JPS62130158A - 工作機械のワ−ク面計測装置 - Google Patents
工作機械のワ−ク面計測装置Info
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- JPS62130158A JPS62130158A JP26697585A JP26697585A JPS62130158A JP S62130158 A JPS62130158 A JP S62130158A JP 26697585 A JP26697585 A JP 26697585A JP 26697585 A JP26697585 A JP 26697585A JP S62130158 A JPS62130158 A JP S62130158A
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- tool
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- work
- program
- workpiece
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は作成されたNC加ニブログラムによって最初に
工作機械を動作させる時、工具とワークとの衝突特にZ
軸早送り位置決め指令時の事故を未然にチェックし防止
する工作機械のワーク面計測装置に関する。
工作機械を動作させる時、工具とワークとの衝突特にZ
軸早送り位置決め指令時の事故を未然にチェックし防止
する工作機械のワーク面計測装置に関する。
工作機械において、機械テーブル上でのワークのセツテ
ィングミスや所定外のワーク取付は等の単純ミスがあっ
た場合には重大な事故発生となる。
ィングミスや所定外のワーク取付は等の単純ミスがあっ
た場合には重大な事故発生となる。
そのような重大な事故を未然に防止するために、従来専
用的な干渉チェックプログラムを作成して、加工する前
にその措置を施していた。
用的な干渉チェックプログラムを作成して、加工する前
にその措置を施していた。
従来の専用的なプログラムに基づくチェックでは、チェ
ックに手間を要すると共に、プログラム作成に多大な時
間がかかり迅速な処理が出来ないという問題があった。
ックに手間を要すると共に、プログラム作成に多大な時
間がかかり迅速な処理が出来ないという問題があった。
本発明の目的は上記事情を鑑み問題を解決するために提
案されたものであって、ワークを加工するNC加ニブロ
グラムを利用してワーク面計測動作プログラムを自動作
成し計測するようにして手間を省き、プログラム作成時
間の削減、計測処理の迅速さおよび汎用性に冨んだ工作
機械のワーク面計測装置を提供することにある。
案されたものであって、ワークを加工するNC加ニブロ
グラムを利用してワーク面計測動作プログラムを自動作
成し計測するようにして手間を省き、プログラム作成時
間の削減、計測処理の迅速さおよび汎用性に冨んだ工作
機械のワーク面計測装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明は工作機
械のワーク面計測装置であって、工作機械を動作せしめ
るNC加ニブログラムを利用してワーク面計測動作プロ
グラムを自動作成し、次いでワーク面を計測するもので
ある。その具体的手段は工作機械を動作せしめるNC加
工プログラムデータを記憶するNC加工プログラムデー
タ・メモリと、工作機械の主軸ヘッド外周固定側に取付
けられ主軸に挿着された工具がテーブル上に載置された
ワーク面に接触することによって位置データを計測する
タッチセンサと、該タッチセンサによってZ軸方向の早
送り点のプログラム座標値と計測値とを取り込んで演算
処理する演算手段と、前記NC加工プログラムデータ・
メモリに記憶されたNC加工プログラムデータより処理
してワーク面計測動作プログラムデータを作成して記憶
するワーク面計測動作プログラムと、前記早送り点にお
けるZ軸の計測座標値の差値が判別データと比較してワ
ーク面を判定する判定手段とから構成される。
械のワーク面計測装置であって、工作機械を動作せしめ
るNC加ニブログラムを利用してワーク面計測動作プロ
グラムを自動作成し、次いでワーク面を計測するもので
ある。その具体的手段は工作機械を動作せしめるNC加
工プログラムデータを記憶するNC加工プログラムデー
タ・メモリと、工作機械の主軸ヘッド外周固定側に取付
けられ主軸に挿着された工具がテーブル上に載置された
ワーク面に接触することによって位置データを計測する
