JPS6212764Y2 - - Google Patents

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JPS6212764Y2
JPS6212764Y2 JP1981140471U JP14047181U JPS6212764Y2 JP S6212764 Y2 JPS6212764 Y2 JP S6212764Y2 JP 1981140471 U JP1981140471 U JP 1981140471U JP 14047181 U JP14047181 U JP 14047181U JP S6212764 Y2 JPS6212764 Y2 JP S6212764Y2
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solenoid
plunger
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metal plate
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JP1981140471U
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【考案の詳細な説明】 この考案は変電所等に設備される遮断器あるい
は断路器等の屋内又は屋外の電気設備の周囲に設
置される保護網の扉に取付ける鎖錠装置に関し、
詳しくは、電気設備が無加圧のときだけ解錠でき
る扉鎖錠装置に関する。
従来、電気設備の加圧状態に連動して機能する
鎖錠装置としては実公昭51−22055号公報のもの
がある。この鎖錠装置は、配電盤の扉に取付ける
ものであり、扉側に取付けられ、施錠用止金とス
イツチ操作用腕とを有するハンドルと、このハン
ドルを施錠位置に回動したとき、スイツチ操作用
腕によつて押圧ON操作され、遮断器投入可能回
路を形成するため、配電盤の箱側の所定位置に設
けられた連動スイツチと、前記ハンドルの施錠位
置において、スイツチ操作用腕を係止するよう
に、そのスイツチ操作用腕の背側に突出するアマ
チユアと、通電時に上記アマチユアとスイツチ操
作用腕との係合を解除させるように上記アマチユ
アを作動させるマグネツトと、このマグネツトと
直列に接続された励磁スイツチと、この励磁スイ
ツチに直列接続され、遮断器開状態においてのみ
閉じる接点とを有し、マグネツトは励磁スイツチ
および接点が閉状態時にのみ通電されるようにし
たものである。
しかし上記従来の鎖錠装置では励磁スイツチが
開閉する扉側の表面に取付され、マグネツトが固
定する箱側(扉の裏面側)に分離して取付され、
これら励磁スイツチ及びマグネツトの間は電気配
線されて直列電気接続されるため取付が簡単にで
きず、配電盤等には使用できても例えば、アコー
デイオン式の扉等、左右に大きく開放されるよう
な扉には使用できない。
また従来の鎖錠装置では施錠・解錠の係止機構
であるスイツチ操作用腕やアマチユア、あるいは
連動スイツチが、扉の裏側に各々所定の位置関係
で設けられるため、操作時にこれら係止機構の施
錠・解錠状態を目視で確認できず、使用上不便で
あり、また取付時の係止機構部分の位置調整も簡
単ではない。
本考案は上記従来の欠点を解決するものであ
り、電気設備保護網の扉に対して取付が簡単にで
き、その際の取付位置調整も簡単であり、各種形
式の扉に使用することができ、施錠・解錠の操作
が手元で目視しながら確実にできる電気設備の電
源と電気的に連系する扉鎖錠装置を提供すること
を目的とする。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図において、1は変電所等に設備される遮
断器あるいは断路器等の電気設備で、この電気設
備1は屋外又は屋内に設置されている。2は電気
設備1の周囲に設置された感電事故防止のための
保護網で、この保護網2の出入口2aには扉3が
設けられている。4は保護網2の出入口2a側端
部と扉3の開放側とに取付けた鎖錠装置を示す。
次に第2図ないし第5図によつて鎖錠装置4の
構成を述べると、鎖錠装置4は保護網2に取付け
られる装置本体5と扉3に取付けられる止め金具
6とからなる。第2図及び第3図は装置本体5を
示し、7は取付板9に取付けられた上部筐体、8
は上部筐体7と間隙部10をあけて取付板9に取
付けた下部筐体で、上部筐体7には押ボタンスイ
ツチ11およびソレノイド12が収容され、ソレ
ノイド12のプランジヤー13が間隙部10付近
に設けられた台座14を通してソレノイド12が
無通電のときにその先端部13aが開隙部10に
突出する如く設けられている。15はプランジヤ
ー13の中間部に設けられたストツパー突起、1
6はスプリングである。また上部筐体7の下方に
設けられた下部筐体8は間隙部10に仕切壁17
が設けられていて、下部にコネクター18が設け
られている。19は接地端子であり、また20は
取付板9の上下端部に設けた取付孔である。
この装置本体5内に収容されている電装部品の
電気接続は、押ボタンスイツチ11およびソレノ
イド12が直列に接続され、コネクター18を通
して外部の電源に接続されている。この外部の電
源は保護網内の電気設備の電源とは別電源であつ
て、しかもリレーによつて電気設備が無加圧の場
合に装置本体5に外部の電源が通電されるように
している。
第4図および第5図は、保護網2の扉3の表側
に取付けられる止め金具6を示し、20は金属板
片で、その中間部にプランジヤー挿通孔21があ
けられ、その一端に引掛け突起22が設けられ、
その他端は固定金具23a,23bに回動自在に
軸24着されている。25は固定金具23a,2
3bに設けた取付孔である。
かかる構成の鎖錠装置4は、装置本体5を保護
網2の出入口2a部分の表側にその取付孔20へ
ビス止めして固定し、止め金具6を扉3の開放側
端部の表側にその固定金具23a,23bの取付
孔25へビス止めして固定する。
そして施錠するには、電気設備が無加圧の状態
で、押ボタンスイツチ11を押してスイツチオン
すれば、ソレノイド12に通電されてプランジヤ
ー13は吸引されその先端部13aは間隙部10
から引込むので、止め金具6の金属板片20を引
掛け突起22を持ち回動して操作者の正面に向い
て配置される装置本体5の間隙部10に挿入せし
