JPS62132457A - 搬送波再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、搬送波再生方式に関し、特にスロット付アロ
ハ方式に用いる搬送波再生方式（＝関する。

（従来の技術） 時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式の一つであるスロット
付アロノ・方式では、一定時間長のタイムスロットか予
め設定されており、各局は必要時にタイムスロット内に
バースト状に送信する。これを受信するバースト復調装
置は、人力するバーストごとにその搬送波成分に同期し
た周波数の基準搬送波を再生する必要がある。

かかる従来の搬送波再生方式は、位相比較器、低域ｒｅ
器、電圧制御発振器（以下ＶＣＯと略Ｆする）からなる
位相同期ループにより、ｖＣＯをバーストの搬送波成分
に位相間ｌυ１して基準搬送波を再生していた。

バーストか人力しないタイムスロットでは位相比較器出
力はなくなるから、ｖＣＯは自走発振状態になる。ＶＣ
Ｏの自走発振状態におけるＶＣＯ発振周波数と、バース
ト信号の周波数は独立であるから、初期周波数オフセッ
トが大きくなる。

（発明が解決しようとする問題点） 以上説明した様に従来の搬送波再生方式では、バースト
が入力しないタイムスロットでＶＣＯが自走発振状態と
なって初期周波数オフセットが大きいから、位相同期ル
ープの引き込み時間が長く、また位相同期ループの動作
そのものも不安定である。

そこで、本発明の目的は、再生動作が速くかつ安定な搬
送波再生方式を提供することにある。

（問題点を解決しようとするだめの手段）前述の問題点
を解決するために本発明が提供する手段は、一定時間ま
たはその整数倍である必ずしも一定でない周期で順次に
バースト状に人力する前記一定時間よシ長くないバース
ト搬送波からそれぞれの基準搬送波を位相同期ループで
再生する搬送波再生方式において、制御信号によシ発振
周波数が制御される発振手段と、この発振手段の出力と
前記バースト搬送波とを位相比較し誤差信号を出力する
位相比較手段と、過去の前記バースト搬送波に対応する
前記制御信号の最大値および最小値から前記制御信号の
平均値を求め記憶する平均化手段と、前記誤差信号と、
前記平均化手段の記憶値との加算値を前記制御信号して
出力する加算手段とを備え、前記発振手段、前記加算手
段及び前記発振手段は前記位相同期ループをなし、前記
発振手段の出力が前記バースト搬送波の位相に同期した
ときその発振手段の出力が前記基準搬送波となることを
特徴とする。

（実施例） 以下実施例を示す図面を参照して本発明について詳細に
説明する。

第１図は本発明の搬送波再生方式の一実施例を示すブロ
ック図である。

第１図に示す実施例は、バースト搬送波信号１０１とＶ
ＣＯ出力信号１０４との位相を比較し比較結果を出力す
る位相比較器１と、位相比較器１出力の低域成分を誤差
信号１０２として出力する低域ｆ波器２と、ｖＣＯ制御
電圧１０５をアナログ信号よりディジタル信号１０６へ
変換するＡ　／　Ｄ変換器３と、ディジタル信号１０６
よシ到来バーストに対して最大値及び最小直をそれぞれ
検出する最大１直検出器４及び最小１直検出器５と、前
記雨検出器の出力信号１０７及び１０８から平均値を求
める平均回路６と平均回路出力信号１０９をアナログ信
号１０３に変換するＤ　／　Ａ変換器７と、誤差信号１
０２と平均信号１０３とを加′抹する加′ＩＸ器８と、
ＶＣＯ９とで構成されている。

・π１図に示す実施例の動作について説明する。

バースト搬送波信号１０１は、ＶＣＯ出力信号１０４と
の位相比較が位相比較４１によりなされる。バーストが
入力されている場合、比較結果は低域Ｐ波器２を介して
誤差信号１０２となシ加算器８を径てＶＣＯ９を制御し
位相同４υ１ループが構成される。

ここでバースト検出信号１１０について説明する。バー
スト検出信号１１０は、入力バースト信号に通常付与さ
れる同期語（ユニークワード）が検出された場合等に発
生する信号である。そのタイミングチャートを第２図に
示す。以下に示す最大値検出器４および最小１直検出′
ａ５の更新動作は、バースト検出信号１１０の立下り部
で行なわれる。

