JPS62132612A - 発泡樹脂成形体の製造方法 - Google Patents
発泡樹脂成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS62132612A JPS62132612A JP60273797A JP27379785A JPS62132612A JP S62132612 A JPS62132612 A JP S62132612A JP 60273797 A JP60273797 A JP 60273797A JP 27379785 A JP27379785 A JP 27379785A JP S62132612 A JPS62132612 A JP S62132612A
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- JP
- Japan
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- mold
- bag
- resin
- molded article
- molding
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はポリウレタン樹脂などの発泡性樹脂からなる発
泡樹脂成形体の製造方法に関し詳しくは離型剤を必要と
せず、フィルムで被覆された発泡樹脂成形体を得る製造
方法に関するものである。
泡樹脂成形体の製造方法に関し詳しくは離型剤を必要と
せず、フィルムで被覆された発泡樹脂成形体を得る製造
方法に関するものである。
[従来の技術]
従来発泡樹脂成形体を成形するには、成形型型面にIl
l型剤を塗布した後、発泡性樹脂を注入して成形する方
法が行なわれている。また型面に沿わせて予め表皮を配
置し、そこへ発泡性樹脂を注入して、成形体本体と表皮
層とが一体的に結合した表皮層を有Jる成形体を製造す
る方法も知られている。
l型剤を塗布した後、発泡性樹脂を注入して成形する方
法が行なわれている。また型面に沿わせて予め表皮を配
置し、そこへ発泡性樹脂を注入して、成形体本体と表皮
層とが一体的に結合した表皮層を有Jる成形体を製造す
る方法も知られている。
[発明が解決しようとする問題点]
上記した離型剤を用いる方法では、離型剤が型内に1#
積するために、定期的に型の洗浄を行なうなどの型保全
作業が必要であった。また離型剤が成形体表面に付着す
るために、肌ざわりが悪くなったり、塗装障害が生ずる
場合があった。
積するために、定期的に型の洗浄を行なうなどの型保全
作業が必要であった。また離型剤が成形体表面に付着す
るために、肌ざわりが悪くなったり、塗装障害が生ずる
場合があった。
また離型剤を用いない方法として、型面に沿わせてフィ
ルムを配置した後樹脂を注入する方法、あるいは型面に
テフロンなどの離型性を有する材料をコーティングする
方法やりロムなどのメッキをする方法なども知られてい
る。しかしながら、フィルムを型面に沿わせて配置する
方法では、複雑な形状の型面に沿わせることが回能であ
り、作業に時間がかかつていた。また離型性材料をコー
ティングあるいはメッキする方法では、施工費用が高価
な割には効果の持続性に乏しく、離型剤を完全に不要と
することはできなかった。
ルムを配置した後樹脂を注入する方法、あるいは型面に
テフロンなどの離型性を有する材料をコーティングする
方法やりロムなどのメッキをする方法なども知られてい
る。しかしながら、フィルムを型面に沿わせて配置する
方法では、複雑な形状の型面に沿わせることが回能であ
り、作業に時間がかかつていた。また離型性材料をコー
ティングあるいはメッキする方法では、施工費用が高価
な割には効果の持続性に乏しく、離型剤を完全に不要と
することはできなかった。
本発明はこれらの問題点に鑑みて成されたものであり、
離型剤を用いずに容易に発泡樹脂成形体を成形する新規
な製造方法を提供するものである。