タッチセンサと、該タッチセンサによってZ軸方向の早
送り点のプログラム座標値と計測値とを取り込んで演算
処理する演算手段と、前記NC加工プログラムデータ・
メモリに記憶されたNC加工プログラムデータより処理
してワーク面計測動作プログラムデータを作成して記憶
するワーク面計測動作プログラムと、前記早送り点にお
けるZ軸の計測座標値の差値が判別データと比較してワ
ーク面を判定する判定手段とから構成される。
而して本発明の装置を採用して初めてのNC加ニブログ
ラムを動作させる時に用いると、工具とワークとの衝突
特にZ軸早送り位置決め指令時の事故を未然に防止でき
る。
ラムを動作させる時に用いると、工具とワークとの衝突
特にZ軸早送り位置決め指令時の事故を未然に防止でき
る。
以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて説明する。
(1) まず、本発明の装置が通用される工作機械に
ついて説明する。
ついて説明する。
第3図(A)は工作機械の一例である竪型マシニングセ
ンタの正面図および第3図(B)は第3図(A)の側面
図である。
ンタの正面図および第3図(B)は第3図(A)の側面
図である。
第3図(A)および第3図(B)において、ベッド10
0上にY軸方向に移動可能なサドル101が載置され、
該サドル101上にはX軸方向に移動可能なテーブル1
02が載置される。
0上にY軸方向に移動可能なサドル101が載置され、
該サドル101上にはX軸方向に移動可能なテーブル1
02が載置される。
また、ベッド100にはコラム103が立設され、該コ
ラム103にはZ軸方向に移動可能な主軸ヘッド104
が取付けられる。
ラム103にはZ軸方向に移動可能な主軸ヘッド104
が取付けられる。
コラム103の側面には工具貯蔵マガジン105が配設
され、複数の工具Tが収納されている。主軸ヘッド10
4には主軸106が回転自在に軸承される。
され、複数の工具Tが収納されている。主軸ヘッド10
4には主軸106が回転自在に軸承される。
主軸106と工具貯蔵マガジン105の間には自動工具
交換装置107が取付けられ、該自動工具交換装置10
7で主軸106に挿着された加工済工具と工具貯蔵マガ
ジン105に収納された次加工用工具とが自動交換され
る。
交換装置107が取付けられ、該自動工具交換装置10
7で主軸106に挿着された加工済工具と工具貯蔵マガ
ジン105に収納された次加工用工具とが自動交換され
る。
主軸106の外周固定側である主軸ヘッド104に第3
図(C)に示す如きリング状のタッチセンサTsが取付
けられる。すなわち第3図(C)において、リング状の
タッチセンサTsはエキサイトコア108aと検出コア
108bからなり、主軸106に挿着された工具Tがワ
ークWに導体接触した瞬間にエキサイトコア108aを
介して第3図(B)に示す如きマシニングセンタに閉ル
ープLを形成し、その循環電流を検出コア108bで検
出し、ワークWの径や位置等が自動計測される。
図(C)に示す如きリング状のタッチセンサTsが取付
けられる。すなわち第3図(C)において、リング状の
タッチセンサTsはエキサイトコア108aと検出コア
108bからなり、主軸106に挿着された工具Tがワ
ークWに導体接触した瞬間にエキサイトコア108aを
介して第3図(B)に示す如きマシニングセンタに閉ル
ープLを形成し、その循環電流を検出コア108bで検
出し、ワークWの径や位置等が自動計測される。
(2)本発明の基本的な考え方について説明する。
第2図(A)および第2図(B)は本発明の詳細な説明
する為の主軸に挿着された工具とテーブル上のワークと
の関係を示すモデル図である。
する為の主軸に挿着された工具とテーブル上のワークと
の関係を示すモデル図である。
第2図(A)および第2図(B)において、主軸ヘッド
104の外周固定側にリング状のタッチセンサTsが取
付けられ、また主軸ヘッド104には主軸106が回転
自在に軸承されている。主軸106には基準工具Toが
挿着され、テーブル102上にはワークWが載置されて
いる。
104の外周固定側にリング状のタッチセンサTsが取
付けられ、また主軸ヘッド104には主軸106が回転
自在に軸承されている。主軸106には基準工具Toが
挿着され、テーブル102上にはワークWが載置されて
いる。
第2図(A)で主軸106に挿着された二点鎖線の基準
工具Toの位置は、Z軸方向の機械原点6゜にあるもの
とする。基準工具Toの長さはLto、およびワークW
の高さはZoである。なお、後述するように、ワークW
の高さZoは、加ニブログラム原点Opと対応するよう
