JPS6212977A - 磁気ヘツドの荷重支持ばねの調整方法および装置 - Google Patents

磁気ヘツドの荷重支持ばねの調整方法および装置

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JPS6212977A
JPS6212977A JP15005085A JP15005085A JPS6212977A JP S6212977 A JPS6212977 A JP S6212977A JP 15005085 A JP15005085 A JP 15005085A JP 15005085 A JP15005085 A JP 15005085A JP S6212977 A JPS6212977 A JP S6212977A
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Tadao Miyagawa
宮川 忠雄
Masanori Arayashiki
荒屋敷 政則
Yoshiki Hagiwara
萩原 芳樹
Yasuhide Yanagida
柳田 保英
Giichi Tsuji
辻 義一
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気ヘッドの荷重支持ばねの調整装、法およ
び装置に係シ、特に磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワ
ークを規定ばね高さおよび規定ばね強さに、自動的にか
つ確実に調整するために好適な磁気ヘッドの荷重支持ば
ねの調整方法および装置に関する。
〔発明の背景〕
第6図に本発明で取り扱う荷重支持ばねと、これに設け
られている部材とを示す。
この図に示す荷重支持ばね1は、ロードアーム2と、こ
れの根元部側に形成された負荷ばね部3とを有している
。そして、前記ロードアーム2の先端部には、ジンバル
ばね4を介してコアスライダ5が設けられている。また
、負荷ばね部3の根元部側には、スペーサ6が設けられ
ている。
次に、第7図に前記荷重支持ばねと磁気ヘッドを含む磁
気ディスク装置を示す。
この図に示す磁気ディスク装置は、磁気ディスク7と、
前記スペーサ6を介して磁気へラドアーム8に取シ付け
られた荷重支持ばね1と、この荷重支持ばね1のロード
アーム2の先端部に設けられたコアスライダ5とを有し
ている。また、前記コアスライダ5は、第6図に示すジ
ンバルばね4を介して前記磁気ディスク7の情報トラッ
クに追従可能に設けられている。
ところで、前記荷重支持ばね1にはその使用中Jに、第
7図に示すごとく、磁気ディスク7の情報トラックに対
向して配置されたコアスライダ5を0.3μm以下の狭
小な浮上間隔Δhで安定して浮上させ得る機能が必要と
されている。したがって、前記荷重支持ばね1には高精
度に管理された規定ばね高さHと、この規定ばね高さH
における一定のばね強さが要求されている。
次に、第8図は荷重支持ばねの調整の従来技術を示す。
この図に示す従来技術では、荷重支持ばねであるワーク
(以下、このワークを符号lで示す)の調整を治具を使
用して行っている。その治具は、スペーサ6を介してワ
ーク1を固定する基台9と、この基台9に固定されたワ
ークの規定ばね高さHの位置にセットされたロードセル
10と、このロードセル10に接続された荷重表示器1
1とを備えて構成されている。
そして、この従来技術では、ロードアーム2を予め規定
ばね強さよシ強く製作し、前記ロードアーム2の先端部
にはジンバルばね(図示せず)を介してコアスライダ5
を設け、またワークlの根元部にはスペーサ6を設けて
いる。
ついで、人手により第8図に示すように、基台9にワー
クlを固定し、作業者がロードアーム2をばね強さを弱
める方向、つまシ第8図の矢印F方向に押し込んで調整
し、調整後のばね強さをロードセル10で測定し、作業
者が荷重表示器11の表示値を読み取シ、この動作をワ
ーク1が規定ばね高さおよび規定ばね強さの範囲に入る
ように繰り返して行い、調整するようにしていた。
しかし、ワーク1はロードアーム2の板厚のばらつきや
成形プレスによるロードアーム2の形状のばらつき等に
よる変動要因が多い。これに対して、前述の従来技術で
は作業者の熟練と勘により調整作業を行っていた。この
