JPS62130703A - ストレツチレジユ−シングミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はパイプの熱間圧延においてパイプの整形を行う
ストレッチレジューシングミルに関するものである。

［従来の技術］ ピアシングミル、マンドレルミル等によって成形された
パイプを、引伸ばし、絞り圧延を１１って整形するスト
レッチレジューシングミルは、従来、鋳鉄製の整形ロー
ルをパイプ外周の３方向位置に有してなるミルをライン
に沿って多段に配置し、８００〜９００℃のｌＩＩ渇の
成形パイプを整形するようにしている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、前記整形ロールは摩耗し、そのためにパイプ精
度の低下（パイプ径が徐々に増大する）を来す。従来の
整形ロールは、ロール軸が固定でロールギャップ調整機
構がなく、所要時間使用すると研磨し整形ロールを順次
上流側のロールスタンドに順送りに交換するようにして
使用している。しかし、このように、上流段のミルの使
用径まで整形ロールを＃ＩＬＬでしまうことは大変不経
済であるばかりでなく、研］γに多大の時間を要する。

又、交換に必要な整形ロールの予備（ストック量）も増
大し、更にロール交換頻度も増大して生産性の低下をま
ねく問題がある。

又、パイプ成形時、マンドレルバ−が折れてストレッチ
レジューシングミルに移動してしまうような危急時、整
形ロールを直ちに逃が寸ようなことができなく、そのた
めにミルを破損させてしまう重大な問題がある。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
ストレッチレジューシングミルにおける油圧々下機構と
Ａ　Ｇ　Ｃｉ、１１御の採用により成品精度の向上と、
整形ロールの交換、研摩頻度の減少と、マンドレルの折
損等の危急時に、直ちに整形ロールを逃すことができる
ようにすることを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたちので、
パイプの外周に複数配置してパイプの整形を行う整形ロ
ールの夫々を、ＡＧＣ制御可能な油圧圧下装置を介して
ロールハウジングに支持せしめたことを特徴とするスト
レッチレジエーシングミル、に係るものである。

［作　　　用］ 従って、本発明では、ＡＧＣ制御により成品々質の向上
を図ることができ、且つ整形ロールの摩耗に応じて、油
圧圧下装置により整形ロールの圧下位置調整を行うこと
ができるので、整形ロールの交換、研摩傾度が減少され
る。又、マンドレルの折損等の危急時、油圧圧下装置に
よって整形ロールを圧下位置から直ちに逃がして、スト
レッチレジューシングミルの安全を図ることができる。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明す。

図面は３０−ルタイプに適用した本発明のストレッチレ
ジューシングミルの一例を示すもので、整形するパイプ
１の外周を包囲するロールハウジング２が設けられてお
り、該ロールハウジング２の中央部に、パイプ１の外周
を３分割して整形する３個の整形ロール３をパイプ１の
外周等間隔位置に配置している。

前記各整形ロール３は軸受４を介してロールホルダー５
に支持されており、該ロールホルダー５の外側部にはシ
リンダ６が形成され、該シリンダ６に嵌合されたピスト
ン７がロッカープレート８を介して前記ロールハウジン
グ２に支持されており、従って前記整形ロール３の圧下
位置が油圧圧下装置によって調整できるようになってい
る。９．１０は油圧作動流路である。

又、前記各整形ロール３の回転駆動軸１１はカップリン
グ１２を介して図示しない駆動装置に連結されている。

上記構成において、整形Ｏ−ル３がパイプ１の整形によ
って摩耗すると、その摩耗した分だけ、油圧圧下装置に
より各整形ロール３の圧下量を増加させることにより、
パイプ１の径を常に均一に保持することができる。

従って、整形ロール３の交換、研摩の頻度が大幅に減少
される。前記油圧圧下装置による調整範囲（ストローク
）がわずかであっても、上記整形ロール３の交換、研摩
頻度が減少される効果は非常に大である。

又、上流側のパイプ成形ラインにおいてマンドレルが折
損するような事故が起った場合、それを信号として取り
出すことは容易であるので、その信号によって前記油圧
圧下装置を作動させて、各整形ロール３を圧下位置から
直らに逃がすことにより、マンドレルが噛み込まれてス
トレッチレジューシングミルを破損させてしまうような
問題の発生を防止することができる。このため、パイプ
の整形ラインを前記パイプ成形ラインに直結させて設備
の簡略化、生産性の向上を図ることができる。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、整形ロールの数は任意に変更し得ること、その飽水発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ること、等は勿論である。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のストレッチレジューシングミ
ルによれば、ＡＧＣｔＩＩＩｔＩＩの油圧々下により成
品の品質が向上され、且つ整形ロールの摩耗に応じて油
圧圧下装置により整形ロールの圧下位置調整を直ちに行
うことができるため、整形ロールの交換、研摩傾度を減
少することができ、よって生産性の向上が図れると共に
、整形ロールの研摩作業の削減、整形ロールの寿命延長
を図ることができ、又整形ロールを油圧圧下装置にて支
持するようにしているので、上流のパイプ整形ラインで
マンドレルが折損したような場合にも整形ロールを直ち
に逃がして安全を図ることができる等の優れた効果を奏
し得る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す正面図である。 １はパイプ、２はロールハウジング、３は整形ロール、
４は軸受、５はロールホルダー、６はシリンダ、７はピ
ストン、８はロッカープレート、９．１０は油圧作動流
路、１１は回転駆動軸を示す。 特　　許　　出　　願　　人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）パイプの外周に複数配置してパイプの整形を行う整
   形ロールの夫々を、油圧圧下装置を介してロールハウジ
   ングに支持せしめたことを特徴とするストレッチレジュ
   ーシングミル。