ＶＣＯ制御′砿圧１０５はＡ／Ｄ変決器３によりディジ
タル信号に変換され最大値検出器４および最小値検出器
５に入力される。最大値検出器４は、入力信号１０６が
出力信号１０７より大きい場合出力を入力信号に置き換
える。但しバーストが検出された場合のみ上記操作を行
なう。

ｉ＆小値検出５５は、入力信号１０６が出力信号１０８
より小さい時、入力信号を出力信号に置き換える。最小
値検出器同随バーストが演出された場合のみ上記操作を
行なう。

今、ディジタル信号１０６はＶＣＯ制御電圧１０５と等
１曲であるから、ＶＣＯ９の変調感度（Ｈ２／　Ｖ　）
よりＶＣＯ出力周波数を求めることができる。即ち信号
１０７は、入力バースト中の最も周波数の高いバースト
の周波数に対するＶＣＯ制御電圧ｌＯ５信号１０８は最
も低い周波数のバーストに対するｖＣＯ制御電圧１０５
を示している。

従って平均回路６により信号１０７と１０８の平均値を
求めた結果１０９は、受信バースト信号の最も高い周波
数と最も低い周波数の平均周波数に対応するＶＣＯ制を
卸電圧１０５に相当する。平均周波数信号１０９は、Ｄ
／Ａ変換器７によりアナログ信号に変換され、平均制御
電圧１０３となる。

制御信号１１１は最大値検出４４および最小イ直検出ｄ
ｉ　５を１７ＩｕＡ状態に於いてリセットするため、及
び伝送路に於ける長期周波数変動に対応する為に必要で
ある。

例えば＃星中継器の発１辰周波数変動によシ入カバース
ト信号周波数が高い方向にずれていった場合、最小値検
出器の更新が行なわれなくなる。従って制御信号１１１
により検出器４．５を長周期で初期化する心安がある。

制御信号１１２は定められたバーストの受信位置直前で
低域１波器２を放′１し、ＶＣＯ出力信号１０４０周波
数が常にバーストの最大、最小周波数の平均となるよう
にする為の制御信号でちる。

なお、第１図の回路を変更して、Ａ／Ｄ変換回路３、最
大値検出回路４、最小値検出回路５、平均回路６、Ｄ／
Ａ変換器７で構成される回路は、アナログ的に行なう事
も可能であり、この場合Ａ　／　ｖ変換５３、Ｄ　／　
Ａ変換４７は不要である。

（発明の効果） 以上詳ｊｌａに説明した様に、本発明の搬送波再生方式
は、初期引き込み時に入力バースト信号の最も高い周波
数と最も低い搬送波周波数の平均周波数にＶＣＯ周波数
が保っであるから、再生動作が早くかつ安定である。

【図面の簡単な説明】

Ｊ１図は本発明の搬送波再生方式の一実施例を示すブロ
ック図であり、第２図はバースト検出信号と受１．ｉｔ
　＋ｖＪ号との関係を示すタイムチャートである。 １・・・位相比較器、２・・・低域ｒ波器、３・・・Ａ
／Ｄ変換４．４・・・最大１直検出器、５・・・最小値
検出器、６・・・平均回路、７・・・Ｄ　／　Ａ変換器
、８・・・加算器、９・・・ＶＣＯ。 代理人　弁理士　本　庄　伸　介 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定時間またはその整数倍である必ずしも一定でない周
   期で順次にバースト状に入力する前記一定時間より長く
   ないバースト搬送波からそれぞれの基準搬送波を位相同
   期ループで再生する搬送波再生方式において、制御信号
   により発振周波数が制御される発振手段と、この発振手
   段の出力と前記バースト搬送波とを位相比較し誤差信号
   を出力する位相比較手段と、過去の前記バースト搬送波
   に対応する前記制御信号の最大値および最小値から前記
   制御信号の平均値を求め記憶する平均化手段と、前記誤
   差信号と前記平均化手段の記憶値との加算値を前記制御
   信号して出力する加算手段とを備え、前記発振手段、前
   記加算手段及び前記発振手段は前記位相同期ループをな
   し、前記発振手段の出力が前記バースト搬送波の位相に
   同期したときその発振手段の出力が前記基準搬送波とな
   ることを特徴とする搬送波再生方式。