JPS62133222A - 建築物 - Google Patents

建築物

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JPS62133222A
JPS62133222A JP26950085A JP26950085A JPS62133222A JP S62133222 A JPS62133222 A JP S62133222A JP 26950085 A JP26950085 A JP 26950085A JP 26950085 A JP26950085 A JP 26950085A JP S62133222 A JPS62133222 A JP S62133222A
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JP
Japan
Prior art keywords
roof
building
dimensional
truss
columns
Prior art date
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Pending
Application number
JP26950085A
Other languages
English (en)
Inventor
祥哉 内田
功 坂本
松留 慎一郎
好光 大橋
隆司 大野
公也 山本
紀彦 鎌田
深尾 精一
邦明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Tokyo NUC
Original Assignee
University of Tokyo NUC
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Publication date
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Priority to JP26950085A priority Critical patent/JPS62133222A/ja
Publication of JPS62133222A publication Critical patent/JPS62133222A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、柱、壁等が移設可能な接合部を有する立体格
子梁等を用いた建築物に関し、特に、工業化により低価
格の大量生産を可能にするとともに、任意に増改築を行
ない得るようにしたものである。
(従来の技術) 日本の伝統的な木造建築物、特に木造住宅の構造は、他
に例を見ないほど、極めて簡便に増築または改築が可能
であるばかりでなく、任意の方向に無限定な増改築が可
能である。かかる増改築の可能性を裏付けている建築技
術は、和小屋による屋根の構成と細い柱を壁の中に収め
る真壁造りである。
ここで、和小屋というのは、小屋裏に3尺間隔で束を立
て、それらの束を貫で固めるものであり、束の長さによ
って屋根の形状を如何ようにでも設定し得るのであるか
ら、如何ような形状寸法の平面上にも寄棟の屋根を掛け
ることが可能である。
したがって、和小屋によって構成した屋根は、複雑な平
面形状に対応することができるばかりでなく、増改築に
伴う平面形状の変化乃至変更にも任意に対応することが
可能である。
また、真壁造りは、柱の間に壁を置くものではなく、壁
のある所に柱を置くものであり、壁の位置によって柱の
位置を決定するものである。これらのことが可能になっ
ている背景には、すべての柱の太さが約10cm以内に
納まっていること、部屋の大きさが8畳乃至10畳程度
まであって、柱の間隔が最大でも2間乃至2間半程度で
あること、さらには、部屋の大きさが畳によるモジュー
ルによって決まる、すなわち、部屋の平面形状が3尺、
すなわち、約90cmのグリッド、すなわち、格子によ
って構成されているということがある。
一方、近年のプレハブ住宅には増改築が極めて困難であ
るという問題がある。すなわち、従来一般に知られてい
るプレハブ住宅は、壁構造であることが多く、壁の位置
を変えるなどの増改築は不可能なものである。また、か
かる壁構造にはよらずに柱梁構造によった場合であって
も、屋根がトラス、特に平面トラスを用いた洋風小屋組
に構成される場合が多いために、屋根が方向性を有して
いるので、上述した日本の伝統的な木造住宅のような、
任意の方向への無限定な増改築や、柱の位置の任意の変
更は到底望めない。
(発明が解決しようとする問題点) したがって、近年、住宅の増改築の要望が高まり、工業
化されたプレハブ住宅であっても増改築を可能にした住
宅が建築物として望まれている、という問題がある。
また、従来の鉄筋造りやコンクリート造りの中規模建築
物においては、柱、梁、筋違い等はたとえ部品としての
互換性があっても、その構造は個々の建築物の形状に応
じて一棟毎に完結した構成として考えられており、柱、
筋違い、耐力壁等がその位置を変えることを予測して設
計されているものではない、という問題もある。
本発明の目的は、上述した従来の事情に鑑みてその問題
点を解決し、工業化によって低価格で大量生産が可能で
あるとともに、伝統的な木造住宅の利点を活かして、増
改築を任意に行ない得る建築物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による建築物は、上述したの目的を達成するため
に、床および屋根の少なくとも一方の骨組みをそれぞれ
複数個の立体格子梁または立体トラスを接合して形成す
るとともに、それらの床およず屋根に柱および筋違いま
たは耐力壁をそれぞれ接合して構成したことを特徴とし
ている。 また、本発明建築物は、立体格子梁または立
体トラスの各構成部材を互いに着脱可能にしたことも特
徴としている。
さらに、本発明建築物は、柱および筋違いまたは耐力壁
を、床および屋根の少なくとも一方を構成する立体格子
梁または立体トラスの構成部材に着脱可能にしたことを
特徴としている。
(作 用) かかる特徴を有する本発明建築物においては、床または
屋根に用いる立体格子梁または立体トラスの各構成部材
を継ぎ足し、あるいは、取外すことにより、平面的な大
きさを任意の方向に自由に変更することが可能であり、
また、柱は立体格子梁や立体トラスの任意の接点部材に
着脱可能であり、建築物の平面形状や柱の位置に応じて
その位置の変更が可能である。