ため、品質および調整回数のばらつきが大きく、合理化
が要求されていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、荷重支
持ばねを規定ばね高さおよび規定ばね強さに、自動的に
かつ少ない調整回数で確実に調整し得る磁気ヘッドの荷
重支持ばねの調整方法を提供することにあ)、本発明の
他の目的は、極く薄い板厚の荷重支持ばねを規定ばね高
さおよび規定ばね強さに正確に調整し得る磁気ヘッドの
荷重支持ばねの調整方法を提供することにあり、さらに
本発明の他の目的は、前記方法を的確に実施し得る磁気
ヘッドの荷重支持ばねの調整装置を提供することにある
〔発明の概要〕
本発明の1番目の発明は、特許請求の範囲第1項に記載
のとおり、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワークのば
ね強さを予め強めに製作すること、前記ワークの根元部
を固定した後、このワークのばね強さを弱める方向にワ
ークを一定の押込量で押し込んで第1回目の調整を行う
こと、ついでワークに規定ばね負荷を与えてばね高さと
ばね強さのいずれかの変位量を測定すること、測定結果
に基づいてワークのランク分けを行い、ワークのランク
に対応して予め決められたパターンから第2回目の押込
量を演算すること、前記演算された押込量で第2回目の
調整を行うこと、ついで前記測定要領でワークを測定す
ること、前2回の測定結果から押込量と変位量の変化の
関係を求め、以後の変化がリニアに変化するものとして
前2回の測定結果に基づいて第3回目の押込量を演算す
ること、この押込量により前記押込要領で第3回目の調
整を行い、荷重支持ばねを予め設定されたばね高さおよ
びばね強さの最終調整ゾーンに入るように調整すること
、第3回目の調整でなお最終調整ゾーンに達しない時は
、前2回の測定結果に基づいて次回の押込量を演算し、
この押込量により前記押込要領で調整し、この押込調整
を繰り返して行うようにしたことに特徴を有するもので
、この構成により、ワークを自動的にかつ少ない調整回
数で規定ばね高さおよび規定ばね強さに確実に調整する
ことができる。
さらに、本発明の2番目の発明は、特許請求の範囲第3
項に記載のとおシ、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワ
ークのばね強さを予め強めに製作すること、前記ワーク
の根元部を固定した後、このワークの根元部寄りの位置
にワークの曲げ支点を当接させてワークの曲げ位置を定
めること、ワークのばね強さを弱める方向にワークを一
定の押込量で押し込んで第1回目の調整を行うこと、つ
いでワークから前記曲げ支点を離してワークに規定ばね
負荷を与えてばね高さとばね強さのいずれかの変位量を
測定すること、測定結果に基づいてワークのランク分け
を行い、ワークのランクに対応して予め決められたパタ
ーンから第2回目の押込量を演算すること、再びワーク
に曲げ支点を当接させかつ前記演算された押込量で第2
回目の調整を行うこと、ついで前記測定要領でワークを
測定すること、前2回の測定結果から押込量と変位量の
変化の関係を求め、以後の変化がリニアに変化するもの
として前2回の測定結果に基づいて第3回目の押込量を
演算すること、この押込量により前記押込要領で第3回
目の調整を行い、荷重支持ばねを予め設定されたばね高
さおよびばね強さの最終調整ゾーンに入るように調整す
ること、第3回目の調整でなお最終調整ゾーンに達しな
い時は、前2回の測定結果に基づいて次回の押込量を演
算し、この押込量により前記押込要領で調整し、この押
込調整を繰り返して行うようにしたことに特徴を有する
もので、この構成により、極く薄い板厚の荷重支持ばね
であっても、規定ばね高さおよび規定ばね強さに正確に
調整することができる。
また、本発明の3番目の発明は、特許請求の範囲第5項
に記載のとおシ、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワー
クの固定手段と、ばね強さを弱める方向にワークを押し
込むワークの押込手段と、ワークに規定ばね負荷を与え
てばね高さとばね強さのいずれかの変位量を測定するワ
ーク−の測定手段と、第1回目の調整後、ワークの測定
手段がら送り込まれた測定結果に基づいてワークのラン