に設定する。
工具Toの位置は、Z軸方向の機械原点6゜にあるもの
とする。基準工具Toの長さはLto、およびワークW
の高さはZoである。なお、後述するように、ワークW
の高さZoは、加ニブログラム原点Opと対応するよう
に設定する。
また、主軸106をZ軸下方へ移動せしめ、基準工具T
oの先端部がテーブル102面上に接触した時点をタッ
チセンサTsよって検知し、機械原点OMからの移動位
置データをZo(M)として求める。今テーブル102
面上にワークWが正確に載置されたとするならば、基準
工具TOの先端部がワークWの上面に接触した際の機械
原点δ。からのあらかじめ設定されるべき移動位置デー
タすなわち理論上の基準点距離データをZMとすれば、
ZM=ZO(M) −ZOとなる。
oの先端部がテーブル102面上に接触した時点をタッ
チセンサTsよって検知し、機械原点OMからの移動位
置データをZo(M)として求める。今テーブル102
面上にワークWが正確に載置されたとするならば、基準
工具TOの先端部がワークWの上面に接触した際の機械
原点δ。からのあらかじめ設定されるべき移動位置デー
タすなわち理論上の基準点距離データをZMとすれば、
ZM=ZO(M) −ZOとなる。
テーブル102上に載置されたワークWの接触検出面位
置は加ニブログラム原点Opに対応する。
置は加ニブログラム原点Opに対応する。
次にワークWがセツティングミス等で第2図(B)の実
線で示す如く載置された場合について説明する。NC加
工では、通常工具をワーク近傍まで早送り指令し、続い
て切削送り指令を発して加工能率をあげるが、第2図(
B)の状態で単にNC運転を開始すると、主軸106を
Z軸下方へ早送りで移動せしめた際、基準工具TOの先
端部が早送り終了点Aへ到達する前にワークWの上面に
衝突してしまう。この衝突を未然に防止しようとするの
が本発明の狙いである。すなわち、早送り終了点Aにお
ける加ニブログラム原点6Pからのプログラム座標値(
すなわち、NCプログラムの早送り指令座標値)をZo
nとすれば機械原点δ。
線で示す如く載置された場合について説明する。NC加
工では、通常工具をワーク近傍まで早送り指令し、続い
て切削送り指令を発して加工能率をあげるが、第2図(
B)の状態で単にNC運転を開始すると、主軸106を
Z軸下方へ早送りで移動せしめた際、基準工具TOの先
端部が早送り終了点Aへ到達する前にワークWの上面に
衝突してしまう。この衝突を未然に防止しようとするの
が本発明の狙いである。すなわち、早送り終了点Aにお
ける加ニブログラム原点6Pからのプログラム座標値(
すなわち、NCプログラムの早送り指令座標値)をZo
nとすれば機械原点δ。
から早送り終了点Aまでの設定機械座標値Zon(M)
は Zon (M) = Zo(M) −Zo −Zon=
ZM−Zon となる。
は Zon (M) = Zo(M) −Zo −Zon=
ZM−Zon となる。
ワークWのセツティング不良があった場合、NC加ニブ
ログラムによって、基準工具Toを早送り終了点Aへ動
作させた際、その終了前に基準工具TOとワークW上面
が接触する。接触検知はタッチセンサTsで行なわれ、
工具の動作をキャンセルする。そして、タッチセンサT
s検知時の機械原点δ。からワークW上面までの計測値
をZp(M)とすれば、前記、設定機械座標値Zon(
M)に対応する、比較すべき計測機械座標値Zpn(M
)は、 Zpn (M) = Z p(M) −Zon と
なる。
ログラムによって、基準工具Toを早送り終了点Aへ動
作させた際、その終了前に基準工具TOとワークW上面
が接触する。接触検知はタッチセンサTsで行なわれ、
工具の動作をキャンセルする。そして、タッチセンサT
s検知時の機械原点δ。からワークW上面までの計測値
をZp(M)とすれば、前記、設定機械座標値Zon(
M)に対応する、比較すべき計測機械座標値Zpn(M
)は、 Zpn (M) = Z p(M) −Zon と
なる。
而して、基準工具Toの早送り終了点Aにおける設定機
械座標値Zon (M)と計測機械座標値2pn(M)
の差値△Zpnは △Zpn=Zon (M) Zpn (M)で求めら
れる。
械座標値Zon (M)と計測機械座標値2pn(M)
の差値△Zpnは △Zpn=Zon (M) Zpn (M)で求めら
れる。
さらに、早送り終了点Aにおける許容範囲としての判別
データを士△ZO値とし、この士△ZO値とΔZpnと
比較し、△Zpn≦ΔZoであれば衝突がないと判断し
、ΔZpn>ΔZoであれば衝突すると判断しアラーム