離型剤を用いずに容易に発泡樹脂成形体を成形する新規
な製造方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段1
本発明の製造方法は、膨脹性フィルムからなる袋状材料
内に発泡性樹脂を入れ、成形型のキャビティ内で該樹脂
を発泡させ該樹脂の発泡の圧力により該袋状材料を膨脹
させて該成形型型面に沿った成形体を成形4る成形工程
と、膨脹した該袋状材料で被覆された該成形体を該成形
型から取り出す脱型工程と、からなることを特徴と46
゜本発明の特色を成すh5M性フィルムは、たとえばブ
タジェン系のもの、あるいは熱可塑性ポリウレタンhど
引張り伸びが大きいものが用いられる。
内に発泡性樹脂を入れ、成形型のキャビティ内で該樹脂
を発泡させ該樹脂の発泡の圧力により該袋状材料を膨脹
させて該成形型型面に沿った成形体を成形4る成形工程
と、膨脹した該袋状材料で被覆された該成形体を該成形
型から取り出す脱型工程と、からなることを特徴と46
゜本発明の特色を成すh5M性フィルムは、たとえばブ
タジェン系のもの、あるいは熱可塑性ポリウレタンhど
引張り伸びが大きいものが用いられる。
なおその厚さ、引張り伸び率、などは目的とする成形体
の形状などにより種々選択できるが、発泡性樹脂の膨脹
の圧力により破れない程度のものが最低限必要である。
の形状などにより種々選択できるが、発泡性樹脂の膨脹
の圧力により破れない程度のものが最低限必要である。
この袋状材料は、予め袋状に形成されたものでもよいし
、シート状の膨脹性フィルムを分割型の両方の型面に配
置し、型締めすることにより2枚のフィルムの周縁部を
接合して袋状とすることもできる。なお配置する際には
、袋状材料内部に空気が存在しない状態で配置すること
が望ましい。
、シート状の膨脹性フィルムを分割型の両方の型面に配
置し、型締めすることにより2枚のフィルムの周縁部を
接合して袋状とすることもできる。なお配置する際には
、袋状材料内部に空気が存在しない状態で配置すること
が望ましい。
袋状材料と成形体との門番こ空気層(通常エアートラッ
プとよばれる)が介在するのを防ぐためである。
プとよばれる)が介在するのを防ぐためである。
成形工程では、まず袋状材料の開口から発泡性樹脂が入
れられる。この場合、袋状材料に予め発泡性樹脂を入れ
たものを金型のキャビティ内に配置する方法、あるいは
予め金型のキャビティ内に該金型の樹脂注入口と袋状材
料の開口とを一致させIこ状態で配置し、該袋状材料の
開口から発泡性樹脂を注入する方法のいずれも用いるこ
とができる。前者の場合は金型に樹脂注入口が不要とな
り、成形体表面の見栄えが向上づる。
れられる。この場合、袋状材料に予め発泡性樹脂を入れ
たものを金型のキャビティ内に配置する方法、あるいは
予め金型のキャビティ内に該金型の樹脂注入口と袋状材
料の開口とを一致させIこ状態で配置し、該袋状材料の
開口から発泡性樹脂を注入する方法のいずれも用いるこ
とができる。前者の場合は金型に樹脂注入口が不要とな
り、成形体表面の見栄えが向上づる。
そして発泡性樹脂が発泡して体積が増大するのに伴い、
その圧力により袋状材料が膨脹する。これにより袋状材
料は型面に押圧され、型面に沿い、かつ袋状材料と発泡
樹脂成形体とが密着した状態で成形が完了する。なお、
発泡の圧力とともに、樹脂注入圧力など他の物理的手段
によって袋状材料の膨脹を援助することもできる。
その圧力により袋状材料が膨脹する。これにより袋状材
料は型面に押圧され、型面に沿い、かつ袋状材料と発泡
樹脂成形体とが密着した状態で成形が完了する。なお、
発泡の圧力とともに、樹脂注入圧力など他の物理的手段
によって袋状材料の膨脹を援助することもできる。
この成形工程で用いられる発泡性樹脂には、ポリウレタ
ンを始めとして、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、へBS樹脂、あるいはフェ
ノール樹脂、尿素樹脂、■ボキシ樹脂、ケイ素樹脂など
