JPS6212850A - 溶接部の超音波探傷方法 - Google Patents
溶接部の超音波探傷方法Info
- Publication number
- JPS6212850A JPS6212850A JP60151824A JP15182485A JPS6212850A JP S6212850 A JPS6212850 A JP S6212850A JP 60151824 A JP60151824 A JP 60151824A JP 15182485 A JP15182485 A JP 15182485A JP S6212850 A JPS6212850 A JP S6212850A
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- Japan
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- fin
- ultrasonic
- weld zone
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はボイラのモノウオールパネルに使用されるフィ
ン付管突き合せ溶接部等の溶接部の超音波探傷方法に関
するものでおる。
ン付管突き合せ溶接部等の溶接部の超音波探傷方法に関
するものでおる。
［従来の技術１
例えば、ボイラのモノウオールパネルの製作にはフィン
付管が使用されているが、その管継ぎ合せ溶接部の検査
は、ガンマ線又はＸ線を唇外から放射して溶接部の周囲
に巻き付けたフィルムに売影する放射線検査法により行
なっていた。
付管が使用されているが、その管継ぎ合せ溶接部の検査
は、ガンマ線又はＸ線を唇外から放射して溶接部の周囲
に巻き付けたフィルムに売影する放射線検査法により行
なっていた。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、従来の放射線検査法には、
（１）溶接部の線状欠陥の検出性が悪い、（ｉｉ）
放射線障害のおそれがある、（ト）検査コストが高い、 等の問題点がある。
放射線障害のおそれがある、（ト）検査コストが高い、 等の問題点がある。
又、超音波探傷法では第１０図に示すように探触子ａを
配管すの軸線方向に配置して超音波探傷をするので、第
１１図に示すようにフィンＣ近くの溶接部ｄはフィンＣ
が邪魔になって探傷を行なえないため（Ａの範囲）、フ
ィンＣを探触子ａの走査範囲よりも少し長く切欠かなけ
ればならず、且つ検査終了後切欠き部の穴うめを行わな
ければならないことから、実用的ではなかった。
配管すの軸線方向に配置して超音波探傷をするので、第
１１図に示すようにフィンＣ近くの溶接部ｄはフィンＣ
が邪魔になって探傷を行なえないため（Ａの範囲）、フ
ィンＣを探触子ａの走査範囲よりも少し長く切欠かなけ
ればならず、且つ検査終了後切欠き部の穴うめを行わな
ければならないことから、実用的ではなかった。
［問題点を解決するための手段］
斯かる従来の問題点を解決することを目的として本発明
では、フィン付管の突き合せ溶接部のフィン近くの溶接
部近傍に、フィンを切欠くことなく配置した超音波探触
子により、超音波を斜めに送受信してフィン近くの溶接
部を探傷するようにした。
では、フィン付管の突き合せ溶接部のフィン近くの溶接
部近傍に、フィンを切欠くことなく配置した超音波探触
子により、超音波を斜めに送受信してフィン近くの溶接
部を探傷するようにした。
［作 用］
フィン近くの溶接部を配管の軸線に対し斜めに超音波探
触子を配置して探傷するので、フィンが邪魔にならない
ため、フィンを切欠くことなく溶接部の超音波探傷を行
なうことができる。
触子を配置して探傷するので、フィンが邪魔にならない
ため、フィンを切欠くことなく溶接部の超音波探傷を行
なうことができる。
［実 施 例］
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明の方法の第１実施例を示すもので、１は
フィン、２はフィン付管、３は突き合せ溶接による溶接
部であり、超音波送信器４及び超音波受信器５を一体に
備えた超音波探触子６をフィン１近くの溶接部３′近傍
に配置し、超音波を斜めに送受信するようにしである。
フィン、２はフィン付管、３は突き合せ溶接による溶接
部であり、超音波送信器４及び超音波受信器５を一体に
備えた超音波探触子６をフィン１近くの溶接部３′近傍
に配置し、超音波を斜めに送受信するようにしである。
本発明の方法で検査し得る管径及び管厚は、’３２Ｘ’
［）、５． ’４５Ｘｔ８．５． ’５０．８Ｘ’４．
０． ’５７Ｘ’１０．０等各種のサイズがあり、開先
の例としては第２図に示すようなＶ型があり、ＴＩＧ手
溶接等により突き合せ溶接したものを用いる。
［）、５． ’４５Ｘｔ８．５． ’５０．８Ｘ’４．
０． ’５７Ｘ’１０．０等各種のサイズがあり、開先
の例としては第２図に示すようなＶ型があり、ＴＩＧ手
溶接等により突き合せ溶接したものを用いる。
又、超音波探触子６としては、例えば
５Ｚ１０Ｘ１０Ａ７０．５Ｚ５Ｘ５Ａ７０．５Ｚ１０Ｘ
ＩＯＡ６０等を探傷器ＦＤ６１０（三菱電機製）に装着
して使用する。探傷感度は１．２φ−８０％であり、接
触面は探傷感度調整後管外径に合わせて超音波探触子６
のＲ加工を行ない、接触媒質としてはマシン油を使用す
る。
ＩＯＡ６０等を探傷器ＦＤ６１０（三菱電機製）に装着
して使用する。探傷感度は１．２φ−８０％であり、接
触面は探傷感度調整後管外径に合わせて超音波探触子６
のＲ加工を行ない、接触媒質としてはマシン油を使用す
る。
超音波の投入角度は管軸に対し２０〜７０°の範囲が適
当である。
当である。
以上の条件で、第３図及び第４図に示すような人工欠陥
７．８．９．１０をドリル等で設けた試料を用いて超音
波探傷したところ、精度よく欠陥を検出することができ
た。
７．８．９．１０をドリル等で設けた試料を用いて超音
波探傷したところ、精度よく欠陥を検出することができ
た。
第５図は本発明の方法の第２実施例であり、前記第１実
施例と略同様の構成において、別体型の超音波探触子６
′の超音波送信器４と超音波受信器５をフィン１近くの
溶接部３′を挟むように配置して超音波探傷するように
した例である。
施例と略同様の構成において、別体型の超音波探触子６
′の超音波送信器４と超音波受信器５をフィン１近くの
溶接部３′を挟むように配置して超音波探傷するように
した例である。
第６図は本発明の方法の第３実施例であり、前記第２実
施例と略同様の構成において、別体型の超音波探触子６
′の超音波送信器４と超音波受信器５とをフィン１を挟