ク分けを行うとともに、ワークのランクに対応させて予
め決められたパターンから第2回目の押込量を演算し、
さらに第2回目以降の調整後は前2回の測定結果から次
回の押込量を演算し、その押込量をワークの押込手段に
送り込むデータ処理部と・を備えているところに特徴を
有するもので、この構成により、前記本発明の1番目の
発明を的確に実施することができる。
さらに、本発明の4番目の発明は、特許請求の範囲第6
項に記載のとおシ、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワ
ークの固定手段と、ワークの根元部の近傍に当接させて
ワークの曲げ位置を固定する曲げ支点と、ばね強さを弱
める方向にワークを押し込むワークの押込手段と、ワー
クに規定ばね負荷を与えてばね高さとばね強さのいずれ
かの変位量を測定するワークの測定手段と、第1回目の
調整後、ワークの測定手段から送り込まれた測定結果に
基づいてワークのランク分けを行うとともに、ワークの
ランクに対応させて予め決められたパターンから第2回
目の押込量を演算し、さらに第2回目以降の調整後は前
2回の測定結果から次回の押込量を演算し、その押込量
をワークの押込手段に送り込むデータ処理部とを備えて
いるところに特徴を有するもので、この構成により、前
記本発明の2番目の発明をも的確に実施することが1で
きる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によう説明する。
第1図および第2図は本発明方法を実施する装置の一例
を示すものであって、ばね高さを基準としてワークを調
整する場合を示す調整装置の側面図および斜視図、第3
図は本発明方法の一例を示すフローチャート、第4図は
ランクに対応させて第2回目の押込量を決めるパターン
と第3回目の押込量の演算の説明図、第5図は本発明方
法において曲げ支点を設けた場合の実効を、曲げ支点を
設けない場合と比較して示した線図である。
本発明方法を実施する調整装置の第1図および第2図に
示す実施例のものは、架台12と、ワークの固定手段1
3と、ワークの曲げ支点17と、ワークの押込手段19
と、調整後のワークの測定手段22と、データ処理部器
とを備えて構成されている。
この調整装置で取シ扱う荷重支持はねであるワークlは
、ロードアーム2と、負荷ばね部3とを有し、前記ロー
ドアーム2の先端部にはジンバルばね(第1図、第2図
中では省略)を介してコアスライダ5が設けられ、前記
負荷ばね部3側の根元部にはスペーサ6が設けられてい
る。
前記ワークの固定手段13は、架台12上に設置された
基台14と、ワーク抑え部材15と、これを操作するモ
ータ16とを備え、前記モータ16によりワーク抑え部
材15を抑え方向に回動させ、基台14とワーク抑え部
材15間でスペーサ6を含むワーク1の根元部を挾んで
固定するように構成されている。
前記ワークの曲げ支点17は、ナイフェツジ状に形成さ
れており、また流体圧シリンダ18に連結されている。
そして、このワークの曲げ支点17は、ワーク1を固定
した後、各回の調整時に、流体圧シリンダ18により進
出操作され、ワーク1の根元部寄りの位置である負荷ば
ね部3に当接され、ワーク1の曲げ位置を定めるように
なってい−る。
前記ワークの押込手段19は、押込部材加と、これを駆
動するパルスモータ21とを備え、ワークlのロードア
ーム2を、ばね強さを弱める方向に押し込んで調整する
ように構成されている。
前記調整後のワークの測定手段22は、支点Uで支えら
れたバランスアーム23と、バランスアームおの一端部
に設けられたバランスウェイ)25と、バランスアーム
23の他端部に設けられたウェイト26と、バランスア
ーム23に取シ付けられた作動子nと、差動トランス2
8とを備えて構成されている。
このワークの測定手段22は、ワークlを押し込んで行
う各回の調整後、ロードアーム2の先端部に設ケラれた
コアスライダ5にウェイト26を乗せ、ワーク1に規定
ばね負荷Wを与え、この規定ばね負荷Wによりワーク1
がたわみ、バランスアーム23が傾くと作動子nが降下
し、この降下量に比較して出力される電圧によりワーク
lのばね高さH′を測定し、その測定結果をデータ処理
部器に送り込むようになっている。
前記データ処理部器には、マイクロコンピュータ等が用