従来用いられている樹脂をそのまま用いることができる
。また発泡手段はフレオン、塩化メチレン、ブタンなど
の発泡剤を添加する方法、例えば水とイソシアネートと
が反応して生成する二酸化疾素などの反応生成ガスを利
用する方法など、従来と同様に行なうことができる。
ンを始めとして、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、へBS樹脂、あるいはフェ
ノール樹脂、尿素樹脂、■ボキシ樹脂、ケイ素樹脂など
従来用いられている樹脂をそのまま用いることができる
。また発泡手段はフレオン、塩化メチレン、ブタンなど
の発泡剤を添加する方法、例えば水とイソシアネートと
が反応して生成する二酸化疾素などの反応生成ガスを利
用する方法など、従来と同様に行なうことができる。
成形が完了すると脱型工程が行なわれ、膨脹性フィルム
で被覆された発泡樹脂成形体が得られる。
で被覆された発泡樹脂成形体が得られる。
なお脱型■0前に釘を発泡樹脂成形体に突刺し、−〇
− 余分なガスを外部へ排出することも好ましい。
− 余分なガスを外部へ排出することも好ましい。
得られた成形体から膨脹性フィルムを剥離して製品とJ
ることもできるが、膨脹性フィルムで被覆された状態で
製品とすることもできる。
ることもできるが、膨脹性フィルムで被覆された状態で
製品とすることもできる。
例えば、自動中のヘッドレスト、サンバイザーなと、ポ
リウレタン成形体を成形後ポリ塩化ビニル表皮を被覆し
たものが知られている。このものではポリウレタン成形
体中に残留して含まれる第3級アミン触媒がポリ塩化ビ
ニル表皮に移行し、ポリ塩化ビニル表皮の変色が生ずる
ことが知られている。そこでこの場合に用いられるポリ
ウレタン成形体の製造に本発明を応用覆ることが有用と
なる。すなわち袋状材料としてガス非透過性の膨脹性フ
ィルムを用い、本発明の方法にて発泡ポリウレタン成形
体を成形する。そしてポリウレタン成形体がこの膨脹性
フィルムに被覆された状態のままポリ塩化ビニル表皮で
被?る。このようにすれば、第3級アミン触媒(ま膨脹
性フィルムによりポリ塩化ビニル表皮への移行が阻止さ
れ、変色が防止される。
リウレタン成形体を成形後ポリ塩化ビニル表皮を被覆し
たものが知られている。このものではポリウレタン成形
体中に残留して含まれる第3級アミン触媒がポリ塩化ビ
ニル表皮に移行し、ポリ塩化ビニル表皮の変色が生ずる
ことが知られている。そこでこの場合に用いられるポリ
ウレタン成形体の製造に本発明を応用覆ることが有用と
なる。すなわち袋状材料としてガス非透過性の膨脹性フ
ィルムを用い、本発明の方法にて発泡ポリウレタン成形
体を成形する。そしてポリウレタン成形体がこの膨脹性
フィルムに被覆された状態のままポリ塩化ビニル表皮で
被?る。このようにすれば、第3級アミン触媒(ま膨脹
性フィルムによりポリ塩化ビニル表皮への移行が阻止さ
れ、変色が防止される。
また耐熱性、耐候性、機械的強痩などに優れる膨脹性フ
ィルムを用いれば、それぞれの性能に優れた成形体が得
られる。そして膨脹性フィルムに各種顔料、染料などを
配合すれば、容易にカラー化が可能である。なおこのよ
うに膨脹性フィルムで被覆された製品とする場合、用い
る膨脹性フィルムの材質は、例えば発泡ポリウレタン樹
脂に対して熱可塑性ポリウレタンフィルムを用いる等、
発泡樹脂成形体と接着性の良好なものを選択することが
望ましい。このようにすれば発泡成形時にフィルムと成
形体とが一体的に接合し、剥離などの不具合が防J卜さ
れる。
ィルムを用いれば、それぞれの性能に優れた成形体が得
られる。そして膨脹性フィルムに各種顔料、染料などを
配合すれば、容易にカラー化が可能である。なおこのよ
うに膨脹性フィルムで被覆された製品とする場合、用い
る膨脹性フィルムの材質は、例えば発泡ポリウレタン樹
脂に対して熱可塑性ポリウレタンフィルムを用いる等、
発泡樹脂成形体と接着性の良好なものを選択することが
