JPS62128473A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPS62128473A
JPS62128473A JP26796385A JP26796385A JPS62128473A JP S62128473 A JPS62128473 A JP S62128473A JP 26796385 A JP26796385 A JP 26796385A JP 26796385 A JP26796385 A JP 26796385A JP S62128473 A JPS62128473 A JP S62128473A
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JP
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induction heating
pot
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heating coil
switching
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勝春 松尾
照也 田中
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Toshiba Corp
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は誘導加熱コイルから高周波磁界を発生させ、そ
れを負荷であるところの鍋に与えることによりその鍋に
渦電流を生じさせ、渦電流損に基づく鍋の自己発熱によ
り加熱調理を行なう誘導加熱調理器に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] この種の誘導加熱調理器は、負荷である鍋をのせるトッ
ププレートの下側に誘導加熱コイルを配置し、これにイ
ンバータによって20に〜30 KHzの高周波電流を
流すことによって鍋に高周波磁界を作用させ、以て鍋に
渦電流を流し発熱させる構成のものである。
この場合、渦電流は表皮効果によって鍋底の誘導加熱コ
イル側に集中して流れるため鍋の表皮抵抗Rsにより決
まる。この表皮抵抗Rsはまた表皮厚さδとその材質の
固有抵抗pによって決まる。ここでRsおよびpは次式
で表わされる。尚、次式中、fは周波数、兆は比透磁率
である。
δ−(2・ρ/ω・μ)+ 一11/(4π’Xl0−7)1士 ×(ρ/f−兆)    ・・・・・・(1)Rs−ρ
/δ−(ω・μ・ρ)十 −(4π・ Xl0−7)” ×  (ρ  ・  f  −μS )  ±    
       ・・・ ・・・  (2)鍋の材質が鉄
または磁性ステンレスのように比透磁率の大きい強磁性
体製或いは固有抵抗の大きい非磁性ステンレス製等の場
合は表皮抵抗が高いので誘導加熱の実現については問題
がない。
これに対して、比透磁率及び固有抵抗の何れも極めて小
さいアルミ或いは銅製鍋の場合は表皮抵抗が極めて小さ
いので誘導加熱コイルに短絡電流のような大電流が流れ
てしまう問題がある。
この問題を解決するには高周波電流の周波数を更に高く
すればよいが、それには数MHz程度まで高くする必要
がある。しかしながらこれほどまでに周波数を高くする
ことはインバータを構成しているスイッチング素子の動
作速度特性から不可能であり、また仮に可能であったと
しても周波数が極端に高いため誘導加熱コイルに表皮効
果を生じて実抵抗が急増し従って効率が極端に低下する
欠点がある。
[発明の目的] そこで本発明の目的はアルミや銅等のように比透磁率及
び固有抵抗の小さい材質からなる鍋も鉄或いは非磁性ス
テンレス等のように比透磁率或いは固を抵抗の大きな材
質からなる鍋の場合と同様に誘導加熱できる誘導加熱調
理器を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は誘導加熱コイルの入力電力が鍋の材質によって
大幅に変化することを避けるため、誘導加熱コイルに印
加する高周波電圧の大きさ及びこの誘導加熱コイルの入
力インピーダンスを鍋の材質に応じて切換え得る構成と
することにより表皮抵抗の小さい鍋をも表皮抵抗の大き
い鍋と同様に支障なく誘導加熱し得るようにしたもので
ある。
[発明の実施例] 以下本発明の各実施例について述べるに、先ずインピー
ダンス可変手段として誘導加熱コイルの巻数と周波数と
の両者を同時に切換えるようにした第1実施例について
第1図乃至第3図により説明する。1は可変電圧形の直
流電源装置で、商用電源2から交流電力を受けて直流電
力に変換する整流回路3と平滑用のコンデンサ4及びチ
ョークコイル5とから成る。そして上記整流回路3は2
個のダイオード6と電圧切換手段をなす2個のサイリス
タ7とからなり、このサイリスタ7を位相制御回路8に
より位相制御することにより高周波電源部としてのイン
バータ9の母線9 a 、  g b ItHへの入力
端子eしを可変できるようにしている。
一方、第2図にも示すようにトッププレートl。
上にのせられた鍋11を誘導加熱するための誘導加熱コ
イル12はその入力インピーダンスを鍋11の材質によ
り切換えるインピーダンス可変手段を兼ねるべく巻数切
換可能とするために第1のコイル13と第2のコイル1
4とからなり、これらはトッププレート10の下側に2
段重ねに配設されている。そして第1のコイル13は巻
h N 1に、第2のコイル14は第1のコイル13と
直列の状態で全巻数N2 (但しN1 < N2 )に
なるように定められている。
また、この誘導加熱コイル12は2個のスイッチングト
ランジスタ15.16と入力インピーダンス可変手段従
って周波数可変手段を兼ねた第1の共振用コンデンサ1
7及び第2の共振用コンデンサ18とで上述の電流共振
プッシュプル形インバータ9を構成している。19は出
力接点20を存する負荷検出回路である。この出力接点
20は接点端子(2(la−20b)間オンのとき第1
及び第2の誘導加熱コイル13.14を直列に接続する
と共にこれら両コイル13.14と第1及び第2の」(
振用コンデンサ17.18とが両スイッチングトランジ
スタ15.16のエミッタ・マレフタ間共通接続点Pl
と母線9bとの間に直列に介在されて低表皮抵抗用運転
状態に形成され、Rつ接点端子(20a−20c)間オ
ンのとき1−記共通接続点P1と母線9bとの間に第1
の誘導加熱コイル13及び第1の共振用コンデンサ17
が1]゛f列に介在されて高表皮抵抗用運転状態に形成
される結線になっている。位相検出回路21はインバー
タ出力電圧eQ即ち両スイッチングトランジスタ15.