んでフィン近くの溶接部３′近傍にフィン１を挟むよう
配置して超音波探傷するようにした例である。
施例と略同様の構成において、別体型の超音波探触子６
′の超音波送信器４と超音波受信器５とをフィン１を挟
んでフィン近くの溶接部３′近傍にフィン１を挟むよう
配置して超音波探傷するようにした例である。
第７図は本発明の方法の第４実施例であり、前記第２実
施例と略同様の構成において、超音波送信器４と超音波
受信器５とをフィン近くの溶接部３′上に配置した例で
ある。
施例と略同様の構成において、超音波送信器４と超音波
受信器５とをフィン近くの溶接部３′上に配置した例で
ある。
第８図は本発明の方法の第５実施例であり、前記第１実
施例と略同様の構成において、一体型の超音波探触子６
をフィン１近くの溶接部３′近傍のフィン１付根に配置
した例である。
施例と略同様の構成において、一体型の超音波探触子６
をフィン１近くの溶接部３′近傍のフィン１付根に配置
した例である。
第９図は本発明の方法の第６実施例であり、前記第１実
施例と略同様の構成において、一体型の超音波探触子６
をフィン１近くの溶接部３′近傍のフィン１上に配置し
た例である。
施例と略同様の構成において、一体型の超音波探触子６
をフィン１近くの溶接部３′近傍のフィン１上に配置し
た例である。
以上の第２乃至第６実施例の場合にも、前記第１実施例
と同様にフィン近くの溶接部３′の超音波探傷を行なう
ことができる。
と同様にフィン近くの溶接部３′の超音波探傷を行なう
ことができる。
なお、本発明の溶接部の超音波探傷法は上述の実施例の
みに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
みに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
。
［発明の効果コ
以上説明したように本発明の溶接部の超音波探傷法によ
れば、フィン近くの溶接部に超音波を斜めに送受信する
ようにしたので、フィンを切欠くことなく容易に超音波
探傷を行なうことができ、放射線検査法にとって代わる
ことができる等種々の優れた効果を発揮する。
れば、フィン近くの溶接部に超音波を斜めに送受信する
ようにしたので、フィンを切欠くことなく容易に超音波
探傷を行なうことができ、放射線検査法にとって代わる
ことができる等種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の方法の第１実施例の説明図、第２図は
本発明の方法で探傷する溶接部の開先の一例を示す説明
図、第３図は本発明の方法で探傷する溶接部の人工欠陥
の一例を示す図、第４図は本発明の方法で探傷する溶接
部の人工欠陥の他の例を示す図、第５図は本発明の方法
の第２実施例の説明図、第６図は本発明の方法の第３実
施例の説明図、第７図は本発明の方法の第４実施例の説
明図、第８図は本発明の方法の第５実施例の説明図、第
９図は本発明の方法の第６実施例の説明図、第１０図は
従来の超音波探傷法の一例を示す図、第１１図は従来の
超音波探傷法では探傷が困難な範囲を示す図でおる。 １はフィン、２はフィン付管、３，３′は溶接部、４は
超音波送信器、５は超音波受信器、６，６′は超音波探
触子を示す。
本発明の方法で探傷する溶接部の開先の一例を示す説明
図、第３図は本発明の方法で探傷する溶接部の人工欠陥
の一例を示す図、第４図は本発明の方法で探傷する溶接
部の人工欠陥の他の例を示す図、第５図は本発明の方法
の第２実施例の説明図、第６図は本発明の方法の第３実
施例の説明図、第７図は本発明の方法の第４実施例の説
明図、第８図は本発明の方法の第５実施例の説明図、第
９図は本発明の方法の第６実施例の説明図、第１０図は
従来の超音波探傷法の一例を示す図、第１１図は従来の
超音波探傷法では探傷が困難な範囲を示す図でおる。 １はフィン、２はフィン付管、３，３′は溶接部、４は
超音波送信器、５は超音波受信器、６，６′は超音波探
触子を示す。
Claims (1)
- １）フィン付管の突き合せ溶接部のフィン近くの溶接部
近傍に、フィンを切欠くことなく配置した超音波探触子
により、超音波を斜めに送受信してフィン近くの溶接部
を探傷することを特徴とする溶接部の超音波探傷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60151824A JPS6212850A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 溶接部の超音波探傷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60151824A JPS6212850A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 溶接部の超音波探傷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212850A true JPS6212850A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15527115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60151824A Pending JPS6212850A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 溶接部の超音波探傷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212850A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009222387A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Ihi Corp | 配管肉厚測定装置及び配管の肉厚測定方法 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP60151824A patent/JPS6212850A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009222387A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Ihi Corp | 配管肉厚測定装置及び配管の肉厚測定方法 |
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