を発するようにする。上記の判定を、NC加ニブログラ
ム中の早送り終了点の全てについて行なう(第2図(B
)では、A、B。
データを士△ZO値とし、この士△ZO値とΔZpnと
比較し、△Zpn≦ΔZoであれば衝突がないと判断し
、ΔZpn>ΔZoであれば衝突すると判断しアラーム
を発するようにする。上記の判定を、NC加ニブログラ
ム中の早送り終了点の全てについて行なう(第2図(B
)では、A、B。
C)。
(3)本発明の具体的な構成を説明する。
第1図は本発明の詳細な説明する制御ブロック図である
。第1図において、CPUIには紙テープ2から入出力
装置2aを介して接続され、NC加工プログラムデータ
を入力しNC加工プログラムデータ・メモリ4に記憶さ
れる。
。第1図において、CPUIには紙テープ2から入出力
装置2aを介して接続され、NC加工プログラムデータ
を入力しNC加工プログラムデータ・メモリ4に記憶さ
れる。
画面付キーボード3から入出力装置2aを介してワーク
Wの高さをワーク面設定データZOとして、また判別デ
ータΔZo (+ΔZo、−Zoを同一量としている
)等を入力する。
Wの高さをワーク面設定データZOとして、また判別デ
ータΔZo (+ΔZo、−Zoを同一量としている
)等を入力する。
主軸ヘッド104の外周固定側に取付けられたリング状
のタッチセンサTsにより、主軸106に挿着された基
準工具TOがワークW上面に接触するとタッチ信号がイ
ンクフェイス5を介して入力される。
のタッチセンサTsにより、主軸106に挿着された基
準工具TOがワークW上面に接触するとタッチ信号がイ
ンクフェイス5を介して入力される。
工作機械である竪型マシニングセンタのX、 Yおよび
Z軸の移動は補間器、位置制御回路6 a +アンプ6
bを介してX、 YおよびZ軸のサーボモータ6Cによ
りX、YおよびZ軸方向に移動制御される。サーボモー
タ6CからフィードバックされるZ軸の現在位置は常時
送出され機械座標値Zn (M)としてレジスタ9に取
り込まれる。
Z軸の移動は補間器、位置制御回路6 a +アンプ6
bを介してX、 YおよびZ軸のサーボモータ6Cによ
りX、YおよびZ軸方向に移動制御される。サーボモー
タ6CからフィードバックされるZ軸の現在位置は常時
送出され機械座標値Zn (M)としてレジスタ9に取
り込まれる。
加工に使用される各工具Tの工具阻毎に、オフセット量
として工具長例えばt、tt、Lt2・・・や工具径D
t1.[)t2.・・・がファイルされる工具オフセッ
ト・メモリ7が接続されNG加工時に使用される。また
、本発明によって求められたワーク面計測値Zp(M)
の差値△Zpnや判定結果を記憶せしめるワーク面判定
データ・メモリ8が接続されている。今基準点距離設定
信号とタッチセンサTsの信号がアンド・ゲート10に
取り込まれることにより、機械座標値Zn(M)がレジ
スタ9を通過しZo(M)として演算回路12に取り込
まれる。
として工具長例えばt、tt、Lt2・・・や工具径D
t1.[)t2.・・・がファイルされる工具オフセッ
ト・メモリ7が接続されNG加工時に使用される。また
、本発明によって求められたワーク面計測値Zp(M)
の差値△Zpnや判定結果を記憶せしめるワーク面判定
データ・メモリ8が接続されている。今基準点距離設定
信号とタッチセンサTsの信号がアンド・ゲート10に
取り込まれることにより、機械座標値Zn(M)がレジ
スタ9を通過しZo(M)として演算回路12に取り込
まれる。
ワーク面設定データ(ワーク高さ)Zoがレジスタ11
に記憶されており、演算回路12に取り込まれる。演算
回路12ではZM = Z o (M)−ZOの演算処
理がなされて基準点距離データZMが求められ、基準点
距離データ・メモリ13に一旦記憶される。
に記憶されており、演算回路12に取り込まれる。演算
回路12ではZM = Z o (M)−ZOの演算処
理がなされて基準点距離データZMが求められ、基準点
距離データ・メモリ13に一旦記憶される。
さらにワーク面設定信号がアンド・ゲート14に取り込
まれることによってNC加工プログラムデータがアンド
・ゲート14を通過し、プログラム座標値処理回路15
aと動作データ処理回路15bに取り込まれる。プログ
ラム座標値処理回路15aに取り込まれたNC加工プロ
グラムデータは処理されて早送り終了点A、B、Cのプ
ログラム座標値Zonがプログラム座標値・メモリ16
に記憶される。プログラム座標値・メモリ16に記憶さ
れたプログラム座標値Zonと、基準点距離データ・メ
モリ13に記憶された基準点距離テークZMが演算回路
