JPS62132022A - ボ−ルジヨイントの摩耗感知装置 - Google Patents

ボ−ルジヨイントの摩耗感知装置

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JPS62132022A
JPS62132022A JP27362485A JP27362485A JPS62132022A JP S62132022 A JPS62132022 A JP S62132022A JP 27362485 A JP27362485 A JP 27362485A JP 27362485 A JP27362485 A JP 27362485A JP S62132022 A JPS62132022 A JP S62132022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball joint
magnetic force
permanent magnet
sensing device
wear
Prior art date
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Pending
Application number
JP27362485A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikatoshi Mori
森 慎逸
Tsuneharu Kobayashi
小林 恆春
Masaaki Otsuka
昌明 大塚
Masaharu Imai
正治 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば自動車懸架装置等に使用されるボール
ジヨイントの内部摩耗を感知する装置に関する。
従来の技術 ボールジヨイントの内部摩耗を感知する従来技術として
は、実公昭48−29022号の如く、閉止板にボール
ジヨイント内外を連通ずる孔を形成し、その孔に摩耗表
示部材を進退自在に配すると共に、その摩耗表示部材を
スタッド反柄部側球頭部を支持する摩耗補償軸受に連動
させるもの、および特公昭58−18526号の如く外
部電源に接続された導電片をホールシートに埋め込むも
のなどがある。
発明が解決しようとする問題点 上記閉止板に孔を設けるものは、その孔を介してボール
ジヨイント内の摺動面に泥水等が浸入し、かえってボー
ルジヨイントが異常摩耗を起こす危険があった。
また、内部摩耗により導電片とボールスタンド頭部とが
導通するようにしたものは、外部からエネルギーを供給
するためにボールジヨイントの適所に内外を連通ずる貫
通孔を設けると共にその貫通孔に端子線を配設する必要
があり、やはり貫通孔を介する水の浸入やボールジヨイ
ント組付性に難がある。
問題点を解決するための手段 ボールジヨイント1の内部に永久磁石11を設けると共
に、該ボールジヨイント外周の適所に前記永久磁石11
の磁力を感知する磁力感知装置12を設け、かつその磁
力感知装置12によって感知される磁力の極性を該ボー
ルジヨイント内部摩耗により反転させる極反転手段9を
該ボールジヨイント内部に設ける。
作   用 永久磁石の極の反転現象がボールジヨイントの内部摩耗
として磁力感知装置によって感知される。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、自動車のフロントサスペンションに用いられ
るロアーポールジヨイント1を表シている。
このボールジヨイント1は、スタッド3、ソケット2、
荷重支持軸受7、摩耗補償軸受8、閉止板10を具備し
ている。
ソケット2は円筒状で両端に開口を有し、その一方の開
口は閉止板10で閉鎖され、他方の開口6はスタッドの
柄部4を揺動自在に突出させている0 1h板10は、ステンレス鋼またはアルミ合金など剛性
のある非磁性材料によって形成されている0 スタッド3は、柄部4の一端に球状の頭部5を有する。
スタッドの頭部5は、柄部側の半部が荷重支持軸受7に
支持され、反柄部側の半部が摩耗補償軸受8によって支
持された状態でソケット2内に配置される。
しかも頭部5は摩耗補償軸受8と共に、閉止板10の装
着で圧縮されたラバーの如き弾性材料からなる押上げ環
16により、ソケット開口6に向けて常に押圧されてい
る。
そのためポールジヨイント1使用中に頭部5或は軸受7
.8が摩耗すると、摩耗補償軸受8は、ソケット開口6
に接近する方向へ相対移動することになる。
また、荷重支持軸受7及び摩耗補償軸受8は、ナイロン