望ましい。このようにすれば発泡成形時にフィルムと成
形体とが一体的に接合し、剥離などの不具合が防J卜さ
れる。
[発明の作用および効果1
本発明の発泡樹脂成形体の製造方法では、発泡性樹脂の
発泡の圧力により袋状のW3服性)、イルムが膨I!4
る。そしてその圧力で膨脹性フィルムは型面に押圧され
、確実に型面に沿った形状となり、またi服性フィルム
内部には全体的に発泡性樹脂が充填された状態で固定さ
れる。すなわち発泡樹脂成形体は膨脹性フィルムで被覆
された状態で成形される。これにより、離型剤を用いず
に成形することができる。従って型の保全作業が不必要
となり、離型剤による肌ざわりの悪さ、塗装障害などを
確実に防止することができる。
発泡の圧力により袋状のW3服性)、イルムが膨I!4
る。そしてその圧力で膨脹性フィルムは型面に押圧され
、確実に型面に沿った形状となり、またi服性フィルム
内部には全体的に発泡性樹脂が充填された状態で固定さ
れる。すなわち発泡樹脂成形体は膨脹性フィルムで被覆
された状態で成形される。これにより、離型剤を用いず
に成形することができる。従って型の保全作業が不必要
となり、離型剤による肌ざわりの悪さ、塗装障害などを
確実に防止することができる。
また膨脹性フィルムにより分割型の型割線からの樹脂漏
れが防止され、成形体表面にパーティングラインが生じ
ない。これにより製品の見栄えが向上し、パリ取り作業
を省略することができる。
れが防止され、成形体表面にパーティングラインが生じ
ない。これにより製品の見栄えが向上し、パリ取り作業
を省略することができる。
さらにm1fii性フイルムをそのまま1品の一部とし
て残すことができる。この場合には膨脹性フィルムの種
類、色などを変更することにより各種の性能を有する製
品とすることができ、特に都合がにい。
て残すことができる。この場合には膨脹性フィルムの種
類、色などを変更することにより各種の性能を有する製
品とすることができ、特に都合がにい。
[実施例]
以下実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1)
この実施例では、自動車座席のヘッドレストに用いられ
る発泡ウレタン成形体の製造に本発明の製造方法を利用
したものである。
る発泡ウレタン成形体の製造に本発明の製造方法を利用
したものである。
厚さ30μmの熱可塑性ウレタンフィルム(モビ0ンフ
ィルム、日清紡績社製)からなり、一端部に開目11を
有する袋状材jp41を用意した。この袋状材料1の対
向する内表面を密着させて内部に空気が無い状態とし、
第1図に示す金型2内へ該開口11が金型2の樹脂注入
121に一致するようにして、金型2のキャヒティ内に
袋状材料1を配置した(第2図)。なお、用いた熱可塑
性ウレタンフィルlいは、常温での引張り強度が460
KO/cm2で引張り伸びが550%であり、50℃の
引張り強度が260Ko/cm’で引張り伸びが740
%である。これらの値はJIS−に−6301に準じ、
ダンベル3号形を用いて測定されたものである。
ィルム、日清紡績社製)からなり、一端部に開目11を
有する袋状材jp41を用意した。この袋状材料1の対
向する内表面を密着させて内部に空気が無い状態とし、
第1図に示す金型2内へ該開口11が金型2の樹脂注入
121に一致するようにして、金型2のキャヒティ内に
袋状材料1を配置した(第2図)。なお、用いた熱可塑
性ウレタンフィルlいは、常温での引張り強度が460
KO/cm2で引張り伸びが550%であり、50℃の
引張り強度が260Ko/cm’で引張り伸びが740
%である。これらの値はJIS−に−6301に準じ、
ダンベル3号形を用いて測定されたものである。
次に袋状材料1の開口11から、ポリエーテルポリオー
ル〈スミフェン3063、住友バイエルウレタンi製)
80重1部、ポリマーポリオール(POP31−28、
三井東圧社製)20重量部、発泡剤としての蒸溜水4.
