また、炭素繊維
の平織織物を用い、前記と同様にして樹脂分45体積チ
、厚み0.1mmのブリプレグ7一ト2枚を作成した。
1 ビスフェノールA系エポキシ樹脂エピコート828(油
化シェルエポキシ社製)75重量部、同エピコート10
01″(油化ンエルエポキシ社ff)10重量部、ノボ
ラック系エポキシ樹脂エピコート154(油化7工ルエ
ボキシ社製)10重計部、カルボキシル当量約1500
のノ)イカ−CTBN 1300X9(ザ・ビー・エフ
・グツトリ・ソチケミカル社製)12重量部とエポキシ
当量約190のエピコート8285霊歌部との反応物及
び2−エチル−3−シアノエチル−4−メチルイミダゾ
ール5重量部をメチルエチルケトンに溶解し、両末端に
カルボキシル基を有するブタジエン−アクリロニトリル
共重合体10重量%を含有する硬化性エポキシ樹脂組成
物の40重吐チ溶液を調製した。次いで、この溶液を一
方向に配列した炭素繊維シートに含浸させたのち、12
0℃で乾燥、半硬化して樹脂分45体積チ、厚み0.1
mmのプリプレグシートを作成した。また、炭素繊維
の平織織物を用い、前記と同様にして樹脂分45体積チ
、厚み0.1mmのブリプレグ7一ト2枚を作成した。
次いで、第2図に示すように2枚の炭素繊維平織織物プ
リプレグシートの間に炭素繊維を一方向に配列したプリ
プレグシートを介在させて3層とし、130℃で加圧加
熱硬化して、厚み0.28 rrrmの積層板を作成し
たのち、この積層板を切削して、第1図に示すようなリ
ードバルブ用弁板を作成した。
リプレグシートの間に炭素繊維を一方向に配列したプリ
プレグシートを介在させて3層とし、130℃で加圧加
熱硬化して、厚み0.28 rrrmの積層板を作成し
たのち、この積層板を切削して、第1図に示すようなリ
ードバルブ用弁板を作成した。
この弁板の端面を拡大鏡にて観察したが亀裂は認められ
なかった。
なかった。
次に、このようにして得られた弁板の実装テストを以下
に示すようにして行った。
に示すようにして行った。
2サイクルのガソリンエンジンを備えた発電機の出力側
に小型ボイラーを接続した装置を準備し、前記弁板をエ
ンジンのリードバルブに取付けて100時間の高速運転
を行い、その間における蒸気発生量を測定するとともに
、100時間運転後の弁板全取外し、該弁板の損傷(亀
裂など)の発生状況をチェックした。これらの結果を別
表に示す。
に小型ボイラーを接続した装置を準備し、前記弁板をエ
ンジンのリードバルブに取付けて100時間の高速運転
を行い、その間における蒸気発生量を測定するとともに
、100時間運転後の弁板全取外し、該弁板の損傷(亀
裂など)の発生状況をチェックした。これらの結果を別
表に示す。
実施例2
エピコート828 55重量部、エピコート10011
0重量部、エビコー) 15410重敗部、ハイカー
CTBN 1300X970重計部とエピコート828
25重数部との反応生成物及び2−エチル−3−シアン
エチル−4−メチルイミダゾール5重量部を用い、両末
端にカルボキシル基を有するブタジエン−アクリロニト
リル共重合体40重量%を含有する硬化性エポキン樹脂
組成物の40重歇チメチルエチルケトン溶液を調製し、
以下実施例1と同様にしてリードバルブ用弁板を作成し
、実装テストを行った。その結果を別表に示す。
0重量部、エビコー) 15410重敗部、ハイカー
CTBN 1300X970重計部とエピコート828
25重数部との反応生成物及び2−エチル−3−シアン
エチル−4−メチルイミダゾール5重量部を用い、両末
端にカルボキシル基を有するブタジエン−アクリロニト
リル共重合体40重量%を含有する硬化性エポキン樹脂
組成物の40重歇チメチルエチルケトン溶液を調製し、
以下実施例1と同様にしてリードバルブ用弁板を作成し
、実装テストを行った。その結果を別表に示す。
また、この弁板の端面を拡大鏡にて観察したが亀裂は認
められなかった。
められなかった。
比較例1
実施例1において、エピコート828の量を80重量部
に変え、かつ両末端にカルボキシル基を有するブタジエ
ン−アクリロニトリル共重合体を用いないこと以外は、
実施例1と全く同様にしてリードバルブ用弁板を作成し
、実装テストを行った。
に変え、かつ両末端にカルボキシル基を有するブタジエ
ン−アクリロニトリル共重合体を用いないこと以外は、
実施例1と全く同様にしてリードバルブ用弁板を作成し
、実装テストを行った。
その結果を別表に示す。
また、弁板の端面を拡大鏡にて観察したところ、微小な
亀裂が認められた。
亀裂が認められた。
比較例2
エピコート82825重量部、エピコート100110
重量部、エピコート15410重量部、ハイカーCTB
N 1300X9160重量部とエピコート82855
重量部との反応物及び2−エチル−3−シアノエチル−
4−メチルイミダゾール5重置部を用い、両末端にカル
ボキシル基を有するブタジエン−アクリロニトリル共重
合体60重量%を含有する硬化性エポキシ樹脂組成物の
40重吐チメチルエチルケトン溶液”を調製し、以下実
施例1と同様((シてリードバルブ用弁板金作成し、実