17に取り込まれる。演算回路17では Zon (M) = ZM −Zon の演算処理がなされて設定機械座標値Zon(M)が求
められ、設定機械座標値・メモリ18に記憶される。
まれることによってNC加工プログラムデータがアンド
・ゲート14を通過し、プログラム座標値処理回路15
aと動作データ処理回路15bに取り込まれる。プログ
ラム座標値処理回路15aに取り込まれたNC加工プロ
グラムデータは処理されて早送り終了点A、B、Cのプ
ログラム座標値Zonがプログラム座標値・メモリ16
に記憶される。プログラム座標値・メモリ16に記憶さ
れたプログラム座標値Zonと、基準点距離データ・メ
モリ13に記憶された基準点距離テークZMが演算回路
17に取り込まれる。演算回路17では Zon (M) = ZM −Zon の演算処理がなされて設定機械座標値Zon(M)が求
められ、設定機械座標値・メモリ18に記憶される。
また、動作データ処理回路15bに取り込まれたNC加
工プログラムデータは処理されて早送り指令時のX、Y
軸位置法め動作データや指令コード等を作成し、一連の
ワーク面計測動作プログラムデータが求められ、ワーク
面計測動作プログラムデータ・メモリ19に記憶される
。
工プログラムデータは処理されて早送り指令時のX、Y
軸位置法め動作データや指令コード等を作成し、一連の
ワーク面計測動作プログラムデータが求められ、ワーク
面計測動作プログラムデータ・メモリ19に記憶される
。
次に、基準工具TOを用いてワーク面の計測が開始され
、ワーク面設定信号とタッチセンサTsの信号がアンド
・ゲート20に取り込まれることによって、機械座標値
Zn(M)がアンド・ゲート20を通過し、計測値Zp
(M)として演算回路21に取り込まれる。プログラム
座標値・メモリ16に記憶されたプログラム座標値Zo
nも演算回路21に取り込まれる。
、ワーク面設定信号とタッチセンサTsの信号がアンド
・ゲート20に取り込まれることによって、機械座標値
Zn(M)がアンド・ゲート20を通過し、計測値Zp
(M)として演算回路21に取り込まれる。プログラム
座標値・メモリ16に記憶されたプログラム座標値Zo
nも演算回路21に取り込まれる。
演算回路21ではZpn (M) =Zp (M) −
Zonの演算がなされ計測機械座標値Zpn (M)が
求められ、計測機械座標値レジスタ22に記憶される。
Zonの演算がなされ計測機械座標値Zpn (M)が
求められ、計測機械座標値レジスタ22に記憶される。
計測機械座標値レジスタ22に記憶された計測機械座標
値Zpn(M)と設定機械座標値・メモリ1日に記憶さ
れた設定機械座標値Zon(M)が演算回路23に取り
込まれる。該演算回路23では △Zpn= Zpn 、(M)−Zon (M)の演
算処理がなされてワーク面計測値の差値ΔZpnが求め
られる。
値Zpn(M)と設定機械座標値・メモリ1日に記憶さ
れた設定機械座標値Zon(M)が演算回路23に取り
込まれる。該演算回路23では △Zpn= Zpn 、(M)−Zon (M)の演
算処理がなされてワーク面計測値の差値ΔZpnが求め
られる。
演算回路23で求められたワーク面計測値の差値△Zp
nは比較器24.25に取込まれ、正負の判断がなされ
△Zpn≧0であれば比較器24で、また△Zpn<0
であれば比較器25で判断される。
nは比較器24.25に取込まれ、正負の判断がなされ
△Zpn≧0であれば比較器24で、また△Zpn<0
であれば比較器25で判断される。
夫々のビット信号がアンド・ゲート26.27に取り込
まれることによって、ワーク面計測の差値△Zpnがア
ンド・ゲート26.27を通過する。
まれることによって、ワーク面計測の差値△Zpnがア
ンド・ゲート26.27を通過する。
なお比較器24.25で比較された中方向信号および一
方向信号の方向データはワーク面判定データ・メモリ8
の方向の欄に記憶される。
方向信号の方向データはワーク面判定データ・メモリ8
の方向の欄に記憶される。
アンド・ゲート26を通過した差値△Zpnはオア・ゲ
ート29に、アンド・ゲート27を通過したワーク面計
測値の誤差値△Zpnは正負反転回路28で処理されて
正の差値△Zpnとしてオア・ゲート29に取り込まれ
、どちらか一方が通過して比較器30.31に取り込ま
れる。判別データ・メモリ32に記憶されている判別デ
ータ△Zoも比較器30.31に取り込まれる。比較器
30では△Zpn≦△Zoの比較処理がなされてΔZo
の値が△Zpnより大きい場合、衝突がないのでOK倍
信号発しワーク面判定データ・メモリ8のパ判定パ掴に