0重量部、トリエチレンジアミン(DABCO33LV
1日本乳化剤社TIJ)1.5重量U−およびシリコー
ン系界面活性剤(SRX−2740,トーレシリコーン
ネ1製)0゜5φ量部からなる主剤成分と、粗ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(44V−20、住友バイエ
ルウレタン社製)7に対してトルエンジイソシアネート
(TDI−80、住友バイエルウレタン社製)3の重量
比で混合した硬化剤成分とを、重量比で65対35とな
るように混合した発泡ポリウレタン樹脂材料混合物3を
注入した。ここで金型2は40℃に加熱されており、発
泡ポリウレタン樹脂材1′!I混合物3は体積が約20
倍に発泡した(第3図、第4図)。なお、膨脹の際には
、金型2内の空気は金型2に設けられた直径0.5n+
m以下の脱気孔23より外部へ排気された。発泡終了後
、注入口より針を突刺して余分なガスを抜き、樹脂が硬
化した後金型2を開いて成形体を欧出した。
ル〈スミフェン3063、住友バイエルウレタンi製)
80重1部、ポリマーポリオール(POP31−28、
三井東圧社製)20重量部、発泡剤としての蒸溜水4.
0重量部、トリエチレンジアミン(DABCO33LV
1日本乳化剤社TIJ)1.5重量U−およびシリコー
ン系界面活性剤(SRX−2740,トーレシリコーン
ネ1製)0゜5φ量部からなる主剤成分と、粗ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(44V−20、住友バイエ
ルウレタン社製)7に対してトルエンジイソシアネート
(TDI−80、住友バイエルウレタン社製)3の重量
比で混合した硬化剤成分とを、重量比で65対35とな
るように混合した発泡ポリウレタン樹脂材料混合物3を
注入した。ここで金型2は40℃に加熱されており、発
泡ポリウレタン樹脂材1′!I混合物3は体積が約20
倍に発泡した(第3図、第4図)。なお、膨脹の際には
、金型2内の空気は金型2に設けられた直径0.5n+
m以下の脱気孔23より外部へ排気された。発泡終了後
、注入口より針を突刺して余分なガスを抜き、樹脂が硬
化した後金型2を開いて成形体を欧出した。
得られた成形体は型面と対称形状の表面を有し、熱可塑
性ウレタンからなるフィルム層で全体が被覆されており
、フィルム層と発泡ポリウレタン樹脂とは一体的に結合
していた。また離型剤を用いなくとも型から容易に離型
でき、金型2の型割線22からのわ1脂漏れは生じず、
パーティングラインのない平滑な表面を有していた。
性ウレタンからなるフィルム層で全体が被覆されており
、フィルム層と発泡ポリウレタン樹脂とは一体的に結合
していた。また離型剤を用いなくとも型から容易に離型
でき、金型2の型割線22からのわ1脂漏れは生じず、
パーティングラインのない平滑な表面を有していた。
(実施例2)
第5図に第2の実施例に用いた金型4の断面図を示す。
この実施例では実施例1と同様の熱可塑性ウレタンから
なる膨脹性フィルムのシート5を2枚用い、そのシート
5の周縁部を上型41および下型42の分割面にそれぞ
れ配置した。そして金型4を閉じると、上型41および
下型42の分割面で2枚のシート5は挟持され、注入口
43の部分に開口51を有する袋状となる。
なる膨脹性フィルムのシート5を2枚用い、そのシート
5の周縁部を上型41および下型42の分割面にそれぞ
れ配置した。そして金型4を閉じると、上型41および
下型42の分割面で2枚のシート5は挟持され、注入口
43の部分に開口51を有する袋状となる。
次に実施例1と同様の発泡性樹脂を上記開目51から注
入し、実施例1と同様に発泡させた。発泡性樹脂はシー
ト5を膨脹させながら円滑に発泡し、金型4内の空気は
脱気孔44から排気され、シート5に全体が被覆され、
かつシート5と一体的に結合した成形体が得られた。発
泡終了後、注入口より針を突糾して余分なガスを抜き、
樹脂が硬化した後金型2を開いて成形体を取出した。
入し、実施例1と同様に発泡させた。発泡性樹脂はシー
ト5を膨脹させながら円滑に発泡し、金型4内の空気は
脱気孔44から排気され、シート5に全体が被覆され、
かつシート5と一体的に結合した成形体が得られた。発
泡終了後、注入口より針を突糾して余分なガスを抜き、
樹脂が硬化した後金型2を開いて成形体を取出した。
第1図〜第4図は本発明の一実施例に係わる図であり、
第1図は用いた金型の斜視図、第2図は金型内に袋状材
料を挿入した状態を示す断面図、第3図および第4図は
発泡性樹脂が発泡している状態を示す断面図である。第
5図は本発明の他の実施例に係わる図であり、金型にシ
ート状材料を装置して袋状としたところを示す断面図で
ある。 1・・・袋状材料 2.4・・・金型3・・・発泡
性樹脂 5・・・シート(袋状材料)11.51・・
・開口 21.43・・・樹脂注入口22・・・型割線
23.44・・・脱気孔41・・・上型
42・・・下型特許出願人 東海化成工業株式会社
代理人 弁理士 大川 定 向 弁理士 丸山明夫 = 13 − 第1図 第2図
第1図は用いた金型の斜視図、第2図は金型内に袋状材