(実施例) 以下に図面を参照して、主に中規模工場の建築に適用し
た場合の実施例につき本発明の詳細な説明する。
まず、上述したように中規模工場の建築に適用した場合
における本発明建築物の骨組みの概略構成の例を第1図
に示す。図中、1.2および3は、それぞれ、1階床、
2階床および屋根を形成している立体トラスであり、4
は柱である。
それらの立体トラスl、2.3は、第2図および第3図
に示すように、平面視においてそれぞれ正方形に組立て
た上弦材5および下弦材6とそれら上弦材5、下弦材6
の1多点同志を斜めに互いに結ぶラチス材7とによって
組立てである。
それらの上弦材5、下弦材6およびラチス材7は、第4
図および第5図に示すように、所定の長さの鋼管または
鋼棒の両端にネジ部5a、 6aおよび7aをそれぞれ
形成しであるので、それらのネジ部5a、 6a、 7
aを球状の接点部材8のネジ穴8aにそれぞれ螺合させ
ることにより上述の立体トラス1゜2.3を形成する。
なお、第5図においては、ラチス材7およびそのネジ部
7aが螺合するネジ穴8aの図示を省略しである。この
ようにして組立てた立体トラス1.2.3のそれぞれの
上弦材5、下弦材6が形成する正方形の寸法は、例えば
約180cIlとする。
また、上述の接点部材8には柱4を接合するためのネジ
穴8bを形成してあり、所定の接点部材8には上述の柱
4の上端部または下端部を接合しである。この接点部材
8に対する柱4の接合は、柱4の上端部および下端部に
それぞれ取付けであるネジ棒4aを接点部材8のネジ穴
8bに螺合させることによって行なっている。したがっ
て、床1,2、屋根3の各立体トラスは、柱4に支えら
れて、この建築物の骨組みを構成していることになる。
なお、各立体トラス2,3に接合した柱4の外側の部分
は、ひさし、バルコニー等として使用することができ、
また、屋根3を形成する立体トラス3の上部には、束、
母屋、垂木による小屋組み9を形成しである。なお、こ
の小屋組み9は、上述した和小屋による小屋組みと同様
のものである。
以上の構成のもとに、図示の建築物においては、伝統的
な木造住宅と同様に、増改築を極めて容易に行なうこと
ができる。すなわち、この建築物の平面形状は、立体ト
ラス1,2.3に上弦材5、下弦材6、ラチス材7を継
ぎ足し、あるいは、取り外すことにより、第1図に2点
鎖線によって示したように、例えば、約180cna毎
に任意の方向に拡大もしくは縮小することが可能であり
、かかる任意の拡大、縮小を行なった平面形状に応じた
形状の屋根も容易に形成することができる。さらに、柱
4の位置およびその柱4の接合に用いる接点部材8の位
置も任意に変更することができ、したがって、任意の間
取りを自由に構成することができる。かかる任意の変更
の可能性は、伝統的木造住宅における3尺グリッドによ
る平面形状の構成におけると全く同様である。
さらに、この建築物においては、上方への増築も容易に
行なうことができる。すなわち、第1図に示した2階建
てを3階建てにする場合には、それまで屋根を形成して
いた立体トラス3の上部に 。
接合した小屋組み9を解体して、その同じ上部に柱を立
てて、その柱の上端に新たな屋根の骨組みとする立体ト
ラスを第1図に2点鎖線によって示したように設ければ
よい。
以上のように本発明建築物の好適な構成例について説明
したが、本発明は、この実施例に限定されるものではな
く、種々の応用が可能である。例えば、立体トラスの形
状寸法は適切に変更することができ、上弦材5、下弦材
6は必ずしも上述した180cmの角のグリッドとする
必要はなく、また、上下の関係を逆にすることもできる
。また、屋根の骨組みを形成する立体トラスは、その上
弦材を水平面に対して斜めにすることにより、その立体
トラスを最初から屋根の形状に形成して、第1図に示し
た小屋組みを省略することもでき、さらに、陸屋根とな
し得ること勿論である。また、立体トラスの弦材、ラチ
ス材、接点部材のそれぞれの形状、あるいは、接点部材
に対する弦材、ラチス材や柱の接合方法も種々の形態が
考えられ、さらに、トラスを用いずに格子梁とすること
も可能である。
なお、上述の実施例については、本発明を中規模工場の
建築に適用し、すべての床および屋根に立体トラスを用
いた場合の例として説明したが、床または屋根の少なく
ともいずれか一方のみに立体トラスを用いるようにする
こともできる。また、柱を筋違いと併わせで耐力壁とす
ることもでき、大規模建築物に適用することも可能であ
ること、勿論である。
さらに、必要に応じ、柱を立体トラスの接点部材に接合
せずに、柱の端部を上弦材または下弦材に圧着等の手段
によって接合することもでき、あるいは、最下階から最
上階に至る通し柱を立体トラスの隙間に通し、適切な部
材を用いて通し柱と立体トラスとを連結することもでき
る。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、立体
格子梁等の構成部材を着脱可能に接合し、しかも、柱、
壁等を着脱可能に接合するようにして建築物を構成する
ので、建築物の平面形状を任意に形成することが可能で
あり、任意の方向への増改築を容易に行なうことができ
る、という顕著な効果が得られる。また、鉄筋を用いて
本発明を中規模建築物に適用すれば、工場、研究所など
将来の機能予測が困難な建築物に対して、当面の必要機
能のみを考慮しておいても、将来の必要機能に対する対
応に支障を生ずることがなくなる、という格別の効果が
得られる。
さらに、将来の必要機能に対する対応に際して行なわれ
る増改築を、従来の建築物とは比較にならない低価格の
工事費で行ない得るという効果が得られ、また、構成部
品が小単位であるために工業化によるコストダウンが有
効に行なわれるという効果とともに、工業化を図ること
自体が容易となる、という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明建築物の概略構成の例を示す立面図、 第2図および第3図は同じくその概略構成に用いた立体
トラスの構成例をそれぞれ示す斜視図および平面図、 第4図および第5図は同しくその立体トラスの詳細構成
の例をそれぞれ分解して示す側面図および拡大斜視図で
ある。 L 2.3・・・立体トラス 4・・・柱5・・・上弦
材      5a、 6a、 7a・・・ネジ部6・
・・下弦材      7・・・ラチス材8・・・接点
部材     8a、 8b・・・ネジ穴9・・・小屋
組み