いられている。また、データ処理部器にはワークIK規
定ばね負荷Wを与えた時のばね高さに基づいて定めたラ
ンクに対応させて第2回目の押込量を決めるパターンが
予め格納されている。
2(そして、このデータ処理部器は第1回目の調整後、
ワークの測定手段22からワーク1のばね高さの測定結
果を取シこみ、この測定結果から前記パターンに基づい
て第2回目の押込量を演算し、これを前記ワークの押込
手段19のパルスモータ21に送り込み、さらに第2回
目以降の調整後はワークの測定手段22から送り込まれ
た前2回の測定結果から押込量とばね高さの変化の関係
を求め、以後の変化がリニアに変化するものとして次回
の押込量を演算し、その押込量をワークの押込手段19
のパルスモータ21に送り込むように構成されている。
前記実施例の調整装置の作用に関連して本発明調整方法
の一実施例を説明する。
まず、ワーク1を成形プレス等により規定ばね強さより
強めに、つまり規定ばね高さHより高く製作し、しかも
ロードアーム2の先端部にコアスライダ5を設け、負荷
ばね部3側の根元部にスペーサ6を設けておく。
ついで、前記ワーク1の根元部をワークの固定手段13
の基台14上に設置し、モータ16によりワーク抑え部
材15を回動させ、基台14とワーク抑え部材15とに
よりワークlの根元部を挾んで固定する。
次に、ワークのロードアーム2の板厚が例えば60μm
よシも薄い場合には、ワークの曲げ支点17を操作する
流体圧シリンダ18を作動させ、ワークの曲げ支点17
を進出させ、第1図に示すように、ワーク1の根元部近
傍である負荷ばね部3の位置に前記ワークの曲げ支点1
7を当接させ、ワークの曲げ位置を定める。
ついで、データ処理部29からワークの押込手段19の
パルスモータ21に、ワーク1に規定ばね負荷Wを与え
た時のばね高さが第4図に示す最終調整ゾーン(9)を
超えない範囲の一定の押込量で押し込むべく指令を送り
、前記パルスモータ21にょシ押込部材20を回動させ
、この押込部材20にょυばね強さを弱める方向にロー
ドアーム2を押し込み1、第3図に示すように、第1回
目の調整を行う。
このワークの押込調整時に、前述のごとく、ワークlの
負荷ばね部3にワークの曲げ支点17を当接させ、ワー
クの曲げ位置を定めることによって、ワーク1のばね高
さは第5図に線31で示すように。
IJ ニアに変化する。なお、第5図中、線32は曲げ
支点を設けずに押し込んだ時のワークのばね高さの変位
を示す。
前記第1回目の調整後、ワークの押込手段19のパルス
モータ21により押込部材加を戻し、また流体圧シリン
ダ18を介してワークの曲げ支点17をワーク1から離
す。
ついで、第1図に示すように、ロードアーム2の先端部
に設けられたコアスライダ5にワークの測定手段22の
ウェイト26を乗せ、ワーク1に規定ばね負荷Wを与え
、ワークの測定手段22によりワークのばね高さH′を
測定し、この測定結果をデータ処理部器に送り込む。
前記データ処理部器では、前記第1回目の調整後のワー
クのばね高さH′の測定結果に基づいてランク分けを行
う。このランク分けを行った結果、調整中のワーク1が
例えば第4図に示すように、5ランクに該当したとする
と、データ処理部器ではランクに対応させて予め決めら
れたパターンに基づいて第2回目の押込量を演算し、こ
の押込量で第2回目の調整を行うべくワークの押込手段
19のパルスモータ21に指令を送る。前記第2回目の
押込量は、第1回目の調整後のワークの押込量全体の例
えば60%等に予め決められている。
次に、再びワークの曲げ支点17を進出させ、ワーク1
に当接させる。ついで、ワークの押込手段19のパルス
モータ21により、データ処理部器からの第2回目の押
込量の指令に基づいて押込部材20を回動させ、ワーク
lを押し込み、第2回目の調整を行う。
前記第2回目の調整後、ワークの曲げ支点17をワーク
1から離し、ワークの測定手段22によりワーク1に規
定ばね負荷Wを与え、再びばね高さH′の測定を行い、
その測定結果をデータ処理部29に送り込む。
前記データ処理部器では、前2回の測定結果から押込量
とばね高さの変位量との関係を求め、以後の変化がリニ
アに変化するものとして前2回の測定結果に基づいて第
3回目の押込量を演算し、この演算された押込量で第3
回目の調整を行うべくワークの押込手段19のパルスモ