料を挿入した状態を示す断面図、第3図および第4図は
発泡性樹脂が発泡している状態を示す断面図である。第
5図は本発明の他の実施例に係わる図であり、金型にシ
ート状材料を装置して袋状としたところを示す断面図で
ある。 1・・・袋状材料 2.4・・・金型3・・・発泡
性樹脂 5・・・シート(袋状材料)11.51・・
・開口 21.43・・・樹脂注入口22・・・型割線
23.44・・・脱気孔41・・・上型
42・・・下型特許出願人 東海化成工業株式会社
代理人 弁理士 大川 定 向 弁理士 丸山明夫 = 13 − 第1図 第2図
Claims (6)
- (1)膨脹性フィルムからなる袋状材料内に発泡性樹脂
を入れ、成形型のキャビティ内で該樹脂を発泡させ該樹
脂の発泡の圧力により該袋状材料を膨脹させて該成形型
型面に沿った成形体を成形する成形工程と、 膨脹した該袋状材料で被覆された該成形体を該成形型か
ら取り出す脱型工程と、からなることを特徴とする発泡
樹脂成形体の製造方法。 - (2)成形工程では成形型のキャビティ内に袋状材料を
該袋状材料の開口を該成形型の樹脂注入口に一致させて
配置した後、該開口より発泡性樹脂を注入する特許請求
の範囲第1項記載の発泡樹脂成形体の製造方法。 - (3)袋状材料は2枚のシート状材料からなる合せ袋で
あり、2枚の該シート状材料の周縁部をそれぞれ2つの
分割型に固定し、型締めすることで袋状とされる特許請
求の範囲第1項記載の発泡樹脂成形体の製造方法。 - (4)成形工程は予め発泡性樹脂が入れられた袋状材料
をキャビティ内に配置した後該樹脂を発泡させて行なう
特許請求の範囲第1項記載の発泡樹脂成形体の製造方法
。 - (5)成形工程で用いられる袋状材料からは予め空気が
抜かれている特許請求の範囲第1項記載の発泡樹脂成形
体の製造方法。 - (6)成形工程後ガス抜き針を成形体に突刺してガスを
抜くガス抜き工程を行なう特許請求の範囲第1項記載の
発泡樹脂成形体の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273797A JPS62132612A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 発泡樹脂成形体の製造方法 |
EP19860116599 EP0226105B1 (en) | 1985-12-04 | 1986-11-28 | A method for producing a foamed resin molding |
US06/935,856 US4891081A (en) | 1985-12-04 | 1986-11-28 | Method for producing a foamed resin molding |
DE8686116599T DE3668832D1 (de) | 1985-12-04 | 1986-11-28 | Verfahren zur herstellung eines formstuecks aus geschaeumten kunstharz. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60273797A JPS62132612A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 発泡樹脂成形体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132612A true JPS62132612A (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=17532715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60273797A Pending JPS62132612A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 発泡樹脂成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62132612A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008119995A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Inoac Corp | 表皮付き発泡成形品の製造方法と発泡成形型 |
CN108673811A (zh) * | 2016-05-24 | 2018-10-19 | 漳州泰里斯体育器材有限公司 | 一种人体靶的快速制作工艺 |
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-
1985
- 1985-12-04 JP JP60273797A patent/JPS62132612A/ja active Pending
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