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、床および屋根の少なくとも一方の骨組みをそれぞれ
    複数個の立体格子梁または立体トラスを接合して形成す
    るとともに、それらの床および屋根に柱および筋違いま
    たは耐力壁をそれぞれ接合して構成したことを特徴とす
    る建築物。 2、特許請求の範囲第1項記載の建築物において、前記
    立体格子梁または立体トラスの各構成部材を互いに着脱
    可能にしたことを特徴とする建築物。 3、特許請求の範囲第1項または第2項記載の建築物に
    おいて、前記柱および筋違いまたは耐力壁を、前記床お
    よび屋根の少なくとも一方を構成する前記立体格子梁ま
    たは立体トラスの構成部材に着脱可能にしたことを特徴
    とする建築物。
JP26950085A 1985-12-02 1985-12-02 建築物 Pending JPS62133222A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26950085A JPS62133222A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 建築物

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JP26950085A JPS62133222A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 建築物

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JP26950085A Pending JPS62133222A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 建築物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05106268A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Izume Kikuko 3階建立体骨組システム工法
JP2002227303A (ja) * 2001-01-29 2002-08-14 Takenaka Komuten Co Ltd 建築物の構造
JP2009024334A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Nippon Light Metal Co Ltd デッキ構造物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010446A (ja) * 1973-06-04 1975-02-03

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