ータ21に指令を送る。前記第3回目の押込量は、第4
図に示すごとく、第2回目の調整後の押込量ΔXの例え
ば60チ等に設定される。
続いて、ワークの曲げ支点17を進出させてワーク1に
当接させ、ワークの押込手段19のパルスモニタ21に
よりデータ処理部四からの第3回目の押込量の指令に基
づいて押込部材加を回動させ、ワーク1を押し込み、第
3回目の調整を行う。
前記第3回目の調整後、前記測定要領でワーク1のばね
高さH′の測定を行う。
この第3回目の調整で、はとんどの場合、ワークlを予
め設定された最終調整ゾーン□□□に調整することが可
能となる。
そこで、この実施例では第3図に示すように、ワークl
が最終調整ゾーン30内に入っているか。
否かの検査を行う。そして、ワーク1が最終調整ゾーン
園内に入っている時は、調整終了とする。
ワークlがなお最終調整ゾーン(9)に達していない時
は、前2回の測定結果に基づいて前記要領で次回の押込
量を演算し、この押込量により前記押込要領で調整し、
ついで測定し、検査する工程をワークlが最終調整ゾー
ン加内に入るまで繰り返して行う。ワーク1が最終調整
ゾーン(支)を超えて押し込まれた時は、第3図に示す
ごとく、ワークの不良処理を行う。この不良処理は、ワ
ーク1を押し上げてばね強さを強くする修正を行い、再
び前記押込調整を繰り返して行う。
以上の押込調整により、ワーク1に規定ばね負荷Wを与
えた時に、ワーク1が第4図に示す最終調整ゾーン(9
)内に入るように自動的に、かつ少ない調整回数で確実
に調整することができる。
なお、本発明において、ワークのロードアーム2の板厚
が例えば60μm以上の厚いものでは、押込調整による
変位量がほとんどリニアに変化するので、ワークの曲げ
支点】7を使用しないで押込調整を行ってもよい。
また、本発明方法では、ばね高さを測定して押込量を演
算する前記実施例に限らず、押込調整後のワーク1のば
ね強さの変位量を測定し、これの測定結果から押込量を
演算するようにしてもよい。
さらに、本発明装置では、ワークの押込手段19および
測定手段22の具体的な構造は図面に示す実施例に限ら
ず、要は所期の機能を有する構造であればよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の1番目の発明によれば、磁気ヘッ
ドの荷重支持ばねであるワークのばね強さを予め強めに
裏作し、前記ワークの根元部を固定した後、ワークのば
ね強さを弱める方向にワークを一定の押込量で押し込ん
で第1回目の調整を行い、ついでワークに規定ばね負荷
を与えてばね高さとばね強さのいずれかの変位量を測定
し、この測定結果に基づいてワークのランク分けを行い
、ワークのランクに対応させて予め決められたパターン
から第2回目の押込量を演算し、再びワークに曲げ支点
を当接させかつ前記演算された押込量で第2回目の調整
を行い、ついで前記測定要領でワークを測定し、前2回
の測定結果から押込量と変位量の変化の関係を求め、以
後の変化が17 ニアに変化するものとして前2回の測
定結果に基づいて第3回目の押込量を演算し、この押込
量にょシ前記押込要領で第3回目の調整を行い、荷重支
持ばねを予め設定されたばね高さおよびばね強さの最終
ゾーンに入るように調整し、第3回目の調整でなお最終
ゾーンに達しない時は、前2回の測定結果に基づいて次
回の押込量を演算し、この押込量により前記押込要領で
調整し、この押込調整を繰り返して行うようにしている
ので、荷重支持ばねであるワークを規定ばね高さおよび
規定ばね強さに、自動的にかつ少ない調整回数で確実に
調整し得る効果がある。
さらに、本発明の2番目の発明によれば、前記1番目の
発明において、ワークの根元部を固定した後、このワー
クの根元部寄りの位置にワークの曲げ支点を当接させ、
ワークの曲げ位置を定めたうえで、ワークを一定の押込
量で押し込んで調整を行い、ワークをリニアに変位させ
るようにしているので、極く薄い板厚の荷重支持ばねで
あっても、規定ばね高さおよび規定ばね強さに正確に調
整し得る格別な効果がある。
また、本発明の3番目の発明によれば、磁気ヘッドの荷
重支持ばねであるワークの固定手段と、ばね強さを弱め
る方向にワークを押し込むワークの押込手段と、ワーク
に規定ばね負荷を与えてばね高さとばね強さのいずれか
の変位量を測定するワークの測定手段と、第1回目の調