装テストを行った。その結果を別表に示す。
重量部、エピコート15410重量部、ハイカーCTB
N 1300X9160重量部とエピコート82855
重量部との反応物及び2−エチル−3−シアノエチル−
4−メチルイミダゾール5重置部を用い、両末端にカル
ボキシル基を有するブタジエン−アクリロニトリル共重
合体60重量%を含有する硬化性エポキシ樹脂組成物の
40重吐チメチルエチルケトン溶液”を調製し、以下実
施例1と同様((シてリードバルブ用弁板金作成し、実
装テストを行った。その結果を別表に示す。
また、この弁板の端面を拡大鏡にて観察したが、亀裂は
認められなかった。
認められなかった。
この表から明らかなように、本発明のリードバルブ用弁
板は蒸気発生量が大きく、かつ使用耐久性に優れている
ことが分かる。
板は蒸気発生量が大きく、かつ使用耐久性に優れている
ことが分かる。
なお、蒸気発生量が大きいことは、エンジンの効率が大
であることを意味し、エンジンの高速運転における弁板
の追従性が優れていることを意味している。
であることを意味し、エンジンの高速運転における弁板
の追従性が優れていることを意味している。
第1図は本発明のリードバルブ用弁板の1例の平面図、
第2図は第1図におけるA−A線断面図の1例であシ、
図中符号1はリードバルブ用弁板、2は固定用開口部、
3は炭素繊維を一方向に配列したシート部及び4は炭素
繊維平織織物シート部である。
第2図は第1図におけるA−A線断面図の1例であシ、
図中符号1はリードバルブ用弁板、2は固定用開口部、
3は炭素繊維を一方向に配列したシート部及び4は炭素
繊維平織織物シート部である。
Claims (1)
- 1 (A)両末端にカルボキシル基を有するブタジエン
−アクリロニトリル共重合体を組成物全量当り5〜50
重量%含有する熱硬化性エポキシ樹脂組成物と、(B)
強化用繊維との熱硬化成形体から成るリードバルブ用弁
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274431A JPS62134257A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | リ−ドバルブ用弁板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274431A JPS62134257A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | リ−ドバルブ用弁板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134257A true JPS62134257A (ja) | 1987-06-17 |
JPH0375033B2 JPH0375033B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=17541578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274431A Granted JPS62134257A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | リ−ドバルブ用弁板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134257A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035663A1 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-21 | Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. | バルブ用樹脂製部材 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP60274431A patent/JPS62134257A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035663A1 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-21 | Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. | バルブ用樹脂製部材 |
US8366073B2 (en) | 2003-10-10 | 2013-02-05 | Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. | Resin member for valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0375033B2 (ja) | 1991-11-28 |
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