OKをファイルすると共に△Zpn値をパ差値゛の欄に
ファイルする。
ート29に、アンド・ゲート27を通過したワーク面計
測値の誤差値△Zpnは正負反転回路28で処理されて
正の差値△Zpnとしてオア・ゲート29に取り込まれ
、どちらか一方が通過して比較器30.31に取り込ま
れる。判別データ・メモリ32に記憶されている判別デ
ータ△Zoも比較器30.31に取り込まれる。比較器
30では△Zpn≦△Zoの比較処理がなされてΔZo
の値が△Zpnより大きい場合、衝突がないのでOK倍
信号発しワーク面判定データ・メモリ8のパ判定パ掴に
OKをファイルすると共に△Zpn値をパ差値゛の欄に
ファイルする。
比較器31ではΔZpn>△Zoの比較処理がなされて
、△Zoの値が△Zpnより小さい場合、衝突があるの
で、未然に防止のアラーム信号を発し且つワーク面判定
データ・メモリ8の 2判定゛欄にALM (アラーム
)をファイルすると共に△Zpn値を″差値″の欄にフ
ァイルする。
、△Zoの値が△Zpnより小さい場合、衝突があるの
で、未然に防止のアラーム信号を発し且つワーク面判定
データ・メモリ8の 2判定゛欄にALM (アラーム
)をファイルすると共に△Zpn値を″差値″の欄にフ
ァイルする。
このようにワーク面計測における差値△Zpnを求めて
判別データへZOと比較判別することによって、工具が
ワーク面に衝突するのを未然に防止する。
判別データへZOと比較判別することによって、工具が
ワーク面に衝突するのを未然に防止する。
なお、ワーク面計測は必ずしも基準工具TOでなくても
よい。実際に加工する工具で行なうことも可能で、この
場合には、基準工具の工具長オフセットデータと加工工
具の工具長オフセットデータとの差値を加味して計測す
ればよい。
よい。実際に加工する工具で行なうことも可能で、この
場合には、基準工具の工具長オフセットデータと加工工
具の工具長オフセットデータとの差値を加味して計測す
ればよい。
(4)本発明の動作を第4図のフローチャート図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第4F!lにおいて、本発明の装置をスタートさせ、第
(1)(゛4.基準点距離を設定するかどうか判断し、
設定であれば、第0段でそのタッチ信号があるかどうか
判断する。タッチ信号があれば第0段に進む。第0段で
移動位置データZo(M)とワーク面設定データZOを
取り込み第0段で演算回路12において、Zo(M)
−Zoの演算がなされ、基準点距離データZMが求めら
れ、基準点距離データ・メモリ13に記憶される。
(1)(゛4.基準点距離を設定するかどうか判断し、
設定であれば、第0段でそのタッチ信号があるかどうか
判断する。タッチ信号があれば第0段に進む。第0段で
移動位置データZo(M)とワーク面設定データZOを
取り込み第0段で演算回路12において、Zo(M)
−Zoの演算がなされ、基準点距離データZMが求めら
れ、基準点距離データ・メモリ13に記憶される。
第0段でワーク面を計測するかどうか判断し、ワーク面
を計測すると判断されると、第0段に進み、ワーク面設
定動作プログラム作成処理が施される。第0段でプログ
ラム座標値Zonが取り込まれてプログラム座標値・メ
モ1月6に記憶される。
を計測すると判断されると、第0段に進み、ワーク面設
定動作プログラム作成処理が施される。第0段でプログ
ラム座標値Zonが取り込まれてプログラム座標値・メ
モ1月6に記憶される。
第0段において、第0段で演算処理された基準点距離デ
ータZMと、第0段でプログラム座標値・メモリ16に
記憶されたプログラム座標値Zonが演算回路17に取
り込まれる。該演算回路17で演算処理されて設定機械
座標値Zon (M)が求められる。第0段でタッチ信
号があるかどうか判断し、タッチ信号があると第[相]
段に進み、演算回路21.23でZpn (M) =
Z p(M) Zon、△Zpn= Zpn −Zo
n (M)の演算処理がなされて計測機械座標値Zpn
(M)と設定機械座標値Zon(M)の差値ΔZpnが
求められる。
ータZMと、第0段でプログラム座標値・メモリ16に
記憶されたプログラム座標値Zonが演算回路17に取
り込まれる。該演算回路17で演算処理されて設定機械
座標値Zon (M)が求められる。第0段でタッチ信
号があるかどうか判断し、タッチ信号があると第[相]
段に進み、演算回路21.23でZpn (M) =
Z p(M) Zon、△Zpn= Zpn −Zo
n (M)の演算処理がなされて計測機械座標値Zpn
(M)と設定機械座標値Zon(M)の差値ΔZpnが