16の」二記共通接続点P1の電圧と誘導加熱コイル1
3(または両コイル13.14)を通過した電流との間
の位相を検出し、その位相が常に90°となるタイミン
グをもってインバータ駆動回路22によりスイッチング
!・ランジスタ15及び】6を交互にオンオフさせるよ
うになっている。これによりインバータ9の共振周波数
が鍋11の材質の微妙な相違、載置状態のばらつきによ
り変動することを阻止するようにしている。
一方、第1の共振用コンデンサ17の1UL流通路には
変流器23が設けられその出力が負荷検出回路19にり
、えられ、以てトッププレート10」二にのせられた鍋
11の+イ質即ち表皮抵抗の大小を判定するようになっ
ている。
次に上記構成の作用について説明する。先ず負荷である
鍋11が鉄筒表皮抵抗の高い材料からなる場合は変流器
23により検出される電流値が小さいことから負荷検出
回路19は出力接点20の接点端子(20a−20b)
間を閉路さけると共に、位相制御回路8に電圧切換え信
号を与える。
これにより誘導加熱コルク12は巻数N1を上る第1の
コイル13か選択されることから低入力インピーダンス
に切換えられRつ第1の共振用コンデンサ17が選択さ
れることからインバータ9の出力周波数が低い方の値【
1に切換えられ、史に、整流回路3のサイリスタ7が位
相制御されてインバータ9の入力電圧eしか高い方の値
e1に切換えられる。そして第1のスイッチングトラン
ジスタ15及び第2のスイッチングトランジスタ1[5
が交互にオンオフ制御されると、スイッチングトランジ
スタ15のオン時に第1のコイル1:3及び第1の共振
用コンデンサ17に電圧が印加され、スイッチングトラ
ンジスタ16のオン時にこのLCH路内でエネルギーの
授受がおこり、そして位相検知回路21によりフィード
バック制御が加イ〕ってインバータ9は周波数f1で駆
動され、第1のコイル13にflの高周波電流が流れw
411が誘導加熱される。
これに対して、出力接点20の接点端子(20a−20
c)間が閉路状態にあるときトッププレー1−1(l二
1こアルミ製の#411がのせられるとその表皮抵抗が
極めて小さいことから、変流器23の出力が大きくなり
、これにより負荷検出回路19は自動的に出力接点20
を接点端子(20a−20b)間が閉路するように切換
えると共に位相制御回路8によってインバータ入力端子
eLをelからe2  (出しel >e2 )へ即ち
低い電圧に切換える。同時に誘導加熱コイル12は第1
のコイル13と第2のコイル14とが直列になった巻数
N2の状態に切換えられて高入力インピーダンスの状態
になると共に第1及び第2の共振用コンデンサ17.1
8が選択されることからイバータ9の周波数がf2 (
但しfl<f2)に増加される。
このように、鍋11の材質が表皮抵抗の高いものから低
いものに換えられるとインバータ出力電圧が低い値に切
換えられると同時に、出力接点20が接点端子(20a
〜20c)開閉路から(20a〜20b)間に切換わっ
て誘導加熱コイル12の入力インピーダンスが巻数の増
加とインバータ出力周波数の上昇とにより増加されるの
で、誘導加熱コイル12の入力電力は鍋11の材質が表
皮抵抗の高いものから低いものに切換えられたことによ
る増加を実用上問題にならない程度の増加に抑制するこ
とができる。
ちなみに入力電力と電圧との関係は以下のようになる。
即ち、その説明として第3図にはインバータ9の入力電
圧e1と出力電圧eO(本例ではインバータ入出力間で
電圧降下がないものと仮定している)と負荷電流LLの
波形が示されている。
インバータ9の1周期当りの入力電力PaLは次のよう
に表わされる。
ここて L L   (t)−Lp   s  in  ω t
tp  −1/RL  ・ 2/π −eRL=誘導加
熱コイル12の 入力端からみた負荷抵抗 故に、    Pa L −ri/ yr ・e y’
 /RL・・・・・・(4) 電圧eLか十分平滑されていないときの入力電力Pb 
Lは電圧に商用電源周波数のリップルが含んでいるため
次式により表わされる。
一η/π・1 /RL ■ 〇 一々/π・EL’/RL   ・・・・・・(5)ここ
でTは商用電源電圧の周期、ELはインバータ入力端子
eyの実効値である。この(5)式から明らかなように
鍋11の表皮抵抗の1・IJ違による入力電力の変化量
の111を人カフu圧の切換えにより減少できることが
わかる。しかしながら電圧の切換えのみで入力電力の均
等化を図ろうとすると、実際の製品である鉄製とアルミ
製との間での電圧差を大きく設定しなければならず、実
際に得られる最大電圧を鉄製に合わせたとするとアルミ
製で要求される電圧が低くなり過ぎてトランジスタ15
.16の駆動に支障が生ずる。そのために本発明ではL