め下部筐体8の仕切壁17上に載置する。しかる
後に押ボタンスイツチ11を離せばソレノイド1
2は通電が停止されるので、プランジヤー13は
元に戻り、その先端部13aは止め金具6の金属
板片20にあけたプランジヤー挿通孔21に挿通
されて施錠されることになる。また逆に解錠する
には、電気設備が無加圧のときに、押ボタンスイ
ツチ11を押せばソレノイド12のプランジヤー
13は吸引され、プランジヤー13の先端部13
aと止め金具6の金属板片20の係合が解かれる
ので、金属板片20の引掛け突起22に手指を掛
けて、これを回動すれば、止め金具6は装置本体
5の間隙部10から脱け出して解錠することがで
きる。
そして、電気設備が加圧されている場合は前述
のように、鎖錠装置への外部電源の供給は停止さ
れているため、押ボタンスイツチ11を押しても
ソレノイド12は作動せず、解鍵することはでき
ない。
なお、第1図は片開きの扉に本考案の鎖錠装置
を設けた場合について述べたが、本考案の鎖錠装
置は例えばアコーデイオン式の両開きの扉にも設
置することができる。すなわち、アコーデイオン
式の両開きの扉に本考案の鎖錠装置を設備する場
合には、一方の扉の端部表側に装置本体5を取付
け、他方の扉の端部表側に止め金具6を取付ける
ことになる。この場合に解錠して扉を開けると
き、電源と装置本体5を結ぶコードを引き摺らな
いように、コネクター18を一旦装置本体5から
外せばよい。
以上述べたように本考案の扉鎖錠装置は、電気
設備の電源に連系し係止機構を構成するソレノイ
ドを配設した装置本体と、ソレノイドのプランジ
ヤーに係止する止め金具とで構成され、装置本体
及び止め金具は各々対応させてその取付板及び止
め金具を例えば、電気設備保護網と扉、あるいは
扉と扉の表面に固定することで、簡単に取付がで
きる。
そして、取付に際しては、止め金具の金属板片
が、装置本体の上部筐体と下部筐体の間に形成さ
れる間隙部に侵入可能にし、かつ止め金具のプラ
ンジヤー挿通孔の孔位置を上部筐体から間隙部に
突出するソレノイドのプランジヤーに合わせるこ
とで装置本体と止め金具の取付位置調整ができ、
しかもその調整は扉の表側のみでできるので簡単
である。
また本考案の扉鎖錠装置は、ソレノイドあるい
はコネクタ等の電気部品が夫々上部・下部筐体に
配設され雨露を防ぐ構造のため、屋内のみならず
屋外にも設置でき、装置本体の上部筐体と下部筐
体の間の間隙部が外部に露出しているため、該間
隙部に止め金具の金属板片を出し入れして行う施
錠・解錠の状態が手元で目視確認でき、このこと
は、電気設備の電源に連系させるこの種の錠装置
にあつて、使用上の安全性をより高めることがで
きる。
さらに本考案は、扉が左又は右開きであるかに
係らず使用でき、また片開きの扉だけでなく両開
きの扉あるいはアコーデイオン式の扉等鎖錠装置
本体が静止していないで動く場合であつてもコネ
クターによつてコードを着脱可能にしてあるた
め、コードを傷めることなく使用できてその利用
範囲はきわめて大である等の実用的な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は鎖錠装
置の取付説明図、第2図は装置本体の一部を切欠
して示す正面図、第3図は装置本体の一部を切欠
して示す側面図、第4図は止め金具の正面図、第
5図は止め金具の平面図、第6図は装置本体と止
め金具との施錠状態を表わす説明図である。 1……電気設備、2……保護網、3……扉、4
……鎖錠装置、5……装置本体、6……止め金
具、7……上部筐体、8……下部筐体、10……
間隙部、11……押ボタンスイツチ、12……ソ
レノイド、13……プランジヤー、13a……プ
ランジヤーの先端部、20……金属板片、21…
…プランジヤー挿通孔、23a,23b……固定
金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装置本体5と、止め金具6との組合せからな
    り、装置本体5は、取付板9の上部に設ける上部
    筐体7と、上部筐体7との間に間隙部10をあけ
    て取付板9の下部に設ける下部筐体8と、プラン
    ジヤー13を上記間隙部10に突出させて上記上
    部筐体7内に配設し、励磁時にプランジヤー13
    が間隙部10より退出するソレノイド12と、こ
    のソレノイド12に直列接続して上記上部筐体7
    に配設した押ボタンスイツチ11と、上記下部筐
    体8に配設し、電気設備が無印加の時に形成され
    る外部電源回路と上記押ボタンスイツチ11及び
    ソレノイド12の直列回路とを接続するコネクタ
    ー18とからなり、また、止め金具6は、固定金
    具23a,23bと、この固定金具23a,23
    bに回動自在に軸着して、上記間隙部10に侵入
    可能にし、上記プランジヤー13が挿通されるプ
    ランジヤー挿通孔21を有する金属板片20とか
    らなることを特徴とする電気設備保護網の扉鎖錠
    装置。
JP14047181U 1981-09-24 1981-09-24 電気設備保護網の扉鎖錠装置 Granted JPS5845859U (ja)

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JP14047181U JPS5845859U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 電気設備保護網の扉鎖錠装置

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JPS5845859U JPS5845859U (ja) 1983-03-28
JPS6212764Y2 true JPS6212764Y2 (ja) 1987-04-02

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ID=29933629

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122055U (ja) * 1974-08-07 1976-02-18

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