JPS62133660A - 走査型反射電子回折顕微装置 - Google Patents

走査型反射電子回折顕微装置

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Publication number
JPS62133660A
JPS62133660A JP60271463A JP27146385A JPS62133660A JP S62133660 A JPS62133660 A JP S62133660A JP 60271463 A JP60271463 A JP 60271463A JP 27146385 A JP27146385 A JP 27146385A JP S62133660 A JPS62133660 A JP S62133660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
shutter
primary electron
substance
diffraction
Prior art date
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Pending
Application number
JP60271463A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Ichikawa
昌和 市川
Takahisa Doi
土井 隆久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62133660A publication Critical patent/JPS62133660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は試料表面の結晶性を分析する場合などに利用さ
れる走査型反射電子回折顕微装置の改良に係り、特に薄
膜形成機構を付加して試料面上での薄膜成長をその場で
観察する時に、一次電子ビームによる薄膜の損傷を低減
させることを図った顕微装置に関するものである6 〔発明の背景〕 走査型反射電子回折顕微装置に、物質の蒸着機構とシャ
ッタからなる薄膜形成機構を付加した従来装置の基本的
な構成を第1図に示す。本装置において加速電源1を有
する電子銃2から放出された一次電子ビーム4は収束レ
ンズ3により真空容鼎6内にある試料7の表面に収束さ
れる。走査電源16により一次電子ビーム用偏向コイル
群5を動作させて一次電子ビーム4を試料7の表面上で
走査させる。そのときに得られる試料7の吸収電流信号
、あるいは2次電子信号を陰極線管(以下CRTと略称
する)15の輝度変調信号にかえてCRT15上に試料
7の走査電子顕微像を得る。
この走査電子顕微像から試料7の分析すべき場所を選択
する。この分析点に一次電子ビーム4を固定照射するこ
とによって得られる反射回折線8は螢光板9上に反射回
折像としてのぞき窓10を通して観測される。この回折
像を解析することによって試料7の表面上の任意の場所
の結晶状態(試料7表面部分を構成する元素の配列状態
)を分析することが可能となる。さらに螢光板9上の特
定の回折スポットによる発光を光学レンズ11とアパー
チャ12及び光ファイバ13によって光電変換素子(例
えばホトマルチプライヤ)14に導き電気信号に変換す
る。この電気信号を一次電子ビーム4の試料7の表面上
での走査に同期させてCRT15の輝度変調信号にかえ
ることによってCRT15上に回折顕微像が得られる。
この回折顕微像から試料7の表面の結晶分布が分かり、
試料7の表面の結晶解析の有力な手段となる。さらに蒸
着機構17から放出される物質18の試料7上への蒸着
をコントロールするシャッタ19及びシャッタ開閉機構
20を付加することにより、物質18が試料7表面上で
結晶化して成長する(結晶成長)様子をその場でミクロ
観察ができるというすぐれた機能を持つようになる。こ
のように走査型反射電子回折顕微装置は、試料表面の結
晶状態をミクロに調べうるだけでなく、結晶成長をその
場で観察して調べることができるというすぐれた装置で
ある。
しかし、従来装置には次に述べるような問題点があった
。即ち、従来装置では、試料7の表面上への物質18の
蒸着のオン・オフ(ON、0FF)を制御するシャッタ
19及びシャッタ開閉機構20と一次電子ビーム4の試
料7表面への取射との関連が考慮されていない為に、蒸
着物質18の試料7上への蒸着と無関係に一次電子ビー
ム4が常に試料7表面に照射される。従って、一次電子
ビーム4の照射により、試料7は損傷を受けるので、m
察していない時も試料7は損傷を受は続け、物質18の
試料7上での正常な結晶成長を観察することが困難にな
るという問題点があった。なお、この種の装置に関連す
るものには、例えばジャパニーズ・ジャーナル・オフ・
アプライド・フィジックス(Japanese Jou
rnal of Applied Physics)V
 o 11 、23 (1984) p 、 913が
挙げられる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、一次電子ビームによる試料及びこの表
面上に蒸着した物質への損傷を低減し。
物質の試料上での正常な結晶成長を観察可能とした走査
型反射電子回折顕微装置を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、上記目的を達成するために、一次電子ビーム