整後、ワークの測定手段から送り込まれた測定結果に基
づいてワークのランク分けを行うとともに、ワークのラ
ンクに対応させて予め決められたパターンから第2回目
の押込量を演算し、さらに第2回目以降の調整後は前2
回の測定結果から次回の押込量を演算し、その押込量を
ワークの押込手段に送り込むデータ処理部とを備えてい
るので、前記本発明の1番目の発明である方法を的確に
実施し得る効果がある。
そして、本発明の4番目の発明によれば、前記3番目の
発明において、ワークの根元部の近傍に当接させてワー
クの曲げ位置を固定する曲げ支点を設けているので、前
記本発明の2番目の発明である方法をも的確に実施し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するだめの装置の一例を示す
側面図、第2図は同斜視図、第3図は本発明方法の一例
のフローチャート、第4図はランクに対応させて第2回
目の押込量を決めるパターンと第3回目の押込量の演算
の説明図、第5図はワークの押込時にワークの曲げ支点
を用いた場合と、用いない場合とのワークの変位を比較
して示した図、第6図は本発明で取シ扱う荷重支持ばね
であるワークの斜視図、第7図は同荷重支持ばねとコア
スライダを含む磁気ディスク装置の概要を示す側面図、
第8図は荷重支持ばねの調整の従来技術を示す側面図で
ある。 1・・・荷重支持ばねであるワーク、2・・・ワークの
0−、ドアーム、3・・・同負荷ばね部、5・・・コア
スライダ、7・・・磁気ディスク、H・・・ワークの規
定ばね高さ、13・・・ワークの固定手段、17・・・
ワークの曲げ支点、19・・・ワークの押込手段、22
・−・ワークの測定手段、H′・・・規定ばね負荷を与
えた時のワークのばね高さ、四・・・データ処理部、加
・・・ワークの最終調整ゾーン、31・・・ワークの曲
げ支点を用いて押し込んだ時のワークの変位を示す線。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第 2 図 嶌 4− 図 第 5 図 オ甲返量 第 6 図 第 7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワークのばね強さ
    を予め強めに製作し、前記ワークの根元部を固定した後
    、このワークのばね強さを弱める方向にワークを一定の
    押込量で押し込んで第1回目の調整を行い、ついでワー
    クに規定ばね負荷を与えてばね高さとばね強さのいずれ
    かの変位量を測定し、この測定結果に基づいてワークの
    ランク分けを行い、ワークのランクに対応させて予め決
    められたパターンから第2回目の押込量を演算し、前記
    演算された押込量で第2回目の調整を行い、ついで前記
    測定要領でワークを測定し、前2回の測定結果から押込
    量と変位量の変化の関係を求め、以後の変化がリニアに
    変化するものとして前2回の測定結果に基づいて第3回
    目の押込量を演算し、この押込量により前記押込要領で
    第3回目の調整を行い、荷重支持ばねを予め設定された
    ばね高さ、およびばね強さの最終調整ゾーンに入るよう
    に調整し、第3回目の調整でなお最終調整ゾーンに達し
    ない時は、前2回の測定結果に基づいて次回の押込量を
    演算し、この押込量により前記押込要領で調整し、この
    押込調整を繰り返して行うことを特徴とする磁気ヘッド
    の荷重支持ばねの調整方法。 2、特許請求の範囲第1項において、ワークの調整過程
    で、最終調整ゾーンを超えて押し込んだ時は、ワークの
    ばね強さを強めに修正し、再び前記押込調整を繰り返し
    て行うことを特徴とする磁気ヘッドの荷重支持ばねの調
    整方法。 3、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワークのばね強さ
    を予め強めに製作し、前記ワークの根元部を固定した後
    、このワークの根元部寄りの位置にワークの曲げ支点を
    当接させてワークの曲げ位置を定め、ワークのばね強さ
    を弱める方向にワークを一定の押込量で押し込んで第1
    回目の調整を行い、ついでワークから前記曲げ支点を離