述のように誘導加熱コイル12の入力インピーダンスを
も鉄製の場合よりもアルミ製の場合で高くなるように切
換えて電圧差を小さくしている。その結果として電圧の
制御範囲が狭くて済むので電源部の構成も簡単化できる
ちなみに上記実施例のように巻数切換えを併用する構成
においては、鉄製鋼とアルミ製鋼との間で巻数を換えな
いで入力電力を同一にするための電圧比が略4対1にな
るのに対して、例えば1対2の割合いで巻数切換えを行
なうと電圧比が2対1で済むようになる。従って上記装
置によれば、周波数のみの切換方式のように周波数を極
端に上げる必要がなく、また電圧のみの切換方式のよう
にトランジスタの不安定動作等を招くことがなく、総じ
て構成が簡単になる。
次に本発明の第2実施例について第1図と同一部分に同
一71号を付して示す第4図により述べる。
即ちこの実施例のものは直流電源装置24を2個のコン
デンサ25.26と整流及び電圧可変用の2個のサイリ
スク(電圧切換手段をなす)27゜28とにより倍電圧
整流回路(14成となし、これにより電圧切換え範囲を
広くし、一方誘導加熱コイル29を巻数切換えを行なわ
ずにコンデンサ17゜18の総容礒切換えのみによりイ
ンバータ出力周波数を切換える構成にしたものである。
換二゛すれば、第1図に示す実施例では加熱誘導コイル
の入力インピーダンスをその巻数切換えと周波数切換え
との両者により行っているのに対して、第4図に示す第
2実施例では入力インピーダンスを周波数切換えにより
切換える構成としたものであり、入力インピーダンスの
に切換え比率が小さくなった分、直流電源部24を倍電
圧形となしてその不足分を電圧比率の拡大によって補う
ようにしている。
尚、本発明は上記各実施例のみに限定されるものではな
いことは勿論であり、特に上記実施例では誘導加熱コイ
ル及び共振用コンデンサをインバータの構成要素として
いるが、インバータを誘導加熱コイル及び共振用コンデ
ンサとは全く独立して可変周波数形に形成してもよいこ
とは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べたように、鍋の表皮抵抗の大小に応じ
て誘導加熱コイルへの印加電圧及びその入力インピーダ
ンスを切換えることにより鍋の表皮抵抗の相違による入
力電力の差を小さい値に抑制でき、電圧のみの切換え若
しくは周波数のみの切換え方式に比して構成が簡単にな
る誘導加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す結線図、第2図は留
部の配置関係を示す概略的側面図、第3図は電圧、電流
波形図、第4図は本発明の第2実施例を示す結線図であ
る。 図中、1及び24は直流電源装置、7,27及び28は
サイリスタ(電圧切換手段)、8は位相制御回路、9は
インバータ(高周波電源部)、11は鍋、12及び29
は誘導加熱コイル、13及び14は第1及び第2コイル
(入力インピーダンス可変手段)、15.16はスイッ
チングトランジスタ、17及び18は第1及び第2の共
振用コンデンサ(入力インピーダンス可変手段)、19
は負荷検出回路、20は出力接点、21は位相検知回路
、22はインバータ駆動回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鍋を誘導加熱するための誘導加熱コイルと、この誘
    導加熱コイルに高周電流を供給するための高周波電源部
    と、この高周波電源部の出力電圧を前記鍋の材質に応じ
    て切換える電圧切換手段と、前記誘導加熱コイルの入力
    インピーダンスを前記鍋の材質に応じて切換えるインピ
    ーダンス可変手段とからなる誘導加熱調理器。 2、インピーダンス可変手段は高周波電源部の出力周波
    数を切換えるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の誘導加熱調理器。 3、インピーダンス可変手段は誘導加熱コイルの巻数を
    切換えるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の誘導加熱調理器。 4、インピーダンス可変手段は夫々高周波電源部の出力
    周波数及び誘導加熱コイルの巻数を同時に切換えるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    誘導加熱調理器。
JP26796385A 1985-11-28 1985-11-28 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JPH0632288B2 (ja)

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