求められる。
第0段で、差値△Zpnの正負判定処理が施される。第
0段で比較器30で差値△Zpnと判別データ△Zoと
を比較し、△Zpn≦ΔZoであれば第0段でOK処理
をして差値△Zpnがワーク面判定データ・メモリ8に
記憶される。第0段で△Zpn≦△Zoでない場合すな
わちΔZpn>へZoであれば比較器31で処理されて
第0段でアラーム処理を施して差値△Zpnがワーク面
判定データ8に記憶される。
0段で比較器30で差値△Zpnと判別データ△Zoと
を比較し、△Zpn≦ΔZoであれば第0段でOK処理
をして差値△Zpnがワーク面判定データ・メモリ8に
記憶される。第0段で△Zpn≦△Zoでない場合すな
わちΔZpn>へZoであれば比較器31で処理されて
第0段でアラーム処理を施して差値△Zpnがワーク面
判定データ8に記憶される。
第0段で終りであるかどうかの判断をして終りと判断さ
れれば終了し、終わりでないと判断されれば、第0段の
手前にフィードバックされて各早送り終了点における計
測処理が行なわれる。
れれば終了し、終わりでないと判断されれば、第0段の
手前にフィードバックされて各早送り終了点における計
測処理が行なわれる。
本発明の装置を採用することによりNG加ニブログラム
を最初に動作させる時、工具とワークとの衝突特にZ軸
早送り位置決め指令時の事故を未然に防止することが出
来る。
を最初に動作させる時、工具とワークとの衝突特にZ軸
早送り位置決め指令時の事故を未然に防止することが出
来る。
而も本発明は従来のような専用的なワーク面計測動作プ
ログラムを作成する必要がなく、NG加ニブログラムを
利用してワーク面計測動作プログラムを自動作成し計測
するので、手間が省かれ、プログラム作成時間の削減、
迅速な処理が行われると共に汎用性の富む効果を奏する
。
ログラムを作成する必要がなく、NG加ニブログラムを
利用してワーク面計測動作プログラムを自動作成し計測
するので、手間が省かれ、プログラム作成時間の削減、
迅速な処理が行われると共に汎用性の富む効果を奏する
。
第1図は本発明の詳細な説明する制御ブロック図である
。第2図(A)および第2図(B)は本発明の詳細な説
明する為の主軸に挿着された工具とテーブル上のワーク
との関係を示すモデル図である。第3図(A)は工作機
械の一例である竪型マシニングセンタの正面図および第
3図(B)は第3図(A)の側面図である。第3図(C
)はリング状タッチセンサに内蔵されているエキサイト
コアと検出コアの説明図である。第4図は本発明の詳細
な説明するフローチャート図である。 l・・・・・・CPU 2・・・・・・紙テー
プ3・・・・・・画面付キーボード 4・・・・・・NC加工プログラムデータ・メモリ8・
・・・・・ワーク面判定データ・メモリ9・・・・・・
機械座標値レジスタ 11・・・ワーク面設定データ・レジスタ12、1?、
2L23・・・演算回路 13・・・基準点距離データ・メモリ 16・・・プログラム座標値・メモリ 24 、25.29.30・・・比較器28・・・正負
反転回路 32・・・判別データ・メモリ101・・・
サドル 102・・・テーブル103・・・コラ
ム 104・・・主軸ヘッド106・・・主軸
Ts・・・タッチセンサT・・・・・・工具 特許出願人 日立精機株式会社 ゛: シー・ 第2図CB)
。第2図(A)および第2図(B)は本発明の詳細な説
明する為の主軸に挿着された工具とテーブル上のワーク
との関係を示すモデル図である。第3図(A)は工作機
械の一例である竪型マシニングセンタの正面図および第
3図(B)は第3図(A)の側面図である。第3図(C
)はリング状タッチセンサに内蔵されているエキサイト
コアと検出コアの説明図である。第4図は本発明の詳細
な説明するフローチャート図である。 l・・・・・・CPU 2・・・・・・紙テー
プ3・・・・・・画面付キーボード 4・・・・・・NC加工プログラムデータ・メモリ8・
・・・・・ワーク面判定データ・メモリ9・・・・・・
機械座標値レジスタ 11・・・ワーク面設定データ・レジスタ12、1?、
2L23・・・演算回路 13・・・基準点距離データ・メモリ 16・・・プログラム座標値・メモリ 24 、25.29.30・・・比較器28・・・正負
反転回路 32・・・判別データ・メモリ101・・・
サドル 102・・・テーブル103・・・コラ
ム 104・・・主軸ヘッド106・・・主軸
Ts・・・タッチセンサT・・・・・・工具 特許出願人 日立精機株式会社 ゛: シー・ 第2図CB)
Claims (1)
- 工作機械を動作せしめるNC加工プログラムデータを記