    してワークに規定ばね負荷を与えてばね高さとばね強さ
    のいずれかの変位量を測定し、この測定結果に基づいて
    ワークのランク分けを行い、ワークのランクに対応させ
    て予め決められたパターンから第2回目の押込量を演算
    し、再びワークに曲げ支点を当接させかつ前記演算され
    た押込量で第2回目の調整を行い、ついで前記測定要領
    でワークを測定し、前2回の測定結果から押込量と変位
    量の変化の関係を求め、以後の変化がリニアに変化する
    ものとして前2回の測定結果に基づいて第3回目の押込
    量を演算し、この押込量により前記押込要領で第3回目
    の調整を行い、荷重支持ばねを予め設定されたばね高さ
    およびばね強さの最終調整ゾーンに入るように調整し、
    第3回目の調整でなお最終調整ゾーンに達しない時は、
    前2回の測定結果に基づいて次回の押込量を演算し、こ
    の押込量により前記押込要領で調整し、この押込調整を
    繰り返して行うことを特徴とする磁気ヘッドの荷重支持
    ばねの調整方法。 4、特許請求の範囲第3項において、ワークの調整過程
    で、最終調整ゾーンを超えて押し込んだ時は、ワークの
    ばね強さを強めに修正し、再び前記押込調整を繰り返し
    て行うことを特徴とする磁気ヘッドの荷重支持ばねの調
    整方法。 5、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワークの固定手段
    と、ばね強さを弱める方向にワークを押し込むワークの
    押込手段と、ワークに規定ばね負荷を与えてばね高さと
    ばね強さのいずれかの変位量を測定するワークの測定手
    段と、第1回目の調整後、ワークの測定手段から送り込
    まれた測定結果に基づいてワークのランク分けを行うと
    ともに、ワークのランクに対応させて予め決められたパ
    ターンから第2回目の押込量を演算し、さらに第2回目
    以降の調整後は前2回の測定結果から次回の押込量を演
    算し、その押込量をワークの押込手段に送り込むデータ
    処理部とを備えていることを特徴とする磁気ヘッドの荷
    重支持ばねの調整装置。 6、磁気ヘッドの荷重支持ばねであるワークの固定手段
    と、ワークの根元部の近傍に当接させてワークの曲げ位
    置を固定する曲げ支点と、ばね強さを弱める方向にワー
    クを押し込むワークの押込手段と、ワークに規定ばね負
    荷を与えてばね高さとばね強さのいずれかの変位量を測
    定するワークの測定手段と、第1回目の調整後、ワーク
    の測定手段から送り込まれた測定結果に基づいてワーク
    のランク分けを行うとともに、ワークのランクに対応さ
    せて予め決められたパターンから第2回目の押込量を演
    算し、さらに第2回目以降の調整後は前2回の測定結果
    から次回の押込量を演算し、その押込量をワークの押込
    手段に送り込むデータ処理部とを備えていることを特徴
    とする磁気ヘッドの荷重支持ばねの調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008217965A (ja) * 2006-12-21 2008-09-18 Shinka Jitsugyo Kk ディスクドライブのヘッドジンバルアセンブリ内のピッチ及びロール静止トルクの調節
CN112439852A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 上海中国弹簧制造有限公司 弹簧热压方法

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JP2008217965A (ja) * 2006-12-21 2008-09-18 Shinka Jitsugyo Kk ディスクドライブのヘッドジンバルアセンブリ内のピッチ及びロール静止トルクの調節
CN112439852A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 上海中国弹簧制造有限公司 弹簧热压方法
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