、ポリエチレン、ポリアセタールおよびポリウレタンな
ど摩耗特性の優れた樹脂から適当に選ばれる。
この摩耗補償軸受8の反球座面側の底面には、永久磁石
11が配設されている。この永久磁石11が形成する磁
場は非磁性材料製の閉止板10の外にも広がっている。
閉止板10は、ソケット開口周縁部が該閉止板10の上
にかしめ変形されて、ソケット開口に固定されている。
この閉止板10の反摩耗補償軸受側の側面には、前記永
久磁石11の磁力を感知する磁力感知装置12が永久磁
石に対向するよう結合固定されている0 この磁力感知装置12としてはホールICが好適で、磁
力感知装置12は第4図に拡大して示すように、被覆層
15の中に素子本体13が収納され、外周に端子14が
設けられている。
ホールIC以外の磁力感知装置12としては、磁性薄膜
型磁気センサなどの磁気センサを用いることができる。
第5図に示すように磁力感知装置12の中には、例えば
永久磁石の磁力を検出してON、OFFのスイッチング
の情報を出力する機能が具備され、具体的には磁気セン
サーとしてのホール素子13、増幅器23、ボールジヨ
イントト1が正常か異常摩耗しているかを判断する比較
器24等の信号処理機能が具備される。
また磁力感知装置12の端子14には、自動車バッテリ
ーの電源および異常摩耗を知らせる異常警報器25が接
続されている。なお、磁力感知装置12の端子14に対
するこれらの接続は、自動車の定期定検の場合のみにし
ても良い。
また、摩耗補償軸受8の反球座面側の底面には、前記永
久磁石11に対向させて極反転手段9としての永久磁石
が接着結合されている。
この極反転手段9の永久磁石と摩耗感知手段としての永
久磁石11は、互いに同極同士に向き合わされ常に反発
し合う不安定状態にされている。
この点、永久磁石11の表裏が反転すれば異極間接台と
成って安定状態になれるが、該ポールジヨイント未使用
状態においては反転に必要な空間は意図して無くしであ
る。即ち、永久磁石11は環状に隆起されたガイド突起
により外周側が拘束され、かつ閉止板10により軸線方
向側が拘束されている。
なお永久磁石11を極反発手段9に逆って組み込むため
ボールジヨイント1の組立てに当っては、例えば第3図
に示すように、プランジャ30に強力な大型磁石32を
装着しておき、永久磁石11を閉止板10を介して大型
磁石32の磁力で引き付け、そのまま閉止板10をソケ
ット2内に挿入し、加締めローラ31で閉止板10の上
にソケット開口縁を加締めるようにする0 つぎに上記ボールジヨイントにおける摩耗感知について
説明する0 前述した如く第1図に示すボールジヨイント組立状態に
おいて、永久磁石11による磁場が閉止板10の外にも
広がっている0しかし磁力感知装置12は、現状の磁力
の極性には反応しないよう予め設定されている。
仮にボールジヨイント]が使用中に異常摩耗を起こし、
第2図に示す如く押上げ環16がその弾発力で復元する
と、摩耗補償軸受8が押し上げられ、頭部5がソケット
開口6方向へ相対移動する。
そのため永久磁石11の反転可能な空間が形成され、永
久磁石11は反発する極反転手段9の磁力により反転す
る。
そしてこの永久磁石11の極性反転現象は、対向する磁
力感知装置12により感知され、警報器25からボール
ジヨイント1が摩耗限界に達した警報を発する。
つぎに本発明の他の実施例を第6図および第7図によっ
て説明する。
この実施例ボールジヨイント1の摩耗感知の特色は、軸
線方向の端面に異なる磁極を共存させた永久磁石11を
、ボールジヨイント内部摩耗により移動する磁石保持部
材17に装着し、該ボールジヨイント1の内部摩耗によ
り磁力感知装置12に感知される磁力の極性が入れ替わ
るようにしたことにある。
このボールジヨイント1における極反転手段9について
詳述すると、摩耗補償軸受8の反球座面側の底面には、
発条保持部材19が一体に突出形成されており、この発
条保持部材19の溝に密着巻きされたコイルバネなどか
ら成る発条18が装着されている。
片持ち軸支されたこの発条8の先端には、永久磁石11
を接着結合した磁石保持部材17が装着されている。
閉止板10には、上記発条18を曲げるための突起20
が形成されている0この閉止板の突起20と発条18の
関係について第1図のI−[断面を表わす第2図によっ
て説明する0ボールジヨイント1の組み立て途中におい
て、閉止板10適合前は発条18が第2図に二点鎖線で
示す如く、直′ 線的と成っている。
ここで閉止板10をソケット2の所定位置に、かつ円周
方向位相も正しく揃えて適合させ、ついで閉止板10に