憶するNC加工プログラムデータ・メモリと、工作機械
の主軸に挿着された工具と工作機械のテーブル上に載置
されたワーク面とが接触することによって計測位置デー
タを取込むタッチセンサと、前記NC加工プログラムデ
ータにより前記計測位置データに対応するプログラム上
の位置データを演算処理する演算手段と、前記NC加工
プログラムデータにより前記工具がワーク面上の加工点
へアプローチさせる動作データを作成して記憶するワー
ク面計測動作プログラムデータ・メモリと、前記タッチ
センサで得られた計測位置データと前記演算手段で得ら
れたプログラム上の位置データを比較しワークの取付け
位置の正否を判定する判定手段とからなることを特徴と
する工作機械のワーク面計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26697585A JPS62130158A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 工作機械のワ−ク面計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26697585A JPS62130158A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 工作機械のワ−ク面計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130158A true JPS62130158A (ja) | 1987-06-12 |
JPH0464823B2 JPH0464823B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=17438309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26697585A Granted JPS62130158A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 工作機械のワ−ク面計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62130158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102922A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 工作機械の干渉領域設定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865385A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-08 | ||
JPS58202704A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Daihatsu Motor Co Ltd | Nc旋盤の刃物台衝突防止方法 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP26697585A patent/JPS62130158A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865385A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-08 | ||
JPS58202704A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Daihatsu Motor Co Ltd | Nc旋盤の刃物台衝突防止方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102922A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 工作機械の干渉領域設定方法 |
JP4549150B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-09-22 | 中村留精密工業株式会社 | 工作機械の干渉領域設定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464823B2 (ja) | 1992-10-16 |
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