の試料表面への照射のオン・オフ(ON。
0FF)を行うブランキング用偏向板を設け、このブラ
ンキング用偏向板の動作を物質の試料表面上への蒸着を
制御するシャッタの開閉に連動せしめたことを特徴とす
るものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図により説明する。第2
図において、21はシャッタ19の開閉機構20から出
る信号を切り換えるスイッチ、22は信号極性反転回路
、23はブランキング用偏向板を動作するブランキング
用動作電源、24はブランキング用偏向板、25はブラ
ンキング用アパーチャであり、その他は第1図の従来例
と同等である。
いま物質18が試料7上で結晶成長しつつある状態をm
察したいとする。この観察法は、主に物質18の試料7
上での蒸着量が少ない場合に使用される。シャッタ19
をシャッタ開閉機構20により閉の状態に保つとき、シ
ャッタ開閉機構20から閉の状態を示す正の極性を持つ
信号が出され、スイッチ21のAの端子を通りブランキ
ング用偏向板動作電源23を動作させる。これにより、
一次電子ビーム4の軌道を偏向しブランキング用アパー
チャ25を通過させないようにして、試料7上への一次
電子ビーム4の照射を停止する。この状態においてシャ
ッタ19を開の状態にして、物質18の試料7上への蒸
着を開始する。このとき、シャッタ開閉機構20より開
の状態を示す負の極性を持つ信号を出しブランキング用
動作電源23をオフ(OF F)の状態にする。これに
より、一次電子ビーム4はブランキング用アパーチャ2
5を通過し、試料7上に照射されるので、物質18の結
晶成長しつつある状態をamできる。以上のように、観
察時にのみ、一次電子ビーム4が試料7上に照射される
一方、物質18の蒸着量が多い場合には、物質18をあ
る一定量試料7上に蒸着し、amすることを繰り返す方
法が用いられる。このとき次のように動作させる。シャ
ッタ19が閉の状態ではシャッタ開閉機構20からは閉
の状態を示す正の極性を持つ信号が出ているが、スイッ
チ21のBの端子を選択して信号極性反転回路22によ
り負の極性に変換する。これにより、ブランキング用動
作電源はオフ(OFF)の状態になりlR察が可能とな
る。この状態で、シャッタ19を開の状態にするとブラ
ンキング用動作電源23に正の極性を持つ信号がもたら
され、ブランキング用偏向板24が動作し、一次電子ビ
ーム4の試料7上への照射が停止する。ある一定量の物
質18が試料7上に蒸着された時点で、シャッタ19を
閉の状態にすれば、再び一次電子ビーム4は試料7上に
照射され、観察ができるようになる。この場合も観察時
にのみ、一次電子ビーム4が試料7上に照射される。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明による装置は、一次電子ビー
ムの試料表面へのON、OFFを行うブランキング用偏
向板を設けてこのブランキング用偏向板の動作を物質の
試料表面上への蒸着を制御するシャッタの開閉に連動さ
せることにより、観察時のみに一次電子ビームが試料表
面に照射されるので、一次電子ビームによる蒸着物質へ
の損傷が低減され、蒸着物質の正常な結晶成長過程を観
察することを可能にするという極めて優れた利点を持つ
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成図、第2図は本発明の実施例を
示す構成図である。 1・・・加速電源、2・・・電子銃、3・・・収束レン
ズ、4・・・一次電子ビーム、5・・・一次電子ビーム
用偏向コイル群、6・・・真空容器、7・・・試料、8
・・・反射回折線、9・・・螢光板、10・・・のぞき
窓、11・・・光学レンズ、12・・・アパーチャ、1
3・・・光ファイバ、14・・・光電変換素子、15・
・・陰極線管(CRT)、16・・・走査電源、17・
・・蒸着機構、18・・・物質、19・・・シャッタ、
20・・・シャッタ開閉機構、21・・・スイッチ、2
2・・・信号極性反転回路、23・・・ブランキング用
動作電源、24・・・ブランキング用偏蔓 1  図 !

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空中で電子源から取りだした一次電子ビームを収束レ
    ンズ及び偏向系を介して試料表面上の所定領域に所定角
    度で照射し、試料表面で反射される反射回折線による回
    折像を螢光板上に形成し、この螢光板上の回折像の中の
    特定の回折スポットからの発光のみを真空外に取出して
    光電変換素子により電気信号に変換し走査電子顕微像を
    得る走査型反射電子回折顕微装置に物質の蒸着機構と、
    上記試料表面上への物質蒸着を制御するシャッタからな
    る薄膜形成機構を付加した装置において、上記シャッタ
    の開閉と上記一次電子ビームの上記試料表面への照射を
    連動させたことを特徴とする走査型反射電子回折顕微装
    置。
JP60271463A 1985-12-04 1985-12-04 走査型反射電子回折顕微装置 Pending JPS62133660A (ja)

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JPS62133660A true JPS62133660A (ja) 1987-06-16

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