押上げ環16を圧縮するような荷重を加えてソケット開
口内周に圧入すると、突起20の円錐状先端が発条18
の保持部19付近に当接して発条18を押し曲げる。
それによって磁石保持部材17は、時計廻りに移動し、
永久磁石11と共に、第7図に実線で示される所に位置
することになる0 その後、閉止板10はソケット2に加締め固定される。
このボールジヨイントにおける摩耗感知について説明す
る。仮にボールジヨイント1が使用中に異常摩耗を起こ
し、押上げ環16がその弾発力で復元すると、摩耗補償
軸受8が押し上げられ、頭部5がソケット開口6方向へ
相対移動する。
それにより、発条18も突起20先端の小径部と接触す
るかまたは非接触となり、曲がりが解消される。
そのため磁石保持部材17は、第7図に二点鎖線で示さ
れる如く反時計廻りに移動し、磁力感知装置12に感知
される磁力の極性を反転せしめ、該ボールジヨイントの
異常摩耗を検出させることになる。
なお上記各実施例においては、閉止板10に直接装着し
た磁力感知装置により永久磁石11の磁力線を検出する
ようにしたが、それに限らずソケットをアルミ合金製と
しソケット外周面に磁力感知装置を配する構造にしても
良く、また磁力感知装置をボールジヨイントから離間さ
せて配置しても良い。
効   果 以上のように本発明によれば、永久磁石の極の反転現象
がボールジヨイントの内部摩耗として磁力感知装置によ
って感知されるので、ポールジヨイントトに摩耗表示用
の貫通孔を形成することなく内部摩耗が感知でき、かつ
ボールジヨイント内部に摩耗自動感知のためのエネルギ
ーを供給する必要もない。そのためボールジヨイントの
内部シール保証を犠牲にすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を表わすもので、ボールジヨイ
ントの断面平面図0第2図はボールジヨイント摩耗状態
の断面平面図。第3図はボールジヨイント組立て工程の
要部の断面図。第4図は磁力感知装置の投影図。第5図
は摩耗感知装置の原理説明図。第6図は他の実施例を表
わすもので、ボールジヨイントの(第7図の■−■断面
を表わす)断面平面図。第7図は第6図の11−■断面
を表わす断面平面図である。 (記号の説明) 1・・・・・・・・・・・ボールジヨイント09・・・
・・・・・・・・・極反転手段段。 11・・・・・・・・・永久磁石。       12
・・・・・・・・・磁力感知装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボールジョイント1の内部に永久磁石11を設けると共
    に、該ボールジョイント外周の適所に前記永久磁石11
    の磁力を感知する磁力感知装置12を設け、かつその磁
    力感知装置12によって感知される磁力の極性を該ボー
    ルジョイント内部摩耗により反転させる極反転手段9を
    該ボールジョイント内部に設けたことを特徴とするボー
    ルジョイントの摩耗感知装置。
JP27362485A 1985-12-05 1985-12-05 ボ−ルジヨイントの摩耗感知装置 Pending JPS62132022A (ja)

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JP27362485A JPS62132022A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 ボ−ルジヨイントの摩耗感知装置

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ID=17530303

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JP27362485A Pending JPS62132022A (ja) 1985-12-05 1985-12-05 ボ−ルジヨイントの摩耗感知装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161911A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント
JP2007534903A (ja) * 2004-04-21 2007-11-29 フェデラル−モーグル コーポレイション クリアランスを調整するカバープレートを閉止するための方法およびその装置

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